忍者ブログ

合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

カテゴリー「本とか」の記事一覧
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

●だ~か~ら~、Tsutayaは危険だってば~!

・・・と行って買い物しまくってから、
叫んでも遅いっつーの。

娘が風邪っ引きで寝てるので、
代わりに「結界師」の新刊と
「xxホリック」の新刊を買いに行ってやって、
ついうっかり「大奥」のオフィシャルガイドとか
買ってしまった。原作に
ハマって、何度も読んでるもんだから、つい、
ふらふらと・・・。

でも、待望の「テルマエ・ロマエ」第2巻を
ゲットできたんで、ま、いいか~。(いいのか?!)

熱川バナナワニ園の取材を目一杯
活かして描いてくれた、ワニが泳ぐ風呂、
ナ~イ~ス~!

小ワニが、うっとりと目をつぶって
お湯に浮かんでいる図、いいわぁ♪

それにしても、ヤマザキマリさんの
デッサン力はすごいなぁ。
小ワニは、まさに子供ワニだし、
年老いてヨボヨボしたワニは、
まさにそーだし。

今回も、楽しくハマりましたぁ♪

そして、個人的にファンである
マルクス・アウレリウス・アントニヌスの少年時代まで
描いてくれちゃって、もう、サービス満点だぁ!
うん、やっぱ、こーいう少年でしょう。


●校正は、サクサク進んでますよ、ええ。

だいたい一通りは目を通し、
添削を始めています。

で、またネタの差し替えとか、
挿入とかも出て来て、
またしても調べに走ったりしています。

前半部分を中心に、A嬢と相方に
校正読みをしてもらってはあるんですが、
ネタが英語だけに、そして、
どーいうわけか、私の文章、語調のせいなのか、
ひっかかってくれないので、
間違いがあっても、二人ともスルーしてしまう。

後で自分で読んで、
「ああっ!! 3行後に、ほっとんど
同じ表現がある! うかつ!
だが、どーして誰も気がつかんのだ!」

とか叫んでおります。

まあ、校正読みから遠ざかりつつある
お二人なんで、「やっぱり、自分が
しっかりするしかないんだ~(泣)」と
ブツクサ言いながら、また読む、と。

多分、自分が一番自分の文章に対して
口うるさいんだと思います。
いいんだか、何なんだか。

●Kindleでうり坊はうすが読めてしまった!

今まで気付かなかったんですが、
ネット検索できる機能が付いてました!

本を読んでる通常画面からは行けないのですが、
【Home】キーを押して、蔵書リストを開いた
ところで、【Menu】を押すと、【Search】に
辿り着けます。

この【Search】(検索)ページは、
自分の蔵書中の検索・辞書内で単語の
検索・kindle store内検索・wikipediaの検索・
google検索と、URLをダイレクト入力して
HPやブログに行く、というのが出来るように
なっています。

で、最初のうちは、wikipediaで
「ハリソン・フォード」の資料を見たりしました。
いえ、その、大ファンなんですが、その、
仕事に必要だったんですよ、ええ(言い訳にしか
聞こえないな、やっぱり)。

で、資料としても必要だったのと、
耳慣らしに購読を始めたBoston Globe誌
(テキストを読み上げてくれる機能があるので、
英語聞き流し・垂れ流し状態で、料理を
作ったりして喜んでいる)
の映画評論で、「ピアノマニア」というドキュメンタリー
映画の事を読んだんですけどね。

簡単に解説すると、スタインウェイの調律師の
人のドキュメントフィルムで、当初は興行収入は
見込めないかもしれないけど、ええい、作りたいゾ!
で作られちゃったフィルム。サンフランシスコの
国際映画賞を獲っちゃって、他にも賞を受賞して
いて、なんか今、アメリカで人気なんですと。

へ~。これは、おもしろそう。
ひとりひとりのピアニストの欲しい音に
合わせて、創意工夫と自分の音楽性を
武器にして、調律と取り組んでいる名人の話。

昔、バークリーの授業で、調律の基礎を
学ぶクラスがあって、すごくおもしろかったのを
思い出し、

日本では見られないのかなぁ・・・と検索開始。

どうやら日本には全く入っていない様子なのですが、
英語のブログやHPでは、あちこちで話題になって
いる。

何とか、そのうち日本でも公開して欲しい!
であります。お気に入りのピアニスト、ランランも
出て来るみたい(日本公演、ないのかなぁ・・・)
なんで、そのうちの公開を心待ちにしています。

・・・と、脱線してしまった。

まあ要するに、kindleからネット検索が
出来る事を確認していたのですがぁ、
ひょっとして、日本語のサイトも見られる・・・のかしらん?

と思いつき、自分のブログのアドレスを
入れてみた。

いや~、ガクゼン。

ちゃんと、出て来ました。

そして、日本語もきれいに、
そのまま~の状態で出ました。

まだまだ日本語文献はショップには
非常に少ないのですが、
kindle本体のcapacityとしては、
ちゃんと日本語も許容範囲なんですネ~。

日本人の人が作ったらしいPDFファイルも
ショップに並んでいましたんですが、
カリフォルニア州の運転免許試験日本語
バージョンっての・・・。

私もボストンで日本語の試験問題、
昔見ましたが、日本の試験に比べると、
常識問題ばっかりで、むちゃ簡単。
そして、時折、ミョーな日本語になってたりした。

上記のカリフォルニア州バージョンのは、
一応4ドル99セントというお値段がついて
いました。なるほど、こーやって自分の
作った文書をネット上で販売できるのネ~。

世の中、どんどん進んでいるのでありますヨ。

●進んでいると言えば

Berklee College of Musicに、
なんと、なんと、ネットBookshopが
出来ていた!

そして、教科書もネット注文が
出来るよーになっている。
すごい。あんなアカデミックが地味な学校で。

一応バークリーロゴ入りの服とか、
文具とかも売ってるんだけど、
じ、地味・・・・。
ゴム草履まであった。

私の行ってた当時は、
みんな学校の前の歩道に、
ぺたんと座り込んで話し込んだり、
ランチをパクついたりしてて、
だいたいヨレヨレの格好ばかりでした。

どーしてもミュージシャンって、
そーなのね~。
ゴム草履をロゴ入りで売るなんざ、
ハーバードではありえねー話ですよね~。
(ちなみに、他の大学では、学生が
路上に座ってはいない・・・・)

ショップ内からバナーで飛べるヤツで、
学習支援用のnookとかいうアプリが
紹介されてました。

へへ~~~。こんなもんが
あるのじゃのう。

ついでにハーバードの生協も
見たら、やっぱりnookがあった。

ほほぉ~~~~。

うちの娘が通ってるフリースクールでも、
学習支援用のソフトがあって、
それをちゃんとやらないと単位が
もらえない仕組みになっているんだけど、
そーいう類のものかなぁ。

時代は変わったらしい・・・・。
んだけど、きっと実際に学校に
行ってみると、あんまり雰囲気は
変わらないんじゃないかなぁ、とか思う。
それにつけても、たまにはボストンに
行ってみたいものである!

いかん、大分里心がついておる。
PR
●アシモフさんの本がおもしろ過ぎて

困る・・・。

科学読本としては、ふむふむ、ナルホド・・・で
Kindleで読み飛ばしてもいいよーな気もしないでは
ないのだが、

聖書学資料として、おもしろ過ぎる!

もうもう、毎ページ、アンダーラインと
ブックマークする場所があり過ぎ!

当初はある程度読み進めたら、
ノートをちょこっと取ってまとめておこう、と
軽く考えていたのですが、どーもそんな態勢では
おっつかない。

こういう時、Kindleだと不便です。
マークしておけば、その場所を後から拾うことも
出来るのですけど、あんまり分量が多いと
拾い出すのが億劫。

やっぱり資料として使うには、「紙」の本の
方がやりやすい。
あっちこっちのページを行きつ戻りつしたり、
付箋やメモを貼ったりしたくてたまらない。

仕方がないので、急遽、「紙」の方も
注文出しました。
う~む、iPadにKindleアプリを入れて
使った方が、もっと使いこなせるのか?

●とか思っていたら

既にそーいう使い方をしまくっていらっしゃる方が
おられました~。

いえね、H野先生の追悼文集をもらいましたって
話をご子息のR先生にメールで振ったんですよ。

で、今、この本に夢中です~、と
アシモフさんの本を紹介したところ、
即座にiPad上のKindleにダウンロードされたのでした。
週末のお楽しみに読まれるそうです~。

で、調子に乗って、
Plato and a Platypus Walk into a Bar
(以前ハマっていた哲学をジョーク交えて
読む秀逸な本。「紙」の本の方は、
ちゃっかりガマさんに取り上げられたので、
KindleにDLし直した)も
おススメしたら、即座にお返事があって
(今、ジュネーブにいらっしゃるハズなのに~。
なんてフットワークの軽い先生だ~。親ゆずり~)

それは以前空港で「紙」で買いましたよ。
おもしろかった・・・というお話。

しゅ、趣味が合いますネ~。おこがましいですが、
嬉しいです~。どぞ、Heidegger and a Hippo
Walk Through Those Pearly Gateも
読んでやって下さい~。

・・・って、また脱線してる。

iPadのお話でした。

R先生のお話によると、お仕事柄
日本と海外を常に往復されているせいも
あるのでしょうが、iPadにPDFファイルで
仕事の本も全部入れてしまい、
便利にお使いなんだそう。

以前、Goちゃんご主人のS先輩に
ご自慢のiPadを見せていただいて以来、
ちょっと憧れて、書店で解説本を読んだりして
るんですけど。

どーも、そのうち買ってしまいそーでコワイ。
あの平面上で打つタッチタイピングの具合が
自分に合っているのかどーか、疑問だ・・・
と思って、我慢しているんですけどネ。
(何せ、最初がアメリカで電動でない英文タイプで
タイピングを覚えたので、カチャカチャ音がしない、
キーも沈み込まないっての、納得いかんよーな
気が・・・とか思ってたら、そーいう昔風の音が
出るアプリもあるそうで、ううう、引かれる~困る~!)

今使っているXPのキーボードが、
酷使したためか、大分もうろくしているよーな
雰囲気なんで、そのうち手を出しそうだ~。


●やっぱり暑いけど、少ししのぎやすい
TS3J01480001.jpg
日中はうっかりしてると、熱中症っぽく
なるので、かなり注意しないといけない
なぁ・・・という感じはするのですが、
一度雨模様の日があったせいか、
多少しのぎやすいような気がします。
暑さに身体が順応しつつあるのかも。

でも、ついこの間まで、水道の水がぬるいというか、
熱いというか、みたいだったのが、昨日・今日は、
「うん、水ってやっぱり冷たいモノだったのネ」と
思えるよーな温度になってます。

少し、季節が動いているのかも知れませんよ。

それにしても、人間って、確か恒温動物でしたよねぇ。

恒温ってことは、周りの温度に影響されずに、
自分の体温を一定に保てるハズ・・・でしたよねぇ。

・・・それにしては、外気温にものすご左右され
るんじゃ?!

だいたい気持ちよ~く過ごせる範囲の温度って、
非常に幅が狭いような。

もちっと、外気温がどーだろうと、平気の平左って
感じに進化してたら、楽なのになぁ。

もっとも、カメのむうちゃんを見ていると、
あああ、やっぱり変温動物って、うんと大変なのネ・・・
と思いますけどさ。30分も涼しい日陰にいると、
身体が冷え冷えになって、動けなくなってたり
するみたいですヨ。

それに比べれば、ホモサピエンスは温度管理能力に
長けているのかも知れないが、この程度の能力では
最近の猛暑は乗り切れん~。

精神力が足りないので、
なかなか「雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ」
にはなりにくいのだ~。

●八月のお盆シーズンが近づいて来ているので

いろいろな方から、「新盆で大変ですね」とか
「お参りしたいです」とかお話が。

す、すみません。もう、やっちゃったんデス!

静岡の大半は、八月にお盆なんですけど、
このヘンだけ七月の旧盆なんですヨ~!

聞いた話では、草薙の辺りから、新と旧が
入り混じっていて、お寺さんも「どっちでも
ご都合のいい方でいいですヨ~」なんて
おっしゃるんだとか。

うちの場合は、隣の神社のお祭りが
今年はちょうど八月のお盆シーズン真っ盛りに
なっちゃってるもんだから、まあ、重ならなくて
いいか、って感じでしたが、

てっきり八月だとばかり思っていた、と
アセってご連絡下さる方がいらっしゃるので、
ちょと申し訳ない気分です。

今日も旧制高校の同窓会の方から
ご丁寧なメールを頂いたところです。
毎年10月に同窓会があるので、その時に
配る冊子に遺族コメントみたいなのを
書きませんか、というお話を頂きました。

以前その方にお送りしたご挨拶メールを
掲載していただくことに落ち着くと思いますが、
せっかくなので、父が入院中に口述筆記した
文章を、余裕があれば載せてくださいと
お送りしたところ。

なんかね、毎日、父が使っていた病院の
受付や待合室や診察室で、
家族それぞれが仕事したり勉強したり
しているもんですから、父も一緒に
そのヘンにいるような気がしちゃって、
その点、あまり寂しく感じないんですよネ。

父のお友達の方ともペンパルしてたり、
時々お電話で話したりしますし、
(そして、私の知らなかった若い頃の
おもしろいエピソードなんか、あちこちで
聞けて、楽しかったりする)
父が使っていたものも、そのまま
使っていたりするんで、あまり
遠くへ行ってしまったように思えないのです。

ただ、時折、食事の支度をしていて、
以前に比べると、使うお肉やお野菜の分量が
一人分減っているのに、ふと気付いて、
「ああ、そうか~」なんて溜め息ついちゃったり
しますがね。

いなくて悲しい、寂しい、とは思わないんですが。

もう、いろいろしてあげられないんだなぁ・・・
なんて思うと、ちょっと切ないですね。
●「地獄の歴史」を一旦お休みして

関連資料を漁っていたところ、
アイザック・アシモフの書いた
「In the beginning Science Faces God
in the Book of Genesis」
というのにぶつかってしまいました~!

創世記の一行一行を細かく検分して、
どこがどう現代科学と相容れないのか、
あるいは、ケッコー似たような発想をしているのか、
を、とぅとぅたぁらり、とぅたらり・・・とアシモフ
先生が解説してくれる超おもしろいエッセイです。

発行は2009年10月なんで、紙の本だとまだ
14~15ドルくらいするんですが、
Kindleでは11ドル99セント。おっ得~!

アシモフさんは、ロシア系ユダヤ人移民の子で、
ご家庭内はやっぱりユダヤ的伝統に触れる
機会もあったのでしょう。

が、かなり小さい時にアメリカに来て、
すぐに地元の小学校に入ってしまったので、
大きくなるまでヘブライ語なんか勉強した
ことがなく、気持ちはすっかり生粋のアメリカン
だった・・・と別のエッセイに書いてありましたが、

この本の中では、ヘブライ語の解説も
さまざま出てきますし、また聖書考古学も
網羅されていらっしゃる感じで、科学読本+
聖書学の本、という二重に楽しい作り。

アシモフさんによると、創世記の初めの方は、
「P資料」なんだそうです。

聖書考古学の講義を聞きかじった私には、
それだけで「むきゃ~~~♪」だったりしますが、
ふつーの人はご存じありませんよネ。

解説します。

●旧約聖書の4資料説ってのがあるんですヨ

旧約聖書っつーのは、実にパッチワーク構造の
ものでありまして、一つの書物(「創世記」で
あったり、「出エジプト記」であったり、ですね)を
必ずしも一人の作者、あるいはひとつの時代に
書かれた資料で埋めていないのデス。

途中から違う時代に書かれた文章が
挿入されていたり、なんてのがザラに
あるそーです。

例えば有名なモーセの十戒ですが、
旧約聖書のあちこちに、実は別の十戒が
ちょこまか顔を出していたりするのです。

どうやら民族の守るべき掟というのが、
時代の移り変わりの中で、ああだ、こうだ、と
いろいろ述べられて、それらの断片が
あちこちにパッチワークされている・・・らしい。

聖書考古学に詳しい先生なら、
きちんと説明して下さるんでしょうけど、
私はヘナチョコなんで、ま、こんな
説明で無理矢理納得して下さい。

で、くだんの「P資料」に戻ります。

そも、「P」とは何ぞや?

・・・ですよね。

はい、「P」は「Priestプリースト」の「P」
でございます。要するに「祭司」階級のことで
ございます。なんで「祭司」かっつーと、
書いてるものが主に祭儀に関することを
記述しているから、なんだそーです。

他には「J資料」「E資料」「D資料」というのが
ございます。
・Jは簡単に言えば、神の名の記述
として「ヤハヴェ」を用いているもの
・Eは神の名の記述に「エロヒム」を
用いているもの
・Dは申命記(Deuteronomy)の記者であるということで、これは上の3つとはちょっと感じが違うみたい。
ちなみに申命記は「第二の律法」とか律法の
「写し」あるいは「繰り返し」という意味だとか。


・・・ま、そのヘンはおいといて。

Pちゃんに戻ります。

アシモフさんのお話によると、P資料というのは、
バビロン捕囚時代のものなんだって。

ここでさらに解説します。
バビロン捕囚っつーのは、紀元前6世紀のこと。
ユダヤ人が
新バビロニア軍に捕らえられ、バビロニアに
強制移住させられた事件です。王様も貴族も
たくさん捕まって、王様なんか目を潰されて
しまった・・・と書かれています。この頃、故郷を
思って泣いた歌が詩編の「バビロン川のほとりで
私たちは泣いた・・・」になったわけで、合唱を
やっている人は歌ったことがあるんじゃないかなぁ。


・・・ううむ、なかなか
何故創世記の冒頭がPちゃんで
むきゃ~♪なのか、という肝心の
話に入れない・・・。

要するに、この時代のユダヤ人は、
バビロニアに住んでいたので、
バビロニアの天文学やら神話やらに
影響を受けており、それが創世記の記述の
中にも現れているのだ! っていう話なんです~。

ああ、解説が長い。


つまり、創世記冒頭の天地創造の話の中に、
こぉっそり、バビロニアの神マルドゥクが悪龍
ティアマットを退治して、はじめて天地創造が
出来たみたいな話が隠されているってわけ
なんですヨ~。

いかん。

神話学に興味のないヒトには、
余計、わけわからん。


興味の出た方は、アシモフさんを
読んでいただくってことで、

一つ、目ウロコねただけ披露。

●一日のはじまりって、一体いつ?

っていうネタです。

現代人は時計という便利なツールのおかげで、
一日24時間の始まりは、便宜的には夜中の0時と
しています。

もっとも、夜中の0時を開始点にして、一日の
仕事を始めるってぇヒトは、それこそ少数派で、

感覚的には、夜が明けたら、
一日が始まるってのふつーだと思います。

朝、太陽が昇り、人が、町が目覚め、
一日が開始される。それがやがて夕方になって、
陽が落ちると、ああ、そろそろ一日が終わるな、
アフターファイブは生ビール飲みたいな、みたいな
感じになる。で、たいていは夜中の0時前後を
一日の終わりとして、就寝するわけです。

ところが、バビロニアでは、
一日の始まりは、朝じゃなかったのデス!

日が沈む瞬間。これが一日の始まり!
だから、とりあえず、夜が来る。
で、夜中を過ぎ、夜明けになって、
そのまま夕方に向かう辺りが、一日の終わり
だったんですって!

奇妙~!!

バビロニアのあったチグリス・ユーフラテス流域は、
よっぽど昼間が暑くて過ごしにくかったのかなぁ。
それで、夜が来るとほっとして活動を始めたのかなぁ。
・・・なんて想像していたんですが、
どーしてか? はアシモフさんも書いてくれてません。
そのうち、何かで見つけるかもしれませんが。

で、このバビロニア風の時間感覚が
聖書の中に現れているんだそーです。

そ、そー言われてみれば、創世記の記述では、
「夜が来て、朝が来た。これが第一日目である。」
とか書いてあった!

「夜が来て、朝が・・・」は単なる語調とか、
文学的表現かと思っておった!
そうじゃなかったんだぁ。

ちなみに、このような時間感覚は、実は
キリスト教の中にずっと生き残っていたよーで、
例えば、誰もが知っている「クリスマス」と
「クリスマス・イブ」の関係。

一体、どこからどこまでが、
「クリスマス」なんだか、よくわからない。
日本では、とりあえず「イブ」が一番大事な
デートの夜・・・になっちゃってますが、

一日の始まりが夜から(つまり、現代の感覚から
言うと、前日の夜=イブ)なので、必ず
前夜祭のよーに前の晩からお祝いが始まって
いたんですネ~。

は~、ちっとも知らんかった。

・・・てなことを拾い上げては、「へーへーほーほー」
している今日この頃であります。

仕事に直接関係なさそーなブツに
ハマっているよーな感じなんですが、
ところがどっこい、途中でかなり「む!これは!」
みたいなネタをたくさん拾えています。

あ~、やっぱり神話学や宗教学はおもろい。

ついつい、資料読みにハマって、
昨夜のひびき役員会に遅刻したのは私です。

●本を送ったら、電話の嵐が巻き起こった!
100730_1851_01.jpg
父の大学時代からのお友達の先生を
中心に本をお送りしたら、夕方お礼の
電話が嵐のよーにやって参りました!

父の兄弟子の先生のお話によると、
追悼文集に執筆を、という話、父の兄弟子たちにも
来たそーなんですが、その時ちょうど体調を損ねて
いる人たちばっかりで、結局執筆はお断りしていた
んだそーです。

うちの父は、とりあえず書きたがりなもんだから、
病室でせっせと口述筆記させたりして、ともかくも
文集に掲載していただきました。大・大好きな恩師の
思い出を、どうしても形に残しておきたかったようです。

お送りした先生たちも、ものすご喜んで下さいました。
は~、お送りした甲斐があった。

藤枝にいらっしゃる同期の先生の奥様(先生は大分前に亡くなっている)は、私も小さい頃に随分可愛がっていただいた方で、父の葬儀の時も、全く入院も何も
お知らせしていなかったにもかかわらず、新聞の通知を見て駆け付けて下さった。

本が届いたというので、すぐにお電話下さり、
父の入院中の話など、またいろいろ話していたら、
やっぱりちょっと涙が出てしまった。

悲しいというのとは、ちょっと違うんですけど、
入院していた頃の父の様子のあれこれを
脳裏に思い描くと、ああ、もうあんな風に
やってあげられないんだなぁ・・・と思ったら、
ぐっと来てしまった。

どうもベタベタ親子なんで、
未だにファザコン・・・らしいです。

写真は、父の兄弟子先生が、「お盆のお供えに」と
本と入れ違いで送って下さった松本の銘酒。
「大信州」というすっごいネーミングです。
早速今夜晩酌してみましたが、フルーティーで
美味しい原酒でしたぁ。
●大したネタじゃないんでありますが・・・

今までどーやっても壁を突破できなかった
んで、非常にメデたい。よって、書いて
おくよーに・・・とお嬢様がおっしゃるもんで
書いときますが。

今日健康診断を受けたら、身長が1センチ
伸びて、ついに(やっと? なんとか?)
150センチになったんだそーです。

本人は、快哉を叫んでおります・・・。

今どき、150センチを超えたと喜んでいる
高校生もどーかと思うんだが(小学生の
女の子でも、大きい子は160だ170だ
みたいな時代ですから)、本人にとっては
大問題なもんですから、はい。
拍手しといてやって下さい。

もう成長は止まっちゃったのか、と
思っていたら、まだちょっと伸びしろがある
ようですねぇ。

ま、もっとも、私も大人になってから
2センチぐらい伸びましたから、も少し
伸びるのかもしれない。

わたくし的には、娘はいつまでも
小さいままでいて欲しいんだけどな~。
やっぱり赤ちゃんの時が可愛いよな~。
も一回縮まないのかな~・・・と言うと、
最近、ケリを入れられますデス。

や、野蛮人。誰に似たんだ、誰に。

●新刊ラッシュなんで

マンガの話であります。
「ハガレン(鋼の錬金術師)」の新刊、
「ホリック」の新刊、そして、
「のだめ」番外オペラ篇の1、

立て続けに出版され、秋野さんが
全部買ってきてくれたんで、
一気読みしときました。

「のだめ」・・・さらにパワーアップ?!
オペラ・パワーか!

「ハガレン」、お気に入りのキャラクターが
増えています。今好きなのは、改造人間
(キメラ)みたいなので、ライオン男に変身する
ハインケルさんと、ゴリラ男に変身するダリウスさん。
ダリウスさんは、もともと顔がゴリラっぽいので、
「ゴリさん」というあだ名の方がポピュラーになって
いたりする。

●譜面を注文してしまった

今日は静岡バッハの練習日で、
次の曲は何にしようか? の相談会も
兼ねて、ちょこっとバッハのモテットをやろう、
という日。

ちょこっと・・・のハズなのに、こないだの
演奏会が思いがけずうまく出来ちゃった
もんだから、先生もみんなも盛り上がっていて、
結構しっかり練習してしまった。

ちなみに演奏会CDが出るそーです。

今日のネタは、Motet III。
ソーノでやったなつかしの曲~るんるん♪

ソプラノはもう覚えきってるので、
今日はアルトをやってみましたぁ。
先生に「学生時代にやった曲なんで、
るんるんしてるんですヨ~」と言ったら、
非常にウケてしまった。

で、モテットとカンタータとか、練習して
くかね? みたいな話になったんで、
一番やりそーな雰囲気になった
カンタータの140番と147番を
モテット集の譜面と共にパナムジカ注文。

ついで(と言っちゃあなんですが)に、
先日宣伝されていた

混声合唱とピアノのための
「さすらう若人の歌」
マーラー作曲 大竹くみ編曲
カワイ出版 1470円

つーのも、いそいそと注文してしまいました。

女声が入ると、どんな感じになるのかなぁ。
やっぱり男声っぽい曲ではあるんで、
その点、どうかな、という気はするんですが、
歌えるものなら、手をだしてみたい・・・。

●懸案の校正ですが

現在一通りの入力作業は終わり、
最後の付き合わせ作業に入ったところ。
遅くとも木曜日頃には全行程を終了し、
とりあえずメール入稿できるんじゃないか・・・な。

は~、やれやれ。

これで、本来の自分の仕事に戻れる・・・

じゃなかった!

作品に出て来た人名とか店名とか料理名とか、
リストを作る計画だった~~~!(泣)

作品数がだいぶ増えてきて、どーしても
好みの名前を使っていると、あちこちで
カブってきちゃうので、これはもう、全作品を
網羅するリストを早急に作らねば、えれぇ
こっちゃ! だという事になりましてね。

元々、作品の形式が「87分署シリーズ」とか
テレビの「ERシリーズ」みたいな形なんで、
やたら登場人物が多い。同時進行でいろんな
事件をいろんな人が追っかけてる・・・みたいな。

と言うわけで、気が付いてみたら、相当の
数の登場人物が。

せ、整理整頓~!!

既に少しリストアップを始めているんですけどね。
あっという間にノート一冊埋まっていきそーな
イキオイで、正直どーなっちゃうんだろうって感じです。

ちなみに作家本人は、整理整頓とか、
ファイリングとか、きっぱりさっぱり無縁なヤツ
(要するに、非常にいいかげんである)なんで、
いくらかましな私がやっております。

あああ、いつになったら自分の仕事に
入れるんだろう・・・(大泣き)

ま、いいか。とりあえず、今週末は
飲み会だぁい!
●ついうかうかとドラマを見る

現代の脳外科医が、幕末の江戸にタイムスリップ
して、江戸の人々の病に挑むっていう、
村上もとかの『JIN~仁』を原作とする
ドラマが始まっちゃって、ついつい
見てしまった。

文久二年にタイムスリップしたという
設定なので、緒方洪庵から、坂本龍馬から
勝海舟から和宮まで、オンパレードで
出て来る。ちょっと奇想天外っぽい感じ
もするけれど、この時代に、最先端医療の
オールマイティーな医者が現れたら、
やっぱり評判が評判を呼んで、
偉い人や有名な人ともコネクションが
出来てくるのが自然な気も。
ついおもしろくて、読み出すと止められない。

このマンガ、既刊は全部揃えて
あり、さすが、この徹底取材ぶりと
ディテールに凝った作りは、村上もとかだぁ、
とか言ってたもんだから、ドラマもつい。
で、違う、この人のイメージ違う、とか
一家で騒ぎながら見てしまった。

で、つい、また読み直しを始めて
しまい、はっと気が付いたら夜明け。

ちが~う!
こんな事、してる場合じゃないの~!
涙。

●東京土産は舟和の芋ようかん

東京駅のキオスクを見たら、
舟和の芋ようかんが一個だけ
売れ残っていた。

秋野は食べたことがなかったな~、と思い、
買って帰りました。

が、賞味期限が短いお菓子
なんで、どうしようかな・・・と
思っていたら、説明に、
チンしたり、バター焼きにすると、
またナイスである旨、書いてありまして。

で、バター焼きにしてみました。
お~いしかったです~!!
091012_1438~02.JPG生だと、一本食べるとおなかいっぱい
の気がしちゃうんですが、バター焼き
にすると、逆に食が進んでしまって、
秋野と二人で全部食べてしまった。
太る~・・・でも、食物繊維だから、
ま、いいか~。


●なつかしの「ウィーン」のビルに

ちょっと寄りました。日曜日の
ジャズ祭の後の話なんですが、
父の親しいおうちの法律問題で、
岡田氏に法律相談を頼んだのです。

ま、人んちの事で、内容は割愛
しときますが、どーも法律関係は
ふつーのお年寄りには、何が
どーなってるのかわからん~・・・
なんで、結局私が動いて、相談
できるところを探すという事に。

で、唯一知ってる弁護士にして、
これ以上はないってぇぐらい
優秀な弁護士に、
「悪いけど、お茶の水まで
来て下さい~」と休みの日に
わざわざ来てもらいましたぁ。
すんまへん。
まあ、人使いが荒いという評判の
ヤツなんで、許して下さい。

でまあ、一時間ぐらい食べたり
飲んだりしながらお話してもらった
んですが、

お茶の水と言えば、ソーノでは
必ずその洗礼を受けねばならないという
「ウィーン」があった。

今は既になくなっちゃったのですが、
洋風のモダンな4階建てくらいのビルの
上から下まで喫茶店、というところで、
練習帰りに皆でよく行きました。

なんでも、新入生は、ここの
巨大なバナナパフェ(チョコパフェだったか?)を一個
食さねばならない、というミョーな
風習が当時ありまして、ま、
これが仲間になるための洗礼?

ところがこのパフェが、生半可な
もんじゃなかった。通常のパフェの
ゆうに3倍はあったような。そして、
にぎにぎしく、きれいに切れ目を
入れて、優雅なカーブを描く
バナナがどど~んとパフェの周囲に
林立している。

見ただけで、トンデモないもんだ、と
わかります。

当時、甘いものが苦手で、
静岡ではパフェなんて食べたことも
なかった私には、恐怖の洗礼でした。
他の喫茶店でパフェを頼んで
練習(?)してみたんだけど、
やっぱりとてもじゃないが一個は
食べられない。ましてや、
ウィーンの巨大パフェなど、
どーしようもない。

頭を抱えていたのですが、
実はこの洗礼には抜け道があった。
甘辛両刀の寺井さんにお願いすると、
ペロリと食べて、後輩をお救いくださる
という。

で、私も寺井さんにお願いして、
半分以上食べていただきましたデス。
助かった~。

でも、確か、私がお願いした時点で、
寺井さんは既にご自分のパフェを
食べ終えていらしたような。
う~む、今の時代なら「甘味王選手権」
に出られたのかも。

岡田氏と
「あのビルはどうなったんだろう」
とブラブラ歩いて行きましたところ、
ちゃんと昔通りのビルがありました。
中は喫茶店じゃなくなっていましたが。

で、地下にビアホールがありました。
店内には昔の写真がたくさん
飾られており、内装は、昔も
こんなだったような・・・感が非常に
しましたので、そのまま使われて
いるのかもしれません。

ビアホールの名刺みたいなのが
レジにありましたので、もらって
来ました。レトロ~な雰囲気が
うまく出ています。

091012_1551~01.JPGちなみに、初めてソーノの
練習会場に行った後、
お茶の水の「ジローGiraud」
(当時あちこちにあったピザの
チェーン店)になだれ込み、
「まりさんの後輩なら、
当然飲めるでしょお~」と
ドボドボと生ビールを注いでくれたのは
福間さんであらせられました・・・。

思えばそこからのんべ人生が・・・?
それにしても、歌う人って、どーして
酒豪が多いんでしょうね。
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
Copyright ©  -- うり坊はうす --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by petit sozai emi / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]