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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

カテゴリー「英語ネタとか」の記事一覧
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●唐突ながら、TOEICを受験してきました~♪

なぜ、今頃? とか、なぜ、今更?
とかいう声をいただいたりもしてたんですが、
急に思い立って、「1回は、受けてみようか TOEICも」
ということで、今日は試験会場の静大教養棟へ。

この場所、静大混声OBOGの練習の時しか、
来たことないな・・・・。

DSC_1304.jpgで、時は秋たけなわ。
銀杏並木がきれい~うわ~。
錦秋とは、このことですねぇ。


DSC_1305.jpg立て看もたくさん並んでいて、
大学構内って雰囲気です。

いいね、いいね。


で、結構うきうきしてきた。

●ほとんど準備不足で、ちょっと怖がっていた・・・

やろうかな・・・とは思ったんだけど、
どーにもこーにも、準備をする余裕がなかった。
気持ち的に。

まあ、ビジネスイングリッシュが中心だから、
難しい単語は必要ないだろーから、
ま、なんとかなるでしょお・・・てな具合で、
ちょっとのんびりしてました。

でも、さすがに何にもやっておかないと、
試験のペースに呑まれてしまうでしょうから、
リスニング模試10回分を収録したCD付きの
問題集ってのを一冊買った。

で、一昨日、遅まきながら、急に3回分やった。

結論。

い、忙しいゾ、このテスト!

英検もかなり大忙しっぽかったですけど、
こちらも次から次へ問題を聞いて、
さっさと判断して、はい、次を見る・・・にしないと、
とても追いつかないことが分かりました。

リスニングは、おおまかに言って、
1)写真を見て、そこから読み取れることを
論理的に判断するヤツ

2)5W1H(懐かしい!)にひたすら注意して聞き、
答を出すヤツ

3)長文とまでいかない短い会話や電話メッセージを
聞いて、設問で聞かれている部分をピックアップするヤツ

の3種類くらいに分けられる。

1)は、結構引っ掛けがある。
例えば、繁華街の歩道を、両手にショッピングした
袋を提げて歩いている女性の写真がある。

・彼女は買い物し終わったところである。
・彼女は○○を買ったところである。
・彼女は歩道の脇を歩いている。

みたいなコメントが読まれる。ついうっかり買い物し
終わったところ、としたいところだけど、写真の情報からは、
これで買い物が終わったところなのか、まだこれから買い物をするのか、
帰ろうとしているのか、あるいは何を買ったかのような情報は
読み取れない。よく見ると、歩道の一番外側を歩いているので、
「歩道の脇を歩いている」が正解・・・みたいな。ちょっと、
トンチ、入ってる? みたいな。


2)は、ともかく冒頭に来るのがWhatなのかWhereなのか
Whenなのか、はたまたDon't youなのか、をひたすら
聞き取れば答えられる。

のだが、模試でやってみたところ、これが意外と
聞き取りにくいので、ちょっとイヤだった。
が、本番では、かなり聞き取りやすいクリアーな
録音だったので、なんとかセーフ(・・・だと思う)。

3)のグループでは、1つのスピーチについて
3つ設問がある。前の問題に回答した瞬間に、
次の問題の質問事項に大急ぎで眼を通さないと、
何に注意して聞けばいいのかわからないので、
これまた大忙し。

このヘンで集中力が切れかかってくる。
「のど乾いたなー」とか「ちょっとおなか減ったなー」とか
思った瞬間に聞き逃すので、
問題の番号を見つめて、
「気合いだ!」「集中力だ!」「精神力だ!」とか
心の中で叫んでみた。

なんか、昔、うちの学年の学指揮が時々叫んでいたような・・・。

で、まあ、この大量の問題(100問!)を45分でやっつける。

すると、今度は即座にリーディング試験。こちらは75分間で、
やっぱり100問。短文・長文の穴埋め、読解問題の嵐。

実は~、このリーディングセクション用の問題集っての、
持ってなかった。(きっと、売ってるんですよね?)

ので、ぶっつけ本番~! 
ええい、ままよ、何とかなる。何とかする時、何とかする!
みたいな、いいかげんなノリで受験しちゃいました。

が、幸い、読解問題は、私にとっては
それほどコワイものではなかったのでした。
ほっ。

会社の広告だとか、
イベントの案内状だとか、
旅行代理店からのお手紙+アイテナリーとか、
求職者へのお手紙だとか、
ばっかりだったんで、むちゃラッキー。

なんとなれば、こーゆーのは、
ボストンで旅行代理店に勤めていた時に
自分が書いたり、受け取ったり、
あるいはボストンの秘書科の学校の授業で
さんざんしごかれたりしたブツばっかりだったから~。

てなわけで、リーディングに関しては、
よっぽどの勘違いをしていない限り、
たぶんほとんど取りこぼしはないのじゃないかな~?
と思います。

リスニングセクションの方は、
ちょっとアヤシイなぁ・・・・ってのが、
いくつかあって、こっちの方がコワイ。

やっぱり途中で「おなかすいた」とか
考えちゃ、ダメだ。

どうもね、英検もそーでしたが、
この手のテストは、要はどんだけ集中力を
途切れさせずに、テキパキと物事を処理するか?
の訓練みたいな感じですね。

●とりあえず、終わった、終わった~♪

1時から3時まで、たっぷり
英文漬けになっていたので、
しばらく頭の中が英語だらけ状態で、
口を開くと英語が飛び出す始末でしたが、

とりあえず、おなか空いた!
眼が異様に疲れた!

・・・てんで、ガストに飛び込んで、
ヘンな時間だけど、結構おなかにたまるモノを
食べてしまった。
DSC_1306.jpgプチ男爵いもと牡蠣の
味噌焼き風グラタン!

味噌の風味がホワイトソースに
からまって、これがなかなか乙な味!
堪能、堪能。

●で、ソーニョも始動した


ひと戦終わって、おなか一杯にして、
Facebookで遊んだついでに
Yahoo!メールもチェックしてみたら、

忘年会でのお披露目はこれとこれに
しましょう、というN山先生のお達しが入っていた~!
キャー、練習しないと!

・・・っていうか、どうもね、今、歌の練習が
一番おもしろいんで、つい練習に没頭しちゃうんですよネ。

お披露目曲は、きのまきさんの「めばえ」と
Lauridsenのロマンチックな小曲(もやるかもしれない)。

(家に帰ってから、よくよくハモる会出席者を見たら、
かをる先輩はハモる会のみ出席・・・となっていた。
やった! ラッキー! 3人だ!)

帰りがけ、人通りのない陸橋で、ついつい「めばえ」を
歌ってしまった。行きは、モーツァルトの戴冠ミサ、
歌ってたし・・・う~ん、なかなか今日はリラックスして
いたみたいだなぁ。(一昨日模試をやった時は、ちょっと
青くなってしまい、すっかり肩が凝ったのだが)

きれいな銀杏並木も見たし、涼しくて爽やかだったので、
ついでにウォーキングもしてみました。
おかげで肩こりも解消したみたい。

さぁて、明日から気合い入れて、
また練習だ~!(あれ? 仕事は?!)
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●来ちゃった、来ちゃった~♪
100918_1646_01.jpg
ついに新型のkindle、入荷です~~~♪
3G,wi-fi対応とか書いてある~。
さらに薄く、さらに軽く、さらに小さく~、
操作性抜群~♪♪♪
ちなみに画面に映っているのは、
スイッチを切った時に出て来る画面の1つ。
お魚博物館? マンボウとリュウグウノツカイが
入っているので、お気に入り。

今までの機種は、ほぼA5判ぐらい。
で、今度来たのは、周囲5ミリ幅程度広い
新書版サイズ!
100918_1117_01.jpgほら~、並べるとこれぐらい違う。
今まではバッグの中に入れるのに、
ちょっと大きいナ、ってところでしたが、
今度のは新書を一冊持って歩く程度。
比べてみたら、旺文社から出てる
英検の単語や熟語のシリーズと
同じでしたヨ。

よく見ると、画面そのものは、新しいものの方が
大きいです。で、さらに見やすいデス。
今日お試しに、カンカン照りの外で見てみましたが、
ものすご、見やすい。日影でも、ものすご、見やすい。
どおして~? と嬉しい悲鳴を上げながら、
サクサク読みまくり、ついにパーシー・ジャクソン
シリーズは2冊目を読み終わってしまった。
あああ、止まらない~!
止せばいいのに、既に3冊目の冒頭に
入っちゃってますぅ。

●どーいうルートでうちに辿り着いたのか?

実は、お届け予定日は20日、と表示され
ていたのです。あ~、東京行って、帰ってきて
からだぁ、ちぇ~・・・と思っていたんですが、
「今、荷物がどこで何をして(?)いるのか」を
調べるトラックダウン・ヒストリーのページが
ありまして、調べてみました。

本体の方は生産が追い付かないので後から
配送となり、なぜかカバーだけ別送され、
その時トラックダウン・ヒストリーを
見たら、途中、香港だったか上海だったかを
経由して、名古屋空港に着いていた。
輸送便もいろんなルートがあるんだなぁ・・・
と思っていたので、今回もチェック。

工場はケンタッキー州で、そこから
アンカレッジ経由で大阪に送られていた。
大阪で通関してたのが、昨日の午後2時過ぎ
だったので、こりゃあ、今日の午前中に
届いちゃうな~るんるん♪ と待ち構え。

予想通り、今朝10時20分くらいに到着しました。
で、このコは大阪から来た・・・というタイトルに
無理矢理つながる・・・と。

●キングス・シンガーズ

昨夜教育テレビで、夜11時から
演奏会の放送がありますよ~、と
O村さんがご親切にメールで
教えて下さいました。

木・金・土と、しっちゃかめっちゃかに
忙しく出掛け、出先で原稿も書き、
その上にkindleも読み・・・だったので、
てんでテレビ欄なんかチェックして
なかったので、助かりました~。

何とか11時半には仕事のけりをつけ、
テレビの前に陣取り、エルガー・メンデルスゾーン・
フォーレ・シューベルト・・・と続く辺りから
聴きましたぁ。

やぁっぱり、スゴイですよねぇ。
後半でやった、作曲者の名前メドレー
みたいな曲、ものすごおもしろかった。
あれだけ歌えるから、これだけ楽しめるんだなぁ。
自在の境地だなぁ。

曲のアナウンスを一生懸命日本語で
お茶目にやってるのが、楽しかったですが、
アンコールの「故郷」や「大きな古時計」は
良かった。特に「故郷」が、素晴らしかったですねぇ。
やっぱり世界中で愛されるだけあります。

ネットで見たら、あのバリトンのおひげの
おじさまが、編曲をされてるんですね。
う~ん、バロックからオペラから、いろ~んな
要素をおもしろく組み込んでいて、すごい。
あんなのやれたら、楽しいだろうなぁ・・・(ため息)。

●で、仕事はどーなったんだ?

か、かなりのところまでは、はい、
何とかこぎつけましたデス。

も、もうちょっとで、何とか終わりますデス、はい。

が、げんたんちに行く前に終わらせる!
というのは、やはり無謀だったような~!

おもしろくは書けているんじゃないかな~?
とは思うんですけど、ね。
どんどんコラムネタを思い付いてしまって、
自分で自分の首を思いっきり締めてるしぃ。

・・・で、英語学習用に、思いっきり
スカイプを利用しまくっている某親友が
いたってことに、フト気付き、来週になったら、
お試しをさせてくれ、取材させてくれ、と
今日メールで頼み込んだところ。

一回25分で、三回まで無料体験レッスンを
受けられるんだそーで、それをやってみろ、
とコーラが言うので、来週やる予定であります。

・・・・って、あれ? 本番直前じゃん、それって!
23日は、ひびきのオケ練も入ってるし、
沓谷にも寄れ、と言われてたし、
あれ? 来週って、既にスケジュールいっぱい・・・か?

そして、明日は朝10時からパー練やって、
午後は全体練習に出て、で、そのまま
げんたんちにお泊まりに行って、夜中に
リハだ、と決められてしまったのだった。

あれ~? 体力、保つのかな~?
クール・プリエールの演奏会で
爆睡とかしちゃったらどーしよう!

●ちょいとトラブルがありまして~(ToT)

全く自分のドジさ加減に、
今さらながら、溜め息の出る今日この頃。

命より大事(・・・なのか!?)な、
Kindleの充電用ケーブルが、
行方不明になっちゃったのです~~~~!

大騒ぎして、家捜し!
なんだけど、こーゆー時って、
出てきそーなのに、絶対捜し物が
出てこないもんなんだよなぁ・・・。

普段は必ず同じ場所に置いておくのに、
ある日うっかり、普段置かないところに
置いたりするんだよなぁ・・・・。

で、一日中探してたんだけど、発見できず。

あああ、やっきりしちゃうなぁ・・・・。

今ちょうど、Percy Jackson and the Olympians
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」が
おもしろくって、一気読み体制に入っているのに~、
どないしてくれるねん~~~、と
自分のアホさにツッコミを入れる・・・と。

で、夜になって、ハタ、と気が付いた。

そ、そーだ。Kindleを2台持ってるヒトが
いたじゃないですか~~~!

DXと、私のと同じ機種の2台を
持っている、いつこおねーさまがぁ!!

で、早速電話して、1本貸して下さい、と頼み込み!

えへ、ソッコーで送って下さいましたぁ。
わぁい、わぁい。持つべきものは・・・であります~。
ありがとごじゃいます~♪

●充電ケーブルが来るまでは

パソコンにダウンロードした
Kindleのアプリで読んでたんですけどネ。

これも、悪くはないんですけど、
パソコン自体のバックライトのおかげで、
やっぱり少々、私には読みづらい。
目が疲れてくると、集中力が落ちるんで、
なかなか一気読み体制を維持できない

・・・とは言え、話がおもしろいんで、
せっせと読んでしまったんだけど。

古代ギリシャ時代には、ギリシャにあった
オリンポスの神々の宮殿は、今や
アメリカに引っ越しておりまして、
ニューヨークのエンパイアステートビルの
秘密のエレベーターで600階に上がると
あるんだって~。

で、冥界は、ロス方面にあったりして、
なんとかスタジオ・・・と銘打った
ふつーのオフィスビルから行ける。
で、渡し守のカロンが、イタリアの高級スーツ
着て、受付やってたりする。
「もう3000年も給料が上がってない。
あっちに行くなら、ハデス様に賃上げ要求を
してこい」
とか、主人公のパーシーに言う。(ちなみに、
PercyはPerseusペルセウスの愛称であった)

で、冥界でハデスに会うと、
「最近、やたらに大量に人間が死んで、
山のように冥界に来るんで、どんどん
支店を増設しなくちゃならん。おかげで
私の財産はじり貧で、罪人を見張るための
人員も確保しなくちゃならないし、給料も払わなくちゃ
ならないし、で、もうたまったもんじゃないんだゾ!
カロンのスーツなんか、知ったことか~!」
と愚痴られる・・・。

とまあ、パロディっぽい手法満載で、
かなり笑える作りなんです。
「聖おにいさん」みたい。

ハリポタに比べると、ものすごアメリカンな
テイストで、書きっぷりもアメリカンなんで、
アメリカ英語に馴れている人には読みやすいです。

ハリポタの向こうを張っているのか、
やっぱり少年の成長物語にもなっていて、

シリーズは5作完結で、
12歳から16歳までのお話のようです。

①Lightning Thief(いかづちの盗人)
を読み終わったところですが、これが12歳で、
6年生の1年間。

②The Sea of Monsters(モンスターの海)
13歳で7年生。

③Titan's Curse(タイタンの呪い)
14歳で8年生

④Battle of the Labyrinth(ラビリンスの戦い)
15歳で9年生

⑤Last Olympian(最後のオリンポス神)
16歳で10年生

という構成のようです。

いや~、ついうかうかと、
またハマり始めましたヨ。
やっぱり、ファンタジーが心底好きなのネ~。

●屋久島のお写真をもらった♪
IMG_9478.jpg静岡バッハのO石さんが、
元気に屋久島から帰ってきました。

なんか、ほとんど登山だったそーで
(やっぱり)、ちょっとヤセたみたいな~。

写真は、「もののけ姫の森」と
呼ばれているところだそうです。

行きたい~・・・けど、体力ない~・・・・。
仕方ないんで、写真でなごもう。

●仕事は・・・

木・金・土で馬力かけないと、連休までに
仕上がらないのだが・・・・、

ナントカ・・・は進んでいる・・・・よーな気が
しますデス、はい。

う~ん、もうちょっと・・・なんだけどなぁ。
途中で、「あ、あれもおもしろいかな」
「お、これも、入れてみようかな」
とか、
思い付いちゃうからいけないんだよなぁ・・・。

内容的には、充実したんだと思いますけど、
どんどん書く分量が増えてるよーな。

これは入りきらないナ、と思って割愛した
モノもあるにはあるんですけど。

ええい、弱音を吐いているバヤイではない。
頑張らねばぁ!

●お風呂に入っていたら・・・

急に「キーマカレーが食べたい!」
・・・と。

どーやら、お隣の夕食はカレーだったよーで、
一瞬いいにおいが窓の外から。

・・・で、うちにある材料では、
キーマカレーが出来なかったので、
お手軽に豆乳カレーを作りました。

100913_1857_01.jpg色は、あんまりhotっぽくないですネ~。
ま、中辛ぐらいかな。

材料は、鶏胸肉200g+タマネギ1個+ナス1本に生姜千切り少々。
食べやすいサイズに切った材料を
オリーブオイルで炒めてから、調製豆乳を
ひたひたになるぐらい入れて、カレー粉投入。
少し煮込んで、最後にマンゴー味のカルピスを
入れ、グランマサラ入れて出来上がり。カルピスの
おかげで、少しエスニック風味っぽくなりました~。

そろそろ秋めいてきたので、夏の疲れがどっと
出る時期。カレーを食べて免疫力を上げるゾ~。

連休はクールプリエールの演奏会聞いたら、
帰りに有楽町のグルガオンで食べて
帰るんだ~るんるん♪
●久しぶりにヘミングウェイ

英語ネタ本の参考資料に、
ヘミングウェイの『老人と海』を
読んでいるんですが、高校時代に
読んだ時より、ずっとずっと、静かに
じわじわと、じ~んとします。

昔はもちろん日本語訳で読んだのですが、
なんか、「良かった」というのは覚えているんだけど、
それほど心に沁みる文章であった・・・という
印象がない。

今回Kindleで読み直していったら、
簡潔で、ほんと、さりげない文体なんだけど、
一つ一つの文章が心に沁みるようです。

●「モリー先生との火曜日」

Mienaちゃんに紹介した
Mitch Albomさんの「モリー先生との火曜日」も
同時進行で読んでるんですけど、
こっちもまた、ものすごく、いい。
こちらは、ドキュメンタリーみたいなもので、
難病に冒されて、死を待つ身の上の
恩師と、著者本人との「最後の授業」とも
言うべき、深い対話を淡々と綴ったモノ。

大学時代に実の親子のように親しかった
先生と、卒業後もずっとつきあいたい、と
心の底で思いつつも、17年も音信不通に
してしまった自分。

大学時代に描いていた夢に挫折し、
他の道を選び、多忙な日々に埋没し、
恩師の事も、学生時代に描いた理想も、
忘れ去っていた自分。

ひょんな事から、恩師がASLという
難病に冒され、余命いくばくもない事を
知り、ともかく駆け付けた。17年間も
放りっぱなしだったこと、また、今この
瞬間も、先生に駆け寄って抱きしめること
よりも、自分の手近の仕事を済ますため
に、携帯で連絡を取り続けている自分。

自分が望んでいた人生は、
本当にこういうものだったのか?

苦い後悔。先生へのすまなさ。
そんな思いを飲み込みながら、
先生を見た。

先生は、病み疲れていたけれど、
変わらぬ笑顔で自分を抱きしめてくれた。
涙を流して、「やっと帰って来てくれたね」
と言った。

まるで、聖書の「放蕩息子」の話のよう。

著者は、自分の弱さ・ずるさをもさらけ出し
ながら、そんな自分の全てを受け入れて
くれる先生の最後を看取ることに決め、
毎週火曜日に、かつて大学で教室に
講義を受けに通った時のように、
先生の下へ通い続ける。

単位はもらえないが、
先生はとっておきの講義をしてくれた。
次第に筋肉が動かなくなり、最後は
こういう形で終わるだろう、と淡々と
語りつつ、先生は打ちひしがれてはいない。
死ぬその瞬間まで、自分がこうして
生きている事には、何か意味がある。
自分と、自分を愛してくれる人たちの
ために、とっておきのプレゼントを
しなくてはいけない。

それが先生の講義だった。
卒業式は、先生の葬儀。

主人公は、次第に衰えていく
恩師の姿に心を痛めつつも、
真に生きるとは、どういうことなのか、
先生の姿から学び取っていく。

『老人と海』もそうですが、
本当に「生きる」というのは、
どういうことなのか。

素晴らしい作品は、必ず
そういう問い掛けをしてくれます。

●ショパンのプレリュードを練習しはじめた

昨日、他のものを弾いていて、
ふとショパンを弾きたくなって、

アルフレッド・コルトー版の
プレリュード集(全音)を引っ張り出して
みました。

しばらく弾いていないので、
もちろん指がついていかないのですが、
大好きな4番を弾きたくなって、
今日も練習してみました。

歯が立たない難しい曲もたくさん
あるんですが、
3番をアルペジオの練習用に
せっせとやってみたり、
18番や20番は、やっぱりかっこいいな~、で
弾いてみたり、
で、21番の美しい川の流れの
ような音にハマり、何度も弾いてみたり・・・。

冷房はかけてあるけど、
すっかり汗をかきました。

一番好きな4番は、抑えた中に、
非常に深いものがある曲で、
一音一音の彩りが、すごく好き。

コルトー先生の解説によると、
「この前奏曲集の中で、苦悩から生まれた詩人の
物悲しく熱に浮かされたような、情感の溢れる
この作品ほどはっきりと哀しみを表した音楽は
ないであろう。この曲にはそれまで音楽が
表したことのない最も感動的な絶望のイメージが
漂っている。
 打ちひしがれた長いすすり泣きを表す右手にゆっくり広がる嘆き声のうめくような執拗さがある一方、
左手は和音を単調なリズムで静かに淡々と
繰り返しているようにみえる。しかし、半音階的な
わずかずつの下行によって1音1音とハーモニーを
解体していく変化は、より敏感に、より深く
心にしみ通るような感じを持たせ、ずきずき痛む
傷が深まり、激しくなる耐え難い苦悩の切り口が
蘇り、ショパンがストレットとフォルテの指示だけで
強調する狂わんばかりの高揚の瞬間に至る。
そして、この苦悩の激しさによって打ちのめされ、
力なくメロディーの流れは再び内にこもり、
悲しみに打ちひしがれた2度音程の静けさに
再び入り、それはこの曲全体に忘れ難い
調子を与えている。それから短く、非常に不安な
休符の後に、ぽっかり口を開いた墓穴の入口に
永遠を感じさせるような3つのゆっくりした
かすかな響きの和音が来る。」

私自身は、この曲を絶望の果て、という
風には見ません。見方が甘いのかも
しれませんが、何か、そういう深い
絶望を超越したところにある、
透明な哀しみのようなものが、
根底に流れているような気がします。

半音階的に、さりげなく展開していく
和音が、人生のさまざまな襞のように
思います。

この和音の移り変わりに、どうしようもなく
惹かれて、何度も弾くのですが、
テクニック的に甘いので、なかなか
全ての和音の音を同時に打鍵できない。

コルトー版では、各曲の、テクニカルに
難しい部分もしっかり指摘されており、
それを解消するためには、こういう
練習をすればいい、というのも、
必ず譜面付きで示されており、
なるほど、そうか、と非常に納得します。

私の手では、ショパンの和音の全ては
なかなか掴みきれないで、
手が攣りそうになっちゃうことも
しばしばなんですが、
やっぱり、この人の音世界は、
何とも言えません。

テクニックはないので、
どうしてもゆっくりしか
出来ないのだけど、この4番などは、
特に早弾きすると、
その早いパッセージの中に、
何か大事なものがこぼれ落ちていく
ような感じ。

速度指示はLargoになっているので、
ゆったりの曲ですが、それよりも
ちょっとゆっくり、じっくり、
音の世界に浸っているのが
私には合っているような気がします。

良いモノに出会い、
そしてまた、時を経て、
出会い直していける。

人生って、そう捨てたもんではないみたいです。
100310_1643~01.jpg●渋谷でも横なぐりの雪でしたネ!

仙台の方のお話では、30センチ積もった
そうですが、昨日は寒かったですね~。
東京方面の方、風邪を引きませんでしたか?

静岡は雪にはならなかったですが、
一日中大雨で、嵐!って感じでしたよぉ。

明けて本日は快晴。風は冷たかったですが、
久しぶりの晴れ間を楽しみにウォーキングして
来ました。椿が咲いてるかと思うと、もう水仙が
盛りだったり、チューリップが色づき出したりで、
冬の花と春の花が混在状態。なんか、冬鳥がまだ
いるのに、夏鳥が来ちゃってる~みたいな雰囲気。

気持ちがいいので竜華寺まで行こうかな、と
思ったんだけど、日が落ちたら寒かったんで、
花みずき通りでUターンしてしまった。

●どちりな・きりしたん(タガログ語版)発見!

ダン・ブラウンの「ロスト・シンボル」、ついに
読み切ってしまった~。あ~、長かった。

今回のは、ちょっとキリスト教から一歩離れる
のかな・・・と思ったのだけど、やっぱり
キリスト教ネタが主でした。ま、出てくる名前が
(英語読みだけど)ペテロにザカリア(洗礼者ヨハネの
父親)にソロモンだもんなぁ・・・やっぱりなぁ。

でも、映画『アビス』に出て来たサイエンスネタも
うま~く使ってあって、その点興味深かったデス。
そうか~、あれって、ホントに開発されてんだぁ。
科学って、すごいな~。
(これ以上書くとネタばれになってしまう。
伊都子お姉様がKindle DXにこの本を仕込んで
あるのを知っているので、バラさない)

で、またぞろ別のモノを物色してたんですけどね。
ついでにジョークブックも一冊読み終わっちゃった
もんで、何かないかな~と検索しておりました
ところ。

あの千原英喜さん作曲で、ころぼっくるでも
昨年歌われた「どちりな」関連の本にヒット
してしまいましたぁ~!

「どちりな・きりしたん」というのは、
元々はカトリックのいわゆる「公教要理」
で、キリスト教とは何ぞや? をわかりやすく
解説したもの。元々は、むろんラテン語。

なんだけど、安土桃山時代に来日した
ポルトガル人のパードレ(宣教師)と
日本の信徒が協力して日本語訳を作った
ものが、平仮名の「どちりな・きりしたん」。

ポルトガル語では、Doctrina Chirista。

手元の電子辞書によりますと、文禄元年
(1592)に出版されたんだとか。

で、私がKindleで見付けたものはぁ、
日本語訳とほぼ同時期の本。
フィリピンで1593年に出版された
ものだそーです。

で、紙は桑の木を加工したもので、
あんまり材質的には耐久性がない。
その上に高温多湿の土地柄なので、
だいぶ破損が激しかったらしい。
数冊作られたもののうちのいくつかは、
出来てすぐにヨーロッパに送られており、
それが最近やっと日の目を見た、という
お話らしいです。

ポルトガル語とタガログ語で書いて
あるんですって。


まあアンチ宗教改革、アンチ新教ということで、
イエズス会が世界中に布教活動をしたもんで、
世界中にその土地の言語に訳された
「どちりな・きりしたん」があるのですね。

そもそもカトリックというのは、
「普遍的」というのが元来の意味なんで、
世界布教を推し進めるために
「どちりな・きりしたん」翻訳活動は必須
だったのでしょう。

私がKindleで見付けたものは、英文の研究書らしい
ですが、ちょっとおもしろそうなので読み始め
ています。(その上2ドル99セントだった!)

●本日はウナギの日! 肝吸い付き!

和子おばちゃまが、浜松の親戚の方に
いらしたついで(かな?)に、豪華ウナギ
セット、肝吸い付きを送って下さいました~!

やったぁ!!

本日はスーパーで見付けたチーズ鍋とか
言うのを作ってみようかな~・・・と思って
いたんだけど、ウナギを見た瞬間に、メニューは
劇的に変わってしまった。

で、本日の夕食はこんな感じ~♪
100310_1859~01.jpg
ごくフツーの鰻丼にしようか、と
思ったんだけど、結局やっぱり
ひつまぶし。韓国ノリと紫蘇を
山ほど刻んで入れました。

手前のは、ほうれん草と椎茸を
湯がいて、豆乳ゴマドレッシングで和えたモノの
周りを、スモークサーモンで飾ったサラダ。

他は鶏挽肉入りのひじきの煮付けと
かぼちゃの煮たのでぇす。

よしよし、いろいろ入っているな。
つい栄養バランスを考えて、あれもこれも
並べたてよーとすると、一品ずつの分量が
少なめになるんだけど、作ってるうちに、
「あ~あれも食べたい」「これも食べたい~」
になるもんだから、こんな具合。

ひつまぶし、ちょっとだけお代わりしたら、
お腹いっぱいで、動けましぇ~ん状態になってしまった。

満腹、満腹。御馳走様でした。

ちなみに和子おばちゃま宅(玲子ちゃんち)に
電話したら、精進落としのお料理がすごく
美味しかった、という評判。ふふ、良かったぁ。

いや、私も非常に堪能しました。
のっけからほたて貝柱がちびコンロで
ぐつぐついってたし、お刺身にはむちゃ
新鮮な鯛が入ってたし、ご飯はしらすの炊き込み
だったし、デザートは柚風味のレアチーズケーキ
だったしぃ。ああ、書いてるうちによだれが。

今回の精進落とし会場は、巴川沿いにある
「なすび総本店」。
アンサンブルの打ち上げ専門店(?)と
なりつつある葵区の「炙りの介」の姉妹店です。
昔、ちえ姐と指揮者様の初顔合わせという
歴史的(?)イベントが執り行われたのも
このお店でありました~。

父のお気に入りのお店なんで、ここに
したんですけど、やぁっぱり美味しいね~。
清水でいとこ会やる時は、ここだね。

●おまけ

和子おばちゃまお手作りのものを、
秋野にたくさん頂きましたぁ。

布は長野から笠間に流れていったそーで、
で、仕上がったものが清水に来た、と。

みぃんな、可愛いです!
秋野がせっせと携帯で撮影してたので、
アップしておきますです。
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