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●三島駅前に大岡信ことば館
という美術館がある、という情報を
今朝I東君からもらった。
昨日の夜から、ちょっと一つ書き出していて、パソコン持ってお散歩に行って、書いてもいいかも……と思っていたので、ぶらっと三島に行ってみることにした。
さすがに東海道線じゃ、書けないよね~(ToT)と思っていたのだが、やって来た電車は、かつての東海号。
えええ?! 鈍行にこれ、使われてるわけ?
うっひゃー、ラッキー。
三島までの一時間、パソコン広げてパコパコ打ち込みしちゃいました。
●三島駅北口からすぐ
と地図には書いてあるんだけど、どーももひとつわからないので駅員さんに聞いて確認。
北口ロータリーを出て、線路に反って右に行く。なぜか日大国際関係学部の校舎が建っている。で、その次のビルが予備校で有名なZ-KAIのビル。実はここの1~2階が美術館なのである。
モダーンできれいなビルですねー。
早速入ってみることに。
料金は、大人500円!
や、安い!
さらに、65歳以上は200円!
ちょっとしたワークショップが出来るこんなラウンジや、
オシャレなソファーのある休憩室もある。
で、ここ、
目の前に新幹線ホームが見える!
穴場?
家に帰ってきてから、パンフをよくよく見たら、フレンチビストロレストランなるものまであった! ランチとカフェタイムと、ディナータイムがあるんだって。今度はこっちも寄ってみなくちゃ!
●で、肝腎の展示ですが
今回の展示は、
「若き日の大岡信 西湖詩篇」。
同時開催で、三島時代の大岡さんに焦点を当てた「ふるさとを歩く」とか。
展示の雰囲気は、こんな感じ。
さすがに展示会場を撮影するわけにはいかないので、ショップで購入してきた絵葉書でお見せしますねー。
詩という文字の芸術を、美術館という空間で、どうやって見せるのか。
普通は、まあ、文学館的な展示しか考えられませんよね。
そういう展示もないわけではありませんでしたが(直筆原稿とかも見られた)、言葉や文字の持つ視覚性を前面に押し出して、空間をいっぱいに使った展示になっていて、すごく面白かったです!
嬉しいことに、ステキな椅子やソファーや、さらに磨き抜かれた木の床の上に、ちょこんと座れるように、クッションがあちこちに配置されている。
文字の展示に見入ったり、メモを取ったり(メモを取りたい人用に、ちゃんと入口に鉛筆が用意されている!)で、実にゆったりとした時間を過ごして参りました。
文字を床にも散らしたりする展示が面白かったな~。マンガ『蟲師』の中に、文字につく蟲の話があって、それが素晴らしくて唸ったことがありましたけど、あれに近い感覚かなぁ。
館長さんが造形家の岩本圭司さんという方なので、これからも大岡さんの言葉をおもしろく見せて下さるのではないか、と大いに期待!
●気に入った詩をいくつか。
「夢のひとに」
あなたは
あしうらで
白い貝を
踏みつける
うつむいたきり
わたしは
砂をにじりながら
半球の彼方
燃え落ちる雲を
見つめていた
※
あなたのピアノ
窓をへだてるだけなのに
遥かなところで鳴っている
わたしをおいてその室内は
蒼空にうかびあがる
壁にもたれて
麦藁帽子を灼けるにまかせて
わたしは
眺めることを許されぬ
空のピアノを聞いている
わたしの心は荒れているのに
海のうねりは穏かすぎる!
この詩は、白い吹き抜けの壁に、まるで浮き彫りのように展示されていました。
若い頃の詩のような感じですね。
年譜展示の中に、
1993年、62歳の時の作品がありました。6月から11月までの滞独中に、母の訃報に接した時のもの。
「母を喪ふ」
ベルリン芸術会館の屋上テラスを
青空が覆つてゐる
青葉がざはめき
その風の上を 暗くもなく
寂しげもなく むしろ明るく
張りをもつて
おれの名を呼びながら
声になつたおふくろが昇っていくのを
おれはテラスの椅子に座つてありありと見た
この詩のような夢を、母が亡くなった後、三日目くらいに見ました。以来、母は夢に現れません。あちらの世界に、いったんだなぁ。もう帰って来ないんだなぁ……と思いました。今でも時々思い出して、泣きながら寝てたりするんですけど、やはり「昇っていったのだ」という強い思いが、私の中にもありますね。
昇っていった人たちには、ただ言葉を捧げることしか出来ない。言葉を捧げることでしか、私たちは世界を感じることが出来ない。
この詩、メモに書き留め、幾度もかみしめてしまいました。
言葉の力って、どこまでも深い。
●今日は、水辺散策はしなかったんですけど
桜川沿いに建てられた大岡さんの詩碑に、こんなのがあるそうです。
故郷の水へのメッセージ
(水辺の文学碑)
地表面の七割は水
人体の七割も水
われわれの最も深い感情も思想も
水が感じ 水が考へているに
ちがひない
自分の中に
湧き上がる水が
見える。
●おまけ
清水に帰りつき、駅から家までお散歩して帰りました。
浜田の踏切脇に、こんなお花が。
初めて見ました。何て言うんでしょうね。
で、自分ちの隣の神社で、森林浴。
ぶらり途中下車の旅……みたいな1日でしたが、何か大事なものを与えられたような気がします。出掛けてみて、良かった。
書くのに迷った時、また来よう。
という美術館がある、という情報を
今朝I東君からもらった。
昨日の夜から、ちょっと一つ書き出していて、パソコン持ってお散歩に行って、書いてもいいかも……と思っていたので、ぶらっと三島に行ってみることにした。
さすがに東海道線じゃ、書けないよね~(ToT)と思っていたのだが、やって来た電車は、かつての東海号。
えええ?! 鈍行にこれ、使われてるわけ?
うっひゃー、ラッキー。
三島までの一時間、パソコン広げてパコパコ打ち込みしちゃいました。
●三島駅北口からすぐ
と地図には書いてあるんだけど、どーももひとつわからないので駅員さんに聞いて確認。
北口ロータリーを出て、線路に反って右に行く。なぜか日大国際関係学部の校舎が建っている。で、その次のビルが予備校で有名なZ-KAIのビル。実はここの1~2階が美術館なのである。
モダーンできれいなビルですねー。
早速入ってみることに。
料金は、大人500円!
や、安い!
さらに、65歳以上は200円!
ちょっとしたワークショップが出来るこんなラウンジや、
オシャレなソファーのある休憩室もある。
で、ここ、
目の前に新幹線ホームが見える!
穴場?
家に帰ってきてから、パンフをよくよく見たら、フレンチビストロレストランなるものまであった! ランチとカフェタイムと、ディナータイムがあるんだって。今度はこっちも寄ってみなくちゃ!
●で、肝腎の展示ですが
今回の展示は、
「若き日の大岡信 西湖詩篇」。
同時開催で、三島時代の大岡さんに焦点を当てた「ふるさとを歩く」とか。
展示の雰囲気は、こんな感じ。
さすがに展示会場を撮影するわけにはいかないので、ショップで購入してきた絵葉書でお見せしますねー。
詩という文字の芸術を、美術館という空間で、どうやって見せるのか。
普通は、まあ、文学館的な展示しか考えられませんよね。
そういう展示もないわけではありませんでしたが(直筆原稿とかも見られた)、言葉や文字の持つ視覚性を前面に押し出して、空間をいっぱいに使った展示になっていて、すごく面白かったです!
嬉しいことに、ステキな椅子やソファーや、さらに磨き抜かれた木の床の上に、ちょこんと座れるように、クッションがあちこちに配置されている。
文字の展示に見入ったり、メモを取ったり(メモを取りたい人用に、ちゃんと入口に鉛筆が用意されている!)で、実にゆったりとした時間を過ごして参りました。
文字を床にも散らしたりする展示が面白かったな~。マンガ『蟲師』の中に、文字につく蟲の話があって、それが素晴らしくて唸ったことがありましたけど、あれに近い感覚かなぁ。
館長さんが造形家の岩本圭司さんという方なので、これからも大岡さんの言葉をおもしろく見せて下さるのではないか、と大いに期待!
●気に入った詩をいくつか。
「夢のひとに」
あなたは
あしうらで
白い貝を
踏みつける
うつむいたきり
わたしは
砂をにじりながら
半球の彼方
燃え落ちる雲を
見つめていた
※
あなたのピアノ
窓をへだてるだけなのに
遥かなところで鳴っている
わたしをおいてその室内は
蒼空にうかびあがる
壁にもたれて
麦藁帽子を灼けるにまかせて
わたしは
眺めることを許されぬ
空のピアノを聞いている
わたしの心は荒れているのに
海のうねりは穏かすぎる!
この詩は、白い吹き抜けの壁に、まるで浮き彫りのように展示されていました。
若い頃の詩のような感じですね。
年譜展示の中に、
1993年、62歳の時の作品がありました。6月から11月までの滞独中に、母の訃報に接した時のもの。
「母を喪ふ」
ベルリン芸術会館の屋上テラスを
青空が覆つてゐる
青葉がざはめき
その風の上を 暗くもなく
寂しげもなく むしろ明るく
張りをもつて
おれの名を呼びながら
声になつたおふくろが昇っていくのを
おれはテラスの椅子に座つてありありと見た
この詩のような夢を、母が亡くなった後、三日目くらいに見ました。以来、母は夢に現れません。あちらの世界に、いったんだなぁ。もう帰って来ないんだなぁ……と思いました。今でも時々思い出して、泣きながら寝てたりするんですけど、やはり「昇っていったのだ」という強い思いが、私の中にもありますね。
昇っていった人たちには、ただ言葉を捧げることしか出来ない。言葉を捧げることでしか、私たちは世界を感じることが出来ない。
この詩、メモに書き留め、幾度もかみしめてしまいました。
言葉の力って、どこまでも深い。
●今日は、水辺散策はしなかったんですけど
桜川沿いに建てられた大岡さんの詩碑に、こんなのがあるそうです。
故郷の水へのメッセージ
(水辺の文学碑)
地表面の七割は水
人体の七割も水
われわれの最も深い感情も思想も
水が感じ 水が考へているに
ちがひない
自分の中に
湧き上がる水が
見える。
●おまけ
清水に帰りつき、駅から家までお散歩して帰りました。
浜田の踏切脇に、こんなお花が。
初めて見ました。何て言うんでしょうね。
で、自分ちの隣の神社で、森林浴。
ぶらり途中下車の旅……みたいな1日でしたが、何か大事なものを与えられたような気がします。出掛けてみて、良かった。
書くのに迷った時、また来よう。
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●昨日書いたのに
アップする直前で誤作動が起こり、全部消えちゃった~(ToT)
萎える~。
今日こそ、アップするぞー!
何しろ、ネタは5月6日の話なんで、もう仕上げないと、いくらなんでも遅すぎ………(T^T)
●プログラムでうふふ
今回の演奏会は、東京特別公演と銘打ったもので、社員の方々、社員の知り合いの方々中心にお招きするという、広報の一環? みたいな特殊演奏会。
なんと、入場無料で、この極上の演奏会を聴けてしまうという、大盤振る舞い! あ~り~が~た~や~(≧▽≦)
この情報をいちはやくゲットしたI東くんからの要請で、S田さんにお伺いを立て、I東くんと松ちゃんと私の分、3枚の入場整理券を拝領。勇んで静岡から紀尾井ホールへ向かいました。
今回のプログラムには、S田さんの署名入り曲目解説が入っている、という事前情報を得ておりましたので、まずはプログラムをめくって、うふふ~(*^▽^*)と。
大岡信作詞・木下牧子作曲の「方舟」の解説をされていまぁす。
大岡信さんは、『日本語の年輪』などの名著があって、私も大好き。日本語の言葉の選び方、繊細なニュアンスの捉え方など、スゴイなぁ……と思っていたのですが、静岡県ご出身とはついぞ知りませんでした。それも、水の都・三島とは!
つい先日も、FB友達の田邉さんが三島のウナギの名店桜屋に行かれ、水辺の美しさをレポートされていたところで、懐かしがっていました。一昨年だったか、大学の同窓会が三島であり、水辺を散策して和んできました。
三島には、家族ぐるみでおつきあいのあった幼なじみの家があり、昔はちょくちょく遊びに行ってたんですよね~。
そんなわけで、意外と三島は馴染みがありまして、今でも、行くと見覚えのある場所がたくさんあり、懐かしい気持ちになるのです。
久米宏のニュースステーションで柿田川湧水地を水中撮影で紹介していたが、とS田さんの解説にもありましたが、(私もこれ、見ました~。)あの映像は、大変印象的でしたね。すぐ目の前に浮かんできて、そうか、これなんだ、と「水底吹笛」の世界に誘われました。
この映像イメージ、実は終曲の「水のいのち」にも直結ですよね。終曲ステージでも、演奏を聴きながら、柿田川のさまざまな水の相が目の前に浮かんできました。
大岡さんは、故郷の柿田川の清らかな流れをテーマに「水底吹笛」を書かれたそうです。18歳の時だって!
で、これを作曲された木下牧子さんは、大学院一年生の時に、この詩に出会い、是非音響化したい、と。
2つの才能の、若々しい邂逅が、この名曲となって結実したんですねぇ。
S田さんの解説に戻りますが、最後の方はテクニカルな面の解説がありました。
「続く第2、第3曲も7度や9度の和音を多用したいわゆる『木下節』で多感な青年の感傷を表現している。終曲『方舟』は、打って変わって5拍子という一種異様なリズムを使い、争いに明け暮れる人類に対して警鐘を鳴らしている。」
と締めくくられており、
あ、なんか、「S田節」、炸裂している!!
と、皆で超ウケました。
5拍子のお話は、4日の静岡指揮者練習の合間に、指揮者さまから、
3+2になったり、2+3になったり、みたいな、微妙なニュアンスをどう表現するかが難しい、というお話を聞いたところでしたが、
やっぱり木下さんだから、7度や9度も、当たり前~(ToT)に出てくるんですね……。
なんか、秋の千代田区合唱祭で、これ、やるとかいうお話がぁっ!
ううむ、早いとこ譜面を調達して練習に入っておいた方がいいのかなぁ。
●演奏をお聴きして、うふふ
今回の演奏会は、
1ステージ 「方舟」
2ステージ シュニトケの合唱のためのコンチェルト
※日下部先生のお話コーナーもあり、これも楽しかった。
※昨年度のコンクール曲。ふえぇ~(^◇^;)と難しい曲だったぁ。全編、超難しいのを、コントロールの効いた演奏で、ほえ~。最後の、ソプラノだけが残って、E-Dis-E-Dis-E-Dis...(かな? もしかしたら、Es-Dかもしんないが、そのヘン、記憶が定かでない)とfade outしていくとこが、印象的。こ、これは、保つのが苦しい音程だぁ……。毎年、ホントに難曲ばかりで、それをまた見事に仕上げていくもんなぁ。
3ステージ 「合唱による日本のうた」より
※指揮者さまが、お風呂に入りながら、いきなり「ずいずいずっころばし」の練習に入られたりするので、奥様から苦情が! という爆笑レポートが静岡でなされていたために、「ずいずいずっころばし」になった途端、あ、これがそうか! と妙な納得をしてしまった。
4ステージ 「水のいのち」
アンコール Ave verum corpus
大地賛頌
●で、4ステは浅井先生指揮で、うふふ~(≧▽≦)
はい、大ファンです。
一度だけですが、先生に振っていただいたことがあり、浅井マジックを体感し、以来ファンです。
だいぶ以前に、伊豆の国市のコンクールの最後に、浅井先生指揮で「大地賛頌」をやる、という企画がありまして。
ところが、常に超ご多忙の先生、リハーサルに間に合わず。で、本番ステージも、どんどん進行しちゃって、「え~、ホントに浅井先生、来るの~? あんな超有名な先生が来て下さるなんて、ひょっとしたら間違いなんじゃないの~?」
と合唱の面々に、ありありと不安が。
で、ついに、「大地賛頌」を歌う順番が来てしまいました。ドキドキしていると、な~にごともなかったかのように、にこやか~に先生が歩いて来られるではないですかー!
で、リハなし、本番一発合わせとなったのですが、先生の指先から魔術でも出てるんでしょうか、それまでのステージでは全く感じられなかったような、なんか、あったかぁい気持ちが満ちてきて、自然とみんなの声が最上の状態で朗々と響き始めて。
なるほど、これなのか!
と目を開かれた感じ。
何年経っても覚えている、ステキな瞬間でした。
で、この日は、浅井先生のマジカルな指揮で「水のいのち」を、これをまた新日鐵住金で聴けてしまうという、ワクワクが止まらないよー、の待ちに待ったステージ。
はい、もちろん、
たっぷり、しっかり堪能いたしましたとも!
今回、7月の静岡アンサンブルステージでは、「水のいのち」はアルトをやらせていただく予定で準備しているので、ともかく1ステからアルト主体で聴いていたんですけども、
いや、なんか、今回、アルトとテナーが凄まじく良かったデス!
ソプラノもバスもステキだし、各パートのバランスも申し分ないですが、なんか、アルトとテナーという内声部の訴求力が、物凄かったです。
この2つのパートは、ほとんど1人の声、みたいに聞こえてきました。ということは、芯になる方の声に、パート内全員が、きれいに寄り添って、統一した響きを完全に作り出していたからなんでしょうね。
全ての音の響きが、絶妙にコントロールされていて、思わず唸ってしまいました。ほんと、見事でした。
バスも、物凄い人数(多分オンステしたのは、28人くらい。こんな大量のバスさん、静大混声以外では見たことないんじゃないかな)で、よく鳴っていました。思いの外柔らかい音色で、少し若い感じになったかなー。もう一色あった方が、もっとニュアンスあっていいなぁ。(なんか、男声は10人くらい新たに加入されたそうなんで、これからまた響きがさらに成長していくのでしょうね)
●で、アンコールで、またうふふ♪
感動の「水のいのち」演奏の後は、すーちゃん先生指揮で、しっとりとAve verum corpus。穏やかで、静かに心に染み入る響きを堪能。
で、最後の最後は、お待ちかねの浅井先生の「大地賛頌」。
「これしか振れませんから」とか言いながら、客席前列に陣取っていた京都エコーの猛者連を、ステージに「さあさあ、上がって、上がって」みたいに追い上げ?られ、客席の皆さんもご一緒に~、で、大盛り上がりの「大地賛頌」。
最初から最後まで、幸せな音に満たされた素晴らしい演奏会でした。
●で、おまけでうふふ(*^▽^*)
演奏会の興奮さめやらず、の私たち3人組は、大いに盛り上がりつつ、紀尾井ホールを後にして、JRで御茶ノ水界隈に出、
私のお気に入り「肉の万世」にて、早めの夕食をばしたためました。
ランチタイムを過ぎてたので、ちょっとお高めだったんですけど、550円で牛すじの煮込みというのがあった。
すじ肉と言いながら、一切れが5ミリくらいはある、トロトロ~のお肉。
ついお代わりしたくなるような、後を引くお味でした。
メニューを見たら、ちゃんと大盛もありました。そうか、なるほど、このお味なら、ついつい大盛、いきたくなるよねー。
●てなわけで、連休日程、終了!
今年の連休は、例年になく行事が立て込んでいましたが、ともかく、全日程を消化することが出来ました。
ほっ。
が、既にこれを書いてる今日は、もう11日で、次の本番2連チャンまで、残すところ2週間を切っているのでしたー。
で、今夜は、オケさんと磐田メンバーの初合同練習があり、あせって事前練習してたりする、と。
何せ成長が遅いもんだから、毎週しごかれていても、なかなか仕上がってこない難儀な合唱団員ですが、良いものを聴かせてもらったら、ちゃんとその与えられたものから、何かを汲み取っていかなくちゃねー。
というわけで、今夜もがんばんべー。
アップする直前で誤作動が起こり、全部消えちゃった~(ToT)
萎える~。
今日こそ、アップするぞー!
何しろ、ネタは5月6日の話なんで、もう仕上げないと、いくらなんでも遅すぎ………(T^T)
●プログラムでうふふ
今回の演奏会は、東京特別公演と銘打ったもので、社員の方々、社員の知り合いの方々中心にお招きするという、広報の一環? みたいな特殊演奏会。
なんと、入場無料で、この極上の演奏会を聴けてしまうという、大盤振る舞い! あ~り~が~た~や~(≧▽≦)
この情報をいちはやくゲットしたI東くんからの要請で、S田さんにお伺いを立て、I東くんと松ちゃんと私の分、3枚の入場整理券を拝領。勇んで静岡から紀尾井ホールへ向かいました。
今回のプログラムには、S田さんの署名入り曲目解説が入っている、という事前情報を得ておりましたので、まずはプログラムをめくって、うふふ~(*^▽^*)と。
大岡信作詞・木下牧子作曲の「方舟」の解説をされていまぁす。
大岡信さんは、『日本語の年輪』などの名著があって、私も大好き。日本語の言葉の選び方、繊細なニュアンスの捉え方など、スゴイなぁ……と思っていたのですが、静岡県ご出身とはついぞ知りませんでした。それも、水の都・三島とは!
つい先日も、FB友達の田邉さんが三島のウナギの名店桜屋に行かれ、水辺の美しさをレポートされていたところで、懐かしがっていました。一昨年だったか、大学の同窓会が三島であり、水辺を散策して和んできました。
三島には、家族ぐるみでおつきあいのあった幼なじみの家があり、昔はちょくちょく遊びに行ってたんですよね~。
そんなわけで、意外と三島は馴染みがありまして、今でも、行くと見覚えのある場所がたくさんあり、懐かしい気持ちになるのです。
久米宏のニュースステーションで柿田川湧水地を水中撮影で紹介していたが、とS田さんの解説にもありましたが、(私もこれ、見ました~。)あの映像は、大変印象的でしたね。すぐ目の前に浮かんできて、そうか、これなんだ、と「水底吹笛」の世界に誘われました。
この映像イメージ、実は終曲の「水のいのち」にも直結ですよね。終曲ステージでも、演奏を聴きながら、柿田川のさまざまな水の相が目の前に浮かんできました。
大岡さんは、故郷の柿田川の清らかな流れをテーマに「水底吹笛」を書かれたそうです。18歳の時だって!
で、これを作曲された木下牧子さんは、大学院一年生の時に、この詩に出会い、是非音響化したい、と。
2つの才能の、若々しい邂逅が、この名曲となって結実したんですねぇ。
S田さんの解説に戻りますが、最後の方はテクニカルな面の解説がありました。
「続く第2、第3曲も7度や9度の和音を多用したいわゆる『木下節』で多感な青年の感傷を表現している。終曲『方舟』は、打って変わって5拍子という一種異様なリズムを使い、争いに明け暮れる人類に対して警鐘を鳴らしている。」
と締めくくられており、
あ、なんか、「S田節」、炸裂している!!
と、皆で超ウケました。
5拍子のお話は、4日の静岡指揮者練習の合間に、指揮者さまから、
3+2になったり、2+3になったり、みたいな、微妙なニュアンスをどう表現するかが難しい、というお話を聞いたところでしたが、
やっぱり木下さんだから、7度や9度も、当たり前~(ToT)に出てくるんですね……。
なんか、秋の千代田区合唱祭で、これ、やるとかいうお話がぁっ!
ううむ、早いとこ譜面を調達して練習に入っておいた方がいいのかなぁ。
●演奏をお聴きして、うふふ
今回の演奏会は、
1ステージ 「方舟」
2ステージ シュニトケの合唱のためのコンチェルト
※日下部先生のお話コーナーもあり、これも楽しかった。
※昨年度のコンクール曲。ふえぇ~(^◇^;)と難しい曲だったぁ。全編、超難しいのを、コントロールの効いた演奏で、ほえ~。最後の、ソプラノだけが残って、E-Dis-E-Dis-E-Dis...(かな? もしかしたら、Es-Dかもしんないが、そのヘン、記憶が定かでない)とfade outしていくとこが、印象的。こ、これは、保つのが苦しい音程だぁ……。毎年、ホントに難曲ばかりで、それをまた見事に仕上げていくもんなぁ。
3ステージ 「合唱による日本のうた」より
※指揮者さまが、お風呂に入りながら、いきなり「ずいずいずっころばし」の練習に入られたりするので、奥様から苦情が! という爆笑レポートが静岡でなされていたために、「ずいずいずっころばし」になった途端、あ、これがそうか! と妙な納得をしてしまった。
4ステージ 「水のいのち」
アンコール Ave verum corpus
大地賛頌
●で、4ステは浅井先生指揮で、うふふ~(≧▽≦)
はい、大ファンです。
一度だけですが、先生に振っていただいたことがあり、浅井マジックを体感し、以来ファンです。
だいぶ以前に、伊豆の国市のコンクールの最後に、浅井先生指揮で「大地賛頌」をやる、という企画がありまして。
ところが、常に超ご多忙の先生、リハーサルに間に合わず。で、本番ステージも、どんどん進行しちゃって、「え~、ホントに浅井先生、来るの~? あんな超有名な先生が来て下さるなんて、ひょっとしたら間違いなんじゃないの~?」
と合唱の面々に、ありありと不安が。
で、ついに、「大地賛頌」を歌う順番が来てしまいました。ドキドキしていると、な~にごともなかったかのように、にこやか~に先生が歩いて来られるではないですかー!
で、リハなし、本番一発合わせとなったのですが、先生の指先から魔術でも出てるんでしょうか、それまでのステージでは全く感じられなかったような、なんか、あったかぁい気持ちが満ちてきて、自然とみんなの声が最上の状態で朗々と響き始めて。
なるほど、これなのか!
と目を開かれた感じ。
何年経っても覚えている、ステキな瞬間でした。
で、この日は、浅井先生のマジカルな指揮で「水のいのち」を、これをまた新日鐵住金で聴けてしまうという、ワクワクが止まらないよー、の待ちに待ったステージ。
はい、もちろん、
たっぷり、しっかり堪能いたしましたとも!
今回、7月の静岡アンサンブルステージでは、「水のいのち」はアルトをやらせていただく予定で準備しているので、ともかく1ステからアルト主体で聴いていたんですけども、
いや、なんか、今回、アルトとテナーが凄まじく良かったデス!
ソプラノもバスもステキだし、各パートのバランスも申し分ないですが、なんか、アルトとテナーという内声部の訴求力が、物凄かったです。
この2つのパートは、ほとんど1人の声、みたいに聞こえてきました。ということは、芯になる方の声に、パート内全員が、きれいに寄り添って、統一した響きを完全に作り出していたからなんでしょうね。
全ての音の響きが、絶妙にコントロールされていて、思わず唸ってしまいました。ほんと、見事でした。
バスも、物凄い人数(多分オンステしたのは、28人くらい。こんな大量のバスさん、静大混声以外では見たことないんじゃないかな)で、よく鳴っていました。思いの外柔らかい音色で、少し若い感じになったかなー。もう一色あった方が、もっとニュアンスあっていいなぁ。(なんか、男声は10人くらい新たに加入されたそうなんで、これからまた響きがさらに成長していくのでしょうね)
●で、アンコールで、またうふふ♪
感動の「水のいのち」演奏の後は、すーちゃん先生指揮で、しっとりとAve verum corpus。穏やかで、静かに心に染み入る響きを堪能。
で、最後の最後は、お待ちかねの浅井先生の「大地賛頌」。
「これしか振れませんから」とか言いながら、客席前列に陣取っていた京都エコーの猛者連を、ステージに「さあさあ、上がって、上がって」みたいに追い上げ?られ、客席の皆さんもご一緒に~、で、大盛り上がりの「大地賛頌」。
最初から最後まで、幸せな音に満たされた素晴らしい演奏会でした。
●で、おまけでうふふ(*^▽^*)
演奏会の興奮さめやらず、の私たち3人組は、大いに盛り上がりつつ、紀尾井ホールを後にして、JRで御茶ノ水界隈に出、
私のお気に入り「肉の万世」にて、早めの夕食をばしたためました。
ランチタイムを過ぎてたので、ちょっとお高めだったんですけど、550円で牛すじの煮込みというのがあった。
すじ肉と言いながら、一切れが5ミリくらいはある、トロトロ~のお肉。
ついお代わりしたくなるような、後を引くお味でした。
メニューを見たら、ちゃんと大盛もありました。そうか、なるほど、このお味なら、ついつい大盛、いきたくなるよねー。
●てなわけで、連休日程、終了!
今年の連休は、例年になく行事が立て込んでいましたが、ともかく、全日程を消化することが出来ました。
ほっ。
が、既にこれを書いてる今日は、もう11日で、次の本番2連チャンまで、残すところ2週間を切っているのでしたー。
で、今夜は、オケさんと磐田メンバーの初合同練習があり、あせって事前練習してたりする、と。
何せ成長が遅いもんだから、毎週しごかれていても、なかなか仕上がってこない難儀な合唱団員ですが、良いものを聴かせてもらったら、ちゃんとその与えられたものから、何かを汲み取っていかなくちゃねー。
というわけで、今夜もがんばんべー。
●トールビョルン夫妻の日本旅行
時系列的には、先程アップした練習日記より前なんですが、ここにまとめてアップしておきますねー。
亡き妹分、従妹のまりこのダンナさんだったトールビョルンが、再婚した奥さんのリネさんと2人で日本にやって来てくれました。
東京→静岡→京都→浜松を一週間でこなす、というハードスケジュール!
そろそろノルウェーに帰る飛行機に乗っているところかな~。お疲れ様!
●東京では
まりこの親友だったKeikoさんと会い、スカイツリーに上ったり、銀座の三越で天ぷら食べたり、秋葉原行ったり、と相変わらず精力的に歩き回ったそうで~(^◇^;)
リネに思わず「全部付き合ってると、疲労困憊しちゃうよ!?」と言ってしまった。相変わらず体力勝負の旅をする人である。
でも、さすがに歩き疲れて、ホテルに帰って浴衣着て、靴脱いで、足投げ出して、「あ~(^◇^;)」みたいなこと、やってたんだそうな。
聞いたら、初めて日本に来た頃は、まだ27だったそうで、今は44。「もう44になっちゃったよー」とか言ってるので、44がなんぼのもんじゃ、私らはもっと年寄りじゃ、えっへん!と言っておきました。
秋野に会った頃は、まだ5歳くらいで、随分大きくなったんだろうねぇ、と言うので、「もう二十歳である。が、外見はこんなもんである」と写真を見せたら、「なんだ、ちっとも変わってないじゃん!」と………(後で秋野に話したら、ぶーたれて、「せーしんねんれいが変わったの! せーしんねんれいがっ!」と叫んでいました。が、どっから見ても、せーしんねんれいも、見た目ねんれーも、大して変わってません。ああ、心配だ)
で、お土産にタラの干物(リネの実家の方の名物)とゴディバのチョコレート、もらいました。この干物、むちゃくちゃ美味しくて、あっという間に完食してしまいました。
私の方からは、
トール君の大好きな相撲の絵番付、
縁起物の打ち出の小槌(中に大黒さまとか恵比寿さまとか、ちっちゃいのがたくさん入っている)
で、会う前日に確認してみたら、
英語の説明書がついてなかった!
あわくって、夜中に翻訳しました~(^◇^;)
で、無事、ウケました。
●お墓参りに行きました
当日はあいにくの小雨模様でしたが、駅でお花を買って、少しお茶して、タクシーで臨済寺へ。
トール君が、「ここは、徳川将軍が子供の頃住んでいたところで……」(家康が今川氏の人質だった子供の頃、ここに住んでいた)とか、リネに丁寧に説明してた。で、十年近く来てないというのに、先頭に立って、さっさと道案内してくれる。うーん、ホント、この人は抜群に記憶力と方向感覚がすごくて、どんな場所でも、一度でも行ったところは必ず覚えてるんだよなー。
昔、このお寺に連れてきた時に説明した事も、ちゃあんと覚えてるしなー。基本的に頭のいい人なんだなぁ。
浜松行って、重信おじちゃんと祥朗おじちゃんが、左右からどんどんビールをつぐんで、「こ、これは、明けないと失礼にあたるかもしれない……」で、大して強くもないのに、一生懸命飲んだ、なんて話も懐かしげに話してました。
お墓に行ってみたら、たつ代おばちゃんが、前もってお花をあげてらして、とってもきれいな風情。後で聞いたら、庭の芍薬を持って行ったんですって。
この日は雨模様で、坂の上にあるお墓に行くのは、おばちゃんには大変だろうから、と言うので、お寺にほど近いレストランで待ち合わせしてて、おばちゃんにはまた別の時にお参りしてもらえば、なんて言ってたんですけどね。早めに1人でいらしたのかもね。
このお墓は、千佳子が亡くなった時に建てたもの。今年で三十三回忌になるのだそうです。まりこは、今年十三回忌で、1月に法事をなさったそうです。
墓碑を読んだら、英世おじちゃんは、数え七十六でした。まだお若かったんですね。
雨の中、じっとお墓を見ていたら、私もトール君も、ぐっと来ちゃって。2人でグスグスしてまひた。
リネに悪いな………。
と思って、さりげなく、もう行こうか、と先に立って歩き出し、ふっと後ろを見たら、リネがトール君の手を取って、2人、手を繋いで歩いていました。
彼の生きてきた歴史を一緒に辿るのが、私にとっても大事な事なの。
後になって、リネが言っていました。
すごい。
なかなかそんな風に出来ないよ。
いろいろ話していると、彼らの生活の中には、始終まりこの面影が生きているようです。まりこがロンドンで買った巨大なテディベアは、今や一番下の娘のアグネスのお気に入りになっていたりします。
リネ自身も、前のご主人と別れ、2人の子供を抱えて頑張ってきた人だから、トール君の嘆きも哀しみも、全て受け止めて、2人で支え合っていきたい、という強い思いをもって結婚してくれたのでしょう。
よくまあ、こんなにステキな女性を見つけ出したものです。
2人が築いている家庭は、犬一匹、猫二匹、子供3人という、まあ、大家族。トール君のご両親のところにも足繁く通っているそうで、アグネスは幼稚園に行くより、おばあちゃんのお膝で本を読んでもらうのが好き、なんだそうです。なんか、目に見えるようですね。
●この日は
大岩サンマルク(以前いとこ会をやったとこ)でおばちゃんと落ち合い、4人で美味しいパンとフランス料理に舌鼓を打ち、さらにタクシーで麻機の家へ。
お茶と地物の美味しいイチゴのお接待を受け、おばちゃん丹精の畑を拝見。
去年の夏はあまりに暑くて、畑が出来なくて、落ち込んだ、とおっしゃってたんで、実は心配してたんですけど、
ジャガイモ、枝豆、ナスその他、
キッレイに植えてありました。
驚いたのは、おばちゃんの動作がものすごく身軽なこと。畳に座っていても、立ち上がるのに、ものの一秒もかからない。目はお悪くなっているんですけど、耳はすごくお達者だし、ものすごくしっかりしてらっしゃる。とても85には見えません。
トール君が言ってましたが、おばちゃんのお母様がものすごく長生きの方で百なん歳までお元気だったのだとか。うーん、そうか。そういうご壮健な血筋なんですね。うん、なんか、ほっ。
夕方になって、そろそろ失礼しよう、ということになり、お別れをしてバス停まで歩こう、となりました。おばちゃんが外に出て、ずっと手を振って見送って下さったのが印象的でした。
●で、翌日改めて
最初の予定では、その日の夜にホテルで一緒にディナーを食べようか、と言ってたんですが、急にトール君が大浜海岸まで行ってきたい(麻機発のバスは、駅前を通って、海岸まで行くルートになっています)、と言い出したので、海岸まで行くのは、ちょっと疲れるかなぁ、と失礼することに。で、明日どこかで美味しいものを食べようよ、になりました。
で、改めて、先日オフ会で行って、すごく気に入った草薙駅前の「茄兵衛」さんに電話して予約を入れ、じゃ、明日ねー、で途中下車。ああ、なんか、秘書の気持ち。
(つーか、アメリカで秘書科専門学校に行ったせいか、時々秘書業務に燃える)
●で、また美味しく食べる、と。
この写真は、全部食べ終わって、みんな満足、満足、のシーン。
木の香も新しい、ステキなお店で、「グッドチョイス!」とトール君も非常にご満悦でしたー。
静岡限定というビールをいただき、さらに、ちょっとお酒も呑んでみようか、と言うのでメニューを見たら、初亀と磯自慢が並んでた。
どっちもオススメだけど、ちょっとキリッと辛めなのはこっち、と磯自慢を勧めたら、辛いのが飲みたい、と通なことを言うので、磯自慢の冷やを一本注文。
一口含んで、「う~ん(*^▽^*)」とご満足。
これは、日本で飲むからいいんだよねー、みたいな話になりました。うん、確かに。同じものを自分の国に持ち帰ってみても、やっぱりその土地で口にしたのと同じ感動が味わえるわけじゃないものね。やっぱりそこの風土によって、味わいも変わるもの。
これもまた、一期一会の出会いなのかもねー。
●お土産を買い足しました
前日におしゃべりしてて、子供たちが日本のマンガが好きで、ネットで「NARUTO」とか、英訳を買ってはまっている!
という話だったんで、セノバのジュンク堂に寄り、「トトロ」全4巻をゲット。日本のお茶も欲しがってたんで、ちょこっと添えて。
それにしても、日本のマンガはホント、世界規模なんだねー。ノルウェーの子も読むなんて、想像してませんでした。
互いに子育ての苦労とか、老後の生活設計だとか、まあ、なんか、やたら話すことがたくさんあって、ホント、あっという間でしたが、また会えて、ホントに良かった。
話していると、十年会ってないなんて、全く思えないほどです。
今回新たに判明したのは、彼がやたら精力的にあちこち旅行するのは、元々「乗りテツ」であるからだったのだ! ということ。
静岡では、ホテルを取る時、新幹線が見えるサイドをちゃっかりしっかり予約し、十階の窓からしげしげ見ていたそーなんですが、上にカバーみたいのがあるので、全体が見えなかった、次回はより見えるサイドに宿をとらなければ!(must...らしい(^◇^;))とか、力説しておりましたー。リネも困ったダンナを持ったもんだ………。
ま、ともかく、会えて良かった。互いに元気で良かったデス。
失ったものは大きかったけれど、そして、まだ完全にその傷は癒えてないのかもしれないけれど、代わりに大きなものを得、さらに豊かな人生を送ってくれることを念じて止みません。
時系列的には、先程アップした練習日記より前なんですが、ここにまとめてアップしておきますねー。
亡き妹分、従妹のまりこのダンナさんだったトールビョルンが、再婚した奥さんのリネさんと2人で日本にやって来てくれました。
東京→静岡→京都→浜松を一週間でこなす、というハードスケジュール!
そろそろノルウェーに帰る飛行機に乗っているところかな~。お疲れ様!
●東京では
まりこの親友だったKeikoさんと会い、スカイツリーに上ったり、銀座の三越で天ぷら食べたり、秋葉原行ったり、と相変わらず精力的に歩き回ったそうで~(^◇^;)
リネに思わず「全部付き合ってると、疲労困憊しちゃうよ!?」と言ってしまった。相変わらず体力勝負の旅をする人である。
でも、さすがに歩き疲れて、ホテルに帰って浴衣着て、靴脱いで、足投げ出して、「あ~(^◇^;)」みたいなこと、やってたんだそうな。
聞いたら、初めて日本に来た頃は、まだ27だったそうで、今は44。「もう44になっちゃったよー」とか言ってるので、44がなんぼのもんじゃ、私らはもっと年寄りじゃ、えっへん!と言っておきました。
秋野に会った頃は、まだ5歳くらいで、随分大きくなったんだろうねぇ、と言うので、「もう二十歳である。が、外見はこんなもんである」と写真を見せたら、「なんだ、ちっとも変わってないじゃん!」と………(後で秋野に話したら、ぶーたれて、「せーしんねんれいが変わったの! せーしんねんれいがっ!」と叫んでいました。が、どっから見ても、せーしんねんれいも、見た目ねんれーも、大して変わってません。ああ、心配だ)
で、お土産にタラの干物(リネの実家の方の名物)とゴディバのチョコレート、もらいました。この干物、むちゃくちゃ美味しくて、あっという間に完食してしまいました。
私の方からは、
トール君の大好きな相撲の絵番付、
縁起物の打ち出の小槌(中に大黒さまとか恵比寿さまとか、ちっちゃいのがたくさん入っている)
で、会う前日に確認してみたら、
英語の説明書がついてなかった!
あわくって、夜中に翻訳しました~(^◇^;)
で、無事、ウケました。
●お墓参りに行きました
当日はあいにくの小雨模様でしたが、駅でお花を買って、少しお茶して、タクシーで臨済寺へ。
トール君が、「ここは、徳川将軍が子供の頃住んでいたところで……」(家康が今川氏の人質だった子供の頃、ここに住んでいた)とか、リネに丁寧に説明してた。で、十年近く来てないというのに、先頭に立って、さっさと道案内してくれる。うーん、ホント、この人は抜群に記憶力と方向感覚がすごくて、どんな場所でも、一度でも行ったところは必ず覚えてるんだよなー。
昔、このお寺に連れてきた時に説明した事も、ちゃあんと覚えてるしなー。基本的に頭のいい人なんだなぁ。
浜松行って、重信おじちゃんと祥朗おじちゃんが、左右からどんどんビールをつぐんで、「こ、これは、明けないと失礼にあたるかもしれない……」で、大して強くもないのに、一生懸命飲んだ、なんて話も懐かしげに話してました。
お墓に行ってみたら、たつ代おばちゃんが、前もってお花をあげてらして、とってもきれいな風情。後で聞いたら、庭の芍薬を持って行ったんですって。
この日は雨模様で、坂の上にあるお墓に行くのは、おばちゃんには大変だろうから、と言うので、お寺にほど近いレストランで待ち合わせしてて、おばちゃんにはまた別の時にお参りしてもらえば、なんて言ってたんですけどね。早めに1人でいらしたのかもね。
このお墓は、千佳子が亡くなった時に建てたもの。今年で三十三回忌になるのだそうです。まりこは、今年十三回忌で、1月に法事をなさったそうです。
墓碑を読んだら、英世おじちゃんは、数え七十六でした。まだお若かったんですね。
雨の中、じっとお墓を見ていたら、私もトール君も、ぐっと来ちゃって。2人でグスグスしてまひた。
リネに悪いな………。
と思って、さりげなく、もう行こうか、と先に立って歩き出し、ふっと後ろを見たら、リネがトール君の手を取って、2人、手を繋いで歩いていました。
彼の生きてきた歴史を一緒に辿るのが、私にとっても大事な事なの。
後になって、リネが言っていました。
すごい。
なかなかそんな風に出来ないよ。
いろいろ話していると、彼らの生活の中には、始終まりこの面影が生きているようです。まりこがロンドンで買った巨大なテディベアは、今や一番下の娘のアグネスのお気に入りになっていたりします。
リネ自身も、前のご主人と別れ、2人の子供を抱えて頑張ってきた人だから、トール君の嘆きも哀しみも、全て受け止めて、2人で支え合っていきたい、という強い思いをもって結婚してくれたのでしょう。
よくまあ、こんなにステキな女性を見つけ出したものです。
2人が築いている家庭は、犬一匹、猫二匹、子供3人という、まあ、大家族。トール君のご両親のところにも足繁く通っているそうで、アグネスは幼稚園に行くより、おばあちゃんのお膝で本を読んでもらうのが好き、なんだそうです。なんか、目に見えるようですね。
●この日は
大岩サンマルク(以前いとこ会をやったとこ)でおばちゃんと落ち合い、4人で美味しいパンとフランス料理に舌鼓を打ち、さらにタクシーで麻機の家へ。
お茶と地物の美味しいイチゴのお接待を受け、おばちゃん丹精の畑を拝見。
去年の夏はあまりに暑くて、畑が出来なくて、落ち込んだ、とおっしゃってたんで、実は心配してたんですけど、
ジャガイモ、枝豆、ナスその他、
キッレイに植えてありました。
驚いたのは、おばちゃんの動作がものすごく身軽なこと。畳に座っていても、立ち上がるのに、ものの一秒もかからない。目はお悪くなっているんですけど、耳はすごくお達者だし、ものすごくしっかりしてらっしゃる。とても85には見えません。
トール君が言ってましたが、おばちゃんのお母様がものすごく長生きの方で百なん歳までお元気だったのだとか。うーん、そうか。そういうご壮健な血筋なんですね。うん、なんか、ほっ。
夕方になって、そろそろ失礼しよう、ということになり、お別れをしてバス停まで歩こう、となりました。おばちゃんが外に出て、ずっと手を振って見送って下さったのが印象的でした。
●で、翌日改めて
最初の予定では、その日の夜にホテルで一緒にディナーを食べようか、と言ってたんですが、急にトール君が大浜海岸まで行ってきたい(麻機発のバスは、駅前を通って、海岸まで行くルートになっています)、と言い出したので、海岸まで行くのは、ちょっと疲れるかなぁ、と失礼することに。で、明日どこかで美味しいものを食べようよ、になりました。
で、改めて、先日オフ会で行って、すごく気に入った草薙駅前の「茄兵衛」さんに電話して予約を入れ、じゃ、明日ねー、で途中下車。ああ、なんか、秘書の気持ち。
(つーか、アメリカで秘書科専門学校に行ったせいか、時々秘書業務に燃える)
●で、また美味しく食べる、と。
この写真は、全部食べ終わって、みんな満足、満足、のシーン。
木の香も新しい、ステキなお店で、「グッドチョイス!」とトール君も非常にご満悦でしたー。
静岡限定というビールをいただき、さらに、ちょっとお酒も呑んでみようか、と言うのでメニューを見たら、初亀と磯自慢が並んでた。
どっちもオススメだけど、ちょっとキリッと辛めなのはこっち、と磯自慢を勧めたら、辛いのが飲みたい、と通なことを言うので、磯自慢の冷やを一本注文。
一口含んで、「う~ん(*^▽^*)」とご満足。
これは、日本で飲むからいいんだよねー、みたいな話になりました。うん、確かに。同じものを自分の国に持ち帰ってみても、やっぱりその土地で口にしたのと同じ感動が味わえるわけじゃないものね。やっぱりそこの風土によって、味わいも変わるもの。
これもまた、一期一会の出会いなのかもねー。
●お土産を買い足しました
前日におしゃべりしてて、子供たちが日本のマンガが好きで、ネットで「NARUTO」とか、英訳を買ってはまっている!
という話だったんで、セノバのジュンク堂に寄り、「トトロ」全4巻をゲット。日本のお茶も欲しがってたんで、ちょこっと添えて。
それにしても、日本のマンガはホント、世界規模なんだねー。ノルウェーの子も読むなんて、想像してませんでした。
互いに子育ての苦労とか、老後の生活設計だとか、まあ、なんか、やたら話すことがたくさんあって、ホント、あっという間でしたが、また会えて、ホントに良かった。
話していると、十年会ってないなんて、全く思えないほどです。
今回新たに判明したのは、彼がやたら精力的にあちこち旅行するのは、元々「乗りテツ」であるからだったのだ! ということ。
静岡では、ホテルを取る時、新幹線が見えるサイドをちゃっかりしっかり予約し、十階の窓からしげしげ見ていたそーなんですが、上にカバーみたいのがあるので、全体が見えなかった、次回はより見えるサイドに宿をとらなければ!(must...らしい(^◇^;))とか、力説しておりましたー。リネも困ったダンナを持ったもんだ………。
ま、ともかく、会えて良かった。互いに元気で良かったデス。
失ったものは大きかったけれど、そして、まだ完全にその傷は癒えてないのかもしれないけれど、代わりに大きなものを得、さらに豊かな人生を送ってくれることを念じて止みません。
●昨日は、恒例のアンサンブル連休練習
今年のお題は、混声「水のいのち」と男声「柳川風俗誌」抜粋という、なんとも贅沢な組み合わせ。
ステージの分数の関係で、全部は出来ないので、「水のいのち」は「水たまり」カット、「柳川風俗誌」は、「1 柳川」「3 かきつばた」「4 梅雨の晴れ間」の3曲。
「柳川~」の練習も、なんちゃってテナーで参加しちゃおっと! ということで、前夜大急ぎで譜読み。「4 梅雨の晴れ間」が早くて、口が回んないー(T^T)
でも、歌詞が狐忠信の話なんで、(これ、好きなお話。ちなみに、大学の歌舞伎講座で歌舞伎座で見てきた秋野も大好きらしい)なんとか歌詞も付けて歌いたい! で頑張ってみました。
結果、なんとかT井さんにくっついて歌うことが出来ました~(*^▽^*)ほ~、幸せ。
けど、この曲集、結構音が低いのねー。
「水のいのち」も今回みどりおねーさんと一緒にaltoやってたもんで、低い音ばかり出してたら、ちょっと声帯が疲れてきた。
なもんですから、ちょろっと歌って、後は失礼しちゃいましたー。
大井さんも「歌いたかった!」と叫んでいたので、今度譜面渡さなくちゃねー。(大井さんは、果敢にもバスをやりたいっ! と。そりゃ私だって、出れば下バスをやりたいですともっ!)
あ~、それにしても、「水のいのち」の終曲クライマックスの指揮者さまの振り、かぁっこ良かったですねー! うう、この指揮で本番踏めるのか! と思ったら、ぐわぁっと燃えるものがありました。頑張って練習しようっと!
※で、明日その指揮者さまご自身は、紀尾井ホールで「水のいのち」と「方舟」その他のステージ本番がおありです。私も、松ちゃん、I東くんと連れ立って聴きに行く予定でぇす♪
※※で、本番間近なんで、お風呂とかでさかんに歌いまくってしまい、「ご近所の人が何かと思うから止めてください」と奥様からお小言をいただいているとか。うふふ。(≧▽≦)
●FBにも載せたけど、また宴会の話
連休練習恒例の打ち上げ宴会。
今回は、あざれあからトコトコ歩いてセノバまで行き、さらに静鉄に乗って音羽町まで。
電停脇のイタリアン居酒屋「長谷川Tacoya」さんに、総勢16人で押し掛けました!
とりあえずビールで乾杯して、みんなで「あ~(*^▽^*)」とか言ってるところにアペタイザー到着。
本格イタリア~ンなdishが、ちゃんと1人につき1皿ずつサーブされ、ここで一気にみんなのテンションが上がる。
「こ、こりゃあ、やっぱりワインをいかずばなるまい!」
ってんで、まだビールを飲みきっていないのに、「ワイン、下さい!」と口々に叫ぶ、と。
これ、東京辺りの飲み屋さんでの飲み放題メニューだと、ちゃんと前のグラスを明けてからでないと、注文はお受け出来ません、とか昨今は言われちゃうんだけど、
長谷川さんとこでは、そんなお寒いことは言われない。
すぐにとぉっても美味しいイタリアンワインがにこやかにサーブされた。
もうもう、みんな、テンションだだ上がり。
アペタイザーの1品ごとに、盛んに舌鼓を打ちながら、どんどんワインが進みます。
で、さらに盛り沢山のサラダやら、アンチョビ風味のポテトとか続き、
(ポテトは食べるのに夢中で、撮影を忘れてしまった)
私のイチオシ、ゴルゴンゾーラの蜂蜜ピザ、登場。
ゴルゴンゾーラチーズがたっぷりのチーズピザで、これにお好みで蜂蜜をかけて食べるのです。ゴルゴンゾーラの臭みが、蜂蜜で風味豊かなマイルドな味わいになり、これがもう、止まらない。
いつの間にかワインも、イタリアンのと、チリのと両方カラフェでガンガンいっちゃってまして、まあ、ともかく盛り上がったの、なんの。
今回は、名古屋から久しぶりに竹内さんが来て下さったり、初参加の浦田さんがいたり、とまた新しい出会いがありました。
で、私はT井さんと2人でガンガン飲み食いしながら、「これ、絶対S田さん、好きなメニューですよねー」「くやしがりますよー」とこっそり笑いころげてました。
静岡駅から遠いので、どうかなぁ、と危ぶんでましたが、思いの外、皆様に好評で、ホント、良かったです。
まあ、東京だったらこれくらいの距離の宴会場に行くのはいつものことですものねぇ。
最後に甘いものが欲しくなり、
宴会メニューの他ですが、
クリームブリュレとコーヒー、お願いしました。
うふふ、アイスもついていたー(≧▽≦)
この記事を読んで「ずる~い」と騒ぐちえ蔵の顔が目に浮かぶ~(*^▽^*)
今年のお題は、混声「水のいのち」と男声「柳川風俗誌」抜粋という、なんとも贅沢な組み合わせ。
ステージの分数の関係で、全部は出来ないので、「水のいのち」は「水たまり」カット、「柳川風俗誌」は、「1 柳川」「3 かきつばた」「4 梅雨の晴れ間」の3曲。
「柳川~」の練習も、なんちゃってテナーで参加しちゃおっと! ということで、前夜大急ぎで譜読み。「4 梅雨の晴れ間」が早くて、口が回んないー(T^T)
でも、歌詞が狐忠信の話なんで、(これ、好きなお話。ちなみに、大学の歌舞伎講座で歌舞伎座で見てきた秋野も大好きらしい)なんとか歌詞も付けて歌いたい! で頑張ってみました。
結果、なんとかT井さんにくっついて歌うことが出来ました~(*^▽^*)ほ~、幸せ。
けど、この曲集、結構音が低いのねー。
「水のいのち」も今回みどりおねーさんと一緒にaltoやってたもんで、低い音ばかり出してたら、ちょっと声帯が疲れてきた。
なもんですから、ちょろっと歌って、後は失礼しちゃいましたー。
大井さんも「歌いたかった!」と叫んでいたので、今度譜面渡さなくちゃねー。(大井さんは、果敢にもバスをやりたいっ! と。そりゃ私だって、出れば下バスをやりたいですともっ!)
あ~、それにしても、「水のいのち」の終曲クライマックスの指揮者さまの振り、かぁっこ良かったですねー! うう、この指揮で本番踏めるのか! と思ったら、ぐわぁっと燃えるものがありました。頑張って練習しようっと!
※で、明日その指揮者さまご自身は、紀尾井ホールで「水のいのち」と「方舟」その他のステージ本番がおありです。私も、松ちゃん、I東くんと連れ立って聴きに行く予定でぇす♪
※※で、本番間近なんで、お風呂とかでさかんに歌いまくってしまい、「ご近所の人が何かと思うから止めてください」と奥様からお小言をいただいているとか。うふふ。(≧▽≦)
●FBにも載せたけど、また宴会の話
連休練習恒例の打ち上げ宴会。
今回は、あざれあからトコトコ歩いてセノバまで行き、さらに静鉄に乗って音羽町まで。
電停脇のイタリアン居酒屋「長谷川Tacoya」さんに、総勢16人で押し掛けました!
とりあえずビールで乾杯して、みんなで「あ~(*^▽^*)」とか言ってるところにアペタイザー到着。
本格イタリア~ンなdishが、ちゃんと1人につき1皿ずつサーブされ、ここで一気にみんなのテンションが上がる。
「こ、こりゃあ、やっぱりワインをいかずばなるまい!」
ってんで、まだビールを飲みきっていないのに、「ワイン、下さい!」と口々に叫ぶ、と。
これ、東京辺りの飲み屋さんでの飲み放題メニューだと、ちゃんと前のグラスを明けてからでないと、注文はお受け出来ません、とか昨今は言われちゃうんだけど、
長谷川さんとこでは、そんなお寒いことは言われない。
すぐにとぉっても美味しいイタリアンワインがにこやかにサーブされた。
もうもう、みんな、テンションだだ上がり。
アペタイザーの1品ごとに、盛んに舌鼓を打ちながら、どんどんワインが進みます。
で、さらに盛り沢山のサラダやら、アンチョビ風味のポテトとか続き、
(ポテトは食べるのに夢中で、撮影を忘れてしまった)
私のイチオシ、ゴルゴンゾーラの蜂蜜ピザ、登場。
ゴルゴンゾーラチーズがたっぷりのチーズピザで、これにお好みで蜂蜜をかけて食べるのです。ゴルゴンゾーラの臭みが、蜂蜜で風味豊かなマイルドな味わいになり、これがもう、止まらない。
いつの間にかワインも、イタリアンのと、チリのと両方カラフェでガンガンいっちゃってまして、まあ、ともかく盛り上がったの、なんの。
今回は、名古屋から久しぶりに竹内さんが来て下さったり、初参加の浦田さんがいたり、とまた新しい出会いがありました。
で、私はT井さんと2人でガンガン飲み食いしながら、「これ、絶対S田さん、好きなメニューですよねー」「くやしがりますよー」とこっそり笑いころげてました。
静岡駅から遠いので、どうかなぁ、と危ぶんでましたが、思いの外、皆様に好評で、ホント、良かったです。
まあ、東京だったらこれくらいの距離の宴会場に行くのはいつものことですものねぇ。
最後に甘いものが欲しくなり、
宴会メニューの他ですが、
クリームブリュレとコーヒー、お願いしました。
うふふ、アイスもついていたー(≧▽≦)
この記事を読んで「ずる~い」と騒ぐちえ蔵の顔が目に浮かぶ~(*^▽^*)
●で、次号でございます。
バッハで大汗をかいた後は、
皆でうち揃って、新声会第50回記念演奏会会場へ突入。
場所は、渋谷区文化総合センター大和田さくらホール。渋谷の東急文化会館脇の246沿いを少しだけ歩いて、左手に切れ込んだところ。しっとり落ち着いた濃茶の木目のステージ。よく鳴ります。
曲目はラッソのマドリガル集(Matona mia caraとか、思わず口ずさんでしまった)、OBOG合同で「水のいのち」と愛唱歌曲集ステージ、さらにブラームスのジプシーの歌。
指揮者の柳川先生は、その昔、我らがソーノの常任指揮者であらせられ、今回の合同ステージは、「一度でも先生の釜の飯を食った人間は、誰でも参加可能! みんな、おいで~!」と広くお誘いがかかっていたんですが、さすがに自分のステージをこなすだけで精一杯で、残念ながら、不参加。
本番だけで載っていい、みたいなのなら、何とか駆け付けられるかなぁ、と、心引かれるモノがあったのですが、まったく練習に出ないで参加するのは、かえって先生に失礼だろう、というわけで、せめて、みんなで拝聴しよう、となったわけでして。
既に八十歳は超えられてると思う先生のお足元は、なんか、ちょっと、危なげでハラハラ。なんだけど、振り出した途端に、動くわ、動くわ、で、まるで別人。現役時代の練習、そして、本番ステージのお姿を思い出し、つい先生の指揮ばかり見ていました。
特に愛唱歌曲集の「なぎさあゆめば」での指揮。学生時代に一気に引き戻されました。
先生の豊かな表現力に魅了されながらも、先生が求める音を作り出せないもどかしさを、いつも感じていた、あの時代。
プログラムに記された先生の一文に、長年座右の書とされてきた芭蕉の「笈の小文」から、
つゐに無能無藝にして、只此の一筋に繋る
が引用されていました。
この言葉、私もすごく好きです。
仕事で迷いがある時、
よく思い出します。
先生のように豊かな表現力を
お持ちの方でさえ、
選んだ道の半ばで迷いを感じられたり、またそこから「なにくそ!」と精神を奮い立たせて、
さらに先へ、と精進されてきたのかもしれませんね。
この道より我を生かす道なし。
この道を行く。
そうやって、長年新声会を
引っ張って来られた先生。
私も奮い立っていきたいです。
●そして、もっと古い思い出に引き戻された
愛唱歌曲集ステージの最後は、My Fair Ladyから「踊り明かそうI could have danced all night」。
これ、実は中3時代にコーラス部でやった思い出の曲。思わずステージの皆さんに合わせて、心の中で、口ずさんでいたんですけど、
ステージが終わったところで、
先生が「歌詞カードを見ながら、
皆さんご一緒に」と声を掛けられて、もう一度音楽がスタート。
もうもう、嬉しくなっちゃって、
楽しく歌ってしまいました!
で、お隣に座っていたS田さんが、その場でベースラインを即興(かな?)で付けてらして、わぁい!
のおまけ付き。さらに嬉しく歌ってしまいました!
うちの学校は中高6年間一貫教育で、たいていのクラブも中高一貫。コーラス部も中高一貫で、普通の合唱曲は全くやらずに、毎年ミュージカルやオペレッタの舞台をやっていました。
My Fair Ladyは、ちょうどまりさんが高2で主役(それはもう、可愛らしく、美しいイライザでした!)、私たちひよっこどもは、イライザのお世話をする女中さん役をやりました。
ので、私たちの歌うところは、
「もう夜中の3時ですよー、
早く寝てくださいよー」
という部分だけだったのですが、
練習中にまりさんが歌うところも、
しっかりちゃっかり覚えてしまっていまして。
いやぁ、思いっきり懐かしくて、
嬉しかったです。
ちなみに、その前年度は、
もんのすごく超絶的ソプラノの
すみた先輩がいらっしゃり、さらにその周りを固める強者がわんさと
いらっしゃったおかげで、
「真間の手古奈」というのをやりました。
これ、主役のソプラノが、
とても高校生ごときがやれる
よーなもんじゃない!
って感じの難しいヤツで、譜面を眺めては、先輩の練習風景に
憧れのため息をつく……って感じでした。(千葉県の真間に伝わるかなり昔のお話が元になっている悲恋物語のオペレッタです。恋人役のR子先輩が、これまたむちゃくちゃ凛々しくて、ため息~(≧▽≦)でした)
●で、宴会、宴会
演奏会をたっぷり堪能した後は、
S田さん壮行会! ということで、
会場近くのお店へゴー。
演奏会と壮行会がある、というので、久しぶりにノコノコ(?!)現れたK教授を壮行会に飛び入り参加させることに衆議一決し、大騒ぎで会場入り。
ホントにホントに、お久しぶりのM浦君(多分、卒業以来お会いしてない?)にもご挨拶できて良かったですが、壮行会は不参加。先生の愛弟子なんで、先生が離さなかったみたい~。多分、例によって、最後は先生宅でゴロ寝だったんでしょうね~(*^▽^*)
●飲んだり、食べたり、だべったり、勧誘したり……
で、例によって、叫ばないと声が聞こえない! 状態にすぐに突入。
その中で、ミー子ちゃんが、
塩野七生の本から入って、
マンガ「チェーザレ」10巻を
大人買いしたとか(わぁい、またチェーザレ仲間が増えた! 実は磐田のムッシュも、私が2巻までプレゼントして以来、チェーザレ仲間になっており、先日Aちゃんと2人でディープに盛り上がったそうな)、
アルトの大先輩お宮さんから、
「うん、覚えてる、覚えてる。
一番、元気だったよね~!」
とかとか、お言葉を賜り、
ひええー!
そ、そんな、バカな。
おとなしくしていたハズなのに、
モゴモゴ……(と口ごもる。おかしいなぁ。相当うるさかったのかなぁ。
自分じゃ、先輩方に頭の上がらない
おとなしい後輩……のつもりだったんだが。モニョモニョ)
なんて話を、あっちでしたり、
こっちでしたりして、
男声の先輩連からは、静岡アンサンブルも行きたいんだけど、もちょっと時期をずらしてくれないか~、とかご要望もいただいたりしていた。
で、バッハ好きのK教授を、
一緒に歌おう、と悪(?)の道に誘い込む企みが……。
「Et in terraを歌えたら、死んでもいいかも」とか、不用意に(!)のたまっていたのを、しっかり耳にした私は、「T井さんは、もうカンペキに音採りされてるから、大丈夫だよー」と誘惑しときました。相当心をぐらつかせていたよーな。
そうこうするうちに、
あっという間に時間は過ぎ、
締めはS田さんのご挨拶。
昼間の練習時にもご挨拶があったのだけど、さらにいろいろお話が聞けた。お住まいは、職場の敷地内だそうで、歩いて3分なんだとか、イスラム圏内なので、お祈りの時間になるとミーティング中断になるとか、いろいろさまざま。まだこれから、必要な書類や名刺類を全部PDF化するとか、引越荷物を作るとか、伝染病予防にいろいろとか、出発まで大忙しのご様子。
でも、思いの外治安などは問題ないとのことで、その点、みんな、ちょっと、ほっ。
ともかく元気に、一生懸命お仕事に頑張って、また元気に帰って来て下さい!
で、実は置き土産に、お宝があることが判明しました!
6日に行われる演奏会は出場できなくなってしまったのですが(ううう、残念!)、そのかわりに署名入りで、プログラムに記事が載っているんだそうです~(*^▽^*)
うふふ、静岡メンバーにコピーして配布して、私もお宝として家宝にしようっと~(≧▽≦)
で、さらに、みんなでお話を聞いているうちに盛り上がり、ソーニョの合宿と称して、ジャカルタに押し掛けたい!
みたいなノリになりましたー。
ふつーの観光客は、みんなバリ島に行っちゃって、意外とジャカルタには行かないんだそーです。
私、東南アジアはまだ行ったことがなくて、未体験ゾーン。S田さんのお話によると、赴任して居心地よくなって、帰りたくなくなっちゃう人がたくさんいるそうですので、きっといいとこなんでしょうねー。旅行積み立て、みんなでやりますかー?
あ、そー言えば、インドネシアって合唱が盛んなとこだったような。イタリアのコンペで優勝したの、インドネシアの国立合唱団だったような。
うーむ、視察を兼ねて、みんなで行くべきかもしれません!
バッハで大汗をかいた後は、
皆でうち揃って、新声会第50回記念演奏会会場へ突入。
場所は、渋谷区文化総合センター大和田さくらホール。渋谷の東急文化会館脇の246沿いを少しだけ歩いて、左手に切れ込んだところ。しっとり落ち着いた濃茶の木目のステージ。よく鳴ります。
曲目はラッソのマドリガル集(Matona mia caraとか、思わず口ずさんでしまった)、OBOG合同で「水のいのち」と愛唱歌曲集ステージ、さらにブラームスのジプシーの歌。
指揮者の柳川先生は、その昔、我らがソーノの常任指揮者であらせられ、今回の合同ステージは、「一度でも先生の釜の飯を食った人間は、誰でも参加可能! みんな、おいで~!」と広くお誘いがかかっていたんですが、さすがに自分のステージをこなすだけで精一杯で、残念ながら、不参加。
本番だけで載っていい、みたいなのなら、何とか駆け付けられるかなぁ、と、心引かれるモノがあったのですが、まったく練習に出ないで参加するのは、かえって先生に失礼だろう、というわけで、せめて、みんなで拝聴しよう、となったわけでして。
既に八十歳は超えられてると思う先生のお足元は、なんか、ちょっと、危なげでハラハラ。なんだけど、振り出した途端に、動くわ、動くわ、で、まるで別人。現役時代の練習、そして、本番ステージのお姿を思い出し、つい先生の指揮ばかり見ていました。
特に愛唱歌曲集の「なぎさあゆめば」での指揮。学生時代に一気に引き戻されました。
先生の豊かな表現力に魅了されながらも、先生が求める音を作り出せないもどかしさを、いつも感じていた、あの時代。
プログラムに記された先生の一文に、長年座右の書とされてきた芭蕉の「笈の小文」から、
つゐに無能無藝にして、只此の一筋に繋る
が引用されていました。
この言葉、私もすごく好きです。
仕事で迷いがある時、
よく思い出します。
先生のように豊かな表現力を
お持ちの方でさえ、
選んだ道の半ばで迷いを感じられたり、またそこから「なにくそ!」と精神を奮い立たせて、
さらに先へ、と精進されてきたのかもしれませんね。
この道より我を生かす道なし。
この道を行く。
そうやって、長年新声会を
引っ張って来られた先生。
私も奮い立っていきたいです。
●そして、もっと古い思い出に引き戻された
愛唱歌曲集ステージの最後は、My Fair Ladyから「踊り明かそうI could have danced all night」。
これ、実は中3時代にコーラス部でやった思い出の曲。思わずステージの皆さんに合わせて、心の中で、口ずさんでいたんですけど、
ステージが終わったところで、
先生が「歌詞カードを見ながら、
皆さんご一緒に」と声を掛けられて、もう一度音楽がスタート。
もうもう、嬉しくなっちゃって、
楽しく歌ってしまいました!
で、お隣に座っていたS田さんが、その場でベースラインを即興(かな?)で付けてらして、わぁい!
のおまけ付き。さらに嬉しく歌ってしまいました!
うちの学校は中高6年間一貫教育で、たいていのクラブも中高一貫。コーラス部も中高一貫で、普通の合唱曲は全くやらずに、毎年ミュージカルやオペレッタの舞台をやっていました。
My Fair Ladyは、ちょうどまりさんが高2で主役(それはもう、可愛らしく、美しいイライザでした!)、私たちひよっこどもは、イライザのお世話をする女中さん役をやりました。
ので、私たちの歌うところは、
「もう夜中の3時ですよー、
早く寝てくださいよー」
という部分だけだったのですが、
練習中にまりさんが歌うところも、
しっかりちゃっかり覚えてしまっていまして。
いやぁ、思いっきり懐かしくて、
嬉しかったです。
ちなみに、その前年度は、
もんのすごく超絶的ソプラノの
すみた先輩がいらっしゃり、さらにその周りを固める強者がわんさと
いらっしゃったおかげで、
「真間の手古奈」というのをやりました。
これ、主役のソプラノが、
とても高校生ごときがやれる
よーなもんじゃない!
って感じの難しいヤツで、譜面を眺めては、先輩の練習風景に
憧れのため息をつく……って感じでした。(千葉県の真間に伝わるかなり昔のお話が元になっている悲恋物語のオペレッタです。恋人役のR子先輩が、これまたむちゃくちゃ凛々しくて、ため息~(≧▽≦)でした)
●で、宴会、宴会
演奏会をたっぷり堪能した後は、
S田さん壮行会! ということで、
会場近くのお店へゴー。
演奏会と壮行会がある、というので、久しぶりにノコノコ(?!)現れたK教授を壮行会に飛び入り参加させることに衆議一決し、大騒ぎで会場入り。
ホントにホントに、お久しぶりのM浦君(多分、卒業以来お会いしてない?)にもご挨拶できて良かったですが、壮行会は不参加。先生の愛弟子なんで、先生が離さなかったみたい~。多分、例によって、最後は先生宅でゴロ寝だったんでしょうね~(*^▽^*)
●飲んだり、食べたり、だべったり、勧誘したり……
で、例によって、叫ばないと声が聞こえない! 状態にすぐに突入。
その中で、ミー子ちゃんが、
塩野七生の本から入って、
マンガ「チェーザレ」10巻を
大人買いしたとか(わぁい、またチェーザレ仲間が増えた! 実は磐田のムッシュも、私が2巻までプレゼントして以来、チェーザレ仲間になっており、先日Aちゃんと2人でディープに盛り上がったそうな)、
アルトの大先輩お宮さんから、
「うん、覚えてる、覚えてる。
一番、元気だったよね~!」
とかとか、お言葉を賜り、
ひええー!
そ、そんな、バカな。
おとなしくしていたハズなのに、
モゴモゴ……(と口ごもる。おかしいなぁ。相当うるさかったのかなぁ。
自分じゃ、先輩方に頭の上がらない
おとなしい後輩……のつもりだったんだが。モニョモニョ)
なんて話を、あっちでしたり、
こっちでしたりして、
男声の先輩連からは、静岡アンサンブルも行きたいんだけど、もちょっと時期をずらしてくれないか~、とかご要望もいただいたりしていた。
で、バッハ好きのK教授を、
一緒に歌おう、と悪(?)の道に誘い込む企みが……。
「Et in terraを歌えたら、死んでもいいかも」とか、不用意に(!)のたまっていたのを、しっかり耳にした私は、「T井さんは、もうカンペキに音採りされてるから、大丈夫だよー」と誘惑しときました。相当心をぐらつかせていたよーな。
そうこうするうちに、
あっという間に時間は過ぎ、
締めはS田さんのご挨拶。
昼間の練習時にもご挨拶があったのだけど、さらにいろいろお話が聞けた。お住まいは、職場の敷地内だそうで、歩いて3分なんだとか、イスラム圏内なので、お祈りの時間になるとミーティング中断になるとか、いろいろさまざま。まだこれから、必要な書類や名刺類を全部PDF化するとか、引越荷物を作るとか、伝染病予防にいろいろとか、出発まで大忙しのご様子。
でも、思いの外治安などは問題ないとのことで、その点、みんな、ちょっと、ほっ。
ともかく元気に、一生懸命お仕事に頑張って、また元気に帰って来て下さい!
で、実は置き土産に、お宝があることが判明しました!
6日に行われる演奏会は出場できなくなってしまったのですが(ううう、残念!)、そのかわりに署名入りで、プログラムに記事が載っているんだそうです~(*^▽^*)
うふふ、静岡メンバーにコピーして配布して、私もお宝として家宝にしようっと~(≧▽≦)
で、さらに、みんなでお話を聞いているうちに盛り上がり、ソーニョの合宿と称して、ジャカルタに押し掛けたい!
みたいなノリになりましたー。
ふつーの観光客は、みんなバリ島に行っちゃって、意外とジャカルタには行かないんだそーです。
私、東南アジアはまだ行ったことがなくて、未体験ゾーン。S田さんのお話によると、赴任して居心地よくなって、帰りたくなくなっちゃう人がたくさんいるそうですので、きっといいとこなんでしょうねー。旅行積み立て、みんなでやりますかー?
あ、そー言えば、インドネシアって合唱が盛んなとこだったような。イタリアのコンペで優勝したの、インドネシアの国立合唱団だったような。
うーむ、視察を兼ねて、みんなで行くべきかもしれません!
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