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とりあえず、一件落着になりました!
●振り返ってみたら、
病気関係に関して、
2017/11/05以来書いていませんでした。
うちの相方は、
抗がん剤治療コース全6回の
最後の治療を終え、
確認のための全身MRIを撮り、
画像評価を昨日2018/02/7に終えました。
MRI画像、
ビックリするくらい
きれいなものでした。
抗がん剤って、スゴいもの
なんだ……と、改めて認識しました。
悪性リンパ腫なので、
最初の頃の画像では、
全身に張り巡らされている
リンパのあちこちに、
不穏な影があったのですが、
見事に影が消失しています。
画像を見た瞬間、
ほ~~~っと
身体中の力が抜けました。
それほど緊張してない
つもりだったんですが、
大分肩に力が入って
いたんでしょうね。
お見舞い下さった方々、
励まして下さった方々、
おかげさまで
何とか乗り切れました。
5年生存率は50-50の確率と
言われているので、
今後も油断は出来ませんが、
まだまだ書きたいものを
たくさん抱えているので、
しばらくの猶予が与えられた
ことに感謝しつつ、
頑張っていきたい、とのことです。
●5年生存率フィフティ・フィフティの話
50%の人は、何てことなく
治ってしまうけれど、
残りの50%の人は、再発する
というお話です。治療開始前
にもそういうお話がありましたが、
うまくこの病気から逃げ果せる
確率は全体の1/2ということ。
生活習慣などを見直して、
しっかり逃げ果せるように
したいものです。
2人のうち1人はガンになる、
と言われている時代です。
これ、降水確率なら50%の
イメージですよね。
降水確率50%で傘を
持たずに出掛ける人は
少ないでしょう?
↑
と、先日ゆうちょの人から
聞きました。ガン保険の説明会
で、そういうお話を聞いたとか。
ナルホド、確かに降水確率で
言われると、ナットクする。
最初から50%のリスクがある
ことが分かっているのだから、
ちゃんとこれからは「傘」と
いうべきもの---万一のための
備えとして、日々の生活を見直して、リスクマネジメントを
怠りなくする---を
用意していかないとネ。
●治療中、驚いたこと
ガンに限らないかもしれませんが、近年爆発的な勢いで進化している先進医療は、ホント、有り難いもので、おかげさまで相方も
命を拾ったのだと思いますが。
ともかく、いろいろ
お金が飛んでいきます。
うちの場合は、65歳以上は
放射線治療を受けちゃダメ、
という年代のため、
放射線なし。
リンパ腫なので、ターゲットは
全身に広がっており、
最近話題の陽子線治療の
ようなピンポイント攻撃も不可。
で、化学療法のみで、全部で
6回の点滴治療でした。
抗がん剤と言えば副作用、
副作用と言えば抗がん剤、
というイメージ通りに、
さまざまな副作用が
襲いかかり、まあ、いろいろ
大変だったのですが、
薬剤によって、
白血球が激減したり、
血糖値が上がったり、
というのもあり、
これらを調整するために、
また別の薬を使うわけで。
ビックリしたのは、
これらの薬が、みな、とんでもなくお高いこと。
点滴治療の数日後、
白血球を増やす注射を
打たれるのが通例だったのですが、
ちょいとチクっとするだけの、
何てことない注射1本が、
十割負担だと、
¥100,000を超えるのです!
3割負担で、¥32,000くらい!
請求書見て、ガクゼン
としちゃいました。
1打ち、¥100,000×6回で、
それだけで¥600,000!!
(゚o゚;
家族で大騒ぎ。
ナルホド、ガン治療は
お金がかかる!
うちの場合は、父も
前立腺ガンだったので、
家族には以前から厚く
ガン保険をかけており、
それに加えて国民健康保険から
「限度額適用認定証」*という
のを出してもらったので、
何とかセーフでした!!
※限度額適用認定証は、
どなたでも申請可能です。
所得に応じて、1ヶ月にかかる
医療費の上限が決められており、
それを超える分は、国が払って
くれる、というありがたい代物。
ただし、高額所得者になれば
なるほど、上限が上がって
しまうのが難かな。
●治療中、嬉しかったこと
お見舞いいただいたり、
これなら食べられるのでは?
と差し入れをしていただいたのが、
励みにもなり、喜びとも
なったのですが、
同じ病気で、
隣同士のお部屋で
闘病していた同世代の方と
仲良くなったこと、は
特記しておきたいですね。
今回の治療は、前半3回は
入院中、後半3回は通院で、
という体制でしたが、
このお隣の方も同じスケジュールをこなしておられたので、
通院時も、待合室で
ああだこうだ、といろいろ
おしゃべり。
共に闘っている人がいる、
というのが心強く思えました。
あちらもご主人が患者さん、
奥様が介護という体制でしたので、4人でいつもおしゃべり
でした。他愛ないものかも
しれませんが、その他愛ない
日常性が嬉しかったですね。
また、主治医の先生と
すごくお話が合い、毎回の
診察で、「今日はこの話を
しよう」と、先生の顔を
見るのを楽しみにしていたようです。
薬草に興味がおありという
ことで、「家康が印籠に
入れていたという秘伝の
薬は何だったのか?」なんて
話で盛り上がっていました。
話したい人、その人の顔を
見たいと思う人が主治医に
なってくれたというのも、
実は得難い僥倖だったのでは
ないか、と思います。
何だかんだ言って、
そういうちょっとした
会話や、笑顔や、
小さな心遣いが、
病に打ち勝とうとする人間に、
毎日少しずつ笑顔の贈り物を
してくれるのでしょう。
降水確率50%とおんなじようなもので、ガンになったからって、
隠す必要はないですよね。
そもそも、ガン細胞というのは、
毎日出来ているんだそうです。
要は細胞のエラーです。
これだけ膨大な量の細胞で
出来ている身体なので、
エラーは起こって当たり前かも。
起こったエラーを修復したり、
エラー細胞を撃退しきれなく
なると、病気に進展しちゃう
わけで、誰でもなって
実は当たり前らしいです。
当たり前に笑って、
当たり前におしゃべりして、
そんな中でこれからも
自分たちに出来ることを
探していきたいと思います。
病気関係に関して、
2017/11/05以来書いていませんでした。
うちの相方は、
抗がん剤治療コース全6回の
最後の治療を終え、
確認のための全身MRIを撮り、
画像評価を昨日2018/02/7に終えました。
MRI画像、
ビックリするくらい
きれいなものでした。
抗がん剤って、スゴいもの
なんだ……と、改めて認識しました。
悪性リンパ腫なので、
最初の頃の画像では、
全身に張り巡らされている
リンパのあちこちに、
不穏な影があったのですが、
見事に影が消失しています。
画像を見た瞬間、
ほ~~~っと
身体中の力が抜けました。
それほど緊張してない
つもりだったんですが、
大分肩に力が入って
いたんでしょうね。
お見舞い下さった方々、
励まして下さった方々、
おかげさまで
何とか乗り切れました。
5年生存率は50-50の確率と
言われているので、
今後も油断は出来ませんが、
まだまだ書きたいものを
たくさん抱えているので、
しばらくの猶予が与えられた
ことに感謝しつつ、
頑張っていきたい、とのことです。
●5年生存率フィフティ・フィフティの話
50%の人は、何てことなく
治ってしまうけれど、
残りの50%の人は、再発する
というお話です。治療開始前
にもそういうお話がありましたが、
うまくこの病気から逃げ果せる
確率は全体の1/2ということ。
生活習慣などを見直して、
しっかり逃げ果せるように
したいものです。
2人のうち1人はガンになる、
と言われている時代です。
これ、降水確率なら50%の
イメージですよね。
降水確率50%で傘を
持たずに出掛ける人は
少ないでしょう?
↑
と、先日ゆうちょの人から
聞きました。ガン保険の説明会
で、そういうお話を聞いたとか。
ナルホド、確かに降水確率で
言われると、ナットクする。
最初から50%のリスクがある
ことが分かっているのだから、
ちゃんとこれからは「傘」と
いうべきもの---万一のための
備えとして、日々の生活を見直して、リスクマネジメントを
怠りなくする---を
用意していかないとネ。
●治療中、驚いたこと
ガンに限らないかもしれませんが、近年爆発的な勢いで進化している先進医療は、ホント、有り難いもので、おかげさまで相方も
命を拾ったのだと思いますが。
ともかく、いろいろ
お金が飛んでいきます。
うちの場合は、65歳以上は
放射線治療を受けちゃダメ、
という年代のため、
放射線なし。
リンパ腫なので、ターゲットは
全身に広がっており、
最近話題の陽子線治療の
ようなピンポイント攻撃も不可。
で、化学療法のみで、全部で
6回の点滴治療でした。
抗がん剤と言えば副作用、
副作用と言えば抗がん剤、
というイメージ通りに、
さまざまな副作用が
襲いかかり、まあ、いろいろ
大変だったのですが、
薬剤によって、
白血球が激減したり、
血糖値が上がったり、
というのもあり、
これらを調整するために、
また別の薬を使うわけで。
ビックリしたのは、
これらの薬が、みな、とんでもなくお高いこと。
点滴治療の数日後、
白血球を増やす注射を
打たれるのが通例だったのですが、
ちょいとチクっとするだけの、
何てことない注射1本が、
十割負担だと、
¥100,000を超えるのです!
3割負担で、¥32,000くらい!
請求書見て、ガクゼン
としちゃいました。
1打ち、¥100,000×6回で、
それだけで¥600,000!!
(゚o゚;
家族で大騒ぎ。
ナルホド、ガン治療は
お金がかかる!
うちの場合は、父も
前立腺ガンだったので、
家族には以前から厚く
ガン保険をかけており、
それに加えて国民健康保険から
「限度額適用認定証」*という
のを出してもらったので、
何とかセーフでした!!
※限度額適用認定証は、
どなたでも申請可能です。
所得に応じて、1ヶ月にかかる
医療費の上限が決められており、
それを超える分は、国が払って
くれる、というありがたい代物。
ただし、高額所得者になれば
なるほど、上限が上がって
しまうのが難かな。
●治療中、嬉しかったこと
お見舞いいただいたり、
これなら食べられるのでは?
と差し入れをしていただいたのが、
励みにもなり、喜びとも
なったのですが、
同じ病気で、
隣同士のお部屋で
闘病していた同世代の方と
仲良くなったこと、は
特記しておきたいですね。
今回の治療は、前半3回は
入院中、後半3回は通院で、
という体制でしたが、
このお隣の方も同じスケジュールをこなしておられたので、
通院時も、待合室で
ああだこうだ、といろいろ
おしゃべり。
共に闘っている人がいる、
というのが心強く思えました。
あちらもご主人が患者さん、
奥様が介護という体制でしたので、4人でいつもおしゃべり
でした。他愛ないものかも
しれませんが、その他愛ない
日常性が嬉しかったですね。
また、主治医の先生と
すごくお話が合い、毎回の
診察で、「今日はこの話を
しよう」と、先生の顔を
見るのを楽しみにしていたようです。
薬草に興味がおありという
ことで、「家康が印籠に
入れていたという秘伝の
薬は何だったのか?」なんて
話で盛り上がっていました。
話したい人、その人の顔を
見たいと思う人が主治医に
なってくれたというのも、
実は得難い僥倖だったのでは
ないか、と思います。
何だかんだ言って、
そういうちょっとした
会話や、笑顔や、
小さな心遣いが、
病に打ち勝とうとする人間に、
毎日少しずつ笑顔の贈り物を
してくれるのでしょう。
降水確率50%とおんなじようなもので、ガンになったからって、
隠す必要はないですよね。
そもそも、ガン細胞というのは、
毎日出来ているんだそうです。
要は細胞のエラーです。
これだけ膨大な量の細胞で
出来ている身体なので、
エラーは起こって当たり前かも。
起こったエラーを修復したり、
エラー細胞を撃退しきれなく
なると、病気に進展しちゃう
わけで、誰でもなって
実は当たり前らしいです。
当たり前に笑って、
当たり前におしゃべりして、
そんな中でこれからも
自分たちに出来ることを
探していきたいと思います。
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この記事へのコメント
無題
おめでとうございます。UPがないのでどうしていらっしゃるのかな?と心配していました。本当にお疲れさまでした。ホッとなさいましたね。私のところは転移もどんどん進み大腸肝臓、肺まで行きましたが、年ですし生来の呑気で(ふたりとも)三重大に1週間入院した帰り高島屋でご馳走を食べお洒落な洋服を買い遊んで帰ったものでした。それを7回も繰り返しメイシダイハ20回(抗がん剤の点滴)それも半分遊びのようでした。58年も一緒にいて幸せでした。考えてもどうしようもないので呑気にしていましたが、近所の桜、ふじ、桃など二人で良く見に行きました。1日間違えていてミエダイヘ日曜日に入院しに行きどうしようもなくホテルを取り結城神社の垂れ梅、をみて海岸で焼いた貝を食べこれから入院するもののすることか?というようなことばかりしておりました。50%今の進んだ医学大丈夫ですどうぞ五ゆっくりなさってください。呉々もお疲れの出ませんようにイノッテオリマス。
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