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がんばろう、ソプラノ!ヽ(^0^)ノ
●2015ソーニョ初練習、終了!
4/25(土)は、今年お初のソーニョ練習。皆様、お疲れ様でしたー。
練習曲の「ぜんぶ」(さくらももこ作詞・相澤直人作曲)でとりあえず、さささっと声出しし、懸案の大曲2つ、本年度の東京都合唱祭用「夢の意味」「夢の名残」(林望作詞・上田真樹作曲)に入りました。
いやこれ、各パートがカッコイいハモリで、とてつもなく美しいんだけど、どのパートも音採りが大変! 男声なんか、上下に分かれるとこがあちこちあるのに、各パート2人ずつしか来てないから、えらいこっちゃ、だったと思います。息継ぎするとこがないし、お隣の音を聴くと迷うし。ホント、お疲れ様でした!
にしても、減七だ、増五度だ、だらけで、難しい! まだちゃんと調べてないんだけど、major7th chordのみならず、augumentedとか、sus4とかありそう………こわー
(ToT)
なんだけど、きっちりハモれると、とてつもなく美しそうだ!
「夢の意味」の45小節目(46ページ下の段の最初の小節、sempre ffのところネ)
「大きな夢だったことを知る」の「るーーー」の和音が、笙の合竹(5~6音を同時に鳴らす)の音みたいで、もぉのすごく美しい!
つい先日、笙の事を調べていたら、こんな和音だそうですよー、とFBで教えてくださった方があり、メモっておいたんだけど、
まさにそーいう感じの和音です~(*^▽^*)
ホントの笙の音は、
この譜面のオクターブ上ですが、見にくいので
下げて書いてみました。
雰囲気、似てるよね~♪
ソーニョでやると、
ともかくアルトが上下ともに
大充実で、ものすごく豊かな
響き。合わせが超嬉しい♡
●で、懸案の自分のパートですがぁ~(^◇^;)
ともかく夢幻のイメージの音世界なんで、ソプラノも夢幻の音が出ないといけない。
「夢の名残」の方は、
嬰へ長調(F# major、♯が6個も!)という難物。
ハ長調で見ると、
ドレミファソラシドのうち、
白鍵になるのは、シだけ!
後は全部、黒鍵!
黒鍵のエチュードかー!(ToT)
で、最高音が譜面面(ふめんづら)では
A(ラ)なんだけど、実は
♯してるんで、Ais。
実態は、B♭(シ♭)!!
それが、ホント、山ほど
出てくる! オニ!
↑
数えたら、実に9個もあったー!(゚o゚;
今年もむちゃんこハードルは
高いですが、指揮者さまのおっしゃる通り、
歌詞の内容は、
まさに私たち世代(あるいはそれ以上の方たち)の感慨であり、かつ、音の難易度的には、
この先高齢化していった時、果たして歌えるのか?
という限界点的な作品で、
今まさに挑戦するに如くは無し、かとも思われます。
この高さをソプラノが極めるのは、そりゃもう、トンデモな事で、以前やったバッハのロ短調ミサ(Gloriaと et in terra pax)とはまた違った怖さがあります。いきなりエベレスト! みたいな高さ~(^◇^;)
ちょうど地下鉄の駅でT井さんと鉢合わせし、会場までの道すがら、
「ソプラノ、高くて高くて~(ToT)もう、T井さんにファルセットでやっていただきたいデス~」
「えーーー(^◇^;)調性が違えば、まあ………」
みたいな話をしてたんですが、練習中に、N山さんからトンデモ情報がポロッと!
この曲集、なんと男声譜もあるんだそうです! で、コロボックルでやってみたい……かなぁ………みたいな独白とも、宣言とも付かぬご発言がっ!
ひょえー!
それは、フフフ、聴きたいですねぇ。ええ、聴きたいですとも!
↑
我が身の不幸をテノールにも味わわせたい気、満々!?
パナムジカで後程確認したところ、4曲目は混声と同じく♯3つのA-durらしい。が、肝心の5曲目の方が調性の記載がない。不吉! やっぱりA-dur→ Fis-durつながりなのかなぁ。ドキドキわくわく~o(^-^)oワクワク
●ソプラノチームにヒント!
今回の練習に備えて、毎日基礎訓練をやってたのがナンとか功を奏し、高さだけは確保する事が出来ました。
普段磐田バッハでマエストロにビシバシ鍛えられている
基礎訓練なんですが、
毎日ちょこっとだけやる
だけで、結果が出ます!
ソプラノチームには、
是非ともお試しいただきたいので、僭越ながら、ヒントを書いてみます。やってみてネ~(^^)/
①「日常から離れる」の気持ちになる。
ソプラノは元々話す声も高い方ですが、高いと言っても五線の真ん中のAから、せいぜいC位で話しています。
という事は、いざ歌う、という時には、日常使わない超絶な高さにいかないといけない。
ということは、日常の気持ちを引きずってると、出ない!
という事であります。
N山さんが、「まあソプラノは、本番はなんとかなるから」とおっしゃっていましたが、練習会場で受け取った本番写真を見ると、ステージ上では、みんなしっかりした縦に開かれた唇のポジションになっています。要するに、ステージ上という非日常に入れば、ちゃんと発声も出来ちゃってる、という事なんじゃないでしょうか?
じゃ、普段の練習でも、
ちょいとこの「非日常」ポジションを身体に作らせるように仕向けていけば、ステージと同じように火事場のナントか力が出るようになるのでは?
②お口の形をキープする!
日本語の曲でコワいのは、
日本語ネイティブなものだから、どうしても「日常」発音をしがちなところです。
日本語は、欧米語に比べると、口の奥の方でコショコショ、と発音する言語なんで、そのままの発音では、
歌った時にきれいな母音の響きが前に飛びにくいのです。
これを解消するために、
最近私がやっているのは、
(つーか、マエストロに毎週ガンガン言われて、ヒイヒイ直してる!)
アヒルのお口ポジションキープです。
このアヒルさんをモデルにして、まず思いっきり唇を前に突き出して[u]の発音をします。唇の周りの筋肉が
「痛いヨ!」
くらいやって、ちょうどデス(^◇^;)
出来れば、お風呂か洗面所で、鏡の前でやってみて下さい。声を出すのは、ちょっと家の中では恥ずかしい方は、声は出さないで大丈夫デス。
鏡の前で、唇を前に突き出し、なるべく縦に開く、を
意識して、「あ・え・い・う・お」をゆっくり、ゆっくり1音ずつ、そうですね、想定音はA位で、きれいな響きの当たり所を探してみて下さい。
鏡で見ると分かりますが、
実は同じ前出しポジションで、全ての母音をキープするのが大変なんですよー。私は、「い」や「え」や「あ」に入ろうとすると、無意識のうちに、唇を後ろに引くクセがある、というのがこれで分かりました。
この練習、きっちり唇とその周りの筋肉に力を入れてやると、かなりツラいです! けど、ほうれい線対策にもいいかもしんない! と思ってやってます(^O^)v
5つの母音がナチュラルに繋げられるようになり、かつ、同じようにきっちり響かせられたら、バッチグーです(古い!)
唇の力を抜かずに、例えば
「いきていることの意味を
だれもほんとぉには知らない」
までを、「歌わずに!」
1音ずつゆっくり、うんと
響かせるように朗読してみて下さい。自分の声がどんな風に響かせられるか、分かってきます。
音形が難しい曲をやる時は、
リズムや高さばかりが気になり、実はいい加減に出してる音が多いんです。それが結局のところ、肝心の聞かせ処の音を下げてしまう原因になっていたりします。
何事も基礎訓練が大事!
③スケール練習をともかく毎日やる。
これ、意外とやらないで
私も長年来ちゃったんですが、実は毎日やる方が
早く結果が出る!
というのに気が付きました。
七度だ、六度だ、という跳躍がコワいのは、行き先がよくわかってなくて、
「ええい、この辺だろう!
この辺にしか跳べないしー(ToT)」
的に動いてしまうから。
ところが、これ、
スケール練習で解消できます。
例えばドからシへ、七度跳ぶところは、
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ
と間を埋めて持っていけば、
ちゃんとたどり着ける。
(最初は低いところで、
例えばD-durくらいがやりやすいです)スケールを2、3度やったら、今度はスケールで覚えた七度の音へ、すっと跳んでみる。
今回のFis-durの曲は、
普段あまり接する事がない
調性ですから、スケール感覚もあまりありません。なら、
何度もスケールをやってみて、具体的にこの音の幅はこれこれ、と身体に染み込ませたらいいんじゃないか、と思います。
↑
流して練習してて、引っかかる音程があったら、
「あ、出来なかったー」でそのまま先に行かず、採れない音程のとこだけスケールでやり直すと、早く安定しますよー(^O^)v
あと、ド→ソ→ドみたいな五度音程をやって、間の三度をイメージして跳んでみるとか、ド→ドでオクターブ上がって、五度のソをイメージして戻るとか、ともかく昔やった基本トレーニングを思い出してやるのが良いみたいです。
④うんと高いところは、まず頭のてっぺんをイメージして。
Gis-Ais-Gisのように高いところは、そこに来た途端に、
「苦手だ! 出ないよ、こんなの!」
と身体が逃げてしまいます。
↑
まさにヒラヒラの身体が咄嗟に後ろに引くのを目撃した!
(@_@)
うん、わかる。
私も逃げたいデス!
でもまあ、高い所を出すのが
お役目のパートなんで、
ナントか善処しましょー。
力いっぱい引きずりあげようとすると、逆に下の音程に入ってしまうので、
うちのマエストロいわく、
「天骨頂に、チョコンと当てるを意識すると良い」
んだそーです。
大きくて立派な音を出そうとすると失敗するんで、
(私たちはオペラ歌手ではないもんネ、うん!)
頭のてっぺんを意識して、
チョコン、チョコン、と
軽く放り投げるのが
良いそうでーす。
⑤上がりにくいところは、
途中で[n]を挟む!
最近、私が気に入ってるワザ(?)なんですけど、
なんかね、[n]を発音するために、上の歯の付け根付近に
軽く舌を添えると、喉が開くんだそうですヨ。試してみると、確かにそう。
Kる先輩やC子先輩にも試して頂きましたが、やっぱりこれで喉が開いて、楽に出るみたい。
なもんで、最近は、
大跳躍でツラいところは、
前の音から次の音に入る前に、意識的に[n]状態にして、
次に行く、をやっています。
これやると、あ~ら不思議、
高い所に跳んでも、喉が締まらないし、舌根も固くならない!
「あかん、ここは難しい!」の音の所には、
譜面に[n]マークを書き
まくっています。
↑
書いておかないと、
すぐ忘れるのであった(ToT)
⑤参考音源を丁寧に聴く!
今回指揮者さまが教えてくださった東京混声の録音ですが、これはものすごくいいです。
練習後の飲み会でも話題になったテヌートスタカートのような細かい表現も、
全て譜面の指示通りに
実現されていて、流石!です。
なかなか譜面の指示通りには
歌い切れないものですが、
こういうのを目指していかないとね……_| ̄|○
ソプラノは、特に
高い音へ持って行く
持って行き方のお作法というか、ナルホド、こーやれば、
出来るんだー、の大参考です。
イメージトレーニングで、
あーいう風に歌ってるのよー、と自分に言い聞かせていけば、ちょっと気持ちよくいけるようになるかもしんない!
思いつくままに、
いろいろ書いてみました。
せっかくの美しい曲なので、
美しい声を出しているイメージで、
ちょっとだけ頑張ってみましょー!ヽ(^0^)ノ
やれば、なんとかなるかもしんない! という事で、
私も頑張っときまーす。
あ、ちなみに、秋の千代田区用の「雨ニモ負ケズ」ですが、
伴奏なしでやると、転調がうんとこせコワい曲ですが、伴奏入ると、勇ましい行進曲風で、かなりノリノリで前進でき、転調もそれほどコワくなくなります。
練習の最後にやって、
みんなで「ひえー転調がー」になりましたが、意外と大丈夫な曲です!
ドンマイ!
ではでは、次回練習で、また皆さんにお目にかかるのを楽しみにしています!
4/25(土)は、今年お初のソーニョ練習。皆様、お疲れ様でしたー。
練習曲の「ぜんぶ」(さくらももこ作詞・相澤直人作曲)でとりあえず、さささっと声出しし、懸案の大曲2つ、本年度の東京都合唱祭用「夢の意味」「夢の名残」(林望作詞・上田真樹作曲)に入りました。
いやこれ、各パートがカッコイいハモリで、とてつもなく美しいんだけど、どのパートも音採りが大変! 男声なんか、上下に分かれるとこがあちこちあるのに、各パート2人ずつしか来てないから、えらいこっちゃ、だったと思います。息継ぎするとこがないし、お隣の音を聴くと迷うし。ホント、お疲れ様でした!
にしても、減七だ、増五度だ、だらけで、難しい! まだちゃんと調べてないんだけど、major7th chordのみならず、augumentedとか、sus4とかありそう………こわー
(ToT)
なんだけど、きっちりハモれると、とてつもなく美しそうだ!
「夢の意味」の45小節目(46ページ下の段の最初の小節、sempre ffのところネ)
「大きな夢だったことを知る」の「るーーー」の和音が、笙の合竹(5~6音を同時に鳴らす)の音みたいで、もぉのすごく美しい!
つい先日、笙の事を調べていたら、こんな和音だそうですよー、とFBで教えてくださった方があり、メモっておいたんだけど、
まさにそーいう感じの和音です~(*^▽^*)
ホントの笙の音は、
この譜面のオクターブ上ですが、見にくいので
下げて書いてみました。
雰囲気、似てるよね~♪
ソーニョでやると、
ともかくアルトが上下ともに
大充実で、ものすごく豊かな
響き。合わせが超嬉しい♡
●で、懸案の自分のパートですがぁ~(^◇^;)
ともかく夢幻のイメージの音世界なんで、ソプラノも夢幻の音が出ないといけない。
「夢の名残」の方は、
嬰へ長調(F# major、♯が6個も!)という難物。
ハ長調で見ると、
ドレミファソラシドのうち、
白鍵になるのは、シだけ!
後は全部、黒鍵!
黒鍵のエチュードかー!(ToT)
で、最高音が譜面面(ふめんづら)では
A(ラ)なんだけど、実は
♯してるんで、Ais。
実態は、B♭(シ♭)!!
それが、ホント、山ほど
出てくる! オニ!
↑
数えたら、実に9個もあったー!(゚o゚;
今年もむちゃんこハードルは
高いですが、指揮者さまのおっしゃる通り、
歌詞の内容は、
まさに私たち世代(あるいはそれ以上の方たち)の感慨であり、かつ、音の難易度的には、
この先高齢化していった時、果たして歌えるのか?
という限界点的な作品で、
今まさに挑戦するに如くは無し、かとも思われます。
この高さをソプラノが極めるのは、そりゃもう、トンデモな事で、以前やったバッハのロ短調ミサ(Gloriaと et in terra pax)とはまた違った怖さがあります。いきなりエベレスト! みたいな高さ~(^◇^;)
ちょうど地下鉄の駅でT井さんと鉢合わせし、会場までの道すがら、
「ソプラノ、高くて高くて~(ToT)もう、T井さんにファルセットでやっていただきたいデス~」
「えーーー(^◇^;)調性が違えば、まあ………」
みたいな話をしてたんですが、練習中に、N山さんからトンデモ情報がポロッと!
この曲集、なんと男声譜もあるんだそうです! で、コロボックルでやってみたい……かなぁ………みたいな独白とも、宣言とも付かぬご発言がっ!
ひょえー!
それは、フフフ、聴きたいですねぇ。ええ、聴きたいですとも!
↑
我が身の不幸をテノールにも味わわせたい気、満々!?
パナムジカで後程確認したところ、4曲目は混声と同じく♯3つのA-durらしい。が、肝心の5曲目の方が調性の記載がない。不吉! やっぱりA-dur→ Fis-durつながりなのかなぁ。ドキドキわくわく~o(^-^)oワクワク
●ソプラノチームにヒント!
今回の練習に備えて、毎日基礎訓練をやってたのがナンとか功を奏し、高さだけは確保する事が出来ました。
普段磐田バッハでマエストロにビシバシ鍛えられている
基礎訓練なんですが、
毎日ちょこっとだけやる
だけで、結果が出ます!
ソプラノチームには、
是非ともお試しいただきたいので、僭越ながら、ヒントを書いてみます。やってみてネ~(^^)/
①「日常から離れる」の気持ちになる。
ソプラノは元々話す声も高い方ですが、高いと言っても五線の真ん中のAから、せいぜいC位で話しています。
という事は、いざ歌う、という時には、日常使わない超絶な高さにいかないといけない。
ということは、日常の気持ちを引きずってると、出ない!
という事であります。
N山さんが、「まあソプラノは、本番はなんとかなるから」とおっしゃっていましたが、練習会場で受け取った本番写真を見ると、ステージ上では、みんなしっかりした縦に開かれた唇のポジションになっています。要するに、ステージ上という非日常に入れば、ちゃんと発声も出来ちゃってる、という事なんじゃないでしょうか?
じゃ、普段の練習でも、
ちょいとこの「非日常」ポジションを身体に作らせるように仕向けていけば、ステージと同じように火事場のナントか力が出るようになるのでは?
②お口の形をキープする!
日本語の曲でコワいのは、
日本語ネイティブなものだから、どうしても「日常」発音をしがちなところです。
日本語は、欧米語に比べると、口の奥の方でコショコショ、と発音する言語なんで、そのままの発音では、
歌った時にきれいな母音の響きが前に飛びにくいのです。
これを解消するために、
最近私がやっているのは、
(つーか、マエストロに毎週ガンガン言われて、ヒイヒイ直してる!)
アヒルのお口ポジションキープです。
このアヒルさんをモデルにして、まず思いっきり唇を前に突き出して[u]の発音をします。唇の周りの筋肉が
「痛いヨ!」
くらいやって、ちょうどデス(^◇^;)
出来れば、お風呂か洗面所で、鏡の前でやってみて下さい。声を出すのは、ちょっと家の中では恥ずかしい方は、声は出さないで大丈夫デス。
鏡の前で、唇を前に突き出し、なるべく縦に開く、を
意識して、「あ・え・い・う・お」をゆっくり、ゆっくり1音ずつ、そうですね、想定音はA位で、きれいな響きの当たり所を探してみて下さい。
鏡で見ると分かりますが、
実は同じ前出しポジションで、全ての母音をキープするのが大変なんですよー。私は、「い」や「え」や「あ」に入ろうとすると、無意識のうちに、唇を後ろに引くクセがある、というのがこれで分かりました。
この練習、きっちり唇とその周りの筋肉に力を入れてやると、かなりツラいです! けど、ほうれい線対策にもいいかもしんない! と思ってやってます(^O^)v
5つの母音がナチュラルに繋げられるようになり、かつ、同じようにきっちり響かせられたら、バッチグーです(古い!)
唇の力を抜かずに、例えば
「いきていることの意味を
だれもほんとぉには知らない」
までを、「歌わずに!」
1音ずつゆっくり、うんと
響かせるように朗読してみて下さい。自分の声がどんな風に響かせられるか、分かってきます。
音形が難しい曲をやる時は、
リズムや高さばかりが気になり、実はいい加減に出してる音が多いんです。それが結局のところ、肝心の聞かせ処の音を下げてしまう原因になっていたりします。
何事も基礎訓練が大事!
③スケール練習をともかく毎日やる。
これ、意外とやらないで
私も長年来ちゃったんですが、実は毎日やる方が
早く結果が出る!
というのに気が付きました。
七度だ、六度だ、という跳躍がコワいのは、行き先がよくわかってなくて、
「ええい、この辺だろう!
この辺にしか跳べないしー(ToT)」
的に動いてしまうから。
ところが、これ、
スケール練習で解消できます。
例えばドからシへ、七度跳ぶところは、
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ
と間を埋めて持っていけば、
ちゃんとたどり着ける。
(最初は低いところで、
例えばD-durくらいがやりやすいです)スケールを2、3度やったら、今度はスケールで覚えた七度の音へ、すっと跳んでみる。
今回のFis-durの曲は、
普段あまり接する事がない
調性ですから、スケール感覚もあまりありません。なら、
何度もスケールをやってみて、具体的にこの音の幅はこれこれ、と身体に染み込ませたらいいんじゃないか、と思います。
↑
流して練習してて、引っかかる音程があったら、
「あ、出来なかったー」でそのまま先に行かず、採れない音程のとこだけスケールでやり直すと、早く安定しますよー(^O^)v
あと、ド→ソ→ドみたいな五度音程をやって、間の三度をイメージして跳んでみるとか、ド→ドでオクターブ上がって、五度のソをイメージして戻るとか、ともかく昔やった基本トレーニングを思い出してやるのが良いみたいです。
④うんと高いところは、まず頭のてっぺんをイメージして。
Gis-Ais-Gisのように高いところは、そこに来た途端に、
「苦手だ! 出ないよ、こんなの!」
と身体が逃げてしまいます。
↑
まさにヒラヒラの身体が咄嗟に後ろに引くのを目撃した!
(@_@)
うん、わかる。
私も逃げたいデス!
でもまあ、高い所を出すのが
お役目のパートなんで、
ナントか善処しましょー。
力いっぱい引きずりあげようとすると、逆に下の音程に入ってしまうので、
うちのマエストロいわく、
「天骨頂に、チョコンと当てるを意識すると良い」
んだそーです。
大きくて立派な音を出そうとすると失敗するんで、
(私たちはオペラ歌手ではないもんネ、うん!)
頭のてっぺんを意識して、
チョコン、チョコン、と
軽く放り投げるのが
良いそうでーす。
⑤上がりにくいところは、
途中で[n]を挟む!
最近、私が気に入ってるワザ(?)なんですけど、
なんかね、[n]を発音するために、上の歯の付け根付近に
軽く舌を添えると、喉が開くんだそうですヨ。試してみると、確かにそう。
Kる先輩やC子先輩にも試して頂きましたが、やっぱりこれで喉が開いて、楽に出るみたい。
なもんで、最近は、
大跳躍でツラいところは、
前の音から次の音に入る前に、意識的に[n]状態にして、
次に行く、をやっています。
これやると、あ~ら不思議、
高い所に跳んでも、喉が締まらないし、舌根も固くならない!
「あかん、ここは難しい!」の音の所には、
譜面に[n]マークを書き
まくっています。
↑
書いておかないと、
すぐ忘れるのであった(ToT)
⑤参考音源を丁寧に聴く!
今回指揮者さまが教えてくださった東京混声の録音ですが、これはものすごくいいです。
練習後の飲み会でも話題になったテヌートスタカートのような細かい表現も、
全て譜面の指示通りに
実現されていて、流石!です。
なかなか譜面の指示通りには
歌い切れないものですが、
こういうのを目指していかないとね……_| ̄|○
ソプラノは、特に
高い音へ持って行く
持って行き方のお作法というか、ナルホド、こーやれば、
出来るんだー、の大参考です。
イメージトレーニングで、
あーいう風に歌ってるのよー、と自分に言い聞かせていけば、ちょっと気持ちよくいけるようになるかもしんない!
思いつくままに、
いろいろ書いてみました。
せっかくの美しい曲なので、
美しい声を出しているイメージで、
ちょっとだけ頑張ってみましょー!ヽ(^0^)ノ
やれば、なんとかなるかもしんない! という事で、
私も頑張っときまーす。
あ、ちなみに、秋の千代田区用の「雨ニモ負ケズ」ですが、
伴奏なしでやると、転調がうんとこせコワい曲ですが、伴奏入ると、勇ましい行進曲風で、かなりノリノリで前進でき、転調もそれほどコワくなくなります。
練習の最後にやって、
みんなで「ひえー転調がー」になりましたが、意外と大丈夫な曲です!
ドンマイ!
ではでは、次回練習で、また皆さんにお目にかかるのを楽しみにしています!
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