カテゴリー「歌のこととか」の記事一覧
- 2024.11.23 [PR]
- 2016.10.03 まあ、いつもの事って気もするけど………。
- 2016.09.25 今年もクール・プリエールを楽しんできた!
- 2016.08.29 バッハ漬け贅沢三昧コンサートに参加しました❤
- 2016.07.25 ミラクルな「ライチ」
- 2016.07.12 挑戦はしてみるもんだ。(東京都合唱祭終了)
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●加速度的にやるべき曲が、また増えている昨今。
今に始まった事では
ないし、「常にそうだろう」と
あちこちからツッコミが来そうな気はするが。
ふと気づくと、やるべき曲、
やりたい曲が増殖している。
この前もそんな事を言って
いたような気がするが、
それぞれの本番が
ジワジワ近づいてくるので、
これぁ、練習の順番とか
ポイントとか、整理整頓しないと、抜けが出そうだ。
って事で、ここで視覚化を
試みんとするワケで!
●ソーニョ本番(千代田区合唱祭)
木下牧子の『方舟』から「水底吹笛」、
さらに練習曲として「木馬」。
練習期間が非常に短いスケジュールに
なっているので、出来れば毎回練習に
出た方がいいんだけど、例によって
仕事のスケジュールと磐田練習がキビシいので、
初回に出た後は、前日練習と当日しかない。
キ、キビシい………( ̄。 ̄;)
今朝、連絡用掲示板を見たら、
Y本さんが作曲の背景を紹介したサイトを
載せて下さっていたので、喜んで読み、
↑
※大岡信ことば館のサイトにも飛べるようになって
ましたねー♪ ここは、三島駅ロータリー脇のZ会ビル
の中というコンビニエンスなロケーションで、
ことばの芸術を視覚化する、というテーマの
おもしろいところ。ガンダム特集があったり、
谷川俊太郎さんが来たり、で、企画もおもしろいし、
木の彫刻を配したゆったりした美しいスペースがあって
お気に入り。少し足を伸ばせば、水の都・三島の
イメージが大いに補強される美しい水場もたくさん
ある。
Mみちゃんの「水底吹笛」の笛のイメージは、
オカリナとかの土笛では? というコメントに、
うん、うんうなずいていた、と。
↑
フルート・トラヴェルソもいいかも♡
「木馬」の詩、
最初読んだ時に中原中也か、朔太郎か、
というあの時代特有の空気を感じました。
初期作品だから、余計にそうなのかもね~。
大岡さんの作品では、お母さんが亡くなった時の
事を書いたのがあって、これがすさまじく良い。
大岡信ことば館で見かけたんだけど、こんな
すごいモノが書けてしまうなんて、やはり
詩の力はとてつもないものだ、と思う。
●ソーニョの本番(10/23)に続いて磐田の本番がある。
ソーニョを振られている
カントクも、すぐ次に控えて
いる男声合唱団コロボックル
の本番があるので、
実はスケジュールの
やりくりに追われている
に相違ない。お、お疲れ様です!…………(^0^;)
(ソーニョとコロボックル
掛け持ちのメンバー連も!)
と拝察しとるんですが、
地元静岡も、
11月13日(土)に磐田ユビラーテ
本番があり、兄弟団体なので、
磐田レッスンに通っている
磐田バッハメンバーは
MUSTで参加。
前から書いてますが、
これが
Mozart "Regina Coeli"
Vivaldi "Gloria"
Faure "Requiem"
の難物3点。あとは、武満の「小さな空」とか
ドイツ語版のシューマン「流浪の民」とか。
どれも好きなんだが、
Vivaldiで歌詞が
付いてないところが
あったり、
Faureの1小節ずつ
和音構成が移動していく
ところのハモりの調性感が
まだコワかったりする。
※ちなみにVivaldiの7曲目、
Domine Fili unigenite、どーも学生時代に
やった曲らしくて、
(時たまミョーにこの
メロディーが頭の中を
駆け抜けたりしてたんだが、
いつ、どこでやったのか
てんで分からない。好きな曲なのになー。
記憶力、ない!)
初見練習の時に、
「なんだこれ! 知ってる!
サクサク歌えてラッキー!」に
なった。
ソーノでいつやったかご記憶の
方、そのうち教えてくださーい。
●まだなーんにも決まってないが………
この11月本番が終わったら、
ソッコーでアリス草薙の
慰問日程を決め、曲を揃え、
ソッコーで練習して、
ソッコーで(多分12月アタマ)
本番をやっつけちまおう!
………と考えてるんだが、
まだ曲が1、2曲しか
決まっていない………。
↑
ダメじゃん!
ええとぉ、メンバーの負担が
重くならないような、
斉唱系を中心に、
明るく楽しい曲選考……の予定です。
すいません、皆さん、見捨てないで下さい。
(書いておかないと、
うっかり忘れそうなんで、書く。
もうちょっとしたら、一気に
選曲してスケジュール調整しまーす!)
クリスマスが近いんで、
クリスマス用の曲もやりたいなー。
あれかな? これかな?
ふふふふー。
↑
どーもこの催しは、
おじいちゃんおばあちゃんの
ストレートな反応が
楽しくて、喜ぶ顔を
見たくて、いろいろ考えたりする。
ナマの反応がビンビン伝わってくる場
というのは、やはり得難いものだと思う。
●で、静岡の本番も決まった。
少人数だが古楽オケも付く催しなので、
先日来すったもんだしてスケジュール調整が
行われ、結局来年4月15日(土)に決定。
翌日は、イースターサンデーです。
復活祭に捧げる演奏会、という位置づけで
教会の聖堂でやらせていただきます。
曲はバッハ尽くし。
モテット3番のJesu, Meine Freude
モテット6番のLobet den Herrn
カンタータ4番のChrist lag in Todes Banden
………の3つなんで、
ミニコンサートって感じかな。
モテット3番はケッコー長い間練習してたので、
現在の練習はもっぱら6番とカンタータ4番。
↑
が、先週はモテット3番の一気練習が
いきなりあり、歌い切ったら大汗だった。
カンタータ4番は、最後に出てくる
第8曲目のコラールのメロディーを、
第1から第7曲でvariationにしているという作り。
モーツァルトの「キラキラ星による変奏曲」
みたいだよねー。
で、キリストが復活した、めでたい!
という曲なのに、全編、短調!
これでもか、と繰り返される「ハレルヤ」も、
全部短調!
おめでたい歌詞に合わせて短調音階エンドレス、
という、なんか、ミョーにハマる作り。
ヘンデルの歌曲にも、詩の内容はあっかるーいのに、
曲は徹底して短調っていうのが結構ありますが、
どーして何でしょうね。流行り?!
で、このカンタータ4番の第1曲目の
ハレルヤコーラスが死ぬほど早くて難しい。
ソプラノでは、五線上のGから下のEに飛ぶ
ところが超・難しい!
速さに慣れていない上に、高いポジションから
低いポジションに動こうとすると、Eの場所が
分からなくなってしまう。(普通ソプラノでは、
下のEなんか、ほとんど歌いません!)
くそー。ピアノで弾くならカンタンだけどなぁ。
ピアノと違って、自分の声は、楽器としての
性能が低いのでアル。
これはもう、徹底的にテンポを落として、
一個ずつ音高を確かめて身体に叩き込む
しかないですねー。毎日練習してるんだけど、
まだインテンポには程遠いのである。
(インテンポは、限りなくprestoに近い!)
で、カンタータで四苦八苦してる上に、
6番のモテットも難所がある。
こちらは全編、軽やか~に、駆け抜ける~!!
みたいな雰囲気の曲で、ともかく速い。
歌い始めたら、最後までにこやか~に
駆け抜けるしかない!
一瞬でもへたると、脱落してしまう(ToT)
で、1音1音の音の粒がきっちり
揃っていないと、ワヤクチャですがな………
というのが目立ちやすい曲なんで、
歌い始めたら、最後まで全力で
おなかを支え切るしかない。
↑
一気に最後までやると、ちょっと腹筋、痛いかも。
バッハおじさんは毎度しごいてくれるなぁ…………。
●で、来年8月と12月はメサイア全曲ダブルス。
8月は一般参加含むメンバーで
アクトシティー中ホール、
12月は磐田メンバーだけで
浜離宮朝日ホールで、
とりあえず全曲をやる。
現在磐田レッスンは、
月2回メサイア練習、
月3回は11月のコンサート用練習。
この他に静岡バッハの練習が
月4回あるので、さすがに
毎回磐田詣でをするのは難しいのだが、
一番勉強になるのは、
やっぱり磐田レッスンなんである。
けど、JRで1時間以上かかるので、
毎週だと交通費もばかにならない。
どこでもドアさえあればー!!(ToT)
(土)は、メサイアの日で、
一般参加者向けに前半は
ムッシュがお部屋でお休みしている間に、
N本さんのキーボードに合わせて音取り練習がある。
今回が全く初めてのメサイア、という方も
おいでになるので、音取り練習、必須。
で、一緒になって、
アルトとテナーの音取りもして楽しむ、と。
バスも取りたいけど、さすがに出ない低さが
あるので、ガマンして一緒に譜面を読むだけにする、と。
今回の(土)練習では、終了後
磐田メンバーでウロウロしていたら、
先生が久しぶりにコーヒーを淹れて下さった。
ラッキー(≧▽≦)
で、先生は喫茶店のマスターよろしく
淹れるだけ淹れたら、退場。
しばらくしたら、お散歩に。
で、残った私たちは、お茶うけの美味しいお菓子を
いただきながら、コーヒーに舌鼓を打つ、と。
どうも磐田だと、練習終わると和んじゃうんだよなー。
●てな事を、毎週やっている………状態。
とりあえず、何が出来ていないか?
の視覚化はちょっと出来ましたかねー。
後は、練習あるのみだ、うん。
練習と言えば、直近の「水底吹笛」に
気合いを入れないと、みんなに置いていかれる!
↑
難しいリズムのところが出来てないので、
実は譜面を見たくなくて、逃げているのであった。
逃げてても、否応なく本番は来るのだ!
やらないと!
………とは思うのだが、
ま、まあ、まだ3週間弱あるしぃ。
↑
なんだが、実はこの3週間で、
校正を頑張らないと、また年末が地獄に
なるらしい…………。
↑
締切の前には、(土)も(日)も祝日もあったもの
じゃない、超ブラックで因果な仕事であった。
●しまった。もう1つ思い出してしまった。
そー言えば、来年2月24日(金)に、
C蔵がAOIでコンサートするんだった。
フィオーレさんと一緒になって、
Hail Holy Queenと「花はさく」をやれ、
とか言われたよーな気がするんだが、
「譜面送れ~」と言ってあるが、未だに
来ないんで、これはもう、出なくていいのかも
しんない。客席で応援してやろう。
(と、いう事にしておこう)
↑
※プティポ全体に来た話ではないんで、
プティポメンバーズの皆様はご心配なく。
てな具合なので、正直なところ、
来年のジョイオブに向けたプティポの
練習日程を組むのが非常に苦しい状態デス。
幸い来年の曲は、今年の打ち上げで
カントクが決めて下さったので、
既に着々と譜面と音源を配布中でして、
皆さん、とりあえず耳コピしまくって、
慣れておいてくださーい!! よろしくでーす!
↑
ヒドい。
今に始まった事では
ないし、「常にそうだろう」と
あちこちからツッコミが来そうな気はするが。
ふと気づくと、やるべき曲、
やりたい曲が増殖している。
この前もそんな事を言って
いたような気がするが、
それぞれの本番が
ジワジワ近づいてくるので、
これぁ、練習の順番とか
ポイントとか、整理整頓しないと、抜けが出そうだ。
って事で、ここで視覚化を
試みんとするワケで!
●ソーニョ本番(千代田区合唱祭)
木下牧子の『方舟』から「水底吹笛」、
さらに練習曲として「木馬」。
練習期間が非常に短いスケジュールに
なっているので、出来れば毎回練習に
出た方がいいんだけど、例によって
仕事のスケジュールと磐田練習がキビシいので、
初回に出た後は、前日練習と当日しかない。
キ、キビシい………( ̄。 ̄;)
今朝、連絡用掲示板を見たら、
Y本さんが作曲の背景を紹介したサイトを
載せて下さっていたので、喜んで読み、
↑
※大岡信ことば館のサイトにも飛べるようになって
ましたねー♪ ここは、三島駅ロータリー脇のZ会ビル
の中というコンビニエンスなロケーションで、
ことばの芸術を視覚化する、というテーマの
おもしろいところ。ガンダム特集があったり、
谷川俊太郎さんが来たり、で、企画もおもしろいし、
木の彫刻を配したゆったりした美しいスペースがあって
お気に入り。少し足を伸ばせば、水の都・三島の
イメージが大いに補強される美しい水場もたくさん
ある。
Mみちゃんの「水底吹笛」の笛のイメージは、
オカリナとかの土笛では? というコメントに、
うん、うんうなずいていた、と。
↑
フルート・トラヴェルソもいいかも♡
「木馬」の詩、
最初読んだ時に中原中也か、朔太郎か、
というあの時代特有の空気を感じました。
初期作品だから、余計にそうなのかもね~。
大岡さんの作品では、お母さんが亡くなった時の
事を書いたのがあって、これがすさまじく良い。
大岡信ことば館で見かけたんだけど、こんな
すごいモノが書けてしまうなんて、やはり
詩の力はとてつもないものだ、と思う。
●ソーニョの本番(10/23)に続いて磐田の本番がある。
ソーニョを振られている
カントクも、すぐ次に控えて
いる男声合唱団コロボックル
の本番があるので、
実はスケジュールの
やりくりに追われている
に相違ない。お、お疲れ様です!…………(^0^;)
(ソーニョとコロボックル
掛け持ちのメンバー連も!)
と拝察しとるんですが、
地元静岡も、
11月13日(土)に磐田ユビラーテ
本番があり、兄弟団体なので、
磐田レッスンに通っている
磐田バッハメンバーは
MUSTで参加。
前から書いてますが、
これが
Mozart "Regina Coeli"
Vivaldi "Gloria"
Faure "Requiem"
の難物3点。あとは、武満の「小さな空」とか
ドイツ語版のシューマン「流浪の民」とか。
どれも好きなんだが、
Vivaldiで歌詞が
付いてないところが
あったり、
Faureの1小節ずつ
和音構成が移動していく
ところのハモりの調性感が
まだコワかったりする。
※ちなみにVivaldiの7曲目、
Domine Fili unigenite、どーも学生時代に
やった曲らしくて、
(時たまミョーにこの
メロディーが頭の中を
駆け抜けたりしてたんだが、
いつ、どこでやったのか
てんで分からない。好きな曲なのになー。
記憶力、ない!)
初見練習の時に、
「なんだこれ! 知ってる!
サクサク歌えてラッキー!」に
なった。
ソーノでいつやったかご記憶の
方、そのうち教えてくださーい。
●まだなーんにも決まってないが………
この11月本番が終わったら、
ソッコーでアリス草薙の
慰問日程を決め、曲を揃え、
ソッコーで練習して、
ソッコーで(多分12月アタマ)
本番をやっつけちまおう!
………と考えてるんだが、
まだ曲が1、2曲しか
決まっていない………。
↑
ダメじゃん!
ええとぉ、メンバーの負担が
重くならないような、
斉唱系を中心に、
明るく楽しい曲選考……の予定です。
すいません、皆さん、見捨てないで下さい。
(書いておかないと、
うっかり忘れそうなんで、書く。
もうちょっとしたら、一気に
選曲してスケジュール調整しまーす!)
クリスマスが近いんで、
クリスマス用の曲もやりたいなー。
あれかな? これかな?
ふふふふー。
↑
どーもこの催しは、
おじいちゃんおばあちゃんの
ストレートな反応が
楽しくて、喜ぶ顔を
見たくて、いろいろ考えたりする。
ナマの反応がビンビン伝わってくる場
というのは、やはり得難いものだと思う。
●で、静岡の本番も決まった。
少人数だが古楽オケも付く催しなので、
先日来すったもんだしてスケジュール調整が
行われ、結局来年4月15日(土)に決定。
翌日は、イースターサンデーです。
復活祭に捧げる演奏会、という位置づけで
教会の聖堂でやらせていただきます。
曲はバッハ尽くし。
モテット3番のJesu, Meine Freude
モテット6番のLobet den Herrn
カンタータ4番のChrist lag in Todes Banden
………の3つなんで、
ミニコンサートって感じかな。
モテット3番はケッコー長い間練習してたので、
現在の練習はもっぱら6番とカンタータ4番。
↑
が、先週はモテット3番の一気練習が
いきなりあり、歌い切ったら大汗だった。
カンタータ4番は、最後に出てくる
第8曲目のコラールのメロディーを、
第1から第7曲でvariationにしているという作り。
モーツァルトの「キラキラ星による変奏曲」
みたいだよねー。
で、キリストが復活した、めでたい!
という曲なのに、全編、短調!
これでもか、と繰り返される「ハレルヤ」も、
全部短調!
おめでたい歌詞に合わせて短調音階エンドレス、
という、なんか、ミョーにハマる作り。
ヘンデルの歌曲にも、詩の内容はあっかるーいのに、
曲は徹底して短調っていうのが結構ありますが、
どーして何でしょうね。流行り?!
で、このカンタータ4番の第1曲目の
ハレルヤコーラスが死ぬほど早くて難しい。
ソプラノでは、五線上のGから下のEに飛ぶ
ところが超・難しい!
速さに慣れていない上に、高いポジションから
低いポジションに動こうとすると、Eの場所が
分からなくなってしまう。(普通ソプラノでは、
下のEなんか、ほとんど歌いません!)
くそー。ピアノで弾くならカンタンだけどなぁ。
ピアノと違って、自分の声は、楽器としての
性能が低いのでアル。
これはもう、徹底的にテンポを落として、
一個ずつ音高を確かめて身体に叩き込む
しかないですねー。毎日練習してるんだけど、
まだインテンポには程遠いのである。
(インテンポは、限りなくprestoに近い!)
で、カンタータで四苦八苦してる上に、
6番のモテットも難所がある。
こちらは全編、軽やか~に、駆け抜ける~!!
みたいな雰囲気の曲で、ともかく速い。
歌い始めたら、最後までにこやか~に
駆け抜けるしかない!
一瞬でもへたると、脱落してしまう(ToT)
で、1音1音の音の粒がきっちり
揃っていないと、ワヤクチャですがな………
というのが目立ちやすい曲なんで、
歌い始めたら、最後まで全力で
おなかを支え切るしかない。
↑
一気に最後までやると、ちょっと腹筋、痛いかも。
バッハおじさんは毎度しごいてくれるなぁ…………。
●で、来年8月と12月はメサイア全曲ダブルス。
8月は一般参加含むメンバーで
アクトシティー中ホール、
12月は磐田メンバーだけで
浜離宮朝日ホールで、
とりあえず全曲をやる。
現在磐田レッスンは、
月2回メサイア練習、
月3回は11月のコンサート用練習。
この他に静岡バッハの練習が
月4回あるので、さすがに
毎回磐田詣でをするのは難しいのだが、
一番勉強になるのは、
やっぱり磐田レッスンなんである。
けど、JRで1時間以上かかるので、
毎週だと交通費もばかにならない。
どこでもドアさえあればー!!(ToT)
(土)は、メサイアの日で、
一般参加者向けに前半は
ムッシュがお部屋でお休みしている間に、
N本さんのキーボードに合わせて音取り練習がある。
今回が全く初めてのメサイア、という方も
おいでになるので、音取り練習、必須。
で、一緒になって、
アルトとテナーの音取りもして楽しむ、と。
バスも取りたいけど、さすがに出ない低さが
あるので、ガマンして一緒に譜面を読むだけにする、と。
今回の(土)練習では、終了後
磐田メンバーでウロウロしていたら、
先生が久しぶりにコーヒーを淹れて下さった。
ラッキー(≧▽≦)
で、先生は喫茶店のマスターよろしく
淹れるだけ淹れたら、退場。
しばらくしたら、お散歩に。
で、残った私たちは、お茶うけの美味しいお菓子を
いただきながら、コーヒーに舌鼓を打つ、と。
どうも磐田だと、練習終わると和んじゃうんだよなー。
●てな事を、毎週やっている………状態。
とりあえず、何が出来ていないか?
の視覚化はちょっと出来ましたかねー。
後は、練習あるのみだ、うん。
練習と言えば、直近の「水底吹笛」に
気合いを入れないと、みんなに置いていかれる!
↑
難しいリズムのところが出来てないので、
実は譜面を見たくなくて、逃げているのであった。
逃げてても、否応なく本番は来るのだ!
やらないと!
………とは思うのだが、
ま、まあ、まだ3週間弱あるしぃ。
↑
なんだが、実はこの3週間で、
校正を頑張らないと、また年末が地獄に
なるらしい…………。
↑
締切の前には、(土)も(日)も祝日もあったもの
じゃない、超ブラックで因果な仕事であった。
●しまった。もう1つ思い出してしまった。
そー言えば、来年2月24日(金)に、
C蔵がAOIでコンサートするんだった。
フィオーレさんと一緒になって、
Hail Holy Queenと「花はさく」をやれ、
とか言われたよーな気がするんだが、
「譜面送れ~」と言ってあるが、未だに
来ないんで、これはもう、出なくていいのかも
しんない。客席で応援してやろう。
(と、いう事にしておこう)
↑
※プティポ全体に来た話ではないんで、
プティポメンバーズの皆様はご心配なく。
てな具合なので、正直なところ、
来年のジョイオブに向けたプティポの
練習日程を組むのが非常に苦しい状態デス。
幸い来年の曲は、今年の打ち上げで
カントクが決めて下さったので、
既に着々と譜面と音源を配布中でして、
皆さん、とりあえず耳コピしまくって、
慣れておいてくださーい!! よろしくでーす!
↑
ヒドい。
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●(土)から上京中デス。
例によって直前までジタバタと
仕事をし、前日になってあわてて
参考音源を聴きながら
ソーニョの課題曲3曲の2時間漬けをし、
高速バスに飛び乗りました。
今回のお題は、木下牧子シリーズで、
練習曲として「めばえ」、さらに
『方舟』の第2曲目の「木馬」。
で、千代田区合唱祭用の本番曲として、
『方舟』より「水底吹笛」。
「めばえ」は以前にやっているので、
母音を鳴らす位置の見直し………くらいで
何とかなったのだが、問題は『方舟』の2曲。
「木馬」は音程感覚、「水底吹笛」はリズム感覚が
難しく、さらに(金)は風邪っぽかったのか、
てんで声が鳴らなくて真っ青!
(※通常、練習で歌いまくる(火)と(土)が台風と
用事で練習出来なかったので、ノドがカンペキに
寝ていたよーでもあります。)
とりあえず譜面を読んでおかないと、
どーしようもないので、譜面を読みつつ、
参考音源の住金合唱団演奏を聴きまくる、と。
おかげさまで、この曲はこう歌うんだ、という
ニュアンスだけはつかめました。
で、神田の練習会場に入ったら、
何とか声が起きたらしく、出ました。(^-^;)良かった~。
楽しくしごかれた結果、
なぜか今、頭の中で「木馬」がグルグル。
歌ってみたら、「水底吹笛」もおもしろく、
歩いていると、時折脳内再生されるんですが、
なぜか始終「木馬」が出てくる。
このどっぷり7thコード……の感じがいいのかな。
↑
※カントクのお話によると、終曲の「方舟」は、
どっぷり5拍子でムチャクチャ難しいんだそうな。
Take Fiveみたいなものなのかなー。コワいから、
譜面は見ないでおこうっと♪
●で、今日は恒例クール・プリエールのコンサート。
駅の改札で娘と待ち合わせ、
浜離宮朝日ホールへ。
ソーニョの同期・K氏がテナーで頑張っている
ので、毎年なるべく応援に、と伺いますが、
指揮者の黒岩先生には
静岡で第九やら復活やら振っていただいた経験があり、
ボイストレーナーに
磐田バッハの北條さんがいらっしゃる団、
というので、何かとても親しみを覚えていたりするのでした。
●今年のプログラム、秀逸!
修道士として研鑽を詰まれた経験をお持ちの
黒岩先生が指揮される団なので、
さまざまに宗教曲が楽しめる……というのが
この合唱団の魅力なのですが、
今回はメインに持ってきたブラームスの
「ドイツ・レクイエム」に合わせて、
前半にもグッとくる宗教曲が!
第1ステージは、団内指揮者さんの
美しいソロが先唱するグレゴリオ聖歌。
Amicus meus osculi me tradidit signo
(私の友がもたらした接吻は裏切りのしるしであった)
という衝撃的な言葉が静謐のうちに歌われます。
ユダの裏切りのシーンですね。
先唱に続いて男声、さらに女声も重なり、
この悲劇的なシーンを静かに歌い切る。
ほぉ、と息をついた次の瞬間、
すぐさま第2ステージのヴィクトリアが
始まりました。「聖週間の応唱集」から
(1)(5)(8)(12)の4曲なのですが、
この第1曲目が、
先に歌われたAmicus meusだったんです。
つまり、グレゴリオ聖歌のものと
同じ聖句を用いたものなんですね。
こういうプログラムで、続けて聴けるなんて、
なんという嬉しいサプライズ!
グレゴリオに比べると、
ヴィクトリアは何と輝かしいモノであるか、
初めて実感しました。
どちらがより良い、というのではなく、
どちらもそれぞれが、別の輝き方をしてる。
グレゴリオもヴィクトリアも、
ますます好きになりました。
こんなプログラムで歌えるなんて、
何という贅沢な合唱団か!
↑
※もっとも、グレゴリオもヴィクトリアも、
どちらもとっても難しくて、そうおいそれとは
出来ない。長年積み重ねられたものがあるからこそ、
出来るプログラムなのかもね。
印象的だったのは、第8曲目の
Tenebrae factae sunt, (暗闇が覆った)
イエスの臨終のシーンを歌った聖句。
テナーが難しくて、純正律をキープして
いくのが大変な曲なんだけど、それを
ガッチリとベースが豊かに支えていて、
詩の内容とともにズシンと心に響きました。
8曲目は男声オンリーの曲でしたが、
第12曲は、女声も活躍。
最後のcadenzaでのソプラノとバスの
5度ハモリ(ソプラノがC、バスがF)が、
それはそれは美しかった。
●第2ステージは一転してイタリアン!
第2ステージはイタリアのマドリガーレ3曲。
ラテン語の静謐な世界とは対照的に、
イタリア語をいっぱいに鳴らしているのが
ホール全体に響いて気持ちが良い。
この合唱団は、どのパートもバランス良く響くため、
曲の最後に来るcadenzaの和音が聴き応えあり。
ああいう風にきれいに響きが重なるといいよね~(≧▽≦)
第2曲目のDispietata pietate(無慈悲な慰め)は、
技巧的装飾音を入れるところがあって、
これを合唱で合わせるのが難しい。
少し男声で生音っぽいのが聞こえたみたいで、
それが、ちょっと惜しかった。
ラテン語やドイツ語に比べると、
イタリア語っぽい流麗さの点が少し弱いような。
やはり、生真面目な日本人には、
情熱的なイタリアンは馴染みにくいのかもしれない?!
3曲目のCrude Amarilli(つれないアマリッリ)。
これって、声楽の習い始めに誰もがやる、あの
Amarilli mia bella......と同じ内容では?!(≧▽≦)
ムキャー!(と、1人うけ)
プログラム解説によると、16世紀に一世を風靡した
グァリーニの牧歌劇『忠実な羊飼い』第1幕による
ものだそうで、複数の作曲家がこの題材で
曲を書いているんだそうです。
羊飼いのミルティッロは、恋人アマリッリとの仲を
神託によって突然引き裂かれ、不幸を嘆いて歌うんだ
そうです。アマリッリは残酷にも僕を捨てて……云々
みたいに嘆いているんですが、ミルティッロは
知りませんが、実はアマリッリも身の不幸を
嘆いているのだとか。
※すんません、高校時代に「アマリッリ」を
練習した時は、「なんだろう、この歌詞。
アマリッリって、誰?」とか思いながら、
特に調べてみようとも思わず、今に至って
まして。この詳細なプログラム解説で、
初めてそーいう劇形式のものがあったんだ、
と知りました~(^◇^;)もっとちゃんと調べないとね!
プリエールの演奏では、後半が小編成の
重唱になっていて、バスの方がこれぞ
イタリアン、というステキなリズムで
美声を発揮されていたのが印象的でした。
●で、ドイツ・レクイエムに突入っと!
※後半最初のプログラムは、
黒岩先生の息子さんでピアニストの黒岩悠(はるか)さんのピアノ独奏ステージ。
バッハのパルティータ2番(BWV826)と、
同じくバッハのカンタータBWV106「哀悼行事」より
ソナティーナ、というの。BWV106がとても良かった。
実はブラームスはバッハ大好きで、
ドイツ・レクイエムの着想は、このBWV106などから
得たと言われているんだそーです。
↑
再び詳細なプログラム解説より。
そう言われてみれば、左手が奏でる「歩行連打」(と言うそうです。Walking Bassみたい?!)が
ドイツ・レクイエムっぽい!
というわけで、今回の演奏会プログラムは、
ともかくブラームスのドイツ・レクイエムに至る
連綿と続く哀悼のハーモニーの連なりを
実際に耳で楽しむ、という素晴らしい作りに
なっていて、いやぁ、これはお得な演奏会だった、と
今さらながらに思うワケで、今日行けて良かった、良かった。
解説にもありましたが、ドイツ・レクイエムは、
モーツァルトなどの他の有名なレクイエムとは
異なり、死者ミサで使われる事が決まっている典礼文
を使っていません。自身が好きだった聖書の詩句を、
ルター訳からかなり自在に選んでいます。
典礼文の形式よりも、より人間的な悩み苦しみに
ついて語るもの、あるいは典礼文よりもさらに
純粋なイメージの神への賛美を求めて、詩句を
選んでいったのかもしれませんね。
↑
そのため、このレクイエムを歌うのって、
他のレクイエムよりも、より精神的に来るんだよなー。
一番最初にステージにかけた時は、体力もすごく
必要でしたが、それ以上に精神力が要る感じだった。
第1曲目のSelig sind, die da Leid tragen(悲しむ人々は幸いである)の出だし、これが極限までピアニッシモで静かに、静かに入らなければならない。緊張するところです。
つい自分も緊張して聴いてしまいましたが、
見事に静謐に歌い切って下さり、思わずため息。
支えがしっかりしているんでしょうね。
男声のDie mit 、
人間の声って、美しいなぁ、と感じ入りました。
イタリアンより男声が重厚に鳴っていて、
4声のバランスも素晴らしく、
やっぱりドイツ語って、いいよね~(≧▽≦)
第2曲Denn alles Fleisch, (人は皆、草のようで)
大曲で、さまざまな要素が次々と出てくる
難しい曲。アルトが素晴らしい支えと
パートソロを聴かせてくれました。
音量を絞らなければいけない部分で、
特に男声に聞こえましたが、
schやsといった語尾がどうしてもバラけて
しまう部分があり、とっても残念でした。
ビミョーにお1人お1人で、
息の回し方、保ち方が、
長丁場になると合わせにくくなるのかもしれませんね。
難しいなぁ。
で、大曲で難曲の2番が終わると、
また次の大曲で難曲が来る………大変な曲集デス。
第3番は、バリトンソロと合唱の掛け合いになる
Herr, lehre doch mich(教えてください、主よ)。
これ、歌詞が大好きなんですよね。
重いし、歌う度に考え込んでしまうけれど、
繰り返し悩み続けるのが人間なのかな、と思う。
で、バリトンソロは、プリエールのボイストレーナーも
つとめておられるお馴染みの山口統央(おさむ)さん。
若くて優秀で、清心の気に溢れるソロで、
前回も大いに楽しませていただきましたが、
今回のソロはもう、すごい! 山口さん、絶好調!
昨年よりさらに重厚な響きで、
1つ1つの言葉が胸に染み込むようでした。
合唱団も、山口さんのソロに気持ちを合わせ、
素晴らしい出来だったと思います。
燃え上がりましたね。
で、次がラブリーな第4曲Wie lieblich sind deine Wonungen(あなたの住まいはなんと美しいことでしょう)。
これ、大好きで~(≧▽≦)
つい、こっそり口パクで歌っちゃいました❤
神様が住まわれる場所ーー天国の美しさへの
憧憬を込めたこの曲、あくまでも
柔らかく、高く、1音1音最上のシフォンを
重ねて、紡ぎ出していく曲。
はー、考えただけで、幸せな気持ち。
で、これを幸せに歌い終わると、
ソプラノソロが超絶美しい、
Ihr habt nun Traurigkeit(今はあなたがたも悲しんでいる)が来るワケで、これがまた沁みます。
ソプラノソロは、プリエール団員として
合唱も歌われる武田裕子先生。名手です。
美しく紡がれる高音部に聞きほれていくと、
最後にsotto voceで語り掛けられる合唱の
wie einen seine Mutter trostet
(母がその子を慰めるように)
が胸に迫ってきます。
この部分、とってもとっても丁寧に
歌って聴かせて下さいましたね。
ふ、と柔らかな聖母子像の画像を
イメージしました。
静かなうちに第5曲が終わりを迎えると、
ついに最後の山場が始まります。
歌う度に、次の第6曲Denn wir hsben...(わたしたちはこの地上に永続する都を持っておらず)の壮大さ、
難しさに、全精力を搾り取られ、
ここで終われたらどんなにいいか、
と思ったりするんですけど、
(これが終わった辺りで、ソプラノは
体力をごっそり持っていかれるので、
この先高さを保つのに四苦八苦する!)
第6が終わった後には、
さらにもう一山頑張らねば
乗り越えられない第7曲Selig sind die Toten
(主に結ばれて死ぬ人は幸いである)が来ます。
この第6と第7に採られている詩句の大部分は、
ヨハネの黙示録から取られています。
………と聴いただけで、ドラマチックな感じ、
しますよね。
もう、これでもか、これでもか、
という波状攻撃が来るのが
ブラームスっぽいワケで、
疲れもピークですが、もうひとがんばりするしかない。
この第6と第7曲のミソは、
第7曲に出てくる
Selig sind die Toten, die in dem Herrn sterben,
von nun an.
(今から後、主に結ばれて死ぬ人は幸いである)
のvon nun an(今から後)だ、と教わった事があります。
「今から後」というのは、
キリストが全人類の罪を背負って、
その罪を贖(あがな)うために、十字架に
かかり、3日の後に復活を遂げ、
全人類を救った「後」です。
それまでは、罪人である人間の罪を、
神様に許してやって下さい、と頼んでくれる
仲介役がいなかったのだけど、
キリストがその仲介役になってくれたおかげで、
私たち人類は、キリストに従う事によって
神様のもとで憩う事が出来るようになったわけで。
だから、キリストを信じ、その教えに従う者は、
キリストが罪を贖って下さってあるから、
安心して神様のもとへ行けるんだよ、
というわけ。(非常に簡略化して、乱暴な
言い方ですけどね)
von nun anなんて、何でもない
取るに足りない言い回しなんですけど、
意味をよくよく考えてみると、
実はキリスト教の最も大切な信仰の柱を
指し示す言葉です。
というわけで、この第7曲目のvon nun anの
柔らかなメロディーを聴くたびに、
ああ、ブラームスは、
この柔らかい響きの中に
神様への憧れや、
許しや、
苦悩を超えた平らかな心を
いっぱい込めたんじゃないかな、と思ってしまう。
それはWie lieblichを聴く至福の先にある、
心が求めた1つの到達点のように感じられる。
普段は自分が歌う事の方が多く、
この壮大な名曲を客席でしっとりと
味わう機会がないのだけど、
今日は心ゆくまで堪能する事ができた。
良い日だった。
歌ってくれた皆さんに感謝の花束を。
例によって直前までジタバタと
仕事をし、前日になってあわてて
参考音源を聴きながら
ソーニョの課題曲3曲の2時間漬けをし、
高速バスに飛び乗りました。
今回のお題は、木下牧子シリーズで、
練習曲として「めばえ」、さらに
『方舟』の第2曲目の「木馬」。
で、千代田区合唱祭用の本番曲として、
『方舟』より「水底吹笛」。
「めばえ」は以前にやっているので、
母音を鳴らす位置の見直し………くらいで
何とかなったのだが、問題は『方舟』の2曲。
「木馬」は音程感覚、「水底吹笛」はリズム感覚が
難しく、さらに(金)は風邪っぽかったのか、
てんで声が鳴らなくて真っ青!
(※通常、練習で歌いまくる(火)と(土)が台風と
用事で練習出来なかったので、ノドがカンペキに
寝ていたよーでもあります。)
とりあえず譜面を読んでおかないと、
どーしようもないので、譜面を読みつつ、
参考音源の住金合唱団演奏を聴きまくる、と。
おかげさまで、この曲はこう歌うんだ、という
ニュアンスだけはつかめました。
で、神田の練習会場に入ったら、
何とか声が起きたらしく、出ました。(^-^;)良かった~。
楽しくしごかれた結果、
なぜか今、頭の中で「木馬」がグルグル。
歌ってみたら、「水底吹笛」もおもしろく、
歩いていると、時折脳内再生されるんですが、
なぜか始終「木馬」が出てくる。
このどっぷり7thコード……の感じがいいのかな。
↑
※カントクのお話によると、終曲の「方舟」は、
どっぷり5拍子でムチャクチャ難しいんだそうな。
Take Fiveみたいなものなのかなー。コワいから、
譜面は見ないでおこうっと♪
●で、今日は恒例クール・プリエールのコンサート。
駅の改札で娘と待ち合わせ、
浜離宮朝日ホールへ。
ソーニョの同期・K氏がテナーで頑張っている
ので、毎年なるべく応援に、と伺いますが、
指揮者の黒岩先生には
静岡で第九やら復活やら振っていただいた経験があり、
ボイストレーナーに
磐田バッハの北條さんがいらっしゃる団、
というので、何かとても親しみを覚えていたりするのでした。
●今年のプログラム、秀逸!
修道士として研鑽を詰まれた経験をお持ちの
黒岩先生が指揮される団なので、
さまざまに宗教曲が楽しめる……というのが
この合唱団の魅力なのですが、
今回はメインに持ってきたブラームスの
「ドイツ・レクイエム」に合わせて、
前半にもグッとくる宗教曲が!
第1ステージは、団内指揮者さんの
美しいソロが先唱するグレゴリオ聖歌。
Amicus meus osculi me tradidit signo
(私の友がもたらした接吻は裏切りのしるしであった)
という衝撃的な言葉が静謐のうちに歌われます。
ユダの裏切りのシーンですね。
先唱に続いて男声、さらに女声も重なり、
この悲劇的なシーンを静かに歌い切る。
ほぉ、と息をついた次の瞬間、
すぐさま第2ステージのヴィクトリアが
始まりました。「聖週間の応唱集」から
(1)(5)(8)(12)の4曲なのですが、
この第1曲目が、
先に歌われたAmicus meusだったんです。
つまり、グレゴリオ聖歌のものと
同じ聖句を用いたものなんですね。
こういうプログラムで、続けて聴けるなんて、
なんという嬉しいサプライズ!
グレゴリオに比べると、
ヴィクトリアは何と輝かしいモノであるか、
初めて実感しました。
どちらがより良い、というのではなく、
どちらもそれぞれが、別の輝き方をしてる。
グレゴリオもヴィクトリアも、
ますます好きになりました。
こんなプログラムで歌えるなんて、
何という贅沢な合唱団か!
↑
※もっとも、グレゴリオもヴィクトリアも、
どちらもとっても難しくて、そうおいそれとは
出来ない。長年積み重ねられたものがあるからこそ、
出来るプログラムなのかもね。
印象的だったのは、第8曲目の
Tenebrae factae sunt, (暗闇が覆った)
イエスの臨終のシーンを歌った聖句。
テナーが難しくて、純正律をキープして
いくのが大変な曲なんだけど、それを
ガッチリとベースが豊かに支えていて、
詩の内容とともにズシンと心に響きました。
8曲目は男声オンリーの曲でしたが、
第12曲は、女声も活躍。
最後のcadenzaでのソプラノとバスの
5度ハモリ(ソプラノがC、バスがF)が、
それはそれは美しかった。
●第2ステージは一転してイタリアン!
第2ステージはイタリアのマドリガーレ3曲。
ラテン語の静謐な世界とは対照的に、
イタリア語をいっぱいに鳴らしているのが
ホール全体に響いて気持ちが良い。
この合唱団は、どのパートもバランス良く響くため、
曲の最後に来るcadenzaの和音が聴き応えあり。
ああいう風にきれいに響きが重なるといいよね~(≧▽≦)
第2曲目のDispietata pietate(無慈悲な慰め)は、
技巧的装飾音を入れるところがあって、
これを合唱で合わせるのが難しい。
少し男声で生音っぽいのが聞こえたみたいで、
それが、ちょっと惜しかった。
ラテン語やドイツ語に比べると、
イタリア語っぽい流麗さの点が少し弱いような。
やはり、生真面目な日本人には、
情熱的なイタリアンは馴染みにくいのかもしれない?!
3曲目のCrude Amarilli(つれないアマリッリ)。
これって、声楽の習い始めに誰もがやる、あの
Amarilli mia bella......と同じ内容では?!(≧▽≦)
ムキャー!(と、1人うけ)
プログラム解説によると、16世紀に一世を風靡した
グァリーニの牧歌劇『忠実な羊飼い』第1幕による
ものだそうで、複数の作曲家がこの題材で
曲を書いているんだそうです。
羊飼いのミルティッロは、恋人アマリッリとの仲を
神託によって突然引き裂かれ、不幸を嘆いて歌うんだ
そうです。アマリッリは残酷にも僕を捨てて……云々
みたいに嘆いているんですが、ミルティッロは
知りませんが、実はアマリッリも身の不幸を
嘆いているのだとか。
※すんません、高校時代に「アマリッリ」を
練習した時は、「なんだろう、この歌詞。
アマリッリって、誰?」とか思いながら、
特に調べてみようとも思わず、今に至って
まして。この詳細なプログラム解説で、
初めてそーいう劇形式のものがあったんだ、
と知りました~(^◇^;)もっとちゃんと調べないとね!
プリエールの演奏では、後半が小編成の
重唱になっていて、バスの方がこれぞ
イタリアン、というステキなリズムで
美声を発揮されていたのが印象的でした。
●で、ドイツ・レクイエムに突入っと!
※後半最初のプログラムは、
黒岩先生の息子さんでピアニストの黒岩悠(はるか)さんのピアノ独奏ステージ。
バッハのパルティータ2番(BWV826)と、
同じくバッハのカンタータBWV106「哀悼行事」より
ソナティーナ、というの。BWV106がとても良かった。
実はブラームスはバッハ大好きで、
ドイツ・レクイエムの着想は、このBWV106などから
得たと言われているんだそーです。
↑
再び詳細なプログラム解説より。
そう言われてみれば、左手が奏でる「歩行連打」(と言うそうです。Walking Bassみたい?!)が
ドイツ・レクイエムっぽい!
というわけで、今回の演奏会プログラムは、
ともかくブラームスのドイツ・レクイエムに至る
連綿と続く哀悼のハーモニーの連なりを
実際に耳で楽しむ、という素晴らしい作りに
なっていて、いやぁ、これはお得な演奏会だった、と
今さらながらに思うワケで、今日行けて良かった、良かった。
解説にもありましたが、ドイツ・レクイエムは、
モーツァルトなどの他の有名なレクイエムとは
異なり、死者ミサで使われる事が決まっている典礼文
を使っていません。自身が好きだった聖書の詩句を、
ルター訳からかなり自在に選んでいます。
典礼文の形式よりも、より人間的な悩み苦しみに
ついて語るもの、あるいは典礼文よりもさらに
純粋なイメージの神への賛美を求めて、詩句を
選んでいったのかもしれませんね。
↑
そのため、このレクイエムを歌うのって、
他のレクイエムよりも、より精神的に来るんだよなー。
一番最初にステージにかけた時は、体力もすごく
必要でしたが、それ以上に精神力が要る感じだった。
第1曲目のSelig sind, die da Leid tragen(悲しむ人々は幸いである)の出だし、これが極限までピアニッシモで静かに、静かに入らなければならない。緊張するところです。
つい自分も緊張して聴いてしまいましたが、
見事に静謐に歌い切って下さり、思わずため息。
支えがしっかりしているんでしょうね。
男声のDie mit 、
人間の声って、美しいなぁ、と感じ入りました。
イタリアンより男声が重厚に鳴っていて、
4声のバランスも素晴らしく、
やっぱりドイツ語って、いいよね~(≧▽≦)
第2曲Denn alles Fleisch, (人は皆、草のようで)
大曲で、さまざまな要素が次々と出てくる
難しい曲。アルトが素晴らしい支えと
パートソロを聴かせてくれました。
音量を絞らなければいけない部分で、
特に男声に聞こえましたが、
schやsといった語尾がどうしてもバラけて
しまう部分があり、とっても残念でした。
ビミョーにお1人お1人で、
息の回し方、保ち方が、
長丁場になると合わせにくくなるのかもしれませんね。
難しいなぁ。
で、大曲で難曲の2番が終わると、
また次の大曲で難曲が来る………大変な曲集デス。
第3番は、バリトンソロと合唱の掛け合いになる
Herr, lehre doch mich(教えてください、主よ)。
これ、歌詞が大好きなんですよね。
重いし、歌う度に考え込んでしまうけれど、
繰り返し悩み続けるのが人間なのかな、と思う。
で、バリトンソロは、プリエールのボイストレーナーも
つとめておられるお馴染みの山口統央(おさむ)さん。
若くて優秀で、清心の気に溢れるソロで、
前回も大いに楽しませていただきましたが、
今回のソロはもう、すごい! 山口さん、絶好調!
昨年よりさらに重厚な響きで、
1つ1つの言葉が胸に染み込むようでした。
合唱団も、山口さんのソロに気持ちを合わせ、
素晴らしい出来だったと思います。
燃え上がりましたね。
で、次がラブリーな第4曲Wie lieblich sind deine Wonungen(あなたの住まいはなんと美しいことでしょう)。
これ、大好きで~(≧▽≦)
つい、こっそり口パクで歌っちゃいました❤
神様が住まわれる場所ーー天国の美しさへの
憧憬を込めたこの曲、あくまでも
柔らかく、高く、1音1音最上のシフォンを
重ねて、紡ぎ出していく曲。
はー、考えただけで、幸せな気持ち。
で、これを幸せに歌い終わると、
ソプラノソロが超絶美しい、
Ihr habt nun Traurigkeit(今はあなたがたも悲しんでいる)が来るワケで、これがまた沁みます。
ソプラノソロは、プリエール団員として
合唱も歌われる武田裕子先生。名手です。
美しく紡がれる高音部に聞きほれていくと、
最後にsotto voceで語り掛けられる合唱の
wie einen seine Mutter trostet
(母がその子を慰めるように)
が胸に迫ってきます。
この部分、とってもとっても丁寧に
歌って聴かせて下さいましたね。
ふ、と柔らかな聖母子像の画像を
イメージしました。
静かなうちに第5曲が終わりを迎えると、
ついに最後の山場が始まります。
歌う度に、次の第6曲Denn wir hsben...(わたしたちはこの地上に永続する都を持っておらず)の壮大さ、
難しさに、全精力を搾り取られ、
ここで終われたらどんなにいいか、
と思ったりするんですけど、
(これが終わった辺りで、ソプラノは
体力をごっそり持っていかれるので、
この先高さを保つのに四苦八苦する!)
第6が終わった後には、
さらにもう一山頑張らねば
乗り越えられない第7曲Selig sind die Toten
(主に結ばれて死ぬ人は幸いである)が来ます。
この第6と第7に採られている詩句の大部分は、
ヨハネの黙示録から取られています。
………と聴いただけで、ドラマチックな感じ、
しますよね。
もう、これでもか、これでもか、
という波状攻撃が来るのが
ブラームスっぽいワケで、
疲れもピークですが、もうひとがんばりするしかない。
この第6と第7曲のミソは、
第7曲に出てくる
Selig sind die Toten, die in dem Herrn sterben,
von nun an.
(今から後、主に結ばれて死ぬ人は幸いである)
のvon nun an(今から後)だ、と教わった事があります。
「今から後」というのは、
キリストが全人類の罪を背負って、
その罪を贖(あがな)うために、十字架に
かかり、3日の後に復活を遂げ、
全人類を救った「後」です。
それまでは、罪人である人間の罪を、
神様に許してやって下さい、と頼んでくれる
仲介役がいなかったのだけど、
キリストがその仲介役になってくれたおかげで、
私たち人類は、キリストに従う事によって
神様のもとで憩う事が出来るようになったわけで。
だから、キリストを信じ、その教えに従う者は、
キリストが罪を贖って下さってあるから、
安心して神様のもとへ行けるんだよ、
というわけ。(非常に簡略化して、乱暴な
言い方ですけどね)
von nun anなんて、何でもない
取るに足りない言い回しなんですけど、
意味をよくよく考えてみると、
実はキリスト教の最も大切な信仰の柱を
指し示す言葉です。
というわけで、この第7曲目のvon nun anの
柔らかなメロディーを聴くたびに、
ああ、ブラームスは、
この柔らかい響きの中に
神様への憧れや、
許しや、
苦悩を超えた平らかな心を
いっぱい込めたんじゃないかな、と思ってしまう。
それはWie lieblichを聴く至福の先にある、
心が求めた1つの到達点のように感じられる。
普段は自分が歌う事の方が多く、
この壮大な名曲を客席でしっとりと
味わう機会がないのだけど、
今日は心ゆくまで堪能する事ができた。
良い日だった。
歌ってくれた皆さんに感謝の花束を。
●1日バッハ漬けの日。
風雲急を告げるよーな
あいにくの雨模様の安倍奥・油山(ゆやま)温泉郷に
鎮座まします静岡バッハハウス。
8月27日(土)は、「静岡バッハ音楽祭」と
銘打った、午後1時からほぼ5時までの
長丁場フェスティバルがありました。
↑安倍川はこんな。豪雨ではないけど、
お山がけむってる。
油山は、まさに山懐に抱かれた地。
一応静岡市葵区………ってことは、市内中心部の
駿府城城址公園と同じ区………なんだけどね。
てんで雰囲気、違います。
ちなみにバスでは
最寄りのバス停まで約1時間、さらに山道を延々と
20分ばかり歩かなければならない。
確か、静岡市って、全国で3番目くらいに
面積広いんだよねー(-。-;)
ちなみに大井川鉄道のSLに乗って
辿り着く静岡市葵区井川は、この油山より
もっともっと奥です………。
どんだけ広いんだ、静岡市!( ̄。 ̄;)
●普段もバッハ漬けのワタクシですが………
今回のフェスティバルは、
合唱は比較的少なめで、
楽器演奏ステージがしこたま。
それもプロ演奏家やセミプロ演奏家の
古楽器アンサンブルがいろいろ目白押し。
会の運営は、静岡市内のプロテスタント教会の
関係者の方々がやっておられるようで、
草深教会の長老をやっておられる
磐田バッハメンバーのIヶ谷さんのお誘いで
参加しました。(なんか、女声が足りてなかった
らしい………)
合唱曲は、
マタイ受難曲のコラール17番と、
ロ短調ミサの終曲"Dona Nobis Pacem"。
どちらの曲も、磐田でやった曲なんで、
比較的お気軽に引き受けたのですが、
いやその、自分が歌うのよりも、
山盛りでバッハの器楽曲を贅沢三昧で
聴けて、もっのすごく楽しい1日でした!
●要するにバッハ好きの演奏者が、好きな曲を思いっきり
やる! という催し
………であったために、
アレもコレも、
わぁ、ソレも聴ける!
ってんで、本番を楽しみにしてまして、
御自身もオルガンを弾かれる
Facebook友達のTさんを
「楽しいですよ~」と、
遠路はるばるお呼び立てしちゃいまして。
↑
お誘いしてから、こんな山の中まで
お呼びしちゃって、かえってご苦労を
おかけしたか? と青くなりましたが、
ご家族でドライブがてらにお訪ね下さり、
楽しく聴いて下さったとの事。よ、よかった~(^。^;)
ご来場、ホントにありがとうございました!
………にしても、長丁場であった。
前半は、古楽器の演奏が主になっており、
伴奏楽器が古楽器なもんだから、
マタイのコラールは415Hzの古楽ピッチ。
で、後半はモダン楽器中心で、
最後のトリになったロ短調ミサ終曲は
モダンピッチの440Hz。
…………になる事を直前に知り、ひょえー。
今はもう慣れちゃったので、
どっちのピッチでも、与えられた音から
歌えるんですが、最初にバロックを習い始めた頃は、
どーしても440Hzの平均律でないと
音が取れなくて、3ヶ月くらい落ち込んだのを
思い出すんだなぁ………。
最近は、逆に415Hzで純正律を狙った方が
ずっとハモりやすくなりましたね。
慣れってスゴいなー。
●初っ端に懐かしい曲を聴いて、ものすごくウキウキ♪
2番目にチェンバロを弾かれた
桐朋の学生さんが、イタリアン・コンチェルトを
やられましてね。
これ聴いて、1人で有頂天。
1楽章だけだったと思いますが、
中1か中2の発表会でやった曲でして、
聴きながら、つい指が動いちゃう~ヽ(^0^)ノ
発表会が終わってから、
うちでこっそり2楽章・3楽章も
練習して悦に入ったのを思い出します。
先生には、続けてフランス組曲もやると
良い、と言われましたが、当時は
バッハ、難しい~、もうカンベン~(ToT)で、
譜面は買ったけど、ろくに練習しなかった。
↑
が、この日、古楽アンサンブルが
フランス組曲もちょっとやられたのをお聴きし、
「うう、やっぱりいいじゃん!」
になってしまった。
練習しようかなぁ………。
教会カンタータも、12番・106番・182番・156番を
連続ワザで聴かせていただき、
どれもこれも、ステキ~しゅてき~(*^▽^*)
で、内心小躍り状態。
あー、これ、混声合唱にアレンジしてもらって
歌いたいよぉ! やりたいよぉ!
と、テノールで参加されていたプンちゃんに
思わず訴えてみる…………と。
誰か、アレンジしてくんないかなー。
で、前半演奏の白眉は、
前半トリをつとめられたトリオの「ばろっこ」さん。
「バロック」のイタリア語読みを
グループ名にされたそうで、普段は個々に
プロ活動をされているお3人。
フラウト・ドルチェと、
フラウト・トラヴェルソと、
チェンバロでトリオソナタ。
息の合った素晴らしい演奏で、
ドルチェとトラヴェルソの掛け合いに、
思わず♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡。
Tさんと、思わず「習ってみたいですよね~(≧▽≦)」と
盛り上がってしまいました。
いやぁ、やっぱり古楽器っていいわぁ。
この柔らかぁい響きが出せたら至福だよなぁ。
●後半も負けじと盛りだくさん!
後半冒頭を飾ったのは、
プロ奏者演奏によるオルガン。
幻想曲ト長調(BWV 572)というもので、
なんか、バッハが20才の時の作品とか。
(えーと、確かそう演奏者の方がおっしゃってた
ような。ひょっとすると、他の曲の解説と
ごっちゃになってるかもしれませんが、ご容赦を)
2階にオルガンがあり、私はちょうど
真下の座席に座っていたんですが、
あまりに近いので、フットペダルを
踏む音が全部聞こえてくる。
最初は「何だろうな? このバタンというのは?」と
首をひねっていたんだけど、途中で、
フットペダルだぁ、と気がついた。
ほぉー。
と妙に感心して、今度はバタンを
一生懸命聴いてみたら、
音が鳴り出すかなり前にバタンが来る。
そ、そうか!
on timeで鳴らすためには、
かなり早いタイミングで
フットペダルを踏まないといけないんだ!
へへぇー。
これは、難しいゾ!
それぞれの楽器の構造によって、
それぞれの演奏者さんには
それぞれのご苦労があるんだろうなぁ。
うーむ。
パイプオルガンも触ってみたいゾ。
オルガン演奏に続いてステージに
立たれたクラシックギターの方も、
もぉのすごく上手くて、感動的。
リュートのための小プレリュード
というのをおやりになりましたが、
プロ奏者というわけではなく、
我流で長年やってきて、去年から
先生につきました………なんて謙遜
されてましたが、とんでもなかったです。
………にしても、静岡はバッハ好きの
演奏家の数がハンパないなー。
最後はおなじみのコレギウム・ムジクム静岡さん。
ブランデンブルク協奏曲5番が
やっぱりいい~(≧▽≦)
ソプラノ独唱で、しっとりとマタイの
39番"Erbarme dich, mein Gott"も良かったぁ。
ソプラノとヴァイオリンの掛け合いが
胸きゅんサウンドで、ああ、やっぱり名曲………♡
と、思いっきり聴く方で楽しんじゃったので、
マタイのソロの後、ノコノコと自分が
オンステするのがどうも、やり残していた
宿題をやらねば夏休みが終わらないよーな
気がちょっとしちゃいましたが、
ソプラノは、ソリストさんも一緒に
歌われるという事なんで、気を楽~にして
楽しみました。
●お花と手作りお菓子のお接待つき
今回の催しは、先にも書きました通り、
教会関係の方々が手弁当でいろいろと
やって下さったもののようで、
いつも静岡教会のお花を担当されてる
Fさんが、それは見事な真紅のバラを
ステージ脇に飾って下さり、
終演後は、演奏者1人1人に
お裾分けを1本ずつ下さいました。
その上、休み時間には、
お手製のクルミ入りコーヒーゼリーの
お振る舞いがあり、演奏者もお客様も、
楽しくおしゃべりしながら、
コーヒーゼリーに舌鼓を打ちました。
当日は1日雨模様で、幸い豪雨には
ならなかったのですが、弦楽器の方々は
調整に苦労されたのかなぁ、と思い、
帰りがけにコレムジのSさんに伺いました。
何でもモダン楽器よりも、
ガットを使う古楽器の方が
より湿気の影響を受けるので、
古楽器の方々の方がよりご苦労が多いんだとか。
チェンバロもすぐに音が狂っちゃうもんねー( ̄。 ̄;)
合奏から合唱に移ってしまって久しいので、
楽器の方々のご苦労、もう1つ分かっていないの
ですが、その日その日で楽器のご機嫌が変わる
のかもしれませんね。
…………ああ、電子チェンバロ、欲しい。
↑
長野の従姉のところで弾きまくって以来、憧れ。
というわけで、ともかく1日楽しいバッハ漬けでした。
なごりのバラは、水揚げがうまくいったみたいで、
今日もとりあえず元気です。
そうそう、
お隣で歌って下さったNさんが、
とても朗らかな、そしていいお声の方で、
楽しくおしゃべりし、Facebook友にも
なっていただきました。
また静岡バッハその他の演奏会にも
お誘いしまぁす! よろしくお願いしまぁす!
風雲急を告げるよーな
あいにくの雨模様の安倍奥・油山(ゆやま)温泉郷に
鎮座まします静岡バッハハウス。
8月27日(土)は、「静岡バッハ音楽祭」と
銘打った、午後1時からほぼ5時までの
長丁場フェスティバルがありました。
↑安倍川はこんな。豪雨ではないけど、
お山がけむってる。
油山は、まさに山懐に抱かれた地。
一応静岡市葵区………ってことは、市内中心部の
駿府城城址公園と同じ区………なんだけどね。
てんで雰囲気、違います。
ちなみにバスでは
最寄りのバス停まで約1時間、さらに山道を延々と
20分ばかり歩かなければならない。
確か、静岡市って、全国で3番目くらいに
面積広いんだよねー(-。-;)
ちなみに大井川鉄道のSLに乗って
辿り着く静岡市葵区井川は、この油山より
もっともっと奥です………。
どんだけ広いんだ、静岡市!( ̄。 ̄;)
●普段もバッハ漬けのワタクシですが………
今回のフェスティバルは、
合唱は比較的少なめで、
楽器演奏ステージがしこたま。
それもプロ演奏家やセミプロ演奏家の
古楽器アンサンブルがいろいろ目白押し。
会の運営は、静岡市内のプロテスタント教会の
関係者の方々がやっておられるようで、
草深教会の長老をやっておられる
磐田バッハメンバーのIヶ谷さんのお誘いで
参加しました。(なんか、女声が足りてなかった
らしい………)
合唱曲は、
マタイ受難曲のコラール17番と、
ロ短調ミサの終曲"Dona Nobis Pacem"。
どちらの曲も、磐田でやった曲なんで、
比較的お気軽に引き受けたのですが、
いやその、自分が歌うのよりも、
山盛りでバッハの器楽曲を贅沢三昧で
聴けて、もっのすごく楽しい1日でした!
●要するにバッハ好きの演奏者が、好きな曲を思いっきり
やる! という催し
………であったために、
アレもコレも、
わぁ、ソレも聴ける!
ってんで、本番を楽しみにしてまして、
御自身もオルガンを弾かれる
Facebook友達のTさんを
「楽しいですよ~」と、
遠路はるばるお呼び立てしちゃいまして。
↑
お誘いしてから、こんな山の中まで
お呼びしちゃって、かえってご苦労を
おかけしたか? と青くなりましたが、
ご家族でドライブがてらにお訪ね下さり、
楽しく聴いて下さったとの事。よ、よかった~(^。^;)
ご来場、ホントにありがとうございました!
………にしても、長丁場であった。
前半は、古楽器の演奏が主になっており、
伴奏楽器が古楽器なもんだから、
マタイのコラールは415Hzの古楽ピッチ。
で、後半はモダン楽器中心で、
最後のトリになったロ短調ミサ終曲は
モダンピッチの440Hz。
…………になる事を直前に知り、ひょえー。
今はもう慣れちゃったので、
どっちのピッチでも、与えられた音から
歌えるんですが、最初にバロックを習い始めた頃は、
どーしても440Hzの平均律でないと
音が取れなくて、3ヶ月くらい落ち込んだのを
思い出すんだなぁ………。
最近は、逆に415Hzで純正律を狙った方が
ずっとハモりやすくなりましたね。
慣れってスゴいなー。
●初っ端に懐かしい曲を聴いて、ものすごくウキウキ♪
2番目にチェンバロを弾かれた
桐朋の学生さんが、イタリアン・コンチェルトを
やられましてね。
これ聴いて、1人で有頂天。
1楽章だけだったと思いますが、
中1か中2の発表会でやった曲でして、
聴きながら、つい指が動いちゃう~ヽ(^0^)ノ
発表会が終わってから、
うちでこっそり2楽章・3楽章も
練習して悦に入ったのを思い出します。
先生には、続けてフランス組曲もやると
良い、と言われましたが、当時は
バッハ、難しい~、もうカンベン~(ToT)で、
譜面は買ったけど、ろくに練習しなかった。
↑
が、この日、古楽アンサンブルが
フランス組曲もちょっとやられたのをお聴きし、
「うう、やっぱりいいじゃん!」
になってしまった。
練習しようかなぁ………。
教会カンタータも、12番・106番・182番・156番を
連続ワザで聴かせていただき、
どれもこれも、ステキ~しゅてき~(*^▽^*)
で、内心小躍り状態。
あー、これ、混声合唱にアレンジしてもらって
歌いたいよぉ! やりたいよぉ!
と、テノールで参加されていたプンちゃんに
思わず訴えてみる…………と。
誰か、アレンジしてくんないかなー。
で、前半演奏の白眉は、
前半トリをつとめられたトリオの「ばろっこ」さん。
「バロック」のイタリア語読みを
グループ名にされたそうで、普段は個々に
プロ活動をされているお3人。
フラウト・ドルチェと、
フラウト・トラヴェルソと、
チェンバロでトリオソナタ。
息の合った素晴らしい演奏で、
ドルチェとトラヴェルソの掛け合いに、
思わず♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡。
Tさんと、思わず「習ってみたいですよね~(≧▽≦)」と
盛り上がってしまいました。
いやぁ、やっぱり古楽器っていいわぁ。
この柔らかぁい響きが出せたら至福だよなぁ。
●後半も負けじと盛りだくさん!
後半冒頭を飾ったのは、
プロ奏者演奏によるオルガン。
幻想曲ト長調(BWV 572)というもので、
なんか、バッハが20才の時の作品とか。
(えーと、確かそう演奏者の方がおっしゃってた
ような。ひょっとすると、他の曲の解説と
ごっちゃになってるかもしれませんが、ご容赦を)
2階にオルガンがあり、私はちょうど
真下の座席に座っていたんですが、
あまりに近いので、フットペダルを
踏む音が全部聞こえてくる。
最初は「何だろうな? このバタンというのは?」と
首をひねっていたんだけど、途中で、
フットペダルだぁ、と気がついた。
ほぉー。
と妙に感心して、今度はバタンを
一生懸命聴いてみたら、
音が鳴り出すかなり前にバタンが来る。
そ、そうか!
on timeで鳴らすためには、
かなり早いタイミングで
フットペダルを踏まないといけないんだ!
へへぇー。
これは、難しいゾ!
それぞれの楽器の構造によって、
それぞれの演奏者さんには
それぞれのご苦労があるんだろうなぁ。
うーむ。
パイプオルガンも触ってみたいゾ。
オルガン演奏に続いてステージに
立たれたクラシックギターの方も、
もぉのすごく上手くて、感動的。
リュートのための小プレリュード
というのをおやりになりましたが、
プロ奏者というわけではなく、
我流で長年やってきて、去年から
先生につきました………なんて謙遜
されてましたが、とんでもなかったです。
………にしても、静岡はバッハ好きの
演奏家の数がハンパないなー。
最後はおなじみのコレギウム・ムジクム静岡さん。
ブランデンブルク協奏曲5番が
やっぱりいい~(≧▽≦)
ソプラノ独唱で、しっとりとマタイの
39番"Erbarme dich, mein Gott"も良かったぁ。
ソプラノとヴァイオリンの掛け合いが
胸きゅんサウンドで、ああ、やっぱり名曲………♡
と、思いっきり聴く方で楽しんじゃったので、
マタイのソロの後、ノコノコと自分が
オンステするのがどうも、やり残していた
宿題をやらねば夏休みが終わらないよーな
気がちょっとしちゃいましたが、
ソプラノは、ソリストさんも一緒に
歌われるという事なんで、気を楽~にして
楽しみました。
●お花と手作りお菓子のお接待つき
今回の催しは、先にも書きました通り、
教会関係の方々が手弁当でいろいろと
やって下さったもののようで、
いつも静岡教会のお花を担当されてる
Fさんが、それは見事な真紅のバラを
ステージ脇に飾って下さり、
終演後は、演奏者1人1人に
お裾分けを1本ずつ下さいました。
その上、休み時間には、
お手製のクルミ入りコーヒーゼリーの
お振る舞いがあり、演奏者もお客様も、
楽しくおしゃべりしながら、
コーヒーゼリーに舌鼓を打ちました。
当日は1日雨模様で、幸い豪雨には
ならなかったのですが、弦楽器の方々は
調整に苦労されたのかなぁ、と思い、
帰りがけにコレムジのSさんに伺いました。
何でもモダン楽器よりも、
ガットを使う古楽器の方が
より湿気の影響を受けるので、
古楽器の方々の方がよりご苦労が多いんだとか。
チェンバロもすぐに音が狂っちゃうもんねー( ̄。 ̄;)
合奏から合唱に移ってしまって久しいので、
楽器の方々のご苦労、もう1つ分かっていないの
ですが、その日その日で楽器のご機嫌が変わる
のかもしれませんね。
…………ああ、電子チェンバロ、欲しい。
↑
長野の従姉のところで弾きまくって以来、憧れ。
というわけで、ともかく1日楽しいバッハ漬けでした。
なごりのバラは、水揚げがうまくいったみたいで、
今日もとりあえず元気です。
そうそう、
お隣で歌って下さったNさんが、
とても朗らかな、そしていいお声の方で、
楽しくおしゃべりし、Facebook友にも
なっていただきました。
また静岡バッハその他の演奏会にも
お誘いしまぁす! よろしくお願いしまぁす!
●どもー。
7月は小さいながらも
3本も本番………というのを
コンプリートしたところデス。
この暑いのに、よーやる。
と我ながら思うのだが、
それぞれ楽しいので、しょーがない。
8月は本番なしだから
ノンビリするゾー………と
思っていたのだが、人数が足りてないとか
Iヶ谷さんに泣きつかれたので、
バッハハウス静岡でバッハをやろう!
………という催しに出る事になってしまった。
オケはコレギウムムジクム静岡だそうで、
歌の方ではプンちゃんも参加されるかも、
というお話。やった、久しぶりにコンマスの
Sさんやプンちゃんとおしゃべり出来るかも。
場所は、静岡の奥地にある油山(ゆやま)温泉郷。
80人収容でパイプオルガンまであるらしい。
合唱団の合宿で使われたりするそうなんだが、
まだ行った事がない。写真を見ると、
なかなかの雰囲気。いいかもしんない。
曲は、マタイの17番のコラールと、
ロ短調ミサの終曲Dona nobis pacemとの事。
お話を伺った限りでは、
アルトが足りてないよーな風情。
一応どちらも対応できるよーに、
アルトもやっときまーす(^_^)b
………で、また我からヤル事を増やして
いる。………アホでんねん。(^。^;)
●「ライチ」はミラクルなんでアル。
で、表題の話。
ヘルシークッキング………の話では
残念ながら、ない。
昨日本番やった「大地讃頌」のお話である。
日本語ネイティブの私たちは、
日本語の曲を歌う時、
どーしても普段日常会話で使う
日本語発声に左右されやすい。
例えば、この曲に繰り返し登場する
「大地」。
曲の最重要テーマなんだが、
頭の「だ」を日常日本語発声でやると、
どーしても破裂音というか擦過音というか
を出す事になるもんだから、
「だ」と言った瞬間に
声帯が締まり、響きが伸びてこない。
で、一昨日のレッスンの時、
先生から「だ」と言うより、
むしろ柔らかく「La」を
発音するようにやると良い、という
suggestionを頂きました。
さらに言えば、
子音と母音を同時に出すのではなく、
「(小さく)る→あ」みたいな
感じを狙って、舌先を上の歯の根元辺りに
一度添えて、そっと離してから声を出す。
実際の曲を歌う時には、
「La」のポジションを作ってから、
そっと離し、鼻濁音的発音で「だ」に入る。
↑
練習時には、「La」でやってみても良い。
………というのを練習したんですが、
この方式で大量に出てくる「大地」を
全部処理すると、ソプラノでどんなに
高いところでも、ちゃ~んと柔らかくて
豊かな響きの「大地」になる。
で、これはいいことを聞いた!(≧▽≦)
と、譜面にデカデカと「ライチ」と
記入してみたところ、
出てくるたびに「大地」の「だ」を
うまく処理できた~♡
で、心の中では、
「母なるライチのふところに
我ら人の子の喜びはある
ライチを愛せよ ライチに生きる 人の子ら
その立つ土に感謝せよ
平和なライチを
静かなライチを
ライチをほめよ
たたえよ 土を
恩寵のゆたかなライチ
われら人の子の
ライチをほめよ
たたえよ ほめよ
たたえよ 土を
母なるライチを ああ
たたえよ ライチを ああ」
と、「大地」を「ライチ」変換して、
超ウケながら歌う、と。
↑
決して不謹慎さを狙っているワケではない。
ちょっとニヤッ( ´艸`)となると、
歌のポジションも高いところでキープ
出来る「引き上げ効果」も期待できるのでアル。
ちなみに「た行」も、「だ行」と同じく
詰まりやすいので、「立つ」や「土」や「たたえよ」も
無自覚に歌うと、とっても喉が詰まる。
「La」もしくは「Na」を歌う際のポジションから
入ると、ものすごーく楽なのでアル。
このテクニック、だ行やた行以外でも、
ちょっと苦手なとこだな、という場所で
随時使っています。
1音ずつを発声する前に、
「Laの準備するゾー」と、
自分自身に掛け声をかけないと、
身体がなかなか動かないんだけど、
ちょっと意識すればカンタンに定着する
スグレものテクニック。
おかげさまで、上のAでもBでも、Hでも、
この準備をすると、高さを極められる。
で、力任せでやらなくとも、
楽に柔らか~く出せる。
至極、重宝ナリ。
英語の曲で、日本語の「ザ」になりやすい
「the」も、これで処理すると、英語っぽい「th」
サウンドに非常に近似の音を出せるので、これまた重宝。
(どーしても英語の曲は、他の単語のところは
モニョモニョと不明瞭になり、「the」だけ「ザ」で
飛び抜けて聞こえてしまうので、ものすご不自然。
英語発音にも使えてお得!)
さあ、皆さんもご一緒に、
「ライチ」をたたえましょーヽ(^0^)ノ
7月は小さいながらも
3本も本番………というのを
コンプリートしたところデス。
この暑いのに、よーやる。
と我ながら思うのだが、
それぞれ楽しいので、しょーがない。
8月は本番なしだから
ノンビリするゾー………と
思っていたのだが、人数が足りてないとか
Iヶ谷さんに泣きつかれたので、
バッハハウス静岡でバッハをやろう!
………という催しに出る事になってしまった。
オケはコレギウムムジクム静岡だそうで、
歌の方ではプンちゃんも参加されるかも、
というお話。やった、久しぶりにコンマスの
Sさんやプンちゃんとおしゃべり出来るかも。
場所は、静岡の奥地にある油山(ゆやま)温泉郷。
80人収容でパイプオルガンまであるらしい。
合唱団の合宿で使われたりするそうなんだが、
まだ行った事がない。写真を見ると、
なかなかの雰囲気。いいかもしんない。
曲は、マタイの17番のコラールと、
ロ短調ミサの終曲Dona nobis pacemとの事。
お話を伺った限りでは、
アルトが足りてないよーな風情。
一応どちらも対応できるよーに、
アルトもやっときまーす(^_^)b
………で、また我からヤル事を増やして
いる。………アホでんねん。(^。^;)
●「ライチ」はミラクルなんでアル。
で、表題の話。
ヘルシークッキング………の話では
残念ながら、ない。
昨日本番やった「大地讃頌」のお話である。
日本語ネイティブの私たちは、
日本語の曲を歌う時、
どーしても普段日常会話で使う
日本語発声に左右されやすい。
例えば、この曲に繰り返し登場する
「大地」。
曲の最重要テーマなんだが、
頭の「だ」を日常日本語発声でやると、
どーしても破裂音というか擦過音というか
を出す事になるもんだから、
「だ」と言った瞬間に
声帯が締まり、響きが伸びてこない。
で、一昨日のレッスンの時、
先生から「だ」と言うより、
むしろ柔らかく「La」を
発音するようにやると良い、という
suggestionを頂きました。
さらに言えば、
子音と母音を同時に出すのではなく、
「(小さく)る→あ」みたいな
感じを狙って、舌先を上の歯の根元辺りに
一度添えて、そっと離してから声を出す。
実際の曲を歌う時には、
「La」のポジションを作ってから、
そっと離し、鼻濁音的発音で「だ」に入る。
↑
練習時には、「La」でやってみても良い。
………というのを練習したんですが、
この方式で大量に出てくる「大地」を
全部処理すると、ソプラノでどんなに
高いところでも、ちゃ~んと柔らかくて
豊かな響きの「大地」になる。
で、これはいいことを聞いた!(≧▽≦)
と、譜面にデカデカと「ライチ」と
記入してみたところ、
出てくるたびに「大地」の「だ」を
うまく処理できた~♡
で、心の中では、
「母なるライチのふところに
我ら人の子の喜びはある
ライチを愛せよ ライチに生きる 人の子ら
その立つ土に感謝せよ
平和なライチを
静かなライチを
ライチをほめよ
たたえよ 土を
恩寵のゆたかなライチ
われら人の子の
ライチをほめよ
たたえよ ほめよ
たたえよ 土を
母なるライチを ああ
たたえよ ライチを ああ」
と、「大地」を「ライチ」変換して、
超ウケながら歌う、と。
↑
決して不謹慎さを狙っているワケではない。
ちょっとニヤッ( ´艸`)となると、
歌のポジションも高いところでキープ
出来る「引き上げ効果」も期待できるのでアル。
ちなみに「た行」も、「だ行」と同じく
詰まりやすいので、「立つ」や「土」や「たたえよ」も
無自覚に歌うと、とっても喉が詰まる。
「La」もしくは「Na」を歌う際のポジションから
入ると、ものすごーく楽なのでアル。
このテクニック、だ行やた行以外でも、
ちょっと苦手なとこだな、という場所で
随時使っています。
1音ずつを発声する前に、
「Laの準備するゾー」と、
自分自身に掛け声をかけないと、
身体がなかなか動かないんだけど、
ちょっと意識すればカンタンに定着する
スグレものテクニック。
おかげさまで、上のAでもBでも、Hでも、
この準備をすると、高さを極められる。
で、力任せでやらなくとも、
楽に柔らか~く出せる。
至極、重宝ナリ。
英語の曲で、日本語の「ザ」になりやすい
「the」も、これで処理すると、英語っぽい「th」
サウンドに非常に近似の音を出せるので、これまた重宝。
(どーしても英語の曲は、他の単語のところは
モニョモニョと不明瞭になり、「the」だけ「ザ」で
飛び抜けて聞こえてしまうので、ものすご不自然。
英語発音にも使えてお得!)
さあ、皆さんもご一緒に、
「ライチ」をたたえましょーヽ(^0^)ノ
●何を好き好んでこんな猛暑日に
こんなアツいステージをやってしまうのか~(≧▽≦)
年甲斐もないっつーか、
この年だからこそ、今のうちに
やっとくべきなのか、
そのヘン、あいまいですが………。
ともあれ、アツい熱い三善晃挑戦ステージ、
何とか終了しました!
熱中症にもならず、
前日から泊まり込みで最終練習から参加、
本番あ~んど打ち上げでまた歌い込みまでやり、
はー、歌った歌った。
おもしろかった! 楽しかった!
●打ち上げで恒例のドキドキ苦行♪
この東京都合唱祭は、講評して下さる先生方からの
コメント、さらに他団体の方々からのコメント集
という有り難いモノに添えて、
ステージでの音をライブ録音したCDまで
すぐさま渡していただける、という催しデス。
どれだけスタッフは忙しいのか?!
こんなスゴイお土産を即座に渡して下さるなんて、
限りなく偉大なスタッフ連。頭が下がります。
膨大な数の参加団体それぞれを、毎年案内係の
青年たちが付きっきりでお世話して下さるのですが、
細かい説明をしながら、分単位スケジュールを
こなし、進行がスムーズに進むよう、大車輪です。
集合→リハーサル→着替え→会場着席→他団体演奏
鑑賞→スタンバイ→オンステ→演奏→会場着席→
再び鑑賞(各ブロック毎に分かれていて、自分たち
のステージ以外は極力しっかり聴く、という流れに
なっている)
ほんと、運営がしっかりしている。
地方の合唱祭では、ともすれば
自分たちのステージをやるだけに終始してしまい、
他の団体の演奏をしっかり聴く事がないままに
終わってしまったりしますが、
さすがに大東京の合唱祭。
他団体への講評も、皆さんしっかり
きっちり聴いてくれてるなぁ、と感激する。
耳が痛い部分もあったりするけど、
うん、確かにその点は気になってたゾ!
というところをちゃんとハズさずに
書いてくれる。
おかげで、来年こそは、コレコレを
頑張ってみよう、と思いを新たにしちゃったり
するんですよねー。(で、次の年も出ずには
いられなくなる。壮大なワナ………か?)
↑
さらに、連続出場していくと、記念品が
もらえたりする。今回は5回目という事で
表彰状とともに、ピッチパイプのお土産を
頂きました。ありがとうございます。
いただいた講評は
毎年打ち上げで読み上げていただきまして、
やんやの拍手とともに自己満足にどっぷり浸ってみたり、
「ああ、ヤッパリ」とか、「うーん、分かっちゃうかー」
とかとか、今年もうめいてみたりしたんだが。
打ち上げ会場は、
「愛唱歌をたくさん歌いたいゾ!」という
ご要望があったためか、
カラオケのパーティールーム。
(ここならどんなに男声が雄叫びしても、
どこからも苦情は来ない!)
で。
このお部屋の、本来ならカラオケ用画像が
流されるモニター付き機器がスグレモノで、
CD再生も出来てしまった。
………もんだから、やったばかりの
ステージ録音を聴いて、さあ、反省しろ、
という苦行(?)が始まってしまった。
冒頭、団体の説明アナウンスをひらひらが
やっている間に、他のメンバーはさっさと
山台に乗る、という流れになっているので、
折角のアナウンスも、半分くらいしか聞けて
いなかったのだが、アナウンスが見事にキレイに
録音されていた! プロ顔負けのいいお声で、
クリアーな響き! N山センセイが
「ずっとやってクダサイ」と
のたまっておられましたが、ハーイ、大賛成デス!
他の団体の様子を見ながら、
「うちだったら、これくらいの人数で、
これくらいの速さでみんな歩くから………」と、
細かにシミュレーションして、原稿の長さを
調節してくれて、みんながポジションに
付いたところで、ちょうどアナウンスが
終わるように、と頑張ってくれました。
名人芸デス! 来年もよろしくネ~(*´∀`*)ノ
で、演奏の方ですが、
どうも自分が狙い通りに出来なかったフレーズとか、
この1音の母音の鳴り出しが遅いとか、
えーと、気になるところばかりpickupして
聴いてしまうせいか、自分の出来は「うーん、
まあ、70点かな………」という感触なんですが、
「ドングリのコマ」の冒頭の長~いアカペラ部分が
ちゃんと明るい響きを保ちながら、音も下げずに
ピアノ伴奏部分になだれ込めたのは良かったかなぁ。
一応懸案のHも、まあ、こんなもんかな、で
出ましたし、「砂時計」冒頭のニュアンスも、
100点ではないけど、まあ、悪くない……かな?
みたいな調子で、途中ちょっと整理のつかない部分
………っつーか、各パートがてんでにいろんな事を
しゃべらないといけない作りのところが難しくて、
うーむ、リベンジしたい………という感じも
なきにしもあらずでしたがぁ。
女声がオタオタしているところを、
男声がものすごーく力強く支えてくれて、
「こっちへ来るんだ!」と引っ張ってくれて、
スゴイ安心感がありましたネ。
嬉しかったのは、他団体の方からも、
また講評の先生からも、
この曲集全部を聴いてみたい、という
ご意見を頂けた事。
↑
実際には、正味半年もない練習期間で、それも
月2回しか練習なくて、さらに、遠隔地の
ワタクシなぞ、月1で参加が精一杯なので、
そりゃーちょっと、ハードル高すぎる………
んだけど(ToT)
でも、それだけの事が出来そうな団体………と
評価していただいたワケで、望外の喜びデス。
これもひとえに情熱的なご指導で
引っ張って下さったカントクや、
お忙しい中、音取り参考音源をカンペキに
仕上げて下さったS田さんや、
↑
今回の曲、あまりに難しく、コレがなかったら、
絶対討ち死していたに相違ない!
場所取りその他もろもろのダンドリを
涼しい顔でこなして下さるぶう子ちゃんや、
「どれが正しい音なのかワカンナい」
「どれが正しい拍子なのかワカンナい」と
泣き叫びながら、頑張り続けたみんなの力の
合わせワザかと存じます。
打ち上げ会場で、男声側は、
「T井さんと愉快な仲間たちチーム」(テナー)
「S田さんと愉快な仲間たちチーム」(バス)
がそれぞれ結成され、
「兄貴、どこまでもついていきやす!」の
雰囲気が盛り上がっていたので、
女声も
「ぶう子ちゃんと愉快な仲間たちチーム」を
作って、
「アネキ、いつまでも見捨てず
お世話しておくんなさい!」で
行きたいなぁ、と思います(≧▽≦)
●戦い済んで、一夜明けても………
猛暑日アゲインでした………( ̄。 ̄;)あっつー。
今回の上京では、行きの高速バスで
車の故障があり、途中で別のバスに乗り換え………
なんて、珍しいトラブルがあり、練習に
ちょっと遅れちゃったりしましたが、
帰りのバスは順調。お昼ちょうどの発車だったので、
お昼ご飯を食べながら、
涼しくて快適な車内でポワロの短編集なんか
読んでいたんだけど、途中で爆睡。
昨日もお風呂で沈没しそうになったんで、
早寝したんですけど、まだ寝が足りないらしい。
↑
食っちゃ寝で赤ん坊状態………。疲れると、
ひたすら寝て持ち直すタイプでアル。
とりあえず家に帰り着き、
一休みしてから、夜一気に校正仕事。
2時間半くらいで、何とか埒が明きました。
で、冷蔵庫で冷やしておいた
勝利の東京バナナ~(≧▽≦)
うまし!
さぁて、明日から次の本番の譜面読もう~っと。
こんなアツいステージをやってしまうのか~(≧▽≦)
年甲斐もないっつーか、
この年だからこそ、今のうちに
やっとくべきなのか、
そのヘン、あいまいですが………。
ともあれ、アツい熱い三善晃挑戦ステージ、
何とか終了しました!
熱中症にもならず、
前日から泊まり込みで最終練習から参加、
本番あ~んど打ち上げでまた歌い込みまでやり、
はー、歌った歌った。
おもしろかった! 楽しかった!
●打ち上げで恒例のドキドキ苦行♪
この東京都合唱祭は、講評して下さる先生方からの
コメント、さらに他団体の方々からのコメント集
という有り難いモノに添えて、
ステージでの音をライブ録音したCDまで
すぐさま渡していただける、という催しデス。
どれだけスタッフは忙しいのか?!
こんなスゴイお土産を即座に渡して下さるなんて、
限りなく偉大なスタッフ連。頭が下がります。
膨大な数の参加団体それぞれを、毎年案内係の
青年たちが付きっきりでお世話して下さるのですが、
細かい説明をしながら、分単位スケジュールを
こなし、進行がスムーズに進むよう、大車輪です。
集合→リハーサル→着替え→会場着席→他団体演奏
鑑賞→スタンバイ→オンステ→演奏→会場着席→
再び鑑賞(各ブロック毎に分かれていて、自分たち
のステージ以外は極力しっかり聴く、という流れに
なっている)
ほんと、運営がしっかりしている。
地方の合唱祭では、ともすれば
自分たちのステージをやるだけに終始してしまい、
他の団体の演奏をしっかり聴く事がないままに
終わってしまったりしますが、
さすがに大東京の合唱祭。
他団体への講評も、皆さんしっかり
きっちり聴いてくれてるなぁ、と感激する。
耳が痛い部分もあったりするけど、
うん、確かにその点は気になってたゾ!
というところをちゃんとハズさずに
書いてくれる。
おかげで、来年こそは、コレコレを
頑張ってみよう、と思いを新たにしちゃったり
するんですよねー。(で、次の年も出ずには
いられなくなる。壮大なワナ………か?)
↑
さらに、連続出場していくと、記念品が
もらえたりする。今回は5回目という事で
表彰状とともに、ピッチパイプのお土産を
頂きました。ありがとうございます。
いただいた講評は
毎年打ち上げで読み上げていただきまして、
やんやの拍手とともに自己満足にどっぷり浸ってみたり、
「ああ、ヤッパリ」とか、「うーん、分かっちゃうかー」
とかとか、今年もうめいてみたりしたんだが。
打ち上げ会場は、
「愛唱歌をたくさん歌いたいゾ!」という
ご要望があったためか、
カラオケのパーティールーム。
(ここならどんなに男声が雄叫びしても、
どこからも苦情は来ない!)
で。
このお部屋の、本来ならカラオケ用画像が
流されるモニター付き機器がスグレモノで、
CD再生も出来てしまった。
………もんだから、やったばかりの
ステージ録音を聴いて、さあ、反省しろ、
という苦行(?)が始まってしまった。
冒頭、団体の説明アナウンスをひらひらが
やっている間に、他のメンバーはさっさと
山台に乗る、という流れになっているので、
折角のアナウンスも、半分くらいしか聞けて
いなかったのだが、アナウンスが見事にキレイに
録音されていた! プロ顔負けのいいお声で、
クリアーな響き! N山センセイが
「ずっとやってクダサイ」と
のたまっておられましたが、ハーイ、大賛成デス!
他の団体の様子を見ながら、
「うちだったら、これくらいの人数で、
これくらいの速さでみんな歩くから………」と、
細かにシミュレーションして、原稿の長さを
調節してくれて、みんながポジションに
付いたところで、ちょうどアナウンスが
終わるように、と頑張ってくれました。
名人芸デス! 来年もよろしくネ~(*´∀`*)ノ
で、演奏の方ですが、
どうも自分が狙い通りに出来なかったフレーズとか、
この1音の母音の鳴り出しが遅いとか、
えーと、気になるところばかりpickupして
聴いてしまうせいか、自分の出来は「うーん、
まあ、70点かな………」という感触なんですが、
「ドングリのコマ」の冒頭の長~いアカペラ部分が
ちゃんと明るい響きを保ちながら、音も下げずに
ピアノ伴奏部分になだれ込めたのは良かったかなぁ。
一応懸案のHも、まあ、こんなもんかな、で
出ましたし、「砂時計」冒頭のニュアンスも、
100点ではないけど、まあ、悪くない……かな?
みたいな調子で、途中ちょっと整理のつかない部分
………っつーか、各パートがてんでにいろんな事を
しゃべらないといけない作りのところが難しくて、
うーむ、リベンジしたい………という感じも
なきにしもあらずでしたがぁ。
女声がオタオタしているところを、
男声がものすごーく力強く支えてくれて、
「こっちへ来るんだ!」と引っ張ってくれて、
スゴイ安心感がありましたネ。
嬉しかったのは、他団体の方からも、
また講評の先生からも、
この曲集全部を聴いてみたい、という
ご意見を頂けた事。
↑
実際には、正味半年もない練習期間で、それも
月2回しか練習なくて、さらに、遠隔地の
ワタクシなぞ、月1で参加が精一杯なので、
そりゃーちょっと、ハードル高すぎる………
んだけど(ToT)
でも、それだけの事が出来そうな団体………と
評価していただいたワケで、望外の喜びデス。
これもひとえに情熱的なご指導で
引っ張って下さったカントクや、
お忙しい中、音取り参考音源をカンペキに
仕上げて下さったS田さんや、
↑
今回の曲、あまりに難しく、コレがなかったら、
絶対討ち死していたに相違ない!
場所取りその他もろもろのダンドリを
涼しい顔でこなして下さるぶう子ちゃんや、
「どれが正しい音なのかワカンナい」
「どれが正しい拍子なのかワカンナい」と
泣き叫びながら、頑張り続けたみんなの力の
合わせワザかと存じます。
打ち上げ会場で、男声側は、
「T井さんと愉快な仲間たちチーム」(テナー)
「S田さんと愉快な仲間たちチーム」(バス)
がそれぞれ結成され、
「兄貴、どこまでもついていきやす!」の
雰囲気が盛り上がっていたので、
女声も
「ぶう子ちゃんと愉快な仲間たちチーム」を
作って、
「アネキ、いつまでも見捨てず
お世話しておくんなさい!」で
行きたいなぁ、と思います(≧▽≦)
●戦い済んで、一夜明けても………
猛暑日アゲインでした………( ̄。 ̄;)あっつー。
今回の上京では、行きの高速バスで
車の故障があり、途中で別のバスに乗り換え………
なんて、珍しいトラブルがあり、練習に
ちょっと遅れちゃったりしましたが、
帰りのバスは順調。お昼ちょうどの発車だったので、
お昼ご飯を食べながら、
涼しくて快適な車内でポワロの短編集なんか
読んでいたんだけど、途中で爆睡。
昨日もお風呂で沈没しそうになったんで、
早寝したんですけど、まだ寝が足りないらしい。
↑
食っちゃ寝で赤ん坊状態………。疲れると、
ひたすら寝て持ち直すタイプでアル。
とりあえず家に帰り着き、
一休みしてから、夜一気に校正仕事。
2時間半くらいで、何とか埒が明きました。
で、冷蔵庫で冷やしておいた
勝利の東京バナナ~(≧▽≦)
うまし!
さぁて、明日から次の本番の譜面読もう~っと。
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