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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

カテゴリー「family」の記事一覧
●先日はたくさんのお見舞いを
ありがとうございました。

FB上、あるいは個々に
メッセージその他でお言葉をいただき、

うんとこせ、励まされました!

本当にありがとうございます。

特に驚いたのは、 
実は励ましてくださった
ご当人の方が、ずっとずっと
大変な状況なのでは?! 
という場合が多かった事。
それでもなおかつ、激励して
くださっていること。

こりゃあ、泣き言なんか、
言ってる場合じゃないよなー……と、家族一堂感じ入っている
次第であります。

ご自身が苦しみを経験された
からこそ、あるいは今、この
瞬間に苦しみを体験されつつ
あるからこそ、他の者へ
より深い、より強いエールを
送ってくださっているんじゃ
ないかなぁ………と、思います。

1人孤独に耐え、歯を
食いしばって何事もこらえて
生きていこう、と雄々しく
立ち向かっていらっしゃる方も
たくさんおられるか、と思います。

けれど、疲れた時や、
つらい時は、
「たすけてください」と
言っていいんじゃないか?
と、私は思います。

何をしてもらう、という
のでもないかもしれませんが、
ちょこっとグチを聞いて
もらうだけで、肩の重荷が
半減しますよ~。

とりあえず、うちの家族は
大して精神力も強くないので、
泣き言も、ドシドシ言って
たすけてもらっちゃおうかな~………っと。(^_^)ノ

スイマセン、グチられる皆様、
ごめんなさい~!
時々聞いてやってくれると、
踏ん張れますんで、
そこんとこ、よろしく!

●第1回目の抗がん剤治療を
受け、その後、どういう
副作用がどの程度出るもの
なのか? という実際のところは?


……が、これ、実のところは、

個々に全く違う症状が
出てしまうので、とりあえず、
お医者さんサイドも、

「やってみないと、
てんで分からん!」

なんですよ、ぶっちゃけ。

1人1人のカラダって、
ここまで違うのかなぁ、と
改めて思いますが、
超データ不足の
状態で、ままよ、発進……と
始まってしまうんですよー。
(行き先をよく分かっていない
宇宙戦艦ヤマト………のイメージ!)

冊子には、かなり詳しく
ああいう症状、こういう症状が
この時期に出やすく、その場合には
こういうところを注意して
…………と書いてくれてあるのですが、(ある程度、傾向と対策は
ある!)

なかなか教科書通りに
ならないのが人間のカラダって
ヤツらしい。

ウチでも、体質がこうだから、
こういう症状が出るんじゃないか? と、予想を立ててみた
んですが、ほっとんど当たらない。

三半規管が弱いので吐き気が
一番強く出るか? と兄と
2人で心配してましたが、
吐き気もあるけど、それより
臭いと味に過敏になって
全く食べられなくなりました。
いつもはほとんどニオイを
気にする事はないんですけどね。

普段はかなりの頭痛持ちなので、
副作用で強く出たら
イヤだね、と思っていたら、
意外と頭痛は来なかったり!

こちらの予想を裏切る症状が
結構、来る、来る。

ピークの数日間は、ともかく
消耗度が激しく、かなり
精神的にもつらかったようです。

配膳係の方から相方が
聞いたところでは、

何にも食べられず、飲めず、
になってしまう患者さんは
多いそうで、

コーラだけ飲んでた人とか、
柿の種だけ食べてしのいで
いた人とか、いらしたそうです。

食べられないピークの時は、
食事のバランスがどうとか、
言っていられないので、
何でも食べられるモノを
食べてOKなんですが、
コーラだけとか、うーむ(/_;)

●てなわけで、とりあえず
治療進行中。

………で、ただ今、一時帰宅中。
で、体毛が
どんどん抜けているところ。

お坊さんの剃髪のように、
一気にキレイに剃り上げ……に
なるワケではなく、毎日少しずつ
抜けてきます。シャワーを浴び
ると、ごっそり抜けたりする
ので、

精神的に
ガックリくるし、
まばらに抜けるのが、
まるで皮膚病を
患っているよーな雰囲気。

帽子とかバンダナとか、
前もって用意すると
いいですよ、と言われて
ましたが、要は脱毛していく
過程が、見た目よろしくない、
という事らしいデス。
 ↑
当人、脱毛が始まって、
初めてナルホド納得に
なったそーで、急に
ニット帽とか欲しがっています。



↑ローソンで見つけた
黒いニット帽が、何気に
いい感じ。

毎日ちょろちょろ抜けるので、
枕カバーの上にも1枚手拭いを
敷きたい感じなもので、
うちにあった手拭いシリーズを
ちょろちょろアレンジ。









ほぼ、遊んでいます。

昨夜は、残り毛糸で
1つニット帽を作ってみました。
どーもスナフキンとか、
(色も形も違うんだけど)
ハリポタの組み分け帽子の
よーな雰囲気になった。
かぶせてみたら、てっぺんが
ちょっとネコさん帽だった。
カワイイからいいかー。
(と言いつつ、相方にかぶせて
みたり、自分でかぶったりして 遊んでいる。ありがち。)



●歌の方、サボり倒していたので、そろそろ焦っている。

今週末は、千代田区コーラスフェスティバル前日練習+本番。

相方はちょうど病院で
2回目の治療の時期。
白血球の数などが落ちやすい
頃です。入院している
方が体調管理しやすいので、
病院に預けて、私は東京行きデス。

が、今回てんで練習に
出られてないので、
13日(金)頃からあわててます。
 ↑
この日は、
11/11に決定したアリス草薙の
慰問コンサート向け第1回練習日。
調子良く全曲練習出来たので、
休み時間にH部さんに頼み込んで
千代田区用の2曲を練習。
「リフレイン」はO井さんも
前にやった、と一緒に歌ってくれ
たので、にゃるほど、こういう
盛り上がり方の曲なのね~(^^)vと
ナットク、ナットク。
 ↑
例によって2曲とも初見で
弾いてもらっちゃったんだけど、
どちらもステキ❤と
お気に召されていた~(^^)v
 ↑
実は「寂庵の祈り」を慰問で
やりたいなぁ、と思っていた
んだけど、テノールのIさんや
アルトのKちゃん、ソプラノの
Rかちゃんが出られない、との
お話だったので、ちゃんとした合唱曲は、今回は難しいかな、と
ガマンしたのでありました。
 ↑
で、とりあえず今、アタマの
中で「リフレイン」をエンドレス
「リフレイン」中。いい曲だよね~。

実は、磐田バッハの東京本番も、
2ヶ月切りまして。そろそろ
磐田詣でをちゃんとしないと、
アルトが歌えない………(T_T)

朝日ホールで、メサイア全曲で、
さらに磐田メンバーだけで、
その上初めてのアルト………な
もんで、気合い、入れてかないと!
 ↑
ソプラノでは何度もやってる
んですが、アルトはまだまだ。
8月の演奏会では、コトバが怪しいところが多数。でもまあ、
アルトでやれるというのも、
そうそうないパターンなので、
ガンバってみようかなぁ、と。
何せ磐田バッハが誇る名手
UさんやHさんを間近く聴ける
同一パート。この機会は、
逃したくない、と。

というワケで、
普通の事を普通にこなし、
普通に食べられる事の有り難さに
日々感謝しつつ、
普通に毎日練習して、
またガンバってみようかな~、と。(^_^)ノ





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●ほぼ2ヶ月、自分のblogを
書いていません。

Facebookも、ほぼ、
たま~に読むだけ……の
状態が常態化している
昨今です。

●既にごく身近な方々には
お知らせ済みの話なのですが。

6月アタマ位から、
相方が首周りに違和感を
覚える、と言うので、
あちこち医者通いを始めました。
当初私は、軽く考えて
いたのですが、

前回blogをアップした
7月末辺りで、

どうやら悪性リンパ腫
であろう、という診断が
つき、ガクゼン。

結局家族で昔から
一番お世話になっている
S総合病院にお世話になる
事に決め、

9月11日から
入院し、ただいま鋭意
治療中であります。

抗がん剤の多剤併用治療
ですので、一時的に
赤血球や白血球などが
減ってしまい、菌を拾いやすく
なるため、準無菌室仕様の
個室に入院。
原則的にお見舞いは家族のみ。

同室の人に気兼ねする事なく、
仕事道具一式を持ち込む事が
出来、清潔第一のため、
大好きなシャワーも浴び放題
なもので、ある意味非常に
悠々自適。ほとんど自分の巣を
形成中………なのであります。

●現代のガン治療というのは

実際のところ、5年とか10年前の
イメージとはかなり
違うんじゃないのー?

という感じが最近すごーくしています。

いわゆる1人1人に
合わせたオーダーメイド医療
という流れなのかもしれませんが、

ともかく、ちょっと前の
ガンを宣告されたら、
もう人生、終わった………的な
イメージとは違うような
感じなんです。

もちろん、非常に治り
にくいモノも、まだまだ
あるようですが、

むしろ、多くの場合、ガンとは
「乗り越えられるべきもの」と
とらえられてきている……
ような気がします。

治療を終えたその後の
人生の中でも、再発防止を
含めて、
自分の生活をコントロール
し続けていくことで、
QOL(Quality of Life)を
積極的に上げていく事が
出来るわけで、

今や抗がん剤治療は、
人生を見直す契機となって
いるように思われるのです。

相方のおかげで
今回いろいろ調べたり
勉強させてもらっている
悪性リンパ腫は、

かのノーベル賞学者の
利根川進さんが研究の端緒を
付けられたもので、
ガン治療の中では、
大変進んでいるジャンルだそうで、

細かく分類すると、種類はなんと、
62種類だかに分けられるとか。

うちの相方のタイプは、
(この最終診断が出るまでに
組織培養とかでかなり時間が
かかり、ヤキモキしたのだが)
幸いにして、悪性リンパ腫全体の
1/3を占めるタイプのもので、

………ということは、
お医者さんたちの経験値も
高いワケで、

既に、このタイプには、
この方式の多剤併用でいく、
というスタイルが確立
されているんだそうです。

普通21日間を1クールとして
抗がん剤その他の薬を入れて
いきます。
6から8クールくらいを、半年間
くらいかけてやります。

21日間と言われて考えたのが、
女性にはちょっと気になる
肌のターンオーバー。
調べてみると、通常、
肌のターンオーバーは28日間くらい
なんで、抗がん剤治療の1クールとは
ちょっと違うのかもしれませんが、
細胞の新旧交替も無関係ではない
んじゃないかなぁ。その辺も、
合わせて治療計画を進めるもの
なのかもしれない……なんて、
素人考えですが。

ともあれ。

あまり症例がない特殊な
タイプで、どの治療をどうやるのか? 
みたいな迷いがある
モノよりは、
対処の仕方が分かっている
タイプだというので、
本人も家族も、ともかく
精神的に楽になりました。

診断がつくまでの間は、
ガンかもしれない……けど、
ひょっとしたら、マチガイかも、
いや、やっぱりそうかもしれない
………と、本人もだいぶ悶々と
していたようですが、

診断がついて、
「ともかく、立ち向かうっきゃ
ない!」
と、ある意味追い込まれてから
の方が、本人も家族も、
腹をくくることが出来た、
という感じ。

驚くべき事に、
本人、ケッコー図太い精神力が
あるらしく、
「どうせなら、闘病記を
一本書ける位の気持ちで
入院しようかな~」
とか言って、毎日せっせと
細かい日記をメール作成
画面で書き、写真もさまざま
撮って添付して、
家にメール送信してきます。
(で、それを夜中に
Evernoteとかに貼って
保存をする日々………)
 ↑
ヤハリ、物書きサンというのは、
どう転んでも、「書きたい!」
ものらしい。

そうそう、家族でグループメールの出来るLINEを愛用しているのですが、今回これも大活躍中。

ちょっとしたことでも、すぐに
連絡し合えるというのが、お互い
に支えになっているような気がします。

●副作用とか。

さて……。

副作用で有名な抗がん剤治療
ですが、長年の研究のおかげさまで、副作用を抑えるための
お薬とか注射とか、
こまごまあります。
例えば吐き気が出やすいタイプの抗がん剤を点滴する前には、
吐き気を軽くする注射をする、
みたいな対症療法が充実しています。

さらに心強いのは、昔に比べて、
カルテの開示をするのが当然、
という流れになってきているため、今入れてるこの薬は
コレコレの役目があり、副作用
にはアレソレもある、とか、
必ず前もって教えられる事。

昔は、お医者さまがやってる
事をいちいち「それ、何ですか」
とは聞いちゃいけない……的な
空気がありましたが、今日びは
そんな医者がいたら、即訴えられる時代ですから、ホント、その点、何でも聞きやすくなって、楽。

さらに、素人である患者衆に
分かりやすく説明するため、
いろんな冊子シリーズが
用意されていて、これが
嬉しい。

悪性リンパ腫にはどういう
種類があって、そのそれぞれで
だいたいどういうコース治療を
していくか、というのを
イラスト満載で分かりやすく
説明してくれてあったり、
コレコレの副作用が
出やすいのはこの時期で、
注意点はアレコレ……といった具合。

これらの冊子を
チェックしながら、
今日はこの薬を入れる日ね、とか、
コレコレの副作用が出やすい
時期だから、今日はおとなしく
しておこう、とか、
家族で相談しています。

現代では、ちょっとネットで
調べれば、こういう冊子的な
情報にもすぐアクセス出来、
ものすごく詳しく調べている
患者さんも多いそうですが、

指針となるものが、
実際に治療を行っている
施設から私たちに
示されている、というのが
わたくし的には
とても心強いのでアル。

主治医の先生も、
忙しい外来時間の前など
(つーことは、朝の8時半頃
とか。先生、どんだけ働いて
おられるトですか?!)
に病室に立ち寄り、病態や
治療の説明をして下さったり、
患者の気分転換になるような
話をして下さったりするそうで、
お話ししやすい先生に恵まれて
良かった良かった、と
皆で胸をなで下ろしたり。

とは言え、副作用は、
患者さん個々に出方が
違うものなので、
本人も家族もドキドキ
していたのですが。

他の方はどうか分かりませんが、
うちの相方の場合は、
今のところ、そこそこ常日頃に近い状態で、
入院生活を送る
事が出来ています。

無論、全く何もない、とまでは
言えません。やはり、食欲不振や
吐き気・頭痛のある日を
避けることは難しいらしく、
ちょっとしんどい日もありますが、

ムカムカしたり、食欲が
振るわない………と言いながら、
生来の食いしん坊気質(?)が
ここで幸いしてくれたのか、
何とか毎食、ガンバって
食べています。

………って言うか、病院だと、
おやつをヒョイとつまむワケにも
いかず、やたらにおなかが
空いているんだって。
それで一生懸命食べている
らしい………σ(^_^;

アルコール分解酵素が
ない血筋なもので、
お酒は全く興味がない
のですが、その分甘いモノが
大・大好き。
よく今まで糖尿にならなかったものだ、
と思うんだけど、今回多剤併用の
中にステロイドも入っていて、
これが血糖値を上げがちに
なるのか、コッソリおやつを
すると、すぐに血糖値に
はねかえってしまうんです!

知り合いの薬剤師さんの
話によると、ケッコーこの
ステロイド治療で血糖値を
コントロールするのが
難しくて、糖尿病を併発
しちゃう人も多いんだそうな。

※以前、娘や友達がステロイド治療を受けた時、ともかく、
おなかが空いて、甘いモノが
欲しくて欲しくてたまらなかった
んだそうです。プリンとかチョコ
チップスティックパンとか、
毎日これでもか、と食べてましたっけ。(-_-;)

相方の方は、このまま
順調に治療が進むようなら、
2クール目の薬剤を入れた
ところで退院し、以後は
通院治療でいこう、という
計画になっています。

通常1クール目が、もっとも
副作用が出やすいので、
病院での入院管理を優先
します。2クール目からは
通院加療となる方がほとんど
のようです。

自宅に帰ったからと言って、
調子にのって
おやつパクパク………というのが一番コワいのであります!

まるでダイエット道場の
ようだが、そのへん、
本人の意志が堅固………とは
あんまり思えないんだよなー(-_-;)

書く事に関しては貪欲だし、
真面目にせっせと調べるし、
一冊分を書き通す精神力は
すごいなぁ、と
コッソリ尊敬してるんですが、

おやつを目の前にすると、
鉄の意志、消えるような……(T_T)

退院後は、鉄血の規律で
おやつカットをしなければ!

ともあれ、この程度の
悩みで済んでいる今日この頃。

なんだかんだ言って、
相方の意外な精神力とか、
副作用に打ち勝っちゃう
食いしん坊ぶりとか、
LINEやメールや直接の会話とか、
いろんなものが私たち
家族3人の毎日の支えだったり
なんかしています。

やっぱりこれって、
有り難い事です。

※以上、本人の同意を
得てblog記事にまとめました。



●お見舞いにいただいた
ぬいぐるみのお猿さん。
戦国のシリーズで活躍した
重要キャラクターを
イメージして持ってきて
くれた。
命名「トヨスケ2号」。





●病室からの眺望が
とてもよろしく、
毎日夕焼け写真を
撮るのが楽しみ………と
いうのが本人談。

●お盆になりました。

We''re doing OK, so far, down here.
Look, I got two wonderful gifts from your
old friends.

They remind me of your everydays effort,
your feelings of fear, gratitude, curiosities...
well, sort of everything.
Ponder and think about you.

I''m now same age as Mum.
Can you believe it?
I wonder how she felt in her last year.
Since I''m getting older,
I now started to understand you guys even more.
I think my view towards your attitudes
about wartime has been changed gradually.

I love you even more.
Say Hello to Mum from me.
I love both of you forever.

(アポストロフィーがどうしても"に変換されてしまうー。
何度直しても、言うことをきかないー(ToT))

●いやぁ、照れくさい時は、英語に限るナーσ(^_^;

お盆を前にして、父の古いお友達お2人から、
素晴らしい贈り物をいただきました。

1つは、父と共に旧制中学で学ばれ、
薬学の専門家になられたS先生からのデータファイル。
ご自身で、多くの著作、またエッセイをものされる
先生は、旧制中学同窓会会報『槌音(つちおと)』を
編集してらっしゃいました。

趣味で俳句やらエッセイやら日本画やらを
やっていた父も、喜んでエッセイを載せて
いただき、当時は私もよく読んでおりました。

この度、掲載されたものを個人別ファイルに
落とし込んで下さったようで、
父の文章をまとめて送って下さいました。

もう1つは、静岡平和資料館での活動仲間で
あったNさんからの、新しい詳細な資料。
ご主人の退官と共に、ご主人の故地仙台に
引っ越され、仙台でも新たなグループで
戦争体験を残すための活動を精力的に
行ってらっしゃいます。

前もってお願いがあり、
父が残した戦争画をも、
この新しい仙台の資料に掲載して下さいました。

この2つの贈り物が、実はものすごーく
リンクしている感じなんですよ。

●『槌音』に遺された瞬間
(父の文章を載せますね)

「グラマンF6Fヘルキャット艦載機」

 昭和二十年八月十六日。終戦の翌日である。
 私と弟は、袖師(そでし)の海にいた。
 私たち一家は、七月七日の清水大空襲で焼け出され、庵原村(いはらむら)の山奥の農家の、納屋の二階に仮住まいしていた。
 一階は農具置き場と馬小屋、二階は、以前は蚕室だったそうだ。
 焼け出されて以来、風呂に入っていなかった。
 農家の母屋には、五右衛門風呂があったが、入ることはできなかった。焚口(たきぐち)が半ば外にあり、薪を焚く焔や煙が見えてしまうので、狙い撃ちされる恐れがあったからだ。
 終戦の玉音放送は、母屋の庭で聞いた。
 日中は重苦しい空気があったが、日が暮れると、雰囲気は一変した。
 山間(やまあい)の小さな村は、どの家も電燈を灯し、庭先に光が溢れていた。こんなにも電燈とは明るいものだったのか。空襲に怯え、真っ暗な夜を過ごしてきた者にとって、それは眩しいくらいの明るさだった。
 一夜明けて、弟と袖師の浜へ出た。
 腰まで海に浸かり、水を掻いていたその時、突然目の前にグラマンが現れた。
 背筋が凍った。
 興津(おきつ)の山陰から、音もなく近づいてきたのである。
 逃げたかった。だが、蛇に睨まれた蛙のように、身体が動かなかった。
 落ち着け。戦争は終わったんだ。下手に動いたら、撃たれるかもしれない。落ち着け。
 私は、そのまま立ち尽くしていた。
 グラマンは、二、三回旋回すると、悠然と飛び去って行った。
 暑い日だった。



●リンクする『翼下の記憶~1945仙台空襲と艦載機空襲』
Memory of under the Wing(仙台・空襲研究会)

上に挙げたグラマンを描いた戦争画が、
父の作品です。クレヨンで描いています。

大空を自在に飛ぶグラマンに、
言い知れぬ恐怖に怯えた若き日の父の思い。
文章と合わせて、画に目をやる時、
そこにまざまざと戦争の現実が立ち上がって
くるように感じました。

この、非常にきな臭くなっている今日という日。
全国に反対の声が上がっている中、
国は、憲法はどうなるのでしょう。
私たちの国は、どこに導かれていくのでしょうか。

この本は、3人という少人数のグループで、
2年の月日をかけて仕上げたとのことですが、

びっくりするほど豊富な資料に溢れています。
米軍側から出た資料、地元で丁寧に探した資料、
また多くの方から聞き取った資料と、
よくこれほどまでのものを、
たった2年で、それも3人でまとめ上げられた
ものだ、と賛嘆するばかりです。







1,200円で頒布されていますので、
ご興味ありましたら、お申し越し下さい。
Nさんの方にご希望をお伝えします。





●朝から斑鳩に突撃だー!

本日は行楽最終行程です。
斑鳩の里に法隆寺と中宮寺を訪ねました。

やっぱり聖徳太子ゆかりの地は訪れないといけません。

明日は朝イチで東京へ向かうので、今日の日程は10:00から。

結局楽しみまくって、
13:40くらいにお開きとなりました。

初日にお願いした運転手さんと交渉し、今日は短め時間の
節約コース。とは言え、この暑い中(最高気温、25℃! 春じゃなくて、初夏! うだるし、紫外線バンバンだし!)、往復経路を車で移動してもらったのは、ホント助かりました。

既に初日で、紫外線アレルギーが出て、ホテルに帰ってから冷やしたり、薬塗ったりして、アワアワしてたので、本日はUVカットクリーム塗りまくり。が、頭の上からお日様がカンカン照る。しまった。帽子を持ってくるべきだったのねー(ToT)
 ↓
旅行に入る直前の静岡は、
雨続きで肌寒かったもんだから、まさか、ここまで暑い旅行になるとは予想しきれなかった。不覚。_| ̄|○

●大和郡山なんだね、斑鳩って!

つい奈良市のような気がしてましたが、実は斑鳩は大和郡山市にあるんですって。

へー。知らなかった。

大和郡山は、金魚の生産日本一のところで、金魚の看板がいくつかありました。実際
に金魚を飼育しているところにはぶち当たりませんでしたが、代わりに大和郡山城にぶち当たりました!

ラッキー♡♡ヽ(^0^)ノ

後で調べてみたところ、
日本の桜100選にも選ばれている桜の名所なんだそう。

既に桜は終わっていましたが、緑したたるステキな風情でした。

築城は、筒井順慶と羽柴時代の秀吉みたいですねー。で、秀吉の弟秀長の居城になった。江戸時代になると、五代綱吉の側用人柳沢吉保の息子吉里の居城となったそうです。大和地方の中心として、長く栄えたところなんですね。

ただ、このお城を作るにあたり、奈良には良い石材があまりなくて、かなり無理矢理な徴収をしたらしいです。お地蔵様とか、墓石とか、さらには羅城門の礎石とかも、石垣用に持ってきちゃったんだって。ありゃー(^◇^;)

●柿食えば鐘が鳴るなり……の法隆寺、到着!

正岡子規の句で有名な法隆寺ですが、運転手さんのお話によると、この句、当初は東大寺近くのお店で柿を食べていた時に鐘が鳴り、一句思い付いた……らしいです。で、その後法隆寺に行って、鐘の音を聞いて、「うん、やっぱり法隆寺の方が合うな」………と、アレンジしたんだとか。ほんまかいな!

うーん、確かに法隆寺、と来た方が収まりがいいんですよねー。σ(^_^;
 ↑
ちょうど法隆寺を歩いていたら、お昼の鐘がゴーン、と鳴った……というところで、運転手さんからうんちく解説があったのだった。
 






この日も修学旅行生の山・山・山! 駐車場には大型バスが連なる、連なる!

うっかり修学旅行生の後に従って回ろうとすると、
てんで身動きが取れなくなってしまう。で、ベテランのガイド兼運転手さんが、
さささ~っ、と抜け道を通って、生徒さんたちを出し抜いてくれ、思いっきり法隆寺を楽しみました。

何しろ国宝目白押しのお寺さんなので、見るべきものが多く、急いで回らなくちゃ、と思っても、ついついあちこちで足が止まってしまう。

堂内は全て撮影禁止なので、
後で買った解説本の写真をば。

●国宝・百済観音像

 ↑
細い。スマート。
肘から先がやたら長い。
目視で計ってみたら、
十頭身くらいあった。
昨今のアニメキャラに
近いバランスであります。

●国宝・玉虫厨子

 ↑
超有名。けど、こんなに
大きなものだったんだ!
とビックリ。
高さは226.6cmだって。


 ↑
これも国宝。教科書にもあったような。橘嘉智子夫人の念持仏と言われている、とっても姿の美しい仏様。玉虫厨子よりチビっと背の高い厨子に入っています。


 ↑
一番有名な太子像。かつての一万円札のイメージですね。でも、実はかなり後世の作なんだって。

●国宝・救世観音像

 ↑
実はこれが太子の姿を映したもの、と言われている観音様。夢殿に安置されています。「ぐぜかんのん」と呼び習わしてましたが、解説本には「くせかんのん」となってました。大分大陸的なお顔ですねー。


 ↑
マニア的には、こーいう
展示物が、どストライクであったりする。

古代の税で租庸調(そ・よう・ちょう)というのがありましたよね。租は稲、庸は確か労役だったと思いますが、調は当時の貴重品である布で払う税。通貨制度がまだ未熟な時代なんで、物納なんですよねー(^^)/

で、この布は、当時実際に税として収められた麻布。常陸国から収められた、と書いてあるんだって。

下の剣は、聖徳太子の御守り刀と伝えられる七星剣。写真では判然としませんが、刃のところに北斗七星が刻まれているハズ。星辰信仰の重要アイテムです。


 ↑
も一つ、マニアックなモノ。
梓の木を削り、漆で仕上げられた梓弓(あずさゆみ)と、
射た時に音が出るようになっている鏑矢(かぶらや)のセット。

この弓矢セットは、狩猟のためのものではなく、もっぱらまじない用。

「鳴弦(めいげん)」と言って、矢を射たときの音で悪霊を払う呪物です。『源氏物語』の中でも、確か葵の上の出産の時に、物の怪退散、無事出産を祈って使われたんじゃなかったかなー。

●夢殿を過ぎると、お隣に中宮寺。

とてつもなく広い法隆寺に比べると、こちらはチンマリとした尼僧院。元々は少し離れたところにあったらしいですが、こちらにも超有名な国宝が!

NHK特集なんかにも出てきますが、


 ↑
有名な半伽思惟像。飛鳥彫刻の最高傑作と言われているそうで、もちろん国宝。古典的アルカイックスマイルの典型。お寺さんの解説によると、エジプトのスフィンクス、ダビンチのモナリザと並ぶ「世界の3つの微笑像」と呼ばれているんだそうですよ。



中宮寺のもう一つの国宝は、
聖徳太子の后・橘大郎女(たちばなのおおいらつめ)が太子の死を悲しみ、宮中の采女たちに命じて刺させた、太子が行ったであろう天国の様子の大刺繍。『天寿国曼荼羅繍帳』(てんじゅこくまんだらしゅうちょう)というので、教科書にも載ってましたね。

ただ、現在では使われている絹糸がもはや限界で、普通に展示する事が出来ません。本物は奈良国立博物館で保管中。お寺さんでは、レプリカ展示になっています。それでも、間近に見て、月のウサギさんが若水(月にあると言われていた不死の水、落ち水とも言う)の瓶の前で踊っている、の図があり、じっくり見てきました~。

ウサギさんが、現代の長い耳のではなく、昔の野ウサギ風の短め耳なんで、「これがそれですよー」と言われないと分からないんだけどね(^◇^;)

●で、本日のオマケ



中宮寺の本堂前のお池に、
亀さんの集団が。

亀らさんて、どーして
ひと(?)の甲羅の上に
ノシノシ這い上がろうとするんでしょうねぇ。
上の方があったかいからかねぇ。

奈良のお池では、あちこちに
鯉とともに亀らさんを
見かけました。放上会をやるのかな。

ちなみに友人宅の亀さんを
観察してみると、変温動物なもんで、うっかり日陰にいると、すぐに身体が冷え冷えになって、身動きが取れなくなってしまうようです。

で、じっと日の当たる場所で、
ぬくぬくしている、と。
省エネに徹した種族です。

恒温動物の私たちは、
動かないと温まってこないんだけど、亀さんは、
じっとしてれば充電(?)
出来るらしい。のどかな奈良の風景にマッチした動物でありました。



で、最後に法隆寺の土産物屋さんで見つけた奈良の歴史付箋。もったいなくて使えないかもぉっ!(≧▽≦)

とまあ、奈良旅行行程は
無事にフル堪能で終了となりました~。やれやれ、暑かったけど、フル晴天で、
行きたい所はみんな
行けたので、大いに満足、満足。
歩き回って、お腹空きました~。

旅行けば~♪

腹が減る減る

法隆寺~♪

ゴォーン………みたいな。(by 娘)

お粗末様でしたー(^O^)v
●前日はタクシー乗りまくりだったので

今日は近場を歩いてみよう、という事になりました。

ホテルから徒歩30分圏内にある有名どころは、

①法華寺
②海竜王寺
③不退寺(ふたいじ)

の3つ。

そのうち①と②は、ほとんど隣接。③はちょっと離れている。

で、

①は光明皇后ゆかりのお寺で、皇后が千人の湯浴みのお世話をしたという蒸し風呂(からふろと言う)があり、国分尼寺の総本山でもある。お庭の花が有名らしい。

②は光明皇后の父・藤原不比等(中臣鎌足の息子)の旧宅跡にある海難避けで有名なお寺。留学僧として渡海した玄ぼう(※漢字変換出来ず)が開基。

玄ぼうさんは、有名な阿部仲麻呂・吉備真備と共に養老元年(717)、遣唐使船で留学した人。1年後真備と共に帰国の途に着いたが、船団は嵐に遭い、種子島に漂着し、一命を取り留めた。生還はしたけど、さんざんな目に遭ってしまった。

阿部仲麻呂は、中国に残って科挙の試験を受けて唐の玄宗皇帝に35年に渡って仕えました。(ちなみに、玄ぼうさんが唐に滞在した頃は、玄奘三蔵さんが亡くなってから、ほぼ50年後の事。ニアミス! 生きていれば、会いたかっただろうなぁ)

仲麻呂は、35年の勤務(?)の後、「そうだ、日本に帰ろう」と帰国を試みましたが、難破しちゃって、結局生涯帰れませんでした。

ふるさとを思って切々と歌った和歌が百人一首にも採られていて、有名ですよね。

天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも

じぃ~ん(ToT)

③は、なんと、在原業平が建てた、と言われているお寺。
平城天皇の息子阿保親王を父とする業平が、親王の菩提を弔うために作ったとされています。
うわぁ、ついこの間、業平東下りで有名な宇津ノ谷峠、通ったばかりだよぉ~(≧▽≦)

●で、どこに行こうか鳩首会議。

これまでの経験から言って、
どこかのお寺に行ったが最後、2人でフィーバーしまくって、1時間、2時間当たり前~(≧▽≦)で、歩き回ってしまうであろうことは、容易に想像できるものだから、

・体力もないくせに、全部回ろうと考えるのは、無謀の極みである!

・最初に入ったところで、
やたらに時間を食ってしまうに違いないので、下手をすると、また閉門の憂き目に遭遇する!
 ↓
・欲張らず、3つのうちの、1つ、もしくは2つで我慢するべきでアル。

という結論に達しました~。

で、光源氏のモデルの1人と言われる業平も捨て難いが、前日にダンナさんの聖武ちゃんの墓所も見た事だし、
娘がファンである光明皇后を最優先することに。

①法華寺→②海竜王寺→帰る

のルートに決め、とりあえず、出発~(*^▽^*)

●法華寺、やはりフィーバー、フィーバーでした。



姿も美しい、落ち着いた風情のお寺さん。その上、修学旅行ルートには入っていないのか、静かで静かで、和む~!
『平家物語』巻の十に登場する女性・横笛(よこぶえ)が出家したのも、このお寺だそうで、本堂の片隅に、なよやかな座像がありました。


 ↑
松ぼっくりが、ポトリ。


 ↑
お池でカメが日なたぼっこ中。








 ↑
光明皇后ゆかりのからふろ








 ↑
何故か立派な民家。指定文化財の庄屋さんのお家。








 ↑
真っ盛り~(*^▽^*)




 ↑
さすが、百花の王!
Sooo ビューティホー!!

歩き疲れたので、庭園の四阿(あずまや)で一休み。ふー。



●海竜王寺さんも楽しかった。



ネットでこのお寺さんのページを見てみたら、なんか、いろいろ盛り沢山でビックリ。

住職さんがいろんな方と対談したり、マンガニュースを作ったり、と精力的。

なので、お寺そのものも
きらびやか~(≧▽≦)

……なイメージかな? で出掛けましたが、実際のお寺さんは、
おだやか~(*^▽^*)和む~。





海難避けに始まり、
旅の安全を祈るなら、是非ここに、というお話を聞いて出掛けました。

うむうむ、この旅が無事に
終わりますように、祈願しなければ。

本堂の真ん中に、
涼しげなギヤマンの器が
円を描いて置かれているので
何かなぁ、と思ったら、
東シナ海の水とか、
なんとか海の水とか、
細い短冊に書いてある。

一旦は途絶えていたものを
復活したそうですが、
世界各地の海の安全を祈願するために、さまざまな海の水をお祀りしてあるんだそうです。

さすが、玄ぼうさんゆかりのお寺だぁ。竜王は仏法の守護神でもあるし、玄ぼうさんも、海竜王に祈り続けたおかげで、海難を避け、無事生還したとのことですから、海を渡る人々を守る祈りを捧げてきたんですね。

あ、そうそう。

ここには1つ、有名なお宝もありました。



天平時代に作られた五重小塔。国宝です。

天平時代の建築様式を今に伝える重要なモノなんですが、実物大の塔を作る前に、これでバランスは大丈夫か、と確認する模型みたいなものなのかなぁ?

説明書によると、このお寺が創建された時から設置されていたみたいなんで、なんだか、立体モデルのような気が
するな。実際には、どういう意図で作られたものなんでしょうね。



歴史の宝庫を旅をすると、
教科書や本の中でしか出会わない人々が、実はその場所で、生身の生活をしていたんだなぁ、と実感できるような気がする。

藤原氏の基を固めた不比等や、
その娘で人臣出身で初めて皇后位に就いた光明子、
その光明皇后とアツアツラブラブだった聖武天皇………。

その他諸々の人々の姿を
想像するだけで、旅って楽しい。

●オマケ

今日もまた、バッチリ良いお天気で、午後中歩き回って汗だくになりました。堪能、堪能。

で、ブラブラとホテルへ歩いて帰る道すがら、

ネコカフェがっ!ヽ(^0^)ノ

ちょうどお休みだったんで、
中には入れなかったんだけど、



窓際で、ネコが居並んで
眠りこけてました~(≧▽≦)

しばらく見てたら、ちょいと
目が覚めたコもいたんで、
とりあえず撮影しときました(^O^)v







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