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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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奈良だ、奈良だ~(*^▽^*)Part 3
●朝から斑鳩に突撃だー!

本日は行楽最終行程です。
斑鳩の里に法隆寺と中宮寺を訪ねました。

やっぱり聖徳太子ゆかりの地は訪れないといけません。

明日は朝イチで東京へ向かうので、今日の日程は10:00から。

結局楽しみまくって、
13:40くらいにお開きとなりました。

初日にお願いした運転手さんと交渉し、今日は短め時間の
節約コース。とは言え、この暑い中(最高気温、25℃! 春じゃなくて、初夏! うだるし、紫外線バンバンだし!)、往復経路を車で移動してもらったのは、ホント助かりました。

既に初日で、紫外線アレルギーが出て、ホテルに帰ってから冷やしたり、薬塗ったりして、アワアワしてたので、本日はUVカットクリーム塗りまくり。が、頭の上からお日様がカンカン照る。しまった。帽子を持ってくるべきだったのねー(ToT)
 ↓
旅行に入る直前の静岡は、
雨続きで肌寒かったもんだから、まさか、ここまで暑い旅行になるとは予想しきれなかった。不覚。_| ̄|○

●大和郡山なんだね、斑鳩って!

つい奈良市のような気がしてましたが、実は斑鳩は大和郡山市にあるんですって。

へー。知らなかった。

大和郡山は、金魚の生産日本一のところで、金魚の看板がいくつかありました。実際
に金魚を飼育しているところにはぶち当たりませんでしたが、代わりに大和郡山城にぶち当たりました!

ラッキー♡♡ヽ(^0^)ノ

後で調べてみたところ、
日本の桜100選にも選ばれている桜の名所なんだそう。

既に桜は終わっていましたが、緑したたるステキな風情でした。

築城は、筒井順慶と羽柴時代の秀吉みたいですねー。で、秀吉の弟秀長の居城になった。江戸時代になると、五代綱吉の側用人柳沢吉保の息子吉里の居城となったそうです。大和地方の中心として、長く栄えたところなんですね。

ただ、このお城を作るにあたり、奈良には良い石材があまりなくて、かなり無理矢理な徴収をしたらしいです。お地蔵様とか、墓石とか、さらには羅城門の礎石とかも、石垣用に持ってきちゃったんだって。ありゃー(^◇^;)

●柿食えば鐘が鳴るなり……の法隆寺、到着!

正岡子規の句で有名な法隆寺ですが、運転手さんのお話によると、この句、当初は東大寺近くのお店で柿を食べていた時に鐘が鳴り、一句思い付いた……らしいです。で、その後法隆寺に行って、鐘の音を聞いて、「うん、やっぱり法隆寺の方が合うな」………と、アレンジしたんだとか。ほんまかいな!

うーん、確かに法隆寺、と来た方が収まりがいいんですよねー。σ(^_^;
 ↑
ちょうど法隆寺を歩いていたら、お昼の鐘がゴーン、と鳴った……というところで、運転手さんからうんちく解説があったのだった。
 






この日も修学旅行生の山・山・山! 駐車場には大型バスが連なる、連なる!

うっかり修学旅行生の後に従って回ろうとすると、
てんで身動きが取れなくなってしまう。で、ベテランのガイド兼運転手さんが、
さささ~っ、と抜け道を通って、生徒さんたちを出し抜いてくれ、思いっきり法隆寺を楽しみました。

何しろ国宝目白押しのお寺さんなので、見るべきものが多く、急いで回らなくちゃ、と思っても、ついついあちこちで足が止まってしまう。

堂内は全て撮影禁止なので、
後で買った解説本の写真をば。

●国宝・百済観音像

 ↑
細い。スマート。
肘から先がやたら長い。
目視で計ってみたら、
十頭身くらいあった。
昨今のアニメキャラに
近いバランスであります。

●国宝・玉虫厨子

 ↑
超有名。けど、こんなに
大きなものだったんだ!
とビックリ。
高さは226.6cmだって。


 ↑
これも国宝。教科書にもあったような。橘嘉智子夫人の念持仏と言われている、とっても姿の美しい仏様。玉虫厨子よりチビっと背の高い厨子に入っています。


 ↑
一番有名な太子像。かつての一万円札のイメージですね。でも、実はかなり後世の作なんだって。

●国宝・救世観音像

 ↑
実はこれが太子の姿を映したもの、と言われている観音様。夢殿に安置されています。「ぐぜかんのん」と呼び習わしてましたが、解説本には「くせかんのん」となってました。大分大陸的なお顔ですねー。


 ↑
マニア的には、こーいう
展示物が、どストライクであったりする。

古代の税で租庸調(そ・よう・ちょう)というのがありましたよね。租は稲、庸は確か労役だったと思いますが、調は当時の貴重品である布で払う税。通貨制度がまだ未熟な時代なんで、物納なんですよねー(^^)/

で、この布は、当時実際に税として収められた麻布。常陸国から収められた、と書いてあるんだって。

下の剣は、聖徳太子の御守り刀と伝えられる七星剣。写真では判然としませんが、刃のところに北斗七星が刻まれているハズ。星辰信仰の重要アイテムです。


 ↑
も一つ、マニアックなモノ。
梓の木を削り、漆で仕上げられた梓弓(あずさゆみ)と、
射た時に音が出るようになっている鏑矢(かぶらや)のセット。

この弓矢セットは、狩猟のためのものではなく、もっぱらまじない用。

「鳴弦(めいげん)」と言って、矢を射たときの音で悪霊を払う呪物です。『源氏物語』の中でも、確か葵の上の出産の時に、物の怪退散、無事出産を祈って使われたんじゃなかったかなー。

●夢殿を過ぎると、お隣に中宮寺。

とてつもなく広い法隆寺に比べると、こちらはチンマリとした尼僧院。元々は少し離れたところにあったらしいですが、こちらにも超有名な国宝が!

NHK特集なんかにも出てきますが、


 ↑
有名な半伽思惟像。飛鳥彫刻の最高傑作と言われているそうで、もちろん国宝。古典的アルカイックスマイルの典型。お寺さんの解説によると、エジプトのスフィンクス、ダビンチのモナリザと並ぶ「世界の3つの微笑像」と呼ばれているんだそうですよ。



中宮寺のもう一つの国宝は、
聖徳太子の后・橘大郎女(たちばなのおおいらつめ)が太子の死を悲しみ、宮中の采女たちに命じて刺させた、太子が行ったであろう天国の様子の大刺繍。『天寿国曼荼羅繍帳』(てんじゅこくまんだらしゅうちょう)というので、教科書にも載ってましたね。

ただ、現在では使われている絹糸がもはや限界で、普通に展示する事が出来ません。本物は奈良国立博物館で保管中。お寺さんでは、レプリカ展示になっています。それでも、間近に見て、月のウサギさんが若水(月にあると言われていた不死の水、落ち水とも言う)の瓶の前で踊っている、の図があり、じっくり見てきました~。

ウサギさんが、現代の長い耳のではなく、昔の野ウサギ風の短め耳なんで、「これがそれですよー」と言われないと分からないんだけどね(^◇^;)

●で、本日のオマケ



中宮寺の本堂前のお池に、
亀さんの集団が。

亀らさんて、どーして
ひと(?)の甲羅の上に
ノシノシ這い上がろうとするんでしょうねぇ。
上の方があったかいからかねぇ。

奈良のお池では、あちこちに
鯉とともに亀らさんを
見かけました。放上会をやるのかな。

ちなみに友人宅の亀さんを
観察してみると、変温動物なもんで、うっかり日陰にいると、すぐに身体が冷え冷えになって、身動きが取れなくなってしまうようです。

で、じっと日の当たる場所で、
ぬくぬくしている、と。
省エネに徹した種族です。

恒温動物の私たちは、
動かないと温まってこないんだけど、亀さんは、
じっとしてれば充電(?)
出来るらしい。のどかな奈良の風景にマッチした動物でありました。



で、最後に法隆寺の土産物屋さんで見つけた奈良の歴史付箋。もったいなくて使えないかもぉっ!(≧▽≦)

とまあ、奈良旅行行程は
無事にフル堪能で終了となりました~。やれやれ、暑かったけど、フル晴天で、
行きたい所はみんな
行けたので、大いに満足、満足。
歩き回って、お腹空きました~。

旅行けば~♪

腹が減る減る

法隆寺~♪

ゴォーン………みたいな。(by 娘)

お粗末様でしたー(^O^)v
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