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奈良だ、奈良だ~(*^▽^*)Part 2
●前日はタクシー乗りまくりだったので
今日は近場を歩いてみよう、という事になりました。
ホテルから徒歩30分圏内にある有名どころは、
①法華寺
②海竜王寺
③不退寺(ふたいじ)
の3つ。
そのうち①と②は、ほとんど隣接。③はちょっと離れている。
で、
①は光明皇后ゆかりのお寺で、皇后が千人の湯浴みのお世話をしたという蒸し風呂(からふろと言う)があり、国分尼寺の総本山でもある。お庭の花が有名らしい。
②は光明皇后の父・藤原不比等(中臣鎌足の息子)の旧宅跡にある海難避けで有名なお寺。留学僧として渡海した玄ぼう(※漢字変換出来ず)が開基。
玄ぼうさんは、有名な阿部仲麻呂・吉備真備と共に養老元年(717)、遣唐使船で留学した人。1年後真備と共に帰国の途に着いたが、船団は嵐に遭い、種子島に漂着し、一命を取り留めた。生還はしたけど、さんざんな目に遭ってしまった。
阿部仲麻呂は、中国に残って科挙の試験を受けて唐の玄宗皇帝に35年に渡って仕えました。(ちなみに、玄ぼうさんが唐に滞在した頃は、玄奘三蔵さんが亡くなってから、ほぼ50年後の事。ニアミス! 生きていれば、会いたかっただろうなぁ)
仲麻呂は、35年の勤務(?)の後、「そうだ、日本に帰ろう」と帰国を試みましたが、難破しちゃって、結局生涯帰れませんでした。
ふるさとを思って切々と歌った和歌が百人一首にも採られていて、有名ですよね。
天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも
じぃ~ん(ToT)
③は、なんと、在原業平が建てた、と言われているお寺。
平城天皇の息子阿保親王を父とする業平が、親王の菩提を弔うために作ったとされています。
うわぁ、ついこの間、業平東下りで有名な宇津ノ谷峠、通ったばかりだよぉ~(≧▽≦)
●で、どこに行こうか鳩首会議。
これまでの経験から言って、
どこかのお寺に行ったが最後、2人でフィーバーしまくって、1時間、2時間当たり前~(≧▽≦)で、歩き回ってしまうであろうことは、容易に想像できるものだから、
・体力もないくせに、全部回ろうと考えるのは、無謀の極みである!
・最初に入ったところで、
やたらに時間を食ってしまうに違いないので、下手をすると、また閉門の憂き目に遭遇する!
↓
・欲張らず、3つのうちの、1つ、もしくは2つで我慢するべきでアル。
という結論に達しました~。
で、光源氏のモデルの1人と言われる業平も捨て難いが、前日にダンナさんの聖武ちゃんの墓所も見た事だし、
娘がファンである光明皇后を最優先することに。
①法華寺→②海竜王寺→帰る
のルートに決め、とりあえず、出発~(*^▽^*)
●法華寺、やはりフィーバー、フィーバーでした。
姿も美しい、落ち着いた風情のお寺さん。その上、修学旅行ルートには入っていないのか、静かで静かで、和む~!
『平家物語』巻の十に登場する女性・横笛(よこぶえ)が出家したのも、このお寺だそうで、本堂の片隅に、なよやかな座像がありました。
↑
松ぼっくりが、ポトリ。
↑
お池でカメが日なたぼっこ中。
↑
光明皇后ゆかりのからふろ
↑
何故か立派な民家。指定文化財の庄屋さんのお家。
↑
真っ盛り~(*^▽^*)
↑
さすが、百花の王!
Sooo ビューティホー!!
歩き疲れたので、庭園の四阿(あずまや)で一休み。ふー。
●海竜王寺さんも楽しかった。
ネットでこのお寺さんのページを見てみたら、なんか、いろいろ盛り沢山でビックリ。
住職さんがいろんな方と対談したり、マンガニュースを作ったり、と精力的。
なので、お寺そのものも
きらびやか~(≧▽≦)
……なイメージかな? で出掛けましたが、実際のお寺さんは、
おだやか~(*^▽^*)和む~。
海難避けに始まり、
旅の安全を祈るなら、是非ここに、というお話を聞いて出掛けました。
うむうむ、この旅が無事に
終わりますように、祈願しなければ。
本堂の真ん中に、
涼しげなギヤマンの器が
円を描いて置かれているので
何かなぁ、と思ったら、
東シナ海の水とか、
なんとか海の水とか、
細い短冊に書いてある。
一旦は途絶えていたものを
復活したそうですが、
世界各地の海の安全を祈願するために、さまざまな海の水をお祀りしてあるんだそうです。
さすが、玄ぼうさんゆかりのお寺だぁ。竜王は仏法の守護神でもあるし、玄ぼうさんも、海竜王に祈り続けたおかげで、海難を避け、無事生還したとのことですから、海を渡る人々を守る祈りを捧げてきたんですね。
あ、そうそう。
ここには1つ、有名なお宝もありました。
天平時代に作られた五重小塔。国宝です。
天平時代の建築様式を今に伝える重要なモノなんですが、実物大の塔を作る前に、これでバランスは大丈夫か、と確認する模型みたいなものなのかなぁ?
説明書によると、このお寺が創建された時から設置されていたみたいなんで、なんだか、立体モデルのような気が
するな。実際には、どういう意図で作られたものなんでしょうね。
歴史の宝庫を旅をすると、
教科書や本の中でしか出会わない人々が、実はその場所で、生身の生活をしていたんだなぁ、と実感できるような気がする。
藤原氏の基を固めた不比等や、
その娘で人臣出身で初めて皇后位に就いた光明子、
その光明皇后とアツアツラブラブだった聖武天皇………。
その他諸々の人々の姿を
想像するだけで、旅って楽しい。
●オマケ
今日もまた、バッチリ良いお天気で、午後中歩き回って汗だくになりました。堪能、堪能。
で、ブラブラとホテルへ歩いて帰る道すがら、
ネコカフェがっ!ヽ(^0^)ノ
ちょうどお休みだったんで、
中には入れなかったんだけど、
窓際で、ネコが居並んで
眠りこけてました~(≧▽≦)
しばらく見てたら、ちょいと
目が覚めたコもいたんで、
とりあえず撮影しときました(^O^)v
今日は近場を歩いてみよう、という事になりました。
ホテルから徒歩30分圏内にある有名どころは、
①法華寺
②海竜王寺
③不退寺(ふたいじ)
の3つ。
そのうち①と②は、ほとんど隣接。③はちょっと離れている。
で、
①は光明皇后ゆかりのお寺で、皇后が千人の湯浴みのお世話をしたという蒸し風呂(からふろと言う)があり、国分尼寺の総本山でもある。お庭の花が有名らしい。
②は光明皇后の父・藤原不比等(中臣鎌足の息子)の旧宅跡にある海難避けで有名なお寺。留学僧として渡海した玄ぼう(※漢字変換出来ず)が開基。
玄ぼうさんは、有名な阿部仲麻呂・吉備真備と共に養老元年(717)、遣唐使船で留学した人。1年後真備と共に帰国の途に着いたが、船団は嵐に遭い、種子島に漂着し、一命を取り留めた。生還はしたけど、さんざんな目に遭ってしまった。
阿部仲麻呂は、中国に残って科挙の試験を受けて唐の玄宗皇帝に35年に渡って仕えました。(ちなみに、玄ぼうさんが唐に滞在した頃は、玄奘三蔵さんが亡くなってから、ほぼ50年後の事。ニアミス! 生きていれば、会いたかっただろうなぁ)
仲麻呂は、35年の勤務(?)の後、「そうだ、日本に帰ろう」と帰国を試みましたが、難破しちゃって、結局生涯帰れませんでした。
ふるさとを思って切々と歌った和歌が百人一首にも採られていて、有名ですよね。
天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも
じぃ~ん(ToT)
③は、なんと、在原業平が建てた、と言われているお寺。
平城天皇の息子阿保親王を父とする業平が、親王の菩提を弔うために作ったとされています。
うわぁ、ついこの間、業平東下りで有名な宇津ノ谷峠、通ったばかりだよぉ~(≧▽≦)
●で、どこに行こうか鳩首会議。
これまでの経験から言って、
どこかのお寺に行ったが最後、2人でフィーバーしまくって、1時間、2時間当たり前~(≧▽≦)で、歩き回ってしまうであろうことは、容易に想像できるものだから、
・体力もないくせに、全部回ろうと考えるのは、無謀の極みである!
・最初に入ったところで、
やたらに時間を食ってしまうに違いないので、下手をすると、また閉門の憂き目に遭遇する!
↓
・欲張らず、3つのうちの、1つ、もしくは2つで我慢するべきでアル。
という結論に達しました~。
で、光源氏のモデルの1人と言われる業平も捨て難いが、前日にダンナさんの聖武ちゃんの墓所も見た事だし、
娘がファンである光明皇后を最優先することに。
①法華寺→②海竜王寺→帰る
のルートに決め、とりあえず、出発~(*^▽^*)
●法華寺、やはりフィーバー、フィーバーでした。
姿も美しい、落ち着いた風情のお寺さん。その上、修学旅行ルートには入っていないのか、静かで静かで、和む~!
『平家物語』巻の十に登場する女性・横笛(よこぶえ)が出家したのも、このお寺だそうで、本堂の片隅に、なよやかな座像がありました。
↑
松ぼっくりが、ポトリ。
↑
お池でカメが日なたぼっこ中。
↑
光明皇后ゆかりのからふろ
↑
何故か立派な民家。指定文化財の庄屋さんのお家。
↑
真っ盛り~(*^▽^*)
↑
さすが、百花の王!
Sooo ビューティホー!!
歩き疲れたので、庭園の四阿(あずまや)で一休み。ふー。
●海竜王寺さんも楽しかった。
ネットでこのお寺さんのページを見てみたら、なんか、いろいろ盛り沢山でビックリ。
住職さんがいろんな方と対談したり、マンガニュースを作ったり、と精力的。
なので、お寺そのものも
きらびやか~(≧▽≦)
……なイメージかな? で出掛けましたが、実際のお寺さんは、
おだやか~(*^▽^*)和む~。
海難避けに始まり、
旅の安全を祈るなら、是非ここに、というお話を聞いて出掛けました。
うむうむ、この旅が無事に
終わりますように、祈願しなければ。
本堂の真ん中に、
涼しげなギヤマンの器が
円を描いて置かれているので
何かなぁ、と思ったら、
東シナ海の水とか、
なんとか海の水とか、
細い短冊に書いてある。
一旦は途絶えていたものを
復活したそうですが、
世界各地の海の安全を祈願するために、さまざまな海の水をお祀りしてあるんだそうです。
さすが、玄ぼうさんゆかりのお寺だぁ。竜王は仏法の守護神でもあるし、玄ぼうさんも、海竜王に祈り続けたおかげで、海難を避け、無事生還したとのことですから、海を渡る人々を守る祈りを捧げてきたんですね。
あ、そうそう。
ここには1つ、有名なお宝もありました。
天平時代に作られた五重小塔。国宝です。
天平時代の建築様式を今に伝える重要なモノなんですが、実物大の塔を作る前に、これでバランスは大丈夫か、と確認する模型みたいなものなのかなぁ?
説明書によると、このお寺が創建された時から設置されていたみたいなんで、なんだか、立体モデルのような気が
するな。実際には、どういう意図で作られたものなんでしょうね。
歴史の宝庫を旅をすると、
教科書や本の中でしか出会わない人々が、実はその場所で、生身の生活をしていたんだなぁ、と実感できるような気がする。
藤原氏の基を固めた不比等や、
その娘で人臣出身で初めて皇后位に就いた光明子、
その光明皇后とアツアツラブラブだった聖武天皇………。
その他諸々の人々の姿を
想像するだけで、旅って楽しい。
●オマケ
今日もまた、バッチリ良いお天気で、午後中歩き回って汗だくになりました。堪能、堪能。
で、ブラブラとホテルへ歩いて帰る道すがら、
ネコカフェがっ!ヽ(^0^)ノ
ちょうどお休みだったんで、
中には入れなかったんだけど、
窓際で、ネコが居並んで
眠りこけてました~(≧▽≦)
しばらく見てたら、ちょいと
目が覚めたコもいたんで、
とりあえず撮影しときました(^O^)v
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