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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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バッハ漬け贅沢三昧コンサートに参加しました❤
●1日バッハ漬けの日。

風雲急を告げるよーな
あいにくの雨模様の安倍奥・油山(ゆやま)温泉郷に
鎮座まします静岡バッハハウス。

8月27日(土)は、「静岡バッハ音楽祭」と
銘打った、午後1時からほぼ5時までの
長丁場フェスティバルがありました。


 ↑安倍川はこんな。豪雨ではないけど、
 お山がけむってる。





油山は、まさに山懐に抱かれた地。
一応静岡市葵区………ってことは、市内中心部の
駿府城城址公園と同じ区………なんだけどね。
てんで雰囲気、違います。

ちなみにバスでは
最寄りのバス停まで約1時間、さらに山道を延々と
20分ばかり歩かなければならない。

確か、静岡市って、全国で3番目くらいに
面積広いんだよねー(-。-;)

ちなみに大井川鉄道のSLに乗って
辿り着く静岡市葵区井川は、この油山より
もっともっと奥です………。

どんだけ広いんだ、静岡市!( ̄。 ̄;)

●普段もバッハ漬けのワタクシですが………

今回のフェスティバルは、
合唱は比較的少なめで、
楽器演奏ステージがしこたま。

それもプロ演奏家やセミプロ演奏家の
古楽器アンサンブルがいろいろ目白押し。

会の運営は、静岡市内のプロテスタント教会の
関係者の方々がやっておられるようで、
草深教会の長老をやっておられる
磐田バッハメンバーのIヶ谷さんのお誘いで
参加しました。(なんか、女声が足りてなかった
らしい………)

合唱曲は、
マタイ受難曲のコラール17番と、
ロ短調ミサの終曲"Dona Nobis Pacem"。
どちらの曲も、磐田でやった曲なんで、
比較的お気軽に引き受けたのですが、

いやその、自分が歌うのよりも、
山盛りでバッハの器楽曲を贅沢三昧で
聴けて、もっのすごく楽しい1日でした!









●要するにバッハ好きの演奏者が、好きな曲を思いっきり
やる! という催し

………であったために、
アレもコレも、
わぁ、ソレも聴ける!

ってんで、本番を楽しみにしてまして、

御自身もオルガンを弾かれる
Facebook友達のTさんを
「楽しいですよ~」と、
遠路はるばるお呼び立てしちゃいまして。
 ↑
お誘いしてから、こんな山の中まで
お呼びしちゃって、かえってご苦労を
おかけしたか? と青くなりましたが、
ご家族でドライブがてらにお訪ね下さり、
楽しく聴いて下さったとの事。よ、よかった~(^。^;)
ご来場、ホントにありがとうございました!

………にしても、長丁場であった。

前半は、古楽器の演奏が主になっており、
伴奏楽器が古楽器なもんだから、
マタイのコラールは415Hzの古楽ピッチ。

で、後半はモダン楽器中心で、
最後のトリになったロ短調ミサ終曲は
モダンピッチの440Hz。

…………になる事を直前に知り、ひょえー。

今はもう慣れちゃったので、
どっちのピッチでも、与えられた音から
歌えるんですが、最初にバロックを習い始めた頃は、

どーしても440Hzの平均律でないと
音が取れなくて、3ヶ月くらい落ち込んだのを
思い出すんだなぁ………。

最近は、逆に415Hzで純正律を狙った方が
ずっとハモりやすくなりましたね。

慣れってスゴいなー。

●初っ端に懐かしい曲を聴いて、ものすごくウキウキ♪

2番目にチェンバロを弾かれた
桐朋の学生さんが、イタリアン・コンチェルトを
やられましてね。

これ聴いて、1人で有頂天。

1楽章だけだったと思いますが、
中1か中2の発表会でやった曲でして、
聴きながら、つい指が動いちゃう~ヽ(^0^)ノ

発表会が終わってから、
うちでこっそり2楽章・3楽章も
練習して悦に入ったのを思い出します。

先生には、続けてフランス組曲もやると
良い、と言われましたが、当時は
バッハ、難しい~、もうカンベン~(ToT)で、
譜面は買ったけど、ろくに練習しなかった。
  ↑
が、この日、古楽アンサンブルが
フランス組曲もちょっとやられたのをお聴きし、

「うう、やっぱりいいじゃん!」

になってしまった。
練習しようかなぁ………。

教会カンタータも、12番・106番・182番・156番を
連続ワザで聴かせていただき、
どれもこれも、ステキ~しゅてき~(*^▽^*)
で、内心小躍り状態。

あー、これ、混声合唱にアレンジしてもらって
歌いたいよぉ! やりたいよぉ!

と、テノールで参加されていたプンちゃんに
思わず訴えてみる…………と。

誰か、アレンジしてくんないかなー。

で、前半演奏の白眉は、
前半トリをつとめられたトリオの「ばろっこ」さん。

「バロック」のイタリア語読みを
グループ名にされたそうで、普段は個々に
プロ活動をされているお3人。

フラウト・ドルチェと、
フラウト・トラヴェルソと、
チェンバロでトリオソナタ。

息の合った素晴らしい演奏で、
ドルチェとトラヴェルソの掛け合いに、
思わず♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡。

Tさんと、思わず「習ってみたいですよね~(≧▽≦)」と
盛り上がってしまいました。

いやぁ、やっぱり古楽器っていいわぁ。
この柔らかぁい響きが出せたら至福だよなぁ。

●後半も負けじと盛りだくさん!

後半冒頭を飾ったのは、
プロ奏者演奏によるオルガン。

幻想曲ト長調(BWV 572)というもので、
なんか、バッハが20才の時の作品とか。
(えーと、確かそう演奏者の方がおっしゃってた
ような。ひょっとすると、他の曲の解説と
ごっちゃになってるかもしれませんが、ご容赦を)

2階にオルガンがあり、私はちょうど
真下の座席に座っていたんですが、
あまりに近いので、フットペダルを
踏む音が全部聞こえてくる。

最初は「何だろうな? このバタンというのは?」と
首をひねっていたんだけど、途中で、
フットペダルだぁ、と気がついた。

ほぉー。

と妙に感心して、今度はバタンを
一生懸命聴いてみたら、
音が鳴り出すかなり前にバタンが来る。

そ、そうか!
on timeで鳴らすためには、
かなり早いタイミングで
フットペダルを踏まないといけないんだ!

へへぇー。
これは、難しいゾ!

それぞれの楽器の構造によって、
それぞれの演奏者さんには
それぞれのご苦労があるんだろうなぁ。

うーむ。
パイプオルガンも触ってみたいゾ。



オルガン演奏に続いてステージに
立たれたクラシックギターの方も、
もぉのすごく上手くて、感動的。

リュートのための小プレリュード
というのをおやりになりましたが、

プロ奏者というわけではなく、
我流で長年やってきて、去年から
先生につきました………なんて謙遜
されてましたが、とんでもなかったです。

………にしても、静岡はバッハ好きの
演奏家の数がハンパないなー。

最後はおなじみのコレギウム・ムジクム静岡さん。

ブランデンブルク協奏曲5番が
やっぱりいい~(≧▽≦)

ソプラノ独唱で、しっとりとマタイの
39番"Erbarme dich, mein Gott"も良かったぁ。

ソプラノとヴァイオリンの掛け合いが
胸きゅんサウンドで、ああ、やっぱり名曲………♡

と、思いっきり聴く方で楽しんじゃったので、
マタイのソロの後、ノコノコと自分が
オンステするのがどうも、やり残していた
宿題をやらねば夏休みが終わらないよーな
気がちょっとしちゃいましたが、
ソプラノは、ソリストさんも一緒に
歌われるという事なんで、気を楽~にして
楽しみました。

●お花と手作りお菓子のお接待つき

今回の催しは、先にも書きました通り、
教会関係の方々が手弁当でいろいろと
やって下さったもののようで、

いつも静岡教会のお花を担当されてる
Fさんが、それは見事な真紅のバラを
ステージ脇に飾って下さり、
終演後は、演奏者1人1人に
お裾分けを1本ずつ下さいました。

その上、休み時間には、
お手製のクルミ入りコーヒーゼリーの
お振る舞いがあり、演奏者もお客様も、
楽しくおしゃべりしながら、
コーヒーゼリーに舌鼓を打ちました。




当日は1日雨模様で、幸い豪雨には
ならなかったのですが、弦楽器の方々は
調整に苦労されたのかなぁ、と思い、

帰りがけにコレムジのSさんに伺いました。

何でもモダン楽器よりも、
ガットを使う古楽器の方が
より湿気の影響を受けるので、
古楽器の方々の方がよりご苦労が多いんだとか。

チェンバロもすぐに音が狂っちゃうもんねー( ̄。 ̄;)

合奏から合唱に移ってしまって久しいので、
楽器の方々のご苦労、もう1つ分かっていないの
ですが、その日その日で楽器のご機嫌が変わる
のかもしれませんね。

…………ああ、電子チェンバロ、欲しい。
  ↑
長野の従姉のところで弾きまくって以来、憧れ。



というわけで、ともかく1日楽しいバッハ漬けでした。
なごりのバラは、水揚げがうまくいったみたいで、
今日もとりあえず元気です。

そうそう、
お隣で歌って下さったNさんが、
とても朗らかな、そしていいお声の方で、
楽しくおしゃべりし、Facebook友にも
なっていただきました。

また静岡バッハその他の演奏会にも
お誘いしまぁす! よろしくお願いしまぁす!







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