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●「テルマエ」様のご利益で
仕事が入ったからには、
せっせと毎日やらにゃあっ!!
・・・のハズだったんですけど、
にわかに2本、
大急ぎの校正が入った。(涙)
静岡バッハの演奏会用プログラムの
校正を、誰か急いでやれるヒト~
・・・と、何から何まで一人で頑張っちゃってる
Iヶ谷さんがおっしゃるもんだから、
つい、その、「はい、やっときます」とか何とか、
ほざいてしまった、おバカな私。
まあ、やったことがない人に
やってもらうよりは、多少経験値が
ある方が、仕事は効率的でしょう。
・・・というわけで、これが18日締め切り。
幸いこちらはすぐ出来たのだが、
相方の方から急ぎの校正が
入ってしまった。
で、こっちは21日締め切り。
ひょえ~~~。
それでも日曜日は
「第九」と「復活」のダブルキャスト練習行って、
O井さんやW田さんが出る静唱の演奏会
に行って冷やかし(いえいえ、たっぷり堪能
しましたですよ~。O井さん・W田さん・Aさんの
Soliも楽しぃく聴いちゃったし!)、
で、帰宅と同時に校正地獄に。
・・・そんなこと、やってるバヤイじゃない
んだが~。
自分の仕事の方も、旬が大切なんで、
さくさく進めて、どんどん打ち合わせして
先に進めようってことになっていて、
実は明日25日午後に打ち合わせの予定を入れて
しまった。で、その前に資料を作って
送らなければいけなかったのだが、
この資料作りが遅々として進まず~!
その上昨日は、母の実家に遊びに
行っちゃって、伯母とえんえんおしゃべりして
遊んでしまった。
もう今日は待ったなし!
朝イチからモノも言わずに
仕事漬けになりましたデス。
マウスの使いすぎで手首が痛い・・・。
ともあれ、
おかげさまで、何とか、
ほぼ満足のいくところまで
まとめた
基礎工事的なモノが出来上がりましたぁ。
ああ、目がしょぼしょぼする。
ここまでやらんでも・・・と
よく相方やAちゃんに言われるんですけど、
どーしても基礎工事は手抜きができない。
したくない。
ここで手抜きをすると、後で絶対
痛い目を見る!
手抜きがあると、必ず後でヒイヒイ
言って直さなくちゃならないし、
仕上がりも雑っぽい。
自分の仕事に満足いかない・・・に
なっちゃいます。
やっぱり手抜き工事はいかんデス。
それにやっぱり100%要求されたら、
120%、200%で返さないと、
この世界ではやっていけないヨ、と
昔お世話になった編集サンに教えられたんで、
「やるっきゃない!」モードにすぐ入ってしまう。
が、今日はそろそろ体力の限界に
さしかかっていたもんだから、
燃え上が~れ、どころじゃなくて、
立て! 立つんだ、ジョォオオオオ!
的な掛け声を心の中でひそかに
唱えていたりして。
●それにしても、よくまあGOが出たもんだ
ここの会社に昔勤めていた
編集プロダクションの人と、
昔ここで賞をとってデビューし、
今回ここの会社と、ん十年ぶりに
仕事をした相方のコネクションで、
無理やり企画を見てもらったわけで、
こんな売れないヤツの企画に、
よくぞまあ、OKを出して下さったもんだ!
と、今更ながら、感謝感激。
後で「まちがった・・・」と言っても
もう遅いですヨ~♪
とりあえず、お仕事をもらえたからには、
目いっぱい楽しい本にしたい!
てなわけで、
ただいま自分にせっせと応援歌を
歌ったり、聴いたりしています。
・・・が、こんな状態なもんだから、
明後日の練習の分の三善晃、
てんで復習するヒマがぁっ!
何とかなるんだろうかぁ~!?
ま、まあ、
何とかする、何とかする時、何とかせよっ!
みたいな掛け声を掛けて、
明日打ち合わせが終わってから、
こっそり譜面を見ようっとぉ。
てなわけで、明日の花金は、
浅草泊まりでぇす~♪
少しは遊びたい・・・ような気もするのだが、
打ち合わせが終わると、またすぐに
仕事モードに突入しちゃうんだろーな~。
我ながら因果な性格だぁ・・・。
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●昨日は駿府城散策~♪
県庁の男女共同参画課に御用があって、
電車でテクテク出発。
良いお天気で、ちょっと暑いくらいでしたが、
適度に風もあり、絶好のお散歩日和。
城内は、まさに緑したたる・・・という感じで、
御用が終わってから、うきうき歩き回りました。
やっぱり新緑はいいですね~。
母校が駿府城公園の内堀と
外堀の間に位置しているので、
久しぶりにちょこっと見に行って
激写。
でも紫外線で目が痛くなるんで、例によって
グラサン状態。在学生が、写真を撮っている
私をチラ見して、「なに、コイツ」という視線を
送ってくれました・・・。
耐震工事も終わり、昔とはちょっと配置が
異なってたり、お御堂(礼拝堂のことネ)が
やたらきれいになってたり、修道院が
学校の外に出てしまったり・・・と、まあ、
昔とはいろいろ変わってるんですが、
隣の城内教会は相変わらず古い建物の
ままなんで、全体的にこの辺り、雰囲気が
変わらない。
文教地区で、いろんな学校があるもんだから、
よくいろんな学生が体育の授業で走らされて
いたりする。昨日も女子中学生の集団が
ヒィヒィ駆け回っておりました。
●お散歩したら、おなかがペコペコ・・・
で、セノバに駆け込み、ハンバーグ定食を
ばくばく。ああ、てんでダイエットになってない。
ま、いいか~。
と極楽トンボな私は、夕食後そのまま
セノバの上の方にあるシネコンに駆け込み、
『テルマエ・ロマエ』をたっぷり鑑賞。

中でフルーツ牛乳を
売っている、という立て看を
横目に、
「どーせなら、温泉玉子が欲しかったなぁ・・・」
と思いつつ、入場。
既にかなり楽しめる、という情報をいただいて
いたので、わくわく入ったのですが、
・・・阿部寛、古代ローマ人として、
あまりに違和感なさすぎっ!!
オープニングはイタリアのセット。
大量のイタリア人エキストラが
ローマ市民として町中に溢れている
シーンなんですが、
そこにルシウス・モデストゥス(阿部寛)が
何気なく歩いてくる。
と、溶け込み過ぎてるヨ、阿部サン!
さらにハドリアヌス帝とかその後継者らとか、
日本人の役者もローマ人に扮して結構
出てくるんですけど、みんな、違和感ない。
う、う~む、意外とそんなもんなのかもしんないゾ!
ま、まあ、鼻筋の通った、西洋人っぽい
日本の俳優も増えてるもんネ~。
でも、銭湯や温泉などで登場してくる
「平たい顔族」(ふつーの日本人のおじーちゃん・
おばーちゃん)役のお年を召した役者さんたちが、
こ、これまた、まさに「平たい顔族」を地で
いってる名脇役の方々ばかり!
思わず吹き出しそうになるなぁ、この
いかにも、人のよさそうな素朴なじいちゃん達。
いいなぁ、いいなぁ~!
上戸彩も、頑張ってましたよぉ。
ストーリーは原作1~3巻辺りを主にして、
4巻のテイストも多少含めて、非常にうまく作ってある。
楽しかったのは、「ここぞ!」というシーンで、
オペラその他の名曲がかかりまくるとこ!
気がついたのだけでも、「アイーダ」(凱旋)
「蝶々夫人」(ある晴れた日にとか)
トスカの「星は光りぬ」、トゥーランドットの
「誰も寝てはならぬ」などなど、
名曲がBGMっつーか、なんつーか、
実は歌が主役? みたいな状況に
イキナリなる。
こりゃあ、イタリアで上映したら、
大うけだぁね!
という楽しい、楽しいラインナップ。
さりげに、ラシーヌ賛歌が
入っていたりするしぃ~。
なに、この楽しさ?って感じでした。
思わず爆笑しそうになっちゃったのは、
温泉の湯が大渦となり、ルシウスが
巻き込まれて現代日本に来ちゃうところで、
ヴェルディ・レクイエムの「Dies Irae」が
かかるところ! あまりにハマってるよぉおお!
と~もかく、楽しい映画でした!
オススメに従って、急いで行ってみて
よかったぁ♪
●というわけで、大満足で家に帰ってきた
・・・で、パソコンのメールをチェックしたら、
とぉんでもなく嬉しいメールが入っていましたっ!
最近ずっと温めていた企画が、
編集会議を通り、
ついにGOサインが出たっ!!
というお知らせがぁっ!
やった、やった~~~!!
あまりの嬉しさに、手がワナワナ。
震える手でスマホを操り、すぐに
編集サンにお電話しました。
ううう、よかった。
なかなか実現に至るような
嬉しいニュースがなくって、
苦節3年くらいやってるもんだから、
もうもう、嬉しくってしょーがない。
これは、絶対、「テルマエ」様の
ご利益に違いない!!
・・・と一人、ローソンのプレミアム
ロールで祝杯ならぬ祝ケーキしたのでした。
さあさあ、忙しくなるゾ~~~!
電車でテクテク出発。
良いお天気で、ちょっと暑いくらいでしたが、
適度に風もあり、絶好のお散歩日和。
城内は、まさに緑したたる・・・という感じで、
御用が終わってから、うきうき歩き回りました。
やっぱり新緑はいいですね~。
外堀の間に位置しているので、
久しぶりにちょこっと見に行って
激写。
でも紫外線で目が痛くなるんで、例によって
グラサン状態。在学生が、写真を撮っている
私をチラ見して、「なに、コイツ」という視線を
送ってくれました・・・。
耐震工事も終わり、昔とはちょっと配置が
異なってたり、お御堂(礼拝堂のことネ)が
やたらきれいになってたり、修道院が
学校の外に出てしまったり・・・と、まあ、
昔とはいろいろ変わってるんですが、
隣の城内教会は相変わらず古い建物の
ままなんで、全体的にこの辺り、雰囲気が
変わらない。
文教地区で、いろんな学校があるもんだから、
よくいろんな学生が体育の授業で走らされて
いたりする。昨日も女子中学生の集団が
ヒィヒィ駆け回っておりました。
●お散歩したら、おなかがペコペコ・・・
で、セノバに駆け込み、ハンバーグ定食を
ばくばく。ああ、てんでダイエットになってない。
ま、いいか~。
と極楽トンボな私は、夕食後そのまま
セノバの上の方にあるシネコンに駆け込み、
『テルマエ・ロマエ』をたっぷり鑑賞。
中でフルーツ牛乳を
売っている、という立て看を
横目に、
「どーせなら、温泉玉子が欲しかったなぁ・・・」
と思いつつ、入場。
既にかなり楽しめる、という情報をいただいて
いたので、わくわく入ったのですが、
・・・阿部寛、古代ローマ人として、
あまりに違和感なさすぎっ!!
オープニングはイタリアのセット。
大量のイタリア人エキストラが
ローマ市民として町中に溢れている
シーンなんですが、
そこにルシウス・モデストゥス(阿部寛)が
何気なく歩いてくる。
と、溶け込み過ぎてるヨ、阿部サン!
さらにハドリアヌス帝とかその後継者らとか、
日本人の役者もローマ人に扮して結構
出てくるんですけど、みんな、違和感ない。
う、う~む、意外とそんなもんなのかもしんないゾ!
ま、まあ、鼻筋の通った、西洋人っぽい
日本の俳優も増えてるもんネ~。
でも、銭湯や温泉などで登場してくる
「平たい顔族」(ふつーの日本人のおじーちゃん・
おばーちゃん)役のお年を召した役者さんたちが、
こ、これまた、まさに「平たい顔族」を地で
いってる名脇役の方々ばかり!
思わず吹き出しそうになるなぁ、この
いかにも、人のよさそうな素朴なじいちゃん達。
いいなぁ、いいなぁ~!
上戸彩も、頑張ってましたよぉ。
ストーリーは原作1~3巻辺りを主にして、
4巻のテイストも多少含めて、非常にうまく作ってある。
楽しかったのは、「ここぞ!」というシーンで、
オペラその他の名曲がかかりまくるとこ!
気がついたのだけでも、「アイーダ」(凱旋)
「蝶々夫人」(ある晴れた日にとか)
トスカの「星は光りぬ」、トゥーランドットの
「誰も寝てはならぬ」などなど、
名曲がBGMっつーか、なんつーか、
実は歌が主役? みたいな状況に
イキナリなる。
こりゃあ、イタリアで上映したら、
大うけだぁね!
という楽しい、楽しいラインナップ。
さりげに、ラシーヌ賛歌が
入っていたりするしぃ~。
なに、この楽しさ?って感じでした。
思わず爆笑しそうになっちゃったのは、
温泉の湯が大渦となり、ルシウスが
巻き込まれて現代日本に来ちゃうところで、
ヴェルディ・レクイエムの「Dies Irae」が
かかるところ! あまりにハマってるよぉおお!
と~もかく、楽しい映画でした!
オススメに従って、急いで行ってみて
よかったぁ♪
●というわけで、大満足で家に帰ってきた
・・・で、パソコンのメールをチェックしたら、
とぉんでもなく嬉しいメールが入っていましたっ!
最近ずっと温めていた企画が、
編集会議を通り、
ついにGOサインが出たっ!!
というお知らせがぁっ!
やった、やった~~~!!
あまりの嬉しさに、手がワナワナ。
震える手でスマホを操り、すぐに
編集サンにお電話しました。
ううう、よかった。
なかなか実現に至るような
嬉しいニュースがなくって、
苦節3年くらいやってるもんだから、
もうもう、嬉しくってしょーがない。
これは、絶対、「テルマエ」様の
ご利益に違いない!!
・・・と一人、ローソンのプレミアム
ロールで祝杯ならぬ祝ケーキしたのでした。
さあさあ、忙しくなるゾ~~~!
●Requiem Project
・・・というのをご存知でしょうか?
作曲家上田益(うえだ・すすむ)さんが
音頭取りして発進されたもので、
上田さん作曲の「レクイエム~あの日を、
あなたを忘れない」
(全音楽譜出版より本年1月15日楽譜上梓)
他を中心に、全国で演奏活動を広げて
いこう、というものです。
*上田さんのプロフィールや、
レクイエム他の楽曲、
プロジェクトのご説明などは
「レクイエムプロジェクト」
requiem-project.jp
をご参照ください。
簡単に説明しますと、このプロジェクト発進の
きっかけとなったのは、阪神淡路大震災。
震災の日から15年目の2010年3月17日に
向けて、2年の準備期間を経て始まりました。
「レクイエム~あの日を、あなたを忘れない」
の初演は2010年神戸にて。震災の年に生まれた
2010年当時中学1年生の女の子から、
80歳のご高齢の方までが集まり、素晴らしい
演奏をされました。
先の東日本大震災を受け、東北の地でも
演奏会が行われ、新曲も追加され、さらにプロジェクトは
広がりを見せているようです。
全曲がYouTubeで初演版がアップされています。
昨日午後これにどっぷり浸り込みました。
http://www.youtube.com/user/requiemproject
または「レクイエムプロジェクト」で検索可能です。
この曲のプラハレコーディングというのが
先ごろありまして、我らが磐田バッハの
ソリスト本宮廉子さんが参加されました。
(初演にも参加されています)
6月にCDが出来上がるとのことで、
今から楽しみにしています。
現在のところ、一般販売は予定されていません。
(それが非常に残念なんですが、
ひょっとするとAmazonで販売があるかも・・・
だそうです)
が、ご安心ください。
本宮さんを通じてお願いすることが
出来る、というお話をいただきました!
YouTube動画をご覧に
なって「ほ、欲しいっ!」になられた方!
お取次ぎいたしますので、私宛に
個人メール等でご連絡くださいませ。
以下はYouTube上の初演をお聴きした
私の拙い感想文であります。
ご参考までに掲載します。
●感想文「レクイエム~あの日を、あなたを
忘れない」(概括)
まず最初に思ったのは、この曲は
モーツァルトのレクイエムに対する
壮大なるオマージュかもしれない・・・ということ。
Lacrimosaを聴くと、「この形でモーツァルトも
ライン取りを考えたのかもしれない」などと
思ってしまったくらい。
レクイエムを現代の作曲家が作曲する
場合、どうしても過去の大作曲家たちの
偉大な作品からの影響をゼロにすることは
出来ないのかもしれない。
上田さんは、それを逆手に取って、
オマージュのイメージを前面に出しつつ、
独自の世界を構築されていると思います。
この曲集の特徴は、通常の追悼ミサ
形式に登場するKyrie やDies Iraeといった
曲群の中に、通常典礼では出てこない
Occursus et discessio
Lux Procul
Ad futurem movere
という3曲が挿入されていること。
この3曲が、まさに聴きどころかもしれません。
●各曲に対する感想文
昨年の東日本大震災での、津波が
人々に、町に、襲い掛かる衝撃の映像が
未だに脳裏から離れない今、この曲を
聴くと、どうしてもあの情景を思い出す。
聴いた後に、この曲が作られた動機が
阪神淡路大震災であったと知り、
自分が抱いた津波のイメージに、
あの御影地区の炎の燃え広がるさまが
重なった。
御影地区に住んでいる友人との
連絡がなかなかつかず、やきもきしていた
ところ、偶然テレビで取材された彼女の
元気な姿を見、ほんとうに、ほんとうに
胸を撫で下ろしたことを思い出した。
①Requiem aeternum(永遠の平安を)
ドラマチックな序章。ヴェルディ『レクイエム』の
壮大さに通ずる、大きな悲劇を予感させる
歌いだしに、胸がトクン、と鳴った。
②Kyrie(主よ、哀れみたまえ)
哀切な調べが、静かに、だが深い哀しみを
湛えて、語りかけられる。
③Dies Irae(怒りの日)
あの日の、押し寄せる津波の恐ろしさが、
まざまざと蘇った。
こんな現実があるとは、誰もが目を疑った
自然の猛威。身の内の震えを禁じ得ない。
後奏バイオリンが、全てを押し流した後、
何事もなかったかのように引いていった、
あの波のようだった。
④occursus et discessio(出会いと別れ)
「出会いと別れ」と題されたこの美しい小曲は、
哀切に、また限りなく美しいソロ重唱によって
歌われる。一音一音が沁み入り、こわばった
心をやさしく解きほぐしてくれるようだ。
気がつくと、自然と涙が溢れていた。
⑤Lacrimosa(涙あふるる日)
モーツァルト『レクイエム』の名曲Lacrimosa
を想起させる美しいメロディーが、深い海の面に
ゆるやかに波を刻む。
尽きせぬ思いは、どこまで流れていくのだろうか。
アーメン終止の美しさが、
波立つ思いを
そっとすくい取ってくれた。
⑥Sanctus(聖なるかな)
宗教曲とは思えないほどの
明るい響き。
春の花があふれる楽園の光景か。
心がほがらかになる一曲。
⑦Non oblivisco(あなたを忘れない)
ソロに導かれた合唱が、叙情的に美しく
歌う印象的なメロディー。
Sanctus, Sanctusの掛け合いに、
その明るい響きに、
大きな救いがあった。
⑧Agnus Dei(神の子羊)
⑦が歌った
地上に残されたものの透明な哀しみを
⑧は聖なるものに昇華しているように思う。
ただ、ただ、清らかだ。
Requiem aeternum Domineが
曲を締めくくる。鎮魂の祈り。
⑨Lux procul(光の彼方へ)
地平線の向こうに
ほのかに差した
一条の光。
その柔らかな温かさーー。
⑩Ad futurem movere(未来に向かって)
明るい行進曲。
失ったものの大きさを胸に秘めつつも、
前へ、前へとひたむきに進む人の心。
Ad futurem movereと繰り返される部分は、
思わず共にくちずさんでしまう。
Luce terraという歌詞があった。
「地上に光を」という意味だと思う。
まさにこの曲が、傷ついた地上に
天上の光をもたらさんことを
祈らずにはいられない。
・・・というのをご存知でしょうか?
作曲家上田益(うえだ・すすむ)さんが
音頭取りして発進されたもので、
上田さん作曲の「レクイエム~あの日を、
あなたを忘れない」
(全音楽譜出版より本年1月15日楽譜上梓)
他を中心に、全国で演奏活動を広げて
いこう、というものです。
*上田さんのプロフィールや、
レクイエム他の楽曲、
プロジェクトのご説明などは
「レクイエムプロジェクト」
requiem-project.jp
をご参照ください。
簡単に説明しますと、このプロジェクト発進の
きっかけとなったのは、阪神淡路大震災。
震災の日から15年目の2010年3月17日に
向けて、2年の準備期間を経て始まりました。
「レクイエム~あの日を、あなたを忘れない」
の初演は2010年神戸にて。震災の年に生まれた
2010年当時中学1年生の女の子から、
80歳のご高齢の方までが集まり、素晴らしい
演奏をされました。
先の東日本大震災を受け、東北の地でも
演奏会が行われ、新曲も追加され、さらにプロジェクトは
広がりを見せているようです。
全曲がYouTubeで初演版がアップされています。
昨日午後これにどっぷり浸り込みました。
http://www.youtube.com/user/requiemproject
または「レクイエムプロジェクト」で検索可能です。
この曲のプラハレコーディングというのが
先ごろありまして、我らが磐田バッハの
ソリスト本宮廉子さんが参加されました。
(初演にも参加されています)
6月にCDが出来上がるとのことで、
今から楽しみにしています。
現在のところ、一般販売は予定されていません。
(それが非常に残念なんですが、
ひょっとするとAmazonで販売があるかも・・・
だそうです)
が、ご安心ください。
本宮さんを通じてお願いすることが
出来る、というお話をいただきました!
YouTube動画をご覧に
なって「ほ、欲しいっ!」になられた方!
お取次ぎいたしますので、私宛に
個人メール等でご連絡くださいませ。
以下はYouTube上の初演をお聴きした
私の拙い感想文であります。
ご参考までに掲載します。
●感想文「レクイエム~あの日を、あなたを
忘れない」(概括)
まず最初に思ったのは、この曲は
モーツァルトのレクイエムに対する
壮大なるオマージュかもしれない・・・ということ。
Lacrimosaを聴くと、「この形でモーツァルトも
ライン取りを考えたのかもしれない」などと
思ってしまったくらい。
レクイエムを現代の作曲家が作曲する
場合、どうしても過去の大作曲家たちの
偉大な作品からの影響をゼロにすることは
出来ないのかもしれない。
上田さんは、それを逆手に取って、
オマージュのイメージを前面に出しつつ、
独自の世界を構築されていると思います。
この曲集の特徴は、通常の追悼ミサ
形式に登場するKyrie やDies Iraeといった
曲群の中に、通常典礼では出てこない
Occursus et discessio
Lux Procul
Ad futurem movere
という3曲が挿入されていること。
この3曲が、まさに聴きどころかもしれません。
●各曲に対する感想文
昨年の東日本大震災での、津波が
人々に、町に、襲い掛かる衝撃の映像が
未だに脳裏から離れない今、この曲を
聴くと、どうしてもあの情景を思い出す。
聴いた後に、この曲が作られた動機が
阪神淡路大震災であったと知り、
自分が抱いた津波のイメージに、
あの御影地区の炎の燃え広がるさまが
重なった。
御影地区に住んでいる友人との
連絡がなかなかつかず、やきもきしていた
ところ、偶然テレビで取材された彼女の
元気な姿を見、ほんとうに、ほんとうに
胸を撫で下ろしたことを思い出した。
①Requiem aeternum(永遠の平安を)
ドラマチックな序章。ヴェルディ『レクイエム』の
壮大さに通ずる、大きな悲劇を予感させる
歌いだしに、胸がトクン、と鳴った。
②Kyrie(主よ、哀れみたまえ)
哀切な調べが、静かに、だが深い哀しみを
湛えて、語りかけられる。
③Dies Irae(怒りの日)
あの日の、押し寄せる津波の恐ろしさが、
まざまざと蘇った。
こんな現実があるとは、誰もが目を疑った
自然の猛威。身の内の震えを禁じ得ない。
後奏バイオリンが、全てを押し流した後、
何事もなかったかのように引いていった、
あの波のようだった。
④occursus et discessio(出会いと別れ)
「出会いと別れ」と題されたこの美しい小曲は、
哀切に、また限りなく美しいソロ重唱によって
歌われる。一音一音が沁み入り、こわばった
心をやさしく解きほぐしてくれるようだ。
気がつくと、自然と涙が溢れていた。
⑤Lacrimosa(涙あふるる日)
モーツァルト『レクイエム』の名曲Lacrimosa
を想起させる美しいメロディーが、深い海の面に
ゆるやかに波を刻む。
尽きせぬ思いは、どこまで流れていくのだろうか。
アーメン終止の美しさが、
波立つ思いを
そっとすくい取ってくれた。
⑥Sanctus(聖なるかな)
宗教曲とは思えないほどの
明るい響き。
春の花があふれる楽園の光景か。
心がほがらかになる一曲。
⑦Non oblivisco(あなたを忘れない)
ソロに導かれた合唱が、叙情的に美しく
歌う印象的なメロディー。
Sanctus, Sanctusの掛け合いに、
その明るい響きに、
大きな救いがあった。
⑧Agnus Dei(神の子羊)
⑦が歌った
地上に残されたものの透明な哀しみを
⑧は聖なるものに昇華しているように思う。
ただ、ただ、清らかだ。
Requiem aeternum Domineが
曲を締めくくる。鎮魂の祈り。
⑨Lux procul(光の彼方へ)
地平線の向こうに
ほのかに差した
一条の光。
その柔らかな温かさーー。
⑩Ad futurem movere(未来に向かって)
明るい行進曲。
失ったものの大きさを胸に秘めつつも、
前へ、前へとひたむきに進む人の心。
Ad futurem movereと繰り返される部分は、
思わず共にくちずさんでしまう。
Luce terraという歌詞があった。
「地上に光を」という意味だと思う。
まさにこの曲が、傷ついた地上に
天上の光をもたらさんことを
祈らずにはいられない。
●「第九」と「復活」の合同練習
という恐ろしげなモノが明日から
はじまります~。
清水文化会館マリナート開館記念事業
「第九」by秋山和慶指揮
8月1日 19:00開演
ソプラノ 横山靖代
メゾソプラノ 渡辺有夏
テノール 佐藤敦史
バリトン 初鹿野 剛
というのがまずあって、
その次は8月19日(松尾葉子指揮)
にマーラーの「復活」があります。
さらに、かわいそうなことに、
ひびきの皆さんは、
8月11日と12日に
中国に行って第九を歌う、という
スケジュールも組まれている。
まあ、オケも合唱も、8月中は
えらい騒ぎになるってぇ寸法です。
で、その合同練習がそろそろ始まったわけで、
明日は面倒だから、行くのやめようかな~・・・
とか、思ってたんですけどぉ。
めんどくさがってると、
なんか、本番までズルズルと
めんどくさがってしまいそーな
予感がしまして、いかん、いかん、
そろそろ出ないと言い訳ができん、と。
今回、清水フィルのS本さんと、
シンムジカのM島さんご両人から
声を掛けていただいてるので、
「めんどーなんで、やめます」っつーのは
通らない・・・ような・・・(^o^;)
幸い練習場所が今回はほとんど
マリナートなんで、てくてく
ウォーキングして行けるんで、
その点、楽勝。
とりあえず、譜面の用意、しときました~♪
それにしても、マリナート、
写真で見る限りですが、
ものすご立派なホールみたいです。
ヤマハが全面的に内部設計を手がけた
とかで、基本的にはシューズボックスタイプ
のホールで、反響版なども、かなり工夫が
凝らされているとか。
清水駅から直通で行けるってのも、
なかなか便利かもしんない。
実は5月27日(日)午後3時から
テストランのミニコンサートがありまして、
初鹿野さんと横山さんがモーツァルトを
歌うってんで、既に入場整理券をゲット
してある。(テストランなので、入場無料。らっきぃ!)
http://spo.j-haruta.jp/
で、26日はまたソーノの練習と大飲み会が
予定されてるので、練習して、のんだくれて、
浅草チサンインに一泊して、朝のろのろ起きて、
隣のインド料理でお昼食べて、清水に
戻ってモーツァルトを聞くってぇ、ゴキゲンと
いうか、遊んでばっかりじゃ・・・のスケジュールを
組んでしまっている私デス。
6月2日にヨハネの本番なんだけど、
こんなことで、いいのだろうか・・・。
●「ポップ」なるものを初めてもらった
ただいま我が家では、
年末年始に地獄三昧させてくれた
上下2冊本が15日に同時発売される
もんだから、ちょっとワクワク状態。
今回初めて、表紙デザインに
口を出させてもらい、本人好みの
写真の表紙。
見本が来てみたら、ものすごぉく
ステキ~な感じに仕上がったんで、
超ワクワク。
なんですが、その上に
「ポップを制作しましたので、
送りますね~」とご連絡がありました。
よく本屋さんに宣伝のために
置かれている手書きのモノを
「ポップ」と言うらしいんですが、
「へえ~、そんなモノまで
出版部が作るんだぁ~」
とかのんきに構えていたら、
こ、こんな立派なモノが、
どど~~~~んとっ!
届けられました。
なんか、厚紙のアート紙で、
むっちゃくちゃしっかりしたモノで、
「ひょえ~~~!」
です。
本の表紙とはまた別のデザインに
してあるんだけど、こっちも
ステキ~!
ちょうど絵葉書サイズなんで、
このまま切手を貼れば、投函できそうなイキオイ。
・・・が、果たしてこれを絵葉書にして
いーものかどーか分からないので、
ただただ、有難く、神棚はないので、
そのヘンの本棚に飾りたてまつってあります。
なんか、かなり力を入れてくれている感・・・
非常に、します。
有難いお話です。
これで少し売れてくれると、
助かるなぁ、ホント。
●売れていると言えば、こっちはケタ違いなんだが
かのハリポタシリーズが、
やっと電子書籍化OKになりました。
今までなかなか電子書籍にならず、
常にkindleで持ち歩きたいのにぃ、
何度も読むのにぃ、
と思っていたわたくしメは、
この情報を昨日入手し、
本日早速第1冊目と第2冊目を
ゲットいたしました。まる。
Kindleでそのまま直販ではなく、
Pottermore Shopというサイトで
独占販売。ここで購入しさえすれば、
自分のお好みのリーダーにダウンロード
できるっていう形の販売。
最初、ちと七面倒くさいのだが、
とりあえず読み上げ機能尽きのファイルを
販売してくれているので、まあ、よしとします。
ダウンロードのやり方は、こちらを見てネ、という
ボタンがあったので押してみたら、
YouTubeにアップされた解説ビデオだった。
で、イギリスで制作されたものらしく、
英語がイギリスしていた~。
な、なんとか聞き取れたが
(というか、内容がそんなに複雑じゃなかった
からだと思うが)やっぱりアメリカ発音とは
だいぶ違うんで、リズムのノリがもひとつ
つかめない。難しいもんだ。
●本日の逸品
ウォーキングがてら、文房具を買いに
行ったら、お扇子を売ってました。
うちの娘さんにエールを
送るのに、これはいいな、と
買ってきました。
なんか、座右の銘にされそうな気もするが、
まあ、いいでしょう。

なかなか、いい味だしてますよね。
という恐ろしげなモノが明日から
はじまります~。
清水文化会館マリナート開館記念事業
「第九」by秋山和慶指揮
8月1日 19:00開演
ソプラノ 横山靖代
メゾソプラノ 渡辺有夏
テノール 佐藤敦史
バリトン 初鹿野 剛
というのがまずあって、
その次は8月19日(松尾葉子指揮)
にマーラーの「復活」があります。
さらに、かわいそうなことに、
ひびきの皆さんは、
8月11日と12日に
中国に行って第九を歌う、という
スケジュールも組まれている。
まあ、オケも合唱も、8月中は
えらい騒ぎになるってぇ寸法です。
で、その合同練習がそろそろ始まったわけで、
明日は面倒だから、行くのやめようかな~・・・
とか、思ってたんですけどぉ。
めんどくさがってると、
なんか、本番までズルズルと
めんどくさがってしまいそーな
予感がしまして、いかん、いかん、
そろそろ出ないと言い訳ができん、と。
今回、清水フィルのS本さんと、
シンムジカのM島さんご両人から
声を掛けていただいてるので、
「めんどーなんで、やめます」っつーのは
通らない・・・ような・・・(^o^;)
幸い練習場所が今回はほとんど
マリナートなんで、てくてく
ウォーキングして行けるんで、
その点、楽勝。
とりあえず、譜面の用意、しときました~♪
それにしても、マリナート、
写真で見る限りですが、
ものすご立派なホールみたいです。
ヤマハが全面的に内部設計を手がけた
とかで、基本的にはシューズボックスタイプ
のホールで、反響版なども、かなり工夫が
凝らされているとか。
清水駅から直通で行けるってのも、
なかなか便利かもしんない。
実は5月27日(日)午後3時から
テストランのミニコンサートがありまして、
初鹿野さんと横山さんがモーツァルトを
歌うってんで、既に入場整理券をゲット
してある。(テストランなので、入場無料。らっきぃ!)
http://spo.j-haruta.jp/
で、26日はまたソーノの練習と大飲み会が
予定されてるので、練習して、のんだくれて、
浅草チサンインに一泊して、朝のろのろ起きて、
隣のインド料理でお昼食べて、清水に
戻ってモーツァルトを聞くってぇ、ゴキゲンと
いうか、遊んでばっかりじゃ・・・のスケジュールを
組んでしまっている私デス。
6月2日にヨハネの本番なんだけど、
こんなことで、いいのだろうか・・・。
●「ポップ」なるものを初めてもらった
ただいま我が家では、
年末年始に地獄三昧させてくれた
上下2冊本が15日に同時発売される
もんだから、ちょっとワクワク状態。
今回初めて、表紙デザインに
口を出させてもらい、本人好みの
写真の表紙。
見本が来てみたら、ものすごぉく
ステキ~な感じに仕上がったんで、
超ワクワク。
なんですが、その上に
「ポップを制作しましたので、
送りますね~」とご連絡がありました。
よく本屋さんに宣伝のために
置かれている手書きのモノを
「ポップ」と言うらしいんですが、
「へえ~、そんなモノまで
出版部が作るんだぁ~」
とかのんきに構えていたら、
どど~~~~んとっ!
届けられました。
なんか、厚紙のアート紙で、
むっちゃくちゃしっかりしたモノで、
「ひょえ~~~!」
です。
本の表紙とはまた別のデザインに
してあるんだけど、こっちも
ステキ~!
ちょうど絵葉書サイズなんで、
このまま切手を貼れば、投函できそうなイキオイ。
・・・が、果たしてこれを絵葉書にして
いーものかどーか分からないので、
ただただ、有難く、神棚はないので、
そのヘンの本棚に飾りたてまつってあります。
なんか、かなり力を入れてくれている感・・・
非常に、します。
有難いお話です。
これで少し売れてくれると、
助かるなぁ、ホント。
●売れていると言えば、こっちはケタ違いなんだが
かのハリポタシリーズが、
やっと電子書籍化OKになりました。
今までなかなか電子書籍にならず、
常にkindleで持ち歩きたいのにぃ、
何度も読むのにぃ、
と思っていたわたくしメは、
この情報を昨日入手し、
本日早速第1冊目と第2冊目を
ゲットいたしました。まる。
Kindleでそのまま直販ではなく、
Pottermore Shopというサイトで
独占販売。ここで購入しさえすれば、
自分のお好みのリーダーにダウンロード
できるっていう形の販売。
最初、ちと七面倒くさいのだが、
とりあえず読み上げ機能尽きのファイルを
販売してくれているので、まあ、よしとします。
ダウンロードのやり方は、こちらを見てネ、という
ボタンがあったので押してみたら、
YouTubeにアップされた解説ビデオだった。
で、イギリスで制作されたものらしく、
英語がイギリスしていた~。
な、なんとか聞き取れたが
(というか、内容がそんなに複雑じゃなかった
からだと思うが)やっぱりアメリカ発音とは
だいぶ違うんで、リズムのノリがもひとつ
つかめない。難しいもんだ。
●本日の逸品
ウォーキングがてら、文房具を買いに
行ったら、お扇子を売ってました。
うちの娘さんにエールを
送るのに、これはいいな、と
買ってきました。
なんか、座右の銘にされそうな気もするが、
まあ、いいでしょう。
なかなか、いい味だしてますよね。
●5月5日も練習
子供の日は、ソーニョの練習して、
そのままみんなで電車に乗って
みなとみらいに行って、新声会の定演行って、
夕食を食べるヒマがなかったので、
みなとみらい駅のところのビルで
インド料理屋さんに入ってパクパクし、
そのままさちえの家にお泊りに行きました。
ネコズ3匹におなかを見せる
攻撃をされ、いじくりいじくりし
て遊び、美味しいごはんを
食べさせてもらい、そして
例によってカメには無視され・・・楽しい1泊でしたぁ。
・・・で、帰ってきたら、給湯器の工事。
いやその、5日に出かける前に、もう
ぶっ壊れてしまって、お湯が出ないヨ~状態
だったんですけどネ。連休なもんだから、
代わりの機械が入荷しない。
ってんで、まあ、連休明けに工事。
大きなトラブルもなく、めでたくお湯は
出るよーになりました。そして、
新しい給湯器が、おしゃべりするヤツ
なんで、「自動湯ばりを開始します」とか、
いちいちしゃべって教えてくれるよーに
なりました。これを称して「しゃべるお風呂」と
命名しておきました。
思わぬ出費で頭、痛いんですけど、
とりあえずお風呂にゆったり入れるんで、
ま、まあ、いいか・・・ってところ。

写真は、6日に東海道線でえっちらおっちら
帰ってきたら、巴川が夕焼けできれいだったので。
時々、妙に美しいんだよなぁ、ここ。
で、空を見たら、こんな雲。
なんか、手と手をつなごうと
しているように見えた。
ちょっとロマンチック・・・。
●で、何をノルウェーから持ってきたか?
という話ですが。
ブツは、本の山。
それも、なぜか日本の古典関係。
全部並べると、こ~んな感じ。
この他にも、なぜか澁澤龍彦の
豪華本がたんまり。
ノルウェーで亡くなった従妹の遺品です。
哲学科に行ったハズなんで、どーして
古典と澁澤だらけなのか、そのヘン、
もひとつわからんっつーか、
やっぱり私の従妹だな、趣味、似てるわっつーか、
なんですけど。
どうももったいなくて、全部
箱詰めにして日本に持って帰ってきていたわけで、
で、まあ、持っていたわけなんですが。
よくよく見ると、高校で使った注釈本なんかも
たくさんある。私も同じ高校だったんで、
同じ文語文法の教科書まである!
で、うちのお嬢さんが、偶然にも
日文(いわゆる国文科)科なんですよ。
先日、後期の授業で発表するのに講談社学術文庫の
『讃岐典侍日記』という、ひじょーにマイナーな
資料が必要になって、アマゾンで探したら
絶版になってて、古本を探して買ったのです。
で、はた、と気づきまして、
「待てよ、うちにもいろいろあるんじゃなかったか?!」
ってんで、全部引っ張り出してみた。
いやぁ、あるわ、あるわ。
助かるわぁ~・・・って感じです。
さすがに『讃岐典侍日記』まではなかったけど、
今昔だ、平家だ、源氏だ、枕草子だ、と
よりどりみどり。
まだ卒論を書くまでには間がありますが、
片っ端から読んでもらわねばっ!
大事にとっておいて、良かったぁ。
まりこ、ありがとネ。
●で、自分もここんとこ本にハマっているんだが
先日ブログに書いた
Abraham Lincoln Vampire Hunter
はついに読み終わりました。
リンカーンがヴァンパイアハンターだった、という
とんでもない設定で、まあ、いわばパロディもの
なんですけど、
おかげさまで、南北戦争当時のアメリカの
歴史のお勉強が出来ました。
歴史的事実や、本人の手記や、演説、
また実在の人物でリンカーンと舌戦を
繰り広げた人とか、いろいろ出て来るので、
途中で調べながら読み進め、なるほど、
この当時はこーいう感じなのか、とナットク。
そういう意味ではなかなか楽しめました。
ヴァンパイア物としては、もひとつ詰めが
甘い感じなんですけど、書いてる人が
元々映画やテレビの脚本をやってる人なんで、
画面的にオイシイところが多い。
既に映画化されています。
●で、今読んでいるのは・・・
アメリカの地名語源事典と
ヴァイキングの歴史。
どーも最近、いろんな英語の
語源を拾うのがおもしろくてしょーがないので、
片っ端からその手のモノに手を出している。
ヴァイキングの歴史の方にも、英語の語源話が
入っていて、[law](法律)は、実はヴァイキングが
持ってきた言葉だそうです。なんでも、
「ものを置く、横たえる」の[lay]と非常に近い
言葉なんだって。へー。
アメリカの地名の方は、州名はもちろんのこと、
各州の有名な都市の名前の由来が丁寧に
解説されているので、かなりおもしろいです。
フランス人の探検家が最初に足を踏み入れ、
フランス語で命名
↓
フランスからスペインに売られて、地名が
スペイン語化する
↓
で、それをまたアメリカが手に入れて、
英語の地名がつく。(新たに付けられる
場合と、元の言葉を英訳したものとがある)
だとか、元々のインディアンの言葉を
フランス人が音訳したものを
英語風のスペルに変えてみたり、
スペルはフランス語のままで、
発音だけ英語風に変えてみたり。
あと、19世紀頃に、ヨーロッパの
文化都市の名前をもらうってのが
流行ったそうで、アテネなんか、
あちこちに山ほどあるんだそーです。
クリスマスの頃に命名することが
決まって、「サンタ・クロース」という
名前にしてしまったとこもあった!
などなど、読んでいくと、
「なんじゃ、そりゃ~!」と
「へー、そういうワケだったトですかー」
の山。
しばらくこれで遊んでいよう~っと!
子供の日は、ソーニョの練習して、
そのままみんなで電車に乗って
みなとみらいに行って、新声会の定演行って、
夕食を食べるヒマがなかったので、
みなとみらい駅のところのビルで
インド料理屋さんに入ってパクパクし、
そのままさちえの家にお泊りに行きました。
攻撃をされ、いじくりいじくりし
て遊び、美味しいごはんを
食べさせてもらい、そして
例によってカメには無視され・・・楽しい1泊でしたぁ。
・・・で、帰ってきたら、給湯器の工事。
いやその、5日に出かける前に、もう
ぶっ壊れてしまって、お湯が出ないヨ~状態
だったんですけどネ。連休なもんだから、
代わりの機械が入荷しない。
ってんで、まあ、連休明けに工事。
大きなトラブルもなく、めでたくお湯は
出るよーになりました。そして、
新しい給湯器が、おしゃべりするヤツ
なんで、「自動湯ばりを開始します」とか、
いちいちしゃべって教えてくれるよーに
なりました。これを称して「しゃべるお風呂」と
命名しておきました。
思わぬ出費で頭、痛いんですけど、
とりあえずお風呂にゆったり入れるんで、
ま、まあ、いいか・・・ってところ。
写真は、6日に東海道線でえっちらおっちら
帰ってきたら、巴川が夕焼けできれいだったので。
時々、妙に美しいんだよなぁ、ここ。
なんか、手と手をつなごうと
しているように見えた。
ちょっとロマンチック・・・。
●で、何をノルウェーから持ってきたか?
という話ですが。
それも、なぜか日本の古典関係。
この他にも、なぜか澁澤龍彦の
豪華本がたんまり。
ノルウェーで亡くなった従妹の遺品です。
哲学科に行ったハズなんで、どーして
古典と澁澤だらけなのか、そのヘン、
もひとつわからんっつーか、
やっぱり私の従妹だな、趣味、似てるわっつーか、
なんですけど。
どうももったいなくて、全部
箱詰めにして日本に持って帰ってきていたわけで、
で、まあ、持っていたわけなんですが。
よくよく見ると、高校で使った注釈本なんかも
たくさんある。私も同じ高校だったんで、
同じ文語文法の教科書まである!
で、うちのお嬢さんが、偶然にも
日文(いわゆる国文科)科なんですよ。
先日、後期の授業で発表するのに講談社学術文庫の
『讃岐典侍日記』という、ひじょーにマイナーな
資料が必要になって、アマゾンで探したら
絶版になってて、古本を探して買ったのです。
で、はた、と気づきまして、
「待てよ、うちにもいろいろあるんじゃなかったか?!」
ってんで、全部引っ張り出してみた。
いやぁ、あるわ、あるわ。
助かるわぁ~・・・って感じです。
さすがに『讃岐典侍日記』まではなかったけど、
今昔だ、平家だ、源氏だ、枕草子だ、と
よりどりみどり。
まだ卒論を書くまでには間がありますが、
片っ端から読んでもらわねばっ!
大事にとっておいて、良かったぁ。
まりこ、ありがとネ。
●で、自分もここんとこ本にハマっているんだが
先日ブログに書いた
Abraham Lincoln Vampire Hunter
はついに読み終わりました。
リンカーンがヴァンパイアハンターだった、という
とんでもない設定で、まあ、いわばパロディもの
なんですけど、
おかげさまで、南北戦争当時のアメリカの
歴史のお勉強が出来ました。
歴史的事実や、本人の手記や、演説、
また実在の人物でリンカーンと舌戦を
繰り広げた人とか、いろいろ出て来るので、
途中で調べながら読み進め、なるほど、
この当時はこーいう感じなのか、とナットク。
そういう意味ではなかなか楽しめました。
ヴァンパイア物としては、もひとつ詰めが
甘い感じなんですけど、書いてる人が
元々映画やテレビの脚本をやってる人なんで、
画面的にオイシイところが多い。
既に映画化されています。
●で、今読んでいるのは・・・
ヴァイキングの歴史。
どーも最近、いろんな英語の
語源を拾うのがおもしろくてしょーがないので、
片っ端からその手のモノに手を出している。
ヴァイキングの歴史の方にも、英語の語源話が
入っていて、[law](法律)は、実はヴァイキングが
持ってきた言葉だそうです。なんでも、
「ものを置く、横たえる」の[lay]と非常に近い
言葉なんだって。へー。
アメリカの地名の方は、州名はもちろんのこと、
各州の有名な都市の名前の由来が丁寧に
解説されているので、かなりおもしろいです。
フランス人の探検家が最初に足を踏み入れ、
フランス語で命名
↓
フランスからスペインに売られて、地名が
スペイン語化する
↓
で、それをまたアメリカが手に入れて、
英語の地名がつく。(新たに付けられる
場合と、元の言葉を英訳したものとがある)
だとか、元々のインディアンの言葉を
フランス人が音訳したものを
英語風のスペルに変えてみたり、
スペルはフランス語のままで、
発音だけ英語風に変えてみたり。
あと、19世紀頃に、ヨーロッパの
文化都市の名前をもらうってのが
流行ったそうで、アテネなんか、
あちこちに山ほどあるんだそーです。
クリスマスの頃に命名することが
決まって、「サンタ・クロース」という
名前にしてしまったとこもあった!
などなど、読んでいくと、
「なんじゃ、そりゃ~!」と
「へー、そういうワケだったトですかー」
の山。
しばらくこれで遊んでいよう~っと!
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