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●実に4時間に渡る大演奏会!
12月8日は、清水マリナート大ホールにて、高田三郎生誕100年記念コンサートin静岡。
参加団体は、登場順で、
キンダーコーア花輝
静岡混声合唱団ひびき
沼津あゆみ会
沼津フラウェンコール
静大混声OBOG現役合同合唱団
大久保混声合唱団
東海メールクワイアー
あんさんぶる逍遙男声会
そして
清水フィルハーモニー管弦楽団。
実に、9団体!
合同合唱は、200人!
いやはや、マリナートのこけら落とし公演以来の大・大合同。聴き応えたっぷりで、4時間経つのが早かった~(^◇^;)
これだけの大人数をまとめ、
陰に陽に駆け回られたであろう
M島さんに、改めて拍手~(≧▽≦)
●プログラムを順に
①キンダーコーア花輝(児童合唱)による3曲の清らかな典礼聖歌がオープニングを飾りました。
ロビーで典礼聖歌集の譜面販売があったので、早速ゲットして、
途中譜面を見ながらお聴きしてましたが、このオープニングの中に、
お気に入りの一曲を発見しました。
「天よ 露を したたらせ」という
何とも穏やかな気が、心にしみじみと満ちてくる美しい曲。譜面では混声4部になっていました。
うん、アンサンブルでやらなくちゃー(*^▽^*)……と1人決め。
和声の移り変わりが、きれいなんですよー。是非ともPもしくはPPでやりましょーね~(≧▽≦)
②ひびきによる「心の四季」。
指揮のA先生も、高田三郎先生の薫陶を受けられた方で、夫人の瑠奈子先生からのご依頼があったそうです。
が、実はA先生、体調を崩されて、2ヶ月ほど入院加療されました。その間、合唱団の練習は、ひびき役員さんたちが協力しあって頑張って進められたそうです。不安と焦燥に、Y山団長以下苛まれたのではないか、とお察しします。
Y山団長の書かれた「記念コンサートに寄せて」の一文が、心を打ちました。
先生ご入院の事情を聴き知っていた元団員としては、やっぱり先生が元気に振って下さっているのを見るのは、大きな喜びでした。
「〈みずすまし〉の感ずる水面と、〈わたしたち〉の体現する水面。
雪を知らない静岡人の〈かさなってゆく〉雪、〈かさねられてゆく〉雪、自らの手に負えなくなってしまった雪は純白ではないのか?
雪の本質は何か。」(Y山団長の分析より抜粋)
思いのこもった「雪の日に」でした。
③沼津あゆみ会による
女声合唱曲「泉」、沼津フラウェンコールとの合同で「婚礼歌」、「雛の春秋」。
実はこの沼津の女声たちの中に、瑠奈子先生が所属してらっしゃいます。94歳になられましたが、相変わらずお元気! お足元は多少悪くなられたのか、ステッキを突いておられましたが、M島さんに導かれてステージ中央に立たれ、マイクを握られた途端、艶やかな張りのあるお声でよどみなく、素晴らしいスピーチをしてくださいました。
後でお聞きしたところによると、この演奏会のため、ずいぶんと精力的にあちこちに出掛けられていたそうです。
「音楽は譜面のままでは死んでいるも同然。演奏されて初めて、生命が宿る」
という高田先生のお言葉を、瑠奈子先生のスピーチでお聞きしました。
歌は、歌われてこそ価値がある。
音楽は、愛されて演奏されてこそ、命を輝かせる。
高田先生の熱い思いに触れたように思いました。
ちなみに「婚礼歌」は、
高田先生ご自身のご結婚の折に作曲されたもので、披露宴で3人のソリストによって演奏されたものだそうです。
●「内なる遠さ」「典礼聖歌集」
高田先生が、カトリックの洗礼を受けられ、
日本語の歌詞による典礼聖歌を
たくさん作られたのはよく知られていますが、
1992年に、先の法王ヨハネ・パウロ二世によって、その功績を称える「
聖シルベストロ騎士団長勲章」というのを授与されているのだそうです。
この日の演奏会の④静大混声と大久保混声合同ステージで演奏された「内なる遠さ」も、実に宗教的な作品ですね。
特に第3曲の「合掌ーーさる」が、ぞくぞくするような名演でした。
この2つの団体は、辻正行先生が育てられた生え抜きで、本当に美しい響き。いつ聴いても、丸ごと心をゆだねられるような気がします。
⑤は男声合唱による典礼聖歌集。実は今回、これがともかく聴きたかった。
前半は東海メールクワイアーのみの演奏で3曲、後半3曲はあんさんぶる逍遙男声会との合同ステージ。
あのピアニッシモの美しさ、
柔らかさと言ったら、もうもう、
言葉になりません。
グレゴリオ聖歌以来、やっぱり
聖歌は男声のものなのかもしれないなぁ………と、ちょっぴり妬ましくなりましたねー。
あああ、男に生まれたかったなー。
●ピアノソロステージと器楽演奏ステージもありました。
ピアノソロステージは、高田先生のお嬢様、高田江里さんの演奏で、
「ピアノのための前奏曲集」。
これが、ものすごーくステキな曲集で、それをまたものすごーくステキなピアニストが弾いている!
もうもう、引き込まれちゃいましたよ~(≧▽≦)
後でロビーで譜面を見てみたんですが、とても私では歯が立たないド難しいシロモノでぇ、指をくわえながら買うのは断念。
H部さんに弾かせたい気、満々だったんですがね~(^◇^;)
で、もう1つの器楽演奏ステージは、清水フィルによる
「管弦楽による狂詩曲第一番〈木曽節〉と第二番〈追分〉」。
親しみ深いメロディーのものを主題にしてるんだけど、なんか、難しそうな曲であった。
作曲家って、まあ、どーしてこんなにいろんな引き出しを持っているんだろう?
だいたい私なんか、ちょっと五線紙に短い旋律を書くのだって、めんどくさくてしょーがないのに、作曲をする人は、ふつーに文章を書くのと同じように、さささっと五線紙を埋めていく。
五線紙が、彼らの基本表現ノートなんだから、当たり前なのかもしれませんけど、私にとっては、ひたすら驚異。
で、ただ走り書くだけじゃなくって、むっちゃくちゃ緻密に全てを構成していって、一つの曲に仕上げていく。
それも、複数の声部や、さらに大複数の楽器の特性を生かして、一曲に仕上げていく。
うーん、やっぱり頭の構造が
根本的に違う!
そのたぐいまれな緻密な頭脳を駆使して創られるものは、技術もすごいけれど、決して技術を誇示したものではない。
心あるもの、命あるもの、あるいは愛、信仰をそこに込めていくことこそを、目指している。
そこまでして、心血注いだ作品を、
演奏されなければ、その譜面は死んだもの、と言い放てる高田先生の精神力がすごい。
誰だって、自分が心血注いだ作品はいとおしいに決まっている。だから、自分が「これで完璧」と、筆をおいた時点で、最高の満足を得たい、と思うのが人情のように思う。
作曲家の場合は、筆をおいた瞬間が、実はその音楽の出発点だ。他者の力を得て、演奏されることによって初めて自分の作品が生かされる。
思えば作曲家というのは、
とてつもない精神力の塊なのかもしれない。
●トリは全員でオケ版「水のいのち」
昔、F島先生指揮で、ウィーンとザルツブルクで「水のいのち」を歌う、という企画があり、私もノコノコ参加させていただきましたが、その折も、瑠奈子先生が一緒に渡欧して下さいました。
辻正行先生が亡くなられた後のことです。高田作品と言えば辻先生、とお慕いし、静大混声にもお邪魔させていただきましたが、辻先生は、静大出身者でもない私にも親しく声を掛けて下さり、感激したものでした。
ウィーンの楽友協会ホールで歌っていた時、二階席の方に、確かに辻先生の気配を感じました。霊感なしの私なので、思い込みかもしれませんが、確かに先生が満面の笑みで聴いて下さってるように感じ、思わず涙が込み上げてきたことがありました。
この日の「水のいのち」の演奏は、高田江里先生のピアノと清水フィルの演奏に支えられ、
出演した全ての合唱人の気持ちが1つに溶け合った感動の大合唱になりました。
後半三曲の盛り上がりも素晴らしかった(N貝さんのティンパニの冴えに、思わず「おおおっ!」となったり、バイオリン隊の全身が弓になったような、流れるようなノリもステキでした!)のですが、
個人的には、やっぱり第一曲目の「雨」の静かに満ちてくる優しさ、第二曲目の「水たまり」の胸が締めつけられるような切なさが好きで、キュンキュンしてました~(≧▽≦)
●アンコールはお祈りの歌
アンコールとして歌われたのが、
アシジの聖フランシスコの祈りをもとに高田先生自身が詩をつけられた
「平和の祈り」。
このお祈り、高校時代から
好きで、時々取り出しては
眺めていた。
学生時代、「ブラザー・サン・シスター・ムーン」という聖フランシスコの生涯を描いた映画に全学で行ったのですが、これが印象的で、以来フランシスコの祈りは
大好き。
高田先生作曲の「平和の祈り」、
おだやかで、また豊かな気持ちに
なりました。
ちなみに、「平和の祈り」だけのピース、それもこの日の演奏会限定版というのが出版されていました。
いい記念になりますね。
この演奏会実現のために
心を込めて準備された
全ての方々に感謝と拍手を。
12月8日は、清水マリナート大ホールにて、高田三郎生誕100年記念コンサートin静岡。
参加団体は、登場順で、
キンダーコーア花輝
静岡混声合唱団ひびき
沼津あゆみ会
沼津フラウェンコール
静大混声OBOG現役合同合唱団
大久保混声合唱団
東海メールクワイアー
あんさんぶる逍遙男声会
そして
清水フィルハーモニー管弦楽団。
実に、9団体!
合同合唱は、200人!
いやはや、マリナートのこけら落とし公演以来の大・大合同。聴き応えたっぷりで、4時間経つのが早かった~(^◇^;)
これだけの大人数をまとめ、
陰に陽に駆け回られたであろう
M島さんに、改めて拍手~(≧▽≦)
●プログラムを順に
①キンダーコーア花輝(児童合唱)による3曲の清らかな典礼聖歌がオープニングを飾りました。
ロビーで典礼聖歌集の譜面販売があったので、早速ゲットして、
途中譜面を見ながらお聴きしてましたが、このオープニングの中に、
お気に入りの一曲を発見しました。
「天よ 露を したたらせ」という
何とも穏やかな気が、心にしみじみと満ちてくる美しい曲。譜面では混声4部になっていました。
うん、アンサンブルでやらなくちゃー(*^▽^*)……と1人決め。
和声の移り変わりが、きれいなんですよー。是非ともPもしくはPPでやりましょーね~(≧▽≦)
②ひびきによる「心の四季」。
指揮のA先生も、高田三郎先生の薫陶を受けられた方で、夫人の瑠奈子先生からのご依頼があったそうです。
が、実はA先生、体調を崩されて、2ヶ月ほど入院加療されました。その間、合唱団の練習は、ひびき役員さんたちが協力しあって頑張って進められたそうです。不安と焦燥に、Y山団長以下苛まれたのではないか、とお察しします。
Y山団長の書かれた「記念コンサートに寄せて」の一文が、心を打ちました。
先生ご入院の事情を聴き知っていた元団員としては、やっぱり先生が元気に振って下さっているのを見るのは、大きな喜びでした。
「〈みずすまし〉の感ずる水面と、〈わたしたち〉の体現する水面。
雪を知らない静岡人の〈かさなってゆく〉雪、〈かさねられてゆく〉雪、自らの手に負えなくなってしまった雪は純白ではないのか?
雪の本質は何か。」(Y山団長の分析より抜粋)
思いのこもった「雪の日に」でした。
③沼津あゆみ会による
女声合唱曲「泉」、沼津フラウェンコールとの合同で「婚礼歌」、「雛の春秋」。
実はこの沼津の女声たちの中に、瑠奈子先生が所属してらっしゃいます。94歳になられましたが、相変わらずお元気! お足元は多少悪くなられたのか、ステッキを突いておられましたが、M島さんに導かれてステージ中央に立たれ、マイクを握られた途端、艶やかな張りのあるお声でよどみなく、素晴らしいスピーチをしてくださいました。
後でお聞きしたところによると、この演奏会のため、ずいぶんと精力的にあちこちに出掛けられていたそうです。
「音楽は譜面のままでは死んでいるも同然。演奏されて初めて、生命が宿る」
という高田先生のお言葉を、瑠奈子先生のスピーチでお聞きしました。
歌は、歌われてこそ価値がある。
音楽は、愛されて演奏されてこそ、命を輝かせる。
高田先生の熱い思いに触れたように思いました。
ちなみに「婚礼歌」は、
高田先生ご自身のご結婚の折に作曲されたもので、披露宴で3人のソリストによって演奏されたものだそうです。
●「内なる遠さ」「典礼聖歌集」
高田先生が、カトリックの洗礼を受けられ、
日本語の歌詞による典礼聖歌を
たくさん作られたのはよく知られていますが、
1992年に、先の法王ヨハネ・パウロ二世によって、その功績を称える「
聖シルベストロ騎士団長勲章」というのを授与されているのだそうです。
この日の演奏会の④静大混声と大久保混声合同ステージで演奏された「内なる遠さ」も、実に宗教的な作品ですね。
特に第3曲の「合掌ーーさる」が、ぞくぞくするような名演でした。
この2つの団体は、辻正行先生が育てられた生え抜きで、本当に美しい響き。いつ聴いても、丸ごと心をゆだねられるような気がします。
⑤は男声合唱による典礼聖歌集。実は今回、これがともかく聴きたかった。
前半は東海メールクワイアーのみの演奏で3曲、後半3曲はあんさんぶる逍遙男声会との合同ステージ。
あのピアニッシモの美しさ、
柔らかさと言ったら、もうもう、
言葉になりません。
グレゴリオ聖歌以来、やっぱり
聖歌は男声のものなのかもしれないなぁ………と、ちょっぴり妬ましくなりましたねー。
あああ、男に生まれたかったなー。
●ピアノソロステージと器楽演奏ステージもありました。
ピアノソロステージは、高田先生のお嬢様、高田江里さんの演奏で、
「ピアノのための前奏曲集」。
これが、ものすごーくステキな曲集で、それをまたものすごーくステキなピアニストが弾いている!
もうもう、引き込まれちゃいましたよ~(≧▽≦)
後でロビーで譜面を見てみたんですが、とても私では歯が立たないド難しいシロモノでぇ、指をくわえながら買うのは断念。
H部さんに弾かせたい気、満々だったんですがね~(^◇^;)
で、もう1つの器楽演奏ステージは、清水フィルによる
「管弦楽による狂詩曲第一番〈木曽節〉と第二番〈追分〉」。
親しみ深いメロディーのものを主題にしてるんだけど、なんか、難しそうな曲であった。
作曲家って、まあ、どーしてこんなにいろんな引き出しを持っているんだろう?
だいたい私なんか、ちょっと五線紙に短い旋律を書くのだって、めんどくさくてしょーがないのに、作曲をする人は、ふつーに文章を書くのと同じように、さささっと五線紙を埋めていく。
五線紙が、彼らの基本表現ノートなんだから、当たり前なのかもしれませんけど、私にとっては、ひたすら驚異。
で、ただ走り書くだけじゃなくって、むっちゃくちゃ緻密に全てを構成していって、一つの曲に仕上げていく。
それも、複数の声部や、さらに大複数の楽器の特性を生かして、一曲に仕上げていく。
うーん、やっぱり頭の構造が
根本的に違う!
そのたぐいまれな緻密な頭脳を駆使して創られるものは、技術もすごいけれど、決して技術を誇示したものではない。
心あるもの、命あるもの、あるいは愛、信仰をそこに込めていくことこそを、目指している。
そこまでして、心血注いだ作品を、
演奏されなければ、その譜面は死んだもの、と言い放てる高田先生の精神力がすごい。
誰だって、自分が心血注いだ作品はいとおしいに決まっている。だから、自分が「これで完璧」と、筆をおいた時点で、最高の満足を得たい、と思うのが人情のように思う。
作曲家の場合は、筆をおいた瞬間が、実はその音楽の出発点だ。他者の力を得て、演奏されることによって初めて自分の作品が生かされる。
思えば作曲家というのは、
とてつもない精神力の塊なのかもしれない。
●トリは全員でオケ版「水のいのち」
昔、F島先生指揮で、ウィーンとザルツブルクで「水のいのち」を歌う、という企画があり、私もノコノコ参加させていただきましたが、その折も、瑠奈子先生が一緒に渡欧して下さいました。
辻正行先生が亡くなられた後のことです。高田作品と言えば辻先生、とお慕いし、静大混声にもお邪魔させていただきましたが、辻先生は、静大出身者でもない私にも親しく声を掛けて下さり、感激したものでした。
ウィーンの楽友協会ホールで歌っていた時、二階席の方に、確かに辻先生の気配を感じました。霊感なしの私なので、思い込みかもしれませんが、確かに先生が満面の笑みで聴いて下さってるように感じ、思わず涙が込み上げてきたことがありました。
この日の「水のいのち」の演奏は、高田江里先生のピアノと清水フィルの演奏に支えられ、
出演した全ての合唱人の気持ちが1つに溶け合った感動の大合唱になりました。
後半三曲の盛り上がりも素晴らしかった(N貝さんのティンパニの冴えに、思わず「おおおっ!」となったり、バイオリン隊の全身が弓になったような、流れるようなノリもステキでした!)のですが、
個人的には、やっぱり第一曲目の「雨」の静かに満ちてくる優しさ、第二曲目の「水たまり」の胸が締めつけられるような切なさが好きで、キュンキュンしてました~(≧▽≦)
●アンコールはお祈りの歌
アンコールとして歌われたのが、
アシジの聖フランシスコの祈りをもとに高田先生自身が詩をつけられた
「平和の祈り」。
このお祈り、高校時代から
好きで、時々取り出しては
眺めていた。
学生時代、「ブラザー・サン・シスター・ムーン」という聖フランシスコの生涯を描いた映画に全学で行ったのですが、これが印象的で、以来フランシスコの祈りは
大好き。
高田先生作曲の「平和の祈り」、
おだやかで、また豊かな気持ちに
なりました。
ちなみに、「平和の祈り」だけのピース、それもこの日の演奏会限定版というのが出版されていました。
いい記念になりますね。
この演奏会実現のために
心を込めて準備された
全ての方々に感謝と拍手を。
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●続けて2つ! ステキな演奏会を堪能!
11月30日の静岡混声合唱団TERRA第10回演奏会
《林光特集》AOIホール
12月8日の
高田三郎生誕100年記念コンサート
in静岡 清水マリナート 大ホール
どちらも甲乙つけがたい
素晴らしいコンサートでした!
で、まずは時系列順に
林光特集を。
●プログラムにものすごい気合いがっ!
毎回テラさんのプログラム印刷が
凝っててスゴいんですよー。
二部構成の第一部は
「テラ+ヒカル」というタイトルで、
プログラム印刷の赤い蛇腹面。
ひっくり返すと
第二部「ヒカル×ケンジ」で
こちらはグリーンが基調。
少し演劇仕立ての演出もある
という作りのステージなので、
プログラムも演劇のそれみたい。
テラさんは、林光さんとのご縁が深く、以前の舞台ではオペラ「森は生きている」(素晴らしくパワフルで楽しい舞台でした! 若さ爆発でしたねー)もやってらっしゃり、林光特集の演奏会は今回で三回目。
合唱だけでなく、総合的に「見せる」「魅せる」舞台作りを続けてこられただけあって、今回もその点大いに期待して出掛けました。
毎回チケットがすぐ売れちゃうので、私は早めにいっちゃんからゲットしてたのですが、約一名、うっかり者の親友A嬢がチケット取り忘れしていたことが直前になって発覚!
アンサンブル仲間のいっちゃん、みどりさん、ぼくちゃんに大あわてで問い合わせ、一枚何とか融通してもらえました~(^_^)v
多分ここの演奏会は、クラシックの合唱ファン以外でも、演劇やミュージカルがお好きな人たちにも人気が高いんだと思います。
発声も素直で聞きやすいし、
いろんな演出で楽しませてくれるんで、固定客が多いんだと思うなー。
見習いたいものです!
演出と言えば、今回は
座席がなくて、二階の脇席に座ったんですが、これが大正解。
第一部第一曲めの
二重合唱のための「三つの四行詩」(木島始の詩)の初っぱなの女声ソロ、つい1メートル先で歌い始めてくれて、わあい! でした。
●日本語の優しさ
林光さんの小さな曲を聞くと、
日本語って、なんてやさしい、
温かな言葉なんだろう……
と、感嘆します。
『サラダ記念日』の俵万智さんの
歌の「オムライス」と「会いたくて」が、後でプログラムを見返して、またしみじみと良い。
オムライスをまるごと器用に食べおれば《ケチャップ味が好き》とメモする
会いたくて会う会うために会うそれだけでいいのにいつもためらっている
女性的で細やかな心のひだの連なり、ゆらめきの中に静かに沈潜する愛が、さりげない音の連なりとなって立ち現れる時。
思わず深いため息。
佐藤信の詞で綴られる、どこかメランコリックなfolklore風の「うた」。
これは大層好きな曲で、前回の
林光特集でも印象的で、それ以来
胸の奥に刻まれた曲になっていたんだけど、また今回も聴くことが出来、何か燃え上がるものをひしひしと感じてしまった。テラの皆さんの若々しいエネルギーが、胸に共鳴するのを覚えた。
是非今度歌ってみたい。
●光さんと賢治さんのコラボ
………といった意味合いで名付けられたであろう第二部の「ヒカル×ケンジ」が、またとても楽しかった。
クラリネットとヴァイオリンとチェロ、のこれまたすてきなトリオの演奏や、指揮のひろしさんの独唱、「注文の多い料理店」からの抜粋の朗読(衣装がまさしく賢治!)という凝った演出で、
宮澤賢治の童話の世界がまざまざと眼前に。
特にクラリネットの井上幸子さんが感動的。しんと静まり返ったホールに、情感豊かに流れ出したクラリネットの音色の美しさ。
「北ぞらのちぢれ羊から
おれの崇敬は照り返され
天の海と窓の日おほひ
おれの崇敬は照り返され」
まさしく賢治の世界でした。
詩人の選んだ言葉の一つ一つが
きらめく雪片の一つ一つとなって
静かに静かに
降り積もっていきました。
「まさしきねがいに いさかうとも
銀河のかなたに ともにわらい
なべてのなやみを たきぎともしつ
はえある世界を ともにつくらん」
(『ポラーノの広場』より)
●お客様もご一緒に!
小さな、ホントに小さな
優しさに満ちた曲を
皆さんご一緒に、と
ひろしさんが振って下さいました。
林光さんご自身の詩による
「ゆき」というので、プログラムに
譜面が挟み込んでありました。
「ゆきはつめたい
でも ゆきのあなはあたたかい
ゆきはあたためはしないが
ゆきのかたさとつめたさが
ぼくをつつんでくれるのだ
ともだちのような ゆき
ゆきのような ともだち」
●恒例のロビーアンコール
締めはやっぱり佐藤信の「うた」!
超・盛り上がり!
アンサンブルでやっちゃおうかなー。
で、おまけ。
ぷぅたんとあーたんコンビ。
「必死で顔を隠しています!」と
お二人でのたまってましたが、
いやその、存在そのものが
主張してますが!
11月30日の静岡混声合唱団TERRA第10回演奏会
《林光特集》AOIホール
12月8日の
高田三郎生誕100年記念コンサート
in静岡 清水マリナート 大ホール
どちらも甲乙つけがたい
素晴らしいコンサートでした!
で、まずは時系列順に
林光特集を。
●プログラムにものすごい気合いがっ!
毎回テラさんのプログラム印刷が
凝っててスゴいんですよー。
二部構成の第一部は
「テラ+ヒカル」というタイトルで、
プログラム印刷の赤い蛇腹面。
ひっくり返すと
第二部「ヒカル×ケンジ」で
こちらはグリーンが基調。
少し演劇仕立ての演出もある
という作りのステージなので、
プログラムも演劇のそれみたい。
テラさんは、林光さんとのご縁が深く、以前の舞台ではオペラ「森は生きている」(素晴らしくパワフルで楽しい舞台でした! 若さ爆発でしたねー)もやってらっしゃり、林光特集の演奏会は今回で三回目。
合唱だけでなく、総合的に「見せる」「魅せる」舞台作りを続けてこられただけあって、今回もその点大いに期待して出掛けました。
毎回チケットがすぐ売れちゃうので、私は早めにいっちゃんからゲットしてたのですが、約一名、うっかり者の親友A嬢がチケット取り忘れしていたことが直前になって発覚!
アンサンブル仲間のいっちゃん、みどりさん、ぼくちゃんに大あわてで問い合わせ、一枚何とか融通してもらえました~(^_^)v
多分ここの演奏会は、クラシックの合唱ファン以外でも、演劇やミュージカルがお好きな人たちにも人気が高いんだと思います。
発声も素直で聞きやすいし、
いろんな演出で楽しませてくれるんで、固定客が多いんだと思うなー。
見習いたいものです!
演出と言えば、今回は
座席がなくて、二階の脇席に座ったんですが、これが大正解。
第一部第一曲めの
二重合唱のための「三つの四行詩」(木島始の詩)の初っぱなの女声ソロ、つい1メートル先で歌い始めてくれて、わあい! でした。
●日本語の優しさ
林光さんの小さな曲を聞くと、
日本語って、なんてやさしい、
温かな言葉なんだろう……
と、感嘆します。
『サラダ記念日』の俵万智さんの
歌の「オムライス」と「会いたくて」が、後でプログラムを見返して、またしみじみと良い。
オムライスをまるごと器用に食べおれば《ケチャップ味が好き》とメモする
会いたくて会う会うために会うそれだけでいいのにいつもためらっている
女性的で細やかな心のひだの連なり、ゆらめきの中に静かに沈潜する愛が、さりげない音の連なりとなって立ち現れる時。
思わず深いため息。
佐藤信の詞で綴られる、どこかメランコリックなfolklore風の「うた」。
これは大層好きな曲で、前回の
林光特集でも印象的で、それ以来
胸の奥に刻まれた曲になっていたんだけど、また今回も聴くことが出来、何か燃え上がるものをひしひしと感じてしまった。テラの皆さんの若々しいエネルギーが、胸に共鳴するのを覚えた。
是非今度歌ってみたい。
●光さんと賢治さんのコラボ
………といった意味合いで名付けられたであろう第二部の「ヒカル×ケンジ」が、またとても楽しかった。
クラリネットとヴァイオリンとチェロ、のこれまたすてきなトリオの演奏や、指揮のひろしさんの独唱、「注文の多い料理店」からの抜粋の朗読(衣装がまさしく賢治!)という凝った演出で、
宮澤賢治の童話の世界がまざまざと眼前に。
特にクラリネットの井上幸子さんが感動的。しんと静まり返ったホールに、情感豊かに流れ出したクラリネットの音色の美しさ。
「北ぞらのちぢれ羊から
おれの崇敬は照り返され
天の海と窓の日おほひ
おれの崇敬は照り返され」
まさしく賢治の世界でした。
詩人の選んだ言葉の一つ一つが
きらめく雪片の一つ一つとなって
静かに静かに
降り積もっていきました。
「まさしきねがいに いさかうとも
銀河のかなたに ともにわらい
なべてのなやみを たきぎともしつ
はえある世界を ともにつくらん」
(『ポラーノの広場』より)
●お客様もご一緒に!
小さな、ホントに小さな
優しさに満ちた曲を
皆さんご一緒に、と
ひろしさんが振って下さいました。
林光さんご自身の詩による
「ゆき」というので、プログラムに
譜面が挟み込んでありました。
「ゆきはつめたい
でも ゆきのあなはあたたかい
ゆきはあたためはしないが
ゆきのかたさとつめたさが
ぼくをつつんでくれるのだ
ともだちのような ゆき
ゆきのような ともだち」
●恒例のロビーアンコール
締めはやっぱり佐藤信の「うた」!
超・盛り上がり!
アンサンブルでやっちゃおうかなー。
で、おまけ。
ぷぅたんとあーたんコンビ。
「必死で顔を隠しています!」と
お二人でのたまってましたが、
いやその、存在そのものが
主張してますが!
●毎日いろいろあって、書くこと多くて忙しい!
年末進行(?)なのか、音楽関係はイベント目白押し。自分もこれから本番がちょこちょこあるんですが、おもしろいステージがわんさかあって、なかなか感想文を全部アップするのが大変な昨今。ともかく、次々書かないとぉっ!
●全国大会って、こーいう雰囲気なのね!
千葉動物公園駅からモノレールで千葉駅に戻り、駅構内にあったミスドで軽く食べ、またしてもモノレールに乗って、コンクール会場の千葉県文化会館へ。
道、わかるかなぁ、とか思って乗ったんだけど、一緒にモノレールに乗った集団が、みんな大荷物抱えてワイワイやってて、どこから見ても、遠征チーム。言葉つきがちょっと関西してたんで、多分後半出場の三重か奈良の有名な合唱団の方々だったに違いない。
しめた。この人々の後にノコノコついていけば、会場まで楽勝でたどり着けるに違いない!
と踏んで、後からノコノコ、ノコノコ。
無事、会場にたどり着きました~(^_^)v
●同声合唱の部は今回パス。
朝イチで、大好きなお江コラのステージは終わっちゃうし、この間の関東大会で結構聴けたから、というわけで、午前中は動物公園遊びをして、午後ゆったりと混声の部の4番目Cantus Animaeから聴き始めました。
その前の淀川混声も聴いてみたかったんだけど、会場に着いた時はもう始まっちゃってたんで、パス。ちょっと残念なことしたかなー。
これが聴きたくて、えっちらおっちら千葉詣でしてきた、5番目の新日鐵住金、6番目の浜唱、さらにグリーン・ウッド・ハーモニーを聴き、ちょっと休憩してロビーで譜面とかいろいろ物色して、
ノース・エコーさんから、ESTさん、最後の混声合唱団うたうたいさんまで、6団体を通しで聴きました。楽しかったーヽ(^0^)ノ
優勝候補や人気団体が出てくると、客席の拍手とか、ものすごいですね~(≧▽≦)それぞれの応援団もたくさんなんでしょうけど、お客さんがみんな楽しげに「ぅおーっ!」とか叫んでて、なんか、スポーツの大会みたいなノリでした。あー、やっぱり合唱って、体育会系のノリだぁ。
にしても、皆さん、難しい曲ばっかりやられますねー。そういうので「どうや!」みたいな面も押し出さないと、勝ち上がっていけないからなんでしょうけど、こんな死ぬほど難しい音程で、しかもアカペラ!
みたいなもの、とてもじゃないが、ついていけましぇ~ん(ToT)
私は淀川混声を聞き逃しちゃったんだけど、後でよくよくプログラム見たら、淀川と新日鐵住金と、課題曲も一緒なら、自由曲も一緒じゃないですかー! 同じ関西支部代表で、こーいう事もあるんですねぇ!
しまった。やっぱり淀川混声から聴いてみるべきだった。
●ペンデレツキのAgnus Dei
淀川混声のを聴けなかったんで、
新日鐵住金の演奏で、この曲を
初めて聴きましたが、
普通Agnus Dei(神の子羊)って
いったら、たいてい穏やかな曲じゃないですかー! なに、この怖い曲!
前半、不協和音の嵐が吹き荒れ、
聴いているうちに、キリストというより、リアルに可愛い子羊が
追い詰められて、捕まえられて、
よってたかって刃を突き立てられ、
辺りが血の海になっていく、という
凄惨なシーンが
目の前に迫ってきて、ものすごく苦しくなりました。
「もう止めて!」と
叫びたくなっちゃいました。
この凄惨な、と殺のイメージを
描きたかったんだな、この音で。
とか、冷静に聴こうとしたんだけど、映像が鮮明すぎて、
ホント、つらい気持ちでした。
クライマックスの絶叫的な
不協和音が鳴り響き、
聴いてる私の全身が固まった!
次の瞬間、
テナーの声が
柔らかな、
清らかな声で
Agnus Deiを歌った。
響きが緩やかに
天上に上っていった。
これが、全ての緊張を
解き放ってくれた。
キリストの受難の
凄惨さが、この響きで
全て清められた。
苦しさに詰まらせていた息が
ふわっと胸郭から流れ出し、
テナーの声とともに
天上に向かって目を上げることが
できました。
この一瞬の音の素晴らしさを
体感できただけで、
来た甲斐があった。
この場に居合わせたことに
感謝。
●「R」は支配する
コンクールの課題曲の1つが
コープランドの「Have mercy on us, O my Lord」という曲で、関東大会でも、全国大会でも、いろんな団体がやっていたんですが、どーも発音が気になっちゃって、集中して聴けない場合が多かったです。
気になったのは、特に「R」の発音です。
歌詞の中に、
hear my humble prayer
(私のささやかな祈りをお聞きください)
というのがあるんですが、
humbleの「L」を一生懸命発音しようとするせいなのか、舌の位置が「L」で動かなくなっちゃうのか、
humble prayer(ささやかな祈り)が
humble player(取るに足りない選手、演奏家、あるいは俗語っぽく遊び人・プレイボーイ)
に聞こえちゃって、
途端に
「なんじゃ、こりゃー!」
(昔懐かしい、松田優作のセリフっぽく読んでやって下さい)
になっちゃって、せっかくの
敬虔な祈りの歌詞が、
一気にガクーッ!
になっちゃうんですよー(ToT)
すいません。英語オタクなんで、
とてもウルサいです。悪しからず。
けど、「R」を英語っぽく発音するだけで、他がどーだろうと、かなり英語っぽく聞こえるんですよ。次回英語曲をやられる方は、是非練習して、「R」をモノにしていただきたい、と思います。
●いかにして「R」を支配するか?
「R」というサウンドは、ホントに強くて、語頭にあろうが、語の真ん中にあろうが、また語尾にあろうが、必ず「R」の音を要求します。それが英語サウンドに対する「R」の支配力の強さのように思います。
という話をすると、必ず、
「いや、それは、日本人には
不可能っしょー!」
というご意見をいただくんですが、
そーんな事はありません!
だって発声器官や、発声に使うメカニズムは、欧米人も日本人も同じなんですから、要は練習して、自分の身体が「R」を見た瞬間に、「R」を発音するようにクセづけすればいいのです。
「R」は、舌をふっと後ろに引っ込めながら、ちょっと低い声で「アー」と言えば、誰でも発音できます。試してみて下さい。
で、その発音方法にのっとって、
「R」を見たら、必ず舌を動かす、をやればいいのです。
が、困ったことに、実は「R」って、ものすごくたくさん出てきます。
例えば、下の例文を見て下さい。
Barbara's father has a garage near the supermarket.
これ、女優の工藤夕貴さんが、
ハリウッドデビューのために渡米し、アメリカで英語の特訓を受けた時に教えられたもの、とテレビで紹介していたものです。
「R」が、実に7つも出てきます!
fatherやnearの語尾も忘れずに「R」しなきゃいけません。
「語尾はいーんじゃないの?」と
お思いの方、電器屋さんに走って、
電子辞書で確認してみて下さい。
今日び、たいていの電子辞書は、
英単語をネイティブが発音してくれる機能付きなんで、お手軽に
発音確認できるので、超便利です。
さて、この文章を毎日せっせと「R」の発音に重点を置いて発音練習していきます。最初は、ものすごく引っかかります。が、2、3週間で、舌が「R」を見たら動く、に自然となってきます。
私もこの方式で練習し、
さらにてきとーに文章を作り、
音読練習しました。
例えば、
Frank and Robert started to argue.
(フランクとロバートが口げんかを始めた)とか、
Run and relaxとか
After the rehearsal we will have a dinner.とか、
まあ何でもいいんですけど、
(てきとーに文章を考えていると、いかに英語では「R」をよく使うか分かってきて、しっかり頭を抱えられます!)
合唱をやる人は、日本語曲はもちろん、ラテン語、ドイツ語、イタリア語くらいは常に接していないといけないんで、英語だけにかかずらわっていられない!
かもしれませんが、このテクニックを覚えてしまうと、英語曲も
それっぽぉくやれるよーになるような気がします。是非一度お試しくださーい!
年末進行(?)なのか、音楽関係はイベント目白押し。自分もこれから本番がちょこちょこあるんですが、おもしろいステージがわんさかあって、なかなか感想文を全部アップするのが大変な昨今。ともかく、次々書かないとぉっ!
●全国大会って、こーいう雰囲気なのね!
千葉動物公園駅からモノレールで千葉駅に戻り、駅構内にあったミスドで軽く食べ、またしてもモノレールに乗って、コンクール会場の千葉県文化会館へ。
道、わかるかなぁ、とか思って乗ったんだけど、一緒にモノレールに乗った集団が、みんな大荷物抱えてワイワイやってて、どこから見ても、遠征チーム。言葉つきがちょっと関西してたんで、多分後半出場の三重か奈良の有名な合唱団の方々だったに違いない。
しめた。この人々の後にノコノコついていけば、会場まで楽勝でたどり着けるに違いない!
と踏んで、後からノコノコ、ノコノコ。
無事、会場にたどり着きました~(^_^)v
●同声合唱の部は今回パス。
朝イチで、大好きなお江コラのステージは終わっちゃうし、この間の関東大会で結構聴けたから、というわけで、午前中は動物公園遊びをして、午後ゆったりと混声の部の4番目Cantus Animaeから聴き始めました。
その前の淀川混声も聴いてみたかったんだけど、会場に着いた時はもう始まっちゃってたんで、パス。ちょっと残念なことしたかなー。
これが聴きたくて、えっちらおっちら千葉詣でしてきた、5番目の新日鐵住金、6番目の浜唱、さらにグリーン・ウッド・ハーモニーを聴き、ちょっと休憩してロビーで譜面とかいろいろ物色して、
ノース・エコーさんから、ESTさん、最後の混声合唱団うたうたいさんまで、6団体を通しで聴きました。楽しかったーヽ(^0^)ノ
優勝候補や人気団体が出てくると、客席の拍手とか、ものすごいですね~(≧▽≦)それぞれの応援団もたくさんなんでしょうけど、お客さんがみんな楽しげに「ぅおーっ!」とか叫んでて、なんか、スポーツの大会みたいなノリでした。あー、やっぱり合唱って、体育会系のノリだぁ。
にしても、皆さん、難しい曲ばっかりやられますねー。そういうので「どうや!」みたいな面も押し出さないと、勝ち上がっていけないからなんでしょうけど、こんな死ぬほど難しい音程で、しかもアカペラ!
みたいなもの、とてもじゃないが、ついていけましぇ~ん(ToT)
私は淀川混声を聞き逃しちゃったんだけど、後でよくよくプログラム見たら、淀川と新日鐵住金と、課題曲も一緒なら、自由曲も一緒じゃないですかー! 同じ関西支部代表で、こーいう事もあるんですねぇ!
しまった。やっぱり淀川混声から聴いてみるべきだった。
●ペンデレツキのAgnus Dei
淀川混声のを聴けなかったんで、
新日鐵住金の演奏で、この曲を
初めて聴きましたが、
普通Agnus Dei(神の子羊)って
いったら、たいてい穏やかな曲じゃないですかー! なに、この怖い曲!
前半、不協和音の嵐が吹き荒れ、
聴いているうちに、キリストというより、リアルに可愛い子羊が
追い詰められて、捕まえられて、
よってたかって刃を突き立てられ、
辺りが血の海になっていく、という
凄惨なシーンが
目の前に迫ってきて、ものすごく苦しくなりました。
「もう止めて!」と
叫びたくなっちゃいました。
この凄惨な、と殺のイメージを
描きたかったんだな、この音で。
とか、冷静に聴こうとしたんだけど、映像が鮮明すぎて、
ホント、つらい気持ちでした。
クライマックスの絶叫的な
不協和音が鳴り響き、
聴いてる私の全身が固まった!
次の瞬間、
テナーの声が
柔らかな、
清らかな声で
Agnus Deiを歌った。
響きが緩やかに
天上に上っていった。
これが、全ての緊張を
解き放ってくれた。
キリストの受難の
凄惨さが、この響きで
全て清められた。
苦しさに詰まらせていた息が
ふわっと胸郭から流れ出し、
テナーの声とともに
天上に向かって目を上げることが
できました。
この一瞬の音の素晴らしさを
体感できただけで、
来た甲斐があった。
この場に居合わせたことに
感謝。
●「R」は支配する
コンクールの課題曲の1つが
コープランドの「Have mercy on us, O my Lord」という曲で、関東大会でも、全国大会でも、いろんな団体がやっていたんですが、どーも発音が気になっちゃって、集中して聴けない場合が多かったです。
気になったのは、特に「R」の発音です。
歌詞の中に、
hear my humble prayer
(私のささやかな祈りをお聞きください)
というのがあるんですが、
humbleの「L」を一生懸命発音しようとするせいなのか、舌の位置が「L」で動かなくなっちゃうのか、
humble prayer(ささやかな祈り)が
humble player(取るに足りない選手、演奏家、あるいは俗語っぽく遊び人・プレイボーイ)
に聞こえちゃって、
途端に
「なんじゃ、こりゃー!」
(昔懐かしい、松田優作のセリフっぽく読んでやって下さい)
になっちゃって、せっかくの
敬虔な祈りの歌詞が、
一気にガクーッ!
になっちゃうんですよー(ToT)
すいません。英語オタクなんで、
とてもウルサいです。悪しからず。
けど、「R」を英語っぽく発音するだけで、他がどーだろうと、かなり英語っぽく聞こえるんですよ。次回英語曲をやられる方は、是非練習して、「R」をモノにしていただきたい、と思います。
●いかにして「R」を支配するか?
「R」というサウンドは、ホントに強くて、語頭にあろうが、語の真ん中にあろうが、また語尾にあろうが、必ず「R」の音を要求します。それが英語サウンドに対する「R」の支配力の強さのように思います。
という話をすると、必ず、
「いや、それは、日本人には
不可能っしょー!」
というご意見をいただくんですが、
そーんな事はありません!
だって発声器官や、発声に使うメカニズムは、欧米人も日本人も同じなんですから、要は練習して、自分の身体が「R」を見た瞬間に、「R」を発音するようにクセづけすればいいのです。
「R」は、舌をふっと後ろに引っ込めながら、ちょっと低い声で「アー」と言えば、誰でも発音できます。試してみて下さい。
で、その発音方法にのっとって、
「R」を見たら、必ず舌を動かす、をやればいいのです。
が、困ったことに、実は「R」って、ものすごくたくさん出てきます。
例えば、下の例文を見て下さい。
Barbara's father has a garage near the supermarket.
これ、女優の工藤夕貴さんが、
ハリウッドデビューのために渡米し、アメリカで英語の特訓を受けた時に教えられたもの、とテレビで紹介していたものです。
「R」が、実に7つも出てきます!
fatherやnearの語尾も忘れずに「R」しなきゃいけません。
「語尾はいーんじゃないの?」と
お思いの方、電器屋さんに走って、
電子辞書で確認してみて下さい。
今日び、たいていの電子辞書は、
英単語をネイティブが発音してくれる機能付きなんで、お手軽に
発音確認できるので、超便利です。
さて、この文章を毎日せっせと「R」の発音に重点を置いて発音練習していきます。最初は、ものすごく引っかかります。が、2、3週間で、舌が「R」を見たら動く、に自然となってきます。
私もこの方式で練習し、
さらにてきとーに文章を作り、
音読練習しました。
例えば、
Frank and Robert started to argue.
(フランクとロバートが口げんかを始めた)とか、
Run and relaxとか
After the rehearsal we will have a dinner.とか、
まあ何でもいいんですけど、
(てきとーに文章を考えていると、いかに英語では「R」をよく使うか分かってきて、しっかり頭を抱えられます!)
合唱をやる人は、日本語曲はもちろん、ラテン語、ドイツ語、イタリア語くらいは常に接していないといけないんで、英語だけにかかずらわっていられない!
かもしれませんが、このテクニックを覚えてしまうと、英語曲も
それっぽぉくやれるよーになるような気がします。是非一度お試しくださーい!
●まだ書けてないビッグイベントが
2つもあるのだが!
今日もビッグイベントがあったので、時系列無視して、ともかくアップ~!!
●お客様をお迎えしました~(^_^)v
ソーノの先輩かをるさんご夫妻が、
伊豆の土肥から駿河湾フェリー♪
で清水にご到着!
フェリー乗り場でお目にかかり、
早速清水観光と洒落込みました。
えーと、観光より先に、お土産物屋さんにお連れしちゃったのですが、エスパルスドリームプラザの
駿府横丁で、桜エビご飯の素だとか、マグロトロ煮だとか、清水もつカレー煮だとか、又一庵のきんつばだとか、島田の黒大奴だとか、なんとかかんとか、大量にオススメ。
いやぁ、ここに行く度に、
静岡ってどんだけ名物が
あるんだろう……と思うくらい、
いろんなモノがあって、
自分でもよく迷っているんですが
(で、人を案内しておいて、
「あ、次はこれを買おう!」とか
密かに画策してたりするわけで)
どれもこれも、美味しそうです!
お買い物の後は、エスパルス通りを
のんびり歩いて(初期のエスパルスメンバーの足形が歩道に埋め込まれている。今日見つけた中には、ちゃんとカタカナで書けてる「サントス」のサインが!)、
日経新聞の連載小説で有名になった
清水次郎長がやっていた船宿(復元)「末廣」へ。
かをるさんは、ベネッセの英語教室の先生をやってらっしゃるので、次郎長さんが維新の頃に開いた英語塾の様子をマネキンでやってる展示が面白いかな、とお連れしました。
今日は、入った途端に木の香りが
ふわっとして、昔懐かしい民家の佇まいに、3人でなごみまくり。
次郎長さん由来の指饅頭をパクつきました。
ついでに、ちょっと足を伸ばして、ちびまる子ちゃんに出てくる巴川を渡り、
末廣から徒歩10分くらいにある次郎長生家も見学。すっかり気分は幕末。
そして、帰りがけには、地元グルメ番組ではすっかりおなじみの
肉のふくだ屋にご案内。無理やり
名物の焼豚を買わせてしまいましたー(≧▽≦)
真空パックのはかなり保つんだそーで、クリスマスディナー用に温存しよう、というお話に。
うーむ、うちでは父も私も大好物なもんだから、買ってきた瞬間に、パクパクつまみ食いしちゃって、あっと言う間に半分くらい食べちゃってたなーσ(^_^;
●さ、ご飯だ、ご飯だ!
末廣から至近ということもあり、
今お気に入りの「なすび総本店」へGO!
さんざん迷って、ご主人様は
お寿司を食べたいとのことで、
お寿司12貫付きの御膳。
私たち2人は、いろんなものが
載ってる「なすび遊膳」。
こぉんなお寿司と!
こぉんな盛り合わせに、
磯汁もつき、
生ノリの入った茶碗蒸しとぉ!
キャーキャーキャーキャーヽ(^0^)ノ
もちろん、静岡名物桜エビのかき揚げも付いている!
うっかり写真を撮るのを
忘れて夢中で食べちゃったけど、
牛タンの味噌煮込みも付いていたぁ! これ、大好きぃ!
店名のなすびにちなんだ
ナスの田楽も乙でした~(^_^)v
で、最後にイチゴジャムの
載っかった杏仁豆腐も出てきました。
はぁ~(≧▽≦)幸せにご馳走さまでした~!!
●食後は静岡駿府公園辺りへ
フラフラと私の車でお連れし、
ピンクレディーの母校と、
我が母校の前をドライブ。
ちょうど紅葉がキレイで
良かったなー。
ともかく一日中良いお天気で、
散策日和で何より、何より。
フェリーからもずっと快晴の
富士山をご覧になられたとの事。
うむ、佳きかな、佳きかな~(≧▽≦)
●えーと、その上にすごいお土産が!
なすびの豪華なご飯も、
駅ビルでの喫茶も、
まんまとご主人様におごって
いただいちゃった
ちゃっかり者の後輩なんですがー
(ああ、後輩って、いい身分だ! つくづく………)
その上に、なんと、
豪華なお土産もご用意下さっていたのでした!
秩父のワイン、それも赤と白、一本ずつ~!!
棟方志功の版画「うまい、
うますぎる」が冴える、十万石饅頭!
さらにクリスマスオーナメントの
可愛い雪だるまさん。
この前Aちゃんがくれたフェルトの
ワンちゃんを連れてお散歩、の図にしてみました。
いや、なんか、はるばる来ていただき、私の方が楽しませていただいちゃったようなー!
ど、どうも(^∧^)すみません!
はい、ちゃっかりしっかり、1日楽しませていただきましたー!
本当にありがとうございました。
次回は是非、温泉も楽しみ、
ついでに歌っていただけますように~(≧▽≦)
みんなで大井川鉄道の旅やって、
温泉入ってドンチャンしても
いいですねー!
2つもあるのだが!
今日もビッグイベントがあったので、時系列無視して、ともかくアップ~!!
●お客様をお迎えしました~(^_^)v
ソーノの先輩かをるさんご夫妻が、
伊豆の土肥から駿河湾フェリー♪
で清水にご到着!
フェリー乗り場でお目にかかり、
早速清水観光と洒落込みました。
えーと、観光より先に、お土産物屋さんにお連れしちゃったのですが、エスパルスドリームプラザの
駿府横丁で、桜エビご飯の素だとか、マグロトロ煮だとか、清水もつカレー煮だとか、又一庵のきんつばだとか、島田の黒大奴だとか、なんとかかんとか、大量にオススメ。
いやぁ、ここに行く度に、
静岡ってどんだけ名物が
あるんだろう……と思うくらい、
いろんなモノがあって、
自分でもよく迷っているんですが
(で、人を案内しておいて、
「あ、次はこれを買おう!」とか
密かに画策してたりするわけで)
どれもこれも、美味しそうです!
お買い物の後は、エスパルス通りを
のんびり歩いて(初期のエスパルスメンバーの足形が歩道に埋め込まれている。今日見つけた中には、ちゃんとカタカナで書けてる「サントス」のサインが!)、
日経新聞の連載小説で有名になった
清水次郎長がやっていた船宿(復元)「末廣」へ。
かをるさんは、ベネッセの英語教室の先生をやってらっしゃるので、次郎長さんが維新の頃に開いた英語塾の様子をマネキンでやってる展示が面白いかな、とお連れしました。
今日は、入った途端に木の香りが
ふわっとして、昔懐かしい民家の佇まいに、3人でなごみまくり。
次郎長さん由来の指饅頭をパクつきました。
ついでに、ちょっと足を伸ばして、ちびまる子ちゃんに出てくる巴川を渡り、
末廣から徒歩10分くらいにある次郎長生家も見学。すっかり気分は幕末。
そして、帰りがけには、地元グルメ番組ではすっかりおなじみの
肉のふくだ屋にご案内。無理やり
名物の焼豚を買わせてしまいましたー(≧▽≦)
真空パックのはかなり保つんだそーで、クリスマスディナー用に温存しよう、というお話に。
うーむ、うちでは父も私も大好物なもんだから、買ってきた瞬間に、パクパクつまみ食いしちゃって、あっと言う間に半分くらい食べちゃってたなーσ(^_^;
●さ、ご飯だ、ご飯だ!
末廣から至近ということもあり、
今お気に入りの「なすび総本店」へGO!
さんざん迷って、ご主人様は
お寿司を食べたいとのことで、
お寿司12貫付きの御膳。
私たち2人は、いろんなものが
載ってる「なすび遊膳」。
こぉんなお寿司と!
こぉんな盛り合わせに、
磯汁もつき、
生ノリの入った茶碗蒸しとぉ!
キャーキャーキャーキャーヽ(^0^)ノ
もちろん、静岡名物桜エビのかき揚げも付いている!
うっかり写真を撮るのを
忘れて夢中で食べちゃったけど、
牛タンの味噌煮込みも付いていたぁ! これ、大好きぃ!
店名のなすびにちなんだ
ナスの田楽も乙でした~(^_^)v
で、最後にイチゴジャムの
載っかった杏仁豆腐も出てきました。
はぁ~(≧▽≦)幸せにご馳走さまでした~!!
●食後は静岡駿府公園辺りへ
フラフラと私の車でお連れし、
ピンクレディーの母校と、
我が母校の前をドライブ。
ちょうど紅葉がキレイで
良かったなー。
ともかく一日中良いお天気で、
散策日和で何より、何より。
フェリーからもずっと快晴の
富士山をご覧になられたとの事。
うむ、佳きかな、佳きかな~(≧▽≦)
●えーと、その上にすごいお土産が!
なすびの豪華なご飯も、
駅ビルでの喫茶も、
まんまとご主人様におごって
いただいちゃった
ちゃっかり者の後輩なんですがー
(ああ、後輩って、いい身分だ! つくづく………)
その上に、なんと、
豪華なお土産もご用意下さっていたのでした!
秩父のワイン、それも赤と白、一本ずつ~!!
棟方志功の版画「うまい、
うますぎる」が冴える、十万石饅頭!
さらにクリスマスオーナメントの
可愛い雪だるまさん。
この前Aちゃんがくれたフェルトの
ワンちゃんを連れてお散歩、の図にしてみました。
いや、なんか、はるばる来ていただき、私の方が楽しませていただいちゃったようなー!
ど、どうも(^∧^)すみません!
はい、ちゃっかりしっかり、1日楽しませていただきましたー!
本当にありがとうございました。
次回は是非、温泉も楽しみ、
ついでに歌っていただけますように~(≧▽≦)
みんなで大井川鉄道の旅やって、
温泉入ってドンチャンしても
いいですねー!
●ホントは昨日アップしてしまいたかった………σ(^_^;
日にちが経つと、やっぱり自分の中のインパクトは落ちるものなんで、
おもしろかったことは
なるべくその日のうちに!
無理なら翌日必須!
をモットーにブログ更新をしたい
……なぁ、と思ってはいるんですけどぉ、なかなか理想通りにはいかないなぁ。
昨日は突発的に大急ぎの
仕事が入っちゃって、
夜になったらへたってしまった。
疲れていると、文章のキレも
落ちるんだよなー。
自分が疲れていても、
さささっと親切なこびとさんが
更新しといてくれるといいんだけどなー。
●ともあれ、ハシビロコウ詣で!
この日は、午後に
全日本合唱コンクール全国大会in
千葉県文化会館があり、これを
聴きに行きたいがために、前夜は
千葉駅前泊。
で、早起きして、
前からファンである
ハシビロコウに会いに、
千葉動物公園に行ってきました。
もう肌寒いもんだから、
先日編んだスヌード(輪になっているマフラー)とリストウォーマーを
つけ、白いダウンを着て、
カンペキにおめでたサンタスタイル。ま、根がおめでたいから、
いいか。
園内は、紅葉真っ盛りで美しく、
日中は日差しも暖かく、
ゆったりのんびりお散歩満喫。
かなり間近にいろんな動物を
見られるので、つい動物とお見合い。
じっとくっつきあってる
ペンギンカップルとか、
じっとこっちを見て
たたずむキリンとか、
目の前をとっとこ歩いていく
エミューたちとか、
目の前にじっと佇んでくれてたのに、カメラを構えた瞬間に
立ち去っていったレッサーパンダとか、
異様な速さで、丈高い草むらの中を、とっとことっとこ、円を描いて早歩きしまくるヘビクイワシとか、
とりあえず全部オオウケしながら
見て回りました。
ちなみにヘビクイワシは、
1日中、とっとことっとこ草原を歩いて、エサのヘビを探して回る習性なんだそーです。常に大忙しなんだな。
で、その大忙しのヒト?
の真向かいに、
常に全く動じない
ハシビロコウさんが
お住まいになっている。
人気ナンバーワンなので、
常に人だかりがしてるんだけど、
常に動じない。つーか、
これ、ホントに生きてる?
ぬいぐるみじゃないの?
と子供たちが首をひねっている。
身長は130センチくらいで、
羽根を広げると200センチくらいだそーで、写真集にかなりひょーきんなお姿がある。
お気に入りの飼育員さんには、
おじぎしてご挨拶したりする。
愛くるしい。
買ってきた写真集の帯キャプションには、
「渋くて大人なハシビロコウさんの魅力を独り占め。」
となっているんですが、
いやその、どっちかっつーと、
オマヌケで、なぜかお口が
いつも笑っているよーに見える
ところが、なんとも愛らしいわけで、
決して大人っぽくないとこが
いいんだ、と思うわけであります。
だいたい学名が、Balaeniceps rexで、意味は「クジラ頭の王様」……(^0^;)うーん、そのまんまやー。
あまりにも動かない、というので
有名なハシビロコウさん、
それでもたまには写真集にある
よーな芸もしてくれるらしい。
そういう瞬間に立ち会いたくて、
日参している人っていうのが、
以前テレビで取材されてました。
うん、気持ちはわかる!
私だって近くに住んでたら、
日参したい!
で、とりあえず写真、
撮ってみました。
えーん、向こう向いちゃってるー(ToT)
一周回ってみましたが、
お顔が見えるロケーションがない!
人間がひょい、と覗ける方向には
なかなか顔を向けてくれないんだな。
ケチ。
で、ガラス張りの巣の中に
もう一羽いました。
肉眼では結構よく見えたんですけど、写真にすると、ガラスの反射でわけわからん!
で、やっぱりお客さんには
背中を向けています。
何が楽しいのか、じっと壁を
見つめています。そんなとこに、
エサないって!
でも、青灰色のきれいな羽根の色
(この色も好きなのだー)は堪能できました。
ちょうど居合わせたお客さん同士で
「動かないね~」
「こっちを向いてくれないかなー」とか言い合っているうちに、
ふ、と見直したら、お顔が右、向いてる!
おおお!
動くんじゃん!
ぬいぐるみじゃなかったよーヽ(^0^)ノ
ワーイ。
とか、単純に大喜びして、
またしばらく見てましたが、
それ以上のサービスはしてくれませんでした。ふっ。やっぱりね。
ちなみに、写真集の情報によると、
千葉動物公園以外では、
上野に5羽、伊豆シャボテン公園に1羽、高知県立のいち動物公園に2羽いるそーです。
高知はひょい、と行くには
ハードルが高いけど、上野と
伊豆シャボテン公園なら行ける!
伊豆シャボテン公園のは、1970年代前半に来日し、1981年からシャボテン公園住まいということなので、推定年齢40歳以上! 「マイペースに暮らし続けている」んだそーです。
上野の方は、放し飼いにしている場所は囲いが檻ではなく、網になっているので、写真撮影にも良し、だそうです。
ハシビロコウ巡礼の旅、
しよっかな~ヽ(^0^)ノ
日にちが経つと、やっぱり自分の中のインパクトは落ちるものなんで、
おもしろかったことは
なるべくその日のうちに!
無理なら翌日必須!
をモットーにブログ更新をしたい
……なぁ、と思ってはいるんですけどぉ、なかなか理想通りにはいかないなぁ。
昨日は突発的に大急ぎの
仕事が入っちゃって、
夜になったらへたってしまった。
疲れていると、文章のキレも
落ちるんだよなー。
自分が疲れていても、
さささっと親切なこびとさんが
更新しといてくれるといいんだけどなー。
●ともあれ、ハシビロコウ詣で!
この日は、午後に
全日本合唱コンクール全国大会in
千葉県文化会館があり、これを
聴きに行きたいがために、前夜は
千葉駅前泊。
で、早起きして、
前からファンである
ハシビロコウに会いに、
千葉動物公園に行ってきました。
もう肌寒いもんだから、
先日編んだスヌード(輪になっているマフラー)とリストウォーマーを
つけ、白いダウンを着て、
カンペキにおめでたサンタスタイル。ま、根がおめでたいから、
いいか。
園内は、紅葉真っ盛りで美しく、
日中は日差しも暖かく、
ゆったりのんびりお散歩満喫。
かなり間近にいろんな動物を
見られるので、つい動物とお見合い。
じっとくっつきあってる
ペンギンカップルとか、
じっとこっちを見て
たたずむキリンとか、
目の前をとっとこ歩いていく
エミューたちとか、
目の前にじっと佇んでくれてたのに、カメラを構えた瞬間に
立ち去っていったレッサーパンダとか、
異様な速さで、丈高い草むらの中を、とっとことっとこ、円を描いて早歩きしまくるヘビクイワシとか、
とりあえず全部オオウケしながら
見て回りました。
ちなみにヘビクイワシは、
1日中、とっとことっとこ草原を歩いて、エサのヘビを探して回る習性なんだそーです。常に大忙しなんだな。
で、その大忙しのヒト?
の真向かいに、
常に全く動じない
ハシビロコウさんが
お住まいになっている。
人気ナンバーワンなので、
常に人だかりがしてるんだけど、
常に動じない。つーか、
これ、ホントに生きてる?
ぬいぐるみじゃないの?
と子供たちが首をひねっている。
身長は130センチくらいで、
羽根を広げると200センチくらいだそーで、写真集にかなりひょーきんなお姿がある。
お気に入りの飼育員さんには、
おじぎしてご挨拶したりする。
愛くるしい。
買ってきた写真集の帯キャプションには、
「渋くて大人なハシビロコウさんの魅力を独り占め。」
となっているんですが、
いやその、どっちかっつーと、
オマヌケで、なぜかお口が
いつも笑っているよーに見える
ところが、なんとも愛らしいわけで、
決して大人っぽくないとこが
いいんだ、と思うわけであります。
だいたい学名が、Balaeniceps rexで、意味は「クジラ頭の王様」……(^0^;)うーん、そのまんまやー。
あまりにも動かない、というので
有名なハシビロコウさん、
それでもたまには写真集にある
よーな芸もしてくれるらしい。
そういう瞬間に立ち会いたくて、
日参している人っていうのが、
以前テレビで取材されてました。
うん、気持ちはわかる!
私だって近くに住んでたら、
日参したい!
で、とりあえず写真、
撮ってみました。
えーん、向こう向いちゃってるー(ToT)
一周回ってみましたが、
お顔が見えるロケーションがない!
人間がひょい、と覗ける方向には
なかなか顔を向けてくれないんだな。
ケチ。
で、ガラス張りの巣の中に
もう一羽いました。
肉眼では結構よく見えたんですけど、写真にすると、ガラスの反射でわけわからん!
で、やっぱりお客さんには
背中を向けています。
何が楽しいのか、じっと壁を
見つめています。そんなとこに、
エサないって!
でも、青灰色のきれいな羽根の色
(この色も好きなのだー)は堪能できました。
ちょうど居合わせたお客さん同士で
「動かないね~」
「こっちを向いてくれないかなー」とか言い合っているうちに、
ふ、と見直したら、お顔が右、向いてる!
おおお!
動くんじゃん!
ぬいぐるみじゃなかったよーヽ(^0^)ノ
ワーイ。
とか、単純に大喜びして、
またしばらく見てましたが、
それ以上のサービスはしてくれませんでした。ふっ。やっぱりね。
ちなみに、写真集の情報によると、
千葉動物公園以外では、
上野に5羽、伊豆シャボテン公園に1羽、高知県立のいち動物公園に2羽いるそーです。
高知はひょい、と行くには
ハードルが高いけど、上野と
伊豆シャボテン公園なら行ける!
伊豆シャボテン公園のは、1970年代前半に来日し、1981年からシャボテン公園住まいということなので、推定年齢40歳以上! 「マイペースに暮らし続けている」んだそーです。
上野の方は、放し飼いにしている場所は囲いが檻ではなく、網になっているので、写真撮影にも良し、だそうです。
ハシビロコウ巡礼の旅、
しよっかな~ヽ(^0^)ノ
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