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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

カテゴリー「本とか」の記事一覧
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●調べ出すとキリなく調べてしまう損な性格でアル。

勉強と称して、毎日せっせとノートを
作って遊んでいる今日この頃。
この真夏日続きの中、我ながら
ご苦労さんなのである。

基本的には、昔習った日本史の知識を
ブラッシュアップして、
より使える知識にする作業を進行中。

今まで、つい面倒で調べなかった
さまざまな用語を、
いちいち広辞苑で引き、
1つ1つ納得しようとしているのであるが、

ああ~!
昔、こーやって勉強しておけば、
もっと成績上がったハズなのにぃ!

と、思いっきりホゾを噛む思いが
味わえたりして、
ホント、嬉しい真夏日なのでアル(ToT)

●お経の言葉って、ほぼワケが分からない。

とりあえず、ほとんど仏教史の勉強に終始しています。
日本の文化の中で、一番の大物が仏教史で、
これを基礎から積み上げておかないと、ワケワカンナイ。

時間が惜しいので、項目名だけ暗記して
よし! ナンとかなるだろう!
にしちゃった大学受験時代を反省して、
 ↑
 ※結局ナンとかならなかったのでアル。

多少時間がかかってもいいから、
きっちりやっておこう(エラいぞ、ワタシ!)
というわけで、自らを鞭打ってみた。

高校時代、「般若心経」に使われてる用語を
せっせと調べたよーな記憶があるのだが、
もちろん、ほとんど覚えちゃいない。

だいたい「マカハンニャハラミタ」の
「マカ」からして分からない。

で、広辞苑(第六版)で調べてみましたともさ。

「梵語のmahaの音写で、大きいさま。多いさま。優れたさま。」

と書いてある。

って事は、英語の「グレート」と同じなんだ! へええ。

音写だから、元の言葉の音を漢字の音で表してるわけで、字そのものに意味があるってワケじゃないんだな。

ふむふむ、ナルホド………と行き過ぎようとして、
ハタ、と気が付いた。

あれ?

ガンジーさんの尊称で「マハトマ・ガンジー」というの、あったよね? あの「マハ」も同じモノなのかな?

で、調べてみたら、「マハトマmahatma」は「偉大なる魂」みたいな意味だった。ヤッパリ、グレートなんだわ。

ってことは、「マハラジャmaharaja」の「マハ」も同じだよね?! 「大王」だもんネ!

ほほぉっ!ヽ(^0^)ノ

お経に出てくる「マカ」は、
元々は古代サンスクリット語のmahaで、
マハトマやマハラジャはヒンドゥー語(だと思う)。

ヒンドゥー語はサンスクリット語の影響を受けて発展したものだそうなので、スペルも同じだし、ほぼ同じ意味合いと思っていいんじゃないかなー。

ちなみに般若心経を中国の漢語に訳したのは、
三蔵法師こと玄奘三蔵さん。
当時の中国の人に分かりやすいように、と
苦心惨憺して訳したんだろうけど、
その漢語訳が、そのまま海を渡って日本でも
21世紀に至るまで使われようとは
思いも寄らなかったかもねー。

ちなみに「マカハンニャハラミタ」の「ハンニャ」も、
音写で「般若」の字が当てられています。

意味は、「(宗教的な)叡智」。

どーも「般若」という字面を見ると、
お能に使われる鬼女の面を思い出しちゃうんだけど、
再び広辞苑によると、くだんの鬼女面を
最初に作った人が「般若坊」という人だったから………なんだって。

なんだかなー。智恵のある鬼女………? コワっ!

さらに、ちなみに、
なんでサンスクリット語を梵語って言うのかなー?
と思って、調べてみた。

伝承で、サンスクリット語を作ったのは、
梵天(ウパニシャッドで言うところの
ブラフマン、宇宙意識? みたいなモノ。
これを神格化したものが梵天)だ、という
言い伝えがあるからなんだって。

へー。

エジプト神話でも、トトToto神が
文字を作って人間に教えた、という話が
あるけど、似てるねー。

で、広辞苑で「梵天」さんを探してみたら、
ご丁寧に図版まであった。
ガチョウ三羽の上に乗ってます!

ガチョウ、どんだけ力持ちなんだ!(≧▽≦)

マンガ『聖おにいさん』に出てくる梵天さんの
乗り物が、ちゃんとガチョウになってるんだけど、
路上駐車ならぬ路上駐ガチョウしてたら、
ガチョウに駐禁のステッカーが貼られてしまって、
ガチョウが泣いている図があった。ウケる。



●とまぁ、小ネタにウケつつノート作り中。

いちいち小ネタに引っかかって、
いちいち広辞苑を引き、
さらに、それを書かないと頭に
入らないもんだから、手間がかかってますが、

何とか鎌倉新仏教辺りまで
進んできましたー。
ふーやれやれ( ̄。 ̄;)

時間をかけすぎかなぁ?
と、途中で不安になったんだけど、
何事も、常に基礎に帰って、
繰り返しやらないと身に付かないゾ!
と普段マエストロに口を酸っぱくされてるのを励みに、
繰り返しノートを読み直して、
小ネタを思い出してウケつつ、
覚え込み中。

で、昨夜恐る恐る過去問を
ちょっとやってみたら、
ノート作りをする前は
てんで歯が立ちそうにないー!(ToT)
と思っていたタイプの問題が、
ぐっと分かりやすくなってました!

ヤッホーイヽ(^0^)ノ

成せば成る!………かもしんない!

にしても、広辞苑ってスゴイよ!
他の参考書がなくても、たいていの事は
広辞苑で分かってしまう。
特に日本の文化史ネタは最強!
私は電子辞書に入ってる広辞苑(第六版)を
使っていますが、図版も系図も充実してて、
ものすごーく助かってます。

これ一冊あれば、かなり遊べるなー。

他にも楽しい小ネタをたくさん
拾ったので、以下次号ってことで!ヾ(^v^)k


  ↑
前に書いた本のイラスト用に買ったテンプレートと
フローチャート用定規が大活躍中なんでアル。
やはり遊んでいるのでアルな。うむ。
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●しんみりした後は、勉強、勉強!

お墓参りも行ったし、
ごはんも食べたし、
さぁて、勉強するかー(ToT)

………と、ほとんど受験生みたいな夏。

ま、試験日近いんで、しょーがないんですけど。

今回の試験、観光系なので、
観光白書読んだりして、
そうか、そーいう政策なのかー、
とか、今更のよーにメウロコし、

一般常識として、
近年の政治経済の動向などを
チェックしたりして、

ふむふむ、コレとアレが繋がってるのねー。

とか、一人ごちて、
実は結構楽しんでいる(あれ?)

日本の歴史やら地理やらも
やらないといけないんですが、
過去問を見ると、地理に出てくる
のは、文化史的に重要なところが多い。
この国宝があるのは、地図上のどこか?
みたいなのネ。

つーことは、日本史のお勉強をしながら、
その重要な事項の場所も覚えていかねばなりません。
特に重要なのが仏教史やら仏教建築。
どこのお寺にどんな国宝があったんだっけー?(~。~;)?

そこで取り出しましたのが、
下の写真の本。超速シリーズという
大ヒット参考書です。



大学受験生用のシリーズです。
面倒くさいけど、しっかり通史をやるに
しくはなし!

と思って買っておいたんですけど、
今まで封印しておりました。

それは何故でしょう?

 ①面倒くさいから
 ②やりたくないから
 ③開いたが最後、ハマりきるから

賢明な読者の皆さんには、歴然としてる設問ですがぁ、
はい、お察しの通り、答は③デス(^_^;)

元々日本史、大好きなんでぇ、
この科目だけにハマりそうで怖いので、
ガマンして政治経済とか先にやってたんですネ~
(あれ?)

だがしかし、次第に期日も迫っておりますので、
ちゃんとやらないといけないのですヨー(≧▽≦)
 ↑
大喜び中(ますます、あれ?)

●予想通り、オモシロいんだわ、これが!

いやぁ、前もって自習して、
出題傾向とか見てから、
この本をネット注文したんですが、
よく練られてマス。
助かるし、楽しい~(≧▽≦)
 ↑
(カンペキに遊んでいる。)

章立てがうまいなぁ。

出だし、ちょっと地味めなんだけど、
「超速の書道史」から来る。
これが最初はピンと来なかった。
やっぱり最重要課題の仏教史を
教えてもらわんとっ!(ToT)

と思ったのですが、
よくよく考えたら、
書道をやるためには、
紙と筆がないとイケナイ。

これを初めて日本に持ち込んだのが、
高句麗のお坊さんで曇徴(どんちょう)さん。
おおっと、既に仏教色歴然!

610年のことで、仏教公伝のちょっと後。
で、推古天皇を補佐する摂政の位に
聖徳太子が上がっていた時代。

曇徴さんがやって来た翌年、聖徳太子は
勇んで三つの重要なお経の解説書
『三経義疏(さんきょうのぎしょ)』を作らせています。
法隆寺に行くと、そのうちの1つ『法華経義疏』が
ありますが、これ、太子の自筆と言われてるもので、
日本最古の肉筆の書。
奈良に行った時、ちゃぁんと見て来ました~( ^o^)ノ

ちなみに、中国で初めて紙が出来たのは、
105年。後漢時代の宦官技術者・さい(草冠に祭)倫さんの賜デス。
輸入に至るまでに505年もかかってるヨ!!(゚o゚;

ともあれ、書道の略史を追っていくと、自然と
仏教史も追えるんですネー。

で、超速の仏教史に入る、と。

●なにこの語呂合わせ! ウケるー(≧▽≦)

仏教史では、かなりいろんな語呂合わせで
覚えていかないとイケナイ重要事項が山盛り。

例えば聖徳太子関連の
重要なお寺が3つあります。

物部氏討伐の時、蘇我氏(太子のお母さんは
この一族出身)と共同戦線を張り、
戦勝を祈願した四天王を祀った四天王寺(大阪)。

世界最古の木造建築で有名な法隆寺(斑鳩)。
太子な姿形を模したという救世(ぐぜ)観音像とか
やたらめったら重要なものがある。
玉虫厨子もここね!(^_^)b

3つ目は、太子が作ったんじゃなくて、
太子が亡くなった後に鎮魂のために
妃の橘大郎女が建立させたという中宮寺。
元々は太子のお母さんの宮があったところに
建てたんだって(現地の解説によると、
さらに現在は場所を移転しており、法隆寺のお隣さん)。
で、ここには教科書にも出てくる日本最古の刺繍
『天寿国繍帳』がある。
  ↑
もっともコレは、既に刺繍された絹糸が年次経過で
ボロボロなんで、奈良国立博物館で保存中。中宮寺で
展示されているのは精巧なレプリカです。

さて、この3つのお寺を語呂合わせで
覚えましょー!(≧▽≦)

コレが、なかなか秀逸なのですヨ。

聖徳太子の「聖徳」をローマ字にします。
「SHOTOKU」になりますね。
で、最初の4文字を取ると、英語の「SHOT」。
これを当てはめる。

S.........四天王寺
HO......法隆寺
T.........中宮寺

最後の中宮寺がちとキツいんですが(^_^;)
ニャルホド、こーゆー作り方もアリかぁ!
と、思わずメウロコしましたデス。

●小ネタ、たくさんあって嬉しい~♡

この本、教科書には載っていない
オタク小ネタもちょこちょこ欄外に
書いてあって、これがまたなかなか。

『日本往生極楽記』(有名人45人に聴きました。私はこーして極楽往生しました~的な本だそうです)と
『池亭記』(マイホーム獲得に奔走した話が書いてあるんだそうです)を書いたことで有名な慶滋保胤(よししげのやすたね)という人がいるんですが、この人陰陽師の賀茂忠行(かものただゆき)の息子さんなんだって!

岡野玲子の『陰陽師』にも登場する賀茂忠行は、
安倍晴明のお師匠さんとして有名です。
まだ少年だった晴明に才能を見いだし、
引き立ててくれた、となっています。
(史実の晴明さんは、中年過ぎてから
陰陽師として有名になるんで、岡野さんの
描くカッコイい晴明さんは、フィクション性が
高いのですが、それはさておき)

保胤は、菅原文時に師事して
文筆の道に秀で、後に出家した人。
ああ、ここにもお坊さんが!

ま、古代になればなるほど、
知識人と言えば出家者というのは
洋の東西を問わないんですけどね。

ちなみに、菅原文時は、道真のお孫さん。
祖父の名に恥じぬ大文人らしいデス。

もう1つお坊さん小ネタ。

みんな大好き、西行法師のお話デス。

西行の名前は知らなくても、

「願わくは花の下にて春死なんその如月の望月の頃」

という歌は、みんな知ってるよね。
これぞ、日本人って感じだよネ!( ´艸`)

私も大好きな歌で、
花は桜、は古典の常識(古代は梅だったりするが)、
桜の木の下には、人間の死体が埋まっていて、
それで本来は白い花が、死体の血によって
ほんのり染まって美しいという(コワいよ!)
言い伝えもあり、旧暦2月の満月の夜、
その満開の桜の下で死に、次の年もまた次の年も、
桜を美しく咲かせる………というイメージかなぁ、と。

ところが、この歌にはもう1つ、
隠しワザがあった!
てんで知らなかった!

実は旧暦2月15日(満月はこの日ね)は、
お釈迦様が亡くなった日、と
言われてるんだって。

だから西行は、そのお釈迦様に
あやかって、同じ日に死にたい、
と言ってるんですって!

胸キューンの美しい光景を
詠んだ歌………ってだけじゃなく、
実は自分のゆるぎない信仰心を
表明した歌だったんだ!

ほえー(゚o゚;

そう言えば、飛鳥時代の頁に、
聖徳太子に仏教を教えた
高句麗からの渡来僧・恵慈(えじ)の話があった。

恵慈は高句麗に帰国してたんだけど、
そこへ太子が亡くなったという知らせが
入り、大いに嘆き、翌年の同じ日に
自分も死にたいと願ったんだって。
そして、本当にその通りに亡くなったとか。

ほえー(゚o゚;

※思い出した! うちの母方のお祖母ちゃんも、
早くに亡くなったお祖父ちゃんと同じ日に
死にたい、と長年言ってて、毎年お祖父ちゃんの
命日に遺書を書き換える(別に財産家ではないので、
家族への言葉)というのを習慣にしてたけど、
最期はホントにお祖父ちゃんの命日に具合が
悪くなって亡くなった。いやぁ、思えばそうなる
こともあるのかしらん。

●で、語呂合わせの話に戻る。

大ウケした語呂合わせシリーズをば。

「三筆」→「空海 逆立ち 筆三本」
      (空海)(嵯峨天皇)(橘逸勢)

      ※空海が逆立ちしながら、三本もの
      筆をふるって豪快に書いているようだ。
      『風信帖』、いいよネ!

「江戸幕府を批判した三大農政学者」
   →「本ダシ 砂糖&しょうゆ」
     (本多利明)(佐藤信淵)(安藤昌益)
      ※越後や東北の人揃い。ソバの名産地。
      美味しいソバつゆを作るのに必要なモノ
      で覚えよう、という趣向。

「南都七大寺」→「ヤッホー東大、もと西高」
      (薬師寺)(法隆寺)(東大寺)(大安寺)
      (元興寺)(西大寺)(興福寺)
       
  ※実はコレに超ウケた!(≧▽≦)
   元々の発想は、東大進学率の高さで有名な
   都立西高から来ているんだと思います。
   田舎育ちなんで、大学生になって東京へ
   行くまで「都立? 何それ? 食べられる?」
   みたいな感じで、全く知らなかったんですが、
   東京に住んでみると、次第に有名校の名前にも
   馴染みが出来てくる。で、クラブの同期に、
   まさにこの西高出身者がっ!

   そうかー。南都七大寺が分からなくなったら、
   O氏の顔を思い浮かべればいいのかーo(^-^)o
   
   ※これでO氏を知る人は、微笑みながら、
   (いや、爆笑しながらか?)
   南都七大寺を覚えられるに違いない。

ちなみに、うちの近くにも、
地元の西高がありまぁす。
こちらは(今は違うかも)女子校で、
合唱部が強いので超有名でした。
我らがアンサンブルの要・Mりおねーさんの
出身校。OG合唱団「西の風」は、
ヨーロッパツアーもこなされる
ステキな団なのでありました。
   
●毎年恒例の大学同窓会がありました!

日曜日は、同窓会ランチイベントが
浜松でありまして、朝からイソイソと
出掛けました~(≧▽≦)

この同窓会、同期会ではありません。

いろんな学年、いろんな学科出身の方々が
集まって、ワイワイがやがやしながら、
大学から来て下さった教授陣をお迎えして、
お食事し、ちゃんと講義も受けられるという、
他では類を見ない楽しいイベントなのです!

過去に参加した会では、
仏教美術の専門家として有名な山本勉先生の
詳細な写真資料満載のスライド講義や、

テレビ・ラジオでもお馴染みの
楽しい英会話の大杉正明先生などなど、

ともかく講義が楽しみなイベント。

今年は英文科の名誉教授・シスター高田を
お迎えしての浜松ランチで、
実は個人的にどうしてもお会いしたかった先生です。

自分は宗教哲学をやりたくて、
この大学に編入したクチなので、
キリスト教文化学科。
英文科の先生方には、直接お話する
機会はありませんでした。

その前は東京女子大短期大学部で、
間違って(?)うんとこせ厳しい美学ゼミなんか
取っちゃったもんだから、ひたすら泣かされたのですが、

清泉では、アウグスチヌスやトマス・アクィナス、
あるいは和辻・西田哲学などが中心で、
最終的には、ナチの迫害を逃れてアメリカの
ユニオン神学校に行かれ、長くアメリカで
教えられたPaul Tillichで論文を書きました。
 ↑
まだ日本ではあまり紹介されていなかった
時代で、なかなか資料もなく、そして、この当時、
まったく(!)英語の文献には手が出なかった!
今なら、もっとアメリカの文献も読めるのになぁ。

で、なぜ英文科の教授にお会いしたかったか?
という話に戻りますが。

だ~いぶ昔に書いた本なんですが、
ハリポタが日本に上陸した頃に書いた

『ハリー・ポッターで読む伝説のヨーロッパ魔術』(冬青社刊)



というのがありまして、これを本屋さんで
偶然見つけられたシスターが、

「あら、これ、おもしろいわ。買わなきゃ!」
(ご本人談! うれしい!)

と思し召され、手にとって御覧になっているうちに、
著者略歴に、ちゃっかり卒業大学名が載っており、

うちの子じゃないの!(*^▽^*)

………と。

で、当時学長(現理事長)であられた
シスター塩谷にお知らせ下さり、
シスター塩谷からとってもお心のこもったお手紙を
いただき、「大学にいらっしゃい」とお誘いが。

で、有頂天になって大学に行ったら、
ミニ講演会をやりましょう、のお話になった!
で、アワアワしながらも、何とかやらせて
いただくことが出来ました。
 ↑
※オマケに、歌がお好きなシスター塩谷の
リクエストで、Amazing Geaceとかも
歌ってしまった。アワアワ。

このイベント、かなり多くの先生方も
来て下さり、その点大いにアワアワだったんですが、
ものすごぉく嬉しかったデス。講演の出来の方は、
ちょっと上がってしまったりして、前半と後半の
バランスが悪く、ああ、もうちょっと上手く出来たらなぁ………(-_-;)と忸怩たる思いもありましたが、
ともあれ、母校とのご縁が一層深まった
思い出の1コマでした。
 ↓
ま、こーゆーご縁で、娘も同じ大学にどっぷり
お世話になり、本当に充実した4年間を過ごせました。
 ※日文科のくせに、一番良い成績だったのは、
  源氏講読の他は、キリスト教学だった。
  やはり、私の子である。

とまあ、説明が長ったらしいですが、
母校の先生方には、足を向けて寝られない私でして、

今回は、そのきっかけを作って下さった
シスター高田と直接お目にかかる良い機会だったものですから、何をおいても、これは行くべし!
という事で浜松ランチとなったのでありました。

シスター高田は、とても気さくなお人柄で、
英文科卒業生に絶大な人気。いろんな方が
それぞれシスターとお話をしたくて駆け付けて
来られました。子育て真っ盛りで、会に出席するのは
無理かも………で、欠席通知を出してあったんだけど、
一目お目にかかりたい、と小学生の可愛い坊や2人を
伴ってご挨拶に見えた若い卒業生の方もいらっしゃいました。みんなで坊やたちに、あれ食べなさい、これ、美味しいよ、と構って喜んでしまった。
来年は是非、出席にマルを!

で、私もお目もじ順番を待って、
『書けそうで書けない英単語』(講談社文庫)という
ちょっと前に出した本を持ってシスターにご対面~(≧▽≦)



すぐに話が盛り上がってしまい、
「これは、子供に教えるのにいい本じゃない!
早速宣伝してあげるわ!」と、嬉しいお言葉を!

ワーイワーイ(≧▽≦)

そうなんですよー。
この本は、若い子にワイワイ楽しんでもらいたくて
作ったんですよね。

私たちの世代は、筆記体を習ったこともあって、
ともかくスペルを書いて覚えていったので、
こういう本を見ると、
「待てよ、あれはどう書いたかな?」
と、すぐ指が動いたりする。

ところが、今の子どもたちは、
手書き、というものをしなくなっています。
見ればわかる便利なデバイスだらけに
なっているために、書いて覚える、という
ことをしなくなっちゃってるんですよねー。

それで、大量にイラストを入れて、
目で楽しみながら、手書きするおもしろさを
分かってもらえればいいな、というのが
制作者サイドの意図だったのですが。
 ↓
今思うと、コレ、スマホゲームとかに
した方が若者たちにはウケたかもしれないなー。

シスターの他にも、子供たちに英語を
教えている方などがいらっしゃり、
これは、教材にいいかも!
と喜んで下さいました。感謝!

受験英語的な単語よりも、
日常生活的な単語をたくさん入れたもので、
受験生には、そのまま受験に使えるものでは
ないのですが、簡単で見過ごしがちな単語の中にも、
ものすごぉくおもしろい由来があったりするので、
それらをウンチクコラムとしてまとめてあります。
自分でも「へー! そうなんだ!」と
目からウロコを落としたモノばかり選んであるので、
楽しめると思うんですけどぉ………。
 ↓
書き手はこーして必死こいて書いてるんですがね。
だからと言って、売れるとは限らないのが、
この業界の難しいところなのでした(ToT)

ちなみにこの本、
「こんな感じのイラストをたくさん入れて
楽しい雰囲気にしたいんですー」
と企画段階で見本イラストをおもしろがって
持って行ったら、「じゃ、描いて下さい(^_^)b」と。

ワーイ、好きに描けるぞぉ!

と喜んだのは良かったのだが、
どんどんイラストへの要求が高くなり、
犬猫の種類を描き分けるページなんか、
10回ぐらい描き直したりなんかして、

結局文字原稿よりも、イラスト原稿を
仕上げるのに徹夜続きだったりした。
うーむ、漫画家にはなれない。
過酷すぎる。

とまあ、以前にも、このブログで
このネタは書いていますが、またにわかに
気持ちが盛り上がったので、掲載。

シスターが表紙のネコちゃんイラストを御覧になりながら、
「そっくり~(≧▽≦)!」と叫んでおられた。

ムキャー、恥ずかしい!
けど、嬉しいんで、ここにも書いちゃおうっと。

本をお手にされたシスターと
記念撮影も出来、美味しいランチもいただき、
さまざまの記念品もいただき、まっこと
楽しい昼下がりでした。

が、肝心のシスターのお話タイムに
なった時、次に予定していた浜松ユビラーテの
練習時間になっちゃって、

今年は、大学の本館である
旧島津公爵邸(ジョサイア・コンドル設計)の
築100周年でもあるので、大学の発展史の
エピソードをいろいろお話下さることになって
いたんですがぁ、(この時点で、既に2時間半
くらいワイワイしていた!)
「遅れちゃうから、行きなさい!」と
お尻を叩かれ、後ろ髪を思いっきり引かれながら、
会場を後にしました。

えーん、残念。
ハンドアウトだけは、しっかり
せしめてきましたが、やっぱり
じっくり、お聞きしたかったなー。

それにしても、やたらにお腹いっぱい。
薬膳ランチとのことで、クコの実や松の実、
豆乳や黒酢を使ったお料理ばかりだったんですけど、
途中でみんな、お腹いっぱい………。
 ↑
けど、デザートまでしっかり、
食べちゃいましたけどね!( ´艸`)









冬瓜とフカヒレのスープに入っていたフカヒレが巨大であった。





なんか、東京では行列が出来るスイーツなんでは?
という話。ココナッツのシャーベットにマンゴーソースがかかってるー♡





今年度の大学オフィシャル冊子に、
テレビで紹介された本館の様子を収めたDVD。
さらに、シスター高田からのお心尽くしのカード。

カード表側には、大学というか、修道会の
創設者ラファエラ・マリア(スペインの聖人)
の生家のお写真が印刷されています。



裏側は、アシジの聖フランシスコの「平和の祈り」でーす。
高校時代、全学でフランシスコの生涯を描いた映画『ブラザーサン・シスタームーン』を見に行きました。以来、大好きなお祈りです。

●分かっちゃいましたがー

改めて受験勉強の真似事なんかやってみると、如何に
自分が学を修めていなかったか、歴然としますねー。

ま、それだけ、
何を見ても、

「ええーっ! そうだったのー!」

という驚きがあり、
記憶には残りやすいか、と………。
 ↑
あくまでも、希望的観測である(/_;)

それにしても、昨日の新幹線火災は
ビックリしましたネー!
まさか、新幹線車内で焼身自殺なんて。
このニュースにも、思わず
「ええーっ!」
と叫びましたが、こういう驚きは
したくないものデス(-_-;)

●書かないと、まるで覚えられない!

世の天才・秀才たちは、
読めば、カンタンに覚えてしまう………
という噂である。

アメリカのスペリングコンクールで優勝するよーな
天才たちは、暇つぶしの読書に百科事典をペラペラ見て、全部覚えてしまうんだそーですが、

百科事典を読んで楽しむことは
出来ても、それを
生きた知識として
活用できるように
ちゃんと覚えておくなんて、
ムリ!
ムリすぎる!
(ToT)

読んだだけのモノって、
その場では、
「へー! すごい! 覚えておかなきゃっ!」
とか思うんですけど、
その実、てんで覚えていられない。

パソコンやらスマホやらを使って
データを保存………しただけでは、
モチロン覚えられないんで、

キーボードをせっせと叩いて
入力してみたりするのだが、
それもダメ。

打ってる時は、
「ふむふむ、ナルホド~(≧▽≦)
そーいう事だったトですかー」
と、至福の境地を味わって
和んでたりするんですが、

打ち終わって保存かけちゃうと、
あっけらかーん、と忘れてたりする。

いかぁん!
短期記憶にしか、なってないっ!

どうも手書きで、ヒイヒイしながら、
ノートに書いていかないと、てんでダメなクチ
なんである。

ううう、またペンダコ出来るー(ToT)

ま、書けば何とか覚え始めるし、
普段書かない難しい漢字も書くよーになるので、
ちょこっと、おリコウになったよーな錯覚も覚えられる。

ここんとこ奈良仏教なんか調べているもんだから、
「毘廬遮那仏(びるしゃなぶつ)」だとか、
 ↑東大寺の大仏さんはコレね。
「陀羅尼(だらに)」だとか、
書けるようになった。わーい。

ちなみに「陀羅尼」は、実はいわゆる「真言」
(密教で唱える呪文。サンスクリット語を意訳せず、
そのまま唱えるヤツ。オンアボカ ベイロシャノーなんとか、みたいなの)の長いモノの事を指すんだそーです。

なーんだ。

………って、そんなオタク知識だけ
増やしてどーする!

●目からウロコの興福寺!

奈良の人には常識なのかもしんないけど、

五重塔で有名な奈良の興福寺は、
トンでもない代物だ!
ということを初めて知りました。

どうもね、昔習った日本史の教科書では、
「奈良には興福寺というお寺がある」
という、ごくごく基本的な知識しか
仕入れていなかったみたいでして、

改めて調べてみたら、
このお寺を知らないと、
日本古代史・中世史をてんで
把握してないのだ!
ということが分かってしまいました。

興福寺は、大化の改新もしくは乙巳の変で
後の天智天皇とともに蘇我氏を滅亡させ、
その功績で藤原の姓を賜った藤原(中臣)鎌足の
病平癒を祈願するために奥さんの鏡大王が
発願し、後に鎌足の跡を継いだ息子の不比等が
発展させ、以後、平安時代もずっと藤原氏の氏寺
となったところです。

この、「藤原氏の寺である」ことが重要!

確か教科書にも、そこまでは
書いてあったと思うんですが、
「ふーん。そうなのかー」で、
うっかり読み飛ばしていた(←アリガチ)。

不比等以降、藤原氏本流と言えば、
天皇にドンドコ娘を嫁がせて、
生まれた孫に天皇の位を継がせ、
朝廷政治を牛耳ってきたわけで、

おかげさまで興福寺は、
1氏族の氏寺だと言うのに、
国家予算をつぎ込んで堂宇を建設する
ことになる。藤原氏の血を引く天皇や皇后が
「興福寺に塔を建てよー」と言えば、
自然とそーなるよネ。

さらに、荘園制が盛んになると、
有力な貴族や寺社に土地を寄進した
方が有利だってんで、どんどん荘園が集まる。
 ↑
実は興福寺近くにある春日大社も
藤原氏の氏神で、当時は神仏習合が盛んでしたから、
当然春日大社も大勢力で、興福寺とタッグを
組んで、さらに荘園を集めていったようす。

で、奈良一帯は、興福寺と春日大社の持つ
荘園ばかりになってしまい、実質的には
奈良1国の支配者!

鎌倉や室町時代に入っても、興福寺の力が
強く、幕府は国守を置くことが出来なかったんだそーです。

そー言えば、興福寺の僧兵とか、
比叡山の僧兵とか、聞いたことあるなー………、
と思っていたら、この2大勢力を称して、
「南都北嶺」と言い習わされていたんだとか。

とまあ、長らく隆盛を誇った興福寺ですが、
織豊政権に攻め立てられ、ついには膝を
屈したそう。それでも、2万石位は
認められたんだそうですから、元は
どれだけ大勢力だったことか。

明治になると、猛烈な廃仏毀釈の嵐に
翻弄され、一時はもう、ほとんど荒れ放題
みたいな時期もあったとか。

現在、のんきに草をはむ鹿さんたちの楽園
奈良公園一帯も、かつては興福寺の塔頭が
建ち並ぶ場所だったんだって。

現在見る興福寺、昔の勢いはなくなった………
とは言え、ものすごーく広いです。

往事は想像を絶する大伽藍だったんでしょうねー。

●奈良と言えば、も一つメウロコがあったんだった。

いやその、昨日初めて気が付いたんですけど、
鎌倉時代の仏教彫刻で有名な運慶とか快慶、
いわゆる慶派なんですが。

鎌倉時代の仏教美術、というくくりで
習ってたもんだから、てっきり鎌倉在住!
とか思ってました!
 ↑
昨日、Rかちゃんに聞いてみたが、彼女も
てっきり思い込んでいた、というので、
うむ、私だけではないゾ、と意を強くしてみたのだが。

調べていくうちに、慶派は「奈良仏師で、興福寺を
拠点として活躍」という
記述にぶち当たり、「ええーっ!」と。

さらにさらに調べてみると、
慶派の最初は定朝(じょうちょう)さんと
言い、ちょうど藤原道長・頼通時代に
活躍した人で、道長親子に引き立てられたご様子。
寄せ木造りの手法を編み出したのは、この方なんだそうです。

定朝さんの、今に残る作品は、
なんと、あの平等院鳳凰堂に安直されている仏像。
見たコト、あるゾー!(≧▽≦)

有名な運慶さんは、定朝さんの5代後。
快慶さんは、運慶さんのパパのお弟子さん。
で、2人で協力して、東大寺南大門の仁王像などを
作っています。

いやぁ、鎌倉の人の作品が、どーして奈良に
あるのかなー?
とか、おバカなことを思ってましたが、
何のことはない、地元だったんですネー。

いやはや、モノを知らないというのは、
こーゆーことを言うのかもしれないなー。

自国の文化、
てんで分かってないのかも。

●受験日が迫っているので、内心焦ってはいるのだが

ともあれ、毎日勉強の真似事をして
楽しんではいるのですが、
試験日まで、あと2ヶ月弱なんで、
少々焦らないといけない………かなー。

と思っていたところに、
嬉しい頼まれ事をしちゃって、
ついつい、英語で遊んでいますー。
 ↑
ちゃんと計画性をもって
勉強しろー!(ToT)

●英語の俳句、これがなかなかハマるんだわ。

毎年ステキな句集を送って
くださるYさん。

ご自身が主宰される句会の
楽しい吟行の様子その他を
メール配信して下さったり、

磐田バッハの演奏会においで
下さったり、
洋画家であられる奥様の個展を
拝見したり、
私どもの作品を句会の方に紹介して
下さったり、と
いつも楽しい交流をさせていただいてます。

昨年は、1日1句、俳句を作る、
というすごい試みをされ、
(私も挑戦してみたけど、2ヶ月も続けられなかった! 継続って、難しい!)
またステキな句集をモノされました。

で、今年はさらにパワーアップした
1日1句集をご準備なさっている。

何がパワーアップか?
と言うと、
日本語で作った俳句に添えて、
英語俳句も作ってしまおう!
というスゴいお話。

今までも英語俳句に関わる
さまざまな試みに挑戦されてきた方なので、
「そんな大それた!」という感懐ではなく、
「お! さすが! ついに1日1句集でも
おやりになられるんだ! ふふふ、楽しみ~( ´艸`)」
という感懐なのですが、

その英語俳句監修者に、と
ご依頼いただいちゃったんですー。

ウフフ~(≧▽≦)楽しみ~(≧▽≦)!

早速添付されていた英語俳句の作り方、
ルール早わかり情報を読み、
あれか、これか、とひねってみちゃったり
しています。

つい、もとの日本語俳句を英訳説明………に
したくなっちゃうのですが、
要は日本語俳句と同じで、
「写生」が大事。余計な説明は
極力削ぎ落とし、物をそこにポンと
放り出したような感じで作っていきます。
情緒的なイメージの強い形容詞は、
極力避けた方が味わいがあるみたい。

とは言え、日本語の句も、英語の句も、
ハナから自分で作ろうとすると四苦八苦。
なかなか良い形におさめるのは難しい。
監修と称して、隣から茶々を入れるのは
おもしろいのですが………σ(^_^;

けどまあ、おもしろい世界なので、
自分でもちょっと挑戦してみよっかなー。

夏越とて
茅の輪くぐるや
雨しとど

Down pouring rain--
the day purify yourself
summer comes

うーむ。難しい。
●インドほどではないにしろ………

5月の爽やかな風を楽しむ余裕もなく、

「なんじゃ、こりゃ~~~!(≧Д≦)!」

的な暑さ続き。既に半袖にUVカット手袋……って、
それ、真夏の風景(-_-;)

年々、亜熱帯化が進んでいます。
はあぁ、カナダとかスイスとかノルウェーとかで、
涼んでいたい。

●5月中旬に暑さ負けしました

最初の熱波が来た頃、アンサンブルの練習が
あったんですがぁ、ピアニストとエース2人が
欠場という、困った巡り合わせの日で、
みんな、オドオドしちゃって、
てんで曲になりゃしない状態。

こんな時は、基本に帰るのが一番。
で、徹底的にスケールやら
母音唱法やらをやりまくり、
ハッ、と気がついたら、自分が汗だくになっていた。

この日は、昼間のうちもかなり忙しくて、
会場入りした時には、既に喉がカラカラだった。

いかん。気をつけないと、
また熱中症をやらかすゾ!

(゚o゚;オーマイゴッ

あわくって、
水分と塩分を補給して、
ともかく家に帰った………ところまでは良かったんですが、
翌日からミョーに元気が出なくて、
ベッドでノタノタ。

熱中症特有の症状は全くなかったので、
多分、症状の出る一歩手前、
くらいだったんでしょうねー。

一週間くらい
家でおとなしーくしてました。

で、とりあえず、
読書三昧。

●やたらいろいろ読んだなー

オモシロいネタの本もあり、
感動で涙……の本もあり、で
感想文を書きたかったんだけど、
どんどん勢いがついて冊数がいってしまったので、
タイトルとメモだけ。

・Tuesdays with Mollie(『モリー先生との火曜日』)
  これ大好きで、もう3回は読んでると思うんだけど、
  やっぱりいいなぁ。今回は父の姿がダブっちゃって、
  泣いた。
・『昆虫はすごい』丸山宗利著 光文社新書
  新書大賞2015第7位。アブラムシはクローンで
  増えるとか、他の虫に寄生して成長し、
  最後はエサにしていた虫の頭を噛み切って
  出てくる虫がいるとか、仰天ネタが楽しい。
・『ローマ教皇検死録』小長谷正明著 中公新書
  買ったまま、読むのを忘れていた事に忽然として
  気付き、一気読み。いやぁ、おもしろかった。
  マンガ『チェーザレ』に出てくるあの人とか、
  この人とか、「そーか、将来は教皇になって、
  こ~んなことをやってたのね~(*^▽^*)」で楽しむ。
・『医学探偵の歴史事件簿』小長谷正明著 岩波新書
  元々この小長谷さんの本は大好きなので、
  ローマ教皇一冊だけでは物足りなかった。で、
  Kindleショップを探したら、この本が1・2と、
  2冊になっていたので、しめしめ、と。
   ↓
  が、案の定、あっと言う間に2冊読み終わってしまった。


  ↑
  このネタがすごかった。中世の戦争では、城壁に囲まれた町に籠城する人たちと、それを外から攻撃する人たちがいたわけだけど、外から自軍の病死者の死体やら生首やらを城壁の中にカタパルトで投げ込んだんですって。当時は病原菌の知識なんかなかったわけだけど、経験的に、流行病で死んだ人の死体に触れたりすると、病気になる、と知ってたんだね。でも、生首を投げ込むって、よくまあ、そんな恐ろしいことを考えついたもんだ!

で、この間、マンガ『百鬼夜行抄』全巻一気読みもし、
英語のジョークブック(キリスト教モノが大好き。時々ショップで探しては読んでいる)も2冊くらい
読み、たまに江戸資料として半七捕物帖やら、古典落語やらを拾い読みし、ついでにOliver SacksのMusicoohiliaも読み出してしまった。(これはさすがに分厚いので、今のところ全体の20%程度。にしても、やっぱりこの人の本は読ませるよネ)

で、その辺で止めときゃいいのに、また性懲りもなく、
Harry Potterを1冊目から読み出してしまった。既に2巻に入ってしまい、この調子でいくと、またぞろ全巻一気をやってしまうんだろうなぁ………(-_-;)

ちなみに、今回ハリポタを読み返してみて、
あ~、J.K.ローリングは、言葉遊び上手いなぁ、と改めて思った。
やっぱりイギリス人だね、うん。

今まで迂闊にも気が付かないでいたが、ハリーが通う学校ホグワーツの4人の創設者(寮の名前も創設者に由来する)の名前、苗字と名前のイニシャル、揃えてある!

グリフィンドール→Godric Griffindor(GG)
スリザリン→Salazar Slytherin(SS)
レーベンクロー→Rowena Ravencrow(RR)
ハッフルパフ→Helga Hufflepuff(HH)

凝ってる~(^.^)

時々、思わず大ウケ!
の言葉遊びが出てくるのも、ハリポタのおもしろいところです。

第2巻で気に入っているのは、ハリーの住むグリフィンドール寮のゴーストNearly Headless Nick(斬首された幽霊なんだけど、ちゃんと首が飛んでなくて、肩から時折ブラン、とさせている)が、斬首され仲間で作っている「首なし狩猟クラブ」に入りたいと頼んだところ、「首がちゃんと離れていないと、首サッカーが出来ない」と入会を断られてしまった話。入会を断ったクラブの代表Sir Patrick Delaney-Podmoreがやって来ると、Nickは「Sir Properly Decapitated-Podmoreの奴が来た」と、コッソリ憎まれ口を叩いています。これが、大ウケ。Properly Decapitated(的確に斬首された)を使いたくて、Sir Patrickの苗字をひねって考えたんだろうなぁ(*^▽^*)
 ↑
何やら、生首ネタが続くなぁ。ま、いいか。

●で、今週は電脳週間に突入中!



ずっと以前から、

「欲しいな、欲しいな~、
でも、ぜいたくかなぁ………便利そうな気がするけどなぁ。もっと安くなるまで待とうかな。あー、でも
欲しいなぁ」

と悩んでいたタブレットを、
ひょんなきっかけで、急に買ってしまいました!

別件でauショップに行ったら、

「ウソ! そんなに安く?!」

という企画にぶち当たり、

どうやら、Facebookや、LINEや、ネット検索などという、
データ容量をこれでもか、と食ってしまう
お楽しみ(+少~し、仕事)をタブレット主体にし、

スマホの料金の方を見直した方がお得らしい!

という結論に達しました。
 ↑
最近au Wallet カードというプリペイドカードを
愛用してるんですが、これ、ポイントがハンパなく、
「すんごいたまる」(by所ジョージ)んです!
コンビニでちょこっと買い物しただけでも、
ボンボンたまる。
で、たまったポイントを電話料金に充当できちゃったり
する! ( ´艸`)ハレル~ヤ!!

てなわけで、
Androidの小さめタブレットをゲット!

このblogも、今回はタブレットで書いてます。

Kindleアプリも入れてみちゃいましたー。
最近は電子化されたマンガ雑誌がたくさんあり、
原稿が仕上がると同時に、オペレーターが
色を付けたりしてるんだそうで、
たまにカラーで見ると、なかなか楽しかったりする。



Facebookをスマホ・タブレットの連動にし、
LINEアカウントをスマホ・タブレット双方にダブルで
作り(LINEの場合は、1つのアカウントを
複数のデバイスで使い回す事は出来ない)、

さらに、お気に入りのpomeraとタブレットを
Bluetoothで繋げて、pomeraにタブレット用
キーボードの代用をさせる、というのを設定してみましたー。
 ↑
これら、難しい設定関係は、ネットで検索すると、
有り難いことに、詳しい図解入り解説がすぐ見つかる。
どこのどなたか存じませんが、何て親切なんだーヽ(^0^)ノ

次いでにMicrosoftのwordとOneNoteも入れてみた。
前から使っているdropbox閲覧用アプリcaroucelと
込みで使ってみようかなー。
 ↑
ただ、このwordが、字数と行数をきっちり決める形の
文書を作らせてくれないらしい、のが困る。
オフィスでプレゼンする用フォームが主体で、
勝手にフォーマットしてしまうので、
こちらの用途には合わない~~(ToT)
改善、切に望む!!

字数を数えずに済む
アイデアメモのようなものを書くためには、最近
「1人LINE」という裏ワザがあることを
ネットニュースで知り、使い始め中。

通常は数人のグループで
情報を共有するために使うノートページがあるのだが、
これを、自分1人だけをメンバーとする仮のグループで
設定する。なかなか使える。文章の他に画像も
簡単に貼り付けられるのも嬉しい。

それにしても、
世の中、どんどん便利になる。
長生きはするもんだねー。

てなことをして、毎日遊んでいるうちに、
体調もバッチリ回復してきました。
お散歩すると、もう紫陽花が盛りだったりするし、
明日はまた、懸案のアンサンブル練習だったりする!

電脳遊びばっかりしてないで、
練習しろーーー練習するんだーーー気合いだーーー…………(以下、繰り返し、フェイドアウトする……と)








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