×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
●2015ソーニョ初練習、終了!
4/25(土)は、今年お初のソーニョ練習。皆様、お疲れ様でしたー。
練習曲の「ぜんぶ」(さくらももこ作詞・相澤直人作曲)でとりあえず、さささっと声出しし、懸案の大曲2つ、本年度の東京都合唱祭用「夢の意味」「夢の名残」(林望作詞・上田真樹作曲)に入りました。
いやこれ、各パートがカッコイいハモリで、とてつもなく美しいんだけど、どのパートも音採りが大変! 男声なんか、上下に分かれるとこがあちこちあるのに、各パート2人ずつしか来てないから、えらいこっちゃ、だったと思います。息継ぎするとこがないし、お隣の音を聴くと迷うし。ホント、お疲れ様でした!
にしても、減七だ、増五度だ、だらけで、難しい! まだちゃんと調べてないんだけど、major7th chordのみならず、augumentedとか、sus4とかありそう………こわー
(ToT)
なんだけど、きっちりハモれると、とてつもなく美しそうだ!
「夢の意味」の45小節目(46ページ下の段の最初の小節、sempre ffのところネ)
「大きな夢だったことを知る」の「るーーー」の和音が、笙の合竹(5~6音を同時に鳴らす)の音みたいで、もぉのすごく美しい!
つい先日、笙の事を調べていたら、こんな和音だそうですよー、とFBで教えてくださった方があり、メモっておいたんだけど、
まさにそーいう感じの和音です~(*^▽^*)
ホントの笙の音は、
この譜面のオクターブ上ですが、見にくいので
下げて書いてみました。
雰囲気、似てるよね~♪
ソーニョでやると、
ともかくアルトが上下ともに
大充実で、ものすごく豊かな
響き。合わせが超嬉しい♡
●で、懸案の自分のパートですがぁ~(^◇^;)
ともかく夢幻のイメージの音世界なんで、ソプラノも夢幻の音が出ないといけない。
「夢の名残」の方は、
嬰へ長調(F# major、♯が6個も!)という難物。
ハ長調で見ると、
ドレミファソラシドのうち、
白鍵になるのは、シだけ!
後は全部、黒鍵!
黒鍵のエチュードかー!(ToT)
で、最高音が譜面面(ふめんづら)では
A(ラ)なんだけど、実は
♯してるんで、Ais。
実態は、B♭(シ♭)!!
それが、ホント、山ほど
出てくる! オニ!
↑
数えたら、実に9個もあったー!(゚o゚;
今年もむちゃんこハードルは
高いですが、指揮者さまのおっしゃる通り、
歌詞の内容は、
まさに私たち世代(あるいはそれ以上の方たち)の感慨であり、かつ、音の難易度的には、
この先高齢化していった時、果たして歌えるのか?
という限界点的な作品で、
今まさに挑戦するに如くは無し、かとも思われます。
この高さをソプラノが極めるのは、そりゃもう、トンデモな事で、以前やったバッハのロ短調ミサ(Gloriaと et in terra pax)とはまた違った怖さがあります。いきなりエベレスト! みたいな高さ~(^◇^;)
ちょうど地下鉄の駅でT井さんと鉢合わせし、会場までの道すがら、
「ソプラノ、高くて高くて~(ToT)もう、T井さんにファルセットでやっていただきたいデス~」
「えーーー(^◇^;)調性が違えば、まあ………」
みたいな話をしてたんですが、練習中に、N山さんからトンデモ情報がポロッと!
この曲集、なんと男声譜もあるんだそうです! で、コロボックルでやってみたい……かなぁ………みたいな独白とも、宣言とも付かぬご発言がっ!
ひょえー!
それは、フフフ、聴きたいですねぇ。ええ、聴きたいですとも!
↑
我が身の不幸をテノールにも味わわせたい気、満々!?
パナムジカで後程確認したところ、4曲目は混声と同じく♯3つのA-durらしい。が、肝心の5曲目の方が調性の記載がない。不吉! やっぱりA-dur→ Fis-durつながりなのかなぁ。ドキドキわくわく~o(^-^)oワクワク
●ソプラノチームにヒント!
今回の練習に備えて、毎日基礎訓練をやってたのがナンとか功を奏し、高さだけは確保する事が出来ました。
普段磐田バッハでマエストロにビシバシ鍛えられている
基礎訓練なんですが、
毎日ちょこっとだけやる
だけで、結果が出ます!
ソプラノチームには、
是非ともお試しいただきたいので、僭越ながら、ヒントを書いてみます。やってみてネ~(^^)/
①「日常から離れる」の気持ちになる。
ソプラノは元々話す声も高い方ですが、高いと言っても五線の真ん中のAから、せいぜいC位で話しています。
という事は、いざ歌う、という時には、日常使わない超絶な高さにいかないといけない。
ということは、日常の気持ちを引きずってると、出ない!
という事であります。
N山さんが、「まあソプラノは、本番はなんとかなるから」とおっしゃっていましたが、練習会場で受け取った本番写真を見ると、ステージ上では、みんなしっかりした縦に開かれた唇のポジションになっています。要するに、ステージ上という非日常に入れば、ちゃんと発声も出来ちゃってる、という事なんじゃないでしょうか?
じゃ、普段の練習でも、
ちょいとこの「非日常」ポジションを身体に作らせるように仕向けていけば、ステージと同じように火事場のナントか力が出るようになるのでは?
②お口の形をキープする!
日本語の曲でコワいのは、
日本語ネイティブなものだから、どうしても「日常」発音をしがちなところです。
日本語は、欧米語に比べると、口の奥の方でコショコショ、と発音する言語なんで、そのままの発音では、
歌った時にきれいな母音の響きが前に飛びにくいのです。
これを解消するために、
最近私がやっているのは、
(つーか、マエストロに毎週ガンガン言われて、ヒイヒイ直してる!)
アヒルのお口ポジションキープです。
このアヒルさんをモデルにして、まず思いっきり唇を前に突き出して[u]の発音をします。唇の周りの筋肉が
「痛いヨ!」
くらいやって、ちょうどデス(^◇^;)
出来れば、お風呂か洗面所で、鏡の前でやってみて下さい。声を出すのは、ちょっと家の中では恥ずかしい方は、声は出さないで大丈夫デス。
鏡の前で、唇を前に突き出し、なるべく縦に開く、を
意識して、「あ・え・い・う・お」をゆっくり、ゆっくり1音ずつ、そうですね、想定音はA位で、きれいな響きの当たり所を探してみて下さい。
鏡で見ると分かりますが、
実は同じ前出しポジションで、全ての母音をキープするのが大変なんですよー。私は、「い」や「え」や「あ」に入ろうとすると、無意識のうちに、唇を後ろに引くクセがある、というのがこれで分かりました。
この練習、きっちり唇とその周りの筋肉に力を入れてやると、かなりツラいです! けど、ほうれい線対策にもいいかもしんない! と思ってやってます(^O^)v
5つの母音がナチュラルに繋げられるようになり、かつ、同じようにきっちり響かせられたら、バッチグーです(古い!)
唇の力を抜かずに、例えば
「いきていることの意味を
だれもほんとぉには知らない」
までを、「歌わずに!」
1音ずつゆっくり、うんと
響かせるように朗読してみて下さい。自分の声がどんな風に響かせられるか、分かってきます。
音形が難しい曲をやる時は、
リズムや高さばかりが気になり、実はいい加減に出してる音が多いんです。それが結局のところ、肝心の聞かせ処の音を下げてしまう原因になっていたりします。
何事も基礎訓練が大事!
③スケール練習をともかく毎日やる。
これ、意外とやらないで
私も長年来ちゃったんですが、実は毎日やる方が
早く結果が出る!
というのに気が付きました。
七度だ、六度だ、という跳躍がコワいのは、行き先がよくわかってなくて、
「ええい、この辺だろう!
この辺にしか跳べないしー(ToT)」
的に動いてしまうから。
ところが、これ、
スケール練習で解消できます。
例えばドからシへ、七度跳ぶところは、
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ
と間を埋めて持っていけば、
ちゃんとたどり着ける。
(最初は低いところで、
例えばD-durくらいがやりやすいです)スケールを2、3度やったら、今度はスケールで覚えた七度の音へ、すっと跳んでみる。
今回のFis-durの曲は、
普段あまり接する事がない
調性ですから、スケール感覚もあまりありません。なら、
何度もスケールをやってみて、具体的にこの音の幅はこれこれ、と身体に染み込ませたらいいんじゃないか、と思います。
↑
流して練習してて、引っかかる音程があったら、
「あ、出来なかったー」でそのまま先に行かず、採れない音程のとこだけスケールでやり直すと、早く安定しますよー(^O^)v
あと、ド→ソ→ドみたいな五度音程をやって、間の三度をイメージして跳んでみるとか、ド→ドでオクターブ上がって、五度のソをイメージして戻るとか、ともかく昔やった基本トレーニングを思い出してやるのが良いみたいです。
④うんと高いところは、まず頭のてっぺんをイメージして。
Gis-Ais-Gisのように高いところは、そこに来た途端に、
「苦手だ! 出ないよ、こんなの!」
と身体が逃げてしまいます。
↑
まさにヒラヒラの身体が咄嗟に後ろに引くのを目撃した!
(@_@)
うん、わかる。
私も逃げたいデス!
でもまあ、高い所を出すのが
お役目のパートなんで、
ナントか善処しましょー。
力いっぱい引きずりあげようとすると、逆に下の音程に入ってしまうので、
うちのマエストロいわく、
「天骨頂に、チョコンと当てるを意識すると良い」
んだそーです。
大きくて立派な音を出そうとすると失敗するんで、
(私たちはオペラ歌手ではないもんネ、うん!)
頭のてっぺんを意識して、
チョコン、チョコン、と
軽く放り投げるのが
良いそうでーす。
⑤上がりにくいところは、
途中で[n]を挟む!
最近、私が気に入ってるワザ(?)なんですけど、
なんかね、[n]を発音するために、上の歯の付け根付近に
軽く舌を添えると、喉が開くんだそうですヨ。試してみると、確かにそう。
Kる先輩やC子先輩にも試して頂きましたが、やっぱりこれで喉が開いて、楽に出るみたい。
なもんで、最近は、
大跳躍でツラいところは、
前の音から次の音に入る前に、意識的に[n]状態にして、
次に行く、をやっています。
これやると、あ~ら不思議、
高い所に跳んでも、喉が締まらないし、舌根も固くならない!
「あかん、ここは難しい!」の音の所には、
譜面に[n]マークを書き
まくっています。
↑
書いておかないと、
すぐ忘れるのであった(ToT)
⑤参考音源を丁寧に聴く!
今回指揮者さまが教えてくださった東京混声の録音ですが、これはものすごくいいです。
練習後の飲み会でも話題になったテヌートスタカートのような細かい表現も、
全て譜面の指示通りに
実現されていて、流石!です。
なかなか譜面の指示通りには
歌い切れないものですが、
こういうのを目指していかないとね……_| ̄|○
ソプラノは、特に
高い音へ持って行く
持って行き方のお作法というか、ナルホド、こーやれば、
出来るんだー、の大参考です。
イメージトレーニングで、
あーいう風に歌ってるのよー、と自分に言い聞かせていけば、ちょっと気持ちよくいけるようになるかもしんない!
思いつくままに、
いろいろ書いてみました。
せっかくの美しい曲なので、
美しい声を出しているイメージで、
ちょっとだけ頑張ってみましょー!ヽ(^0^)ノ
やれば、なんとかなるかもしんない! という事で、
私も頑張っときまーす。
あ、ちなみに、秋の千代田区用の「雨ニモ負ケズ」ですが、
伴奏なしでやると、転調がうんとこせコワい曲ですが、伴奏入ると、勇ましい行進曲風で、かなりノリノリで前進でき、転調もそれほどコワくなくなります。
練習の最後にやって、
みんなで「ひえー転調がー」になりましたが、意外と大丈夫な曲です!
ドンマイ!
ではでは、次回練習で、また皆さんにお目にかかるのを楽しみにしています!
4/25(土)は、今年お初のソーニョ練習。皆様、お疲れ様でしたー。
練習曲の「ぜんぶ」(さくらももこ作詞・相澤直人作曲)でとりあえず、さささっと声出しし、懸案の大曲2つ、本年度の東京都合唱祭用「夢の意味」「夢の名残」(林望作詞・上田真樹作曲)に入りました。
いやこれ、各パートがカッコイいハモリで、とてつもなく美しいんだけど、どのパートも音採りが大変! 男声なんか、上下に分かれるとこがあちこちあるのに、各パート2人ずつしか来てないから、えらいこっちゃ、だったと思います。息継ぎするとこがないし、お隣の音を聴くと迷うし。ホント、お疲れ様でした!
にしても、減七だ、増五度だ、だらけで、難しい! まだちゃんと調べてないんだけど、major7th chordのみならず、augumentedとか、sus4とかありそう………こわー
(ToT)
なんだけど、きっちりハモれると、とてつもなく美しそうだ!
「夢の意味」の45小節目(46ページ下の段の最初の小節、sempre ffのところネ)
「大きな夢だったことを知る」の「るーーー」の和音が、笙の合竹(5~6音を同時に鳴らす)の音みたいで、もぉのすごく美しい!
つい先日、笙の事を調べていたら、こんな和音だそうですよー、とFBで教えてくださった方があり、メモっておいたんだけど、
まさにそーいう感じの和音です~(*^▽^*)
ホントの笙の音は、
この譜面のオクターブ上ですが、見にくいので
下げて書いてみました。
雰囲気、似てるよね~♪
ソーニョでやると、
ともかくアルトが上下ともに
大充実で、ものすごく豊かな
響き。合わせが超嬉しい♡
●で、懸案の自分のパートですがぁ~(^◇^;)
ともかく夢幻のイメージの音世界なんで、ソプラノも夢幻の音が出ないといけない。
「夢の名残」の方は、
嬰へ長調(F# major、♯が6個も!)という難物。
ハ長調で見ると、
ドレミファソラシドのうち、
白鍵になるのは、シだけ!
後は全部、黒鍵!
黒鍵のエチュードかー!(ToT)
で、最高音が譜面面(ふめんづら)では
A(ラ)なんだけど、実は
♯してるんで、Ais。
実態は、B♭(シ♭)!!
それが、ホント、山ほど
出てくる! オニ!
↑
数えたら、実に9個もあったー!(゚o゚;
今年もむちゃんこハードルは
高いですが、指揮者さまのおっしゃる通り、
歌詞の内容は、
まさに私たち世代(あるいはそれ以上の方たち)の感慨であり、かつ、音の難易度的には、
この先高齢化していった時、果たして歌えるのか?
という限界点的な作品で、
今まさに挑戦するに如くは無し、かとも思われます。
この高さをソプラノが極めるのは、そりゃもう、トンデモな事で、以前やったバッハのロ短調ミサ(Gloriaと et in terra pax)とはまた違った怖さがあります。いきなりエベレスト! みたいな高さ~(^◇^;)
ちょうど地下鉄の駅でT井さんと鉢合わせし、会場までの道すがら、
「ソプラノ、高くて高くて~(ToT)もう、T井さんにファルセットでやっていただきたいデス~」
「えーーー(^◇^;)調性が違えば、まあ………」
みたいな話をしてたんですが、練習中に、N山さんからトンデモ情報がポロッと!
この曲集、なんと男声譜もあるんだそうです! で、コロボックルでやってみたい……かなぁ………みたいな独白とも、宣言とも付かぬご発言がっ!
ひょえー!
それは、フフフ、聴きたいですねぇ。ええ、聴きたいですとも!
↑
我が身の不幸をテノールにも味わわせたい気、満々!?
パナムジカで後程確認したところ、4曲目は混声と同じく♯3つのA-durらしい。が、肝心の5曲目の方が調性の記載がない。不吉! やっぱりA-dur→ Fis-durつながりなのかなぁ。ドキドキわくわく~o(^-^)oワクワク
●ソプラノチームにヒント!
今回の練習に備えて、毎日基礎訓練をやってたのがナンとか功を奏し、高さだけは確保する事が出来ました。
普段磐田バッハでマエストロにビシバシ鍛えられている
基礎訓練なんですが、
毎日ちょこっとだけやる
だけで、結果が出ます!
ソプラノチームには、
是非ともお試しいただきたいので、僭越ながら、ヒントを書いてみます。やってみてネ~(^^)/
①「日常から離れる」の気持ちになる。
ソプラノは元々話す声も高い方ですが、高いと言っても五線の真ん中のAから、せいぜいC位で話しています。
という事は、いざ歌う、という時には、日常使わない超絶な高さにいかないといけない。
ということは、日常の気持ちを引きずってると、出ない!
という事であります。
N山さんが、「まあソプラノは、本番はなんとかなるから」とおっしゃっていましたが、練習会場で受け取った本番写真を見ると、ステージ上では、みんなしっかりした縦に開かれた唇のポジションになっています。要するに、ステージ上という非日常に入れば、ちゃんと発声も出来ちゃってる、という事なんじゃないでしょうか?
じゃ、普段の練習でも、
ちょいとこの「非日常」ポジションを身体に作らせるように仕向けていけば、ステージと同じように火事場のナントか力が出るようになるのでは?
②お口の形をキープする!
日本語の曲でコワいのは、
日本語ネイティブなものだから、どうしても「日常」発音をしがちなところです。
日本語は、欧米語に比べると、口の奥の方でコショコショ、と発音する言語なんで、そのままの発音では、
歌った時にきれいな母音の響きが前に飛びにくいのです。
これを解消するために、
最近私がやっているのは、
(つーか、マエストロに毎週ガンガン言われて、ヒイヒイ直してる!)
アヒルのお口ポジションキープです。
このアヒルさんをモデルにして、まず思いっきり唇を前に突き出して[u]の発音をします。唇の周りの筋肉が
「痛いヨ!」
くらいやって、ちょうどデス(^◇^;)
出来れば、お風呂か洗面所で、鏡の前でやってみて下さい。声を出すのは、ちょっと家の中では恥ずかしい方は、声は出さないで大丈夫デス。
鏡の前で、唇を前に突き出し、なるべく縦に開く、を
意識して、「あ・え・い・う・お」をゆっくり、ゆっくり1音ずつ、そうですね、想定音はA位で、きれいな響きの当たり所を探してみて下さい。
鏡で見ると分かりますが、
実は同じ前出しポジションで、全ての母音をキープするのが大変なんですよー。私は、「い」や「え」や「あ」に入ろうとすると、無意識のうちに、唇を後ろに引くクセがある、というのがこれで分かりました。
この練習、きっちり唇とその周りの筋肉に力を入れてやると、かなりツラいです! けど、ほうれい線対策にもいいかもしんない! と思ってやってます(^O^)v
5つの母音がナチュラルに繋げられるようになり、かつ、同じようにきっちり響かせられたら、バッチグーです(古い!)
唇の力を抜かずに、例えば
「いきていることの意味を
だれもほんとぉには知らない」
までを、「歌わずに!」
1音ずつゆっくり、うんと
響かせるように朗読してみて下さい。自分の声がどんな風に響かせられるか、分かってきます。
音形が難しい曲をやる時は、
リズムや高さばかりが気になり、実はいい加減に出してる音が多いんです。それが結局のところ、肝心の聞かせ処の音を下げてしまう原因になっていたりします。
何事も基礎訓練が大事!
③スケール練習をともかく毎日やる。
これ、意外とやらないで
私も長年来ちゃったんですが、実は毎日やる方が
早く結果が出る!
というのに気が付きました。
七度だ、六度だ、という跳躍がコワいのは、行き先がよくわかってなくて、
「ええい、この辺だろう!
この辺にしか跳べないしー(ToT)」
的に動いてしまうから。
ところが、これ、
スケール練習で解消できます。
例えばドからシへ、七度跳ぶところは、
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ
と間を埋めて持っていけば、
ちゃんとたどり着ける。
(最初は低いところで、
例えばD-durくらいがやりやすいです)スケールを2、3度やったら、今度はスケールで覚えた七度の音へ、すっと跳んでみる。
今回のFis-durの曲は、
普段あまり接する事がない
調性ですから、スケール感覚もあまりありません。なら、
何度もスケールをやってみて、具体的にこの音の幅はこれこれ、と身体に染み込ませたらいいんじゃないか、と思います。
↑
流して練習してて、引っかかる音程があったら、
「あ、出来なかったー」でそのまま先に行かず、採れない音程のとこだけスケールでやり直すと、早く安定しますよー(^O^)v
あと、ド→ソ→ドみたいな五度音程をやって、間の三度をイメージして跳んでみるとか、ド→ドでオクターブ上がって、五度のソをイメージして戻るとか、ともかく昔やった基本トレーニングを思い出してやるのが良いみたいです。
④うんと高いところは、まず頭のてっぺんをイメージして。
Gis-Ais-Gisのように高いところは、そこに来た途端に、
「苦手だ! 出ないよ、こんなの!」
と身体が逃げてしまいます。
↑
まさにヒラヒラの身体が咄嗟に後ろに引くのを目撃した!
(@_@)
うん、わかる。
私も逃げたいデス!
でもまあ、高い所を出すのが
お役目のパートなんで、
ナントか善処しましょー。
力いっぱい引きずりあげようとすると、逆に下の音程に入ってしまうので、
うちのマエストロいわく、
「天骨頂に、チョコンと当てるを意識すると良い」
んだそーです。
大きくて立派な音を出そうとすると失敗するんで、
(私たちはオペラ歌手ではないもんネ、うん!)
頭のてっぺんを意識して、
チョコン、チョコン、と
軽く放り投げるのが
良いそうでーす。
⑤上がりにくいところは、
途中で[n]を挟む!
最近、私が気に入ってるワザ(?)なんですけど、
なんかね、[n]を発音するために、上の歯の付け根付近に
軽く舌を添えると、喉が開くんだそうですヨ。試してみると、確かにそう。
Kる先輩やC子先輩にも試して頂きましたが、やっぱりこれで喉が開いて、楽に出るみたい。
なもんで、最近は、
大跳躍でツラいところは、
前の音から次の音に入る前に、意識的に[n]状態にして、
次に行く、をやっています。
これやると、あ~ら不思議、
高い所に跳んでも、喉が締まらないし、舌根も固くならない!
「あかん、ここは難しい!」の音の所には、
譜面に[n]マークを書き
まくっています。
↑
書いておかないと、
すぐ忘れるのであった(ToT)
⑤参考音源を丁寧に聴く!
今回指揮者さまが教えてくださった東京混声の録音ですが、これはものすごくいいです。
練習後の飲み会でも話題になったテヌートスタカートのような細かい表現も、
全て譜面の指示通りに
実現されていて、流石!です。
なかなか譜面の指示通りには
歌い切れないものですが、
こういうのを目指していかないとね……_| ̄|○
ソプラノは、特に
高い音へ持って行く
持って行き方のお作法というか、ナルホド、こーやれば、
出来るんだー、の大参考です。
イメージトレーニングで、
あーいう風に歌ってるのよー、と自分に言い聞かせていけば、ちょっと気持ちよくいけるようになるかもしんない!
思いつくままに、
いろいろ書いてみました。
せっかくの美しい曲なので、
美しい声を出しているイメージで、
ちょっとだけ頑張ってみましょー!ヽ(^0^)ノ
やれば、なんとかなるかもしんない! という事で、
私も頑張っときまーす。
あ、ちなみに、秋の千代田区用の「雨ニモ負ケズ」ですが、
伴奏なしでやると、転調がうんとこせコワい曲ですが、伴奏入ると、勇ましい行進曲風で、かなりノリノリで前進でき、転調もそれほどコワくなくなります。
練習の最後にやって、
みんなで「ひえー転調がー」になりましたが、意外と大丈夫な曲です!
ドンマイ!
ではでは、次回練習で、また皆さんにお目にかかるのを楽しみにしています!
PR
●朝から斑鳩に突撃だー!
本日は行楽最終行程です。
斑鳩の里に法隆寺と中宮寺を訪ねました。
やっぱり聖徳太子ゆかりの地は訪れないといけません。
明日は朝イチで東京へ向かうので、今日の日程は10:00から。
結局楽しみまくって、
13:40くらいにお開きとなりました。
初日にお願いした運転手さんと交渉し、今日は短め時間の
節約コース。とは言え、この暑い中(最高気温、25℃! 春じゃなくて、初夏! うだるし、紫外線バンバンだし!)、往復経路を車で移動してもらったのは、ホント助かりました。
既に初日で、紫外線アレルギーが出て、ホテルに帰ってから冷やしたり、薬塗ったりして、アワアワしてたので、本日はUVカットクリーム塗りまくり。が、頭の上からお日様がカンカン照る。しまった。帽子を持ってくるべきだったのねー(ToT)
↓
旅行に入る直前の静岡は、
雨続きで肌寒かったもんだから、まさか、ここまで暑い旅行になるとは予想しきれなかった。不覚。_| ̄|○
●大和郡山なんだね、斑鳩って!
つい奈良市のような気がしてましたが、実は斑鳩は大和郡山市にあるんですって。
へー。知らなかった。
大和郡山は、金魚の生産日本一のところで、金魚の看板がいくつかありました。実際
に金魚を飼育しているところにはぶち当たりませんでしたが、代わりに大和郡山城にぶち当たりました!
ラッキー♡♡ヽ(^0^)ノ
後で調べてみたところ、
日本の桜100選にも選ばれている桜の名所なんだそう。
既に桜は終わっていましたが、緑したたるステキな風情でした。
築城は、筒井順慶と羽柴時代の秀吉みたいですねー。で、秀吉の弟秀長の居城になった。江戸時代になると、五代綱吉の側用人柳沢吉保の息子吉里の居城となったそうです。大和地方の中心として、長く栄えたところなんですね。
ただ、このお城を作るにあたり、奈良には良い石材があまりなくて、かなり無理矢理な徴収をしたらしいです。お地蔵様とか、墓石とか、さらには羅城門の礎石とかも、石垣用に持ってきちゃったんだって。ありゃー(^◇^;)
●柿食えば鐘が鳴るなり……の法隆寺、到着!
正岡子規の句で有名な法隆寺ですが、運転手さんのお話によると、この句、当初は東大寺近くのお店で柿を食べていた時に鐘が鳴り、一句思い付いた……らしいです。で、その後法隆寺に行って、鐘の音を聞いて、「うん、やっぱり法隆寺の方が合うな」………と、アレンジしたんだとか。ほんまかいな!
うーん、確かに法隆寺、と来た方が収まりがいいんですよねー。σ(^_^;
↑
ちょうど法隆寺を歩いていたら、お昼の鐘がゴーン、と鳴った……というところで、運転手さんからうんちく解説があったのだった。
この日も修学旅行生の山・山・山! 駐車場には大型バスが連なる、連なる!
うっかり修学旅行生の後に従って回ろうとすると、
てんで身動きが取れなくなってしまう。で、ベテランのガイド兼運転手さんが、
さささ~っ、と抜け道を通って、生徒さんたちを出し抜いてくれ、思いっきり法隆寺を楽しみました。
何しろ国宝目白押しのお寺さんなので、見るべきものが多く、急いで回らなくちゃ、と思っても、ついついあちこちで足が止まってしまう。
堂内は全て撮影禁止なので、
後で買った解説本の写真をば。
●国宝・百済観音像
↑
細い。スマート。
肘から先がやたら長い。
目視で計ってみたら、
十頭身くらいあった。
昨今のアニメキャラに
近いバランスであります。
●国宝・玉虫厨子
↑
超有名。けど、こんなに
大きなものだったんだ!
とビックリ。
高さは226.6cmだって。
↑
これも国宝。教科書にもあったような。橘嘉智子夫人の念持仏と言われている、とっても姿の美しい仏様。玉虫厨子よりチビっと背の高い厨子に入っています。
↑
一番有名な太子像。かつての一万円札のイメージですね。でも、実はかなり後世の作なんだって。
●国宝・救世観音像
↑
実はこれが太子の姿を映したもの、と言われている観音様。夢殿に安置されています。「ぐぜかんのん」と呼び習わしてましたが、解説本には「くせかんのん」となってました。大分大陸的なお顔ですねー。
↑
マニア的には、こーいう
展示物が、どストライクであったりする。
古代の税で租庸調(そ・よう・ちょう)というのがありましたよね。租は稲、庸は確か労役だったと思いますが、調は当時の貴重品である布で払う税。通貨制度がまだ未熟な時代なんで、物納なんですよねー(^^)/
で、この布は、当時実際に税として収められた麻布。常陸国から収められた、と書いてあるんだって。
下の剣は、聖徳太子の御守り刀と伝えられる七星剣。写真では判然としませんが、刃のところに北斗七星が刻まれているハズ。星辰信仰の重要アイテムです。
↑
も一つ、マニアックなモノ。
梓の木を削り、漆で仕上げられた梓弓(あずさゆみ)と、
射た時に音が出るようになっている鏑矢(かぶらや)のセット。
この弓矢セットは、狩猟のためのものではなく、もっぱらまじない用。
「鳴弦(めいげん)」と言って、矢を射たときの音で悪霊を払う呪物です。『源氏物語』の中でも、確か葵の上の出産の時に、物の怪退散、無事出産を祈って使われたんじゃなかったかなー。
●夢殿を過ぎると、お隣に中宮寺。
とてつもなく広い法隆寺に比べると、こちらはチンマリとした尼僧院。元々は少し離れたところにあったらしいですが、こちらにも超有名な国宝が!
NHK特集なんかにも出てきますが、
↑
有名な半伽思惟像。飛鳥彫刻の最高傑作と言われているそうで、もちろん国宝。古典的アルカイックスマイルの典型。お寺さんの解説によると、エジプトのスフィンクス、ダビンチのモナリザと並ぶ「世界の3つの微笑像」と呼ばれているんだそうですよ。
中宮寺のもう一つの国宝は、
聖徳太子の后・橘大郎女(たちばなのおおいらつめ)が太子の死を悲しみ、宮中の采女たちに命じて刺させた、太子が行ったであろう天国の様子の大刺繍。『天寿国曼荼羅繍帳』(てんじゅこくまんだらしゅうちょう)というので、教科書にも載ってましたね。
ただ、現在では使われている絹糸がもはや限界で、普通に展示する事が出来ません。本物は奈良国立博物館で保管中。お寺さんでは、レプリカ展示になっています。それでも、間近に見て、月のウサギさんが若水(月にあると言われていた不死の水、落ち水とも言う)の瓶の前で踊っている、の図があり、じっくり見てきました~。
ウサギさんが、現代の長い耳のではなく、昔の野ウサギ風の短め耳なんで、「これがそれですよー」と言われないと分からないんだけどね(^◇^;)
●で、本日のオマケ
中宮寺の本堂前のお池に、
亀さんの集団が。
亀らさんて、どーして
ひと(?)の甲羅の上に
ノシノシ這い上がろうとするんでしょうねぇ。
上の方があったかいからかねぇ。
奈良のお池では、あちこちに
鯉とともに亀らさんを
見かけました。放上会をやるのかな。
ちなみに友人宅の亀さんを
観察してみると、変温動物なもんで、うっかり日陰にいると、すぐに身体が冷え冷えになって、身動きが取れなくなってしまうようです。
で、じっと日の当たる場所で、
ぬくぬくしている、と。
省エネに徹した種族です。
恒温動物の私たちは、
動かないと温まってこないんだけど、亀さんは、
じっとしてれば充電(?)
出来るらしい。のどかな奈良の風景にマッチした動物でありました。
で、最後に法隆寺の土産物屋さんで見つけた奈良の歴史付箋。もったいなくて使えないかもぉっ!(≧▽≦)
とまあ、奈良旅行行程は
無事にフル堪能で終了となりました~。やれやれ、暑かったけど、フル晴天で、
行きたい所はみんな
行けたので、大いに満足、満足。
歩き回って、お腹空きました~。
旅行けば~♪
腹が減る減る
法隆寺~♪
ゴォーン………みたいな。(by 娘)
お粗末様でしたー(^O^)v
本日は行楽最終行程です。
斑鳩の里に法隆寺と中宮寺を訪ねました。
やっぱり聖徳太子ゆかりの地は訪れないといけません。
明日は朝イチで東京へ向かうので、今日の日程は10:00から。
結局楽しみまくって、
13:40くらいにお開きとなりました。
初日にお願いした運転手さんと交渉し、今日は短め時間の
節約コース。とは言え、この暑い中(最高気温、25℃! 春じゃなくて、初夏! うだるし、紫外線バンバンだし!)、往復経路を車で移動してもらったのは、ホント助かりました。
既に初日で、紫外線アレルギーが出て、ホテルに帰ってから冷やしたり、薬塗ったりして、アワアワしてたので、本日はUVカットクリーム塗りまくり。が、頭の上からお日様がカンカン照る。しまった。帽子を持ってくるべきだったのねー(ToT)
↓
旅行に入る直前の静岡は、
雨続きで肌寒かったもんだから、まさか、ここまで暑い旅行になるとは予想しきれなかった。不覚。_| ̄|○
●大和郡山なんだね、斑鳩って!
つい奈良市のような気がしてましたが、実は斑鳩は大和郡山市にあるんですって。
へー。知らなかった。
大和郡山は、金魚の生産日本一のところで、金魚の看板がいくつかありました。実際
に金魚を飼育しているところにはぶち当たりませんでしたが、代わりに大和郡山城にぶち当たりました!
ラッキー♡♡ヽ(^0^)ノ
後で調べてみたところ、
日本の桜100選にも選ばれている桜の名所なんだそう。
既に桜は終わっていましたが、緑したたるステキな風情でした。
築城は、筒井順慶と羽柴時代の秀吉みたいですねー。で、秀吉の弟秀長の居城になった。江戸時代になると、五代綱吉の側用人柳沢吉保の息子吉里の居城となったそうです。大和地方の中心として、長く栄えたところなんですね。
ただ、このお城を作るにあたり、奈良には良い石材があまりなくて、かなり無理矢理な徴収をしたらしいです。お地蔵様とか、墓石とか、さらには羅城門の礎石とかも、石垣用に持ってきちゃったんだって。ありゃー(^◇^;)
●柿食えば鐘が鳴るなり……の法隆寺、到着!
正岡子規の句で有名な法隆寺ですが、運転手さんのお話によると、この句、当初は東大寺近くのお店で柿を食べていた時に鐘が鳴り、一句思い付いた……らしいです。で、その後法隆寺に行って、鐘の音を聞いて、「うん、やっぱり法隆寺の方が合うな」………と、アレンジしたんだとか。ほんまかいな!
うーん、確かに法隆寺、と来た方が収まりがいいんですよねー。σ(^_^;
↑
ちょうど法隆寺を歩いていたら、お昼の鐘がゴーン、と鳴った……というところで、運転手さんからうんちく解説があったのだった。
この日も修学旅行生の山・山・山! 駐車場には大型バスが連なる、連なる!
うっかり修学旅行生の後に従って回ろうとすると、
てんで身動きが取れなくなってしまう。で、ベテランのガイド兼運転手さんが、
さささ~っ、と抜け道を通って、生徒さんたちを出し抜いてくれ、思いっきり法隆寺を楽しみました。
何しろ国宝目白押しのお寺さんなので、見るべきものが多く、急いで回らなくちゃ、と思っても、ついついあちこちで足が止まってしまう。
堂内は全て撮影禁止なので、
後で買った解説本の写真をば。
●国宝・百済観音像
↑
細い。スマート。
肘から先がやたら長い。
目視で計ってみたら、
十頭身くらいあった。
昨今のアニメキャラに
近いバランスであります。
●国宝・玉虫厨子
↑
超有名。けど、こんなに
大きなものだったんだ!
とビックリ。
高さは226.6cmだって。
↑
これも国宝。教科書にもあったような。橘嘉智子夫人の念持仏と言われている、とっても姿の美しい仏様。玉虫厨子よりチビっと背の高い厨子に入っています。
↑
一番有名な太子像。かつての一万円札のイメージですね。でも、実はかなり後世の作なんだって。
●国宝・救世観音像
↑
実はこれが太子の姿を映したもの、と言われている観音様。夢殿に安置されています。「ぐぜかんのん」と呼び習わしてましたが、解説本には「くせかんのん」となってました。大分大陸的なお顔ですねー。
↑
マニア的には、こーいう
展示物が、どストライクであったりする。
古代の税で租庸調(そ・よう・ちょう)というのがありましたよね。租は稲、庸は確か労役だったと思いますが、調は当時の貴重品である布で払う税。通貨制度がまだ未熟な時代なんで、物納なんですよねー(^^)/
で、この布は、当時実際に税として収められた麻布。常陸国から収められた、と書いてあるんだって。
下の剣は、聖徳太子の御守り刀と伝えられる七星剣。写真では判然としませんが、刃のところに北斗七星が刻まれているハズ。星辰信仰の重要アイテムです。
↑
も一つ、マニアックなモノ。
梓の木を削り、漆で仕上げられた梓弓(あずさゆみ)と、
射た時に音が出るようになっている鏑矢(かぶらや)のセット。
この弓矢セットは、狩猟のためのものではなく、もっぱらまじない用。
「鳴弦(めいげん)」と言って、矢を射たときの音で悪霊を払う呪物です。『源氏物語』の中でも、確か葵の上の出産の時に、物の怪退散、無事出産を祈って使われたんじゃなかったかなー。
●夢殿を過ぎると、お隣に中宮寺。
とてつもなく広い法隆寺に比べると、こちらはチンマリとした尼僧院。元々は少し離れたところにあったらしいですが、こちらにも超有名な国宝が!
NHK特集なんかにも出てきますが、
↑
有名な半伽思惟像。飛鳥彫刻の最高傑作と言われているそうで、もちろん国宝。古典的アルカイックスマイルの典型。お寺さんの解説によると、エジプトのスフィンクス、ダビンチのモナリザと並ぶ「世界の3つの微笑像」と呼ばれているんだそうですよ。
中宮寺のもう一つの国宝は、
聖徳太子の后・橘大郎女(たちばなのおおいらつめ)が太子の死を悲しみ、宮中の采女たちに命じて刺させた、太子が行ったであろう天国の様子の大刺繍。『天寿国曼荼羅繍帳』(てんじゅこくまんだらしゅうちょう)というので、教科書にも載ってましたね。
ただ、現在では使われている絹糸がもはや限界で、普通に展示する事が出来ません。本物は奈良国立博物館で保管中。お寺さんでは、レプリカ展示になっています。それでも、間近に見て、月のウサギさんが若水(月にあると言われていた不死の水、落ち水とも言う)の瓶の前で踊っている、の図があり、じっくり見てきました~。
ウサギさんが、現代の長い耳のではなく、昔の野ウサギ風の短め耳なんで、「これがそれですよー」と言われないと分からないんだけどね(^◇^;)
●で、本日のオマケ
中宮寺の本堂前のお池に、
亀さんの集団が。
亀らさんて、どーして
ひと(?)の甲羅の上に
ノシノシ這い上がろうとするんでしょうねぇ。
上の方があったかいからかねぇ。
奈良のお池では、あちこちに
鯉とともに亀らさんを
見かけました。放上会をやるのかな。
ちなみに友人宅の亀さんを
観察してみると、変温動物なもんで、うっかり日陰にいると、すぐに身体が冷え冷えになって、身動きが取れなくなってしまうようです。
で、じっと日の当たる場所で、
ぬくぬくしている、と。
省エネに徹した種族です。
恒温動物の私たちは、
動かないと温まってこないんだけど、亀さんは、
じっとしてれば充電(?)
出来るらしい。のどかな奈良の風景にマッチした動物でありました。
で、最後に法隆寺の土産物屋さんで見つけた奈良の歴史付箋。もったいなくて使えないかもぉっ!(≧▽≦)
とまあ、奈良旅行行程は
無事にフル堪能で終了となりました~。やれやれ、暑かったけど、フル晴天で、
行きたい所はみんな
行けたので、大いに満足、満足。
歩き回って、お腹空きました~。
旅行けば~♪
腹が減る減る
法隆寺~♪
ゴォーン………みたいな。(by 娘)
お粗末様でしたー(^O^)v
●前日はタクシー乗りまくりだったので
今日は近場を歩いてみよう、という事になりました。
ホテルから徒歩30分圏内にある有名どころは、
①法華寺
②海竜王寺
③不退寺(ふたいじ)
の3つ。
そのうち①と②は、ほとんど隣接。③はちょっと離れている。
で、
①は光明皇后ゆかりのお寺で、皇后が千人の湯浴みのお世話をしたという蒸し風呂(からふろと言う)があり、国分尼寺の総本山でもある。お庭の花が有名らしい。
②は光明皇后の父・藤原不比等(中臣鎌足の息子)の旧宅跡にある海難避けで有名なお寺。留学僧として渡海した玄ぼう(※漢字変換出来ず)が開基。
玄ぼうさんは、有名な阿部仲麻呂・吉備真備と共に養老元年(717)、遣唐使船で留学した人。1年後真備と共に帰国の途に着いたが、船団は嵐に遭い、種子島に漂着し、一命を取り留めた。生還はしたけど、さんざんな目に遭ってしまった。
阿部仲麻呂は、中国に残って科挙の試験を受けて唐の玄宗皇帝に35年に渡って仕えました。(ちなみに、玄ぼうさんが唐に滞在した頃は、玄奘三蔵さんが亡くなってから、ほぼ50年後の事。ニアミス! 生きていれば、会いたかっただろうなぁ)
仲麻呂は、35年の勤務(?)の後、「そうだ、日本に帰ろう」と帰国を試みましたが、難破しちゃって、結局生涯帰れませんでした。
ふるさとを思って切々と歌った和歌が百人一首にも採られていて、有名ですよね。
天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも
じぃ~ん(ToT)
③は、なんと、在原業平が建てた、と言われているお寺。
平城天皇の息子阿保親王を父とする業平が、親王の菩提を弔うために作ったとされています。
うわぁ、ついこの間、業平東下りで有名な宇津ノ谷峠、通ったばかりだよぉ~(≧▽≦)
●で、どこに行こうか鳩首会議。
これまでの経験から言って、
どこかのお寺に行ったが最後、2人でフィーバーしまくって、1時間、2時間当たり前~(≧▽≦)で、歩き回ってしまうであろうことは、容易に想像できるものだから、
・体力もないくせに、全部回ろうと考えるのは、無謀の極みである!
・最初に入ったところで、
やたらに時間を食ってしまうに違いないので、下手をすると、また閉門の憂き目に遭遇する!
↓
・欲張らず、3つのうちの、1つ、もしくは2つで我慢するべきでアル。
という結論に達しました~。
で、光源氏のモデルの1人と言われる業平も捨て難いが、前日にダンナさんの聖武ちゃんの墓所も見た事だし、
娘がファンである光明皇后を最優先することに。
①法華寺→②海竜王寺→帰る
のルートに決め、とりあえず、出発~(*^▽^*)
●法華寺、やはりフィーバー、フィーバーでした。
姿も美しい、落ち着いた風情のお寺さん。その上、修学旅行ルートには入っていないのか、静かで静かで、和む~!
『平家物語』巻の十に登場する女性・横笛(よこぶえ)が出家したのも、このお寺だそうで、本堂の片隅に、なよやかな座像がありました。
↑
松ぼっくりが、ポトリ。
↑
お池でカメが日なたぼっこ中。
↑
光明皇后ゆかりのからふろ
↑
何故か立派な民家。指定文化財の庄屋さんのお家。
↑
真っ盛り~(*^▽^*)
↑
さすが、百花の王!
Sooo ビューティホー!!
歩き疲れたので、庭園の四阿(あずまや)で一休み。ふー。
●海竜王寺さんも楽しかった。
ネットでこのお寺さんのページを見てみたら、なんか、いろいろ盛り沢山でビックリ。
住職さんがいろんな方と対談したり、マンガニュースを作ったり、と精力的。
なので、お寺そのものも
きらびやか~(≧▽≦)
……なイメージかな? で出掛けましたが、実際のお寺さんは、
おだやか~(*^▽^*)和む~。
海難避けに始まり、
旅の安全を祈るなら、是非ここに、というお話を聞いて出掛けました。
うむうむ、この旅が無事に
終わりますように、祈願しなければ。
本堂の真ん中に、
涼しげなギヤマンの器が
円を描いて置かれているので
何かなぁ、と思ったら、
東シナ海の水とか、
なんとか海の水とか、
細い短冊に書いてある。
一旦は途絶えていたものを
復活したそうですが、
世界各地の海の安全を祈願するために、さまざまな海の水をお祀りしてあるんだそうです。
さすが、玄ぼうさんゆかりのお寺だぁ。竜王は仏法の守護神でもあるし、玄ぼうさんも、海竜王に祈り続けたおかげで、海難を避け、無事生還したとのことですから、海を渡る人々を守る祈りを捧げてきたんですね。
あ、そうそう。
ここには1つ、有名なお宝もありました。
天平時代に作られた五重小塔。国宝です。
天平時代の建築様式を今に伝える重要なモノなんですが、実物大の塔を作る前に、これでバランスは大丈夫か、と確認する模型みたいなものなのかなぁ?
説明書によると、このお寺が創建された時から設置されていたみたいなんで、なんだか、立体モデルのような気が
するな。実際には、どういう意図で作られたものなんでしょうね。
歴史の宝庫を旅をすると、
教科書や本の中でしか出会わない人々が、実はその場所で、生身の生活をしていたんだなぁ、と実感できるような気がする。
藤原氏の基を固めた不比等や、
その娘で人臣出身で初めて皇后位に就いた光明子、
その光明皇后とアツアツラブラブだった聖武天皇………。
その他諸々の人々の姿を
想像するだけで、旅って楽しい。
●オマケ
今日もまた、バッチリ良いお天気で、午後中歩き回って汗だくになりました。堪能、堪能。
で、ブラブラとホテルへ歩いて帰る道すがら、
ネコカフェがっ!ヽ(^0^)ノ
ちょうどお休みだったんで、
中には入れなかったんだけど、
窓際で、ネコが居並んで
眠りこけてました~(≧▽≦)
しばらく見てたら、ちょいと
目が覚めたコもいたんで、
とりあえず撮影しときました(^O^)v
今日は近場を歩いてみよう、という事になりました。
ホテルから徒歩30分圏内にある有名どころは、
①法華寺
②海竜王寺
③不退寺(ふたいじ)
の3つ。
そのうち①と②は、ほとんど隣接。③はちょっと離れている。
で、
①は光明皇后ゆかりのお寺で、皇后が千人の湯浴みのお世話をしたという蒸し風呂(からふろと言う)があり、国分尼寺の総本山でもある。お庭の花が有名らしい。
②は光明皇后の父・藤原不比等(中臣鎌足の息子)の旧宅跡にある海難避けで有名なお寺。留学僧として渡海した玄ぼう(※漢字変換出来ず)が開基。
玄ぼうさんは、有名な阿部仲麻呂・吉備真備と共に養老元年(717)、遣唐使船で留学した人。1年後真備と共に帰国の途に着いたが、船団は嵐に遭い、種子島に漂着し、一命を取り留めた。生還はしたけど、さんざんな目に遭ってしまった。
阿部仲麻呂は、中国に残って科挙の試験を受けて唐の玄宗皇帝に35年に渡って仕えました。(ちなみに、玄ぼうさんが唐に滞在した頃は、玄奘三蔵さんが亡くなってから、ほぼ50年後の事。ニアミス! 生きていれば、会いたかっただろうなぁ)
仲麻呂は、35年の勤務(?)の後、「そうだ、日本に帰ろう」と帰国を試みましたが、難破しちゃって、結局生涯帰れませんでした。
ふるさとを思って切々と歌った和歌が百人一首にも採られていて、有名ですよね。
天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも
じぃ~ん(ToT)
③は、なんと、在原業平が建てた、と言われているお寺。
平城天皇の息子阿保親王を父とする業平が、親王の菩提を弔うために作ったとされています。
うわぁ、ついこの間、業平東下りで有名な宇津ノ谷峠、通ったばかりだよぉ~(≧▽≦)
●で、どこに行こうか鳩首会議。
これまでの経験から言って、
どこかのお寺に行ったが最後、2人でフィーバーしまくって、1時間、2時間当たり前~(≧▽≦)で、歩き回ってしまうであろうことは、容易に想像できるものだから、
・体力もないくせに、全部回ろうと考えるのは、無謀の極みである!
・最初に入ったところで、
やたらに時間を食ってしまうに違いないので、下手をすると、また閉門の憂き目に遭遇する!
↓
・欲張らず、3つのうちの、1つ、もしくは2つで我慢するべきでアル。
という結論に達しました~。
で、光源氏のモデルの1人と言われる業平も捨て難いが、前日にダンナさんの聖武ちゃんの墓所も見た事だし、
娘がファンである光明皇后を最優先することに。
①法華寺→②海竜王寺→帰る
のルートに決め、とりあえず、出発~(*^▽^*)
●法華寺、やはりフィーバー、フィーバーでした。
姿も美しい、落ち着いた風情のお寺さん。その上、修学旅行ルートには入っていないのか、静かで静かで、和む~!
『平家物語』巻の十に登場する女性・横笛(よこぶえ)が出家したのも、このお寺だそうで、本堂の片隅に、なよやかな座像がありました。
↑
松ぼっくりが、ポトリ。
↑
お池でカメが日なたぼっこ中。
↑
光明皇后ゆかりのからふろ
↑
何故か立派な民家。指定文化財の庄屋さんのお家。
↑
真っ盛り~(*^▽^*)
↑
さすが、百花の王!
Sooo ビューティホー!!
歩き疲れたので、庭園の四阿(あずまや)で一休み。ふー。
●海竜王寺さんも楽しかった。
ネットでこのお寺さんのページを見てみたら、なんか、いろいろ盛り沢山でビックリ。
住職さんがいろんな方と対談したり、マンガニュースを作ったり、と精力的。
なので、お寺そのものも
きらびやか~(≧▽≦)
……なイメージかな? で出掛けましたが、実際のお寺さんは、
おだやか~(*^▽^*)和む~。
海難避けに始まり、
旅の安全を祈るなら、是非ここに、というお話を聞いて出掛けました。
うむうむ、この旅が無事に
終わりますように、祈願しなければ。
本堂の真ん中に、
涼しげなギヤマンの器が
円を描いて置かれているので
何かなぁ、と思ったら、
東シナ海の水とか、
なんとか海の水とか、
細い短冊に書いてある。
一旦は途絶えていたものを
復活したそうですが、
世界各地の海の安全を祈願するために、さまざまな海の水をお祀りしてあるんだそうです。
さすが、玄ぼうさんゆかりのお寺だぁ。竜王は仏法の守護神でもあるし、玄ぼうさんも、海竜王に祈り続けたおかげで、海難を避け、無事生還したとのことですから、海を渡る人々を守る祈りを捧げてきたんですね。
あ、そうそう。
ここには1つ、有名なお宝もありました。
天平時代に作られた五重小塔。国宝です。
天平時代の建築様式を今に伝える重要なモノなんですが、実物大の塔を作る前に、これでバランスは大丈夫か、と確認する模型みたいなものなのかなぁ?
説明書によると、このお寺が創建された時から設置されていたみたいなんで、なんだか、立体モデルのような気が
するな。実際には、どういう意図で作られたものなんでしょうね。
歴史の宝庫を旅をすると、
教科書や本の中でしか出会わない人々が、実はその場所で、生身の生活をしていたんだなぁ、と実感できるような気がする。
藤原氏の基を固めた不比等や、
その娘で人臣出身で初めて皇后位に就いた光明子、
その光明皇后とアツアツラブラブだった聖武天皇………。
その他諸々の人々の姿を
想像するだけで、旅って楽しい。
●オマケ
今日もまた、バッチリ良いお天気で、午後中歩き回って汗だくになりました。堪能、堪能。
で、ブラブラとホテルへ歩いて帰る道すがら、
ネコカフェがっ!ヽ(^0^)ノ
ちょうどお休みだったんで、
中には入れなかったんだけど、
窓際で、ネコが居並んで
眠りこけてました~(≧▽≦)
しばらく見てたら、ちょいと
目が覚めたコもいたんで、
とりあえず撮影しときました(^O^)v
●古代史好きにはたまらない聖地・奈良!
娘と2人、憧れの奈良にやって参りましたー!
2人揃って、古典オタクなので、見るもの聞くもの、フィーバーのタネ!
第1日目は、観光タクシーで、
①唐招提寺
②薬師寺
③平城京跡(朱雀門・大極殿を車中から)
④前方後円墳巡り(車中から)
⑤東大寺+二月堂
⑥興福寺五重塔
と、これまた盛り沢山のルート。
ホントは、ここに春日大社も入るコースなんですけど、
時間が押せ押せになってしまう上に、上記6ヶ所で、もうもう満腹! というぐらい見どころがあります。で、春日大社はパス!
●何はなくとも、鑑真和上!
鑑真和上像、自分が大好きなんで、娘にも是非見せたい!
という野望の下、まずは
唐招提寺詣で。
残念ながら、ホンモノの和上像は、普段は拝観できず、
平成になってから、同じ乾漆技法で作られた御影像(お身代わり)にお参り。
ガイドをして下さった運転手さんによると、あの名曲『昴』は、元々鑑真和上の生涯に材を得た井上靖原作の映画『天平の甍』の劇中歌(主題歌かな?)だそうで、歌詞は、実は鑑真さんをイメージしたものなんだって。
目を閉じて何も見えず~♪
ナルホド!
そう言われてみれば!
歌があまりにヒットしちゃったんで、元々の映画の話は忘れてましたねー。これから『昴』を歌う時は、鑑真さんに思いを馳せなければ。
↑
鑑真さんの眠る御廟。手前にある灯籠には、今でも毎日灯明が。
↑
で、この阿修羅ちゃんは、
唐招提寺を出たところの
お土産屋さんのガチャポンで
娘が一発でゲットしたもの。
「阿修羅像が人気なんですけど、なかなか出ないらしいんですよねー」
「レアものなんですねー」
と、運転手さんとのどかな
会話をしていたら、娘が
ガチャポン、と!
出た瞬間に、
「よっしゃーっ!」
とか叫んでおった(^◇^;)
●薬師寺は、三蔵法師のお弟子さんが開いたお寺であった!
阿修羅ちゃんフィギュアゲットで、幸先のいいツアーとなった私達の次の目的地は、
薬師寺。
「ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なるひとひらの雲」で有名なアソコです。
佐々木信綱が詠んだのは、薬師寺の東塔………なんだそうですが、現在修理中で見られない。西塔を拝んで、まあよし、とする。ひとひらの雲………というより、なんか、勇壮な雲が出てた!
由来を読んでいたら、このお寺の開基は、唐に渡って玄奘三蔵法師のお弟子になった方。なもので、薬師寺は、玄奘三蔵を寺の祖として崇めているんですって。
ナルホド!
それで、三蔵法師の『大唐西域記』をテーマとした平山郁夫画伯の大壁画があるんだー!
玄奘三蔵は、タクラマカン砂漠で水がなくなり、熱中症で死にかけ、運良くオアシスにたどり着き、九死に一生を得たり、
天山山脈を命からがら越え、ついにはバーミアン(現アフガニスタン。タリバンによってバーミアン遺跡が破壊された事件は記憶に新しいところ)、ガンダーラ(パキスタン)と過ぎ、インドにたどり着きます。
苦難の末にたくさんの経典を中国に持ち帰った玄奘は、唐の太宗皇帝の庇護の下、50人のスタッフを与えられ、1,335巻の経典を中国語に翻訳する事を得ます。
日本に伝わった経典の数々は、みんな、この玄奘が苦労して運び、翻訳してくれたものなんですよね。
玄奘訳の経文の中でも、一番馴染みの深いのが、「般若心経」。ちゃんと冒頭に「唐の玄奘が訳したものだよ」と書いてあります。
ヤッパリ、奈良に来ると、
初めて仏教が日本に伝来した頃の息吹きを感じますネ~(*^▽^*)
↑
額は、「不東(ふとう)」。
仏典を得ずしては、東(中国の方向)には決して行かない!」という玄奘三蔵の決意を表す言葉だそうです。
●車中から平城京跡
薬師寺では、ものすご詳しい解説もお聞きでき、むちゃくちゃフィーバーしてしまったので、ちょっとお疲れモードに入った私たちでしたが、
せんとくん付きのEV車タクシーで楽々移動。ああ、なんて、有り難いんだ。
既に吉野の桜は終わってしまい、気温もほとんど初夏状態で、外をちょっと歩いただけで汗だく。エアコン完備のタクシー様々です。
で、平城京跡(要するに発掘現場)をぐるり、と周り、復元された朱雀門と大極殿を遠目に見、ヤッパリ柱はエンタシスだぁ、とか言ってたのですが、
次の目的地たる東大寺に向かうところで、
それは見事な前方後円墳をいくつも見せていただきました♡
まず最初は、誰の墓か比定はされていないんだけど、これぞ典型的な前方後円墳(周りを壕に囲まれており、形がはっきり分かる)を一周。
若葉が鮮やかで、穏やかな水面がきれいで、2人で大騒ぎ。(あまりにフィーバーして、写真を撮り忘れた!)
カーナビで見ていくと、
意外と次々と前方後円墳が出てくる。
宮内庁が管理している古代の天皇陵や皇后陵もありました。最後に聖武天皇陵にも!
何故か隣が保育園(幼稚園だったか?)の建物で、可愛い動物の絵柄の外壁がミスマッチ~(≧▽≦)
聖武天皇陵は、周りに壕がないタイプなので、ちょっと見は、単なるなだらかな小山。言われなければ、ここに聖武ちゃん(すいません、ファンなんで)が埋葬されてるとは分かりません。
運転手さんのお話によると、奈良はともかく埋蔵文化財が多く、ちょっと掘れば、すぐに昔の瓦などが出てくる土地で、家を新築する時も大変なんだとか。(うっかり何か出てくると、家の工事は差し止めで、発掘が始まる。で、その発掘の費用は、家の持ち主負担になっちゃうんだって!)
そう言えば、ちょっと前にも、長屋王の邸跡を示す木簡とか、出てましたよね。
●で、ででん、と大仏殿!
この日は修学旅行生大当たりの日でして、どこへ行っても観光バスからゾロゾロと、中学生とおぼしき子供らが。
東大寺大仏殿など、
人の頭をよけて写真を
撮るのが至難!
とは言え、やはり奈良まで来て、大仏殿を見ない、という手はないので、せっせと拝観。
そして、回廊沿いに、たくさんのお土産物。
わぁい!
面白いもの、ないかなー?
と流してみたら、
ミョーにシュールな
2色ボールペンシリーズが!
そして、大爆笑できる
絵解き風お経の手拭いが!
ボールペンは、福耳の大仏さんと、鹿せんべいを握りしめた鹿。どちらも面白いので、
静岡のマニアな人々へのお土産にしました。手拭いは、自分のお楽しみ用(なんだが、一応資料にもなるな、と自分に言い訳してみる、と)。
そうそう、奈良名物の鹿にもちゃんと会えました。エサがないか、と寄ってくるので、とりあえずなでくり、なでくりしておきました。
なんでも、夏がブ暑い奈良盆地では、鹿は暑がって、よく池にドボンと首まで浸かっているんだとか。
↑
温泉に浸かるお猿さんやカピバラさんじゃあるまいし。イ、イメージ、違う。
で、実は夜行性なんで、
夜になると、あちこち
グイグイ闊歩してるんだとか。
↑
じゃ、昼間ノンビリゆったり歩いているのは、単に活動時間じゃないからなのか?
↑
再び、イメージ、違うー!
●そろそろ大分疲れてきたんだが、そして、神社仏閣は、夕方5時には、みんなクローズなんだが!
「もう時間がないっ!」
と叫びながら、とりあえず二月堂を駆け上がり(気持ちだけ。足は上がっていなかった)、お浄めの水をいただき、上から奈良盆地の景色を愛で、
さらに、既に閉門なんだけど、有名な五重塔には行けるから、ということで、ソッコーで興福寺に行ってもらい、
五重塔を激写!
日が伸びてきたおかげで、
美しい青空をバックに
五重塔も撮影できました。
いやぁ、堪能しました。
京都に比べると、
奈良は、重要な施設があちこちにバラけていて、実はアクセスが大変。
飛鳥・奈良時代、都が転々と変わったおかげなんですが、
歩いて回るのは、かなり時間がかかる上に、バスは1時間
に1, 2本しか走っていない。
観光タクシー様、万歳です。
今回、石舞台のような山の中は最初からパス、という計画でしたが、車で回ってもらったからこそ、前方後円墳巡りも出来たわけですね。
ま、ちょっと大名旅行気分。年に1度の親子贅沢です。
娘と2人、憧れの奈良にやって参りましたー!
2人揃って、古典オタクなので、見るもの聞くもの、フィーバーのタネ!
第1日目は、観光タクシーで、
①唐招提寺
②薬師寺
③平城京跡(朱雀門・大極殿を車中から)
④前方後円墳巡り(車中から)
⑤東大寺+二月堂
⑥興福寺五重塔
と、これまた盛り沢山のルート。
ホントは、ここに春日大社も入るコースなんですけど、
時間が押せ押せになってしまう上に、上記6ヶ所で、もうもう満腹! というぐらい見どころがあります。で、春日大社はパス!
●何はなくとも、鑑真和上!
鑑真和上像、自分が大好きなんで、娘にも是非見せたい!
という野望の下、まずは
唐招提寺詣で。
残念ながら、ホンモノの和上像は、普段は拝観できず、
平成になってから、同じ乾漆技法で作られた御影像(お身代わり)にお参り。
ガイドをして下さった運転手さんによると、あの名曲『昴』は、元々鑑真和上の生涯に材を得た井上靖原作の映画『天平の甍』の劇中歌(主題歌かな?)だそうで、歌詞は、実は鑑真さんをイメージしたものなんだって。
目を閉じて何も見えず~♪
ナルホド!
そう言われてみれば!
歌があまりにヒットしちゃったんで、元々の映画の話は忘れてましたねー。これから『昴』を歌う時は、鑑真さんに思いを馳せなければ。
↑
鑑真さんの眠る御廟。手前にある灯籠には、今でも毎日灯明が。
↑
で、この阿修羅ちゃんは、
唐招提寺を出たところの
お土産屋さんのガチャポンで
娘が一発でゲットしたもの。
「阿修羅像が人気なんですけど、なかなか出ないらしいんですよねー」
「レアものなんですねー」
と、運転手さんとのどかな
会話をしていたら、娘が
ガチャポン、と!
出た瞬間に、
「よっしゃーっ!」
とか叫んでおった(^◇^;)
●薬師寺は、三蔵法師のお弟子さんが開いたお寺であった!
阿修羅ちゃんフィギュアゲットで、幸先のいいツアーとなった私達の次の目的地は、
薬師寺。
「ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なるひとひらの雲」で有名なアソコです。
佐々木信綱が詠んだのは、薬師寺の東塔………なんだそうですが、現在修理中で見られない。西塔を拝んで、まあよし、とする。ひとひらの雲………というより、なんか、勇壮な雲が出てた!
由来を読んでいたら、このお寺の開基は、唐に渡って玄奘三蔵法師のお弟子になった方。なもので、薬師寺は、玄奘三蔵を寺の祖として崇めているんですって。
ナルホド!
それで、三蔵法師の『大唐西域記』をテーマとした平山郁夫画伯の大壁画があるんだー!
玄奘三蔵は、タクラマカン砂漠で水がなくなり、熱中症で死にかけ、運良くオアシスにたどり着き、九死に一生を得たり、
天山山脈を命からがら越え、ついにはバーミアン(現アフガニスタン。タリバンによってバーミアン遺跡が破壊された事件は記憶に新しいところ)、ガンダーラ(パキスタン)と過ぎ、インドにたどり着きます。
苦難の末にたくさんの経典を中国に持ち帰った玄奘は、唐の太宗皇帝の庇護の下、50人のスタッフを与えられ、1,335巻の経典を中国語に翻訳する事を得ます。
日本に伝わった経典の数々は、みんな、この玄奘が苦労して運び、翻訳してくれたものなんですよね。
玄奘訳の経文の中でも、一番馴染みの深いのが、「般若心経」。ちゃんと冒頭に「唐の玄奘が訳したものだよ」と書いてあります。
ヤッパリ、奈良に来ると、
初めて仏教が日本に伝来した頃の息吹きを感じますネ~(*^▽^*)
↑
額は、「不東(ふとう)」。
仏典を得ずしては、東(中国の方向)には決して行かない!」という玄奘三蔵の決意を表す言葉だそうです。
●車中から平城京跡
薬師寺では、ものすご詳しい解説もお聞きでき、むちゃくちゃフィーバーしてしまったので、ちょっとお疲れモードに入った私たちでしたが、
せんとくん付きのEV車タクシーで楽々移動。ああ、なんて、有り難いんだ。
既に吉野の桜は終わってしまい、気温もほとんど初夏状態で、外をちょっと歩いただけで汗だく。エアコン完備のタクシー様々です。
で、平城京跡(要するに発掘現場)をぐるり、と周り、復元された朱雀門と大極殿を遠目に見、ヤッパリ柱はエンタシスだぁ、とか言ってたのですが、
次の目的地たる東大寺に向かうところで、
それは見事な前方後円墳をいくつも見せていただきました♡
まず最初は、誰の墓か比定はされていないんだけど、これぞ典型的な前方後円墳(周りを壕に囲まれており、形がはっきり分かる)を一周。
若葉が鮮やかで、穏やかな水面がきれいで、2人で大騒ぎ。(あまりにフィーバーして、写真を撮り忘れた!)
カーナビで見ていくと、
意外と次々と前方後円墳が出てくる。
宮内庁が管理している古代の天皇陵や皇后陵もありました。最後に聖武天皇陵にも!
何故か隣が保育園(幼稚園だったか?)の建物で、可愛い動物の絵柄の外壁がミスマッチ~(≧▽≦)
聖武天皇陵は、周りに壕がないタイプなので、ちょっと見は、単なるなだらかな小山。言われなければ、ここに聖武ちゃん(すいません、ファンなんで)が埋葬されてるとは分かりません。
運転手さんのお話によると、奈良はともかく埋蔵文化財が多く、ちょっと掘れば、すぐに昔の瓦などが出てくる土地で、家を新築する時も大変なんだとか。(うっかり何か出てくると、家の工事は差し止めで、発掘が始まる。で、その発掘の費用は、家の持ち主負担になっちゃうんだって!)
そう言えば、ちょっと前にも、長屋王の邸跡を示す木簡とか、出てましたよね。
●で、ででん、と大仏殿!
この日は修学旅行生大当たりの日でして、どこへ行っても観光バスからゾロゾロと、中学生とおぼしき子供らが。
東大寺大仏殿など、
人の頭をよけて写真を
撮るのが至難!
とは言え、やはり奈良まで来て、大仏殿を見ない、という手はないので、せっせと拝観。
そして、回廊沿いに、たくさんのお土産物。
わぁい!
面白いもの、ないかなー?
と流してみたら、
ミョーにシュールな
2色ボールペンシリーズが!
そして、大爆笑できる
絵解き風お経の手拭いが!
ボールペンは、福耳の大仏さんと、鹿せんべいを握りしめた鹿。どちらも面白いので、
静岡のマニアな人々へのお土産にしました。手拭いは、自分のお楽しみ用(なんだが、一応資料にもなるな、と自分に言い訳してみる、と)。
そうそう、奈良名物の鹿にもちゃんと会えました。エサがないか、と寄ってくるので、とりあえずなでくり、なでくりしておきました。
なんでも、夏がブ暑い奈良盆地では、鹿は暑がって、よく池にドボンと首まで浸かっているんだとか。
↑
温泉に浸かるお猿さんやカピバラさんじゃあるまいし。イ、イメージ、違う。
で、実は夜行性なんで、
夜になると、あちこち
グイグイ闊歩してるんだとか。
↑
じゃ、昼間ノンビリゆったり歩いているのは、単に活動時間じゃないからなのか?
↑
再び、イメージ、違うー!
●そろそろ大分疲れてきたんだが、そして、神社仏閣は、夕方5時には、みんなクローズなんだが!
「もう時間がないっ!」
と叫びながら、とりあえず二月堂を駆け上がり(気持ちだけ。足は上がっていなかった)、お浄めの水をいただき、上から奈良盆地の景色を愛で、
さらに、既に閉門なんだけど、有名な五重塔には行けるから、ということで、ソッコーで興福寺に行ってもらい、
五重塔を激写!
日が伸びてきたおかげで、
美しい青空をバックに
五重塔も撮影できました。
いやぁ、堪能しました。
京都に比べると、
奈良は、重要な施設があちこちにバラけていて、実はアクセスが大変。
飛鳥・奈良時代、都が転々と変わったおかげなんですが、
歩いて回るのは、かなり時間がかかる上に、バスは1時間
に1, 2本しか走っていない。
観光タクシー様、万歳です。
今回、石舞台のような山の中は最初からパス、という計画でしたが、車で回ってもらったからこそ、前方後円墳巡りも出来たわけですね。
ま、ちょっと大名旅行気分。年に1度の親子贅沢です。
●月日の経つのは早いもので
卒業式だー、校正だー、
バッハだー、とか
やっているうちに、
あっ!
という間に連休恒例・
指揮者練習が間近に見えてきた。ひえーっ! アセる!
今回は、まだ2回目の練習。
すんまへん、まだてんで出来てません。けど、今日も何とかみんなで頑張りましたー!
●早めに集まってしまった3人衆………
実はソーニョの初練習も近くなっており、超難しい曲なもんだから、コッソリ早めに来て練習しよぉっと………(^◇^;)
で、コソコソ始めていたら、
MりさんとHべさんがご入場。
メンバーズより先に伴奏者が来てくれるなんて、なんともったいない。ゴメンネ、ゴメンネ、と言いながら、
んじゃ、せっかくだからぁ、と、ドンドコドンと弾いてもらう。
声出し用に持ってきた
懐かしのイタリア歌曲集(1)の4番
Se tu m''ami(もしあなたが私を愛してくれて)を弾いてもらい、3人で懐かしがる、と。
↑
声楽レッスンの最初の方で必ずやるヤツ。声出し用に良いので、時々コッソリやる。あまりに長年やってるので、これなら弾き語りも出来る。
で、Mりさんとのデュエット曲Green Sleevesと「千の風になって」もちょこっとやる。
Green Sleevesは日本語歌詞アレンジの譜面だったんだけど、やっぱり日本語はもう1つだねぇ、ということになり、急遽英語歌詞を付ける。
んだが、英語歌詞が実は
口が回りにくい(^◇^;)
えーと、2曲とも、
また3人で別途集まって特訓ですなー。あははは。
●また初見で弾いてもらっちゃった~(≧▽≦)
25日に神田で初練習がある
ソーニョの今年の課題曲(東京都合唱祭用)、
林望作詞 上田真樹作曲
混声合唱とピアノのための組曲『夢の意味』より
「夢の意味」
「夢の名残」
の練習を、無理矢理Hべさんにお付き合いいただきました~(≧▽≦)
いや、これ、参考音源の
東京混声こと東混の演奏で聴くと、
世の中にこれ程美しい音楽があるだろうか?!
というくらい美しく、
うっとりするほど
夢幻的。
色彩感溢れる素晴らしい作品なんです。
ピアノ伴奏も美しいんですよねぇ…………♡♡♡
ということで(?)
「弾いて~(≧▽≦)」と
無理強いを。
まだきっちり言葉がハマってないんだけど、ピアノと合わせてみたくって。
で、例によって、
「え~σ(^_^;」とか言いながら、Hべさんは、
リズムを口ずさみながら、
せっせと美し~く弾いて下さった!
ふふふ。
幸せだー(^O^)v
2曲目がattacaで入るんだけど、1曲目終わりまでは♯3つで、2曲目アタマから急に♯6つのF♯majorに変わる!
というのに、ピアノの音形や見た目は、前曲に酷似してるので、ウッカリ入ると、
あ!
♯が一気に増えている~(ToT)
で、アタフタ。
調性感、狂うー。
そして、最後の方は
Ais-Ais-Ais Gis-Ais-Gis
Fis-Gis-Ais-Fis E-Ais
という、トンでもない難所が
待ち構えている。
ここのところ、東混で
聴くと、まさに夢見るように美しく、はぁぁぁ………♡♡
と、なるんですけどもさ。
私たちがやると、
エラいツラい音が出て
しまうような~。
やな予感、満々(ToT)
………にしても、今年
ブラームスの本番があって
ホント、良かったよ。
バッハを415Hzでやってる
だけの状況だと、
まず440Hzの高さが出ない。
ましてやAisなんて、
とてもじゃないが歯が立たない。
ブラームスで山ほどのAを
ついこの間まで出してたのが
功を奏する………ことを、切に祈る!
とりあえず自習してみたところ、何とか高さは出る………んだけど、美しく出せるか?
っていうのは、また別問題でぇ………。
すんまへん。
また修業の旅に出ます!
●とかやっているうちに
人数も揃ってきたので、
まずは声出しを兼ねて、
インドネシア。
今年この曲集を選ばせていただいたのは、母音唱法の練習に良さそう!
と思ったからなんですが、
皆さん、参考音源を聴いて、
「は~(≧▽≦)穏やか~落ち着く~」みたいな感じで、
ま、なかなか言葉は
ついて来ないんだけど、
親しみやすいメロディーで
覚えやすい、と既に愛唱歌化が進んでいる。
実はさりげな~く
何度も転調してたりするんだけど、なぜかスンナリ転調部分に入れてしまうので、みんなでビックリ。(転調があるだけで腰が引けたりするものなんだが、ハッと気づくと、もうちゃんと転調してたりする。アレンジの妙!)
で、今回は、テノールで合いの手を入れてたんですが、
そしたら、やたらにテノールは、鳴らしたい音域でカッコ良く鳴らせる音形になっていて、
「ナニコレ、T井さん用に書いてあるんじゃっ?!」
で、気持ちよく歌ってしまった。
みんなで、これはもう、
T井さんにゲスト出演してもらって、T井さんソロ+静岡組状態でやっても楽しいんじゃないか!
と、いきなり盛り上がってしまいましたー!(≧▽≦)
というわけで、連休練習のお土産は、インドネシアセット(譜面と音源)! 興が乗られたら、どうぞご一緒に~!
●で、肝心の「筑後川」全曲!
とりあえず、この混声ステージ用の大物に、少しでも当たりを付けておかないと、
せっかくの連休練習がもったいない! ってんで、後半はしゃかりきに全曲突貫。
河童が十万匹まで出てきてしまう(何という楽しいイメージ!)「川の祭」のアップビートは、まだ中間部分がモタモタしていますが、
スゴく楽しい!
「ダムにて」は、前回
「非情のダムにせき止められ」たけど、今回は、止まらずに何とか後半に入れたし、
「銀の魚」は、ええと、歌詞の意味とか考えてる余裕はなかったが、何とか音は取れた。
一番引っかかってるのが、
「みなかみ」の出だしの5/4。このノリが、も一つ身体に沁みてないんで、すぐ頭ん中、真っ白………みたいな感じに突入しちゃうのがコワい。
終曲は、2番カッコの後の
「水底のかわいい魚たち~」以降の音程が取りにくく、まだ細かく詰めていかないと、あいまいなまま歌ってしまいそう。
繰り返されるテーマ「筑後平野の百万の~♪」に入ると、みんな、
「良かった、ここなら分かるゾ!」
みたいな、ホッとした顔と声になるのが、
ひそかにウケた!!
(≧▽≦)(≧▽≦)
ともかく、泣いても笑っても、これで連休前練習終了~♪
後はそれぞれ自主トレだー!
ということで、今回の練習もおしまい。みんな、お疲れ様~!!
連休練習、楽しもうネ!
卒業式だー、校正だー、
バッハだー、とか
やっているうちに、
あっ!
という間に連休恒例・
指揮者練習が間近に見えてきた。ひえーっ! アセる!
今回は、まだ2回目の練習。
すんまへん、まだてんで出来てません。けど、今日も何とかみんなで頑張りましたー!
●早めに集まってしまった3人衆………
実はソーニョの初練習も近くなっており、超難しい曲なもんだから、コッソリ早めに来て練習しよぉっと………(^◇^;)
で、コソコソ始めていたら、
MりさんとHべさんがご入場。
メンバーズより先に伴奏者が来てくれるなんて、なんともったいない。ゴメンネ、ゴメンネ、と言いながら、
んじゃ、せっかくだからぁ、と、ドンドコドンと弾いてもらう。
声出し用に持ってきた
懐かしのイタリア歌曲集(1)の4番
Se tu m''ami(もしあなたが私を愛してくれて)を弾いてもらい、3人で懐かしがる、と。
↑
声楽レッスンの最初の方で必ずやるヤツ。声出し用に良いので、時々コッソリやる。あまりに長年やってるので、これなら弾き語りも出来る。
で、Mりさんとのデュエット曲Green Sleevesと「千の風になって」もちょこっとやる。
Green Sleevesは日本語歌詞アレンジの譜面だったんだけど、やっぱり日本語はもう1つだねぇ、ということになり、急遽英語歌詞を付ける。
んだが、英語歌詞が実は
口が回りにくい(^◇^;)
えーと、2曲とも、
また3人で別途集まって特訓ですなー。あははは。
●また初見で弾いてもらっちゃった~(≧▽≦)
25日に神田で初練習がある
ソーニョの今年の課題曲(東京都合唱祭用)、
林望作詞 上田真樹作曲
混声合唱とピアノのための組曲『夢の意味』より
「夢の意味」
「夢の名残」
の練習を、無理矢理Hべさんにお付き合いいただきました~(≧▽≦)
いや、これ、参考音源の
東京混声こと東混の演奏で聴くと、
世の中にこれ程美しい音楽があるだろうか?!
というくらい美しく、
うっとりするほど
夢幻的。
色彩感溢れる素晴らしい作品なんです。
ピアノ伴奏も美しいんですよねぇ…………♡♡♡
ということで(?)
「弾いて~(≧▽≦)」と
無理強いを。
まだきっちり言葉がハマってないんだけど、ピアノと合わせてみたくって。
で、例によって、
「え~σ(^_^;」とか言いながら、Hべさんは、
リズムを口ずさみながら、
せっせと美し~く弾いて下さった!
ふふふ。
幸せだー(^O^)v
2曲目がattacaで入るんだけど、1曲目終わりまでは♯3つで、2曲目アタマから急に♯6つのF♯majorに変わる!
というのに、ピアノの音形や見た目は、前曲に酷似してるので、ウッカリ入ると、
あ!
♯が一気に増えている~(ToT)
で、アタフタ。
調性感、狂うー。
そして、最後の方は
Ais-Ais-Ais Gis-Ais-Gis
Fis-Gis-Ais-Fis E-Ais
という、トンでもない難所が
待ち構えている。
ここのところ、東混で
聴くと、まさに夢見るように美しく、はぁぁぁ………♡♡
と、なるんですけどもさ。
私たちがやると、
エラいツラい音が出て
しまうような~。
やな予感、満々(ToT)
………にしても、今年
ブラームスの本番があって
ホント、良かったよ。
バッハを415Hzでやってる
だけの状況だと、
まず440Hzの高さが出ない。
ましてやAisなんて、
とてもじゃないが歯が立たない。
ブラームスで山ほどのAを
ついこの間まで出してたのが
功を奏する………ことを、切に祈る!
とりあえず自習してみたところ、何とか高さは出る………んだけど、美しく出せるか?
っていうのは、また別問題でぇ………。
すんまへん。
また修業の旅に出ます!
●とかやっているうちに
人数も揃ってきたので、
まずは声出しを兼ねて、
インドネシア。
今年この曲集を選ばせていただいたのは、母音唱法の練習に良さそう!
と思ったからなんですが、
皆さん、参考音源を聴いて、
「は~(≧▽≦)穏やか~落ち着く~」みたいな感じで、
ま、なかなか言葉は
ついて来ないんだけど、
親しみやすいメロディーで
覚えやすい、と既に愛唱歌化が進んでいる。
実はさりげな~く
何度も転調してたりするんだけど、なぜかスンナリ転調部分に入れてしまうので、みんなでビックリ。(転調があるだけで腰が引けたりするものなんだが、ハッと気づくと、もうちゃんと転調してたりする。アレンジの妙!)
で、今回は、テノールで合いの手を入れてたんですが、
そしたら、やたらにテノールは、鳴らしたい音域でカッコ良く鳴らせる音形になっていて、
「ナニコレ、T井さん用に書いてあるんじゃっ?!」
で、気持ちよく歌ってしまった。
みんなで、これはもう、
T井さんにゲスト出演してもらって、T井さんソロ+静岡組状態でやっても楽しいんじゃないか!
と、いきなり盛り上がってしまいましたー!(≧▽≦)
というわけで、連休練習のお土産は、インドネシアセット(譜面と音源)! 興が乗られたら、どうぞご一緒に~!
●で、肝心の「筑後川」全曲!
とりあえず、この混声ステージ用の大物に、少しでも当たりを付けておかないと、
せっかくの連休練習がもったいない! ってんで、後半はしゃかりきに全曲突貫。
河童が十万匹まで出てきてしまう(何という楽しいイメージ!)「川の祭」のアップビートは、まだ中間部分がモタモタしていますが、
スゴく楽しい!
「ダムにて」は、前回
「非情のダムにせき止められ」たけど、今回は、止まらずに何とか後半に入れたし、
「銀の魚」は、ええと、歌詞の意味とか考えてる余裕はなかったが、何とか音は取れた。
一番引っかかってるのが、
「みなかみ」の出だしの5/4。このノリが、も一つ身体に沁みてないんで、すぐ頭ん中、真っ白………みたいな感じに突入しちゃうのがコワい。
終曲は、2番カッコの後の
「水底のかわいい魚たち~」以降の音程が取りにくく、まだ細かく詰めていかないと、あいまいなまま歌ってしまいそう。
繰り返されるテーマ「筑後平野の百万の~♪」に入ると、みんな、
「良かった、ここなら分かるゾ!」
みたいな、ホッとした顔と声になるのが、
ひそかにウケた!!
(≧▽≦)(≧▽≦)
ともかく、泣いても笑っても、これで連休前練習終了~♪
後はそれぞれ自主トレだー!
ということで、今回の練習もおしまい。みんな、お疲れ様~!!
連休練習、楽しもうネ!
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[12/10 Meamo]
[09/15 スーパーコピーブランド激安通販専門店]
[09/04 p9nu9tw180]
[09/02 t5mn6rt387]
[09/01 b6ck4kz060]
最新記事
(12/07)
(08/06)
(07/28)
(07/09)
(07/09)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
P R