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●こき使われ続けた1ヶ月半であった………(^◇^;)
27日に在学生の健康診断がある、ということで、昨日やっと(というか、ついに?)我が家のチビ台風こと娘が、東京へ出発しましたー。
はー、やれやれ。
やっぱり、いないとちょっと寂しいんだけど、まあ、いればいたで、死ぬほど(?)こき使われるので、今日はちょっとのんびりしてます。
京都旅行も楽しく行けましたし、
卒論資料を探すために、
車で県立図書館に連れて行ったり、
パソコンの調子悪いから、
修理に連れて行け、と
トトロちゃんの会社の支店まで
お出掛けしたり、
外付けHDDだの、大容量の
USBデバイスだの、いろいろ買わされた上に、
自分のパソコンのCD-DVD挿入口の
調子が悪くて使うのがコワい、と
私の外付けのヤツを取り上げていきましたー(T^T)
あ、そー言えば、帰ってきてすぐに、私とお揃いのAndroidスマホ
新機種も買わされたんだっけ。
で、日本語検定料やら、
通信教育の資格講座の受講料とかも、ふんだくられたんだっけ。
ううう、これから今年度分の
学費も収めにゃならん、というのにー。
ああ、春は物入りでかなわん(/_;)。
で。
何かお手伝いをしてくれるのか?
ってーと、これが何にもやらない!
「実家に帰ってきた時ぐらい、
のんびりしたいもーん」
と、あたかも東京ではせっせと
料理したりなんか、しているよーなことをほざきつつ、ノホホンとしている。
うーむ。こんなことで大丈夫なのだろーか。
………と、自分の親も、思ってたのかねぇ………などと、つらつら考えてみたところ、
私の場合、大学時代の春休み恒例行事は、青色申告のための帳簿整理を1ヶ月かけて、ヒイヒイ計算することであった………というのを思い出した!
あれ?!
母にも娘にも、こき使われてる?
で、文句をたれると、
「あたしは、いいの。許されるの」とかとか、
おんなじ口調で、おんなじよーな声でのたまわれる。
おかしい。何か、間違っている……。
まあ、母の方は、私が高一くらいの頃に、腎臓をやられちゃったので、あまり頑張りがきかない身体で、下手にこき使うと高熱を発してぶっ倒れるので、帳簿整理ぐらい、やりますけどさー。
おかげさまで、急に亡くなった時、
うちの病院の経理事務の基本が
分かっていたので、その後も
大過なく、父が閉院するまで
経理事務が出来て良かったんですけどね。
が、娘の方は、も少しチャカチャカと動けるよーになって欲しいものである(切実!)。
お料理も、ちゃんと習おうとしないんで、果たして東京では何を食べているのか、とっても不安でアル。
まー、こっちも、なかなか気合い入れて教えている余裕がないので、
仕方ないんですけど。
ちゃんと教えて、出来るよーになってるのは、
ホワイトソースぐらいなんで、
もっといろいろ作れるよーになってもらいたいなー(そしたら、毎日作ってもらって、左うちわで過ごせるのだが!)
●今年の花粉症
今年も、花粉飛散真っ盛り(ToT)で、
鼻水たれ子ちゃんになっています。
昨年は、目がショボショボするのと、喉がいがらっぽいのが辛かったんだけど、今年は神戸で買ってきたハーブティーのおかげで、目と喉は
セーフ!
朝一番でハーブティーを飲むと、
涙目も収まってしまうので、大助かり。
でも、そろそろ最盛期になってきたせいか、くしゃみが止まらない。
去年はそれほどでもなかったんだけど、今年は皮膚の痒みが強くて
やるせない。時々ミミズバレ状態になったりする~(T_T)
どうもPM2.5のおかげさまでもあるらしい。
元々父譲りの体質で、寒冷アレルギーやら、ほこりアレルギーやらあるもんだから、花粉症も毎年出る。
娘も同じ体質を受け継いでいるので、2人揃って紅ふうき茶をがぶ飲みである。で、2人で、こんな体質なのはオジーチャンのせいだー、と
父の写真に文句を言ってみる、と。
今のところ、歌う声はちゃんと出るんで、その点はストレスフリーで嬉しい。が、昨夜練習会場でしごかれてたら、いきなり鼻水たれ子ちゃんになったので、大変恥ずかしかった。
早く花粉の季節が終わってくれないかなー。
●とりあえず、本にのめっている
仕事と申告と花粉症のために、
も一つ威勢がなくなり、大分長い間ブログをお休みしちゃっているのに気づき、やっとぼちぼち書き始めてみたのですが。
今日は雨降りなのをいいことに、
のんびりいろんな本を引っ張り出してのめっています。
先日A嬢が、「これ、おもしろいから」と教えてくれた山伏モノやら、怪談モノやら、江戸モノやら、そして、ハリポタその他やらの英語の本、さらにコンビニで見つけた世界の不思議生物ファイルやら、並べては、ニヤニヤ。
で、いろんな本をランダムに一章ずつ読んでは、ニヤニヤ。
山伏モノでは、A嬢が図書館で見つけたのは、「山伏と僕」(坂本大三郎著 リトルモア)という本。で、私が地元の図書館で見つけたのが、同じ著者の「山伏ノート」(技術評論社)という本。
著者の方は、元々はイラストレーターで、ある時一念発起して山伏になったそうで、「山伏と僕」の方は、実際に山伏とはどういう装束をして、どういう事をするのか、みたいなことをイラスト付きで分かりやすく解説しています。(この本も、ただいま図書館で予約中)
で、プラクティカルな方は、「山伏と僕」で書いたので、「山伏ノート」の方では、山伏という生き方とはどういうものか、その文化史的意味や、存在論的意味は? みたいな話を主に書いている。民芸運動の柳宗悦やら、鈴木大拙やら、いろいろ出てきて、なるほどそーいうことなのかー、で、とっても読みやすくおもしろい。
これと並行して読んでいるのが、
「江戸の妖怪革命」(香川雅信著 角川ソフィア文庫Kindle版)。
娘が、ゼミの発表で江戸時代の妖怪モノをやっていたので、家中に散在するそのたぐいの資料を引っ張り出して、2人でおもしろがっていたのだが(そもそも、なぜそのよーなミョーな資料が山ほどあるのだろうか? ←自分で集めてるんだってば!)、
妖怪譚というものが、一気に花開いたのが、実は安政五年頃のことなんだそーです。
それまで、日常生活の中で時折体験される、普通ではないような出来事(例えば、ある池ではやたらに水死者が出るとか、誰もいないはずの山の中に、ぼうっと明かりが見えた、とか)に対して、人は恐怖し、それに対して何か合理的な説明をつけて納得しようと試みた。訳の分からない現象、として何となく不安なままいるよりは、あれは池の河童に引き込まれたのだとか、あれは狐に化かされたのだとか、理由付けをして、そういうものだ、とある種の安心を得ようとしたのが、古くからある怪異譚だったわけ。
ちょうど身体の具合が悪い時に、なんでかわからないけど、調子が悪い、という不安を、病名を告げられることで、なんとなく納得して、ほっとしたりする感覚に近い。名前が付いたからと言って、説明が付けられたからと言って、その病気や怪現象が雲散霧消するわけではないんだけどね。
で、江戸も末期になると、こういう化け物話を、ただコワい、コワいと思う感覚より、(生活の安定による余裕なのか)ちょっとおもしろいキャラクターものの話、というように捉えるようになってきた。
それに一役買ったのが、有名な鳥山石燕の「画図百鬼夜行」で、これが安政五年に出ている。
元々、化け物とか怪しのモノというのには、あまり形というものが与えられていませんでした。
名前は決まっていて、「早く寝ないと、オトロシが来るよ」みたいな感じで、始終口の端に上るんだけど、具体的にどんな姿形をしている、みたいな事は、ほとんど決まっていませんでした。
ところが、石燕の百鬼夜行の絵が出て、(元々の絵柄は、いろんな絵巻物にあるモノを採用したようですが、一般の人はほとんど見たことがなかった)ぱあっと印刷物として広まった。この妖怪はこれこれの姿、といわば妖怪大図鑑のような感じで、紹介されたわけで、
このおかげで、この妖怪は、こういう姿をしたものである、というコンセンサスが出来てしまい、それにそぐわない姿のものは、「なんか、ちがう」と排除される。
こうなると、もうキャラクターもので、ゲゲゲの鬼太郎にいたるまで、日本の妖怪はこれこれ、こういうモノである、と決まってくる。(ゲゲゲの……に出てくる妖怪オールスターズも、基本は石燕から採られている)
そうなると、当初は姿はわからないけど、ともかく恐ろしいモノ、と考えられてきた化け物が、人間の姿形から逸脱した、ちょっとコワいけど、むしろおもしろいキャラクター、となっていった。
18世紀は、ヨーロッパでも博物誌的なものが大いにもてはやされた時代で、アヤシゲ~なヴンダーカンマー的なモノがたくさん残ってますが、日本もそうなんですねー。
ただただコワい、というのではなく、コワいからこそおもしろい、みたいな。
お化け屋敷はコワいけど、ちょっと入ってみたいかも……的な、私たち現代人と似通った感覚が醸成されていた時代らしい。
ちなみにこの安政五年は、
平賀源内が活躍した時代。
また、「雨月物語」もこの年に
出版されているんですって。
いやー、おもしろい時代なんですねー。
てなわけで、ホクホクと
石燕の画集を取り出してみる、と。
ぬらりひょんとか、
何ともよい絵柄でありますー(≧▽≦)
27日に在学生の健康診断がある、ということで、昨日やっと(というか、ついに?)我が家のチビ台風こと娘が、東京へ出発しましたー。
はー、やれやれ。
やっぱり、いないとちょっと寂しいんだけど、まあ、いればいたで、死ぬほど(?)こき使われるので、今日はちょっとのんびりしてます。
京都旅行も楽しく行けましたし、
卒論資料を探すために、
車で県立図書館に連れて行ったり、
パソコンの調子悪いから、
修理に連れて行け、と
トトロちゃんの会社の支店まで
お出掛けしたり、
外付けHDDだの、大容量の
USBデバイスだの、いろいろ買わされた上に、
自分のパソコンのCD-DVD挿入口の
調子が悪くて使うのがコワい、と
私の外付けのヤツを取り上げていきましたー(T^T)
あ、そー言えば、帰ってきてすぐに、私とお揃いのAndroidスマホ
新機種も買わされたんだっけ。
で、日本語検定料やら、
通信教育の資格講座の受講料とかも、ふんだくられたんだっけ。
ううう、これから今年度分の
学費も収めにゃならん、というのにー。
ああ、春は物入りでかなわん(/_;)。
で。
何かお手伝いをしてくれるのか?
ってーと、これが何にもやらない!
「実家に帰ってきた時ぐらい、
のんびりしたいもーん」
と、あたかも東京ではせっせと
料理したりなんか、しているよーなことをほざきつつ、ノホホンとしている。
うーむ。こんなことで大丈夫なのだろーか。
………と、自分の親も、思ってたのかねぇ………などと、つらつら考えてみたところ、
私の場合、大学時代の春休み恒例行事は、青色申告のための帳簿整理を1ヶ月かけて、ヒイヒイ計算することであった………というのを思い出した!
あれ?!
母にも娘にも、こき使われてる?
で、文句をたれると、
「あたしは、いいの。許されるの」とかとか、
おんなじ口調で、おんなじよーな声でのたまわれる。
おかしい。何か、間違っている……。
まあ、母の方は、私が高一くらいの頃に、腎臓をやられちゃったので、あまり頑張りがきかない身体で、下手にこき使うと高熱を発してぶっ倒れるので、帳簿整理ぐらい、やりますけどさー。
おかげさまで、急に亡くなった時、
うちの病院の経理事務の基本が
分かっていたので、その後も
大過なく、父が閉院するまで
経理事務が出来て良かったんですけどね。
が、娘の方は、も少しチャカチャカと動けるよーになって欲しいものである(切実!)。
お料理も、ちゃんと習おうとしないんで、果たして東京では何を食べているのか、とっても不安でアル。
まー、こっちも、なかなか気合い入れて教えている余裕がないので、
仕方ないんですけど。
ちゃんと教えて、出来るよーになってるのは、
ホワイトソースぐらいなんで、
もっといろいろ作れるよーになってもらいたいなー(そしたら、毎日作ってもらって、左うちわで過ごせるのだが!)
●今年の花粉症
今年も、花粉飛散真っ盛り(ToT)で、
鼻水たれ子ちゃんになっています。
昨年は、目がショボショボするのと、喉がいがらっぽいのが辛かったんだけど、今年は神戸で買ってきたハーブティーのおかげで、目と喉は
セーフ!
朝一番でハーブティーを飲むと、
涙目も収まってしまうので、大助かり。
でも、そろそろ最盛期になってきたせいか、くしゃみが止まらない。
去年はそれほどでもなかったんだけど、今年は皮膚の痒みが強くて
やるせない。時々ミミズバレ状態になったりする~(T_T)
どうもPM2.5のおかげさまでもあるらしい。
元々父譲りの体質で、寒冷アレルギーやら、ほこりアレルギーやらあるもんだから、花粉症も毎年出る。
娘も同じ体質を受け継いでいるので、2人揃って紅ふうき茶をがぶ飲みである。で、2人で、こんな体質なのはオジーチャンのせいだー、と
父の写真に文句を言ってみる、と。
今のところ、歌う声はちゃんと出るんで、その点はストレスフリーで嬉しい。が、昨夜練習会場でしごかれてたら、いきなり鼻水たれ子ちゃんになったので、大変恥ずかしかった。
早く花粉の季節が終わってくれないかなー。
●とりあえず、本にのめっている
仕事と申告と花粉症のために、
も一つ威勢がなくなり、大分長い間ブログをお休みしちゃっているのに気づき、やっとぼちぼち書き始めてみたのですが。
今日は雨降りなのをいいことに、
のんびりいろんな本を引っ張り出してのめっています。
先日A嬢が、「これ、おもしろいから」と教えてくれた山伏モノやら、怪談モノやら、江戸モノやら、そして、ハリポタその他やらの英語の本、さらにコンビニで見つけた世界の不思議生物ファイルやら、並べては、ニヤニヤ。
で、いろんな本をランダムに一章ずつ読んでは、ニヤニヤ。
山伏モノでは、A嬢が図書館で見つけたのは、「山伏と僕」(坂本大三郎著 リトルモア)という本。で、私が地元の図書館で見つけたのが、同じ著者の「山伏ノート」(技術評論社)という本。
著者の方は、元々はイラストレーターで、ある時一念発起して山伏になったそうで、「山伏と僕」の方は、実際に山伏とはどういう装束をして、どういう事をするのか、みたいなことをイラスト付きで分かりやすく解説しています。(この本も、ただいま図書館で予約中)
で、プラクティカルな方は、「山伏と僕」で書いたので、「山伏ノート」の方では、山伏という生き方とはどういうものか、その文化史的意味や、存在論的意味は? みたいな話を主に書いている。民芸運動の柳宗悦やら、鈴木大拙やら、いろいろ出てきて、なるほどそーいうことなのかー、で、とっても読みやすくおもしろい。
これと並行して読んでいるのが、
「江戸の妖怪革命」(香川雅信著 角川ソフィア文庫Kindle版)。
娘が、ゼミの発表で江戸時代の妖怪モノをやっていたので、家中に散在するそのたぐいの資料を引っ張り出して、2人でおもしろがっていたのだが(そもそも、なぜそのよーなミョーな資料が山ほどあるのだろうか? ←自分で集めてるんだってば!)、
妖怪譚というものが、一気に花開いたのが、実は安政五年頃のことなんだそーです。
それまで、日常生活の中で時折体験される、普通ではないような出来事(例えば、ある池ではやたらに水死者が出るとか、誰もいないはずの山の中に、ぼうっと明かりが見えた、とか)に対して、人は恐怖し、それに対して何か合理的な説明をつけて納得しようと試みた。訳の分からない現象、として何となく不安なままいるよりは、あれは池の河童に引き込まれたのだとか、あれは狐に化かされたのだとか、理由付けをして、そういうものだ、とある種の安心を得ようとしたのが、古くからある怪異譚だったわけ。
ちょうど身体の具合が悪い時に、なんでかわからないけど、調子が悪い、という不安を、病名を告げられることで、なんとなく納得して、ほっとしたりする感覚に近い。名前が付いたからと言って、説明が付けられたからと言って、その病気や怪現象が雲散霧消するわけではないんだけどね。
で、江戸も末期になると、こういう化け物話を、ただコワい、コワいと思う感覚より、(生活の安定による余裕なのか)ちょっとおもしろいキャラクターものの話、というように捉えるようになってきた。
それに一役買ったのが、有名な鳥山石燕の「画図百鬼夜行」で、これが安政五年に出ている。
元々、化け物とか怪しのモノというのには、あまり形というものが与えられていませんでした。
名前は決まっていて、「早く寝ないと、オトロシが来るよ」みたいな感じで、始終口の端に上るんだけど、具体的にどんな姿形をしている、みたいな事は、ほとんど決まっていませんでした。
ところが、石燕の百鬼夜行の絵が出て、(元々の絵柄は、いろんな絵巻物にあるモノを採用したようですが、一般の人はほとんど見たことがなかった)ぱあっと印刷物として広まった。この妖怪はこれこれの姿、といわば妖怪大図鑑のような感じで、紹介されたわけで、
このおかげで、この妖怪は、こういう姿をしたものである、というコンセンサスが出来てしまい、それにそぐわない姿のものは、「なんか、ちがう」と排除される。
こうなると、もうキャラクターもので、ゲゲゲの鬼太郎にいたるまで、日本の妖怪はこれこれ、こういうモノである、と決まってくる。(ゲゲゲの……に出てくる妖怪オールスターズも、基本は石燕から採られている)
そうなると、当初は姿はわからないけど、ともかく恐ろしいモノ、と考えられてきた化け物が、人間の姿形から逸脱した、ちょっとコワいけど、むしろおもしろいキャラクター、となっていった。
18世紀は、ヨーロッパでも博物誌的なものが大いにもてはやされた時代で、アヤシゲ~なヴンダーカンマー的なモノがたくさん残ってますが、日本もそうなんですねー。
ただただコワい、というのではなく、コワいからこそおもしろい、みたいな。
お化け屋敷はコワいけど、ちょっと入ってみたいかも……的な、私たち現代人と似通った感覚が醸成されていた時代らしい。
ちなみにこの安政五年は、
平賀源内が活躍した時代。
また、「雨月物語」もこの年に
出版されているんですって。
いやー、おもしろい時代なんですねー。
てなわけで、ホクホクと
石燕の画集を取り出してみる、と。
ぬらりひょんとか、
何ともよい絵柄でありますー(≧▽≦)
PR
●3月5日はお誕生日~(≧∀≦)
この年で、1つ年取ったっての、あんまり目出度くもないのかもしれませんが~、
いいのだ!
おめでたい人間なので、
とりあえず嬉しいのだー!
というわけで、フィーバー中。
Facebook友の方々にも、
たくさん、たくさん、
お祝いメッセージをいただきました。投稿・メッセージ合わせて、
なんと、60人くらいの方々から
それぞれお言葉を賜り、
実に有頂天であります!
ホントにホントに、
皆様ありがとうございました!
ちゃんとまた一年間、
健康に気をつけ、
大切に大切に生きていきたいと
思います。
皆様が分けて下さったご好意に感謝しつつ、私からも皆様に
笑顔を返していきたいなぁ。
●で、5日は親友のこーらちゃんとお食事会を
ホントはゆったりのんびり
やりたかったのですが、
私のスケジュールが詰まってたもんだから、静岡駅に集合して、
駅ビル内のとろろ飯の待月楼へ。
↑とろろ飯御膳
↑竹の子の木の芽焼き
↑とろろアイスクリーム
写真を撮り忘れちゃったけど、
これにゴマ豆腐も追加。
はぁ~(≧∀≦)美味しゅうございました。
で、お誕生日プレゼントに、と、
またまたきゃわいい指輪を
もらっちゃったー♡♡♡
これ、小指にはめるピンキーリング。
この前、彼女の引越祝を兼ねて、
亡くなった母の作品「ふきのとう」を、母ともとても親しかった彼女に持っててほしくて差し上げたんだけど、
↑これ
毎日眺めては喜んでくれている。
で、今回のピンキーは、
なんとなく、このふきのとうの
雰囲気に似てるから、ということで
選んでくれたんだって。
うん、わかる。
そんな気がする。
母も好きそう。
で、この指輪がまた、
ものすごくはめやすい。
あまりにピッタリしていて、
はめているのを忘れてしまうぐらい。
女性の方には分かると思うけど、
指輪って、実際にはめてみないと、
自分の指の感じ方にマッチするかどうか、わからない。
なかなか、自分の身体の一部のようにフィットするものにぶつからなかったりする。
彼女は最近翡翠に凝っていて、
ネットで探したりするみたいなんだけど、自分のを探しながら、
あ、これ、似合いそう!
と見つけといてくれる。
それがまた、毎度ドンピシャ、
なんですよー。
で、本人は、
よし、今回もドンピシャだ!
と悦に入っている。
おもろいヤツじゃ。
中学入学のその日から、
ほとんど毎日のよーに
うちに来て、勝手にマイカップでコーヒーいれて、勝手に勉強して
帰る、という不思議なつきあいの
人で、うちの母ともとても親しかったし、互いに余計な気を遣わずに、
一番わかりあえる相手かもしれません。
私が喜んできゃっきゃっしてるのを
見るのが、本当に嬉しくて仕方がない、という顔をよくしているので、
あ~、この人はホントに
善良な人だよなぁ……と感嘆してしまいます。
何年も会わなかったり、
連絡も何もしていなくても、
彼女は変わらず私を
大好きでいてくれるんだなー、
と心のどこかでいつも安心
していられる相手。
そういう人に巡り会えた
私は、幸せなんだと思います。
お誕生会してくれて、ありがとね!
あ、そうそう、
お誕生日ケーキも用意してくれました。
浜松から買ってきてくれた
チーズケーキ、愛用の
くまさんフォークでパクパク
しています。
これ、後を引くんだよねー。
太る~(ToT)
でも、食べちゃうー!
●で、楽しいお誕生会の後は
アンサンブル練習~(≧∀≦)/
メンバーの皆さんが、
だいたい2つくらいは
既に掛け持ちで合唱団に
入っているよーな強者
ばかりなんで、
毎週練習を組むわけにもいかず、
各団の練習日を避けて
練習スケジュールを組むと、
月2回集まるのがやっと。
なるべく避けて………なんだけど、
どーしても他の練習に重なって
出られない人や、お仕事や家庭の事情で毎回はムリ、の人々には、
「自習で、そこんとこ、ヨロシク!」とか言い渡し、
「ギャー」とか言われながら、
まあ、何とか続けてきている
アンサンブルですが、
なんだかんだ言って、
メンバーがみんな仲良しなんで、
なんでも気兼ねなく言える雰囲気で、私がボケをかましながら、
下手な指揮をやる、という体制で毎年やってます。本番はさすがに私ではムリがあるので、指揮者にN山先輩をお迎えし(ムリヤリ静岡まで来させられてる、と怒られているが!)、男声主力部隊は、主に東京と名古屋から「行ってやろうじゃないか」という男気満々の猛者連を勧請(?)し、ステキな混声ステージをやっていただいてます。
で、今年の曲は、佐藤眞作曲の組曲「旅」。
ソーノの愛唱曲集Tuttiに収録されているロマンチックな名曲「なぎさ歩めば」が入っています。
今年は、この曲集の全曲演奏。(一曲一曲は小さい曲なんだけど、全部やると28分はかかる。が、全体で1つの物語の構成になっているので、出来れば全部やりたい、とムリヤリ全曲演奏に決めてしまいました)
↑
この全曲演奏が実現したのは、
この曲をやるステージ全体の主宰ちえ蔵にお伺いをたてたところ、
すぐに歌詞をチェックして、
「全曲、お聞きしたいです♡うふ♡」
と、いつものアクマな微笑みを
浮かべてOKを出してくれたからであります。
↑いっちゃん、恨むなら、
キミの同級生を恨んでくれたまえ。
というわけで、
まあ、これらの話は
以前にも何度かこのblogには
書いているんですが、
最近読者になって下さった方々のための補足説明でありました。
●で、この「旅」がケッコーな難物で!
自宅学習にいそしんで
くれていたメンバーの面々から、
続々と、「これ、音が採れない。
間に合うかどうか、不安……」
という泣きがっ!!
あわわ。
特に、アルトが
難しい半音階進行が
ごちゃまんとあって、
確かにツラい!
ロ短調ミサに出てくる
十字架進行みたいなのが
たっくさんある!
で、気が弱い可哀想な
子羊サンたちが、え~ん(ToT)
と泣き出した!
こりゃ大変だ!
というわけで、5日の夜は、
バスのU田さんが来てくれたのを幸い、ベースのラインを確認しながら、残りの女声全員で、アルトの
大音採り大会を開催!
採りにくい半音階の部分は、
繰り返し半音階スケールを
歌って、正しい落としどころを
みんなで探し出し、ほぼ採れたところで、私がソプラノと、時にオクターブ上でテノールを入れて、
だいたいの曲想を掴んでいく、
というのをやりました。
コワい音程も、
みんなで歌えばコワくない!
ってな雰囲気。
で、この方式で、ともかく
全曲サクサクサク~!
とアルトを採りました。
で、アルトの上と下の
ソプラノとテノールを聴いて、
「そーか、この曲はこーいう
感じなんだ!」
とみんなで納得。
まだカンペキとまでは
いってないけれど、
思いの外早く、全曲見ることが
出来ました!
で、迷える子羊サン
(キミのことだ、くみちゃん!)も、やっと安心の顔になって、
「じゃ、ソーニョの譜面も注文しようねー」というアクマな私の微笑みに、ついうっかり「うん」とか
答えてしまっておったのでした。マル。
今年のソーニョは、信長さんの
「唇に歌をもて」を東京都合唱祭でやろう、という話になっていて、
子羊サンは、音採りが間に合わないかもしれない………と半泣きになっていて、まだ参加表明してないんだそーだ。
ま、いいや。いざとなったら、
一緒に特訓して音採りすれば
何とかなる!
↑再びアクマ。
というわけで、なんか、
ものすごく練習、進んじゃいましたんで、みんな、帰る時はウキウキ状態。
あー、やっぱりこの人たち、
好きだぁ!
N山さんたちをお迎えする
連休練習前までに、何とか
この調子で進めたい~!
みんな、がんばんべ~(≧∀≦)
●あ、表題の後半のこと書いてない。ま、いっか。
お誕生日とアンサンブル練習のことを書いていて、すっかりハイになり、
仕事モードのことを
コロッと忘れてました~(≧∀≦)
↑仕事やる気、あるのか?!
いやその、ケッコー、
スケジュールがタイトで、
カレンダー見ては目の前真っ暗………
になってるもんだから、
脳が逃避しているらしい。
が、逃避してても、確実に
締切は来る!
お仕事やって、
確定申告やって、
なんとかしないと~!!
なんだよなぁ………。
↑と、ふと現実に帰って、
ため息をつく、と。
ま、ため息ついてても、
締切は来るので、
今夜もチーズケーキを
夢見ながら、仕事、仕事~!!
この年で、1つ年取ったっての、あんまり目出度くもないのかもしれませんが~、
いいのだ!
おめでたい人間なので、
とりあえず嬉しいのだー!
というわけで、フィーバー中。
Facebook友の方々にも、
たくさん、たくさん、
お祝いメッセージをいただきました。投稿・メッセージ合わせて、
なんと、60人くらいの方々から
それぞれお言葉を賜り、
実に有頂天であります!
ホントにホントに、
皆様ありがとうございました!
ちゃんとまた一年間、
健康に気をつけ、
大切に大切に生きていきたいと
思います。
皆様が分けて下さったご好意に感謝しつつ、私からも皆様に
笑顔を返していきたいなぁ。
●で、5日は親友のこーらちゃんとお食事会を
ホントはゆったりのんびり
やりたかったのですが、
私のスケジュールが詰まってたもんだから、静岡駅に集合して、
駅ビル内のとろろ飯の待月楼へ。
↑とろろ飯御膳
↑竹の子の木の芽焼き
↑とろろアイスクリーム
写真を撮り忘れちゃったけど、
これにゴマ豆腐も追加。
はぁ~(≧∀≦)美味しゅうございました。
で、お誕生日プレゼントに、と、
またまたきゃわいい指輪を
もらっちゃったー♡♡♡
これ、小指にはめるピンキーリング。
この前、彼女の引越祝を兼ねて、
亡くなった母の作品「ふきのとう」を、母ともとても親しかった彼女に持っててほしくて差し上げたんだけど、
↑これ
毎日眺めては喜んでくれている。
で、今回のピンキーは、
なんとなく、このふきのとうの
雰囲気に似てるから、ということで
選んでくれたんだって。
うん、わかる。
そんな気がする。
母も好きそう。
で、この指輪がまた、
ものすごくはめやすい。
あまりにピッタリしていて、
はめているのを忘れてしまうぐらい。
女性の方には分かると思うけど、
指輪って、実際にはめてみないと、
自分の指の感じ方にマッチするかどうか、わからない。
なかなか、自分の身体の一部のようにフィットするものにぶつからなかったりする。
彼女は最近翡翠に凝っていて、
ネットで探したりするみたいなんだけど、自分のを探しながら、
あ、これ、似合いそう!
と見つけといてくれる。
それがまた、毎度ドンピシャ、
なんですよー。
で、本人は、
よし、今回もドンピシャだ!
と悦に入っている。
おもろいヤツじゃ。
中学入学のその日から、
ほとんど毎日のよーに
うちに来て、勝手にマイカップでコーヒーいれて、勝手に勉強して
帰る、という不思議なつきあいの
人で、うちの母ともとても親しかったし、互いに余計な気を遣わずに、
一番わかりあえる相手かもしれません。
私が喜んできゃっきゃっしてるのを
見るのが、本当に嬉しくて仕方がない、という顔をよくしているので、
あ~、この人はホントに
善良な人だよなぁ……と感嘆してしまいます。
何年も会わなかったり、
連絡も何もしていなくても、
彼女は変わらず私を
大好きでいてくれるんだなー、
と心のどこかでいつも安心
していられる相手。
そういう人に巡り会えた
私は、幸せなんだと思います。
お誕生会してくれて、ありがとね!
あ、そうそう、
お誕生日ケーキも用意してくれました。
浜松から買ってきてくれた
チーズケーキ、愛用の
くまさんフォークでパクパク
しています。
これ、後を引くんだよねー。
太る~(ToT)
でも、食べちゃうー!
●で、楽しいお誕生会の後は
アンサンブル練習~(≧∀≦)/
メンバーの皆さんが、
だいたい2つくらいは
既に掛け持ちで合唱団に
入っているよーな強者
ばかりなんで、
毎週練習を組むわけにもいかず、
各団の練習日を避けて
練習スケジュールを組むと、
月2回集まるのがやっと。
なるべく避けて………なんだけど、
どーしても他の練習に重なって
出られない人や、お仕事や家庭の事情で毎回はムリ、の人々には、
「自習で、そこんとこ、ヨロシク!」とか言い渡し、
「ギャー」とか言われながら、
まあ、何とか続けてきている
アンサンブルですが、
なんだかんだ言って、
メンバーがみんな仲良しなんで、
なんでも気兼ねなく言える雰囲気で、私がボケをかましながら、
下手な指揮をやる、という体制で毎年やってます。本番はさすがに私ではムリがあるので、指揮者にN山先輩をお迎えし(ムリヤリ静岡まで来させられてる、と怒られているが!)、男声主力部隊は、主に東京と名古屋から「行ってやろうじゃないか」という男気満々の猛者連を勧請(?)し、ステキな混声ステージをやっていただいてます。
で、今年の曲は、佐藤眞作曲の組曲「旅」。
ソーノの愛唱曲集Tuttiに収録されているロマンチックな名曲「なぎさ歩めば」が入っています。
今年は、この曲集の全曲演奏。(一曲一曲は小さい曲なんだけど、全部やると28分はかかる。が、全体で1つの物語の構成になっているので、出来れば全部やりたい、とムリヤリ全曲演奏に決めてしまいました)
↑
この全曲演奏が実現したのは、
この曲をやるステージ全体の主宰ちえ蔵にお伺いをたてたところ、
すぐに歌詞をチェックして、
「全曲、お聞きしたいです♡うふ♡」
と、いつものアクマな微笑みを
浮かべてOKを出してくれたからであります。
↑いっちゃん、恨むなら、
キミの同級生を恨んでくれたまえ。
というわけで、
まあ、これらの話は
以前にも何度かこのblogには
書いているんですが、
最近読者になって下さった方々のための補足説明でありました。
●で、この「旅」がケッコーな難物で!
自宅学習にいそしんで
くれていたメンバーの面々から、
続々と、「これ、音が採れない。
間に合うかどうか、不安……」
という泣きがっ!!
あわわ。
特に、アルトが
難しい半音階進行が
ごちゃまんとあって、
確かにツラい!
ロ短調ミサに出てくる
十字架進行みたいなのが
たっくさんある!
で、気が弱い可哀想な
子羊サンたちが、え~ん(ToT)
と泣き出した!
こりゃ大変だ!
というわけで、5日の夜は、
バスのU田さんが来てくれたのを幸い、ベースのラインを確認しながら、残りの女声全員で、アルトの
大音採り大会を開催!
採りにくい半音階の部分は、
繰り返し半音階スケールを
歌って、正しい落としどころを
みんなで探し出し、ほぼ採れたところで、私がソプラノと、時にオクターブ上でテノールを入れて、
だいたいの曲想を掴んでいく、
というのをやりました。
コワい音程も、
みんなで歌えばコワくない!
ってな雰囲気。
で、この方式で、ともかく
全曲サクサクサク~!
とアルトを採りました。
で、アルトの上と下の
ソプラノとテノールを聴いて、
「そーか、この曲はこーいう
感じなんだ!」
とみんなで納得。
まだカンペキとまでは
いってないけれど、
思いの外早く、全曲見ることが
出来ました!
で、迷える子羊サン
(キミのことだ、くみちゃん!)も、やっと安心の顔になって、
「じゃ、ソーニョの譜面も注文しようねー」というアクマな私の微笑みに、ついうっかり「うん」とか
答えてしまっておったのでした。マル。
今年のソーニョは、信長さんの
「唇に歌をもて」を東京都合唱祭でやろう、という話になっていて、
子羊サンは、音採りが間に合わないかもしれない………と半泣きになっていて、まだ参加表明してないんだそーだ。
ま、いいや。いざとなったら、
一緒に特訓して音採りすれば
何とかなる!
↑再びアクマ。
というわけで、なんか、
ものすごく練習、進んじゃいましたんで、みんな、帰る時はウキウキ状態。
あー、やっぱりこの人たち、
好きだぁ!
N山さんたちをお迎えする
連休練習前までに、何とか
この調子で進めたい~!
みんな、がんばんべ~(≧∀≦)
●あ、表題の後半のこと書いてない。ま、いっか。
お誕生日とアンサンブル練習のことを書いていて、すっかりハイになり、
仕事モードのことを
コロッと忘れてました~(≧∀≦)
↑仕事やる気、あるのか?!
いやその、ケッコー、
スケジュールがタイトで、
カレンダー見ては目の前真っ暗………
になってるもんだから、
脳が逃避しているらしい。
が、逃避してても、確実に
締切は来る!
お仕事やって、
確定申告やって、
なんとかしないと~!!
なんだよなぁ………。
↑と、ふと現実に帰って、
ため息をつく、と。
ま、ため息ついてても、
締切は来るので、
今夜もチーズケーキを
夢見ながら、仕事、仕事~!!
●2月26日、最終日!
ホテルをチェックアウトし、
京都最後のお出掛けは、
紫野の大徳寺さん。
一休さんゆかりのお寺さんで、
たぁくさんの塔頭(たっちゅう)がある。
聚光院、大仙院、真珠庵など、
他にも有名な塔頭はあるんだけど、
本日のお目当ては、高桐院。
両親が京都奈良大好き夫婦だったので、子供時分、旅行と言えば、まず京都と奈良でした。わけても、この高桐院は
大のお気に入りで、何度も来ています。
私もここが一番落ち着く場所なんで、娘にも是非見せておきたかった。地味な場所なんで、つまらないかなぁ、と心配してたんですが、
思いの外お気に召して、大満足。
他の塔頭も回ろうか?
と聞いたんですけど、
「もう、ここだけでおなかいっぱい、の気分! 他に行くと感動が薄れるから行きたくない!」
とのたまわれる。
うん、うん、そーでしょーとも。
ほとんど観光客が来ないような
地味なところだけど、
ここはともかく良いのだー。
●さ、入りましょー
↑入り口にある説明文。
ここは、細川忠興が叔父に当たる人を開基として開いたお寺さんで、
細川家累代の墓所。
忠興の父藤孝(幽斉。茶道でも有名だけど、古今伝授でも有名な文人)
のお墓もあるし、なんと言っても
細川忠興とガラシャのお墓があるので、一部で有名なんである。
↑うちのモデルさんが歩いている。
↑さらに歩いている。
やっと山門。静かです。
ここは、順路などは決まっておらず、自由に観ていいし、
いつまでいてもいいので、
ともかくゆったりした時間を
楽しめます。
よく両親と3人で、この
緋毛氈にぺたっと座って、
ただぼ~っとお庭の苔を見てたりしました。
↑何やら一生懸命撮ってます。
お庭に下りてみましょう。
↑こちら、忠興とガラシャのお墓です。墓石の代わりに立っているのは、細川家の灯篭で、千利休が「天下一」と銘を与えたものだそうです。
↑お墓の脇にある小さなつくばい。
利休七哲の1人とされる忠興らしい
落ち着いた佇まい。
ガラシャと忠興夫婦のお墓の脇に、
細川家累代の墓所。
お庭から室内に戻り、
木版撮影。
うーん、やっぱり
やるべき時を逸しないで
頑張らないとねー。うんうん。
↑で、またせっせと撮影している
お嬢ちゃんがいるー。
↑で、こちらは書院。
利休の書院を移築したもの、
と言われているそうです。
↑こちら、忠興の雅号を冠した
お茶室。
いやはや、のんびりまったり
楽しませていただきましたー。
娘が生まれた時には、もう
母は亡くなっていましたので、
見たこともないおばあちゃんの
話をしてもなぁ、と思わぬでも
ないですが。
私がマザコン・
ファザコンで、事ある毎に
両親の話をしてきているため、
あまり違和感はないのか、
なんとなく受け入れてくれているようです。まあ、おじいちゃんには大分可愛いがられてましたし、私が年とともにどんどん母に似てきているしなー(父は時々私を母と間違えてた)
私と両親との、大切な思い出の場を
娘も共有してくれる機会が得られて、ホント、今回の旅は意義深いものでした。
いろんなことに、感謝。
●おまけ~(≧∀≦)
今回、お土産にどーしても
欲しいゾ!
と思っていた懐かしのお菓子を
京都駅の新幹線コンコースで発見!
もちろん全国的に有名な
生八つ橋も買いましたが、
今回の狙いはこれー!
三條若狭屋の「祇園稚児もち」!
これねぇ、京都の人には
ごく当たり前のお菓子なのかもしれませんが、意外と全国区になってないんですよねー。
昔頂いた時は、あまりに
気に入ったのであっという間に
食べてしまって、
どこのお店のものか、
ちゃんと確認してなくて、
以後買うことが出来ず仕舞い。
全く若気のいたりですねー。
気に入ったのなら、ちゃんと
店名とか確認しろー!
で、箱を開けると、
こんなのが入ってます。
で、このちまき風のを開くと、
こうなってるのだ~(≧∀≦)
はんなりした味噌あんが、
大好き~~!!
例によって三本(一包み分)を
あっという間に食べてしまい、
それでも満足できず、
娘にねだって一本取り上げて
ハグハグ。
ネット通販出来ることも
今回調べがついたので、
また食べたくなったら、
頼んじゃおうっと!
うふふー♡
懐かしい場所、
懐かしい味で旅の締めくくりが
出来、満足、満足でした。
ホテルをチェックアウトし、
京都最後のお出掛けは、
紫野の大徳寺さん。
一休さんゆかりのお寺さんで、
たぁくさんの塔頭(たっちゅう)がある。
聚光院、大仙院、真珠庵など、
他にも有名な塔頭はあるんだけど、
本日のお目当ては、高桐院。
両親が京都奈良大好き夫婦だったので、子供時分、旅行と言えば、まず京都と奈良でした。わけても、この高桐院は
大のお気に入りで、何度も来ています。
私もここが一番落ち着く場所なんで、娘にも是非見せておきたかった。地味な場所なんで、つまらないかなぁ、と心配してたんですが、
思いの外お気に召して、大満足。
他の塔頭も回ろうか?
と聞いたんですけど、
「もう、ここだけでおなかいっぱい、の気分! 他に行くと感動が薄れるから行きたくない!」
とのたまわれる。
うん、うん、そーでしょーとも。
ほとんど観光客が来ないような
地味なところだけど、
ここはともかく良いのだー。
●さ、入りましょー
↑入り口にある説明文。
ここは、細川忠興が叔父に当たる人を開基として開いたお寺さんで、
細川家累代の墓所。
忠興の父藤孝(幽斉。茶道でも有名だけど、古今伝授でも有名な文人)
のお墓もあるし、なんと言っても
細川忠興とガラシャのお墓があるので、一部で有名なんである。
↑うちのモデルさんが歩いている。
↑さらに歩いている。
やっと山門。静かです。
ここは、順路などは決まっておらず、自由に観ていいし、
いつまでいてもいいので、
ともかくゆったりした時間を
楽しめます。
よく両親と3人で、この
緋毛氈にぺたっと座って、
ただぼ~っとお庭の苔を見てたりしました。
↑何やら一生懸命撮ってます。
お庭に下りてみましょう。
↑こちら、忠興とガラシャのお墓です。墓石の代わりに立っているのは、細川家の灯篭で、千利休が「天下一」と銘を与えたものだそうです。
↑お墓の脇にある小さなつくばい。
利休七哲の1人とされる忠興らしい
落ち着いた佇まい。
ガラシャと忠興夫婦のお墓の脇に、
細川家累代の墓所。
お庭から室内に戻り、
木版撮影。
うーん、やっぱり
やるべき時を逸しないで
頑張らないとねー。うんうん。
↑で、またせっせと撮影している
お嬢ちゃんがいるー。
↑で、こちらは書院。
利休の書院を移築したもの、
と言われているそうです。
↑こちら、忠興の雅号を冠した
お茶室。
いやはや、のんびりまったり
楽しませていただきましたー。
娘が生まれた時には、もう
母は亡くなっていましたので、
見たこともないおばあちゃんの
話をしてもなぁ、と思わぬでも
ないですが。
私がマザコン・
ファザコンで、事ある毎に
両親の話をしてきているため、
あまり違和感はないのか、
なんとなく受け入れてくれているようです。まあ、おじいちゃんには大分可愛いがられてましたし、私が年とともにどんどん母に似てきているしなー(父は時々私を母と間違えてた)
私と両親との、大切な思い出の場を
娘も共有してくれる機会が得られて、ホント、今回の旅は意義深いものでした。
いろんなことに、感謝。
●おまけ~(≧∀≦)
今回、お土産にどーしても
欲しいゾ!
と思っていた懐かしのお菓子を
京都駅の新幹線コンコースで発見!
もちろん全国的に有名な
生八つ橋も買いましたが、
今回の狙いはこれー!
三條若狭屋の「祇園稚児もち」!
これねぇ、京都の人には
ごく当たり前のお菓子なのかもしれませんが、意外と全国区になってないんですよねー。
昔頂いた時は、あまりに
気に入ったのであっという間に
食べてしまって、
どこのお店のものか、
ちゃんと確認してなくて、
以後買うことが出来ず仕舞い。
全く若気のいたりですねー。
気に入ったのなら、ちゃんと
店名とか確認しろー!
で、箱を開けると、
こんなのが入ってます。
で、このちまき風のを開くと、
こうなってるのだ~(≧∀≦)
はんなりした味噌あんが、
大好き~~!!
例によって三本(一包み分)を
あっという間に食べてしまい、
それでも満足できず、
娘にねだって一本取り上げて
ハグハグ。
ネット通販出来ることも
今回調べがついたので、
また食べたくなったら、
頼んじゃおうっと!
うふふー♡
懐かしい場所、
懐かしい味で旅の締めくくりが
出来、満足、満足でした。
●2月25日はパワースポット巡り!
神戸でフィーバー(古い)した翌日は、1日のんべんだらりとお休み、お休み。今回日程に余裕があるので、予定通り、1日全休。
25日は朝から元気いっぱいに、
パワースポット巡りに出掛けました。
●六波羅蜜寺に行ったヨ
今日の目的地は、
・小野篁が冥府判官をやってて、現世と冥府を行き来するのに使ったといういわれの井戸がある六道珍皇寺
・パワースポットと言えば、これでしょう! 陰陽師の代表・安倍晴明を祀った晴明神社
の2ヶ所。
ホテル前からタクシーに乗ったら、
六道珍皇寺はそこ、こっちが六波羅蜜寺、と教えてくれたので、まずは六波羅蜜寺にゴー。(えらい近距離で、歩いて1、2分なんである)
ここも出来れば行きたいなぁ、と思っていたので、ホクホク。
こんなお獅子に迎えられ、
まずは平清盛の塚に詣でる、と。
清盛の邸はこのあたりにあったそう。鎌倉時代には、邸は改修されて、鎌倉幕府が朝廷を監視するための役所・六波羅探題となったんだそーな。清盛も冥土でびっくりしたことだろう。
六波羅蜜寺そのものは、踊り念仏で有名な空也上人創建で、宝物殿には、教科書にも出てくる有名な空也上人像(お口から有り難い真言かな?らしきものが、ポポポ…と並んで出てきてるヤツね)もありました。
↑境内にあった「なで牛」。自分の身体の悪いとこを撫でて、厄を落とすものみたい。なかなかいいお顔。
空也上人は、醍醐天皇の皇子だったとか、皇族のご落胤だとか言われている方で、まあ、はっきりとは分からないようですが、当時の上つ方にかなり顔が利いた模様。疫病大流行の時、その辺に亡骸を打ち捨てるのが当時は普通のことでしたが、それは良くない、ちゃんと回向してやらねば、と各地を回って回向をしてくれた。それを見て上つ方も、確かにちゃんと回向して葬ってあげなければ、と思うようになったとか。昔読んだ資料では、かなりの上流の家でも御先祖のお墓がどこにあるのかよくわからない、なんて逸話がありましたから、ホント、空也上人のおかげさまで、みんなちゃんとお墓参りが出来るようになったんですねー。
南天の艶やかな美しさ、
咲き初めた梅の可憐さに
目を細めつつ、次へ~(≧∀≦)
●で、六道の辻へお礼参り
六波羅蜜寺を後にして、
トコトコとやって参りましたのは、
六道珍皇寺。
かぁなり昔のことなんですがぁ、
小野篁を主人公とするファンタジー小説を書きまして、小さな出版社から出してもらったことがあるんです。(てんで売れなかったけど、ま、それはおいといて)
小野篁は、前にも書きましたが、
まあ、いろんな伝承がある人で、
北斗七星の星の神が転生したのであるとか、冥府判官として活躍してたとか、いろいろ言われてます。
実在の篁は、小野小町や小野道風の親戚筋で、頭の切れるかなりの能吏だったんですが、天皇の怒りを買って、一時は流罪に処されました。
篁在命当時は、遣唐使派遣が盛んで、篁も国の威信をかけて唐に派遣されたクチ。ところが、当時の唐は既に盛りを過ぎたガタガタの状態で、危険を冒してまでいく価値はない、遣唐使制度は取り止めるべきだ、と天皇に上申。これが不遜であるってんで、流罪になっちゃったんですねー。
わたの原 八十八島かけて
こぎいでぬと 人には告げよ
あまの釣り舟
という歌が百人一首に採られていますが、これ、流罪になった時に詠んだそうです。なんか、広々とした景色が見える歌ですねぇ。流罪なんか、「へっ」みたいな人だったのかもねー。
で、くだんの井戸は、この建物の中庭みたいなところにあって、小さな覗き窓から覗いてくださいっつー形。
娘が苦心惨憺してキレイに
撮ってくれました♡
冥府につながってるという
井戸なんですが、てんで
おどろおどろしくありません。
穏やか~(≧∀≦)
篁像も覗き見してみましたが、
ガラスが光っちゃって、
写真はも一つ。残念だー。
●で、六道の辻なのに、なぜかオシャレなカフェがある!
六道珍皇寺を出たら、ちょうどお昼時。どこかでごはんを食べようかー、と歩き出した途端に、古民家を改装したオシャレなカフェ「Sagan」に遭遇。
↑この鹿の置物が、
ものすごぉくいい雰囲気。
↑古い町屋なんで、お手洗いは外。で、お手洗いに向かうところがまた
いいデザイン。落ち着く空間になっているー。いいわー。
↑で、六道の辻なのに、なぜか
バターチキンカレーに舌鼓。
↑デザートに頼んだのが、コレ!
ほうじ茶のティラミスに、丹波の黒豆が入ってる。むっちゃいいお味!
↑で、娘が頼んだのが、コレ。
サクラのパフェだって。
あっという間に完食してました。
御勘定を済ませながら、
道案内をお願いしたところ、
カフェのすぐ前の道をテクテク行くと、建仁寺さんに入れて、その先が花見小路だというので、腹ごなしにお散歩。
栄西さんの偉業を偲びつつ、
テクテク、テクテク。
ここも、ホントはゆっくり見て回りたいところなんだけど、うっかり
のんびりしていると、京都のお寺さんや神社はあっという間に閉まってしまうので、泣く泣く早足で通り過ぎる、と。
●で、ついに来たゾ、噂の晴明神社!
大鳥居に燦然と輝く
晴明印~(≧∀≦)
えーと、晴明さんのお話も、
以前書いておりまして。
その時は相方との共著で
書いてるんですが、
例によって書くのに精一杯で、
晴明神社詣でをしていなかった。
自分があんまり陰陽道を分かっていなかったので、うーん、
どうやって書いたらいいんだべ?
と唸ったんですが、
うん、きっと読者だって、
私程度にしか陰陽道を知らないハズだ!
と1人決めし、自分にわかるよーに書こう!
……と。
で、ともかく陰陽道の入門書風なものにし、そこに晴明さんの逸話を盛り込む、という新書を書きました。
で、これも大して売れはしなかったんですが、わかりやすかった、と喜ばれたりしたんで、今回遅ればせながらの、こちらもお礼参り。
↑多分、防火用水。陰陽道パワーありそう。
拝殿は、残念ながら撮影禁止なんで、画像でお見せする事ができないんですが、
打ち水がしてあり、
ものすごぉく穏やかな「気」が
満ちているように感じました。
一気に十万馬力になる!
みたいな荒ぶるものとは無縁な、
心のひだの奥深くに、
ひたひたと寄せる波のような感じ。
とっても落ち着きました。
神域は決して広くないようなんですが、なぜか拝殿だけは、深山幽谷の佇まいでしたね。不思議な場所です。
ここにも南天がありました。
鬼門封じでしょうかね。
鬼門封じと言えば、やっぱり桃でしょー!
ってことで、桃付きの厄除け御守りゲット。
六波羅蜜寺でいただいたのと
一緒にお財布に入れました。
いいこと、ありますように~(≧∀≦)
さらに!
ステキなストラップを発見。
西陣織です。
パワーありそう!
早速新型のスマホに装着しましたが、なんか、元気が出るんだなー、この色。
萌黄色はマイカラーとして
愛おしんでいるので、
どうも色に惹かれてしまう。
このブレスレットも晴明神社の。
↑こちらは、銀閣寺で
見つけた干支のストラップ。
ネズミ年でーす。
さらに!
神戸でみなこちゃんにもらった
小さなロザリオもある!
娘は落ち着いたバイオレットの、
私はバラのついた水色のを
選びましたー。
↑おまけに映ってるのは、
三ノ宮駅のお店で見つけたお花の指輪、なんと70円!
で、晴明神社のブレスレットと
一緒に付けてみたりしていまーす。
これでパワー倍増?!
●おまけの嬉しかったこと
この日は、いろんな方と
お話する機会がありました。
六道の辻で行きあった
とてもおきれいなおばあちゃま。
94歳とおっしゃっていましたが、
とてもとても、そんな風には
見えません。しっかりきっちり、
始末をして、健やかに毎日を
過ごされているご様子。
あふれるような笑顔で、
楽しくお話してくださり、
思わず道端で立ち話に花が咲きました。笑顔をいただく、笑顔を差し上げる、それを毎日心がけてらっしゃるんだなぁ。そうやって、毎日に感謝して生きたら、あんなすてきなおばあちゃまになれるかな。
タクシーに乗れば乗ったで、
観光地のせいか、皆さん
話しなれていらっしゃるから
とても楽しい。
沖縄出身の運転手さんから
黒糖をいただいたり、
晴明神社脇の売店のおばさまに
オマケの晴明印(アイロンで付けるスパンコールの)をいただいたり。
ごはんを食べたカフェでも、
ティラミスは新作なんだけど、
どうでしたかー? なんて
気さくに聞かれ、表に出てきて丁寧に道案内していただいたり。
一日中、いろんな人の笑顔に
出会え、それだけで、これらの場所に行った価値があったなぁ、と思います。
嬉しい場所の記憶に、
笑顔の記憶を添えて、
大事に覚えておきたいな。
神戸でフィーバー(古い)した翌日は、1日のんべんだらりとお休み、お休み。今回日程に余裕があるので、予定通り、1日全休。
25日は朝から元気いっぱいに、
パワースポット巡りに出掛けました。
●六波羅蜜寺に行ったヨ
今日の目的地は、
・小野篁が冥府判官をやってて、現世と冥府を行き来するのに使ったといういわれの井戸がある六道珍皇寺
・パワースポットと言えば、これでしょう! 陰陽師の代表・安倍晴明を祀った晴明神社
の2ヶ所。
ホテル前からタクシーに乗ったら、
六道珍皇寺はそこ、こっちが六波羅蜜寺、と教えてくれたので、まずは六波羅蜜寺にゴー。(えらい近距離で、歩いて1、2分なんである)
ここも出来れば行きたいなぁ、と思っていたので、ホクホク。
こんなお獅子に迎えられ、
まずは平清盛の塚に詣でる、と。
清盛の邸はこのあたりにあったそう。鎌倉時代には、邸は改修されて、鎌倉幕府が朝廷を監視するための役所・六波羅探題となったんだそーな。清盛も冥土でびっくりしたことだろう。
六波羅蜜寺そのものは、踊り念仏で有名な空也上人創建で、宝物殿には、教科書にも出てくる有名な空也上人像(お口から有り難い真言かな?らしきものが、ポポポ…と並んで出てきてるヤツね)もありました。
↑境内にあった「なで牛」。自分の身体の悪いとこを撫でて、厄を落とすものみたい。なかなかいいお顔。
空也上人は、醍醐天皇の皇子だったとか、皇族のご落胤だとか言われている方で、まあ、はっきりとは分からないようですが、当時の上つ方にかなり顔が利いた模様。疫病大流行の時、その辺に亡骸を打ち捨てるのが当時は普通のことでしたが、それは良くない、ちゃんと回向してやらねば、と各地を回って回向をしてくれた。それを見て上つ方も、確かにちゃんと回向して葬ってあげなければ、と思うようになったとか。昔読んだ資料では、かなりの上流の家でも御先祖のお墓がどこにあるのかよくわからない、なんて逸話がありましたから、ホント、空也上人のおかげさまで、みんなちゃんとお墓参りが出来るようになったんですねー。
南天の艶やかな美しさ、
咲き初めた梅の可憐さに
目を細めつつ、次へ~(≧∀≦)
●で、六道の辻へお礼参り
六波羅蜜寺を後にして、
トコトコとやって参りましたのは、
六道珍皇寺。
かぁなり昔のことなんですがぁ、
小野篁を主人公とするファンタジー小説を書きまして、小さな出版社から出してもらったことがあるんです。(てんで売れなかったけど、ま、それはおいといて)
小野篁は、前にも書きましたが、
まあ、いろんな伝承がある人で、
北斗七星の星の神が転生したのであるとか、冥府判官として活躍してたとか、いろいろ言われてます。
実在の篁は、小野小町や小野道風の親戚筋で、頭の切れるかなりの能吏だったんですが、天皇の怒りを買って、一時は流罪に処されました。
篁在命当時は、遣唐使派遣が盛んで、篁も国の威信をかけて唐に派遣されたクチ。ところが、当時の唐は既に盛りを過ぎたガタガタの状態で、危険を冒してまでいく価値はない、遣唐使制度は取り止めるべきだ、と天皇に上申。これが不遜であるってんで、流罪になっちゃったんですねー。
わたの原 八十八島かけて
こぎいでぬと 人には告げよ
あまの釣り舟
という歌が百人一首に採られていますが、これ、流罪になった時に詠んだそうです。なんか、広々とした景色が見える歌ですねぇ。流罪なんか、「へっ」みたいな人だったのかもねー。
で、くだんの井戸は、この建物の中庭みたいなところにあって、小さな覗き窓から覗いてくださいっつー形。
娘が苦心惨憺してキレイに
撮ってくれました♡
冥府につながってるという
井戸なんですが、てんで
おどろおどろしくありません。
穏やか~(≧∀≦)
篁像も覗き見してみましたが、
ガラスが光っちゃって、
写真はも一つ。残念だー。
●で、六道の辻なのに、なぜかオシャレなカフェがある!
六道珍皇寺を出たら、ちょうどお昼時。どこかでごはんを食べようかー、と歩き出した途端に、古民家を改装したオシャレなカフェ「Sagan」に遭遇。
↑この鹿の置物が、
ものすごぉくいい雰囲気。
↑古い町屋なんで、お手洗いは外。で、お手洗いに向かうところがまた
いいデザイン。落ち着く空間になっているー。いいわー。
↑で、六道の辻なのに、なぜか
バターチキンカレーに舌鼓。
↑デザートに頼んだのが、コレ!
ほうじ茶のティラミスに、丹波の黒豆が入ってる。むっちゃいいお味!
↑で、娘が頼んだのが、コレ。
サクラのパフェだって。
あっという間に完食してました。
御勘定を済ませながら、
道案内をお願いしたところ、
カフェのすぐ前の道をテクテク行くと、建仁寺さんに入れて、その先が花見小路だというので、腹ごなしにお散歩。
栄西さんの偉業を偲びつつ、
テクテク、テクテク。
ここも、ホントはゆっくり見て回りたいところなんだけど、うっかり
のんびりしていると、京都のお寺さんや神社はあっという間に閉まってしまうので、泣く泣く早足で通り過ぎる、と。
●で、ついに来たゾ、噂の晴明神社!
大鳥居に燦然と輝く
晴明印~(≧∀≦)
えーと、晴明さんのお話も、
以前書いておりまして。
その時は相方との共著で
書いてるんですが、
例によって書くのに精一杯で、
晴明神社詣でをしていなかった。
自分があんまり陰陽道を分かっていなかったので、うーん、
どうやって書いたらいいんだべ?
と唸ったんですが、
うん、きっと読者だって、
私程度にしか陰陽道を知らないハズだ!
と1人決めし、自分にわかるよーに書こう!
……と。
で、ともかく陰陽道の入門書風なものにし、そこに晴明さんの逸話を盛り込む、という新書を書きました。
で、これも大して売れはしなかったんですが、わかりやすかった、と喜ばれたりしたんで、今回遅ればせながらの、こちらもお礼参り。
↑多分、防火用水。陰陽道パワーありそう。
拝殿は、残念ながら撮影禁止なんで、画像でお見せする事ができないんですが、
打ち水がしてあり、
ものすごぉく穏やかな「気」が
満ちているように感じました。
一気に十万馬力になる!
みたいな荒ぶるものとは無縁な、
心のひだの奥深くに、
ひたひたと寄せる波のような感じ。
とっても落ち着きました。
神域は決して広くないようなんですが、なぜか拝殿だけは、深山幽谷の佇まいでしたね。不思議な場所です。
ここにも南天がありました。
鬼門封じでしょうかね。
鬼門封じと言えば、やっぱり桃でしょー!
ってことで、桃付きの厄除け御守りゲット。
六波羅蜜寺でいただいたのと
一緒にお財布に入れました。
いいこと、ありますように~(≧∀≦)
さらに!
ステキなストラップを発見。
西陣織です。
パワーありそう!
早速新型のスマホに装着しましたが、なんか、元気が出るんだなー、この色。
萌黄色はマイカラーとして
愛おしんでいるので、
どうも色に惹かれてしまう。
このブレスレットも晴明神社の。
↑こちらは、銀閣寺で
見つけた干支のストラップ。
ネズミ年でーす。
さらに!
神戸でみなこちゃんにもらった
小さなロザリオもある!
娘は落ち着いたバイオレットの、
私はバラのついた水色のを
選びましたー。
↑おまけに映ってるのは、
三ノ宮駅のお店で見つけたお花の指輪、なんと70円!
で、晴明神社のブレスレットと
一緒に付けてみたりしていまーす。
これでパワー倍増?!
●おまけの嬉しかったこと
この日は、いろんな方と
お話する機会がありました。
六道の辻で行きあった
とてもおきれいなおばあちゃま。
94歳とおっしゃっていましたが、
とてもとても、そんな風には
見えません。しっかりきっちり、
始末をして、健やかに毎日を
過ごされているご様子。
あふれるような笑顔で、
楽しくお話してくださり、
思わず道端で立ち話に花が咲きました。笑顔をいただく、笑顔を差し上げる、それを毎日心がけてらっしゃるんだなぁ。そうやって、毎日に感謝して生きたら、あんなすてきなおばあちゃまになれるかな。
タクシーに乗れば乗ったで、
観光地のせいか、皆さん
話しなれていらっしゃるから
とても楽しい。
沖縄出身の運転手さんから
黒糖をいただいたり、
晴明神社脇の売店のおばさまに
オマケの晴明印(アイロンで付けるスパンコールの)をいただいたり。
ごはんを食べたカフェでも、
ティラミスは新作なんだけど、
どうでしたかー? なんて
気さくに聞かれ、表に出てきて丁寧に道案内していただいたり。
一日中、いろんな人の笑顔に
出会え、それだけで、これらの場所に行った価値があったなぁ、と思います。
嬉しい場所の記憶に、
笑顔の記憶を添えて、
大事に覚えておきたいな。
●そして、朝から神戸。
せっかく関西に行くんだから、
神戸も行きたいよね、うんうん。
と、1人決めし、昨日は神戸異人館ツアー敢行。
と言っても、神戸も遥か昔に、
チョロッと行ったきりなんで、
西も東もわからない。
で、苦しい時の後輩だよりー!
で、みなこちゃんにおすがりし、
ツアコンに仕立て上げ(?)、
娘と2人して神戸へゴー。
神戸・大阪方面には、
クラブの同期の方々や、
バークリーの同期の方々も
いるんで、ホントはのんびり
こちらにも泊まって歴訪したい
ところなんですが、なにせ
今回コブつきなので、あんまり
あちこち引き回しても、コブが
疲れ切るなぁ、と思い、
ガマン、ガマン。
久しぶりにルームメートの
おっさんファミリーとか
会いたかったけどなー。
ま、またの機会に
飲みましょー。
●駅の改札でツアコンさんと合流。
昔は待ち合わせって、うっかり
出会えないこともあったりして
ドキドキでしたが、昨今は
メールもあるし、Facebookのメッセージもあるし、で安心、安心。
○時の電車に乗ったー、と伝えれば、乗換検索で到着時刻もすぐ
確認できたりする。文明の利器
スマホ、万歳。
で、無事にみなこちゃんと合流。
娘を引き合わせ、いざ出発。
と思ったら、ツアコンさんが
きれいな案内地図を2人分
(それも3種類も!)、
クリアファイルとともに
くださった!
さすがー!!
今回は私の希望で、
北野の異人館を見て、
美味しいお食事処に連れて行って
いただく、という計画で準備を
していただいたんですが、
港の方とか中華街とかも
行ってみたい!
と急に言われても、
どんとこいやっ!
の万全のご準備を賜ってしまった。
ああ、なんて心強い後輩なんだ。
しめた。全部お任せで、
くっついて歩けばいいのだー(≧▽≦)
と、お気楽な私たちは、
すっかりおんぶにだっこ体制を
決め込みましたデス。
で、異人館の方に向かって歩き出したんですが、途中小曽根真さんのご実家で
老舗のライブハウス「SONE」前で記念撮影し、ミーハーにきゃあきゃあし、娘は「暑い」とか言って、早速ソフトクリームを舐めたりして、なかなか北野の坂を上がりきれてないという……(^◇^;)ガイドさん、大変。
●ともかく、まずは風見鶏!
もう大昔ですが、NHK朝の連ドラ
『風見鶏』でおなじみの
風見鶏異人館に、まずは見参。
………の前に、風見鶏前の広場で
楽しい大道芸パフォーマンスに夢中。よくあるジャグリングの人かな、と思ったら、なんと綱渡り!
上手いし、演出もおもしろく、
さらにお天気も抜群なんで、
せっせと動画を撮ってしまった。
このブログにも動画を貼って
ご披露したかったんですけど、
どうもうまく貼り付けられない。
ちょっと見てみたいー、と
思われた方は、Facebookに
載せてますんで、探してやって下さい。
↑風見鶏の説明プレート
↑地味にいい雰囲気出してた人
↑広場はこんな。
↑風見鶏館の外観。
ドイツ風。
5人家族で住んでいた
ふつーのお家なので、
例えば母校の本館になってる
コンドル設計の旧島津侯爵邸
に比べると、こじんまりしてて、
かわいい。落ち着くなぁ。
↑懐かしのシンガーミシン!
うちの母も、最初はこれでしたねー。洋裁を教えていたこともあるので、毎年ピアノの発表会用に新しい服をチャカチャカ作ってくれたのを思い出しました。
●お隣は萌黄の館!
コロニアルスタイルの
可愛らしいおうち。
なんか、アメリカの郊外みたいー。
こちらは、妹尾河童さんの
『少年H』のロケ地だそうで、
水谷豊さんのサインが
飾ってありました(*^▽^*)
この日は1日ヌックヌクの
いいお日和で、サンルームの
温かったことと言ったら。
このまま、ここに住みつきたい~(≧▽≦)
お庭に敷かれた玉砂利、というか、
ツルツルの丸い石が、なんだか
すごくいい雰囲気。触ってみたら、
柔らかくてスベスベ。
もらってくるわけにもいかないので、とりあえず激写。
お花もいろいろ咲いていて、
おだやかな雰囲気でした。
●おだやか気分を満喫しつつ
坂を下って、ちょっとキッチュな
裏通りを散策。
この辺りは、いろんな国の人々が
住んでいるところで、イスラムやユダヤ教、正教会の聖堂なんかが点在している。
私たちが通りかかったのは、
ジャイナ教の聖堂。
ちょうどインドの女性の方が
入って行かれました。
背筋をスラリと伸ばした
真面目そうな方。
きっと礼拝にいらして
るんでしょうねー。
道端で、フランスのモン・サンミッシェルから4ヶ月前に来たという、
イラン系のイケメンお兄さんが
オーガニックケーキを売っていて、
つい話し込み。
で、ジンジャー風味の
チョコケーキを買いました。
風味がよくって、なかなか(o^^o)
この後、トアロードとか案内してもらい、そーか、おっさんらが
ブイブイ言わせてたのは、この辺なのかもしれないなー、と1人でニヤニヤ。
バークリー時代、同期や先輩は、
日本のジャズ発祥の地・神戸出身者が多く、私は彼らにムリヤリ(?)神戸弁を叩き込まれました。かの有名な阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」を初めて知ったのも、ボストンだったなー。
今でもおっさんらと電話で話してると、
ついうっかり自分も神戸弁になってたりしますので、その辺も神戸に
親しみを感じる所以かもしれません。
●あちこち歩き回って、いい具合に
お腹が空いたところで
おまちかねのランチタイムとなりました!
今回は、みなこちゃんが、
知る人ぞ知る、隠れ家的名店「汐彩(しおさい)」を
ご予約下さいました。
生田神社近くのいわゆる雑居ビルに
あるお店で、小さいところなんですが、ともかく、予約客でいっぱい!
なかなか予約がとれないんだそうで、今回は個室でなくて、申し訳ないですが、カウンター席です………とみなこちゃんが済まながってらしたんですが、
蓋を開けてみたら、
なんと、カウンター席が
一番の特等席!
お店の大将が、ものすごく
話芸のある方で、7席ぐらいのカウンター客を前に、ユーモアたっぷりにお料理の説明をして下さり、大いに盛り上げて下さる。けど、決してお客さんにうるさがられないように、さらり、と引いて、それぞれがじっくりと舌鼓を打てるようにしてくれる。さらに、1人1人がどれを、どんな具合に食べているか、しっかり、さり気なくチェックしてくれて、ご飯の量はこれでよろしいですか? と1人1人に聞いて下さる。
うちの娘は、最後の鯛飯が出る前に、お腹いっぱいになってきていて、少し苦しいかな? 状態だったのですが、
それをちゃあんと察して下さり、じゃあ、お土産にこれ、と、手早くおむすびを作って下さいました。
おむすびなら、毎日食べたい!
というおむすびフリークの娘は、
これで大感激! すっかりお店のファンになってしまいました。
↑突き出しはゴマ豆腐。
↑風呂吹き。浜名湖の生海苔で。
↑節分を祝って。お札は生田神社でちゃんとお祈りしてもらうんだって。
↑ステキなステーキ♡
↑で、これが噂の鯛飯。
↑で、さらに噂の鯛飯おむすび。
娘の撮影。
↑で、デザート!
神戸なんで、洋風デザートにしているそうで、ジンジャーアイスがカウンター席には特別おまけでつく!
(個室ではデザート2つ。カウンターでごめんね、のサービスなのです)
大将のお話によると、ここのコースは、豆乳やオリーブオイルを使うことでカロリーをおさえ、800kcal内にしてあるのだとか。
いやぁ、もう、どの品をとっても、
丁寧な仕事で、美味しくて、
その上楽しいお話付きで、
言うことありませんでした!
これだけのコースなのに、
ランチということでかなり
抑えた価格設定なんですが、
さらにその場で会員登録すると、
その日から会員価格適用でして、
なんと、この日のコース、
2100円でした!
夜はどうしてもお高くなってしまい、8000円くらい、とのことでしたが、これだけお料理も価格も、話芸もサービスしてもらったら、
思わずスタンディングオベーションですよー。損して得とれ、どころの騒ぎじゃないなぁ。予約がいつもいっぱいなの、分かる!
みなこちゃん、ステキな
お店をご紹介下さり、どうも
ありがとうございました!
●せっかく800kcalにおさえていただいたというのにー
感動のお食事の後、また
うろうろと歩き回り、
日本ではここにしかないという
イタリアの修道院で作っている
手作り石鹸やアロマオイルなどの
お店に行って、いい香りを堪能し、
花粉症対策にハーブティーなんか
買っていたら、また小腹が減ってきて、
今度はまた、これぞ神戸!
のケーニヒスクローネの
カフェテラスへ駆け込み!
ここの焼き菓子、大好きなんですよねー(≧▽≦)
で、イチゴのショートケーキ。
先程のデザートと比べると、
これはカロリー高いぞぉ!
って感じの濃厚さ。
ああ、せっかく大将が
気を遣ってくれたのになー。
こっちはこっちで、
美味しいもんなー。
とか言いながら、パクパク。
お皿にも、スプーンにも、
カップにも、トレードマークの
クマちゃん柄が。
神戸限定という
クマちゃんの顔型の
クッキーセットも欲しくて
しばらく唸っていたんですが、
お土産にするには、
1箱に入ってる数が少ないもんだから、泣く泣くあきらめ。
どーも、見てると、みんな欲しくなっちゃうよねー。
とまあ、神戸1日ツアーは、
思い出満載、グルメ満載で、
大満足。さらに、帰りがけに
美味しいパン屋さんに
連れて行っていただき、
あれも、これも、と買い込みました。
で、ホテルに帰ってから、
お夕食としてパクつきました!
あー、美味しくて楽しかった!
1日中、笑顔でおつきあい下さったみなこちゃん、ホントにホントに、
ありがとう! そして、可愛らしい小さいロザリオを2つもいただいてしまい、重ねてありがとう!
神戸って、遠いなぁ……とか
思ってましたが、それはなんか、
心理的な距離感というか、
思い込みだったのかもね。
どこか懐かしくて、
活気があって、
進取の気性に富んでいて、
それでいて、どこかホッコリ。
そんな神戸人のBuddyたちを
思い出させる土地でした。
また是非遊びに行きたいです!
せっかく関西に行くんだから、
神戸も行きたいよね、うんうん。
と、1人決めし、昨日は神戸異人館ツアー敢行。
と言っても、神戸も遥か昔に、
チョロッと行ったきりなんで、
西も東もわからない。
で、苦しい時の後輩だよりー!
で、みなこちゃんにおすがりし、
ツアコンに仕立て上げ(?)、
娘と2人して神戸へゴー。
神戸・大阪方面には、
クラブの同期の方々や、
バークリーの同期の方々も
いるんで、ホントはのんびり
こちらにも泊まって歴訪したい
ところなんですが、なにせ
今回コブつきなので、あんまり
あちこち引き回しても、コブが
疲れ切るなぁ、と思い、
ガマン、ガマン。
久しぶりにルームメートの
おっさんファミリーとか
会いたかったけどなー。
ま、またの機会に
飲みましょー。
●駅の改札でツアコンさんと合流。
昔は待ち合わせって、うっかり
出会えないこともあったりして
ドキドキでしたが、昨今は
メールもあるし、Facebookのメッセージもあるし、で安心、安心。
○時の電車に乗ったー、と伝えれば、乗換検索で到着時刻もすぐ
確認できたりする。文明の利器
スマホ、万歳。
で、無事にみなこちゃんと合流。
娘を引き合わせ、いざ出発。
と思ったら、ツアコンさんが
きれいな案内地図を2人分
(それも3種類も!)、
クリアファイルとともに
くださった!
さすがー!!
今回は私の希望で、
北野の異人館を見て、
美味しいお食事処に連れて行って
いただく、という計画で準備を
していただいたんですが、
港の方とか中華街とかも
行ってみたい!
と急に言われても、
どんとこいやっ!
の万全のご準備を賜ってしまった。
ああ、なんて心強い後輩なんだ。
しめた。全部お任せで、
くっついて歩けばいいのだー(≧▽≦)
と、お気楽な私たちは、
すっかりおんぶにだっこ体制を
決め込みましたデス。
で、異人館の方に向かって歩き出したんですが、途中小曽根真さんのご実家で
老舗のライブハウス「SONE」前で記念撮影し、ミーハーにきゃあきゃあし、娘は「暑い」とか言って、早速ソフトクリームを舐めたりして、なかなか北野の坂を上がりきれてないという……(^◇^;)ガイドさん、大変。
●ともかく、まずは風見鶏!
もう大昔ですが、NHK朝の連ドラ
『風見鶏』でおなじみの
風見鶏異人館に、まずは見参。
………の前に、風見鶏前の広場で
楽しい大道芸パフォーマンスに夢中。よくあるジャグリングの人かな、と思ったら、なんと綱渡り!
上手いし、演出もおもしろく、
さらにお天気も抜群なんで、
せっせと動画を撮ってしまった。
このブログにも動画を貼って
ご披露したかったんですけど、
どうもうまく貼り付けられない。
ちょっと見てみたいー、と
思われた方は、Facebookに
載せてますんで、探してやって下さい。
↑風見鶏の説明プレート
↑地味にいい雰囲気出してた人
↑広場はこんな。
↑風見鶏館の外観。
ドイツ風。
5人家族で住んでいた
ふつーのお家なので、
例えば母校の本館になってる
コンドル設計の旧島津侯爵邸
に比べると、こじんまりしてて、
かわいい。落ち着くなぁ。
↑懐かしのシンガーミシン!
うちの母も、最初はこれでしたねー。洋裁を教えていたこともあるので、毎年ピアノの発表会用に新しい服をチャカチャカ作ってくれたのを思い出しました。
●お隣は萌黄の館!
コロニアルスタイルの
可愛らしいおうち。
なんか、アメリカの郊外みたいー。
こちらは、妹尾河童さんの
『少年H』のロケ地だそうで、
水谷豊さんのサインが
飾ってありました(*^▽^*)
この日は1日ヌックヌクの
いいお日和で、サンルームの
温かったことと言ったら。
このまま、ここに住みつきたい~(≧▽≦)
お庭に敷かれた玉砂利、というか、
ツルツルの丸い石が、なんだか
すごくいい雰囲気。触ってみたら、
柔らかくてスベスベ。
もらってくるわけにもいかないので、とりあえず激写。
お花もいろいろ咲いていて、
おだやかな雰囲気でした。
●おだやか気分を満喫しつつ
坂を下って、ちょっとキッチュな
裏通りを散策。
この辺りは、いろんな国の人々が
住んでいるところで、イスラムやユダヤ教、正教会の聖堂なんかが点在している。
私たちが通りかかったのは、
ジャイナ教の聖堂。
ちょうどインドの女性の方が
入って行かれました。
背筋をスラリと伸ばした
真面目そうな方。
きっと礼拝にいらして
るんでしょうねー。
道端で、フランスのモン・サンミッシェルから4ヶ月前に来たという、
イラン系のイケメンお兄さんが
オーガニックケーキを売っていて、
つい話し込み。
で、ジンジャー風味の
チョコケーキを買いました。
風味がよくって、なかなか(o^^o)
この後、トアロードとか案内してもらい、そーか、おっさんらが
ブイブイ言わせてたのは、この辺なのかもしれないなー、と1人でニヤニヤ。
バークリー時代、同期や先輩は、
日本のジャズ発祥の地・神戸出身者が多く、私は彼らにムリヤリ(?)神戸弁を叩き込まれました。かの有名な阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」を初めて知ったのも、ボストンだったなー。
今でもおっさんらと電話で話してると、
ついうっかり自分も神戸弁になってたりしますので、その辺も神戸に
親しみを感じる所以かもしれません。
●あちこち歩き回って、いい具合に
お腹が空いたところで
おまちかねのランチタイムとなりました!
今回は、みなこちゃんが、
知る人ぞ知る、隠れ家的名店「汐彩(しおさい)」を
ご予約下さいました。
生田神社近くのいわゆる雑居ビルに
あるお店で、小さいところなんですが、ともかく、予約客でいっぱい!
なかなか予約がとれないんだそうで、今回は個室でなくて、申し訳ないですが、カウンター席です………とみなこちゃんが済まながってらしたんですが、
蓋を開けてみたら、
なんと、カウンター席が
一番の特等席!
お店の大将が、ものすごく
話芸のある方で、7席ぐらいのカウンター客を前に、ユーモアたっぷりにお料理の説明をして下さり、大いに盛り上げて下さる。けど、決してお客さんにうるさがられないように、さらり、と引いて、それぞれがじっくりと舌鼓を打てるようにしてくれる。さらに、1人1人がどれを、どんな具合に食べているか、しっかり、さり気なくチェックしてくれて、ご飯の量はこれでよろしいですか? と1人1人に聞いて下さる。
うちの娘は、最後の鯛飯が出る前に、お腹いっぱいになってきていて、少し苦しいかな? 状態だったのですが、
それをちゃあんと察して下さり、じゃあ、お土産にこれ、と、手早くおむすびを作って下さいました。
おむすびなら、毎日食べたい!
というおむすびフリークの娘は、
これで大感激! すっかりお店のファンになってしまいました。
↑突き出しはゴマ豆腐。
↑風呂吹き。浜名湖の生海苔で。
↑節分を祝って。お札は生田神社でちゃんとお祈りしてもらうんだって。
↑ステキなステーキ♡
↑で、これが噂の鯛飯。
↑で、さらに噂の鯛飯おむすび。
娘の撮影。
↑で、デザート!
神戸なんで、洋風デザートにしているそうで、ジンジャーアイスがカウンター席には特別おまけでつく!
(個室ではデザート2つ。カウンターでごめんね、のサービスなのです)
大将のお話によると、ここのコースは、豆乳やオリーブオイルを使うことでカロリーをおさえ、800kcal内にしてあるのだとか。
いやぁ、もう、どの品をとっても、
丁寧な仕事で、美味しくて、
その上楽しいお話付きで、
言うことありませんでした!
これだけのコースなのに、
ランチということでかなり
抑えた価格設定なんですが、
さらにその場で会員登録すると、
その日から会員価格適用でして、
なんと、この日のコース、
2100円でした!
夜はどうしてもお高くなってしまい、8000円くらい、とのことでしたが、これだけお料理も価格も、話芸もサービスしてもらったら、
思わずスタンディングオベーションですよー。損して得とれ、どころの騒ぎじゃないなぁ。予約がいつもいっぱいなの、分かる!
みなこちゃん、ステキな
お店をご紹介下さり、どうも
ありがとうございました!
●せっかく800kcalにおさえていただいたというのにー
感動のお食事の後、また
うろうろと歩き回り、
日本ではここにしかないという
イタリアの修道院で作っている
手作り石鹸やアロマオイルなどの
お店に行って、いい香りを堪能し、
花粉症対策にハーブティーなんか
買っていたら、また小腹が減ってきて、
今度はまた、これぞ神戸!
のケーニヒスクローネの
カフェテラスへ駆け込み!
ここの焼き菓子、大好きなんですよねー(≧▽≦)
で、イチゴのショートケーキ。
先程のデザートと比べると、
これはカロリー高いぞぉ!
って感じの濃厚さ。
ああ、せっかく大将が
気を遣ってくれたのになー。
こっちはこっちで、
美味しいもんなー。
とか言いながら、パクパク。
お皿にも、スプーンにも、
カップにも、トレードマークの
クマちゃん柄が。
神戸限定という
クマちゃんの顔型の
クッキーセットも欲しくて
しばらく唸っていたんですが、
お土産にするには、
1箱に入ってる数が少ないもんだから、泣く泣くあきらめ。
どーも、見てると、みんな欲しくなっちゃうよねー。
とまあ、神戸1日ツアーは、
思い出満載、グルメ満載で、
大満足。さらに、帰りがけに
美味しいパン屋さんに
連れて行っていただき、
あれも、これも、と買い込みました。
で、ホテルに帰ってから、
お夕食としてパクつきました!
あー、美味しくて楽しかった!
1日中、笑顔でおつきあい下さったみなこちゃん、ホントにホントに、
ありがとう! そして、可愛らしい小さいロザリオを2つもいただいてしまい、重ねてありがとう!
神戸って、遠いなぁ……とか
思ってましたが、それはなんか、
心理的な距離感というか、
思い込みだったのかもね。
どこか懐かしくて、
活気があって、
進取の気性に富んでいて、
それでいて、どこかホッコリ。
そんな神戸人のBuddyたちを
思い出させる土地でした。
また是非遊びに行きたいです!
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