[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
奈良だ、奈良だ~(*^▽^*)Part 1
●古代史好きにはたまらない聖地・奈良!
娘と2人、憧れの奈良にやって参りましたー!
2人揃って、古典オタクなので、見るもの聞くもの、フィーバーのタネ!
第1日目は、観光タクシーで、
①唐招提寺
②薬師寺
③平城京跡(朱雀門・大極殿を車中から)
④前方後円墳巡り(車中から)
⑤東大寺+二月堂
⑥興福寺五重塔
と、これまた盛り沢山のルート。
ホントは、ここに春日大社も入るコースなんですけど、
時間が押せ押せになってしまう上に、上記6ヶ所で、もうもう満腹! というぐらい見どころがあります。で、春日大社はパス!
●何はなくとも、鑑真和上!
鑑真和上像、自分が大好きなんで、娘にも是非見せたい!
という野望の下、まずは
唐招提寺詣で。
残念ながら、ホンモノの和上像は、普段は拝観できず、
平成になってから、同じ乾漆技法で作られた御影像(お身代わり)にお参り。
ガイドをして下さった運転手さんによると、あの名曲『昴』は、元々鑑真和上の生涯に材を得た井上靖原作の映画『天平の甍』の劇中歌(主題歌かな?)だそうで、歌詞は、実は鑑真さんをイメージしたものなんだって。
目を閉じて何も見えず~♪
ナルホド!
そう言われてみれば!
歌があまりにヒットしちゃったんで、元々の映画の話は忘れてましたねー。これから『昴』を歌う時は、鑑真さんに思いを馳せなければ。
↑
鑑真さんの眠る御廟。手前にある灯籠には、今でも毎日灯明が。
↑
で、この阿修羅ちゃんは、
唐招提寺を出たところの
お土産屋さんのガチャポンで
娘が一発でゲットしたもの。
「阿修羅像が人気なんですけど、なかなか出ないらしいんですよねー」
「レアものなんですねー」
と、運転手さんとのどかな
会話をしていたら、娘が
ガチャポン、と!
出た瞬間に、
「よっしゃーっ!」
とか叫んでおった(^◇^;)
●薬師寺は、三蔵法師のお弟子さんが開いたお寺であった!
阿修羅ちゃんフィギュアゲットで、幸先のいいツアーとなった私達の次の目的地は、
薬師寺。
「ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なるひとひらの雲」で有名なアソコです。
佐々木信綱が詠んだのは、薬師寺の東塔………なんだそうですが、現在修理中で見られない。西塔を拝んで、まあよし、とする。ひとひらの雲………というより、なんか、勇壮な雲が出てた!
由来を読んでいたら、このお寺の開基は、唐に渡って玄奘三蔵法師のお弟子になった方。なもので、薬師寺は、玄奘三蔵を寺の祖として崇めているんですって。
ナルホド!
それで、三蔵法師の『大唐西域記』をテーマとした平山郁夫画伯の大壁画があるんだー!
玄奘三蔵は、タクラマカン砂漠で水がなくなり、熱中症で死にかけ、運良くオアシスにたどり着き、九死に一生を得たり、
天山山脈を命からがら越え、ついにはバーミアン(現アフガニスタン。タリバンによってバーミアン遺跡が破壊された事件は記憶に新しいところ)、ガンダーラ(パキスタン)と過ぎ、インドにたどり着きます。
苦難の末にたくさんの経典を中国に持ち帰った玄奘は、唐の太宗皇帝の庇護の下、50人のスタッフを与えられ、1,335巻の経典を中国語に翻訳する事を得ます。
日本に伝わった経典の数々は、みんな、この玄奘が苦労して運び、翻訳してくれたものなんですよね。
玄奘訳の経文の中でも、一番馴染みの深いのが、「般若心経」。ちゃんと冒頭に「唐の玄奘が訳したものだよ」と書いてあります。
ヤッパリ、奈良に来ると、
初めて仏教が日本に伝来した頃の息吹きを感じますネ~(*^▽^*)
↑
額は、「不東(ふとう)」。
仏典を得ずしては、東(中国の方向)には決して行かない!」という玄奘三蔵の決意を表す言葉だそうです。
●車中から平城京跡
薬師寺では、ものすご詳しい解説もお聞きでき、むちゃくちゃフィーバーしてしまったので、ちょっとお疲れモードに入った私たちでしたが、
せんとくん付きのEV車タクシーで楽々移動。ああ、なんて、有り難いんだ。
既に吉野の桜は終わってしまい、気温もほとんど初夏状態で、外をちょっと歩いただけで汗だく。エアコン完備のタクシー様々です。
で、平城京跡(要するに発掘現場)をぐるり、と周り、復元された朱雀門と大極殿を遠目に見、ヤッパリ柱はエンタシスだぁ、とか言ってたのですが、
次の目的地たる東大寺に向かうところで、
それは見事な前方後円墳をいくつも見せていただきました♡
まず最初は、誰の墓か比定はされていないんだけど、これぞ典型的な前方後円墳(周りを壕に囲まれており、形がはっきり分かる)を一周。
若葉が鮮やかで、穏やかな水面がきれいで、2人で大騒ぎ。(あまりにフィーバーして、写真を撮り忘れた!)
カーナビで見ていくと、
意外と次々と前方後円墳が出てくる。
宮内庁が管理している古代の天皇陵や皇后陵もありました。最後に聖武天皇陵にも!
何故か隣が保育園(幼稚園だったか?)の建物で、可愛い動物の絵柄の外壁がミスマッチ~(≧▽≦)
聖武天皇陵は、周りに壕がないタイプなので、ちょっと見は、単なるなだらかな小山。言われなければ、ここに聖武ちゃん(すいません、ファンなんで)が埋葬されてるとは分かりません。
運転手さんのお話によると、奈良はともかく埋蔵文化財が多く、ちょっと掘れば、すぐに昔の瓦などが出てくる土地で、家を新築する時も大変なんだとか。(うっかり何か出てくると、家の工事は差し止めで、発掘が始まる。で、その発掘の費用は、家の持ち主負担になっちゃうんだって!)
そう言えば、ちょっと前にも、長屋王の邸跡を示す木簡とか、出てましたよね。
●で、ででん、と大仏殿!
この日は修学旅行生大当たりの日でして、どこへ行っても観光バスからゾロゾロと、中学生とおぼしき子供らが。
東大寺大仏殿など、
人の頭をよけて写真を
撮るのが至難!
とは言え、やはり奈良まで来て、大仏殿を見ない、という手はないので、せっせと拝観。
そして、回廊沿いに、たくさんのお土産物。
わぁい!
面白いもの、ないかなー?
と流してみたら、
ミョーにシュールな
2色ボールペンシリーズが!
そして、大爆笑できる
絵解き風お経の手拭いが!
ボールペンは、福耳の大仏さんと、鹿せんべいを握りしめた鹿。どちらも面白いので、
静岡のマニアな人々へのお土産にしました。手拭いは、自分のお楽しみ用(なんだが、一応資料にもなるな、と自分に言い訳してみる、と)。
そうそう、奈良名物の鹿にもちゃんと会えました。エサがないか、と寄ってくるので、とりあえずなでくり、なでくりしておきました。
なんでも、夏がブ暑い奈良盆地では、鹿は暑がって、よく池にドボンと首まで浸かっているんだとか。
↑
温泉に浸かるお猿さんやカピバラさんじゃあるまいし。イ、イメージ、違う。
で、実は夜行性なんで、
夜になると、あちこち
グイグイ闊歩してるんだとか。
↑
じゃ、昼間ノンビリゆったり歩いているのは、単に活動時間じゃないからなのか?
↑
再び、イメージ、違うー!
●そろそろ大分疲れてきたんだが、そして、神社仏閣は、夕方5時には、みんなクローズなんだが!
「もう時間がないっ!」
と叫びながら、とりあえず二月堂を駆け上がり(気持ちだけ。足は上がっていなかった)、お浄めの水をいただき、上から奈良盆地の景色を愛で、
さらに、既に閉門なんだけど、有名な五重塔には行けるから、ということで、ソッコーで興福寺に行ってもらい、
五重塔を激写!
日が伸びてきたおかげで、
美しい青空をバックに
五重塔も撮影できました。
いやぁ、堪能しました。
京都に比べると、
奈良は、重要な施設があちこちにバラけていて、実はアクセスが大変。
飛鳥・奈良時代、都が転々と変わったおかげなんですが、
歩いて回るのは、かなり時間がかかる上に、バスは1時間
に1, 2本しか走っていない。
観光タクシー様、万歳です。
今回、石舞台のような山の中は最初からパス、という計画でしたが、車で回ってもらったからこそ、前方後円墳巡りも出来たわけですね。
ま、ちょっと大名旅行気分。年に1度の親子贅沢です。
娘と2人、憧れの奈良にやって参りましたー!
2人揃って、古典オタクなので、見るもの聞くもの、フィーバーのタネ!
第1日目は、観光タクシーで、
①唐招提寺
②薬師寺
③平城京跡(朱雀門・大極殿を車中から)
④前方後円墳巡り(車中から)
⑤東大寺+二月堂
⑥興福寺五重塔
と、これまた盛り沢山のルート。
ホントは、ここに春日大社も入るコースなんですけど、
時間が押せ押せになってしまう上に、上記6ヶ所で、もうもう満腹! というぐらい見どころがあります。で、春日大社はパス!
●何はなくとも、鑑真和上!
鑑真和上像、自分が大好きなんで、娘にも是非見せたい!
という野望の下、まずは
唐招提寺詣で。
残念ながら、ホンモノの和上像は、普段は拝観できず、
平成になってから、同じ乾漆技法で作られた御影像(お身代わり)にお参り。
ガイドをして下さった運転手さんによると、あの名曲『昴』は、元々鑑真和上の生涯に材を得た井上靖原作の映画『天平の甍』の劇中歌(主題歌かな?)だそうで、歌詞は、実は鑑真さんをイメージしたものなんだって。
目を閉じて何も見えず~♪
ナルホド!
そう言われてみれば!
歌があまりにヒットしちゃったんで、元々の映画の話は忘れてましたねー。これから『昴』を歌う時は、鑑真さんに思いを馳せなければ。
↑
鑑真さんの眠る御廟。手前にある灯籠には、今でも毎日灯明が。
↑
で、この阿修羅ちゃんは、
唐招提寺を出たところの
お土産屋さんのガチャポンで
娘が一発でゲットしたもの。
「阿修羅像が人気なんですけど、なかなか出ないらしいんですよねー」
「レアものなんですねー」
と、運転手さんとのどかな
会話をしていたら、娘が
ガチャポン、と!
出た瞬間に、
「よっしゃーっ!」
とか叫んでおった(^◇^;)
●薬師寺は、三蔵法師のお弟子さんが開いたお寺であった!
阿修羅ちゃんフィギュアゲットで、幸先のいいツアーとなった私達の次の目的地は、
薬師寺。
「ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なるひとひらの雲」で有名なアソコです。
佐々木信綱が詠んだのは、薬師寺の東塔………なんだそうですが、現在修理中で見られない。西塔を拝んで、まあよし、とする。ひとひらの雲………というより、なんか、勇壮な雲が出てた!
由来を読んでいたら、このお寺の開基は、唐に渡って玄奘三蔵法師のお弟子になった方。なもので、薬師寺は、玄奘三蔵を寺の祖として崇めているんですって。
ナルホド!
それで、三蔵法師の『大唐西域記』をテーマとした平山郁夫画伯の大壁画があるんだー!
玄奘三蔵は、タクラマカン砂漠で水がなくなり、熱中症で死にかけ、運良くオアシスにたどり着き、九死に一生を得たり、
天山山脈を命からがら越え、ついにはバーミアン(現アフガニスタン。タリバンによってバーミアン遺跡が破壊された事件は記憶に新しいところ)、ガンダーラ(パキスタン)と過ぎ、インドにたどり着きます。
苦難の末にたくさんの経典を中国に持ち帰った玄奘は、唐の太宗皇帝の庇護の下、50人のスタッフを与えられ、1,335巻の経典を中国語に翻訳する事を得ます。
日本に伝わった経典の数々は、みんな、この玄奘が苦労して運び、翻訳してくれたものなんですよね。
玄奘訳の経文の中でも、一番馴染みの深いのが、「般若心経」。ちゃんと冒頭に「唐の玄奘が訳したものだよ」と書いてあります。
ヤッパリ、奈良に来ると、
初めて仏教が日本に伝来した頃の息吹きを感じますネ~(*^▽^*)
↑
額は、「不東(ふとう)」。
仏典を得ずしては、東(中国の方向)には決して行かない!」という玄奘三蔵の決意を表す言葉だそうです。
●車中から平城京跡
薬師寺では、ものすご詳しい解説もお聞きでき、むちゃくちゃフィーバーしてしまったので、ちょっとお疲れモードに入った私たちでしたが、
せんとくん付きのEV車タクシーで楽々移動。ああ、なんて、有り難いんだ。
既に吉野の桜は終わってしまい、気温もほとんど初夏状態で、外をちょっと歩いただけで汗だく。エアコン完備のタクシー様々です。
で、平城京跡(要するに発掘現場)をぐるり、と周り、復元された朱雀門と大極殿を遠目に見、ヤッパリ柱はエンタシスだぁ、とか言ってたのですが、
次の目的地たる東大寺に向かうところで、
それは見事な前方後円墳をいくつも見せていただきました♡
まず最初は、誰の墓か比定はされていないんだけど、これぞ典型的な前方後円墳(周りを壕に囲まれており、形がはっきり分かる)を一周。
若葉が鮮やかで、穏やかな水面がきれいで、2人で大騒ぎ。(あまりにフィーバーして、写真を撮り忘れた!)
カーナビで見ていくと、
意外と次々と前方後円墳が出てくる。
宮内庁が管理している古代の天皇陵や皇后陵もありました。最後に聖武天皇陵にも!
何故か隣が保育園(幼稚園だったか?)の建物で、可愛い動物の絵柄の外壁がミスマッチ~(≧▽≦)
聖武天皇陵は、周りに壕がないタイプなので、ちょっと見は、単なるなだらかな小山。言われなければ、ここに聖武ちゃん(すいません、ファンなんで)が埋葬されてるとは分かりません。
運転手さんのお話によると、奈良はともかく埋蔵文化財が多く、ちょっと掘れば、すぐに昔の瓦などが出てくる土地で、家を新築する時も大変なんだとか。(うっかり何か出てくると、家の工事は差し止めで、発掘が始まる。で、その発掘の費用は、家の持ち主負担になっちゃうんだって!)
そう言えば、ちょっと前にも、長屋王の邸跡を示す木簡とか、出てましたよね。
●で、ででん、と大仏殿!
この日は修学旅行生大当たりの日でして、どこへ行っても観光バスからゾロゾロと、中学生とおぼしき子供らが。
東大寺大仏殿など、
人の頭をよけて写真を
撮るのが至難!
とは言え、やはり奈良まで来て、大仏殿を見ない、という手はないので、せっせと拝観。
そして、回廊沿いに、たくさんのお土産物。
わぁい!
面白いもの、ないかなー?
と流してみたら、
ミョーにシュールな
2色ボールペンシリーズが!
そして、大爆笑できる
絵解き風お経の手拭いが!
ボールペンは、福耳の大仏さんと、鹿せんべいを握りしめた鹿。どちらも面白いので、
静岡のマニアな人々へのお土産にしました。手拭いは、自分のお楽しみ用(なんだが、一応資料にもなるな、と自分に言い訳してみる、と)。
そうそう、奈良名物の鹿にもちゃんと会えました。エサがないか、と寄ってくるので、とりあえずなでくり、なでくりしておきました。
なんでも、夏がブ暑い奈良盆地では、鹿は暑がって、よく池にドボンと首まで浸かっているんだとか。
↑
温泉に浸かるお猿さんやカピバラさんじゃあるまいし。イ、イメージ、違う。
で、実は夜行性なんで、
夜になると、あちこち
グイグイ闊歩してるんだとか。
↑
じゃ、昼間ノンビリゆったり歩いているのは、単に活動時間じゃないからなのか?
↑
再び、イメージ、違うー!
●そろそろ大分疲れてきたんだが、そして、神社仏閣は、夕方5時には、みんなクローズなんだが!
「もう時間がないっ!」
と叫びながら、とりあえず二月堂を駆け上がり(気持ちだけ。足は上がっていなかった)、お浄めの水をいただき、上から奈良盆地の景色を愛で、
さらに、既に閉門なんだけど、有名な五重塔には行けるから、ということで、ソッコーで興福寺に行ってもらい、
五重塔を激写!
日が伸びてきたおかげで、
美しい青空をバックに
五重塔も撮影できました。
いやぁ、堪能しました。
京都に比べると、
奈良は、重要な施設があちこちにバラけていて、実はアクセスが大変。
飛鳥・奈良時代、都が転々と変わったおかげなんですが、
歩いて回るのは、かなり時間がかかる上に、バスは1時間
に1, 2本しか走っていない。
観光タクシー様、万歳です。
今回、石舞台のような山の中は最初からパス、という計画でしたが、車で回ってもらったからこそ、前方後円墳巡りも出来たわけですね。
ま、ちょっと大名旅行気分。年に1度の親子贅沢です。
PR
この記事へのコメント
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[12/10 Meamo]
[09/15 スーパーコピーブランド激安通販専門店]
[09/04 p9nu9tw180]
[09/02 t5mn6rt387]
[09/01 b6ck4kz060]
最新記事
(12/07)
(08/06)
(07/28)
(07/09)
(07/09)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
P R