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●しんみりした後は、勉強、勉強!
お墓参りも行ったし、
ごはんも食べたし、
さぁて、勉強するかー(ToT)
………と、ほとんど受験生みたいな夏。
ま、試験日近いんで、しょーがないんですけど。
今回の試験、観光系なので、
観光白書読んだりして、
そうか、そーいう政策なのかー、
とか、今更のよーにメウロコし、
一般常識として、
近年の政治経済の動向などを
チェックしたりして、
ふむふむ、コレとアレが繋がってるのねー。
とか、一人ごちて、
実は結構楽しんでいる(あれ?)
日本の歴史やら地理やらも
やらないといけないんですが、
過去問を見ると、地理に出てくる
のは、文化史的に重要なところが多い。
この国宝があるのは、地図上のどこか?
みたいなのネ。
つーことは、日本史のお勉強をしながら、
その重要な事項の場所も覚えていかねばなりません。
特に重要なのが仏教史やら仏教建築。
どこのお寺にどんな国宝があったんだっけー?(~。~;)?
そこで取り出しましたのが、
下の写真の本。超速シリーズという
大ヒット参考書です。
大学受験生用のシリーズです。
面倒くさいけど、しっかり通史をやるに
しくはなし!
と思って買っておいたんですけど、
今まで封印しておりました。
それは何故でしょう?
①面倒くさいから
②やりたくないから
③開いたが最後、ハマりきるから
賢明な読者の皆さんには、歴然としてる設問ですがぁ、
はい、お察しの通り、答は③デス(^_^;)
元々日本史、大好きなんでぇ、
この科目だけにハマりそうで怖いので、
ガマンして政治経済とか先にやってたんですネ~
(あれ?)
だがしかし、次第に期日も迫っておりますので、
ちゃんとやらないといけないのですヨー(≧▽≦)
↑
大喜び中(ますます、あれ?)
●予想通り、オモシロいんだわ、これが!
いやぁ、前もって自習して、
出題傾向とか見てから、
この本をネット注文したんですが、
よく練られてマス。
助かるし、楽しい~(≧▽≦)
↑
(カンペキに遊んでいる。)
章立てがうまいなぁ。
出だし、ちょっと地味めなんだけど、
「超速の書道史」から来る。
これが最初はピンと来なかった。
やっぱり最重要課題の仏教史を
教えてもらわんとっ!(ToT)
と思ったのですが、
よくよく考えたら、
書道をやるためには、
紙と筆がないとイケナイ。
これを初めて日本に持ち込んだのが、
高句麗のお坊さんで曇徴(どんちょう)さん。
おおっと、既に仏教色歴然!
610年のことで、仏教公伝のちょっと後。
で、推古天皇を補佐する摂政の位に
聖徳太子が上がっていた時代。
曇徴さんがやって来た翌年、聖徳太子は
勇んで三つの重要なお経の解説書
『三経義疏(さんきょうのぎしょ)』を作らせています。
法隆寺に行くと、そのうちの1つ『法華経義疏』が
ありますが、これ、太子の自筆と言われてるもので、
日本最古の肉筆の書。
奈良に行った時、ちゃぁんと見て来ました~( ^o^)ノ
ちなみに、中国で初めて紙が出来たのは、
105年。後漢時代の宦官技術者・さい(草冠に祭)倫さんの賜デス。
輸入に至るまでに505年もかかってるヨ!!(゚o゚;
ともあれ、書道の略史を追っていくと、自然と
仏教史も追えるんですネー。
で、超速の仏教史に入る、と。
●なにこの語呂合わせ! ウケるー(≧▽≦)
仏教史では、かなりいろんな語呂合わせで
覚えていかないとイケナイ重要事項が山盛り。
例えば聖徳太子関連の
重要なお寺が3つあります。
物部氏討伐の時、蘇我氏(太子のお母さんは
この一族出身)と共同戦線を張り、
戦勝を祈願した四天王を祀った四天王寺(大阪)。
世界最古の木造建築で有名な法隆寺(斑鳩)。
太子な姿形を模したという救世(ぐぜ)観音像とか
やたらめったら重要なものがある。
玉虫厨子もここね!(^_^)b
3つ目は、太子が作ったんじゃなくて、
太子が亡くなった後に鎮魂のために
妃の橘大郎女が建立させたという中宮寺。
元々は太子のお母さんの宮があったところに
建てたんだって(現地の解説によると、
さらに現在は場所を移転しており、法隆寺のお隣さん)。
で、ここには教科書にも出てくる日本最古の刺繍
『天寿国繍帳』がある。
↑
もっともコレは、既に刺繍された絹糸が年次経過で
ボロボロなんで、奈良国立博物館で保存中。中宮寺で
展示されているのは精巧なレプリカです。
さて、この3つのお寺を語呂合わせで
覚えましょー!(≧▽≦)
コレが、なかなか秀逸なのですヨ。
聖徳太子の「聖徳」をローマ字にします。
「SHOTOKU」になりますね。
で、最初の4文字を取ると、英語の「SHOT」。
これを当てはめる。
S.........四天王寺
HO......法隆寺
T.........中宮寺
最後の中宮寺がちとキツいんですが(^_^;)
ニャルホド、こーゆー作り方もアリかぁ!
と、思わずメウロコしましたデス。
●小ネタ、たくさんあって嬉しい~♡
この本、教科書には載っていない
オタク小ネタもちょこちょこ欄外に
書いてあって、これがまたなかなか。
『日本往生極楽記』(有名人45人に聴きました。私はこーして極楽往生しました~的な本だそうです)と
『池亭記』(マイホーム獲得に奔走した話が書いてあるんだそうです)を書いたことで有名な慶滋保胤(よししげのやすたね)という人がいるんですが、この人陰陽師の賀茂忠行(かものただゆき)の息子さんなんだって!
岡野玲子の『陰陽師』にも登場する賀茂忠行は、
安倍晴明のお師匠さんとして有名です。
まだ少年だった晴明に才能を見いだし、
引き立ててくれた、となっています。
(史実の晴明さんは、中年過ぎてから
陰陽師として有名になるんで、岡野さんの
描くカッコイい晴明さんは、フィクション性が
高いのですが、それはさておき)
保胤は、菅原文時に師事して
文筆の道に秀で、後に出家した人。
ああ、ここにもお坊さんが!
ま、古代になればなるほど、
知識人と言えば出家者というのは
洋の東西を問わないんですけどね。
ちなみに、菅原文時は、道真のお孫さん。
祖父の名に恥じぬ大文人らしいデス。
もう1つお坊さん小ネタ。
みんな大好き、西行法師のお話デス。
西行の名前は知らなくても、
「願わくは花の下にて春死なんその如月の望月の頃」
という歌は、みんな知ってるよね。
これぞ、日本人って感じだよネ!( ´艸`)
私も大好きな歌で、
花は桜、は古典の常識(古代は梅だったりするが)、
桜の木の下には、人間の死体が埋まっていて、
それで本来は白い花が、死体の血によって
ほんのり染まって美しいという(コワいよ!)
言い伝えもあり、旧暦2月の満月の夜、
その満開の桜の下で死に、次の年もまた次の年も、
桜を美しく咲かせる………というイメージかなぁ、と。
ところが、この歌にはもう1つ、
隠しワザがあった!
てんで知らなかった!
実は旧暦2月15日(満月はこの日ね)は、
お釈迦様が亡くなった日、と
言われてるんだって。
だから西行は、そのお釈迦様に
あやかって、同じ日に死にたい、
と言ってるんですって!
胸キューンの美しい光景を
詠んだ歌………ってだけじゃなく、
実は自分のゆるぎない信仰心を
表明した歌だったんだ!
ほえー(゚o゚;
そう言えば、飛鳥時代の頁に、
聖徳太子に仏教を教えた
高句麗からの渡来僧・恵慈(えじ)の話があった。
恵慈は高句麗に帰国してたんだけど、
そこへ太子が亡くなったという知らせが
入り、大いに嘆き、翌年の同じ日に
自分も死にたいと願ったんだって。
そして、本当にその通りに亡くなったとか。
ほえー(゚o゚;
※思い出した! うちの母方のお祖母ちゃんも、
早くに亡くなったお祖父ちゃんと同じ日に
死にたい、と長年言ってて、毎年お祖父ちゃんの
命日に遺書を書き換える(別に財産家ではないので、
家族への言葉)というのを習慣にしてたけど、
最期はホントにお祖父ちゃんの命日に具合が
悪くなって亡くなった。いやぁ、思えばそうなる
こともあるのかしらん。
●で、語呂合わせの話に戻る。
大ウケした語呂合わせシリーズをば。
「三筆」→「空海 逆立ち 筆三本」
(空海)(嵯峨天皇)(橘逸勢)
※空海が逆立ちしながら、三本もの
筆をふるって豪快に書いているようだ。
『風信帖』、いいよネ!
「江戸幕府を批判した三大農政学者」
→「本ダシ 砂糖&しょうゆ」
(本多利明)(佐藤信淵)(安藤昌益)
※越後や東北の人揃い。ソバの名産地。
美味しいソバつゆを作るのに必要なモノ
で覚えよう、という趣向。
「南都七大寺」→「ヤッホー東大、もと西高」
(薬師寺)(法隆寺)(東大寺)(大安寺)
(元興寺)(西大寺)(興福寺)
※実はコレに超ウケた!(≧▽≦)
元々の発想は、東大進学率の高さで有名な
都立西高から来ているんだと思います。
田舎育ちなんで、大学生になって東京へ
行くまで「都立? 何それ? 食べられる?」
みたいな感じで、全く知らなかったんですが、
東京に住んでみると、次第に有名校の名前にも
馴染みが出来てくる。で、クラブの同期に、
まさにこの西高出身者がっ!
そうかー。南都七大寺が分からなくなったら、
O氏の顔を思い浮かべればいいのかーo(^-^)o
※これでO氏を知る人は、微笑みながら、
(いや、爆笑しながらか?)
南都七大寺を覚えられるに違いない。
ちなみに、うちの近くにも、
地元の西高がありまぁす。
こちらは(今は違うかも)女子校で、
合唱部が強いので超有名でした。
我らがアンサンブルの要・Mりおねーさんの
出身校。OG合唱団「西の風」は、
ヨーロッパツアーもこなされる
ステキな団なのでありました。
お墓参りも行ったし、
ごはんも食べたし、
さぁて、勉強するかー(ToT)
………と、ほとんど受験生みたいな夏。
ま、試験日近いんで、しょーがないんですけど。
今回の試験、観光系なので、
観光白書読んだりして、
そうか、そーいう政策なのかー、
とか、今更のよーにメウロコし、
一般常識として、
近年の政治経済の動向などを
チェックしたりして、
ふむふむ、コレとアレが繋がってるのねー。
とか、一人ごちて、
実は結構楽しんでいる(あれ?)
日本の歴史やら地理やらも
やらないといけないんですが、
過去問を見ると、地理に出てくる
のは、文化史的に重要なところが多い。
この国宝があるのは、地図上のどこか?
みたいなのネ。
つーことは、日本史のお勉強をしながら、
その重要な事項の場所も覚えていかねばなりません。
特に重要なのが仏教史やら仏教建築。
どこのお寺にどんな国宝があったんだっけー?(~。~;)?
そこで取り出しましたのが、
下の写真の本。超速シリーズという
大ヒット参考書です。
大学受験生用のシリーズです。
面倒くさいけど、しっかり通史をやるに
しくはなし!
と思って買っておいたんですけど、
今まで封印しておりました。
それは何故でしょう?
①面倒くさいから
②やりたくないから
③開いたが最後、ハマりきるから
賢明な読者の皆さんには、歴然としてる設問ですがぁ、
はい、お察しの通り、答は③デス(^_^;)
元々日本史、大好きなんでぇ、
この科目だけにハマりそうで怖いので、
ガマンして政治経済とか先にやってたんですネ~
(あれ?)
だがしかし、次第に期日も迫っておりますので、
ちゃんとやらないといけないのですヨー(≧▽≦)
↑
大喜び中(ますます、あれ?)
●予想通り、オモシロいんだわ、これが!
いやぁ、前もって自習して、
出題傾向とか見てから、
この本をネット注文したんですが、
よく練られてマス。
助かるし、楽しい~(≧▽≦)
↑
(カンペキに遊んでいる。)
章立てがうまいなぁ。
出だし、ちょっと地味めなんだけど、
「超速の書道史」から来る。
これが最初はピンと来なかった。
やっぱり最重要課題の仏教史を
教えてもらわんとっ!(ToT)
と思ったのですが、
よくよく考えたら、
書道をやるためには、
紙と筆がないとイケナイ。
これを初めて日本に持ち込んだのが、
高句麗のお坊さんで曇徴(どんちょう)さん。
おおっと、既に仏教色歴然!
610年のことで、仏教公伝のちょっと後。
で、推古天皇を補佐する摂政の位に
聖徳太子が上がっていた時代。
曇徴さんがやって来た翌年、聖徳太子は
勇んで三つの重要なお経の解説書
『三経義疏(さんきょうのぎしょ)』を作らせています。
法隆寺に行くと、そのうちの1つ『法華経義疏』が
ありますが、これ、太子の自筆と言われてるもので、
日本最古の肉筆の書。
奈良に行った時、ちゃぁんと見て来ました~( ^o^)ノ
ちなみに、中国で初めて紙が出来たのは、
105年。後漢時代の宦官技術者・さい(草冠に祭)倫さんの賜デス。
輸入に至るまでに505年もかかってるヨ!!(゚o゚;
ともあれ、書道の略史を追っていくと、自然と
仏教史も追えるんですネー。
で、超速の仏教史に入る、と。
●なにこの語呂合わせ! ウケるー(≧▽≦)
仏教史では、かなりいろんな語呂合わせで
覚えていかないとイケナイ重要事項が山盛り。
例えば聖徳太子関連の
重要なお寺が3つあります。
物部氏討伐の時、蘇我氏(太子のお母さんは
この一族出身)と共同戦線を張り、
戦勝を祈願した四天王を祀った四天王寺(大阪)。
世界最古の木造建築で有名な法隆寺(斑鳩)。
太子な姿形を模したという救世(ぐぜ)観音像とか
やたらめったら重要なものがある。
玉虫厨子もここね!(^_^)b
3つ目は、太子が作ったんじゃなくて、
太子が亡くなった後に鎮魂のために
妃の橘大郎女が建立させたという中宮寺。
元々は太子のお母さんの宮があったところに
建てたんだって(現地の解説によると、
さらに現在は場所を移転しており、法隆寺のお隣さん)。
で、ここには教科書にも出てくる日本最古の刺繍
『天寿国繍帳』がある。
↑
もっともコレは、既に刺繍された絹糸が年次経過で
ボロボロなんで、奈良国立博物館で保存中。中宮寺で
展示されているのは精巧なレプリカです。
さて、この3つのお寺を語呂合わせで
覚えましょー!(≧▽≦)
コレが、なかなか秀逸なのですヨ。
聖徳太子の「聖徳」をローマ字にします。
「SHOTOKU」になりますね。
で、最初の4文字を取ると、英語の「SHOT」。
これを当てはめる。
S.........四天王寺
HO......法隆寺
T.........中宮寺
最後の中宮寺がちとキツいんですが(^_^;)
ニャルホド、こーゆー作り方もアリかぁ!
と、思わずメウロコしましたデス。
●小ネタ、たくさんあって嬉しい~♡
この本、教科書には載っていない
オタク小ネタもちょこちょこ欄外に
書いてあって、これがまたなかなか。
『日本往生極楽記』(有名人45人に聴きました。私はこーして極楽往生しました~的な本だそうです)と
『池亭記』(マイホーム獲得に奔走した話が書いてあるんだそうです)を書いたことで有名な慶滋保胤(よししげのやすたね)という人がいるんですが、この人陰陽師の賀茂忠行(かものただゆき)の息子さんなんだって!
岡野玲子の『陰陽師』にも登場する賀茂忠行は、
安倍晴明のお師匠さんとして有名です。
まだ少年だった晴明に才能を見いだし、
引き立ててくれた、となっています。
(史実の晴明さんは、中年過ぎてから
陰陽師として有名になるんで、岡野さんの
描くカッコイい晴明さんは、フィクション性が
高いのですが、それはさておき)
保胤は、菅原文時に師事して
文筆の道に秀で、後に出家した人。
ああ、ここにもお坊さんが!
ま、古代になればなるほど、
知識人と言えば出家者というのは
洋の東西を問わないんですけどね。
ちなみに、菅原文時は、道真のお孫さん。
祖父の名に恥じぬ大文人らしいデス。
もう1つお坊さん小ネタ。
みんな大好き、西行法師のお話デス。
西行の名前は知らなくても、
「願わくは花の下にて春死なんその如月の望月の頃」
という歌は、みんな知ってるよね。
これぞ、日本人って感じだよネ!( ´艸`)
私も大好きな歌で、
花は桜、は古典の常識(古代は梅だったりするが)、
桜の木の下には、人間の死体が埋まっていて、
それで本来は白い花が、死体の血によって
ほんのり染まって美しいという(コワいよ!)
言い伝えもあり、旧暦2月の満月の夜、
その満開の桜の下で死に、次の年もまた次の年も、
桜を美しく咲かせる………というイメージかなぁ、と。
ところが、この歌にはもう1つ、
隠しワザがあった!
てんで知らなかった!
実は旧暦2月15日(満月はこの日ね)は、
お釈迦様が亡くなった日、と
言われてるんだって。
だから西行は、そのお釈迦様に
あやかって、同じ日に死にたい、
と言ってるんですって!
胸キューンの美しい光景を
詠んだ歌………ってだけじゃなく、
実は自分のゆるぎない信仰心を
表明した歌だったんだ!
ほえー(゚o゚;
そう言えば、飛鳥時代の頁に、
聖徳太子に仏教を教えた
高句麗からの渡来僧・恵慈(えじ)の話があった。
恵慈は高句麗に帰国してたんだけど、
そこへ太子が亡くなったという知らせが
入り、大いに嘆き、翌年の同じ日に
自分も死にたいと願ったんだって。
そして、本当にその通りに亡くなったとか。
ほえー(゚o゚;
※思い出した! うちの母方のお祖母ちゃんも、
早くに亡くなったお祖父ちゃんと同じ日に
死にたい、と長年言ってて、毎年お祖父ちゃんの
命日に遺書を書き換える(別に財産家ではないので、
家族への言葉)というのを習慣にしてたけど、
最期はホントにお祖父ちゃんの命日に具合が
悪くなって亡くなった。いやぁ、思えばそうなる
こともあるのかしらん。
●で、語呂合わせの話に戻る。
大ウケした語呂合わせシリーズをば。
「三筆」→「空海 逆立ち 筆三本」
(空海)(嵯峨天皇)(橘逸勢)
※空海が逆立ちしながら、三本もの
筆をふるって豪快に書いているようだ。
『風信帖』、いいよネ!
「江戸幕府を批判した三大農政学者」
→「本ダシ 砂糖&しょうゆ」
(本多利明)(佐藤信淵)(安藤昌益)
※越後や東北の人揃い。ソバの名産地。
美味しいソバつゆを作るのに必要なモノ
で覚えよう、という趣向。
「南都七大寺」→「ヤッホー東大、もと西高」
(薬師寺)(法隆寺)(東大寺)(大安寺)
(元興寺)(西大寺)(興福寺)
※実はコレに超ウケた!(≧▽≦)
元々の発想は、東大進学率の高さで有名な
都立西高から来ているんだと思います。
田舎育ちなんで、大学生になって東京へ
行くまで「都立? 何それ? 食べられる?」
みたいな感じで、全く知らなかったんですが、
東京に住んでみると、次第に有名校の名前にも
馴染みが出来てくる。で、クラブの同期に、
まさにこの西高出身者がっ!
そうかー。南都七大寺が分からなくなったら、
O氏の顔を思い浮かべればいいのかーo(^-^)o
※これでO氏を知る人は、微笑みながら、
(いや、爆笑しながらか?)
南都七大寺を覚えられるに違いない。
ちなみに、うちの近くにも、
地元の西高がありまぁす。
こちらは(今は違うかも)女子校で、
合唱部が強いので超有名でした。
我らがアンサンブルの要・Mりおねーさんの
出身校。OG合唱団「西の風」は、
ヨーロッパツアーもこなされる
ステキな団なのでありました。
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●お盆になりました。
We''re doing OK, so far, down here.
Look, I got two wonderful gifts from your
old friends.
They remind me of your everydays effort,
your feelings of fear, gratitude, curiosities...
well, sort of everything.
Ponder and think about you.
I''m now same age as Mum.
Can you believe it?
I wonder how she felt in her last year.
Since I''m getting older,
I now started to understand you guys even more.
I think my view towards your attitudes
about wartime has been changed gradually.
I love you even more.
Say Hello to Mum from me.
I love both of you forever.
(アポストロフィーがどうしても"に変換されてしまうー。
何度直しても、言うことをきかないー(ToT))
●いやぁ、照れくさい時は、英語に限るナーσ(^_^;
お盆を前にして、父の古いお友達お2人から、
素晴らしい贈り物をいただきました。
1つは、父と共に旧制中学で学ばれ、
薬学の専門家になられたS先生からのデータファイル。
ご自身で、多くの著作、またエッセイをものされる
先生は、旧制中学同窓会会報『槌音(つちおと)』を
編集してらっしゃいました。
趣味で俳句やらエッセイやら日本画やらを
やっていた父も、喜んでエッセイを載せて
いただき、当時は私もよく読んでおりました。
この度、掲載されたものを個人別ファイルに
落とし込んで下さったようで、
父の文章をまとめて送って下さいました。
もう1つは、静岡平和資料館での活動仲間で
あったNさんからの、新しい詳細な資料。
ご主人の退官と共に、ご主人の故地仙台に
引っ越され、仙台でも新たなグループで
戦争体験を残すための活動を精力的に
行ってらっしゃいます。
前もってお願いがあり、
父が残した戦争画をも、
この新しい仙台の資料に掲載して下さいました。
この2つの贈り物が、実はものすごーく
リンクしている感じなんですよ。
●『槌音』に遺された瞬間
(父の文章を載せますね)
「グラマンF6Fヘルキャット艦載機」
昭和二十年八月十六日。終戦の翌日である。
私と弟は、袖師(そでし)の海にいた。
私たち一家は、七月七日の清水大空襲で焼け出され、庵原村(いはらむら)の山奥の農家の、納屋の二階に仮住まいしていた。
一階は農具置き場と馬小屋、二階は、以前は蚕室だったそうだ。
焼け出されて以来、風呂に入っていなかった。
農家の母屋には、五右衛門風呂があったが、入ることはできなかった。焚口(たきぐち)が半ば外にあり、薪を焚く焔や煙が見えてしまうので、狙い撃ちされる恐れがあったからだ。
終戦の玉音放送は、母屋の庭で聞いた。
日中は重苦しい空気があったが、日が暮れると、雰囲気は一変した。
山間(やまあい)の小さな村は、どの家も電燈を灯し、庭先に光が溢れていた。こんなにも電燈とは明るいものだったのか。空襲に怯え、真っ暗な夜を過ごしてきた者にとって、それは眩しいくらいの明るさだった。
一夜明けて、弟と袖師の浜へ出た。
腰まで海に浸かり、水を掻いていたその時、突然目の前にグラマンが現れた。
背筋が凍った。
興津(おきつ)の山陰から、音もなく近づいてきたのである。
逃げたかった。だが、蛇に睨まれた蛙のように、身体が動かなかった。
落ち着け。戦争は終わったんだ。下手に動いたら、撃たれるかもしれない。落ち着け。
私は、そのまま立ち尽くしていた。
グラマンは、二、三回旋回すると、悠然と飛び去って行った。
暑い日だった。
●リンクする『翼下の記憶~1945仙台空襲と艦載機空襲』
Memory of under the Wing(仙台・空襲研究会)
上に挙げたグラマンを描いた戦争画が、
父の作品です。クレヨンで描いています。
大空を自在に飛ぶグラマンに、
言い知れぬ恐怖に怯えた若き日の父の思い。
文章と合わせて、画に目をやる時、
そこにまざまざと戦争の現実が立ち上がって
くるように感じました。
この、非常にきな臭くなっている今日という日。
全国に反対の声が上がっている中、
国は、憲法はどうなるのでしょう。
私たちの国は、どこに導かれていくのでしょうか。
この本は、3人という少人数のグループで、
2年の月日をかけて仕上げたとのことですが、
びっくりするほど豊富な資料に溢れています。
米軍側から出た資料、地元で丁寧に探した資料、
また多くの方から聞き取った資料と、
よくこれほどまでのものを、
たった2年で、それも3人でまとめ上げられた
ものだ、と賛嘆するばかりです。
1,200円で頒布されていますので、
ご興味ありましたら、お申し越し下さい。
Nさんの方にご希望をお伝えします。
We''re doing OK, so far, down here.
Look, I got two wonderful gifts from your
old friends.
They remind me of your everydays effort,
your feelings of fear, gratitude, curiosities...
well, sort of everything.
Ponder and think about you.
I''m now same age as Mum.
Can you believe it?
I wonder how she felt in her last year.
Since I''m getting older,
I now started to understand you guys even more.
I think my view towards your attitudes
about wartime has been changed gradually.
I love you even more.
Say Hello to Mum from me.
I love both of you forever.
(アポストロフィーがどうしても"に変換されてしまうー。
何度直しても、言うことをきかないー(ToT))
●いやぁ、照れくさい時は、英語に限るナーσ(^_^;
お盆を前にして、父の古いお友達お2人から、
素晴らしい贈り物をいただきました。
1つは、父と共に旧制中学で学ばれ、
薬学の専門家になられたS先生からのデータファイル。
ご自身で、多くの著作、またエッセイをものされる
先生は、旧制中学同窓会会報『槌音(つちおと)』を
編集してらっしゃいました。
趣味で俳句やらエッセイやら日本画やらを
やっていた父も、喜んでエッセイを載せて
いただき、当時は私もよく読んでおりました。
この度、掲載されたものを個人別ファイルに
落とし込んで下さったようで、
父の文章をまとめて送って下さいました。
もう1つは、静岡平和資料館での活動仲間で
あったNさんからの、新しい詳細な資料。
ご主人の退官と共に、ご主人の故地仙台に
引っ越され、仙台でも新たなグループで
戦争体験を残すための活動を精力的に
行ってらっしゃいます。
前もってお願いがあり、
父が残した戦争画をも、
この新しい仙台の資料に掲載して下さいました。
この2つの贈り物が、実はものすごーく
リンクしている感じなんですよ。
●『槌音』に遺された瞬間
(父の文章を載せますね)
「グラマンF6Fヘルキャット艦載機」
昭和二十年八月十六日。終戦の翌日である。
私と弟は、袖師(そでし)の海にいた。
私たち一家は、七月七日の清水大空襲で焼け出され、庵原村(いはらむら)の山奥の農家の、納屋の二階に仮住まいしていた。
一階は農具置き場と馬小屋、二階は、以前は蚕室だったそうだ。
焼け出されて以来、風呂に入っていなかった。
農家の母屋には、五右衛門風呂があったが、入ることはできなかった。焚口(たきぐち)が半ば外にあり、薪を焚く焔や煙が見えてしまうので、狙い撃ちされる恐れがあったからだ。
終戦の玉音放送は、母屋の庭で聞いた。
日中は重苦しい空気があったが、日が暮れると、雰囲気は一変した。
山間(やまあい)の小さな村は、どの家も電燈を灯し、庭先に光が溢れていた。こんなにも電燈とは明るいものだったのか。空襲に怯え、真っ暗な夜を過ごしてきた者にとって、それは眩しいくらいの明るさだった。
一夜明けて、弟と袖師の浜へ出た。
腰まで海に浸かり、水を掻いていたその時、突然目の前にグラマンが現れた。
背筋が凍った。
興津(おきつ)の山陰から、音もなく近づいてきたのである。
逃げたかった。だが、蛇に睨まれた蛙のように、身体が動かなかった。
落ち着け。戦争は終わったんだ。下手に動いたら、撃たれるかもしれない。落ち着け。
私は、そのまま立ち尽くしていた。
グラマンは、二、三回旋回すると、悠然と飛び去って行った。
暑い日だった。
●リンクする『翼下の記憶~1945仙台空襲と艦載機空襲』
Memory of under the Wing(仙台・空襲研究会)
上に挙げたグラマンを描いた戦争画が、
父の作品です。クレヨンで描いています。
大空を自在に飛ぶグラマンに、
言い知れぬ恐怖に怯えた若き日の父の思い。
文章と合わせて、画に目をやる時、
そこにまざまざと戦争の現実が立ち上がって
くるように感じました。
この、非常にきな臭くなっている今日という日。
全国に反対の声が上がっている中、
国は、憲法はどうなるのでしょう。
私たちの国は、どこに導かれていくのでしょうか。
この本は、3人という少人数のグループで、
2年の月日をかけて仕上げたとのことですが、
びっくりするほど豊富な資料に溢れています。
米軍側から出た資料、地元で丁寧に探した資料、
また多くの方から聞き取った資料と、
よくこれほどまでのものを、
たった2年で、それも3人でまとめ上げられた
ものだ、と賛嘆するばかりです。
1,200円で頒布されていますので、
ご興味ありましたら、お申し越し下さい。
Nさんの方にご希望をお伝えします。
●後ろ髪を引かれつつ~
そして、ついつい長居して、
シスターのお話を聴きたいものだから
グズグズしてて、遅刻して浜松ユビラーテ練習へ参加。
実は、この団体の本番がある
8月30日は、バッチリ資格試験の受験日に
重なってしまっており、年に1回しか
受験できないもんだから、泣く泣く本番参加を
キャンセルしてある。
ので、練習に参加しなくていいのだが、
この練習に出ると、8月8日にJoy of Music vol.15
でやる『筑後川』(団伊玖麿作曲)一気通貫練習が
出来る。
「江戸の仇を長崎で打つ」!
(とは、ちょっと違うがσ(^_^;、ま、そんな気持ちー)
前日に、「参加させてくださーい」と、
先生の奥様の一斉配信メールに返信してあったので、
美味しい楽しいお話タイムを脱走した分は、
しっかり練習してこなければ! なのでした。
●うまい具合に、全曲やってもらえた。ラッキー(≧▽≦)
発声がうまく出来ないと、
徹底的に発声トレーニングが
始まっちゃうので、時によっては
曲が全く進まない日もあったりするのですが、
この日はうまい具合に、全曲出来ちゃった。
私が入場した時は、1曲目の「みなかみ」の
出だし2ページは終わっていて、
「若草と若葉の重なりは
天へ続く 緑の階段~♪」辺り。
ヨシヨシ。
冒頭4/5拍子で歌われる
「今 生まれたばかりの川~♪」
という部分がソプラノ先行。伴奏なしのアカペラで
入る難しい部分で、うちのアンサンブルでも、
どんだけ引っかかったことか。
みんなで歌えばコワくない!
が顕著な気の弱い(本当か?)
アンサンブル静岡組女声たちは、
ピアノと他のパートがいない、というので、
ビビりまくるのでアル。
この出だし部分、
日本人の心のリズムたる 4/4じゃなくて、
4/5という、次に行きたいのに、ああ、まだ
一拍ある! という厄介なリズムなのも問題。
なかなかリズムのりが納得できなくて、みんな
スッキリ歌えないのだけれど、
まあ、アンサンブルの方は次第になんとか
なってきた………ハズである。(再び、本当か?)
●リズム読みのお話
先日静岡の練習でマエストロが
おっしゃってましたが、
リズムを数えるのが苦手なメンバーは、
つんのめったり、あわてたり、
あるいは、出足が鈍ったり、いろいろしますんで、
「ちゃんと裏拍(うらはく)を数えなさいね」
とおっしゃってましたねー。
ピアノのトレーニングなどでは、
拍を数えるのは基本中の基本なので、
小さいうちに数えるクセを付けられますが、
楽器から入らず、
合唱から入ると、意外とコレが抜けている。
例えば4拍子なら、
1、2、3、4………
なわけですが、この数え方だと、
意外とリズムをキープ出来ません。
で、日本では、
いちとお にぃとお さんとお しぃとお
♩ ♩ ♩ ♩
と数えます。この「とお」の部分が、
いわゆる「裏拍」です。
「いち」「にぃ」「さん」「しぃ」が
「表拍(おもてはく)」。
つまり、4分音符1個分の長さを
2つに分割して数えているのです。
いちとお にぃとお さんとお しぃとお
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
要するに、4分音符1個=8分音符2個で
数えた方が、きっちりリズムが刻めるヨ、というお話。
これが4分音符1個を3分割する3連音符になると、
3 3 3 3
♪♪♪ ♪♪♪ ♪♪♪ ♪♪♪
で、
いちと にいと さんと しいと
と数える。この読み方だと、等分にリズムを刻みやすいのです。
英語だと、このワザが使えないんで、
one n/two n / three n /four nとか、
one n n/two n n/three n n/four n nみたいな感じかなー。
リズム読みが苦手な方は、
「いちとお、にぃとお」と、
「いちと、にいと、さんと」を思い出して、
ちゃんと裏拍も刻んでみて下さいネ~(≧▽≦)
これ覚えると、楽になりますよー。
●ああ、また脱線していた。
で、この日の練習でも、
またしても唇のフォームとか、
厳しく御指導があったのですが、
なかなか全ての母音で、これをキープするのは
難しい。
出だし部分の
「今生まれたばかりの川~♪」
では、最後の「かわ」の「わ」が難しい。
特にソプラノは、下のDからオクターブ上がるもんだから、
音を上げることに一生懸命で、肝心の響きが
わやくちゃになる。
どうわやくちゃかと言うと、
そこまでは一生懸命歌の発声で
きれいな響きが出来ているのに、
「わ」だけが、
日本語の単語の発声になる。
マエストロ曰わく、
「輪っかのわー、Yシャツのわー、
ワープロのわー」。
日本語の単語というものは、
声帯を締めて発声するサウンドなので、
ネイティブ日本人たる私たちは、
相当意識してないと、すぐに声帯を
締め付ける固い音を出してしまいます。
でも、そうすると、
その固い「わー」の音だけが
飛び抜けて聞こえてしまい、
てんでハモらない。
難しい音程や、早いフレーズでは、
要求された音の場所を探したりするのに
四苦八苦し、発声を整える、という意識が
瞬間的に空白になる。
「常に意識することが大切なんですよ」
と口を酸っぱくして、マエストロが
よくおっしゃるのは、
みんなが「意識、真っ白~(゚o゚;」にすぐ
なっちゃうのを、よぉくご存じだからなんでしょうねー。
恐るべし。
でも、マエストロのおっしゃる
一言一言が、今ではすっごく腑に落ちます。
例えば「みなかみ」の後半で、
急にリズム乗りが変わるものだから、
どこの団体でやっても、
か・な・ら・ず、
ガタガタになる
「けものの白い骨を
かりうどの墓を洗い
森の暗さをおそれずに
滝の高さをおそれずに」
という部分がありますが、
直前が、爽やか~にロングトーンを張れる
「さあ、さあ、
遠い旅行が はじまる~~~♪」
という気持ち良いところである事が災いするのか、
どーしても「けものの骨」やら「かりうどの墓」に
入れない。
って言うか、みんな、詩の流れを納得出来てない!
何故、爽やかに川と一緒に自分も旅に出るのだー、
きれいな風景だー、と思っていたところに、
ページをめくったら、イキナリ「獣の骨」なんだ?
イメージ、狂う!
で、ここの部分、
「コトバを歌おうとして失敗している。
逆に、1音ずつ、エネルギーをかけて歌え」
とマエストロに言われました。
あ、ナルホドねー。
前のページと違うイメージを歌おうと
遮二無二やると、逆に口が回りきらずに
リズムも狂うし、言葉そのものも響かない。
最初はゆっくり、
スタッカートをかけて、
け・も・の・の・し………と、
響きの場所を確認して、
「けもの」という言葉ではなく、
「け+も+の」という、音でとらえ直す。
次第にテンポを上げて、
インテンポでも1音ずつ響かせられるように
トレーニングすれば、ナントカなるのであーる。
このやり方の方が、
「この言葉のイメージ、納得いかん!」
という気持ちも払拭しやすい感じだなー。
あ、それと、
「さあ、さあ」も、
日本語の「さしすせそのさー、さかなのさー」で
やっちゃうと、意外と響きが伸びないところなんで、
s--A~
みたいにやるといいって。
sを前倒しに鳴らし出して、
おもむろに[A]の母音に入るって感じかなー。
日本語の曲だから、日本語発音だけで
やろうとすると、合唱ではなかなか響きが
整わないんで、「さ」でなくて、「sA-」と
意識すると、ちゃんと出来るみたいだった。
どうもね、普段の話し言葉の日本語でやると、
なかなか歌にならない。
むしろ、狂言とか能の発声の方が
ベルカントに近いみたいなんだって。
モノの本によると、日本語の発音発声は、
室町以前以降で変化があったようで、
昔の発声は、お能の世界、
以後の発声は、江戸っ子言葉っぽいチャキチャキしたヤツ。
江戸人の子孫たる私たちは、
普段チャキチャキした、
声帯を締める発音発声をしていますが、
合唱で歌う時は、室町時代のヒトになった方が、
実は響きを統一しやすいらしいです。
野村萬斎さんのマネをすれば、出来ます!( ^o^)ノ
どーも、こーいう合唱オタク以外は
どーでもいい話は、合唱しない人には
お退屈さまの話題で申し訳ないんですがー、
書いておかないと、
自分が忘れちゃうんだよね!
(^_^;)
というわけで、合唱テクニックネタは、
自戒のために書いております。
悪しからず。<(_ _)>
●自分のアンサンブルメンバーもしごいてもらえるのはありがたいのでアル。
現在静岡バッハメンバーには、
私が引き込んだ人々で、
かつ、アンサンブルメンバーの人々が
たくさんおり、
えー、
自分でしごきをかけなくても、
マエストロがみーんなしごいてくれる、と。
( ´艸`)
ありがたや、ありがたや。
先生のおかげで、
アンサンブル静岡組の『筑後川』本番も
バッチリ!
の予定でーす(^_^)b
というわけで、浜松フィーバー第2弾は、
合唱練習フィーバーでした。
ふふ、ありがち。
そして、ついつい長居して、
シスターのお話を聴きたいものだから
グズグズしてて、遅刻して浜松ユビラーテ練習へ参加。
実は、この団体の本番がある
8月30日は、バッチリ資格試験の受験日に
重なってしまっており、年に1回しか
受験できないもんだから、泣く泣く本番参加を
キャンセルしてある。
ので、練習に参加しなくていいのだが、
この練習に出ると、8月8日にJoy of Music vol.15
でやる『筑後川』(団伊玖麿作曲)一気通貫練習が
出来る。
「江戸の仇を長崎で打つ」!
(とは、ちょっと違うがσ(^_^;、ま、そんな気持ちー)
前日に、「参加させてくださーい」と、
先生の奥様の一斉配信メールに返信してあったので、
美味しい楽しいお話タイムを脱走した分は、
しっかり練習してこなければ! なのでした。
●うまい具合に、全曲やってもらえた。ラッキー(≧▽≦)
発声がうまく出来ないと、
徹底的に発声トレーニングが
始まっちゃうので、時によっては
曲が全く進まない日もあったりするのですが、
この日はうまい具合に、全曲出来ちゃった。
私が入場した時は、1曲目の「みなかみ」の
出だし2ページは終わっていて、
「若草と若葉の重なりは
天へ続く 緑の階段~♪」辺り。
ヨシヨシ。
冒頭4/5拍子で歌われる
「今 生まれたばかりの川~♪」
という部分がソプラノ先行。伴奏なしのアカペラで
入る難しい部分で、うちのアンサンブルでも、
どんだけ引っかかったことか。
みんなで歌えばコワくない!
が顕著な気の弱い(本当か?)
アンサンブル静岡組女声たちは、
ピアノと他のパートがいない、というので、
ビビりまくるのでアル。
この出だし部分、
日本人の心のリズムたる 4/4じゃなくて、
4/5という、次に行きたいのに、ああ、まだ
一拍ある! という厄介なリズムなのも問題。
なかなかリズムのりが納得できなくて、みんな
スッキリ歌えないのだけれど、
まあ、アンサンブルの方は次第になんとか
なってきた………ハズである。(再び、本当か?)
●リズム読みのお話
先日静岡の練習でマエストロが
おっしゃってましたが、
リズムを数えるのが苦手なメンバーは、
つんのめったり、あわてたり、
あるいは、出足が鈍ったり、いろいろしますんで、
「ちゃんと裏拍(うらはく)を数えなさいね」
とおっしゃってましたねー。
ピアノのトレーニングなどでは、
拍を数えるのは基本中の基本なので、
小さいうちに数えるクセを付けられますが、
楽器から入らず、
合唱から入ると、意外とコレが抜けている。
例えば4拍子なら、
1、2、3、4………
なわけですが、この数え方だと、
意外とリズムをキープ出来ません。
で、日本では、
いちとお にぃとお さんとお しぃとお
♩ ♩ ♩ ♩
と数えます。この「とお」の部分が、
いわゆる「裏拍」です。
「いち」「にぃ」「さん」「しぃ」が
「表拍(おもてはく)」。
つまり、4分音符1個分の長さを
2つに分割して数えているのです。
いちとお にぃとお さんとお しぃとお
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
要するに、4分音符1個=8分音符2個で
数えた方が、きっちりリズムが刻めるヨ、というお話。
これが4分音符1個を3分割する3連音符になると、
3 3 3 3
♪♪♪ ♪♪♪ ♪♪♪ ♪♪♪
で、
いちと にいと さんと しいと
と数える。この読み方だと、等分にリズムを刻みやすいのです。
英語だと、このワザが使えないんで、
one n/two n / three n /four nとか、
one n n/two n n/three n n/four n nみたいな感じかなー。
リズム読みが苦手な方は、
「いちとお、にぃとお」と、
「いちと、にいと、さんと」を思い出して、
ちゃんと裏拍も刻んでみて下さいネ~(≧▽≦)
これ覚えると、楽になりますよー。
●ああ、また脱線していた。
で、この日の練習でも、
またしても唇のフォームとか、
厳しく御指導があったのですが、
なかなか全ての母音で、これをキープするのは
難しい。
出だし部分の
「今生まれたばかりの川~♪」
では、最後の「かわ」の「わ」が難しい。
特にソプラノは、下のDからオクターブ上がるもんだから、
音を上げることに一生懸命で、肝心の響きが
わやくちゃになる。
どうわやくちゃかと言うと、
そこまでは一生懸命歌の発声で
きれいな響きが出来ているのに、
「わ」だけが、
日本語の単語の発声になる。
マエストロ曰わく、
「輪っかのわー、Yシャツのわー、
ワープロのわー」。
日本語の単語というものは、
声帯を締めて発声するサウンドなので、
ネイティブ日本人たる私たちは、
相当意識してないと、すぐに声帯を
締め付ける固い音を出してしまいます。
でも、そうすると、
その固い「わー」の音だけが
飛び抜けて聞こえてしまい、
てんでハモらない。
難しい音程や、早いフレーズでは、
要求された音の場所を探したりするのに
四苦八苦し、発声を整える、という意識が
瞬間的に空白になる。
「常に意識することが大切なんですよ」
と口を酸っぱくして、マエストロが
よくおっしゃるのは、
みんなが「意識、真っ白~(゚o゚;」にすぐ
なっちゃうのを、よぉくご存じだからなんでしょうねー。
恐るべし。
でも、マエストロのおっしゃる
一言一言が、今ではすっごく腑に落ちます。
例えば「みなかみ」の後半で、
急にリズム乗りが変わるものだから、
どこの団体でやっても、
か・な・ら・ず、
ガタガタになる
「けものの白い骨を
かりうどの墓を洗い
森の暗さをおそれずに
滝の高さをおそれずに」
という部分がありますが、
直前が、爽やか~にロングトーンを張れる
「さあ、さあ、
遠い旅行が はじまる~~~♪」
という気持ち良いところである事が災いするのか、
どーしても「けものの骨」やら「かりうどの墓」に
入れない。
って言うか、みんな、詩の流れを納得出来てない!
何故、爽やかに川と一緒に自分も旅に出るのだー、
きれいな風景だー、と思っていたところに、
ページをめくったら、イキナリ「獣の骨」なんだ?
イメージ、狂う!
で、ここの部分、
「コトバを歌おうとして失敗している。
逆に、1音ずつ、エネルギーをかけて歌え」
とマエストロに言われました。
あ、ナルホドねー。
前のページと違うイメージを歌おうと
遮二無二やると、逆に口が回りきらずに
リズムも狂うし、言葉そのものも響かない。
最初はゆっくり、
スタッカートをかけて、
け・も・の・の・し………と、
響きの場所を確認して、
「けもの」という言葉ではなく、
「け+も+の」という、音でとらえ直す。
次第にテンポを上げて、
インテンポでも1音ずつ響かせられるように
トレーニングすれば、ナントカなるのであーる。
このやり方の方が、
「この言葉のイメージ、納得いかん!」
という気持ちも払拭しやすい感じだなー。
あ、それと、
「さあ、さあ」も、
日本語の「さしすせそのさー、さかなのさー」で
やっちゃうと、意外と響きが伸びないところなんで、
s--A~
みたいにやるといいって。
sを前倒しに鳴らし出して、
おもむろに[A]の母音に入るって感じかなー。
日本語の曲だから、日本語発音だけで
やろうとすると、合唱ではなかなか響きが
整わないんで、「さ」でなくて、「sA-」と
意識すると、ちゃんと出来るみたいだった。
どうもね、普段の話し言葉の日本語でやると、
なかなか歌にならない。
むしろ、狂言とか能の発声の方が
ベルカントに近いみたいなんだって。
モノの本によると、日本語の発音発声は、
室町以前以降で変化があったようで、
昔の発声は、お能の世界、
以後の発声は、江戸っ子言葉っぽいチャキチャキしたヤツ。
江戸人の子孫たる私たちは、
普段チャキチャキした、
声帯を締める発音発声をしていますが、
合唱で歌う時は、室町時代のヒトになった方が、
実は響きを統一しやすいらしいです。
野村萬斎さんのマネをすれば、出来ます!( ^o^)ノ
どーも、こーいう合唱オタク以外は
どーでもいい話は、合唱しない人には
お退屈さまの話題で申し訳ないんですがー、
書いておかないと、
自分が忘れちゃうんだよね!
(^_^;)
というわけで、合唱テクニックネタは、
自戒のために書いております。
悪しからず。<(_ _)>
●自分のアンサンブルメンバーもしごいてもらえるのはありがたいのでアル。
現在静岡バッハメンバーには、
私が引き込んだ人々で、
かつ、アンサンブルメンバーの人々が
たくさんおり、
えー、
自分でしごきをかけなくても、
マエストロがみーんなしごいてくれる、と。
( ´艸`)
ありがたや、ありがたや。
先生のおかげで、
アンサンブル静岡組の『筑後川』本番も
バッチリ!
の予定でーす(^_^)b
というわけで、浜松フィーバー第2弾は、
合唱練習フィーバーでした。
ふふ、ありがち。
●毎年恒例の大学同窓会がありました!
日曜日は、同窓会ランチイベントが
浜松でありまして、朝からイソイソと
出掛けました~(≧▽≦)
この同窓会、同期会ではありません。
いろんな学年、いろんな学科出身の方々が
集まって、ワイワイがやがやしながら、
大学から来て下さった教授陣をお迎えして、
お食事し、ちゃんと講義も受けられるという、
他では類を見ない楽しいイベントなのです!
過去に参加した会では、
仏教美術の専門家として有名な山本勉先生の
詳細な写真資料満載のスライド講義や、
テレビ・ラジオでもお馴染みの
楽しい英会話の大杉正明先生などなど、
ともかく講義が楽しみなイベント。
今年は英文科の名誉教授・シスター高田を
お迎えしての浜松ランチで、
実は個人的にどうしてもお会いしたかった先生です。
自分は宗教哲学をやりたくて、
この大学に編入したクチなので、
キリスト教文化学科。
英文科の先生方には、直接お話する
機会はありませんでした。
その前は東京女子大短期大学部で、
間違って(?)うんとこせ厳しい美学ゼミなんか
取っちゃったもんだから、ひたすら泣かされたのですが、
清泉では、アウグスチヌスやトマス・アクィナス、
あるいは和辻・西田哲学などが中心で、
最終的には、ナチの迫害を逃れてアメリカの
ユニオン神学校に行かれ、長くアメリカで
教えられたPaul Tillichで論文を書きました。
↑
まだ日本ではあまり紹介されていなかった
時代で、なかなか資料もなく、そして、この当時、
まったく(!)英語の文献には手が出なかった!
今なら、もっとアメリカの文献も読めるのになぁ。
で、なぜ英文科の教授にお会いしたかったか?
という話に戻りますが。
だ~いぶ昔に書いた本なんですが、
ハリポタが日本に上陸した頃に書いた
『ハリー・ポッターで読む伝説のヨーロッパ魔術』(冬青社刊)
というのがありまして、これを本屋さんで
偶然見つけられたシスターが、
「あら、これ、おもしろいわ。買わなきゃ!」
(ご本人談! うれしい!)
と思し召され、手にとって御覧になっているうちに、
著者略歴に、ちゃっかり卒業大学名が載っており、
うちの子じゃないの!(*^▽^*)
………と。
で、当時学長(現理事長)であられた
シスター塩谷にお知らせ下さり、
シスター塩谷からとってもお心のこもったお手紙を
いただき、「大学にいらっしゃい」とお誘いが。
で、有頂天になって大学に行ったら、
ミニ講演会をやりましょう、のお話になった!
で、アワアワしながらも、何とかやらせて
いただくことが出来ました。
↑
※オマケに、歌がお好きなシスター塩谷の
リクエストで、Amazing Geaceとかも
歌ってしまった。アワアワ。
このイベント、かなり多くの先生方も
来て下さり、その点大いにアワアワだったんですが、
ものすごぉく嬉しかったデス。講演の出来の方は、
ちょっと上がってしまったりして、前半と後半の
バランスが悪く、ああ、もうちょっと上手く出来たらなぁ………(-_-;)と忸怩たる思いもありましたが、
ともあれ、母校とのご縁が一層深まった
思い出の1コマでした。
↓
ま、こーゆーご縁で、娘も同じ大学にどっぷり
お世話になり、本当に充実した4年間を過ごせました。
※日文科のくせに、一番良い成績だったのは、
源氏講読の他は、キリスト教学だった。
やはり、私の子である。
とまあ、説明が長ったらしいですが、
母校の先生方には、足を向けて寝られない私でして、
今回は、そのきっかけを作って下さった
シスター高田と直接お目にかかる良い機会だったものですから、何をおいても、これは行くべし!
という事で浜松ランチとなったのでありました。
シスター高田は、とても気さくなお人柄で、
英文科卒業生に絶大な人気。いろんな方が
それぞれシスターとお話をしたくて駆け付けて
来られました。子育て真っ盛りで、会に出席するのは
無理かも………で、欠席通知を出してあったんだけど、
一目お目にかかりたい、と小学生の可愛い坊や2人を
伴ってご挨拶に見えた若い卒業生の方もいらっしゃいました。みんなで坊やたちに、あれ食べなさい、これ、美味しいよ、と構って喜んでしまった。
来年は是非、出席にマルを!
で、私もお目もじ順番を待って、
『書けそうで書けない英単語』(講談社文庫)という
ちょっと前に出した本を持ってシスターにご対面~(≧▽≦)
すぐに話が盛り上がってしまい、
「これは、子供に教えるのにいい本じゃない!
早速宣伝してあげるわ!」と、嬉しいお言葉を!
ワーイワーイ(≧▽≦)
そうなんですよー。
この本は、若い子にワイワイ楽しんでもらいたくて
作ったんですよね。
私たちの世代は、筆記体を習ったこともあって、
ともかくスペルを書いて覚えていったので、
こういう本を見ると、
「待てよ、あれはどう書いたかな?」
と、すぐ指が動いたりする。
ところが、今の子どもたちは、
手書き、というものをしなくなっています。
見ればわかる便利なデバイスだらけに
なっているために、書いて覚える、という
ことをしなくなっちゃってるんですよねー。
それで、大量にイラストを入れて、
目で楽しみながら、手書きするおもしろさを
分かってもらえればいいな、というのが
制作者サイドの意図だったのですが。
↓
今思うと、コレ、スマホゲームとかに
した方が若者たちにはウケたかもしれないなー。
シスターの他にも、子供たちに英語を
教えている方などがいらっしゃり、
これは、教材にいいかも!
と喜んで下さいました。感謝!
受験英語的な単語よりも、
日常生活的な単語をたくさん入れたもので、
受験生には、そのまま受験に使えるものでは
ないのですが、簡単で見過ごしがちな単語の中にも、
ものすごぉくおもしろい由来があったりするので、
それらをウンチクコラムとしてまとめてあります。
自分でも「へー! そうなんだ!」と
目からウロコを落としたモノばかり選んであるので、
楽しめると思うんですけどぉ………。
↓
書き手はこーして必死こいて書いてるんですがね。
だからと言って、売れるとは限らないのが、
この業界の難しいところなのでした(ToT)
ちなみにこの本、
「こんな感じのイラストをたくさん入れて
楽しい雰囲気にしたいんですー」
と企画段階で見本イラストをおもしろがって
持って行ったら、「じゃ、描いて下さい(^_^)b」と。
ワーイ、好きに描けるぞぉ!
と喜んだのは良かったのだが、
どんどんイラストへの要求が高くなり、
犬猫の種類を描き分けるページなんか、
10回ぐらい描き直したりなんかして、
結局文字原稿よりも、イラスト原稿を
仕上げるのに徹夜続きだったりした。
うーむ、漫画家にはなれない。
過酷すぎる。
とまあ、以前にも、このブログで
このネタは書いていますが、またにわかに
気持ちが盛り上がったので、掲載。
シスターが表紙のネコちゃんイラストを御覧になりながら、
「そっくり~(≧▽≦)!」と叫んでおられた。
ムキャー、恥ずかしい!
けど、嬉しいんで、ここにも書いちゃおうっと。
本をお手にされたシスターと
記念撮影も出来、美味しいランチもいただき、
さまざまの記念品もいただき、まっこと
楽しい昼下がりでした。
が、肝心のシスターのお話タイムに
なった時、次に予定していた浜松ユビラーテの
練習時間になっちゃって、
今年は、大学の本館である
旧島津公爵邸(ジョサイア・コンドル設計)の
築100周年でもあるので、大学の発展史の
エピソードをいろいろお話下さることになって
いたんですがぁ、(この時点で、既に2時間半
くらいワイワイしていた!)
「遅れちゃうから、行きなさい!」と
お尻を叩かれ、後ろ髪を思いっきり引かれながら、
会場を後にしました。
えーん、残念。
ハンドアウトだけは、しっかり
せしめてきましたが、やっぱり
じっくり、お聞きしたかったなー。
それにしても、やたらにお腹いっぱい。
薬膳ランチとのことで、クコの実や松の実、
豆乳や黒酢を使ったお料理ばかりだったんですけど、
途中でみんな、お腹いっぱい………。
↑
けど、デザートまでしっかり、
食べちゃいましたけどね!( ´艸`)
冬瓜とフカヒレのスープに入っていたフカヒレが巨大であった。
なんか、東京では行列が出来るスイーツなんでは?
という話。ココナッツのシャーベットにマンゴーソースがかかってるー♡
今年度の大学オフィシャル冊子に、
テレビで紹介された本館の様子を収めたDVD。
さらに、シスター高田からのお心尽くしのカード。
カード表側には、大学というか、修道会の
創設者ラファエラ・マリア(スペインの聖人)
の生家のお写真が印刷されています。
裏側は、アシジの聖フランシスコの「平和の祈り」でーす。
高校時代、全学でフランシスコの生涯を描いた映画『ブラザーサン・シスタームーン』を見に行きました。以来、大好きなお祈りです。
日曜日は、同窓会ランチイベントが
浜松でありまして、朝からイソイソと
出掛けました~(≧▽≦)
この同窓会、同期会ではありません。
いろんな学年、いろんな学科出身の方々が
集まって、ワイワイがやがやしながら、
大学から来て下さった教授陣をお迎えして、
お食事し、ちゃんと講義も受けられるという、
他では類を見ない楽しいイベントなのです!
過去に参加した会では、
仏教美術の専門家として有名な山本勉先生の
詳細な写真資料満載のスライド講義や、
テレビ・ラジオでもお馴染みの
楽しい英会話の大杉正明先生などなど、
ともかく講義が楽しみなイベント。
今年は英文科の名誉教授・シスター高田を
お迎えしての浜松ランチで、
実は個人的にどうしてもお会いしたかった先生です。
自分は宗教哲学をやりたくて、
この大学に編入したクチなので、
キリスト教文化学科。
英文科の先生方には、直接お話する
機会はありませんでした。
その前は東京女子大短期大学部で、
間違って(?)うんとこせ厳しい美学ゼミなんか
取っちゃったもんだから、ひたすら泣かされたのですが、
清泉では、アウグスチヌスやトマス・アクィナス、
あるいは和辻・西田哲学などが中心で、
最終的には、ナチの迫害を逃れてアメリカの
ユニオン神学校に行かれ、長くアメリカで
教えられたPaul Tillichで論文を書きました。
↑
まだ日本ではあまり紹介されていなかった
時代で、なかなか資料もなく、そして、この当時、
まったく(!)英語の文献には手が出なかった!
今なら、もっとアメリカの文献も読めるのになぁ。
で、なぜ英文科の教授にお会いしたかったか?
という話に戻りますが。
だ~いぶ昔に書いた本なんですが、
ハリポタが日本に上陸した頃に書いた
『ハリー・ポッターで読む伝説のヨーロッパ魔術』(冬青社刊)
というのがありまして、これを本屋さんで
偶然見つけられたシスターが、
「あら、これ、おもしろいわ。買わなきゃ!」
(ご本人談! うれしい!)
と思し召され、手にとって御覧になっているうちに、
著者略歴に、ちゃっかり卒業大学名が載っており、
うちの子じゃないの!(*^▽^*)
………と。
で、当時学長(現理事長)であられた
シスター塩谷にお知らせ下さり、
シスター塩谷からとってもお心のこもったお手紙を
いただき、「大学にいらっしゃい」とお誘いが。
で、有頂天になって大学に行ったら、
ミニ講演会をやりましょう、のお話になった!
で、アワアワしながらも、何とかやらせて
いただくことが出来ました。
↑
※オマケに、歌がお好きなシスター塩谷の
リクエストで、Amazing Geaceとかも
歌ってしまった。アワアワ。
このイベント、かなり多くの先生方も
来て下さり、その点大いにアワアワだったんですが、
ものすごぉく嬉しかったデス。講演の出来の方は、
ちょっと上がってしまったりして、前半と後半の
バランスが悪く、ああ、もうちょっと上手く出来たらなぁ………(-_-;)と忸怩たる思いもありましたが、
ともあれ、母校とのご縁が一層深まった
思い出の1コマでした。
↓
ま、こーゆーご縁で、娘も同じ大学にどっぷり
お世話になり、本当に充実した4年間を過ごせました。
※日文科のくせに、一番良い成績だったのは、
源氏講読の他は、キリスト教学だった。
やはり、私の子である。
とまあ、説明が長ったらしいですが、
母校の先生方には、足を向けて寝られない私でして、
今回は、そのきっかけを作って下さった
シスター高田と直接お目にかかる良い機会だったものですから、何をおいても、これは行くべし!
という事で浜松ランチとなったのでありました。
シスター高田は、とても気さくなお人柄で、
英文科卒業生に絶大な人気。いろんな方が
それぞれシスターとお話をしたくて駆け付けて
来られました。子育て真っ盛りで、会に出席するのは
無理かも………で、欠席通知を出してあったんだけど、
一目お目にかかりたい、と小学生の可愛い坊や2人を
伴ってご挨拶に見えた若い卒業生の方もいらっしゃいました。みんなで坊やたちに、あれ食べなさい、これ、美味しいよ、と構って喜んでしまった。
来年は是非、出席にマルを!
で、私もお目もじ順番を待って、
『書けそうで書けない英単語』(講談社文庫)という
ちょっと前に出した本を持ってシスターにご対面~(≧▽≦)
すぐに話が盛り上がってしまい、
「これは、子供に教えるのにいい本じゃない!
早速宣伝してあげるわ!」と、嬉しいお言葉を!
ワーイワーイ(≧▽≦)
そうなんですよー。
この本は、若い子にワイワイ楽しんでもらいたくて
作ったんですよね。
私たちの世代は、筆記体を習ったこともあって、
ともかくスペルを書いて覚えていったので、
こういう本を見ると、
「待てよ、あれはどう書いたかな?」
と、すぐ指が動いたりする。
ところが、今の子どもたちは、
手書き、というものをしなくなっています。
見ればわかる便利なデバイスだらけに
なっているために、書いて覚える、という
ことをしなくなっちゃってるんですよねー。
それで、大量にイラストを入れて、
目で楽しみながら、手書きするおもしろさを
分かってもらえればいいな、というのが
制作者サイドの意図だったのですが。
↓
今思うと、コレ、スマホゲームとかに
した方が若者たちにはウケたかもしれないなー。
シスターの他にも、子供たちに英語を
教えている方などがいらっしゃり、
これは、教材にいいかも!
と喜んで下さいました。感謝!
受験英語的な単語よりも、
日常生活的な単語をたくさん入れたもので、
受験生には、そのまま受験に使えるものでは
ないのですが、簡単で見過ごしがちな単語の中にも、
ものすごぉくおもしろい由来があったりするので、
それらをウンチクコラムとしてまとめてあります。
自分でも「へー! そうなんだ!」と
目からウロコを落としたモノばかり選んであるので、
楽しめると思うんですけどぉ………。
↓
書き手はこーして必死こいて書いてるんですがね。
だからと言って、売れるとは限らないのが、
この業界の難しいところなのでした(ToT)
ちなみにこの本、
「こんな感じのイラストをたくさん入れて
楽しい雰囲気にしたいんですー」
と企画段階で見本イラストをおもしろがって
持って行ったら、「じゃ、描いて下さい(^_^)b」と。
ワーイ、好きに描けるぞぉ!
と喜んだのは良かったのだが、
どんどんイラストへの要求が高くなり、
犬猫の種類を描き分けるページなんか、
10回ぐらい描き直したりなんかして、
結局文字原稿よりも、イラスト原稿を
仕上げるのに徹夜続きだったりした。
うーむ、漫画家にはなれない。
過酷すぎる。
とまあ、以前にも、このブログで
このネタは書いていますが、またにわかに
気持ちが盛り上がったので、掲載。
シスターが表紙のネコちゃんイラストを御覧になりながら、
「そっくり~(≧▽≦)!」と叫んでおられた。
ムキャー、恥ずかしい!
けど、嬉しいんで、ここにも書いちゃおうっと。
本をお手にされたシスターと
記念撮影も出来、美味しいランチもいただき、
さまざまの記念品もいただき、まっこと
楽しい昼下がりでした。
が、肝心のシスターのお話タイムに
なった時、次に予定していた浜松ユビラーテの
練習時間になっちゃって、
今年は、大学の本館である
旧島津公爵邸(ジョサイア・コンドル設計)の
築100周年でもあるので、大学の発展史の
エピソードをいろいろお話下さることになって
いたんですがぁ、(この時点で、既に2時間半
くらいワイワイしていた!)
「遅れちゃうから、行きなさい!」と
お尻を叩かれ、後ろ髪を思いっきり引かれながら、
会場を後にしました。
えーん、残念。
ハンドアウトだけは、しっかり
せしめてきましたが、やっぱり
じっくり、お聞きしたかったなー。
それにしても、やたらにお腹いっぱい。
薬膳ランチとのことで、クコの実や松の実、
豆乳や黒酢を使ったお料理ばかりだったんですけど、
途中でみんな、お腹いっぱい………。
↑
けど、デザートまでしっかり、
食べちゃいましたけどね!( ´艸`)
冬瓜とフカヒレのスープに入っていたフカヒレが巨大であった。
なんか、東京では行列が出来るスイーツなんでは?
という話。ココナッツのシャーベットにマンゴーソースがかかってるー♡
今年度の大学オフィシャル冊子に、
テレビで紹介された本館の様子を収めたDVD。
さらに、シスター高田からのお心尽くしのカード。
カード表側には、大学というか、修道会の
創設者ラファエラ・マリア(スペインの聖人)
の生家のお写真が印刷されています。
裏側は、アシジの聖フランシスコの「平和の祈り」でーす。
高校時代、全学でフランシスコの生涯を描いた映画『ブラザーサン・シスタームーン』を見に行きました。以来、大好きなお祈りです。
●アンサンブル練習も佳境に入りつつあります!
指揮者さまの前日練習まで、
残すところ、あと2回しかない!
という、実に切羽詰まった状況にある
我がアンサンブル。
複数の合唱団に所属するメンバーが
多いもんだから、このアンサンブルのために
集まれるのは、月に2回が限度デス(/_;)
例年2月くらいから始動するんですが、
今年は娘の卒業やら何やらで
自分が身動きとれなかったもんだから、
やっと4月から始動………したら、
えらい時間不足になるんだ!
ということがわかり、アワアワ!!
ヤバい。ヤバすぎるよ!
とみんなで叫んでいたんですがね。
ここへ来て、「間に合わせなくちゃっ!」の気合いが
入ってきたのか、今週はものすご、いい感じ~(≧▽≦)
のサウンドになってきました。
ご家庭の事情やらお身体の事情やらで、
なかなか集まれなかった男声陣が、
「さすがに、そろそろマズい!」
と泡を食って集まってきてくれたおかげで、
何というか、音の外枠がしっかりした感じで、
女声陣が自信をもって歌ってくれた。
インドネシアも筑後川も、
超きれいなサウンドを堪能できました~(≧▽≦)
なんだー、やっぱりやれば出来るんじゃん!
↑
その一方、「遅れてきた男たち」は、
「ダメだ、間に合わせられない………」と
泣きを入れてたんですがぁ(-_-;)
↑
実は男声合唱でやるキノマキさんの「虹」が
とてつもなく難しい! 音がてんで取れん!
と号泣(?)が!
↑
も、男声ステージは、県外組頼りだそーですので、
諸先輩方、どぞヨロシク!( ^o^)ノ
●実は前回は、インドネシアだけでほとんど終わってしまったのだった。
1回前の練習では、
声だしも兼ねて、まずは
インドネシアを………と入ったんですが、
なんだかてんで進まず、
しごいているうちに、あえなく時間となってしまいましたー。伴奏のH部さんがいなかったのも、敗因かなぁ。
そんなに迷うところはないはずなのに、
いつも隣にいるメンバーがいないと、
どうも気後れしてしまうらしい。
どこをやっても、フレーズアタマに入れない病が
各地で蔓延。
今回はピアノもあり、メンツも揃っていたためか、
比較的サクサク進み、休み時間に男声の音取り特訓も
挟みつつ、インドネシア3部作をやり、
「筑後川」もアタマから順にやり、
♪フィナーレを~……手前までやれました。
どーも振り返ってみると、
「みんなで歌えばコワくない!」状態だったのかもσ(^_^;
元々、極端に人数の少ないアンサンブルなので、
1人1人に対する要求は、どうしても
大人数の合唱団より高くなってしまいます。
求め過ぎなのかなぁ?
と悩んじゃったりもするのですが、
ちゃんと気持ちが合って歌える時は、
それはもう美しいサウンドになるので、
やっぱりこのメンバーでやりたいんだよなぁ……と
内心感動したりしている。
1人1人の努力が
仲間を得ることで、ちゃんと実っていく。
互いに高め合っていけるところが
合唱の醍醐味ではないか、と思うわけで、
やっぱり、うちのチームは、
チーム力を上げた時に
本領を発揮するんですよねー。
↑
とりあえず本番は、火事場のナントやら、を
思う存分発揮してもらう所存なのでありました。
ファイトだ!
気合いだー!
(最近、こればっか)
●今回は水のイメージの曲が続く
インドネシアも筑後川も、
清らかな水のイメージに
満たされたものなので、
今回は通常の白黒衣装に、
ブルーのお揃いスカーフを
誂えてみました♡
写真撮影したら、かなり
明るい色に撮れちゃったんですが、
実際のものは、もっと青紫っぽい。
肌触りのいいシルク100%ながら、
2,000円という破格のお値段のものを
ネット通販で見つけました。
薄くて柔らかくて、
い~い手触りです。
これ着けて、ムードを盛り上げて
みたいと思いまぁす!
指揮者さまの前日練習まで、
残すところ、あと2回しかない!
という、実に切羽詰まった状況にある
我がアンサンブル。
複数の合唱団に所属するメンバーが
多いもんだから、このアンサンブルのために
集まれるのは、月に2回が限度デス(/_;)
例年2月くらいから始動するんですが、
今年は娘の卒業やら何やらで
自分が身動きとれなかったもんだから、
やっと4月から始動………したら、
えらい時間不足になるんだ!
ということがわかり、アワアワ!!
ヤバい。ヤバすぎるよ!
とみんなで叫んでいたんですがね。
ここへ来て、「間に合わせなくちゃっ!」の気合いが
入ってきたのか、今週はものすご、いい感じ~(≧▽≦)
のサウンドになってきました。
ご家庭の事情やらお身体の事情やらで、
なかなか集まれなかった男声陣が、
「さすがに、そろそろマズい!」
と泡を食って集まってきてくれたおかげで、
何というか、音の外枠がしっかりした感じで、
女声陣が自信をもって歌ってくれた。
インドネシアも筑後川も、
超きれいなサウンドを堪能できました~(≧▽≦)
なんだー、やっぱりやれば出来るんじゃん!
↑
その一方、「遅れてきた男たち」は、
「ダメだ、間に合わせられない………」と
泣きを入れてたんですがぁ(-_-;)
↑
実は男声合唱でやるキノマキさんの「虹」が
とてつもなく難しい! 音がてんで取れん!
と号泣(?)が!
↑
も、男声ステージは、県外組頼りだそーですので、
諸先輩方、どぞヨロシク!( ^o^)ノ
●実は前回は、インドネシアだけでほとんど終わってしまったのだった。
1回前の練習では、
声だしも兼ねて、まずは
インドネシアを………と入ったんですが、
なんだかてんで進まず、
しごいているうちに、あえなく時間となってしまいましたー。伴奏のH部さんがいなかったのも、敗因かなぁ。
そんなに迷うところはないはずなのに、
いつも隣にいるメンバーがいないと、
どうも気後れしてしまうらしい。
どこをやっても、フレーズアタマに入れない病が
各地で蔓延。
今回はピアノもあり、メンツも揃っていたためか、
比較的サクサク進み、休み時間に男声の音取り特訓も
挟みつつ、インドネシア3部作をやり、
「筑後川」もアタマから順にやり、
♪フィナーレを~……手前までやれました。
どーも振り返ってみると、
「みんなで歌えばコワくない!」状態だったのかもσ(^_^;
元々、極端に人数の少ないアンサンブルなので、
1人1人に対する要求は、どうしても
大人数の合唱団より高くなってしまいます。
求め過ぎなのかなぁ?
と悩んじゃったりもするのですが、
ちゃんと気持ちが合って歌える時は、
それはもう美しいサウンドになるので、
やっぱりこのメンバーでやりたいんだよなぁ……と
内心感動したりしている。
1人1人の努力が
仲間を得ることで、ちゃんと実っていく。
互いに高め合っていけるところが
合唱の醍醐味ではないか、と思うわけで、
やっぱり、うちのチームは、
チーム力を上げた時に
本領を発揮するんですよねー。
↑
とりあえず本番は、火事場のナントやら、を
思う存分発揮してもらう所存なのでありました。
ファイトだ!
気合いだー!
(最近、こればっか)
●今回は水のイメージの曲が続く
インドネシアも筑後川も、
清らかな水のイメージに
満たされたものなので、
今回は通常の白黒衣装に、
ブルーのお揃いスカーフを
誂えてみました♡
写真撮影したら、かなり
明るい色に撮れちゃったんですが、
実際のものは、もっと青紫っぽい。
肌触りのいいシルク100%ながら、
2,000円という破格のお値段のものを
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薄くて柔らかくて、
い~い手触りです。
これ着けて、ムードを盛り上げて
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