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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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●Attached below is....

my speech draft for Rimini International Choral Competition 2012 in Rimini, Italy.

I represented my group, Iwata Bach Choir, with this speech at the stage, in front of a bunch of competing groups. I tried my best though, deep in my heart, I was really freaked out!
I think I could've done what I was expected...well, I believe.

I guess this experience was an big event for me, like once in a life time, so let me record this for remembering the time I shared with the marvelous members in October 2012.

先日ブログを書いている時、ふっ、と
「そう言えば、去年イタリアに行った話は、全くブログに書く余裕がなかったんだ!」
と気づきました。

昨年10月の話なんで、もう10ヶ月くらい経ってしまっている。

まさに、Time flies...でした。

コンペのステージで英語スピーチをする、というタスクを仰せつかり、
真っ青になって文案を作り、
毎日練習したのを思い出します。
グループを代表してのスピーチでしたから、失敗したら、皆さんの恥ですからねぇ。

おかげさまで、本番では
上がらずに出来ました。
内心は、「ひえー! ひえー!」
みたいな感じでしたけど。

このスピーチは、前年の東日本大震災サポートを世界の人々に感謝する、みたいなものを、と大会本部からリクエストされたもので、なんか、スペシャルなものだったようです。他のグループは、全くスピーチなしだったので、
「ひょ、ひょっとして、スピーチするのは、私だけ?!」
と途中で気づき、目の前真っ暗になりましたっけ。

ともあれ、思い出の記録に
書いておくことにしました。
こんな経験、一生のうちで
そう何度もあるもんじゃないですからねー。

****************
First of all, we thank you for this wonderful opportunity singing in Rimini International Choral Competition 2012. With the warm hospitality shown by Italian people, our stay in Rimini was one of the most memorable and fascinating experiences.

Since we are the only group from Japan this time, we would like to show our respects to you and the people around the world who shared our grief and sorrow, and expressed sincere regrets for our loss at the disaster of 311 Earthquake and Tsunami in 2011.

Although it seems the dark clouds are still hanging over the future of our country, with your great support, we are sure we can hold each other's hand and walk forward together.

Thank you all and May God Bless You!

まずはじめに、このリミニ合唱コンペティション2012に参加して、歌う機会が得られましたことを感謝申し上げます。イタリアの皆様のお心遣いによって、私たちのリミニ滞在は、大変思い出深い、素晴らしいものとなりました。

今回日本からの参加は、私たちだけということで、ここで、昨年3月11日に起こった地震と津波による大災害に対して、皆様が、また世界中の人々が示して下さった心よりの哀悼の意に感謝を捧げたいと思います。

未だ日本の未来には暗雲が垂れ込めていますが、皆様の力強いサポートにより、私たちは共に手をたずさえ、前進していくことが出来る、と確信しております。

皆様のお心に感謝します。
皆様に神様の祝福がありますように!
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●どんなことがブログに書かれてしまうのか、ドキドキ………

されていらっしゃるらしー、今回、初めて静岡下りを敢行された
クラブの先輩・I塚さんのご要望(?)にお応えして、

第13回ジョイ・オブ・ミュージックの大騒ぎ顛末記をしたためたいと思いま~す!(拍手~(^_^)ノ)



●前日に真っ青!

寝冷えしたのか、風邪っぽくて、
喉が荒れた感じがしたもんだから、
この週、あんまり練習が進まなかったんですわ。

で、ちょっとヘコんで、
弱気なブログを書いたりしてたんですが、

弱気になってても、ステージは
消えてはくれないんで、

ともかく抱えている仕事を
きりのいいところまで仕上げ、
そこから練習に集中しだしたトです。

が、なかなか、テキは手ごわく、もーひとついろいろ出来てこなくて、前日も朝一番で
譜面と格闘。シャドウプレーで
指揮の練習したり、デュエットのここんとこがなー、とか言いながら、
う~んと頭を抱えてしまっていた。

最後の最後まで、フレーズの終わりに来る短二度とか長二度の処理が、なかなか出来なくて、ううーむ。

●突破口は、ミョーなところにあった!

前日指揮者練習の前に、
緑さんとのデュエットを最終ちょこっと練習。

ぼくちゃん・いっちやんコンビの、
トニーとマリア組も合流。

彼らも直前で、「うーん」とか唸っていたもんだから、一緒になって歌って、ああじゃこうじゃ言っていたんですが、

そこで、ハタ、と気がついた。

私、英語の歌を歌ってる時の方が、
声が自由に伸びてるじゃん!

えー? どーいうこと?!

ウエストサイドは、高校時代から歌っているから?

あるいは、英語だから?

で、腕組みして考えてみたんだが、
どーやら、英語の発声の方が、日本語の発声より、やりやすいんだ!

というのに突き当たった。

そー言えば、先日もバッハ練習の時に、マエストロが日本語の発声の難しさのお話をなさっていて、
私にお聞きになったんですよね。

英語を使うところでは、
発声で母音の位置がどうこう、と言われることないでしょ?

みたいなことをおっしゃった。

確かにそーなんです。
他のヨーロッパ言語でもそーだと思いますが、英語でしゃべったり、歌ったりしている時は、
元々口腔内容積を広くとらないと
うまく発音できない言語なんで、
口腔内が発音によって狭くなり、歌の発声がしにくくなるなんて、ないんですよ。

だから、英語のスピーチとか(イタリアでやらされた!)やってても、
響かない音が出来る、ということがない。Berkleeのレッスンでも、発音は直されたが、発声がどーこー、というのはなかった………。

みたいなことを、私もお答えしてたのでしたー!

そーか、そーいうことかー。

じゃ、声だしする時、最初に
英語の歌をやればいいじゃん!

と、なんか、天啓を受けた
よーな気がして、

で、当日朝も、9時前に出勤(?)して、本番ステージ上で、こっそりTonightとか、Amazing Graceとか歌ってみちゃいました。

小さいホールなんだけど、元々すごく響きやすいところなんで、Amazing Graceやると、響きがすうっと伸びていく感じ。気持ちがとても落ち着きました。

なんか、やれそう。
うん、やれる。楽しめる! 

そんな気持ちになれました。

おかげさまで、やっと、
この日の音楽に、全身全霊を
傾ける気持ち、音楽に全てを捧げる気持ちの準備が出来ました。

この気持ちに入れないと、
必ず失敗しちゃうんですよね………。

良かった!

●午前中は、練習三昧!

9時半からは、恒例の直前しごき練習開始!

「水のいのち」と、男声は「柳河」の三曲もあるので、大忙し。こちらも、静岡組のリハーサル、デュエットのリハーサルと大忙しだったのですが、朝一番のAmazing Grace効果で、気力充実! かなり楽しい気持ちになってきた~(≧▽≦)

●既に前夜から飲みホーダイ

前夜は練習終了後、指揮者様とI塚さんの3人で、チビ飲み会をしたんですが、ちえ蔵ご贔屓の「ぽん吉」が満員で、その手前にある「たぬき」というお店に落ち着きました。



飛び込みで入ったお店でしたが、お刺身も他のお料理も、とっても美味しく、また、サッポロビールの静岡限定「静岡麦酒」が乾いた喉にむっちゃ美味しく、3人で思わず「あ~~~」。で、さらに磯自慢の冷酒を嗜み、楽しく歓談。

9時半くらいから、11時過ぎくらいまでワイワイやり、私はそこで帰りました。駅のマクドナルドでソフトクリームを舐めてたら、



ちえ蔵から明日の打ち上げについての問い合わせが入り、ああだこーだしゃべって後、ホテル・プリヴェにチェックイン。

いつもは当日夜に静岡泊まりにするんですけど、今回は指揮者様も当日帰る予定(ほんまかいな?)とのたまわれていたので、多分当日は午前様にならないだろう、と踏み、荷物が大量にある前日を静岡泊まりにしておったのでした。

あー、駅から近いと、帰るの楽だ~(≧▽≦)

ちなみに、漏れ承るところによると、指揮者様とI塚さんは、その後も3時頃まで飲んでいなさったそーな………(^◇^;)

本番前なのにぃ、ちゃんと寝ないとダメでしょー!

●本番、むちゃくちゃ楽しかったですねー!

今回は、
①静岡組ステージ
さくらももこ作詞相澤直人作曲
『ぜんぶここに』より、
「きもち」「ぜんぶ」の二曲。

②ぼくちゃんいっちやんステージ
『ウエストサイドストーリー』より
「マリア」「トゥナイト」

③私と緑さんのデュエット
夏の唱歌メドレー
「さとうきび畑」

と前半に3つ続くため、着替えの時間を確保するのが大変。楽屋裏は大わらわでありました。

いっちやんのマリア衣装、かぁわいかったね~(≧▽≦)

①は、ギリギリまでてんでまとまらず、ううー。可愛い雰囲気でいいな、でみんなで選んだんだけど、実はジャズコード満載で、ハーモニーもリズムも、難所だらけ。苦手意識が育成されてしまった。が、結局、いづみさんのお助けピアノで、意を強くして、本番はものすごく楽しい音が鳴り、振ってて、サイコーに楽しかった!

みんな、ありがとぉっ!!!

③は、さくらももこがうまくいったもんだから、非常に気を良くして、緊張せずに歌い始めることが出来ました。

「さとうきび畑」、最後のクライマックス辺りを、リハーサルではやらなかった感じに、私がいきなりアドリブしてたんですが、そこはそれ、名手・緑さんといづみさんですから、(あら、違うわ?)と思いつつ、「ドーンと来いやぁっ!」みたいな感じで、絶妙な合わせ技でサポートして下さり、

(あ、なんか、今までやったデュエットの中でサイコーに気持ちいいかもしんない!)

みたいな気持ち~(≧▽≦)
で歌い切ることが出来ました。

終わった後、T井さん、A石さん、ぼくちゃんの強力三大ソリスト連から、お褒めの言葉を賜り、アナウンス担当の光さんとちえ蔵からも「うるうるしましたー」みたいなお言葉をもらい、

やったぁーーー! 状態。

はー、良かったぁ。

●で、後半は男声と混声が続く、と。

毎年、我らが指揮者様のステージは、トリと大トリっつーことで、

演奏会最後を飾る大ステージ。

ホントは男声の「柳河」も参加したかったんだけど、前半でかなり飛ばしている上に、最後の「水のいのち」に今回はaltoで参加なもんだから、男声でニセtenorやると、声帯が疲れ過ぎて、altoの音が鳴らない可能性があるな………と思い、大人しく鑑賞。

母の実家の伯母が聞きに来てくれたんだけど、ソリスト連の演奏を聴くたびに、みんなステキなもんだから、

「この方は、プロの方よね?」と聞くんですよー。で、そのたびに、「そんなよーなものだけど、本業はコレコレなんだよー」とバラしていました。

T井さんのソロも、うわぁ、となっていたんで、「本業は、リニアの人ー」とバラし、大ウケをとって喜んでいました。まる。

伯母は、朗読をいろいろやる人なんで、是非「水のいのち」を聞かせたくて呼んだのですが、

「こんな素晴らしい演奏会なら、もっとたくさんお客さんよばないともったいないわねぇ。お友達も連れてくればよかったわー」と残念がってました。

「水のいのち」も感動したらしく、是非詩を朗読したい、というので、先程FAXしておきました。今頃じっくり味わっていることでしょう。

●で、恒例の大打ち上げ大会


こちらは、恒例の集合写真。
みんな、いいお顔です。



指揮者様と、アナウンスの光さんと、光さんの作品のスリーショット。ナイスですねー。





で、宴たけなわになると、らぶりーな方々が、らぶりーな狼藉に走ったりしてましたがー、まーいつもの事で、嬉しさ余ってろーぜきに至るんだろー……と、大笑いしながら見ていた私………。ナニモノ?

どーも昔から、男っぽい性格なのか、あー、またやってらぁ、くらいでして。女としては、目くじら立てないといけないのかもなぁ。でもま、自分に被害は及んでないし、楽しそうだから、ま、いっかー……と。

そー言えば、フィオーレさんがステージで歌われた「花みずき」を指揮者様発案で、全員合唱して楽しかったですが、ふ、と見たら、ちえ蔵が、うすべに色の可愛いボレロを着ておった。あー、歌詞そのままやんかー。とか思っていたら、またらぶりーな人が、うすべに色の可愛いコと喜びのhugをしまくっておった………。

ちなみに、この葵タワーの、ほとんど披露宴会場のよーなお席から、安倍川花火大会をちら見しよー、という企画だったのだが、フタを開けてみたら、この部屋からは安倍川方面が見えない! ということが分かってしまったー(T^T)

ホントは、↓のよーな
花火を満喫できたハズであります。Facebook友がアップされていたのが素晴らしくきれいなので、
ご紹介しときます。





●勝利のおやつ!



Mな子ちゃんが会場に届けて下さったどら焼き! みんなで楽しくいただきましたぁ!

ありがとぉっ!



こちらは、ひびきのお友達I藤さんのお心尽くし、治一郎のバウムクーヘン♥♥♥

家に帰り着いてから、勝利の美酒ならぬ勝利のおやつにいただいてまーす。優しいお味で、これ、大好きなんですよねー。

他にも、ウナギパイを大量にいただき、宴会場で食べましたー。

今年も、皆々様のおかげで、
ホントに楽しい1日でした。
それぞれのステージが、
心に残る素晴らしい経験でした。

お暑い中、遠くからご参加下さった皆様、ありがとうございました。
今回はご都合で打ち上げを断念されたT内さん、S木さん、来年は是非、
宴会もフル参加でお願いいたします!

静岡洗礼で、黒はんぺんフライを食べさせられたI塚さん、お楽しみいただけましたでしょうか。これに懲りず、また来年もよろしくお願いいたします!

語り尽くせないほどスペシャルな
1日でした。来年も、また皆様の元気なお声、明るい笑顔にお会い出来ますように!

感謝を込めて。
●やっぱりジョイオブ直前はバタバタである。

今年はうっかり、デュエットステージもやりたいなぁ……とか思って、みどりさんにお願いしたのはいいんだけど……。

衣装も色違いで揃えて、
一瞬双子!

とか盛り上がり、


またしても、みどりさん宅に押し掛け、美味しいコーヒーを淹れていただいて和み、

近くの焼き豚屋さんのブタちゃんを
愛で、



ちょっとルンルンしてたんだけど。

なんか、ここに来て、てんで自分が出来てないよぉっ!!

で、ちょっと打ちのめされたりしています。は~(ToT)

先日のソーニョのライブ録音聴いて、かなり打ちのめされた上に、
練習しても、なかなかまとまってこない。

どーしてか、狙った音にならない箇所がいくつかあり、どーしてこの1音を克服できないのかー!

クーッ!(-.-#)(-.-#)(-.-#)

状態。

まー、周りにとてつもなく高い壁の先輩連やらソリスト連やら、
たくさんいらっしゃるので、
ついつい、ないものねだりをしてしまうんだろーけど、

あああ、もっと立派な声だったらなぁ………(ToT)

と、つい1人コッソリ、
泣きを入れている今日この頃なのでした。

とは言っても、やっぱり
自分の持っている楽器は、
自前の声帯しかないわけだから、
どーやっても、あの人や
この人のよーな立派な声は出ないわけで、

それでもやっぱり歌が好き!
なもんだから、なんとか、
自前で精一杯やるしかないんだよなー。はぁぁ。

その上に、静岡組の曲も
てんで仕上がってない、と。

あー、ため息が重い。

●日本語って、どーしてこう、難しいんだ!

今回デュエットは、
夏の唱歌シリーズと、
森山良子の「さとうきび畑」。

「さとうきび畑」の方は、
以前からよく歌っているので、
出来はともかく、それほど
苦手意識はないんですが、
唱歌シリーズがコワくてしょーがない!

日本の唱歌って
むちゃ難しくない!?

前から思っていたことだけど、最近さらに唸っています。

静岡バッハでも、時々
唱歌を「ちょっとお遊びでやりましょー」とやることがあるんですが。

これがてんで、お遊びになってないっ!

お遊びしてるのは、マエストロだけじゃー!

「浜辺の歌」なんか、1音1音、マエストロの要求通りの音を作るのに、どんだけ神経集中することか!

ほんと、日本語の曲を
どこもかしこも美しく響かせるのって、至難です!

普段、常に使っている
日本語ですが、日常では
歌の発声を形成するところとは、
全く違う場所で発声しています。

そのために、いざ日本語で
歌おうとすると、普段の話し方の
発声が折々出てきてしまいます。

特に目立つのが「エ」の母音のもの。
日常会話では、口腔内容積率が低い。唇が横に開いて、口腔内が平たくなる。

歌の発声の基本は、口腔内容積を広く取り、出来れば常に縦長な感じで保ちます。そーすると、よく響くわけですが、日本語日常会話は、こーいう縦長タイプの発声を必要としないんですよねー。

だから、常に意識してないと、
横狭状態に回帰しようとする。

マエストロが先日の練習で、
言い得て妙、なことをおっしゃってました。

「常(の状態)が、常に出て
きゃうのが常なんだから、
常に意識する、というのが大事なんですよー」

って、なんか言葉遊びみたいなご発言でしたが、うん、確かに! です。

あと、「ア」の母音も不安定になりやすい。

で、1つの母音から、次の母音に移る時、前もって準備が出来てないと、次の母音に入った時に、響きがどっかに行っちゃったり、音程が揺れてしまったりする。

『水のいのち』でも、「雨」の出だしの

 ふりしきれ 雨よ

を母音唱法でやると、

 ういいいえ あえお

で、い→えの移り方、あ→えの移り方が難しくて、なかなか安定した着地が出来ない。

内村航平クンのよーな
立派な着地をしたいものです!

●書き言葉の日本語も難しいんだ、これがっ!

歌の本番を前にして、

クーッ!

状態になっているところに、
校正の仕事も、今、待ったなし!

で、ここは「が」がいいのか、「は」がいいのか、とか、

「である」がハマるのか、
「であった」がハマるのか、とかで、

また、クーッ!! 

漢字表記が二、三種類ある言葉は、
「この場合は、どの字を使うのが適切なのか?」とか、広辞苑その他を引いて、ああでもない、こーでもない、とやったり………

で、ククーッ!!(ToT)

どーも、やり出したらキリがないのが校正の世界らしく、やり出すと、あれもこれも、気になってしょーがない。

分量も多いので、1人で見ていても、必ず見落としがあるのが当たり前で、相方のお手伝いで読んでます。今頃、出版社の校閲部の方々も、

ククーッ!!

とか言いながら読んでらっしゃるに相違ない。

えーん、こっちも早くやっつけちゃいたいし、歌の練習もしたいし、
あ、でもまだ、こっちの連絡が済んでなかった!

とか言って、ここんとこしっちゃかめっちゃかなもんだから、
余計に焦っていて、歌の方が
出来てこないんだよなー。

●そんなパニック状態の私に

ひびきのお友達で、いつも
美味しい手作りのお菓子などを
下さるI藤さんから、「楽しみに聞きに行きまーす」という嬉しいメールが届きました。

みどりさんからも、
「楽しみましょー!』という
励ましのメールをいただきました。

ちえ蔵のお友達で、ピアニストのMな子ちゃんからは、「都合で行けなくなっちゃったけど、お菓子をお送りしますので、皆さんで食べて下さいネ」というお心遣いがありました。

うーん、そうだよね。
1人で、出来てない、とパニクってるより、せっかくの催しなんだから、楽しまないといけないんだなー。

いろんな人に支えられてるんだもんなー。

うんうん。

時間がないっ!
というのは、私にとっては
「常」だったりするんだから、

それがどーしたっ!

くらいの気持ちで
ぶつかってみるかなー。

●ちなみに

今回の打ち上げは、ちょうど安倍川花火大会の日にぶち当たっているので、宴会して、花火も見ちゃうスペシャルなものにしたいっ!

とちえ蔵がはりきって、
なんか、高級で高層なレストランの個室らしいです。駅前に新しく出来た葵タワーのてっぺんです。ここからなら、安倍川上空に上がる花火も、バッチリ見られるのではないか、と思います。

さらに、今回アナウンス担当として参加される後藤光さんは、本業が駿河凧の五代目絵師さんだそうで、打ち上げ会場では、駿河凧の御披露目もあるそーです。

皆さん、カメラのご用意を!

さらに、個室なんで、
歌ってOKのハズである、ので、
「あれ歌いましょー、これもやりましょー」と、

夜中にちえ蔵から電話が入り、
校正しながら、譜面を大量にコピーする………というていたらく(?)

ええい、誰が忙しくさせているんだ、誰がーっ!(歴然)

で、県外組の方は、ほとんど暗譜状態のものばかりですが、他の皆さんも歌えるよーに、と、

遥かな友に
夜のうた
大地讃頌
いざ起て戦人よ

なんてのを、コピーしまくりましたです。

ちなみに、ちなみに、
今回の打ち上げは、うちのアンサンブル以外の方も含めて、さらに子供さんも含めて、総勢30名程度に膨れ上がっております~。

な、なんか、今年も大ごとやね。

ま、まあ、きっと、
今年もなんとか、なるだろー。



車で走っていたら、ちょうど
ステキな空。

こーいうのをsilver liningと言う
んだろうな。

雲の端がキラキラしてる
こーいうのを、
「(逆境の時の)希望の光、明るい見通し」の意味で使うみたいです。

希望の光、definitely I need! なのであります!
●実は次の本番が、もう待ったなしで!

昨日はヒイヒイしながら、
チラシを大量に手紙で
送り出し、その前日は
静岡組の最終練習で、
「ダメだ、ヤッパ、相澤直人作品が
てんで出来てない~(ToT)」と泣き、
で、明日は清泉で理事長の講演会を娘と聴くことになってて、夜は清水駅前に高速バスで乗り付け、北欧から里帰りしている美人盲導犬訓練士の歓迎会に参加してしまおう、という、毎日何やってんだか~、遊んでばっかじゃん! 仕事してないじゃん! 状態なんですけどぉ。

………どーして我から進んで
こーゆースケジュールにするのかなぁ。

ヤッパリ、常日頃から「戦闘モード」なんだろーか。誰に挑発されてるわけでもないんだけどなー。

そーか、きっと自分で自分を常に
挑発してるんだな。

ふっ。分かってたけどね(T^T)

そんなかわいそうな私を慰めてくれるのは、



これ。

くみちゃん手作りの梅ジャムと、
梅ジュース。

お庭にたくさん梅が成ったので、
初めて作ってみた、と静岡組練習の
時に持ってきてくれた。

甘酸っぱくて、美味しい!

特にジュースは、熱中症になりかかったヘロヘロ気分の時に飲むと、これがまた、なんともいい。

水で割って飲むんだけど、
濃いめにすると、梅酒みたいな感じ。お風呂上がりなんか、最高であります。

ありがとね! また来年も頼むね~(≧▽≦)

●で、発売日前日なんですけど!

予約注文していた青木薫さんの
書き下ろし、

『宇宙はなぜ
このような宇宙なのか
  ~人間原理と宇宙論』

 講談社現代新書 本体価格 ¥760

が到着しちゃいました~(≧▽≦)



帯の表側に、

「一気読み必至!!!(←!が3つも!)
スリリングな科学ミステリー
パラダイムが
変わった!

科学著の名翻訳で知られる
著者初の書き下ろし」

と書いてありまぁす。

キャーキャー、カッコイい!

青木さんは、Facebookでお友達になっていただいた方で、
切り口鋭く、またユーモアたっぷりなコメントをいつも楽しませていただいています。

理系翻訳家の雄である上に、
お料理もガーデニングも
プロ級で、知的美女。
も、最強のお嫁さんですねー。
天は二物を与えず、とか言いますが、こと青木さんに関して言えば、
三物も四物も独り占めしているような~(≧▽≦)というわけで、ひそかに
憧れていまぁす。

で、どのよーな内容の本なのか?
というのが、帯の裏に書かれています。

「この宇宙は、人間が
生まれるようにできている!?

一見、トンデモ科学のような考え方が、21世紀に入った現在、科学者のあいだで急速に支持を拡げているーー。

いったい何が変わったのか?

激変しつづける宇宙像のいまを、
2000年以上におよぶ
人類の知的格闘の歴史から読み解く。」

ほらほら、そこの理系のアナタ、
もう読みたくなってきたでしょー。

●純粋文系の私に歯が立つものなんだろーか!?

と、こわごわ手に取ってみたんですが、

一気に一章を読み切ってしまい、
今、二章のニュートンまで終わっちゃって、ついにアインシュタイン登場まで行っちゃいましたよ、青木さん!

困るじゃないですか、おもしろくて!

特に一章のコペルニクスのところが、目からウロコでした。

私たちは、コペルニクスと言えば天動説から地動説への劇的な転換、と習い覚えてますよね。

それまで地球こそが世界の中心で、「我こそはー」と思っていた人類は、「実は太陽が中心で、地球なんて、ケッ、なんだよー」と言われてしまって、ガクゼン! となった………とまあ、理解してたんですが、

コペルニクス自身の考えは、
地球を下に見下す、というのとは違ったんだそーです!

見下すどころか、それまでは
神の領域で、人間には到底手が出ない至高の領域だった天空と星の世界の中に、実は自分たちの地球も含まれているんだよ、ということで、
至高の世界の中に、格上げした、という視点なんですって。

私たちが習い覚えていた考え方は、実は17世紀くらいになってから言われ始めたことだそーです。啓蒙時代ですよねぇ。コペルニクスの意図とは違う解釈が始まり、キリスト教の中世的支配も終わり、人は古代・中世とは違った視点から、「じゃ、人間て何なんだ?」「人間が生きるよりどころって何なんだ?」と悩み始めた……らしい。中世は、神と神の創造した世界が人間のよりどころだったわけですけど、それが啓蒙時代になって、その思想の根底がグラグラし始めたんですねー。

二章の方では、ストア派の宇宙論がおもしろかった~(≧▽≦)ストア派って、そんな考え方をしてたんですねぇ。宇宙論として正しいかどーかはともかく、なんか、イメージ広がりますねー。

まあ、あまり内容にタッチしても、これから読む方々に悪いし、でこの辺にしときますが、

楽しく読ませていただいてます!
ステキな本を書いて下さり、ありがとうございました!

さあさあ、皆さんも、書店に走って下さぁい!
●東京都合唱祭本番、終了~(≧▽≦)

連休は本番参戦のため、一泊で上京。くみちゃんと2人でチサンイン浅草宿泊です。

14日は例によってしごかれ、そして、8月25日の千代田区合唱祭懇親会ではこれとこれ、とか新たに譜面が渡され、ギョッ! ずいぶんあるね(^◇^;)、とみんなで冷や汗をかく、と。

「おんがく」と「Climb Ev'ry Mountain」に加えて、「Locus iste」と「おお雲雀」とクラブソング「我等は歌う」。うう、五曲もある。

「おんがく」がまだアヤシいんですけどぉ~、それに、この間は何とかなってた「Climb Ev'ry Mountain」の転調部分、やっぱりどーもアヤシいー(ToT)

のに、またクラブソングが難しいのだー。クラブを指導して下さっていた柳川先生作曲の、クラブのために書いて下さった作品なんですがぁ、お手軽に歌える……という代物ではないのが困る。うう、練習せねば。

8月の方は事前練習日はない模様なんで、ええと、その、自習でナントかせな、アカン! つーことですね。が、がんばりましょー。

で、ロ短調ミサの練習やって、
あ~、おなか空いた!
と外に出た途端にゲリラ雷雨がっ!

ちょっと様子を見ているうちに、
大きな雷が2つも落っこちた!

つい先日、落雷で2人亡くなったというニュースがあったばかりなので、怖くなり、暫し雨を見つめて、じーっと待つ。

けど、なかなか止まないので仕方なく駅へ向かう。傘は持ってたんだけど、衣装があるから、と今回は、私もくみちゃんもカート。

川の中を歩いてるよーな具合で、
着ている服も、荷物も全部びしょ濡れ。浅草に着いた時は、へたってましたー。

で、2人とも飢え死しそーだったので、荷物を置いてすぐに、隣のカレー屋さんへ。



まだ本番終わってないんだが、とりあえず生ビールで乾杯し、コース料理に舌鼓を打ち、「あ~、ホテルの隣にレストランがあるって、サイコー!」かなんか言いながら、私の部屋へ2人で戻り、コーヒー淹れて、おしゃべりおしゃべり………をしている途中で、とーとつに、くみちゃんが寝落ちした!!

オモロい!

さっきまで話してたのに、急に黙った……と思ったら、コックリしてる!

そうかー、寝落ちって、こーなるんだなぁ。

で、オモロいので、そのまま放っておいても良かったのだが、風邪なんか引くと困るので、「オーイ、寝てるゾ~」と起こし、とりあえず目覚ましだけはしろー、と送り出しました。

他にもこもごも、ブログネタになりそーな話をいろいろしてましたが、「書かないで~(`ε´)」と言ってるので、ほとぼりが覚めてからにしようっと(アクマ)

●で、本番の朝は明けた………のだが

朝方、ハウスダストなのか、何なのか、急に咳が止まらなくなり、真っ青!

咳をすると、口腔内が荒れるんで、
急いでのど飴舐めたり、紅茶でうがいしたり、で夜明けに大騒ぎ。

幸い、現状復帰できましたー。
いや、焦った、焦った。

でも、うがいやら何やらしたせいか、練習会場に着いて声だししたら、昨日より調子出てました~(^_^)v
ほっ。

わざわざ東京まで来て、声が本番で出ませんでした……じゃ、アホですもんねぇ。体調維持は気をつけねば。うむ。

●本番の日になると、みんな絶好調!

指揮者さまが「本番の日になると、ソプラノは調子出るから」みたいなことを前におっしゃってたんですが、なんか、その通りでしたね!

前日まで、
「上の音を、もう3ヘルツ上げてくれ~(ToT)」
と言われていたんだけど、上がりきらなかったのに、当日は、バンバン出てるじゃん!

火事場のナントカ力だろーか?!

で、「コワい顔で歌わないで、歌うのが嬉しくてたまらないという顔で歌うんだ!」
と口を酸っぱくして言われていたのが、当日は、みんなニコニコ状態で、前半のワルツリズムのとこなんか、ノリノリ!

火事場のノリノリ!!(≧▽≦)

おかげさまで、先生方の講評も、他団体さんが書いて下さった感想も、ことのほか好評!

楽しそうであるとか、笑顔で歌っているのが好感もてるとか、ソプラノの高音部がキレイだとか、声が伸びてるだとか、各パートのバランスいいとか、

どの先生か分からないんですけど、
「王者の風格」(!)とか、書いて下さった先生がいらして、(センセ、それはいくら何でも褒めすぎですが)一同、あまりの褒め言葉にムンクになりかかりながらも、大いに気を良くして、大打ち上げ大会に突入いたしました。







テクニック的に、ナルホド、そうかー、という鋭いご指摘や突っ込みも、先生方の講評には入っておりましたが、次に向けての貴重なアドバイスをいただけた感じで、嬉しかったです。

いやぁ、ともかくソプラノは練習では鬼のよーにダメ出しを食らってましたので、「高音部キレイ」と、かなり書かれていたため、スッカリ良い気分。ソプラノチーム、快哉を叫んでしまいました(≧▽≦)

やれば出来るじゃん、アタシタチ~!

●T井さんのモード変換理論

T井さんとおしゃべりしていて、
どーして本番の日にならないと、ソプラノはダメなんですかねー、の話になりまして。

男声とどこが違うのか?

を考えていたのですが、T井さんの説によると、男声は「すぐモードが切り替わる」んだとか。

それはつまり、日常モードから、すぐ「歌うゾ! 歌い倒すゾ!」モードに切り替わる、ということですね?

一瞬のうちに、戦闘モード、オン!
状態に入っている、ということなんですね?

うーむ、確かに女声、特にソプラノは、一瞬で切り替えて、「歌い倒すゾ!」にはならないのかもしんない。

そのスイッチが入るのが、本番当日なのかなぁ。ナルホドねー。

じゃ、毎日本番があれば、毎日サイコー状態で歌えるんじゃなかろーかヾ(^v^)k(死んじゃうって!)

やっぱり女性の方が現実的だもんなぁ。現実的ということは、日常モードから戦闘モードに入るのに、かなりどっこらしょ、しないとアカン、ということですよねぇ。

みんな、ちゃんと主婦してるから、毎日ご飯作ったり、掃除したり、洗濯したり、雑用したり、とか、気になることが有りすぎるのかもねー。

でも、今回バッハという高いハードルに挑戦したのは、結果的にはすごく良かったですね。最初は「ムリ! 絶対ムリ!」って感じで始まりましたけど、ステージをやり遂げたということで、非常な充実感とともに、次のステージへ、みんなで行こう! という気持ちが盛り上がったように思います。

長い年月を経て、またソーノの仲間で集まり、
一生懸命練習して仕上げていく、
という希有な経験をさせていただいてるのだから、出来得る限り、この仲間で続けていきたいですね。そして、今は都合がつかなくて参加できない方たちが戻って来られた時、「ああ、やっぱりここに戻ってきて良かった」と思ってもらえるような音作りを頑張っていきたいなぁ、と思います。

ということで、今年の東京都合唱祭も、大充実の巻、でした。

さ、次は静岡で、Joy of Musicの本番だぁっ!





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