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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

カテゴリー「仕事のこととか」の記事一覧
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●今週のメインイベント!

週末(土)は、母校の
二大・人気教授先生の
最終講義が午前・午後と
続けて行われまして、
ホクホクと傾聴に行きました。

どちらの講義も、
階段教室が満員御礼!
うまい具合に最前列に陣取り、
しっかりノートを取りました!

●午前中はキリスト教神学



以前同窓会静岡支部会に
お出まし下さり、
楽しくお話を聞かせていただいた
米田先生。

それ以前、当時の学長先生の
オススメで、ハリポタの
話でちょこっと講演
させていただいた時には、
「こりゃおもしろい」と
楽しんで下さったのも
嬉しい思い出で、ともかく
お世話になっております。

ご自身の生い立ちの記をも
からめた御著書
『寅さんとイエス』(筑摩選書)が大変好評で、現在なんと、
第11刷!



フーテンの寅さんと
イエスとの意外な共通点を
豊富な知識と洒脱な
語り口で丁寧に
解き明かしてくれる御本です。

いろんな人が激賞書評を書いていますが、
最近は俳優の堺雅人さんが
「とてもおもしろかった」と
書いてくれています。
(CREA 2015年6月号)

イエス・キリストと言うと、
神の子として地上に神の権威を
もって顕現した、という
おごそかな雰囲気で語られる
イメージが強いかと
思いますが、

イエスの同時代に一番近い
マルコ福音書には、
虐げられた人々(泥棒とか、
徴税人とかの、いわば当時の
感覚で言う「汚れた人々」)に
寄り添い、ともに笑い、
ともに怒り、ともに酒を
酌み交わす、という姿が
出てくるんです。
 ↑
もっとも、こういった
人間的なイメージは
次第に「神の子」としての
威厳にそぐわないものだとして、
聖書の新しい訳の中では削られてきていたり
するのですが………。

米田先生は、
人間イエスという人は、
実は寅さんのように
人々とともに生き生きと
笑い、怒り、酒を飲み、
人生を目一杯生きたのではなかったか? という視点で
この本を書いておられます。

今回の講義は、
この人間イエスに焦点を
当てて、丁寧に事実を
掘り起こして四大福音書の
最初の一冊を
書いたマルコについての
お話でした。
 ↑
詳しく見ていくと、
マルコでは、イエスは
自分のことを「人の子」と
呼んでいて、メシアとか
「神の子」とかの自覚的
発言はないそうです。

マルコよりちょっと後に
書かれたルカやマタイでは、
「人間イエス」ではなく、
「神の子」であるという、
神学的意図を強調していて、
同じ逸話でも違った描き方を
しているんです。

で、だんだんメシアとか
キリストとか、神の子
という表現が出てくる。

もっと後に書かれた
ヨハネになると、これはもう
神学・哲学の世界で、
壮大な宇宙創世から
物語が書きおこされており、
宇宙を統べる神から
遣わされた神の子メシア、
というのを前面に押し出して
いる。

……てな感じで、
キリスト教神学の世界では、
聖書に記されたイエスの
物語をどう読み解くか、
そこから何を汲み取っていくか、
というのが重要なテーマでして、

米田先生の御本は、
フーテンの寅さんの
生き方に重ねて、
人の子としての、
1人の人間としての
イエスの姿を追い求めています。

どんな本かな?
と、ちょっと興味が湧いた、
あるいは、イエスは
分からないけど、
寅さんは好きだ!
という方、
この本をお手に取られて、
米田先生の世界に
どっぷり浸ってみて下さい。
イエスばかりでなく、
寅さんの事もたっぷりデス。
楽しいこと、請け合いです。

最終講義の方は、
いつに変わらぬ爆笑トークで、
あれもこれも伝えたい、
という思いが迸り、
「先生、ハンドアウトの
内容全部、90分で話される
のにはムリが~(^。^;)」と、
詰め掛けた米田ファンの
現役生・卒業生が
笑いをこらえながら
心配する中、ともかく終了。

あ~、これで
終わっちゃうなんて……と
一同残念がりました。

先生、まだまだ
言い足りないでしょお?

次の本、早く書いて下さいよ~!


 ↑
ハートマークいっぱいの
記念ケーキ。うーむ、
女子大っぽい。




 ↑
茶話会なのに、なぜか
ワインもチーズもあった。
実はワインもチーズも先生から。
神父さんなので、ワインは
ミサに欠かせませんから~(≧▽≦)
 ↑
が、午後の講義前に
酔っ払うわけにもいかないので、
ワインはガマンしておいた。
エラいゾ、自分。

●午後は風土記と民俗学の世界



午後2時からは、
日本語日本文学科の
名物教授・秋本先生の講義。

古典の中でも、古代がご専門で、
「風土記」を研究なさっている。

「風土記」に出てくる
地名の成り立ちを探る中で、
古代の、まだ日本語を
表す文字のない時代、
中国から輸入した中国語を
表す文字を使って、日本の
コトバを表現しようとした時代、
いわゆる口承文学の世界の研究です。
 ↑
仮名文字が発明された
平安時代以降とは、全く
違う言語世界です。

古代の文学と言えば、
記紀神話とか万葉集とか
を想起しますけど、
それって、中央の権力が
中国の漢字というツールを使って、中央から見た視点で書いているという側面があり、
言わば権力者階級のフィルターが
かかっているわけで、
実際の庶民の世界のコトバや
文学がそのまま現れている
わけではないんですね。

庶民の中に息づいていた
文字のないコトバの世界は
記録として残される事なく、
次第に消えていってしまった。

それらの痕跡を留めているのが
「風土記」に記載されている
古来からの地名であったり、
柳田國夫や折口信夫らが
収集した民俗学的資料。

そういったものを
読み解いていく研究を
する国文学者って、
実はあまりいないんだそうです。

何となれば、国文学の世界は、
ともかく資料第一主義なので、
資料が読み解けない、
あるいは、資料がない
時代のものは扱いが
難しく、民俗学や考古学との
連携による学際の道を
探っていかないと何も出来ない
………んで、その辺を
これからも追及していきたいなぁ、というお話でして。
 ↑
実は今、考えている
お話の参考になるのでは、
と思って拝聴しに
伺ったのでしたが、

いや、こちらの講義も
ものすごくおもしろかったデス。
ほぼ民俗学の講義で、
ワタクシの興味範囲に
ドンピシャリ。

時々脱線して、

藤原定家の「明月記」に
当時現れた超新星爆発の話が、
「夜空に赤光が広がった」という
記事として残っているとか、
のお話なんかも入ったりして。
(この話、以前新聞にも
載りましたよねー。
そう言えば、定家の熊野御幸
同行記が不平たらたらでおもしろかったな~、とか、講義を
聞きながら、こちらも
脱線してましたが)

秋本先生も、
90分しかないのに、
こんなに内容豊富で全部
語り終えられるのか?
と学生も卒業生も、
そして他の日文の先生方も
( ´艸`)ニマニマしながらの
講義でしたが、後半一気呵成に
まとめ上げられ、ハンドアウトに
書かれた項目を全部網羅されました~。

でもやっぱり、
もっと聞きたいなぁ~………の
人々のために、この後も
大学主催で学外にも門戸開放
している1日講座で
先生の講義をお聞き出来るそうです。ウフフー(≧▽≦)




 ↑
ハンドアウトにハートマークの
付箋が!
これに先生へのメッセージを
各自が書いて、ボードに
貼り付けてお渡しする、
という趣向。
やっぱり女子大だぁー。


 ↑
ハンドアウトの最後に、
メモ用紙がついていまして、
そこにちゃっかり先生の
可愛いイラストがっ!

くー。

まったく、女子大ってヤツは~!
σ(^_^;

●おまけ写真

カトリックらしい
お飾りやパンフが
本館1階にありました。






 ↑
学校の基の修道会を設立した
聖ラファエラ・マリア。


 ↑
ラファエラ・マリアの名前を
冠した食堂ラファエラホール。
リニューアルしてあったー。

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●正確にはここ2週間にまたがってるんですけど

ちょっと試運転にいろいろ
やり出そう、とか
思っていたら、

あっという間に
怒涛に投げ込まれていた!

ああ、やっぱり……
という気もしないではないが、
疲れ過ぎないように、
風邪を拾わないように、
注意おさおさ怠りなく
突進するかなー。

●仕事の嵐、来たる。

相方の本の著者校第1校で
直しを入れた箇所が、第2校で
ちゃんと直っているか、を
確認する突き合わせ作業を
請け負いました。

それぼど急ぎじゃない、
という話だったので、

ふんふんふん~♪

とゆったりやっていたら、

まさかの急ぎの翻訳の
お仕事が飛び込んできた!

それも和訳じゃなくて、
英訳!

このところ3年くらい
英語俳句のお手伝いを
しているし、時々
友達のために英文手紙を
書いたりするんで、
ままよ、何とかなるだろー、
と安易に請け負い。

(金)夜に受けて、
(日)のうちに入稿する、
というスケジュールを安易に立て、

やり出してみたら、
全く馴染みのないジャンルで、
しっかり泣きを見る、と。
 ↑
アリガチ。

モノはアパレルで、それも
男性向け主体らしい
ヴィンテージ感覚の
おしゃれクローズ。

ファッション業界なら
当たり前………なのかもしれない
知らない用語が山ほどあり、
いちいちネットで検索し、

ナルホド、
そーいうファッションなのかぁ、
とメウロコしながら作業をする。

ファッション用語というの、
女性モノでもそうですが、
得てして日本で作られた
カタカナ英語っぽいものが
多い。そのまま使って
果たして海外で通用するのか
どうか、分からない。

その辺こちらが疎いので、
今イチ不安は拭い切れない。

こういう意味合いなら、
この表現でいいと思います……的な
註釈を時々日本語で入れて
おいたりして。

とりあえずヒイヒイしながら、
(日)夜に入稿し、(月)にネイティブチェックしてもらって、
(火)お渡し、という形で
落着しました。

いやぁ、ボランティアで
なく、仕事で来ると、
やっぱり英訳は緊張する。

●原稿送ってあとは野となれ………

にしておいて、
(月)はCちゃんお見舞い第2回目。

2月いっぱいでリハビリ病院は
退院する、ということだったので、
どれくらい元気になったかな~♪
と偵察に。

歌の方はいい具合。

院内で何度かミニコンサートを
開いて、他の患者さんたちの
耳を楽しませるような状態で、

しばらく指導出来なかった
フィオーレさんも、2月は
毎週指導に行ってるとの事。
(通常は月2回)
体力も大分ついてきたかな。

指先の細かい作業とか、
足の筋肉を戻す運動とか、
日々メニューを決めて
頑張っている様子。

よしよし。 

とか思っていたら、
リハビリのために
近くの商業施設まで
一緒にお散歩に行きましょう、
のリクエストが。

あれ? 保護者?

で、2人でおしゃべりしながら
片道15分くらいのところまで
歩き、ウインドーショッピング
したり、ちょっとお菓子を
買ったりして、そろそろ
寒くなるから帰さないと
いけないかな? と思っていたら、

「太鼓の達人、やりたいです。リハビリの一貫で~♪」と。

あれ? 私もやるの?!

(゚o゚;

子供が小さい頃ならまだしも~!

とか言いながら,
バチを握った瞬間に、
ちょっと人格変わるワタクシ。
 ↑
ってか、本性出てる?!

結局2人で3曲も
大騒ぎしながら叩いてしまいました。

いかん。
やっぱり打楽器って燃える。
ああ、カホンやりたい。
 ↑
先日テラのコンサートで
カホンも聴いたので、
またやりたい病が出ている。

●で、火曜日。

静岡バッハの練習に行ったら、

先生のお具合がまだ悪く、
気管支炎から副鼻腔の方に
症状が移り、耳がよく聞こえ
なくなっちゃってるとか。

先日お電話したら、
ちょっと目を離すと
歌ったりピアノ弾いたりしてて、
奥様に「ちゃんと休んで下さい!」と怒られているとか何とか。

てな具合なもんで、
2月いっぱい静岡の練習は
お休みなさる事に。

で、自動的(?)に今週と来週の
代振りに任命された。

この日はバッハの
カンタータ180番を通して、
『筑後川』のうち2曲くらい。
来週も代振りなんで、
振り方、練習しなければ。

●とまあ、こんな調子で

毎日ぞくぞくやる事が
飛び込んでくる状態デス。
相方から請け負った作業は
無事終了したのですが、
確定申告の準備も
しなくちゃいけない~(-_-;)
仕方ないので夜中に計算してたり
しますがぁ、お楽しみも
ありました。

(火)はお腹が今大きい
マディーナ(6月10日が
予定日だって。楽しみだぁ)と
おしゃべり出来たし、

(水)は久々にKらちゃんと
ランチも出来て楽しかった!
 ↑
このところ、彼女のお休みの日がちょうど相方の診察の日に
重なって、何度も予定変更
してもらったので、ホント、
久々。

●で、ただいま上京中。

明日、母校の先生方お2人の
最終講義が朝からありまして、
お世話になった先生と、
直接は存じ上げないけれど、
是非参考に聞いておきたい先生の
講義………の2コマ。

これが、今週1のピッグイベントであります。

さぁて、気合い入れて
ノート取るぞぉ!

写真は高速バスからの富士山と、
Kらちゃんとお揃いのバッグ。
(内張りの色が鮮やかな
ブルーグリーンのところが
お気に入り)






●毎日真夏日でぇ、

麦茶の消費量がハンパない今日この頃。

リオのオリンピックも熱いけど、
アメリカではイチロー3000安打も熱いし、
天皇陛下のお言葉も胸を熱くするものがあり、

とりあえず自宅で作業する自由業
である事に感謝しつつ、
アイスキャンデーなんか食べてみたりする、と。

●アシスタントがいる幸せ❤

東京在住の娘がこのところ一時帰省して
おりまして、毎日メシをたかられている
ワケなんですが。

エサさえ与えておけば、
結構仕事を手伝ってくれるので、
むちゃ助かる。

私よりずっとパソコン操作に詳しいので、
ついこの間も年末年始の地獄月間で
大分活躍してもらったのだが、

今回またしても入力オペレーターとして
こき使わせてもらっている。
ありがたや。

今日は、
アイデア煮詰めて書き出してから、
足掛け3年くらいかかった
ファンタジーものを、やっと何とか
最後まで書き上げたところで、
とりあえず大変お目出度い。

どうしても途中で大掛かりな校正などが
入ってしまうと、1ヶ月単位で身動きが
とれなくなるため、物語のノリに
入り直すまでにかなり時間がかかったりする。

1つの仕事が終わったから、
翌日からすぐ別のを書き出せる………
ような器用な人間なら、こんなに
時間はかからないハズなんだが(-。-;)

ともあれ、最後まで書いてしまわないと、
にっちもさっちもいかないので、
ここ数日、気合いを入れてクライマックス部分を
しゃかりきに書いてました。

8月9日が母の命日なんで、
勝手にこの日を締切日に設定し、
書け、書くんだ、ジョオオオオ~!!
みたいな気持ちで取り組んでみたら、
すっかり手首が痛くなった。

どーしても気合いが入ってくると、
メモ帳にまず手書きで、ガーーーっと
書きなぐらないと進まない。

で、ある程度書けたら、
それを修正しながら、
今度はpomeraで、ガーーーっと
一気に入力する。

で、打ち上がった原稿を、
今度はパソコンにテキストファイルで
ぶち込んで、章ごとにEvernoteに貼る。

七面倒臭いやり方なんですが、
いろいろ試行錯誤した結果、
これが自分には合ってるみたいだ、
と分かりまして。

緑内障のおかげで、
おっかなびっくり目を使う毎日ですが、
タブレットやスマホよりも、
パソコン画面を見続ける方が
テキメンに目は疲弊するみたいで、
1時間作業するのが超しんどい。

で、目に楽なpomeraを主力入力部隊に据え、
後で細かく修正するのはスマホやタブレットの
Evernoteからにし、

パソコンでword fileを作るのは、
最後まで書き上げてからの
お楽しみ(?)、ってことにしてみました。

で、今、目の前で娘がせっせと
Evernoteからword fileを作ってくれて
いるので、ありがたくお任せして、
自分はタブレットでのんびり
ブログ記事を打っているのでした。
 ↑
※後で判明したのだが、40字 x 40行/A4
で打ち出してみたら、400ページ近くもあった!
誰だ、こんなに長いの書いてるの!

それにしても、
脱稿お祝いディナーを
自分で料理しなければならない………っての、
何とかならないものか。
 ↑
娘はパソコンアシスタントはやるが、
メシスタントはてんでやってくれない
のであった………。

しまった。
育て方を失敗したようだ。

●とりあえずメデタシ、メデタシなのだが

忙しがりながらも、
お手元で出来る遊びは
ちょくちょくやっていた。

LINEで出しているアプリを
チェックしていたら、
LINE Brushというお手軽お絵描きアプリを
発見。

これが、なかなか使い勝手が良くて、
いろいろ試してみては楽しんでいる。

こんな描き方が出来るかな?
これはどうかな?

とか、夜中にふと思いついて、
1枚描いてみる。

イラストカットとか、
LINEスタンプ程度の小さい絵だけなんだけど、

ふふふ。

楽しい。

残念ながら、活字は入力できない。
んだけど、描いた絵を別のアプリ(Skitchとか)で
開き直すと、言葉も入力できる。

ふふふふふ。

ますます楽しい。









●楽しいと言えば

クライマックス部分を書かないと
いけないのに、ついガマン出来ずに
ハリポタの新作(舞台劇)、

Harry Potter and the Cursed Child(脚本)

を買ってしまいましたーっ!

で、ゆったりのんびり楽しもう、
と思っていたのですが、

日本語版出版が11月だと言うんで、
「待ってられない!」と叫ぶ
アシスタントさんがおりましてぇ、

とりあえず大急ぎで読み飛ばし、
第1幕第1場はこれこれこーいう感じ、
で、ああなってこうなって、
そーなって、どーなって、
とあらすじを、とうとうたぁらりと
言わされまくり、昨日読了してしまいました。
(もっともワタクシ、好きな本は
5回も6回も読み直すのが当たり前なんで、
また日を改めてゆっくり読むつもりですが)

で、やっぱり今回もおもしろかった!
本編で言い残した事をずいぶんたくさん
ブチ込んでいて、やっぱり心に残る言葉が
たくさんあった。

けど、こんなスペクタクルなもの、
舞台でどーやって演出するんだろう???

ああ、ロンドンまで見に行きたい。

ローリングの初脚本の映画作品
Fantastic Beastsの方も
予告編がワクワクものだったんで、
こちらも期待しています。
 ↑
ちなみに日本語訳シリーズ、
いつの間にかハリポタ電子書籍出版サイト
「ポッターモア」Pottermoreに
ちゃっかり組み込まれていて、
フツーにAmazon kindleで直接購入する
事が出来なくなっていました。
紙の本はどうなっているのか確認して
ないんだけど、電子書籍だと、
Pottermoreで購入してからkindleに送って
ダウンロードする、という二度手間状態に
なってしまった。

娘の方は「日本語でないとダメ~(ToT)」と
叫んでいるので(国文科にありがち)、
仕方なくPottermoreに登録して、
ヒイヒイ英語を読んで購入してました。

いとあわれ。

さぁて、明日からは、
ちょびちょび直しをしながら、
のんびりしようかなぁ………♪

とか一瞬思ったが、
自分の書き物にのめり込んでて、
まぁったく手がつかずに
4月・5月・6月・7月分………と
ためにためてしまった英語1日1句を、
8月はせっせとやらないとっ!

のんびりしてると、
8月1ヶ月分がドォーンと
来てしまう~(ToT)!

いとあわれ(part 2)!!




●怒涛の年末年始が終わり

こまごまとしたタスクも終わり、
確定申告も終わり、
スッキリと自分のなすべき事に戻る………と。

年がら年中忙しがっていますが、
これ、要するに、ヒマなのが嫌いな
自分の性格が、いろいろ呼び込んでいるかららしい。

先日仕上がった英語俳句の本を
親友に送ったら、我から呼び込んどるから、
まー忙しいのはしゃーないだろー……的なコメントが。

くそー。

やっぱりな。

良く分かってらっしゃる。(-。-;)

それにしても、昔に比べると、
うちの確定申告は、格段にイージー(*^▽^*)

父の時代は、曲がりなりにも青色申告だったので、
1ヶ月近くかけて帳簿整理の波と戦い、
ヘトヘトと申告書にたどり着く………だったが、
(だいたい国から支払われる国保その他の
お金が2月の末にならないと、支給されないので、
ギリギリまで実質収入を計算出来ないのもストレス)
病院も閉めちゃって久しいので、ほとんど相方個人の
申告をちゃちゃっとやれば良く、いやぁ、
個人の申告って、なんてお手軽なんだ~と(≧▽≦)

………だが、うっかり和んでいると、
締切ギリギリになったりする!(ありがち)

●で、今年も既に2ヶ月が過ぎ、3ヶ月目なんで

うまずたゆまず、日々俳句と向き合われるYさんは、
既に1月2月分の日本語俳句と英語俳句を
仕上げておられまして。

どんだけスゴいんだろう、この大先達………。
毎日毎日一句ひねり出し、それを一年続ける
のだって、すごい精神力と持続力。
で、それをチャカチャカとご自分でPDFにして、
ささっとメールで送ってこられる。仕事、早っ!
今は引退され、悠々と趣味に邁進されているわけ
なんだけど、現役時代はどんだけ
有能ビジネスマンだったことか。

とても真似できんわ…………(-_-;)

とか言ってたら、2ヶ月分の校正原稿が
どどん、と!(キャーッ!)(゚o゚;

で、例によって、ヒイヒイふうふうと校正にかかり、
週末2連チャンの磐田・浜松詣での往復は、
JR車内を仕事場にして、必死こいて朱を入れる。

(日)の練習の帰り、まっちゃんとAちゃんと
3人で電車に乗ったのだが、失礼して仕事に入り、
小さい電子辞書(ガラケー位のポータブルなヤツの
くせに、広辞苑とジーニアス英和和英、さらに
漢字源まで入っているスグレモノ)を振りかざし、
せっせと作業。時々、電子辞書だけでは足りず、
スマホでネット接続してwikipediaをチェックしたり
するんで、同じ車両に乗り合わせた人は、
落ち着かないったらありゃしない………と思います。
すんまへん。(ひどい時は、Kindleを取り出し、
Oxfordを引いたりするんで、まっこと見ている人は
落ち着かないことと思われる。見ないでくだしゃーい)

※Aちゃんの観察によると、向かい側だか隣だかの
女子高生らしきコがガン見していたらしい………。
てんで気づかなかったヨー。

どうも夢中になると、周りの事など、
てんで見えなくなってしまうんだよなー。
昔も、娘がテレビで「おじゃ魔女」とか
ガンガンかけてるところで、いきなり原稿に
ハマって書いたりしてたもんなー。

結構、周りでワイワイやってる場所の方が
集中力が発揮されるのかもしれまへん。
てなわけで、電車の中で仕事するの、好きデス。
(周りの迷惑、省みず。困ったものでアル。)


 ↑
愛用の電子辞書

●何でも習っておくもんだなー

………と、改めて思った件が1つ。

英語俳句の中に、abbreviation(アブリヴィエーション)
というのが出てきたんですよ。

「略字」と訳される言葉で、
語源を辿ると、ラテン語のabbreviare(短くする)
から来ていて、さらにこの動詞は「短い」という
形容詞brevis(ブレヴィス)から出来たそうで。

あ!

モーツァルトのMissa Brevis(ミサ・ブレヴィス)って、
ここから来てるんだぁ!
ナルホド、短い(つーか、やたら速くて口が回らん)
ミサ曲でアル。

で、話はabbreviationに戻るのだが、
これ、日本語なら、例えば
「あけましておめでとう」→「あけおめ」
「スーパーコンピューター」→「スパコン」
の類のことで、ともかく短く縮めた言い回しの事を言う。

で、その中で特にacronym(「アックロニム」的に発音する)と呼ばれるモノがある。

今回の俳句に出てきたものは、
abbreviationというより、acronymに当たる
ものなんじゃないかな~??
と思って、あちこちの辞書を引いてみた。

ウィズダム英和辞典によると、「頭字語」。

………何のこっちゃ。(辞典編集者の苦労がにじみ出ている!)

オックスフォードによると、

an abbreviation formed from the initial letters of
other words and pronounced as a word, e.g. NASA, RADAR.

「略語のうち、単語の頭の文字を
取ってつなげ、1つの言葉として発音されるモノ。
例)NASA、レーダー」

となってまして、日本では「略号」という認識
のモノですね。

【NASA】は【the National Aeronautics and
Space Administration】の略号で、

【RADAR】は【Radio Detecting and Ranging 】の略。

USAもそうだし、WHOもそうだし、LEDもそうだし、
ASEANだってそうだし~(≧▽≦)

と数えていくと、実は世の中アックロニムだらけ。

たいていのアックロニムは、大文字なので
目立ちやすいですが、「レーダー」みたいな
普通名詞化しちゃったものは、小文字表記なんで、
由来が略号とは思えなかったりする。

ちなみに、「レーダー」と並んで
普通名詞化されて小文字表記の代表格に
なってるのが「レーザー」(laser)。

略さず書くと、

Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation

な、なが…………( ̄。 ̄;)

レーダーもレーザーも、軍事用語で、
それが1番一般化してるっての、何だかなー、
と思いません?

このabbreviationとacronym、昔ボストンの
秘書科学校で超キビシい、授業中ニコリともしない
先生(忘れもしない、Mr. Bains。このセンセイの名前
がうまく発音できなくて、教卓の前に呼び出されて5回も言わされた)
に叩き込まれたのでしたー。

………最近まで、すっかり忘れてたんですけどねーヾ(^^ )

英語俳句を見ているうちに、
「あ! コレは、アレだ! acronymってヤツだ!」
と、突如として思い出した。

いやぁ、日本じゃ役に立たない知識だなぁ、
と思って忘れてましたが、意外なところで
役に立ちましたネー。

ちなみに、acronymの語源は、ギリシャ語の【akron】
(先っぽ、先端)だそうです。
 ↑
※オハイオ州にあるアクロンも、この意味から
来ているらしいです。

※ちなみに、「アクロンなら毛糸洗いに
自信がもてます~♪」のCMソングで
有名なおしゃれ着用洗剤は、ギリシャ語由来ではなく、
どうも「アクリル」+「ナイロン」の造語らしいとか。

●てなことをやってるうちに

そろそろ4月が近づいてきた。

ってことは、ソーニョの初練習も近いってことだ!

キャーッ!

ソーニョの本番7月よりも早く本番予定に
なっている磐田バッハの団内演奏会、
『カンタート・イン・静岡』(要するに、
自分の好きなソロを歌い倒してしまえ~大会)が
近いので、そちらの練習にかまけてましたが、
昨日ちょろっと広いスペースで歌わせて
もらったら、だいぶ感じがつかめたので、
しめしめ、これで落ち着いて三善の練習に
入れるゾ、と………。

で、難物のドングリの曲をチラ見して、
コッソリ音取り。

音はナンとか取れるんだけど、
これ、言葉が付くのかー?!
流して歌ってると、いつまでたっても
グチャグチャなところはグチャグチャなまま、
になりそうな曲なんで、とりあえず1小節ごとに
つまみ洗いして、キッチリ仕上げていかなければ!

………なんだけどさ。
後ろの方に、High HとかBとか、その辺、
ありまくりなんですけど?!(゚o゚;

普段A=415hzで楽をしてるんで、
現代曲をやるには、この感覚を
A=440hzに戻してやらないといけない。

以前は、この調整にちょっと手間取ったんですが、
まあ、今は何とか。(ブラームスのドイツレクイエムを
ピアノ連弾版でやったおかげらしい)

なんだけど、440hzでHとかBとか、
キレイに出せるんか???(-。-;)
というのが大きな課題でアル。

くっそー。

今年も挑戦されてるなー。
くやしいから、キッチリ仕上げてやるー!
 ↑
どうも、根っからの負けず嫌いらしい………。
●同時進行プロジェクトが多すぎ

仕事というのは、重なる時には
ホントに重なるもんですね~( ̄。 ̄;)

しっちゃかめっちゃかの年末年始、
死ぬ時はみんな一緒だ、的な1月中、
まだあるんかい! それも2つも! な2月………

と、どんぶらこっこ、どんぶらこっこ、と
仕事漬けの日々………でしたが、今ようやく、

ガンバれ、今月中締切は、あと1つだっ!!

まで漕ぎ着けました。



入力オペレーターその他で
こき使っていた娘も、
「そろそろ帰りたい」と
東京へ逃げ戻りました。

まあ、まだやる事がいろいろ
あるんですがぁ、
とりあえず1つ峠は越えた………かな。


  ↑
母娘揃って疲れ切ってる図

●こっちは終わった………とノホホンとしていた!

最後の句まで見たので、
これでオッケイ………(≧▽≦)

と楽観していた英語俳句、
最後に全頁確認した方がいいよ、
とブルガリア友に言われ、
著者のYさんからもお願いメールが
来てたんですが、2月アタマまで
こちらも首が回らず、なかなか手が
出なかった。

ようやく、日本語の手がちょっと
離れた2月6日・7日に、
一気呵成に校正しました。

それも、みっともなく、JR車中とか、
ケンタ店内とかで、ひたすら朱入れ。

「ヘンなヤツがいるー」

とか、思われたんだろーなー。

英語俳句の方は、元々の日本語の句は
著者のYさん任せでいじらなくて良く、
また、英語俳句の方も、Yさんと
ブルガリア友の3人で、1年かけて、
ああだ、こうだ、と校正してるので、
いじる所は何もないんだけど、それでも
まだタイピングミスは確認しなくちゃならない。

大変だったのは、俳句以外の前書きや後書き
部分や、タイトルその他のページの
Capitalizationとnumber ruleの確認デス。

●Capitalizationとnumber rule、意外と盲点でアル。

Capitalizationは、本のタイトルなどの場合に
行われますが、

・最初の単語の頭を大文字にする
・名詞と動詞などの頭を大文字にする
・aやtheは文頭にない限り大文字にしない
・前置詞は大文字にしない
・接続詞も大文字にしない

というのが基本ルールで、
日本語にはないものなので、意外と
見過ごしてしまう。

例えば『ハリー・ポッターと賢者の石』の場合、

Harry Potter and the Philosopher''''s Stone

が正しく、

Harry Potter and The philosopher''''s stone

は正しくない。

(んだけど、下のでも、ちゃんと意味は
合ってるんで、つい読み飛ばしてしまうー!)

で、この統一が、意外とページによってマチマチ
になっているのに気がつき、大あわて。

ちなみに日本語表記では、外国人名は
「名前」「・」「苗字」というのが汎用表記なので、

「ハリー・ポッター」が正しく、

「ハリーポッター」は正しくない。

まあ、日本語だと縮めて「ハリポタ」とか
言っちゃってますけどー。

●で、number ruleってのは何じゃらほい?

これ、アメリカの秘書科専門学校で
むっちゃ厳しい先生に叩き込まれたんですけど、
日本ではあまり聞いた事がない話デス。

どーいうのか?

と言うと、

・文章の中では、1から10までの数字は、
アラビア数字の1、2、3ではなくて、
one, two, three....の形でspell outする。
(理系論文などの実験結果の数値などは
このルールには即さないですが)

というもの。

最近ではこのルールの縛りは
大分緩くなっているような感じですが、
今回の本は俳句ブックで、理数系のモノのように
数値を見やすい形にするものではないので、
なるべく文章の中の数字は、上記のルールに
合わせました。

ちなみに、「三階建ての家が二軒並んでいる」みたいに、
数が2つ並ぶ時は、片方をアラビア数字にする。

確か、two 3-story buildings とか書く………と
習ったよーな記憶が(使う事がないんで、うろ覚えである)。

あと、意外とうっかりしちゃうのが、序数。

first, second, thirdみたいなヤツね。
これも文章の中では、「十番目の」のtenthまでは
たいてい数字じゃなく書き表される。
10より上でも、「十二夜」をtwelfth nightのように
書いたりもする。さすがに24thくらいになると、
spell outはしないみたいだけど。

で、校正してて、最後の最後に、

「あれ? コレ、どこかヘンじゃない??」

と違和感を覚え、頭をひねったのがコレ。

Emperor Akihito''''s speech on his 82th birthday:

しばらくの間、どこに違和感を感じたのか、
不覚ながら分からなくって、暫く腕組みして
考えてた。

で、ハタ、と気がついた。

82thじゃなくて、82ndだった!
eighty-two~thじゃなくて、eighty-second!

分かってみれば、なぁんだ、なんですけど、

これもやっぱり日本語にないideaなもんだから、
気が付きにくい。数字はつい日本語で読んでるのかも。
  ↑
ってか、私の頭がボケている?!

●てなことをやってたら、丸々2日かかった。

で、すったもんだして、直しの箇所を
PDFファイルにしてYさんにお送りしたんだけど、
私の直しが遅かったもんだから、もう
印刷工程に入っちゃおうかな~ヽ(^0^)ノ
みたいなタイミングになってしまっていた!

アワワッ!!

何とかムリヤリ間に合わせていただき、
印刷所入稿は、バレンタインデー入稿となりました。
2月28日には完成の予定です。

相方の方の本も、一冊は2月に無事刊行、
さらにもう一冊が3月刊行で、
既に美しい表紙が上がってきたところ。

なんだかんだ言って、
本という形に仕上がるのは、
嬉しい事デス。

●仕事にかまけて、練習をサボリ倒しておる。

ので、また歌の方で悪いクセが
戻ってきちゃうのではないか、と
内心戦々恐々。

明日は磐田に行くゾ!
行くったら行くゾ!

と決意も新たにブログを
書いていたところ、

タイムリーに「明日の練習は~」という
K子先生メールが到着。

で、いつもの通りに練習だよ~のお知らせとともに、
5月にやっちゃおうか?
と言っていた企画が本決まりになった、というお知らせが。

これ、東京メンバーさん発案なんですが、
要は団内音楽会。
プロのソリスト以外のメンバーで、
メサイアのソロを歌い倒して、
静岡の美味しい酒と肴で一杯やろう!
という………(限りなくジョイオブのノリに近い)
ヤツでして、伴奏はチェンバロと通奏低音。

ちなみに、5月28日(土)午後、
静岡バッハがいつも練習に使っている
静岡草深教会聖堂でーす。
多分どなたでも入場自由デス。

ついノセられて、

ソプラノソロのRejoice greatly………
いっちゃおうかなー、とエントリーシートに
書いてしまった。(それも2nd versionの
3連符モードのをやってみたい気がしている。
む、無謀…………)

さらに、昔やって失敗したので
リベンジしたいから一緒にやって、
とA嬢に言われているので、
He shall feed his flock
のアルトもやらねばならない………らしい。

しまった。

ここ1週間くらい、
練習サボってる。
毎日やんないと、ダメだーーーっ!!

※文中のアポストロフィーSが、どうしても文字化けしちゃうのが
気になるんですが、直せないんで、合ってると思ってつかぁさい。
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