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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

カテゴリー「仕事のこととか」の記事一覧
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●仕事をしても、仕事をしても、終わりが見えない・・・

年末以来続いていた打ち寄せる仕事の波。

てんで波が穏やかにならないー!!!

思えば昨年来続いていた英語俳句校正事業も、
か~なりdemanding jobで、
これも修業だーー!
と叫んでいましたが、

おかげさまで、英作文が怖くなくなってきました!

やったー!(≧▽≦)

そして、英語修業のために
せっせとBBCニュースを聞いていたら、

あれ?

聞き取れるジャン!

ということに気がつきました。

今日なんか、頭の中で英文を作って
読み上げていたら、うっかり
oftenを「オフン」でなく、「オフトゥン」で
読んでいた!

慣れってコワイわ!!(゚o゚;

このところ磐田バッハでメサイアもやってる
もんだから、イギリス英語を意識的に
発音できるように特訓中なので、
だんだん脳がイギリス化しているのかもしれない。

さすがにscheduleを「セジュール」とは
咄嗟に読めないんだが、
そのうち読んでしまうかもしれない。
これはもう、イギリスに遊びに行くしかないな。

●で、英語俳句の方はめでたく終わった

ので、後は出来上がったご本が
送られてくるのを楽しみに待っておればよい。

英語でない方の俳句集(年間の句会で
集まったものを編集し、さらにいろんな
エッセイも募集して掲載)でも、
エッセイのご依頼を受けて、
どうして英語に親しむようになったか・・・
みたいな話を書かせていただいた。
Berklee時代のさわりとか、
帰国後の話とか、ちょこちょこ書けて
楽しかった。

・・・んですけど、肝心の
家内製手工業の世界の方の、
けりがなかなかつかない。( ̄。 ̄;)

今回はあまりにたくさんやることが
あって、人手が足りないので
東京から娘を呼びつけて、
Excelで正誤表を作らせたり、
wordで山ほどのデータを入力
させたりした。(ちなみに、現在進行形であったりする)

データ入力は2人でやって、
やっと何とか曲がりなりにも
進む・・・みたいな状況です。

だいぶ以前に出た相方のシリーズ本が
再販されるということになり、
大変、大変ありがたいお話なのだが、
うちに原稿データがなかったりするんだ、コレが!
_| ̄|○

古いのは、ワープロ専用機で
入力していたよーなモノまである。
さすがに、手書き原稿まで古くはないが、
新たに直しをするにも、自宅にデータが
ないと動きがとれない。データさえあれば、
検索とか直しとか、超効率的!

なもんだから、日がな一日、
データ入力オペレーターと
化していたりするのであった。

・・・で、その上に校正のお手伝いもあり、
実に、実に、家族揃って、
ちょっと疲労のピークに入りなんとす、
みたいな状況なんデス。

何せ、この歌いたがりのわたくしメが、
どーしても首が回らず、
23日の慰問コンサート出演と
24日のメサイア練習を
泣く泣く欠席にしたほどです。
それほど出掛ける暇がない。

ああ、慰問コンサートで
「鬼のパンツ」を歌い踊りたかった・・・(ToT)
   ↑
「そこかい!」と娘にアキれられた・・・。

*今回の慰問では、
節分シーズンということで、2曲鬼シリーズが
あった。
「赤鬼と青鬼のタンゴ」という楽しい曲と、
「フニクリフニクラ」の替え歌で、「鬼のパンツ」。

初代歌のお兄さん田中星児さんが
作ったんだって。

「おに~のパンツはいいパンツ~♪
強いぞ~強いぞ~
5年~はいても破けない~強いぞ~強いぞ~」

という歌詞で、「おかあさんといっしょ」かなんかで
やってたので、ちゃんと振りもある。(5年も
履かないで欲しいものだが)

………えーん、振りも練習したのにぃー(ToT)

●つくづく日本語というのは空間芸術である、と思った。

今回は、1つのシリーズものを
頭から順繰りに再販する、という
お話になったものだから、

それじゃあこの際、
全部のシリーズに共通する
正誤表を作り、しっかり字の統一をしよう!

とか、野望を抱いてしまったんです。
   ↑
それが地獄の始まりだったとは、誰が知ろうか・・・。

読んでくださる読者の方々は、
字の統一がどーたらなんて、
てんで気にしないで
読んでいるものだと思います。

私も昔はそーでした。
ストーリーがおもしろければ、
ついグイグイ読んじゃうし、
どんな字を使ってたかなんて、
ハナっから気に掛けてませんでした。
つーか、記憶にございませんでした。

ところが、校正をやるようになってから、
こーゆーのがやたら気になるよーに
なっちゃったんですよネー。

どんなしょーもないチラシでも、
一瞬のうちに、誤植に目が行ってしまう、
いわゆるひとつの、野生のカンが
研ぎ澄まされてしまった。

ストーリーを楽しんじゃうと、
どーしても見落としが出ちゃうので、
のめり込んじゃいけない、と
言い聞かせながら読むんですが、
これが哀しい。
どこかに齟齬があるんじゃないか?
と、書かれたモノを疑ってかかる
イジワル~な性(さが)が醸成されてしまった!

ま、元々、イジワルなのかも
しれないが、そこんとこはおいといて!

で。

今回仕事してて、ふ、と思った。

日本語って空間芸術性が高い
んじゃなかろーか?

日本語は漢字・ひらがな・カタカナという
3種類の全く違うタイプの文字を持っていて、
それらを組み合わせることで表記が成り立つために、
同じ文章でも、いくつもの正解がある。

例えば、

「おとこはひとりたびのしたくをはじめた。」

という文章を書き表す方法を考えてみましょう。

「おとこ」は、「男」、「たび」も「旅」で表す
のが普通、としましょう。
古文とか詩だと、ひらがなもアリかもしれませんが。


1)男はひとり、旅の仕度をはじめた。

2)男は一人、旅の支度をはじめた。

3)男はひとり旅の仕度を始めた。

4)男は独り、旅の支度を始めた。

5)男は、一人旅の仕度を始めた。

ほらぁ、それぞれ
雰囲気や意味が違うでしょー?

使う漢字、点の位置を変えることで、
見た目が変わると、意味とともに
イメージの世界が変わってくるんですよ。

どれを選ぶか、で、
いわゆる「字面(じづら)」のイメージが
変わり、文章そのもののイメージも変わる。
その上、句読点の位置変更で、全く違う
ニュアンスにもできる。

どれを選ぶかは、多分に作者の趣味とか、
前後の文章とか、主人公の性格とか、
編集方針とかによって決まってくるわけで、

ひらがなが多い方が好き、という人もあれば、
漢字が多い方が格調が高い、という人もあれば、
カタカナも入れればポップじゃん、という人も
いるわけで、

3種類の字形を駆使する言語のために、
そーいう苦労(アンド楽しみ)があるわけだが、
それと同時に、見た目の美しさにも
意識が向く。

これは英語などのアルファベットだけを
使う言語の校正では起こり得ない話でしょうね。

英語の場合なら、たいていの単語のスペルは
一つに限られる。たまにイギリスとアメリカで
違う言葉もあるが(centerとcentreとかね)、
基本的に一つの言葉の表現形式は一つ。

こういった日本語の特色が、
書道の持つ空間芸術性の元に
なってるんじゃないかなー。

●当て字なるモノがある。これをいかにとやせん。

当て字というのは、なるべく使いたくないよーな
気がする。なんか、ホンモノっぽくないんじゃないか?
と思ったりするのだが、古い世代はガンガン使ってたりする。漱石なんか、ものすごガンガンです。

なもんで、

使うと結構、明治の文豪っぽい雰囲気になったりする。

たくさん→沢山
たらふく→鱈腹
やぼ→野暮
めでたい→目出度い
ジョーク→冗句

とかね。

ちなみに、冬場美味しい「タラバガニ」だが、
正式に書くと「鱈場蟹」。決して当て字ではない。

タラが集まる良い魚場を「鱈場」と言い、
そこでとれるから「鱈場の蟹」なんでアル。

が、実はカニの仲間ではなくて、ヤドカリの
仲間なんだそーでアル。

うーむ、表記は「鱈場蟹」が正しいが、
実質は「鱈場でとれるカニじゃないけど、
カニみたいな美味しいヤドカリ」なのだった。

●「とかくこの世は生きニクいby漱石」なのでアル。

「とかく」を「兎角」、「とにかく」を
「兎に角」、さらに「とにもかくにも」を
「兎にも角にも」と表記するのは、漱石の
得意技らしいのだが、

もちろん、これ、当て字。
当て字のオンパレード。

元々「兎角(とかく)」というのは、
辞書を引くと、仏教用語として登場する
れっきとした言葉である。

広辞苑によると、

「ウサギの角。亀毛と並んで、あり得ない
ものの例として挙げる。」

言葉なんだそーである。

亀の毛…………
そー言えば、おめでたい鶴亀の絵柄でみたことある。
クジラのヒゲみたいだよね。

ま、そんなわけで、
「兎に角」は当て字ながらも、
まだほそぼそ生き残ってたりする。

わたくし達の世代は、
あんまり当て字に馴染みがないんで、
ミョーな違和感を覚えるワケなのだが、
それらの当て字がミョーに生き生き
使われているのが江戸時代や明治時代
だったりするので、時代小説で使う用語選びに
苦労するのでアル。

時代を象徴する古い当て字があると、
雰囲気が盛り上がる感じがするが、
読者は当て字ってミョー、という
感覚で読んいたりする。

ちょうどいい頃合いって
どのヘンなんだろうな。

ちなみに、ちなみに、
現代でもフツーに使う「気配」という言葉。

なんと、これ、当て字なんだって!(゚o゚;

た、たまげた! おっ魂消た!
         ↑
       いかん。すっかりおもしろがって
       当て字風になってる。ちなみに、コレ、
       当て字じゃないらしい。広辞苑を引くと
       この字で出てくる。
 
広辞苑によると、本来の表記は
「けはひ」あるいは「けわい」。
うーむ、ひらがなが正しい平安文学の
香りゆかしいお言葉だったのネ。

でもなぁ、今さら「けはひ」で
書いたら、ワケわからんよね………( ̄。 ̄;)

兎にも角にも、言葉というものは、奥が深すぎるって
最近とつおいつ考えるワケなのであった。

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●クリスマス・イブだったんだけどなー(-_-;)

仕事が押せ押せ状態で、
例年以上にアップアップ中。

うっかりしていたら、クリスマスカードの
準備が遅くなり、イブになっちゃった!

で、大慌てで、
シスター方と神父様方にお出ししました。

教会関係の方々は、
年賀状よりもクリスマスカードを
下さる場合が多いんですよ。

なるべくクリスマス前の週には
届くようにするのが良いんだけど、
今年はカンっペキに出遅れました。

皆様どーもスミマセン<(_ _)>

※ちなみに、印刷だけは済ませた年賀状、
やっぱりまだ手が付いてません。(ToT)
元旦に届かんかもー。

●23日はステージ納めの慰問コンサート

既に「磐田バッハいろいろアリアリ」blogに
アップしましたが、いやぁ、
結構な曲数を歌い、かなりの移動時間をかけて、
家に帰り着いてみたら、ドッと疲れが出てしまった。

スッゴく楽しかったんだけど、
今回は、マエストロは指揮してくれず、
代わりに舞台下の端っこの方に
チンマリ大人しく座っている………
フリをしながら、睨みを効かせていて、
ノミの心臓のワタクシ、緊張しました!

唱歌系アリ、ポップス系アリ、
ドイツ歌曲アリ、第九アリ、バッハアリ、で、
よく考えたら、1曲ずつ唱法を変えてかないと
イケナイわけで、その上、舞台が非常に狭くて、
予定していた並び方が出来なかったもんで、
ハッ、と気付いたら、ド真ん中センター!

お客様との距離も近いので、
これは譜面ばっかり見て俯いているワケに
いかない!(ToT)(ToT)(ToT)

内心、ひえーひえー状態。

何とかソプラノソリストのNちゃんに
必死で響きを合わせるようにしましたが、
「流浪の民」なんか、今まで機会がなくて、
ろくに練習してないんで、言葉がアワワ。
ごまかし、ごまかしで終えました。
次回に備えて、練習しとかないとー!
  ↑
この曲、他のメンバーは既に本番を経験
してるんで、みんなはてんで危なげないのでした。
出遅れ感、ここでも。

それにしても、Nちゃんのオブリガート、
絶品に美しかった~♡♡♡♡♡

練習でもタップリ聴けて、し・あ・わ・せ!

●今回は、ヘルパーさんを東京から呼んだ。

ま、とりあえず歌い納めたんで、
仕事、仕事。

(土)は磐田の練習納め兼楽しい持ち寄り忘年会……
だったんだけど、押し寄せる仕事の波に呑まれて、
磐田まで出掛けられない(ToT)

えーん。遊べない。

人手が足りないので、
「お~助~け~」
と、東京でノホホンとしている娘を
呼びつけ、読み合わせやら入力やらを
手伝わせています。

国文科を出てくれたおかげで、
自分だけでは、文法的にこれが正しいかどうか、
判断しにくいところなんか、相談できる。
パソコン操作は私より
ずっと熟達しているので、
「あれやってー、これやってー」
と使いまくりも可能。超ラッキー。

が、メシスタントにはなってくれないので、
せっせと作って食わせなければならない。

アレ?(^。^;)

おっかしいなぁ。

皿洗いくらいはしてくれるんだが、
もっぱら、ワタシ、食べる人……状態デス。

この前磐田メンバーのO根さんと2人で
話してたんですが、O根さんとこの息子さん
(うちのお嬢より、少し上くらいかな)も、
母を上手いこと使っているそうで。

この息子さん、以前東京公演の時に
会場係の要として大活躍してくれた
サワヤカ好男子で、そりゃもうキビキビしてて、
ハキハキしてて、むっちゃいいコ。
うちのムコに欲しい! いやいや、うちが欲しい!
と、東京メンバーのO崎さんと取り合い(?)に
なっていた。(ご本人の意志は無視!)

そんなキビキビ好青年でも、
母上がいると、あれやって、これやって、
になるものらしい。
うーん、そうか。それなら、うちのが
お口をアーンと開けてごはんを待って
いるのも、そう特別な事ではないのかなぁ。

東京では、曲がりなりにも何とか暮らして
いるようですが、実家に帰ると
甘えん坊に変身するのかな。
どーも時々、ヒナに餌を与えているよーな
気になってしまうのだが(ToT)

き、きっと、お外に出れば、
ちゃんとしているハズ………とは思うのだが、
どーも信用できない。

まあ、どこのご家庭でも、そんなもんかもしれない。

どーも、どこかでこちらも、
「いつまでもヒナ」でいて欲しいよーな気が
してるからなのかなぁ。

親の方は、子供がいくつになっても、
オトナの姿に重ねて、小さい頃の姿を
見ているものだから、甘えられると、
ついついエサを与えてしまうのだなー。

試みにアタマをポンポンして、
「小さくなぁれ、小さくなぁれ」と
やってみたら、はたかれましたが………_| ̄|○

●オマケ

忙しい、忙しいと言いながらも、
残り毛糸を見つけたんで、
小さなマフラーを編みました。



(月)は、忙しい中の唯一の息抜き、
年末恒例のソーニョ忘年会があるんで、
して行こうっと。

仕事の鬱憤晴らしに、
カラオケとかしてやるー!ヽ(^0^)ノヽ(^0^)ノヽ(^0^)ノ

ちょうどリボン風になる
簡単なデザインのがあったので、
仕事の合間にチャッチャカ編んだ。
なかなか首元が暖かいのでアル。

貰い物のコリラックマぬいぐるみに
無理やり付けさせて写真を撮った。


●疲れた心に癒やしのプレゼント第1弾!

一昨日と昨日で、
原稿用紙30枚くらい書いて、大急ぎで校正して入力し直して、夜中にメール添付で
送って、ああ、ぐったり。

多分今日明日で、
校正依頼も入りそう
なんで、ぐったりしてる
バヤイじゃないんだけど、
ない知恵振り絞ってると、
消耗するんだわ、これが。

そんなわたくしめを
癒やしてくれる
嬉しい音源が、
エクセレントなT井さんから
送られてきた~(≧▽≦)
ありがとごじゃいます~
感涙!

ブツは、君津で演奏された
男声版「くちびるにうたをもて」by コロボックル2014・ライブ音源。

T井さんのお話によると、
皆さんなかなかご都合が
つかず、メンバー数は
ホント、ギリギリだったよう。

トップはT井さんと
N山ジュニアのお二人だけとか。

その上、T井さんは
喉の調子が悪かったそうな。

ひええ、苦戦決定要因が!

お聴きしてみましたところ、
確かにトップの独走態勢ではなく、むしろセカンドが時々独走するよーな風情。

4声のバランスは概ね良い感じで、バリもバスもきっちり聞かせ所を押さえておられる。
言葉もキレイに飛んできます。

出だしのアカペラドイツ語部分、丁寧。特に「und」がものすごく柔らかで、ゾクゾクの音。発音、この単語が特にドイツ人っぽくて、

これだよ!
このサウンドだよ!

と、1人夜中に
パソコンの前で
ガッツポーズをとる、と。

演奏全体の流れは、
アカペラが終わった後の
前半部分、多少気負いが
各パートであったのか、
少しごちゃっとした感じがありましたが、
後半部分は、長いフレージングの取り回しが美しく、
また最後までエネルギーで
持っていってて、大変聴き応えアリ。歌い終わった瞬間に、万雷の拍手!

よっしゃー!(≧▽≦) 

あああ、ライブで
聴きたかったなぁ………。

●癒やしのプレゼント第2弾!

こちらは、美味しいもの~(≧▽≦)

地元の書店にお勤めしてらした知り合いの方から、
お手製の干し柿が到着!

奥様がとってもお料理上手で、なんと実家が八百屋さん。なもんで、栗とか柿とか、いいお品が入荷すると、
「これ、私の!」
ともらってきて、
栗の渋皮煮やら
干し柿やら、
毎年大量に作り、
いろんな方にお配りするそうで、我が家も毎年お裾分けを
頂いてしまう。

栗の渋皮煮の方も、
先に頂いて舌鼓を打ったのだが、「ことしも出来ました~」と、ご主人がわざわざ届けに来て下さった。



ビューテホー!!

早速ハムハムと
頂き、やっぱこれだね、
と舌鼓。

で、毎年恒例で、
絵手紙に下手な句を
添えて御礼状を出す。





今年は、もひとつうまく
描けなくて、
うーん、うーんと
唸ったのだが、
なんか、判子を捺すと、
ちょっと収まりがつくような気が。

2枚描いて、悩んだ結果、
上のものをお送りしときました。

来年もまた、美味しいモノを
よろしくー!
いつでも待ってまーす!

●これが結構和むんだわ。





この本が楽しくて、
休み時間になると、 
ペラペラめくって楽しむ。

国文科卒の従姉・I子ちゃんが、
うちの国文科娘に、
「どうかなぁ~(≧▽≦)」と
下さった蔵書。
 ↑
最近、細かい字を読むのは辛い、と、もっぱらKindleの
大きなヤツで、さらに拡大活字で読むのが
お気に入りで、本やらマンガやら全部Kindleになっているヒト。読まなくなったから、と、なんと、日本古典文学体系もたぁくさん送ってくれた! 助かる~(≧▽≦)
体系なんか自分で買えないから、これまでは必要になると、図書館に走ってたのよね~(≧▽≦)

で、写真の本は、日本の有名どころの系図総覧というヤツで、

無論藤原氏とか、徳川家も網羅されてるんだけど、

楽しいのが、香道やら
弓道やら剣道やら忍術やら、の宗家の系図。

さらに楽しいのが、
お坊さんの系図。

拾っていくと、
古典の有名人(道鏡であるとか、西行であるとか)が、
ひょいっ、と登場する。

系図をつつつ、
と伝っていくと、
お師匠さんやら、そのまた上のお師匠さんやらの号から、一字取って、自分の号にしてたりするのが分かる。

なんで「天海」というネーミングなのか、分かっちゃったー(≧▽≦)

●自前でやってる癒やし

愛用中のワープロ専用機
pomeraちゃん。

あまりに軽いので、
ちょっと画面の開き方が
悪いと、キーボードが
ガタガタガタッと
騒ぎ出す。

不安定なのが不安(ダジャレではない)なのと、
ドトールなんかで入力
する時、近所迷惑なんで、

お座布団を作ってみました。



フリースみたいな糸なんで、
細かい毛が機材に入る事は
なさそうだけど、念のため
ケースごと入れられる
大きめな袋状。

で、作業する時は
おざぶにする、と。

なかなか安定感があり、
ふかふかと手触りもいいので
自画自賛中。

で、余った糸で、
スマホのお布団。

加熱することが多い
スマホですが、
これくらい寒さが
厳しいと、朝方なんか
金属部分が冷たくて
持ちたくない!

で、形式的に
お布団に入れて、
ねんねさせる、と。



で、他のコたちも
寝かせて遊んでみる、と。



そー言えば、娘が
小さい頃、ぬいぐるみちゃんをねんねさせるのに、
ないと可哀想だから、とねだられて、ぬいぐるみ用の小さな枕を縫ったなぁ………。

てな事言って、
和んでいたら、
突発的に国会図書館の
デジタルアーカイヴを
調べなきゃならなくなり、
泣きの涙でまた調べ物。

年末って、どーして
仕事が押すんだか_| ̄|○

年賀状、用意してあるのに、
てんで書けないよぉ………。


●またしても台風襲撃中!

先日の台風18号襲来のおかげで、まだ東海道線は全通になってない!(ToT)

……という今日この頃だというのに、またまた超巨大台風19号が襲来!(゚o゚;

前回の大雨がまだ土壌に溜まっているところなんで、
土砂崩れなどがコワい。
もちろん、川の氾濫もコワい。前回浸水した辺りは、せっせと土嚢を置いたりしていた。

昨日は区全域に、
避難準備勧告も出た。
率先して自主避難した人もあった。

今回かなりの被害が予想された京阪神地区は、最悪の事態を避けるために、鉄道も商店も早仕舞い。午後4時頃には、鉄道の改札も閉鎖され、閑散とした状態になったらしい。

ともかく近年の天災は、甘く見てたら、ホントに命が危ないので、無駄でもいいから、早め早めに準備をしよう、というのが全国的に行われた模様。

それぞれの人が不便を感じたと思うけど、これだけスーパー台風と騒がれたモノに襲撃されて、死者が1名だけ、というのは、すごい記録なんではなかろうか。

そうそう、清水の奥の方なんか、浄水場が土砂崩れで使えなくなり、一時は断水は1ヶ月くらいになるかも……と言われていたのが、なんと、4日で復活!
ものすごい突貫工事でガンバってくれた人たちがいたに違いない。有り難い事です。

突貫と言えば、うちの
ネット接続も一時的にダウンしてたのを突貫で直してもらった。

最近、Yahoo!メールも、Facebookも、ほとんど
スマホで見てるので、
連休が明けてから、
ゆっくり………なんて思って
いたのだが、突発的に
パソコンからパソコンへ
データを送らなくちゃいけなくなり、アワくってお願い。

いつもお世話になってる
業者さんのエンジニアの方が、朝いちソッコーでやって
来て、ソッコーで直してくれました。有り難や。

どこかで誰かが頑張ってくれてるから、毎日平穏に暮らせているんだよね。うん。
感謝しないとね。_(_^_)_


 ↑
台風一過で、空が青い!

●で、ミッションもコンプリートしたのだ~(≧▽≦)

(金)夜に、急に頼まれて、
また翻訳。

磐田の練習をオサボリして、
(土)・(日)と突貫工事して、

(日)の夜中に見直し終了~♪

(月)にデータ送信しつつ、
対面して、内容確認。
大分面倒なブツだったので、
先方にえらく喜ばれましたデス(^_^)v

モノは、動物学関係。

標本の分類学的評価とか、
解剖学的所見とかぁ、

てんで門外漢なもんで、

まず分類から確認して、系統樹みたいなのをメモ書きしないと、頭に入らない。ナットクできない。

さらに、各部位固有の用語が
たくさんあって、これが
何度辞書を引いても頭に入らない。anterior(前部)とか、posterior(後部)とか、大分以前にやった医学論文以来、初めて見たゾーσ(^_^;

仕方がないんで、
イラストを描いて、
そこに各部位の名称を
日本語と英語並記で
記入し、それを横目で
見ながら、ヒイヒイ翻訳する………と。

解剖学的所見は、
ホント、メモ書きみたいな
ノリになっていて、
普通の文章のような
主語・述語形式の
complete sentenceになって
いない。これが、クセモノ。

どの単語がどこに
繋がって、何を示して
いるのか、慣れてアタリがつくまで、
かなり苦しかった。

目の前で解剖してくれつつ、

「はい、ここから
ここまでの長さは、
こっちの幅に等しいねー」

とか、

「ここの組織は、
この種に固有で、
こーゆー形だねー」

と教えてもらいつつ、
自分の目で確認出来てれば、
メモ風でも
わかりやすいのかも
しれないけどなー。

この種のモノは、
その分野固有の略号やら、
表現やらが決まっているので、それを探り出すのが
手間である。

とは言え、

インターネット様々の
おかげで、
うんと詳しい資料では
ないにしろ、
ある程度概論的知識を
与えてくれる情報は
拾いやすいのが助かる。

拾っていったら、

かなり「おおおー!」
みたいな動画にも
ブチ当たる。
 ↑
で、おもしろがって、
繰り返し、観る、と。ヾ(≧∇≦)

NHKの「ダーウィンがいく!」とかも、
時々おもしろくて
ハマって観てしまうけれど、
やっぱり生き物は
おもしろいよね~(≧▽≦)

いろんな生物から
ヒントを得て開発された
技術もたくさんあるし、

いろんな生物の性質を
利用して、人間に役に立つ
薬なども多い。

昨日ナショジオを
めくっていたら、
骨折の時に使う金属の
ボルトに代わる
シルクのボルト、
というのが今アメリカで
開発されている、
というのが載っていた。

人間も含めて、
生物っていうのは、
限りない可能性を秘めた
organic formなんだなー。

しまった。
やっぱり理系の方がおもしろいよーな気がしてきた。

昔は、断然文系が
おもしろい!
と思って文系を選んだんだけど、

今思うと、理系は
理系で、むちゃくちゃハマりそうだ。

うーん、もっと理数系の
勉強をちゃんとやって、
リケジョになれば
良かったかもしんない。






●5月に大フィーバーした

国立科学博物館での『医は仁術』展の資料整理を始めました。

一応、簡易図録風の「公式ガイドブック」なるものを
金2,000円也で購入はしてきたんですけど、

多分こちらの欲しい情報の全てが
載っているわけではないだろう、と踏んで、
会場内撮影自由、だったものだから、
やたら大量に写真を撮ってきました。

けど、スマホで撮っているので、
文字の解析力があんまり良くない。
欲しい資料の文字がつぶれちゃってたりして、
ヒイヒイ(ToT;)

案の定、公式ガイドブックでは、
「なぜ、この重要な資料が無視されているんだっ!」
という具合。

蘭学から近代西洋医学への流れを追い、
さらに最先端医学ではこんなことをやっている、
という方向で編集されているので、

こちらが欲しい東洋医学とか、
江戸時代の民間医療関係の資料が
図録にない~~~~~!

今日は、「モグサの作り方」の資料写真を
せっせと解読し、何とか資料にまとめ、

中国から渡ってきた検死の教科書
「無冤録述(むえんろくじゅつ)」の
資料写真を読み解いたりして、一人、至極満足。

この無冤録述は、江戸時代に実際に
検死の参考書として使われていたものだそうで、
どういう死因だと、どういう身体的所見が出るとか、
ともかく事細かに記述されています。
なかなか実際に目にすることが出来ない資料なんで、
今回見られて嬉しかった。

が、この本の資料写真は、ちゃっかり公式ガイドブックからは
抜け落ちておった!  ふっ。やっぱりネ。(T-T)

華岡青洲が実際に使っていた手術用具であるとか、
江戸時代に流行った南蛮渡来の妙薬「ミイラ」であるとか、
「おお、これが実際のものか~~!」
で一人で興奮してたんですけどネ。ヘンですけどネ。

昔から、なんか、医学史って好きなんですよ。
伝説的名医曲直瀬道三の名前がちゃんと記載されている
文書とか、ともかくこれだけの資料が一堂に会する
機会なんてまれなので、ほんと、行けてよかった。

●腑分けとか解剖図とか、いろいろあった

んですけど、資料写真をここで載せると、
うう、気持ちワルイ・・・という方も
いらっしゃるかと思いますので、遠慮しときますが、

でも、実際、驚異でしたよ。

一番最初の解剖図の頃は、
伝統的な「五臓六腑」のイメージに
描き手も支配されてるもんだから、
見て描いているんでしょうけれど、
なんか、てんで実際とは違うモノになっちゃってる。

それが次第に、西洋風写生術も入ってきたのか、
ものすごくリアルに描くようになる。
シーボルトの絵師をしていた人が描いた図、
なんてのがありましたから、
実際にどうなっているのかを正確に描くことで、
医学教育に役立てよう、という機運が盛り上がって
いったんじゃないか、と思います。

会場で見ていた時、関西弁の男性2人が
見てらして、「うん、そのまんまだね」かなんか言って
ましたが、うん、きっと学会とか何とかで東京に
出張してらした関西のお医者さんでしょうね。

西洋では十七世紀くらいからだったか、
かなり正確な解剖図が描かれるようになって、
その流れが遠く日本にまで流れ着いたわけですが、

初めて人間の身体の中身を見て、
そのシステムの複雑さ、精緻さに、
見た人たちは度肝を抜かされたことでしょう。

これほど複雑な構造のものが自分の中にも
あるなんて、それが毎日、意識もしないで
正確に機能してるなんて。

現代の私たちが見ても驚異の小宇宙だってぇのに、
江戸時代の人が見たら、それはもう驚天動地だったでしょう。

で、魚やら鳥やら、ネズミやらも解剖してみて、
それも精緻な図にしたものが出品されていましたが、
人間も、動物も、みんなこういう仕組みで成り立って
いるんだ! って分かった時って、ほんとに目からウロコだった
ことでしょうね~。

魚や鳥は、食べる時に何となく見て分かってたんでしょうけど、
人間もおんなじような構成要素を持っていて、おんなじように
骨があり、筋肉があり、内臓がありっていうのを知るって、
まさに革命的な知的発見だったはず。

こういった先人たちの目からウロコが、
現代の最先端医療にまでつながっているんだよね。
いやはや、人間の知的好奇心って、すごいもんです。

●日本人は外国語っぽいカタカナ語名が好き

江戸時代に流行った薬の類もいろいろ展示されていて
楽しかったのですが、

有名なウニコールのが少なかったかなぁ。

*ウニコールというのは、「ユニコーン」のことで、
伝説の一角獣のこと。ヨーロッパでものすごく流行った
んですけど、もちろん想像上の動物なんで、ホントの
ユニコーンじゃない。海に住むイッカクの角だとか牙
だとかを採取してきて、伝説のユニコーンの角から採れた
万能薬、として販売されていました。

で、これが日本にも輸入されていたようですね。
何に効いたのかしらん。

さらにヘンな薬が「ミイラ」。これもヨーロッパで
大流行したんだけど、ほんとに、エジプトのミイラを
粉にひいていたらしい。もっとも、おかげでミイラの
供給が不足しちゃって、偽ミイラを使っていた、という
話もありますが、なんでこんなものを?

一説によると、キリスト誕生の時に東方の3博士が
持ってきたものの1つとして有名な「没薬」(もつやく)のことを
「ミルラ」と言うもんだから、それと「ミイラ」を混同したっていう・・・・。

ちょっと、おバカ?!

で、日本では、何となく南蛮渡来のカタカナ語の
薬は「ありがたいものだ!」という信仰(?)が
出来ちゃったみたいで、

幕末くらいになると、日本で作ってる薬なのに、
カタカナの名前を付けて売り出して、大当たり、みたいな
のが増えたそうです。

『医は仁術』展にも看板が出ていましたが、
「ウルユス薬」というのがヒット商品。

「ウニコール」にサウンドが似てるもんだから、
似たような薬ではないか?
ってんで、ヒットしちゃったのかなぁ。


  ↑
黄金の馬に乗った西洋人が薬を運んでくる、みたいな図案。
西洋渡りだから、効くゾ、という主張らしい。

調べてみましたら、
胃腸薬で、胃の重いのを空にする、みたいな
効能のものだったのか、
「空」という漢字を分解して、
「ウルユス」にしたんだって。

洒落、なんですねぇ。

でも、現代の薬も、シャレとか語呂合わせみたいな
ネーミングばかりですよね。で、ほとんどみんな
カタカナ。

これはもう、日本の売薬の伝統なのだろーか?
一見外国語、中身は日本語のシャレ。
見た目はカタカナ英語、中身は日本ジョーク。
こーいうのが、一番ウケるのだろうか?
ま、おもしろがってウケた名前の方が
記憶に残るので、忘れないっていう効果は高い。
してみると、ついうっかりミョーなネーミングに
ウケてしまい、次に買いに行く時も、
それをうっかり手に取ってしまうという、
いわゆる1つのサブリミナル効果で買わされているのか!?

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