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●加速度的にやるべき曲が、また増えている昨今。
今に始まった事では
ないし、「常にそうだろう」と
あちこちからツッコミが来そうな気はするが。
ふと気づくと、やるべき曲、
やりたい曲が増殖している。
この前もそんな事を言って
いたような気がするが、
それぞれの本番が
ジワジワ近づいてくるので、
これぁ、練習の順番とか
ポイントとか、整理整頓しないと、抜けが出そうだ。
って事で、ここで視覚化を
試みんとするワケで!
●ソーニョ本番(千代田区合唱祭)
木下牧子の『方舟』から「水底吹笛」、
さらに練習曲として「木馬」。
練習期間が非常に短いスケジュールに
なっているので、出来れば毎回練習に
出た方がいいんだけど、例によって
仕事のスケジュールと磐田練習がキビシいので、
初回に出た後は、前日練習と当日しかない。
キ、キビシい………( ̄。 ̄;)
今朝、連絡用掲示板を見たら、
Y本さんが作曲の背景を紹介したサイトを
載せて下さっていたので、喜んで読み、
↑
※大岡信ことば館のサイトにも飛べるようになって
ましたねー♪ ここは、三島駅ロータリー脇のZ会ビル
の中というコンビニエンスなロケーションで、
ことばの芸術を視覚化する、というテーマの
おもしろいところ。ガンダム特集があったり、
谷川俊太郎さんが来たり、で、企画もおもしろいし、
木の彫刻を配したゆったりした美しいスペースがあって
お気に入り。少し足を伸ばせば、水の都・三島の
イメージが大いに補強される美しい水場もたくさん
ある。
Mみちゃんの「水底吹笛」の笛のイメージは、
オカリナとかの土笛では? というコメントに、
うん、うんうなずいていた、と。
↑
フルート・トラヴェルソもいいかも♡
「木馬」の詩、
最初読んだ時に中原中也か、朔太郎か、
というあの時代特有の空気を感じました。
初期作品だから、余計にそうなのかもね~。
大岡さんの作品では、お母さんが亡くなった時の
事を書いたのがあって、これがすさまじく良い。
大岡信ことば館で見かけたんだけど、こんな
すごいモノが書けてしまうなんて、やはり
詩の力はとてつもないものだ、と思う。
●ソーニョの本番(10/23)に続いて磐田の本番がある。
ソーニョを振られている
カントクも、すぐ次に控えて
いる男声合唱団コロボックル
の本番があるので、
実はスケジュールの
やりくりに追われている
に相違ない。お、お疲れ様です!…………(^0^;)
(ソーニョとコロボックル
掛け持ちのメンバー連も!)
と拝察しとるんですが、
地元静岡も、
11月13日(土)に磐田ユビラーテ
本番があり、兄弟団体なので、
磐田レッスンに通っている
磐田バッハメンバーは
MUSTで参加。
前から書いてますが、
これが
Mozart "Regina Coeli"
Vivaldi "Gloria"
Faure "Requiem"
の難物3点。あとは、武満の「小さな空」とか
ドイツ語版のシューマン「流浪の民」とか。
どれも好きなんだが、
Vivaldiで歌詞が
付いてないところが
あったり、
Faureの1小節ずつ
和音構成が移動していく
ところのハモりの調性感が
まだコワかったりする。
※ちなみにVivaldiの7曲目、
Domine Fili unigenite、どーも学生時代に
やった曲らしくて、
(時たまミョーにこの
メロディーが頭の中を
駆け抜けたりしてたんだが、
いつ、どこでやったのか
てんで分からない。好きな曲なのになー。
記憶力、ない!)
初見練習の時に、
「なんだこれ! 知ってる!
サクサク歌えてラッキー!」に
なった。
ソーノでいつやったかご記憶の
方、そのうち教えてくださーい。
●まだなーんにも決まってないが………
この11月本番が終わったら、
ソッコーでアリス草薙の
慰問日程を決め、曲を揃え、
ソッコーで練習して、
ソッコーで(多分12月アタマ)
本番をやっつけちまおう!
………と考えてるんだが、
まだ曲が1、2曲しか
決まっていない………。
↑
ダメじゃん!
ええとぉ、メンバーの負担が
重くならないような、
斉唱系を中心に、
明るく楽しい曲選考……の予定です。
すいません、皆さん、見捨てないで下さい。
(書いておかないと、
うっかり忘れそうなんで、書く。
もうちょっとしたら、一気に
選曲してスケジュール調整しまーす!)
クリスマスが近いんで、
クリスマス用の曲もやりたいなー。
あれかな? これかな?
ふふふふー。
↑
どーもこの催しは、
おじいちゃんおばあちゃんの
ストレートな反応が
楽しくて、喜ぶ顔を
見たくて、いろいろ考えたりする。
ナマの反応がビンビン伝わってくる場
というのは、やはり得難いものだと思う。
●で、静岡の本番も決まった。
少人数だが古楽オケも付く催しなので、
先日来すったもんだしてスケジュール調整が
行われ、結局来年4月15日(土)に決定。
翌日は、イースターサンデーです。
復活祭に捧げる演奏会、という位置づけで
教会の聖堂でやらせていただきます。
曲はバッハ尽くし。
モテット3番のJesu, Meine Freude
モテット6番のLobet den Herrn
カンタータ4番のChrist lag in Todes Banden
………の3つなんで、
ミニコンサートって感じかな。
モテット3番はケッコー長い間練習してたので、
現在の練習はもっぱら6番とカンタータ4番。
↑
が、先週はモテット3番の一気練習が
いきなりあり、歌い切ったら大汗だった。
カンタータ4番は、最後に出てくる
第8曲目のコラールのメロディーを、
第1から第7曲でvariationにしているという作り。
モーツァルトの「キラキラ星による変奏曲」
みたいだよねー。
で、キリストが復活した、めでたい!
という曲なのに、全編、短調!
これでもか、と繰り返される「ハレルヤ」も、
全部短調!
おめでたい歌詞に合わせて短調音階エンドレス、
という、なんか、ミョーにハマる作り。
ヘンデルの歌曲にも、詩の内容はあっかるーいのに、
曲は徹底して短調っていうのが結構ありますが、
どーして何でしょうね。流行り?!
で、このカンタータ4番の第1曲目の
ハレルヤコーラスが死ぬほど早くて難しい。
ソプラノでは、五線上のGから下のEに飛ぶ
ところが超・難しい!
速さに慣れていない上に、高いポジションから
低いポジションに動こうとすると、Eの場所が
分からなくなってしまう。(普通ソプラノでは、
下のEなんか、ほとんど歌いません!)
くそー。ピアノで弾くならカンタンだけどなぁ。
ピアノと違って、自分の声は、楽器としての
性能が低いのでアル。
これはもう、徹底的にテンポを落として、
一個ずつ音高を確かめて身体に叩き込む
しかないですねー。毎日練習してるんだけど、
まだインテンポには程遠いのである。
(インテンポは、限りなくprestoに近い!)
で、カンタータで四苦八苦してる上に、
6番のモテットも難所がある。
こちらは全編、軽やか~に、駆け抜ける~!!
みたいな雰囲気の曲で、ともかく速い。
歌い始めたら、最後までにこやか~に
駆け抜けるしかない!
一瞬でもへたると、脱落してしまう(ToT)
で、1音1音の音の粒がきっちり
揃っていないと、ワヤクチャですがな………
というのが目立ちやすい曲なんで、
歌い始めたら、最後まで全力で
おなかを支え切るしかない。
↑
一気に最後までやると、ちょっと腹筋、痛いかも。
バッハおじさんは毎度しごいてくれるなぁ…………。
●で、来年8月と12月はメサイア全曲ダブルス。
8月は一般参加含むメンバーで
アクトシティー中ホール、
12月は磐田メンバーだけで
浜離宮朝日ホールで、
とりあえず全曲をやる。
現在磐田レッスンは、
月2回メサイア練習、
月3回は11月のコンサート用練習。
この他に静岡バッハの練習が
月4回あるので、さすがに
毎回磐田詣でをするのは難しいのだが、
一番勉強になるのは、
やっぱり磐田レッスンなんである。
けど、JRで1時間以上かかるので、
毎週だと交通費もばかにならない。
どこでもドアさえあればー!!(ToT)
(土)は、メサイアの日で、
一般参加者向けに前半は
ムッシュがお部屋でお休みしている間に、
N本さんのキーボードに合わせて音取り練習がある。
今回が全く初めてのメサイア、という方も
おいでになるので、音取り練習、必須。
で、一緒になって、
アルトとテナーの音取りもして楽しむ、と。
バスも取りたいけど、さすがに出ない低さが
あるので、ガマンして一緒に譜面を読むだけにする、と。
今回の(土)練習では、終了後
磐田メンバーでウロウロしていたら、
先生が久しぶりにコーヒーを淹れて下さった。
ラッキー(≧▽≦)
で、先生は喫茶店のマスターよろしく
淹れるだけ淹れたら、退場。
しばらくしたら、お散歩に。
で、残った私たちは、お茶うけの美味しいお菓子を
いただきながら、コーヒーに舌鼓を打つ、と。
どうも磐田だと、練習終わると和んじゃうんだよなー。
●てな事を、毎週やっている………状態。
とりあえず、何が出来ていないか?
の視覚化はちょっと出来ましたかねー。
後は、練習あるのみだ、うん。
練習と言えば、直近の「水底吹笛」に
気合いを入れないと、みんなに置いていかれる!
↑
難しいリズムのところが出来てないので、
実は譜面を見たくなくて、逃げているのであった。
逃げてても、否応なく本番は来るのだ!
やらないと!
………とは思うのだが、
ま、まあ、まだ3週間弱あるしぃ。
↑
なんだが、実はこの3週間で、
校正を頑張らないと、また年末が地獄に
なるらしい…………。
↑
締切の前には、(土)も(日)も祝日もあったもの
じゃない、超ブラックで因果な仕事であった。
●しまった。もう1つ思い出してしまった。
そー言えば、来年2月24日(金)に、
C蔵がAOIでコンサートするんだった。
フィオーレさんと一緒になって、
Hail Holy Queenと「花はさく」をやれ、
とか言われたよーな気がするんだが、
「譜面送れ~」と言ってあるが、未だに
来ないんで、これはもう、出なくていいのかも
しんない。客席で応援してやろう。
(と、いう事にしておこう)
↑
※プティポ全体に来た話ではないんで、
プティポメンバーズの皆様はご心配なく。
てな具合なので、正直なところ、
来年のジョイオブに向けたプティポの
練習日程を組むのが非常に苦しい状態デス。
幸い来年の曲は、今年の打ち上げで
カントクが決めて下さったので、
既に着々と譜面と音源を配布中でして、
皆さん、とりあえず耳コピしまくって、
慣れておいてくださーい!! よろしくでーす!
↑
ヒドい。
今に始まった事では
ないし、「常にそうだろう」と
あちこちからツッコミが来そうな気はするが。
ふと気づくと、やるべき曲、
やりたい曲が増殖している。
この前もそんな事を言って
いたような気がするが、
それぞれの本番が
ジワジワ近づいてくるので、
これぁ、練習の順番とか
ポイントとか、整理整頓しないと、抜けが出そうだ。
って事で、ここで視覚化を
試みんとするワケで!
●ソーニョ本番(千代田区合唱祭)
木下牧子の『方舟』から「水底吹笛」、
さらに練習曲として「木馬」。
練習期間が非常に短いスケジュールに
なっているので、出来れば毎回練習に
出た方がいいんだけど、例によって
仕事のスケジュールと磐田練習がキビシいので、
初回に出た後は、前日練習と当日しかない。
キ、キビシい………( ̄。 ̄;)
今朝、連絡用掲示板を見たら、
Y本さんが作曲の背景を紹介したサイトを
載せて下さっていたので、喜んで読み、
↑
※大岡信ことば館のサイトにも飛べるようになって
ましたねー♪ ここは、三島駅ロータリー脇のZ会ビル
の中というコンビニエンスなロケーションで、
ことばの芸術を視覚化する、というテーマの
おもしろいところ。ガンダム特集があったり、
谷川俊太郎さんが来たり、で、企画もおもしろいし、
木の彫刻を配したゆったりした美しいスペースがあって
お気に入り。少し足を伸ばせば、水の都・三島の
イメージが大いに補強される美しい水場もたくさん
ある。
Mみちゃんの「水底吹笛」の笛のイメージは、
オカリナとかの土笛では? というコメントに、
うん、うんうなずいていた、と。
↑
フルート・トラヴェルソもいいかも♡
「木馬」の詩、
最初読んだ時に中原中也か、朔太郎か、
というあの時代特有の空気を感じました。
初期作品だから、余計にそうなのかもね~。
大岡さんの作品では、お母さんが亡くなった時の
事を書いたのがあって、これがすさまじく良い。
大岡信ことば館で見かけたんだけど、こんな
すごいモノが書けてしまうなんて、やはり
詩の力はとてつもないものだ、と思う。
●ソーニョの本番(10/23)に続いて磐田の本番がある。
ソーニョを振られている
カントクも、すぐ次に控えて
いる男声合唱団コロボックル
の本番があるので、
実はスケジュールの
やりくりに追われている
に相違ない。お、お疲れ様です!…………(^0^;)
(ソーニョとコロボックル
掛け持ちのメンバー連も!)
と拝察しとるんですが、
地元静岡も、
11月13日(土)に磐田ユビラーテ
本番があり、兄弟団体なので、
磐田レッスンに通っている
磐田バッハメンバーは
MUSTで参加。
前から書いてますが、
これが
Mozart "Regina Coeli"
Vivaldi "Gloria"
Faure "Requiem"
の難物3点。あとは、武満の「小さな空」とか
ドイツ語版のシューマン「流浪の民」とか。
どれも好きなんだが、
Vivaldiで歌詞が
付いてないところが
あったり、
Faureの1小節ずつ
和音構成が移動していく
ところのハモりの調性感が
まだコワかったりする。
※ちなみにVivaldiの7曲目、
Domine Fili unigenite、どーも学生時代に
やった曲らしくて、
(時たまミョーにこの
メロディーが頭の中を
駆け抜けたりしてたんだが、
いつ、どこでやったのか
てんで分からない。好きな曲なのになー。
記憶力、ない!)
初見練習の時に、
「なんだこれ! 知ってる!
サクサク歌えてラッキー!」に
なった。
ソーノでいつやったかご記憶の
方、そのうち教えてくださーい。
●まだなーんにも決まってないが………
この11月本番が終わったら、
ソッコーでアリス草薙の
慰問日程を決め、曲を揃え、
ソッコーで練習して、
ソッコーで(多分12月アタマ)
本番をやっつけちまおう!
………と考えてるんだが、
まだ曲が1、2曲しか
決まっていない………。
↑
ダメじゃん!
ええとぉ、メンバーの負担が
重くならないような、
斉唱系を中心に、
明るく楽しい曲選考……の予定です。
すいません、皆さん、見捨てないで下さい。
(書いておかないと、
うっかり忘れそうなんで、書く。
もうちょっとしたら、一気に
選曲してスケジュール調整しまーす!)
クリスマスが近いんで、
クリスマス用の曲もやりたいなー。
あれかな? これかな?
ふふふふー。
↑
どーもこの催しは、
おじいちゃんおばあちゃんの
ストレートな反応が
楽しくて、喜ぶ顔を
見たくて、いろいろ考えたりする。
ナマの反応がビンビン伝わってくる場
というのは、やはり得難いものだと思う。
●で、静岡の本番も決まった。
少人数だが古楽オケも付く催しなので、
先日来すったもんだしてスケジュール調整が
行われ、結局来年4月15日(土)に決定。
翌日は、イースターサンデーです。
復活祭に捧げる演奏会、という位置づけで
教会の聖堂でやらせていただきます。
曲はバッハ尽くし。
モテット3番のJesu, Meine Freude
モテット6番のLobet den Herrn
カンタータ4番のChrist lag in Todes Banden
………の3つなんで、
ミニコンサートって感じかな。
モテット3番はケッコー長い間練習してたので、
現在の練習はもっぱら6番とカンタータ4番。
↑
が、先週はモテット3番の一気練習が
いきなりあり、歌い切ったら大汗だった。
カンタータ4番は、最後に出てくる
第8曲目のコラールのメロディーを、
第1から第7曲でvariationにしているという作り。
モーツァルトの「キラキラ星による変奏曲」
みたいだよねー。
で、キリストが復活した、めでたい!
という曲なのに、全編、短調!
これでもか、と繰り返される「ハレルヤ」も、
全部短調!
おめでたい歌詞に合わせて短調音階エンドレス、
という、なんか、ミョーにハマる作り。
ヘンデルの歌曲にも、詩の内容はあっかるーいのに、
曲は徹底して短調っていうのが結構ありますが、
どーして何でしょうね。流行り?!
で、このカンタータ4番の第1曲目の
ハレルヤコーラスが死ぬほど早くて難しい。
ソプラノでは、五線上のGから下のEに飛ぶ
ところが超・難しい!
速さに慣れていない上に、高いポジションから
低いポジションに動こうとすると、Eの場所が
分からなくなってしまう。(普通ソプラノでは、
下のEなんか、ほとんど歌いません!)
くそー。ピアノで弾くならカンタンだけどなぁ。
ピアノと違って、自分の声は、楽器としての
性能が低いのでアル。
これはもう、徹底的にテンポを落として、
一個ずつ音高を確かめて身体に叩き込む
しかないですねー。毎日練習してるんだけど、
まだインテンポには程遠いのである。
(インテンポは、限りなくprestoに近い!)
で、カンタータで四苦八苦してる上に、
6番のモテットも難所がある。
こちらは全編、軽やか~に、駆け抜ける~!!
みたいな雰囲気の曲で、ともかく速い。
歌い始めたら、最後までにこやか~に
駆け抜けるしかない!
一瞬でもへたると、脱落してしまう(ToT)
で、1音1音の音の粒がきっちり
揃っていないと、ワヤクチャですがな………
というのが目立ちやすい曲なんで、
歌い始めたら、最後まで全力で
おなかを支え切るしかない。
↑
一気に最後までやると、ちょっと腹筋、痛いかも。
バッハおじさんは毎度しごいてくれるなぁ…………。
●で、来年8月と12月はメサイア全曲ダブルス。
8月は一般参加含むメンバーで
アクトシティー中ホール、
12月は磐田メンバーだけで
浜離宮朝日ホールで、
とりあえず全曲をやる。
現在磐田レッスンは、
月2回メサイア練習、
月3回は11月のコンサート用練習。
この他に静岡バッハの練習が
月4回あるので、さすがに
毎回磐田詣でをするのは難しいのだが、
一番勉強になるのは、
やっぱり磐田レッスンなんである。
けど、JRで1時間以上かかるので、
毎週だと交通費もばかにならない。
どこでもドアさえあればー!!(ToT)
(土)は、メサイアの日で、
一般参加者向けに前半は
ムッシュがお部屋でお休みしている間に、
N本さんのキーボードに合わせて音取り練習がある。
今回が全く初めてのメサイア、という方も
おいでになるので、音取り練習、必須。
で、一緒になって、
アルトとテナーの音取りもして楽しむ、と。
バスも取りたいけど、さすがに出ない低さが
あるので、ガマンして一緒に譜面を読むだけにする、と。
今回の(土)練習では、終了後
磐田メンバーでウロウロしていたら、
先生が久しぶりにコーヒーを淹れて下さった。
ラッキー(≧▽≦)
で、先生は喫茶店のマスターよろしく
淹れるだけ淹れたら、退場。
しばらくしたら、お散歩に。
で、残った私たちは、お茶うけの美味しいお菓子を
いただきながら、コーヒーに舌鼓を打つ、と。
どうも磐田だと、練習終わると和んじゃうんだよなー。
●てな事を、毎週やっている………状態。
とりあえず、何が出来ていないか?
の視覚化はちょっと出来ましたかねー。
後は、練習あるのみだ、うん。
練習と言えば、直近の「水底吹笛」に
気合いを入れないと、みんなに置いていかれる!
↑
難しいリズムのところが出来てないので、
実は譜面を見たくなくて、逃げているのであった。
逃げてても、否応なく本番は来るのだ!
やらないと!
………とは思うのだが、
ま、まあ、まだ3週間弱あるしぃ。
↑
なんだが、実はこの3週間で、
校正を頑張らないと、また年末が地獄に
なるらしい…………。
↑
締切の前には、(土)も(日)も祝日もあったもの
じゃない、超ブラックで因果な仕事であった。
●しまった。もう1つ思い出してしまった。
そー言えば、来年2月24日(金)に、
C蔵がAOIでコンサートするんだった。
フィオーレさんと一緒になって、
Hail Holy Queenと「花はさく」をやれ、
とか言われたよーな気がするんだが、
「譜面送れ~」と言ってあるが、未だに
来ないんで、これはもう、出なくていいのかも
しんない。客席で応援してやろう。
(と、いう事にしておこう)
↑
※プティポ全体に来た話ではないんで、
プティポメンバーズの皆様はご心配なく。
てな具合なので、正直なところ、
来年のジョイオブに向けたプティポの
練習日程を組むのが非常に苦しい状態デス。
幸い来年の曲は、今年の打ち上げで
カントクが決めて下さったので、
既に着々と譜面と音源を配布中でして、
皆さん、とりあえず耳コピしまくって、
慣れておいてくださーい!! よろしくでーす!
↑
ヒドい。
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●(土)から上京中デス。
例によって直前までジタバタと
仕事をし、前日になってあわてて
参考音源を聴きながら
ソーニョの課題曲3曲の2時間漬けをし、
高速バスに飛び乗りました。
今回のお題は、木下牧子シリーズで、
練習曲として「めばえ」、さらに
『方舟』の第2曲目の「木馬」。
で、千代田区合唱祭用の本番曲として、
『方舟』より「水底吹笛」。
「めばえ」は以前にやっているので、
母音を鳴らす位置の見直し………くらいで
何とかなったのだが、問題は『方舟』の2曲。
「木馬」は音程感覚、「水底吹笛」はリズム感覚が
難しく、さらに(金)は風邪っぽかったのか、
てんで声が鳴らなくて真っ青!
(※通常、練習で歌いまくる(火)と(土)が台風と
用事で練習出来なかったので、ノドがカンペキに
寝ていたよーでもあります。)
とりあえず譜面を読んでおかないと、
どーしようもないので、譜面を読みつつ、
参考音源の住金合唱団演奏を聴きまくる、と。
おかげさまで、この曲はこう歌うんだ、という
ニュアンスだけはつかめました。
で、神田の練習会場に入ったら、
何とか声が起きたらしく、出ました。(^-^;)良かった~。
楽しくしごかれた結果、
なぜか今、頭の中で「木馬」がグルグル。
歌ってみたら、「水底吹笛」もおもしろく、
歩いていると、時折脳内再生されるんですが、
なぜか始終「木馬」が出てくる。
このどっぷり7thコード……の感じがいいのかな。
↑
※カントクのお話によると、終曲の「方舟」は、
どっぷり5拍子でムチャクチャ難しいんだそうな。
Take Fiveみたいなものなのかなー。コワいから、
譜面は見ないでおこうっと♪
●で、今日は恒例クール・プリエールのコンサート。
駅の改札で娘と待ち合わせ、
浜離宮朝日ホールへ。
ソーニョの同期・K氏がテナーで頑張っている
ので、毎年なるべく応援に、と伺いますが、
指揮者の黒岩先生には
静岡で第九やら復活やら振っていただいた経験があり、
ボイストレーナーに
磐田バッハの北條さんがいらっしゃる団、
というので、何かとても親しみを覚えていたりするのでした。
●今年のプログラム、秀逸!
修道士として研鑽を詰まれた経験をお持ちの
黒岩先生が指揮される団なので、
さまざまに宗教曲が楽しめる……というのが
この合唱団の魅力なのですが、
今回はメインに持ってきたブラームスの
「ドイツ・レクイエム」に合わせて、
前半にもグッとくる宗教曲が!
第1ステージは、団内指揮者さんの
美しいソロが先唱するグレゴリオ聖歌。
Amicus meus osculi me tradidit signo
(私の友がもたらした接吻は裏切りのしるしであった)
という衝撃的な言葉が静謐のうちに歌われます。
ユダの裏切りのシーンですね。
先唱に続いて男声、さらに女声も重なり、
この悲劇的なシーンを静かに歌い切る。
ほぉ、と息をついた次の瞬間、
すぐさま第2ステージのヴィクトリアが
始まりました。「聖週間の応唱集」から
(1)(5)(8)(12)の4曲なのですが、
この第1曲目が、
先に歌われたAmicus meusだったんです。
つまり、グレゴリオ聖歌のものと
同じ聖句を用いたものなんですね。
こういうプログラムで、続けて聴けるなんて、
なんという嬉しいサプライズ!
グレゴリオに比べると、
ヴィクトリアは何と輝かしいモノであるか、
初めて実感しました。
どちらがより良い、というのではなく、
どちらもそれぞれが、別の輝き方をしてる。
グレゴリオもヴィクトリアも、
ますます好きになりました。
こんなプログラムで歌えるなんて、
何という贅沢な合唱団か!
↑
※もっとも、グレゴリオもヴィクトリアも、
どちらもとっても難しくて、そうおいそれとは
出来ない。長年積み重ねられたものがあるからこそ、
出来るプログラムなのかもね。
印象的だったのは、第8曲目の
Tenebrae factae sunt, (暗闇が覆った)
イエスの臨終のシーンを歌った聖句。
テナーが難しくて、純正律をキープして
いくのが大変な曲なんだけど、それを
ガッチリとベースが豊かに支えていて、
詩の内容とともにズシンと心に響きました。
8曲目は男声オンリーの曲でしたが、
第12曲は、女声も活躍。
最後のcadenzaでのソプラノとバスの
5度ハモリ(ソプラノがC、バスがF)が、
それはそれは美しかった。
●第2ステージは一転してイタリアン!
第2ステージはイタリアのマドリガーレ3曲。
ラテン語の静謐な世界とは対照的に、
イタリア語をいっぱいに鳴らしているのが
ホール全体に響いて気持ちが良い。
この合唱団は、どのパートもバランス良く響くため、
曲の最後に来るcadenzaの和音が聴き応えあり。
ああいう風にきれいに響きが重なるといいよね~(≧▽≦)
第2曲目のDispietata pietate(無慈悲な慰め)は、
技巧的装飾音を入れるところがあって、
これを合唱で合わせるのが難しい。
少し男声で生音っぽいのが聞こえたみたいで、
それが、ちょっと惜しかった。
ラテン語やドイツ語に比べると、
イタリア語っぽい流麗さの点が少し弱いような。
やはり、生真面目な日本人には、
情熱的なイタリアンは馴染みにくいのかもしれない?!
3曲目のCrude Amarilli(つれないアマリッリ)。
これって、声楽の習い始めに誰もがやる、あの
Amarilli mia bella......と同じ内容では?!(≧▽≦)
ムキャー!(と、1人うけ)
プログラム解説によると、16世紀に一世を風靡した
グァリーニの牧歌劇『忠実な羊飼い』第1幕による
ものだそうで、複数の作曲家がこの題材で
曲を書いているんだそうです。
羊飼いのミルティッロは、恋人アマリッリとの仲を
神託によって突然引き裂かれ、不幸を嘆いて歌うんだ
そうです。アマリッリは残酷にも僕を捨てて……云々
みたいに嘆いているんですが、ミルティッロは
知りませんが、実はアマリッリも身の不幸を
嘆いているのだとか。
※すんません、高校時代に「アマリッリ」を
練習した時は、「なんだろう、この歌詞。
アマリッリって、誰?」とか思いながら、
特に調べてみようとも思わず、今に至って
まして。この詳細なプログラム解説で、
初めてそーいう劇形式のものがあったんだ、
と知りました~(^◇^;)もっとちゃんと調べないとね!
プリエールの演奏では、後半が小編成の
重唱になっていて、バスの方がこれぞ
イタリアン、というステキなリズムで
美声を発揮されていたのが印象的でした。
●で、ドイツ・レクイエムに突入っと!
※後半最初のプログラムは、
黒岩先生の息子さんでピアニストの黒岩悠(はるか)さんのピアノ独奏ステージ。
バッハのパルティータ2番(BWV826)と、
同じくバッハのカンタータBWV106「哀悼行事」より
ソナティーナ、というの。BWV106がとても良かった。
実はブラームスはバッハ大好きで、
ドイツ・レクイエムの着想は、このBWV106などから
得たと言われているんだそーです。
↑
再び詳細なプログラム解説より。
そう言われてみれば、左手が奏でる「歩行連打」(と言うそうです。Walking Bassみたい?!)が
ドイツ・レクイエムっぽい!
というわけで、今回の演奏会プログラムは、
ともかくブラームスのドイツ・レクイエムに至る
連綿と続く哀悼のハーモニーの連なりを
実際に耳で楽しむ、という素晴らしい作りに
なっていて、いやぁ、これはお得な演奏会だった、と
今さらながらに思うワケで、今日行けて良かった、良かった。
解説にもありましたが、ドイツ・レクイエムは、
モーツァルトなどの他の有名なレクイエムとは
異なり、死者ミサで使われる事が決まっている典礼文
を使っていません。自身が好きだった聖書の詩句を、
ルター訳からかなり自在に選んでいます。
典礼文の形式よりも、より人間的な悩み苦しみに
ついて語るもの、あるいは典礼文よりもさらに
純粋なイメージの神への賛美を求めて、詩句を
選んでいったのかもしれませんね。
↑
そのため、このレクイエムを歌うのって、
他のレクイエムよりも、より精神的に来るんだよなー。
一番最初にステージにかけた時は、体力もすごく
必要でしたが、それ以上に精神力が要る感じだった。
第1曲目のSelig sind, die da Leid tragen(悲しむ人々は幸いである)の出だし、これが極限までピアニッシモで静かに、静かに入らなければならない。緊張するところです。
つい自分も緊張して聴いてしまいましたが、
見事に静謐に歌い切って下さり、思わずため息。
支えがしっかりしているんでしょうね。
男声のDie mit 、
人間の声って、美しいなぁ、と感じ入りました。
イタリアンより男声が重厚に鳴っていて、
4声のバランスも素晴らしく、
やっぱりドイツ語って、いいよね~(≧▽≦)
第2曲Denn alles Fleisch, (人は皆、草のようで)
大曲で、さまざまな要素が次々と出てくる
難しい曲。アルトが素晴らしい支えと
パートソロを聴かせてくれました。
音量を絞らなければいけない部分で、
特に男声に聞こえましたが、
schやsといった語尾がどうしてもバラけて
しまう部分があり、とっても残念でした。
ビミョーにお1人お1人で、
息の回し方、保ち方が、
長丁場になると合わせにくくなるのかもしれませんね。
難しいなぁ。
で、大曲で難曲の2番が終わると、
また次の大曲で難曲が来る………大変な曲集デス。
第3番は、バリトンソロと合唱の掛け合いになる
Herr, lehre doch mich(教えてください、主よ)。
これ、歌詞が大好きなんですよね。
重いし、歌う度に考え込んでしまうけれど、
繰り返し悩み続けるのが人間なのかな、と思う。
で、バリトンソロは、プリエールのボイストレーナーも
つとめておられるお馴染みの山口統央(おさむ)さん。
若くて優秀で、清心の気に溢れるソロで、
前回も大いに楽しませていただきましたが、
今回のソロはもう、すごい! 山口さん、絶好調!
昨年よりさらに重厚な響きで、
1つ1つの言葉が胸に染み込むようでした。
合唱団も、山口さんのソロに気持ちを合わせ、
素晴らしい出来だったと思います。
燃え上がりましたね。
で、次がラブリーな第4曲Wie lieblich sind deine Wonungen(あなたの住まいはなんと美しいことでしょう)。
これ、大好きで~(≧▽≦)
つい、こっそり口パクで歌っちゃいました❤
神様が住まわれる場所ーー天国の美しさへの
憧憬を込めたこの曲、あくまでも
柔らかく、高く、1音1音最上のシフォンを
重ねて、紡ぎ出していく曲。
はー、考えただけで、幸せな気持ち。
で、これを幸せに歌い終わると、
ソプラノソロが超絶美しい、
Ihr habt nun Traurigkeit(今はあなたがたも悲しんでいる)が来るワケで、これがまた沁みます。
ソプラノソロは、プリエール団員として
合唱も歌われる武田裕子先生。名手です。
美しく紡がれる高音部に聞きほれていくと、
最後にsotto voceで語り掛けられる合唱の
wie einen seine Mutter trostet
(母がその子を慰めるように)
が胸に迫ってきます。
この部分、とってもとっても丁寧に
歌って聴かせて下さいましたね。
ふ、と柔らかな聖母子像の画像を
イメージしました。
静かなうちに第5曲が終わりを迎えると、
ついに最後の山場が始まります。
歌う度に、次の第6曲Denn wir hsben...(わたしたちはこの地上に永続する都を持っておらず)の壮大さ、
難しさに、全精力を搾り取られ、
ここで終われたらどんなにいいか、
と思ったりするんですけど、
(これが終わった辺りで、ソプラノは
体力をごっそり持っていかれるので、
この先高さを保つのに四苦八苦する!)
第6が終わった後には、
さらにもう一山頑張らねば
乗り越えられない第7曲Selig sind die Toten
(主に結ばれて死ぬ人は幸いである)が来ます。
この第6と第7に採られている詩句の大部分は、
ヨハネの黙示録から取られています。
………と聴いただけで、ドラマチックな感じ、
しますよね。
もう、これでもか、これでもか、
という波状攻撃が来るのが
ブラームスっぽいワケで、
疲れもピークですが、もうひとがんばりするしかない。
この第6と第7曲のミソは、
第7曲に出てくる
Selig sind die Toten, die in dem Herrn sterben,
von nun an.
(今から後、主に結ばれて死ぬ人は幸いである)
のvon nun an(今から後)だ、と教わった事があります。
「今から後」というのは、
キリストが全人類の罪を背負って、
その罪を贖(あがな)うために、十字架に
かかり、3日の後に復活を遂げ、
全人類を救った「後」です。
それまでは、罪人である人間の罪を、
神様に許してやって下さい、と頼んでくれる
仲介役がいなかったのだけど、
キリストがその仲介役になってくれたおかげで、
私たち人類は、キリストに従う事によって
神様のもとで憩う事が出来るようになったわけで。
だから、キリストを信じ、その教えに従う者は、
キリストが罪を贖って下さってあるから、
安心して神様のもとへ行けるんだよ、
というわけ。(非常に簡略化して、乱暴な
言い方ですけどね)
von nun anなんて、何でもない
取るに足りない言い回しなんですけど、
意味をよくよく考えてみると、
実はキリスト教の最も大切な信仰の柱を
指し示す言葉です。
というわけで、この第7曲目のvon nun anの
柔らかなメロディーを聴くたびに、
ああ、ブラームスは、
この柔らかい響きの中に
神様への憧れや、
許しや、
苦悩を超えた平らかな心を
いっぱい込めたんじゃないかな、と思ってしまう。
それはWie lieblichを聴く至福の先にある、
心が求めた1つの到達点のように感じられる。
普段は自分が歌う事の方が多く、
この壮大な名曲を客席でしっとりと
味わう機会がないのだけど、
今日は心ゆくまで堪能する事ができた。
良い日だった。
歌ってくれた皆さんに感謝の花束を。
例によって直前までジタバタと
仕事をし、前日になってあわてて
参考音源を聴きながら
ソーニョの課題曲3曲の2時間漬けをし、
高速バスに飛び乗りました。
今回のお題は、木下牧子シリーズで、
練習曲として「めばえ」、さらに
『方舟』の第2曲目の「木馬」。
で、千代田区合唱祭用の本番曲として、
『方舟』より「水底吹笛」。
「めばえ」は以前にやっているので、
母音を鳴らす位置の見直し………くらいで
何とかなったのだが、問題は『方舟』の2曲。
「木馬」は音程感覚、「水底吹笛」はリズム感覚が
難しく、さらに(金)は風邪っぽかったのか、
てんで声が鳴らなくて真っ青!
(※通常、練習で歌いまくる(火)と(土)が台風と
用事で練習出来なかったので、ノドがカンペキに
寝ていたよーでもあります。)
とりあえず譜面を読んでおかないと、
どーしようもないので、譜面を読みつつ、
参考音源の住金合唱団演奏を聴きまくる、と。
おかげさまで、この曲はこう歌うんだ、という
ニュアンスだけはつかめました。
で、神田の練習会場に入ったら、
何とか声が起きたらしく、出ました。(^-^;)良かった~。
楽しくしごかれた結果、
なぜか今、頭の中で「木馬」がグルグル。
歌ってみたら、「水底吹笛」もおもしろく、
歩いていると、時折脳内再生されるんですが、
なぜか始終「木馬」が出てくる。
このどっぷり7thコード……の感じがいいのかな。
↑
※カントクのお話によると、終曲の「方舟」は、
どっぷり5拍子でムチャクチャ難しいんだそうな。
Take Fiveみたいなものなのかなー。コワいから、
譜面は見ないでおこうっと♪
●で、今日は恒例クール・プリエールのコンサート。
駅の改札で娘と待ち合わせ、
浜離宮朝日ホールへ。
ソーニョの同期・K氏がテナーで頑張っている
ので、毎年なるべく応援に、と伺いますが、
指揮者の黒岩先生には
静岡で第九やら復活やら振っていただいた経験があり、
ボイストレーナーに
磐田バッハの北條さんがいらっしゃる団、
というので、何かとても親しみを覚えていたりするのでした。
●今年のプログラム、秀逸!
修道士として研鑽を詰まれた経験をお持ちの
黒岩先生が指揮される団なので、
さまざまに宗教曲が楽しめる……というのが
この合唱団の魅力なのですが、
今回はメインに持ってきたブラームスの
「ドイツ・レクイエム」に合わせて、
前半にもグッとくる宗教曲が!
第1ステージは、団内指揮者さんの
美しいソロが先唱するグレゴリオ聖歌。
Amicus meus osculi me tradidit signo
(私の友がもたらした接吻は裏切りのしるしであった)
という衝撃的な言葉が静謐のうちに歌われます。
ユダの裏切りのシーンですね。
先唱に続いて男声、さらに女声も重なり、
この悲劇的なシーンを静かに歌い切る。
ほぉ、と息をついた次の瞬間、
すぐさま第2ステージのヴィクトリアが
始まりました。「聖週間の応唱集」から
(1)(5)(8)(12)の4曲なのですが、
この第1曲目が、
先に歌われたAmicus meusだったんです。
つまり、グレゴリオ聖歌のものと
同じ聖句を用いたものなんですね。
こういうプログラムで、続けて聴けるなんて、
なんという嬉しいサプライズ!
グレゴリオに比べると、
ヴィクトリアは何と輝かしいモノであるか、
初めて実感しました。
どちらがより良い、というのではなく、
どちらもそれぞれが、別の輝き方をしてる。
グレゴリオもヴィクトリアも、
ますます好きになりました。
こんなプログラムで歌えるなんて、
何という贅沢な合唱団か!
↑
※もっとも、グレゴリオもヴィクトリアも、
どちらもとっても難しくて、そうおいそれとは
出来ない。長年積み重ねられたものがあるからこそ、
出来るプログラムなのかもね。
印象的だったのは、第8曲目の
Tenebrae factae sunt, (暗闇が覆った)
イエスの臨終のシーンを歌った聖句。
テナーが難しくて、純正律をキープして
いくのが大変な曲なんだけど、それを
ガッチリとベースが豊かに支えていて、
詩の内容とともにズシンと心に響きました。
8曲目は男声オンリーの曲でしたが、
第12曲は、女声も活躍。
最後のcadenzaでのソプラノとバスの
5度ハモリ(ソプラノがC、バスがF)が、
それはそれは美しかった。
●第2ステージは一転してイタリアン!
第2ステージはイタリアのマドリガーレ3曲。
ラテン語の静謐な世界とは対照的に、
イタリア語をいっぱいに鳴らしているのが
ホール全体に響いて気持ちが良い。
この合唱団は、どのパートもバランス良く響くため、
曲の最後に来るcadenzaの和音が聴き応えあり。
ああいう風にきれいに響きが重なるといいよね~(≧▽≦)
第2曲目のDispietata pietate(無慈悲な慰め)は、
技巧的装飾音を入れるところがあって、
これを合唱で合わせるのが難しい。
少し男声で生音っぽいのが聞こえたみたいで、
それが、ちょっと惜しかった。
ラテン語やドイツ語に比べると、
イタリア語っぽい流麗さの点が少し弱いような。
やはり、生真面目な日本人には、
情熱的なイタリアンは馴染みにくいのかもしれない?!
3曲目のCrude Amarilli(つれないアマリッリ)。
これって、声楽の習い始めに誰もがやる、あの
Amarilli mia bella......と同じ内容では?!(≧▽≦)
ムキャー!(と、1人うけ)
プログラム解説によると、16世紀に一世を風靡した
グァリーニの牧歌劇『忠実な羊飼い』第1幕による
ものだそうで、複数の作曲家がこの題材で
曲を書いているんだそうです。
羊飼いのミルティッロは、恋人アマリッリとの仲を
神託によって突然引き裂かれ、不幸を嘆いて歌うんだ
そうです。アマリッリは残酷にも僕を捨てて……云々
みたいに嘆いているんですが、ミルティッロは
知りませんが、実はアマリッリも身の不幸を
嘆いているのだとか。
※すんません、高校時代に「アマリッリ」を
練習した時は、「なんだろう、この歌詞。
アマリッリって、誰?」とか思いながら、
特に調べてみようとも思わず、今に至って
まして。この詳細なプログラム解説で、
初めてそーいう劇形式のものがあったんだ、
と知りました~(^◇^;)もっとちゃんと調べないとね!
プリエールの演奏では、後半が小編成の
重唱になっていて、バスの方がこれぞ
イタリアン、というステキなリズムで
美声を発揮されていたのが印象的でした。
●で、ドイツ・レクイエムに突入っと!
※後半最初のプログラムは、
黒岩先生の息子さんでピアニストの黒岩悠(はるか)さんのピアノ独奏ステージ。
バッハのパルティータ2番(BWV826)と、
同じくバッハのカンタータBWV106「哀悼行事」より
ソナティーナ、というの。BWV106がとても良かった。
実はブラームスはバッハ大好きで、
ドイツ・レクイエムの着想は、このBWV106などから
得たと言われているんだそーです。
↑
再び詳細なプログラム解説より。
そう言われてみれば、左手が奏でる「歩行連打」(と言うそうです。Walking Bassみたい?!)が
ドイツ・レクイエムっぽい!
というわけで、今回の演奏会プログラムは、
ともかくブラームスのドイツ・レクイエムに至る
連綿と続く哀悼のハーモニーの連なりを
実際に耳で楽しむ、という素晴らしい作りに
なっていて、いやぁ、これはお得な演奏会だった、と
今さらながらに思うワケで、今日行けて良かった、良かった。
解説にもありましたが、ドイツ・レクイエムは、
モーツァルトなどの他の有名なレクイエムとは
異なり、死者ミサで使われる事が決まっている典礼文
を使っていません。自身が好きだった聖書の詩句を、
ルター訳からかなり自在に選んでいます。
典礼文の形式よりも、より人間的な悩み苦しみに
ついて語るもの、あるいは典礼文よりもさらに
純粋なイメージの神への賛美を求めて、詩句を
選んでいったのかもしれませんね。
↑
そのため、このレクイエムを歌うのって、
他のレクイエムよりも、より精神的に来るんだよなー。
一番最初にステージにかけた時は、体力もすごく
必要でしたが、それ以上に精神力が要る感じだった。
第1曲目のSelig sind, die da Leid tragen(悲しむ人々は幸いである)の出だし、これが極限までピアニッシモで静かに、静かに入らなければならない。緊張するところです。
つい自分も緊張して聴いてしまいましたが、
見事に静謐に歌い切って下さり、思わずため息。
支えがしっかりしているんでしょうね。
男声のDie mit 、
人間の声って、美しいなぁ、と感じ入りました。
イタリアンより男声が重厚に鳴っていて、
4声のバランスも素晴らしく、
やっぱりドイツ語って、いいよね~(≧▽≦)
第2曲Denn alles Fleisch, (人は皆、草のようで)
大曲で、さまざまな要素が次々と出てくる
難しい曲。アルトが素晴らしい支えと
パートソロを聴かせてくれました。
音量を絞らなければいけない部分で、
特に男声に聞こえましたが、
schやsといった語尾がどうしてもバラけて
しまう部分があり、とっても残念でした。
ビミョーにお1人お1人で、
息の回し方、保ち方が、
長丁場になると合わせにくくなるのかもしれませんね。
難しいなぁ。
で、大曲で難曲の2番が終わると、
また次の大曲で難曲が来る………大変な曲集デス。
第3番は、バリトンソロと合唱の掛け合いになる
Herr, lehre doch mich(教えてください、主よ)。
これ、歌詞が大好きなんですよね。
重いし、歌う度に考え込んでしまうけれど、
繰り返し悩み続けるのが人間なのかな、と思う。
で、バリトンソロは、プリエールのボイストレーナーも
つとめておられるお馴染みの山口統央(おさむ)さん。
若くて優秀で、清心の気に溢れるソロで、
前回も大いに楽しませていただきましたが、
今回のソロはもう、すごい! 山口さん、絶好調!
昨年よりさらに重厚な響きで、
1つ1つの言葉が胸に染み込むようでした。
合唱団も、山口さんのソロに気持ちを合わせ、
素晴らしい出来だったと思います。
燃え上がりましたね。
で、次がラブリーな第4曲Wie lieblich sind deine Wonungen(あなたの住まいはなんと美しいことでしょう)。
これ、大好きで~(≧▽≦)
つい、こっそり口パクで歌っちゃいました❤
神様が住まわれる場所ーー天国の美しさへの
憧憬を込めたこの曲、あくまでも
柔らかく、高く、1音1音最上のシフォンを
重ねて、紡ぎ出していく曲。
はー、考えただけで、幸せな気持ち。
で、これを幸せに歌い終わると、
ソプラノソロが超絶美しい、
Ihr habt nun Traurigkeit(今はあなたがたも悲しんでいる)が来るワケで、これがまた沁みます。
ソプラノソロは、プリエール団員として
合唱も歌われる武田裕子先生。名手です。
美しく紡がれる高音部に聞きほれていくと、
最後にsotto voceで語り掛けられる合唱の
wie einen seine Mutter trostet
(母がその子を慰めるように)
が胸に迫ってきます。
この部分、とってもとっても丁寧に
歌って聴かせて下さいましたね。
ふ、と柔らかな聖母子像の画像を
イメージしました。
静かなうちに第5曲が終わりを迎えると、
ついに最後の山場が始まります。
歌う度に、次の第6曲Denn wir hsben...(わたしたちはこの地上に永続する都を持っておらず)の壮大さ、
難しさに、全精力を搾り取られ、
ここで終われたらどんなにいいか、
と思ったりするんですけど、
(これが終わった辺りで、ソプラノは
体力をごっそり持っていかれるので、
この先高さを保つのに四苦八苦する!)
第6が終わった後には、
さらにもう一山頑張らねば
乗り越えられない第7曲Selig sind die Toten
(主に結ばれて死ぬ人は幸いである)が来ます。
この第6と第7に採られている詩句の大部分は、
ヨハネの黙示録から取られています。
………と聴いただけで、ドラマチックな感じ、
しますよね。
もう、これでもか、これでもか、
という波状攻撃が来るのが
ブラームスっぽいワケで、
疲れもピークですが、もうひとがんばりするしかない。
この第6と第7曲のミソは、
第7曲に出てくる
Selig sind die Toten, die in dem Herrn sterben,
von nun an.
(今から後、主に結ばれて死ぬ人は幸いである)
のvon nun an(今から後)だ、と教わった事があります。
「今から後」というのは、
キリストが全人類の罪を背負って、
その罪を贖(あがな)うために、十字架に
かかり、3日の後に復活を遂げ、
全人類を救った「後」です。
それまでは、罪人である人間の罪を、
神様に許してやって下さい、と頼んでくれる
仲介役がいなかったのだけど、
キリストがその仲介役になってくれたおかげで、
私たち人類は、キリストに従う事によって
神様のもとで憩う事が出来るようになったわけで。
だから、キリストを信じ、その教えに従う者は、
キリストが罪を贖って下さってあるから、
安心して神様のもとへ行けるんだよ、
というわけ。(非常に簡略化して、乱暴な
言い方ですけどね)
von nun anなんて、何でもない
取るに足りない言い回しなんですけど、
意味をよくよく考えてみると、
実はキリスト教の最も大切な信仰の柱を
指し示す言葉です。
というわけで、この第7曲目のvon nun anの
柔らかなメロディーを聴くたびに、
ああ、ブラームスは、
この柔らかい響きの中に
神様への憧れや、
許しや、
苦悩を超えた平らかな心を
いっぱい込めたんじゃないかな、と思ってしまう。
それはWie lieblichを聴く至福の先にある、
心が求めた1つの到達点のように感じられる。
普段は自分が歌う事の方が多く、
この壮大な名曲を客席でしっとりと
味わう機会がないのだけど、
今日は心ゆくまで堪能する事ができた。
良い日だった。
歌ってくれた皆さんに感謝の花束を。
●実は、ヒッジョーに焦っていたりするんだが。
仕事と雑事と遊びでドンブラコッコして
いたので、24日に初練習のある
ソーニョ秋の陣の難曲・キノマキさんの
「水底吹笛」にてんで手が付いてません!
もちろん「方舟」も見てません!
楽譜、真っ白です!!
どーなっちゃうんだ~(ToT)(ToT)(ToT)
しゅ、週明けには何とか
善処したい、と
かように思っている次第であります。
けど、また8月と9月前半分の英語俳句、
たまってるんだよねー。
さらに今日、父のお友達の薬学の先生から、
「原稿、見てちょー」が来たんだよなー。
ううう、間に合わなかったらどうしよう………。
●で、とりあえず宿題は後回しにして、17日(土)はクラフトワーク・デーなのだ!(≧▽≦)!
SBS学苑で、
親友のオタマさんが
クレイシルバーによる木の葉の携帯ストラップ
を作ってみよう~(≧▽≦)
という1日体験講座の講師をやる、
と言うので、
これは楽しい!
と、即座に参加を決め、
当日になるのを楽しみにしていました。
チェーンを用意すれば、
ネックレスも作れるヨ❤
という話だったので、ストラップは
またの機会に譲り、今回はネックレスに挑戦。
●そもそもクレイシルバーとは?
クレイは粘土、シルバーは銀であります。
要するに、焼成すると
銀細工に変身するお手軽粘土細工の材料が
クレイシルバー。
携帯電話などからレアメタルを
リサイクルするというのがありますよね。
このリサイクルで銀も集めるのだそうです。
で、集めた銀の粉を粘土に
練り込んだものがクレイシルバー………らしいデス。
扱いが簡単で、
素人でもそれなりに楽しめるクラフトワーク
として、近年人気が高い素材です。
今回は、ナマの葉っぱを用意して、
葉脈のおもしろさで模様を作るって事に。
で、オタマさんの懇切丁寧な指導で、
挑戦してきました!
粘土を練って、お好みの形にし、
葉っぱを載せ、さらにラインストーンも載せ、
模様を付けたり、文字を書いたり。
長方形にしてもいいなぁ、
と思っていたのだが、
えーと、うまく四角く粘土を
伸ばせなかったので、
ま、いいか~(≧▽≦)と、
いー加減でいびつな楕円形に。
父が残した眼科用の小さなメスで
周囲にちょこっと模様を入れたり、
文字を入れたりしてみましたが、
さすがに文字はもうちょっと粘土の扱いに慣れないと、
ダメみたいだなー。
↑
乾かしているところ。
通常、室温放置で1日で乾燥完成だそう。
講座では、段ボールの中にドライヤーの熱風を
吹き込ませて、急速乾燥させました。
小さなクラフト用オーブンみたいので、
700℃位で10分焼きます。
で、焼き上がったのが、上の写真。
まだ白い粘土状態。
これをスチールのブラシで
せっせと磨く。
磨くったら、磨く。
ゴシゴシゴシ。
だんだん銀の光沢が出てくる。
嬉しくなって、さらに磨く。
ゴシゴシ、ゴシゴシ。
で、出来上がり!
焼く前は、ブルーのストーンがいいかなぁ、
と載せてみたんだけど、いざとなったら、
迷いが出て、結局ホワイトのストーンに
変えました。
で、自分じゃうまく直せないんで、
オタマさんにすがる、と。
↑
学生時代からの姉貴vs甘たれの関係………(*^▽^*)
磨き上げてみたら、
スッゴくいい雰囲気になったので、
大満足! 調子に乗って、
バックの色を変えて撮影、撮影。
本格的に講師としてやるには、
かなりのお道具セットを揃えないと
いけないようで、
オタマさんのデスクには、
お便利なクラフト用グッズがあふれんばかり。
ほとんどメリー・ポピンズ状態である。
私のよーな大ざっぱなヤツの不始末も、
オタマさんが繊細に丁寧に直してくれて、
さまざまな便利グッズも、惜しげもなく
貸し出してくれる。ありがたやー。
ずいぶん前から、このクレイシルバーを
やっているのは知っていたんだが、
ついに講師活動も始めてくれて、
とっても嬉しい。
今回の1日講座が初めての講師活動で、
「慣れてなくてゴメンね~」と言っていたけど、
どうしてどうして、堂に入った先生ぶりで、
説明も手際も抜群。
元々美大出身で基礎はバッチリの上に、
何よりこの人は、本当に明るく優しい
人をそらさないキャラクターで、
さすが、私の相棒~(≧▽≦)
参加者全員が和気あいあいで
楽しいひとときとなりました。
次回は、指輪を作ろうか、
というお話が出てて、
わぁい、わぁいなのでした。
↑
見本にオタマさん本人制作の作品を
山盛りで持ってきてくれた。
(しまった。写真を取り忘れた!)
ネコさんとか、バラの花束とかの
ラブリーでガーリーなものから、
ハチとかトンボとか、クモとか金魚とか、
(ああ、趣味がバレバレ!)
これでもか、といろんなモチーフ、オンパレード。
本人談によると、お気に入りの
「デビルマン」作品があるんだそーだが、
ちょっと趣味に走り過ぎかなぁ、と
持って来なかったんだそうな。
相変わらず不動明クンのファンなのね………(^◇^;)
で、わたくしめはおとなしげ(?)に、
「やっぱりトカゲとかヤモリでしょー」と………。
相変わらずのコンビだったのであった。
次回の指輪講座、まだ日程は
決まっていないのだが、
ふふふ。もちろん参加しますともさ。
上手く出来るようになったら、
こーらちゃんにも1個作ってあげたいな~(≧▽≦)
↑
こやつが意外とアクセサリー好きなのでアル。
時々まるで彼氏のよーに可愛い指輪をくれたり
するので、たまには私も彼女を飾ってやりたいのであった。
どーも妙な関係者………のワタクシたちなのであった。
●オマケ写真
↑
父のご愛用だったメス。やたらに切れ味がいい上に、
小さくて使い勝手が良い! 「フツーのナイフフォーク
より便利なんだよー」と言っていたが、ナルホドな。
メスの下にあるのは、磐田バッハのリミニ遠征旅行中に
ゲットしたラヴェンナ名物モザイクの小物。コレ見ると、
世界遺産の聖堂でちゃっかりAve verum corpusを歌わせて
もらったのを思い出す。
●
↑
オタマさんが参加者全員にお土産にくれた
銀製品お手入れ用クロス。この気配り上手~(≧▽≦)
便利なんだよね、コレ。
仕事と雑事と遊びでドンブラコッコして
いたので、24日に初練習のある
ソーニョ秋の陣の難曲・キノマキさんの
「水底吹笛」にてんで手が付いてません!
もちろん「方舟」も見てません!
楽譜、真っ白です!!
どーなっちゃうんだ~(ToT)(ToT)(ToT)
しゅ、週明けには何とか
善処したい、と
かように思っている次第であります。
けど、また8月と9月前半分の英語俳句、
たまってるんだよねー。
さらに今日、父のお友達の薬学の先生から、
「原稿、見てちょー」が来たんだよなー。
ううう、間に合わなかったらどうしよう………。
●で、とりあえず宿題は後回しにして、17日(土)はクラフトワーク・デーなのだ!(≧▽≦)!
SBS学苑で、
親友のオタマさんが
クレイシルバーによる木の葉の携帯ストラップ
を作ってみよう~(≧▽≦)
という1日体験講座の講師をやる、
と言うので、
これは楽しい!
と、即座に参加を決め、
当日になるのを楽しみにしていました。
チェーンを用意すれば、
ネックレスも作れるヨ❤
という話だったので、ストラップは
またの機会に譲り、今回はネックレスに挑戦。
●そもそもクレイシルバーとは?
クレイは粘土、シルバーは銀であります。
要するに、焼成すると
銀細工に変身するお手軽粘土細工の材料が
クレイシルバー。
携帯電話などからレアメタルを
リサイクルするというのがありますよね。
このリサイクルで銀も集めるのだそうです。
で、集めた銀の粉を粘土に
練り込んだものがクレイシルバー………らしいデス。
扱いが簡単で、
素人でもそれなりに楽しめるクラフトワーク
として、近年人気が高い素材です。
今回は、ナマの葉っぱを用意して、
葉脈のおもしろさで模様を作るって事に。
で、オタマさんの懇切丁寧な指導で、
挑戦してきました!
粘土を練って、お好みの形にし、
葉っぱを載せ、さらにラインストーンも載せ、
模様を付けたり、文字を書いたり。
長方形にしてもいいなぁ、
と思っていたのだが、
えーと、うまく四角く粘土を
伸ばせなかったので、
ま、いいか~(≧▽≦)と、
いー加減でいびつな楕円形に。
父が残した眼科用の小さなメスで
周囲にちょこっと模様を入れたり、
文字を入れたりしてみましたが、
さすがに文字はもうちょっと粘土の扱いに慣れないと、
ダメみたいだなー。
↑
乾かしているところ。
通常、室温放置で1日で乾燥完成だそう。
講座では、段ボールの中にドライヤーの熱風を
吹き込ませて、急速乾燥させました。
小さなクラフト用オーブンみたいので、
700℃位で10分焼きます。
で、焼き上がったのが、上の写真。
まだ白い粘土状態。
これをスチールのブラシで
せっせと磨く。
磨くったら、磨く。
ゴシゴシゴシ。
だんだん銀の光沢が出てくる。
嬉しくなって、さらに磨く。
ゴシゴシ、ゴシゴシ。
で、出来上がり!
焼く前は、ブルーのストーンがいいかなぁ、
と載せてみたんだけど、いざとなったら、
迷いが出て、結局ホワイトのストーンに
変えました。
で、自分じゃうまく直せないんで、
オタマさんにすがる、と。
↑
学生時代からの姉貴vs甘たれの関係………(*^▽^*)
磨き上げてみたら、
スッゴくいい雰囲気になったので、
大満足! 調子に乗って、
バックの色を変えて撮影、撮影。
本格的に講師としてやるには、
かなりのお道具セットを揃えないと
いけないようで、
オタマさんのデスクには、
お便利なクラフト用グッズがあふれんばかり。
ほとんどメリー・ポピンズ状態である。
私のよーな大ざっぱなヤツの不始末も、
オタマさんが繊細に丁寧に直してくれて、
さまざまな便利グッズも、惜しげもなく
貸し出してくれる。ありがたやー。
ずいぶん前から、このクレイシルバーを
やっているのは知っていたんだが、
ついに講師活動も始めてくれて、
とっても嬉しい。
今回の1日講座が初めての講師活動で、
「慣れてなくてゴメンね~」と言っていたけど、
どうしてどうして、堂に入った先生ぶりで、
説明も手際も抜群。
元々美大出身で基礎はバッチリの上に、
何よりこの人は、本当に明るく優しい
人をそらさないキャラクターで、
さすが、私の相棒~(≧▽≦)
参加者全員が和気あいあいで
楽しいひとときとなりました。
次回は、指輪を作ろうか、
というお話が出てて、
わぁい、わぁいなのでした。
↑
見本にオタマさん本人制作の作品を
山盛りで持ってきてくれた。
(しまった。写真を取り忘れた!)
ネコさんとか、バラの花束とかの
ラブリーでガーリーなものから、
ハチとかトンボとか、クモとか金魚とか、
(ああ、趣味がバレバレ!)
これでもか、といろんなモチーフ、オンパレード。
本人談によると、お気に入りの
「デビルマン」作品があるんだそーだが、
ちょっと趣味に走り過ぎかなぁ、と
持って来なかったんだそうな。
相変わらず不動明クンのファンなのね………(^◇^;)
で、わたくしめはおとなしげ(?)に、
「やっぱりトカゲとかヤモリでしょー」と………。
相変わらずのコンビだったのであった。
次回の指輪講座、まだ日程は
決まっていないのだが、
ふふふ。もちろん参加しますともさ。
上手く出来るようになったら、
こーらちゃんにも1個作ってあげたいな~(≧▽≦)
↑
こやつが意外とアクセサリー好きなのでアル。
時々まるで彼氏のよーに可愛い指輪をくれたり
するので、たまには私も彼女を飾ってやりたいのであった。
どーも妙な関係者………のワタクシたちなのであった。
●オマケ写真
↑
父のご愛用だったメス。やたらに切れ味がいい上に、
小さくて使い勝手が良い! 「フツーのナイフフォーク
より便利なんだよー」と言っていたが、ナルホドな。
メスの下にあるのは、磐田バッハのリミニ遠征旅行中に
ゲットしたラヴェンナ名物モザイクの小物。コレ見ると、
世界遺産の聖堂でちゃっかりAve verum corpusを歌わせて
もらったのを思い出す。
●
↑
オタマさんが参加者全員にお土産にくれた
銀製品お手入れ用クロス。この気配り上手~(≧▽≦)
便利なんだよね、コレ。
●8月もいよいよ終わりですねー。
懸案の原稿を仕上げ、直しをしつつ、
貯めに貯めていた英語俳句校正
4・5・6・7月分を、
エイヤッ!
と進め、
8月第3週は無事(?)終了。
いやぁ、英語俳句に立ち向かうたびに、
ものすご勉強になります。
今まで考えもしなかった
前置詞問題に引っかかって
いろいろ調べてみたり、悩んだり。
↑
日本語に訳しちゃうと、ほぼおんなじ
よーなニュアンスになってしまう
「in」と「at」の使い分けでこのところ
悩んでました。英語のてにをは、か?
辞書の解説によると、general ideaは
「at」が「ピンポイントの場所指定」であるのに対して、
「in」は「より広い範囲を漠然と示す」場合が
多いんだそうな。
「東京の●●店」
↓
「at ●●shop in Tokyo」みたいな感じ。
けど、英語にアリガチな例外もケッコーあるので、
一般ルールだけでは対処しきれない。
結局は数多くの用例を知っておくしかない………(-。-;)
ま、これも修業かなー。
●修業と言えば
この英語俳句ワークの中では、
日本独自の習慣や、さまざまな表現形式を、
英語俳句の限られた字数内に収めるのに
毎回苦労するのだが。
※日本の俳句形式に近い、
5 words+7 words+5wordsの3行詩にする関係上、
文法的にはほぼ現在形と過去形ぐらいしか
使えない。が、3人称単数のSは外せないので、
時々ワナにはまる。日本語にはそんな七面倒臭い
モノはないんで、うっかり日本語脳で考えてると、
ツボにドブンである。
とりあえず
ピッタリはまる単語を思い出した時は、
ものすごーく嬉しい。
が、時には、これは説明文を挿入しないと、
海外の人には何の事やらだろう、というものが
どーしてもあり、この説明文をひねり出すのに
頭を使う。
毎日の出来事を1日1句の形で
発句されるシリーズなので、
政治状況やら、その日のお天気やら、
畑の野菜たちの成長やら、
ご家族の様子やら、
それこそ縦横無尽。
さらに軽みの句(要するに、ちょっとニコっとしてしまう
ユーモラスな表現を交えたモノ)の、その
軽みを英語でも表現したくて、
これか、あれか、と悩む。
で、ブルガリアで翻訳家をやっている
ブルガリア友に、これは、これこれの
ニュアンスの句で、こういう表現にして
みたんだけど、どうだろう? みたいな
メールをせっせと英作文して送る、と。
我ながら、毎回ものすごい勉強をしているなぁ、
と感慨深い。
高校時代までは、決して英語が得意だった
わけでもなく、どこをどー間違って
アメリカに行ってしまったのかよく分からないのだが、
バークリーで自分のジャズボーカル能力に
早々に見切りをつけ、それでもまだ、
やっと馴染んできたアメリカにいたくて、
どーせなら、もうちょっとちゃんと英語を
勉強しよう、と思って秘書科の専門学校に
入ったのが、今となっては、随分自分の力に
なってるなぁ、と思う。
秘書科なんで、タイピング必須。
タイプライターに触った事もなかったから、
最初は大変だったけど、
「考える速度で打てなければ仕事にはならない」と
しごかれているうちに、ブラインドタッチを
習得した。
さらに、英文法のおさらい(ネイティブ向けなので、
ネイティブが間違いやすいところを重点に
文法のおさらいが出来た。貴重)が終わると、
今度は毎日ビジネスレターを1通書く、という
課題が半年続いた。
職場のボスがレコーダーに録音した
手紙を、聴いてタイプする、という
トレーニングもあって、これまた大変だったけど、
勉強になった。
↑
※忘れもしない、最初の課題は、
振り子時計の会社の営業レター。
なんでそんな、マニアックな会社?!
当時「振り子」pendulumという単語を
知らなかったんで、何度聴いても
聞き取れず、泣きそうになった。
………てな事を、あれこれ思い出しつつ、
英語俳句に立ち向かうワケ。
なんだかんだ言って、これだけ長年やってると、
やっぱり英語に愛着が増す。
最近は苦手なイギリス英語に慣れるために、
BBC Learning English.comが出してる
6 minutes Englishというアプリを聴いては、
ほうほう、ナルホドしている。
同じ[s]サウンドなのに、表記は[c]になったり、
[s]になったりする。アレ、一応規則があるんだそうな。
これこれになったら、こっちだよ………みたいな
事を教えてくれて、結構メウロコ。
文法系ヒント集や、そんなイディオム聞いた事ないよ、
っていうのも出てくるんで、毎日
へーへーして喜んでいる。
最初は聞き取りにくかったイギリス英語だが、
毎日聞いてるうちに、何とか慣れてくるもので、
かなり聞けるようになってきた。
↑
で、そーすると、逆にアメリカのCNNニュースが
聞き取りづらくなる、と。(ありがちでアル)
ここんとこのお楽しみは、
ドラマ仕立ての「フランケンシュタイン」を
聞く事。ラジオドラマみたいな感じで、
ほぼ、フランケンシュタインを造っちゃった
フランケンシュタイン博士の独白体なんだけど、
かなりの熱演で、ウケている。
今週はついに、フランケンシュタインの怪物も
声の出演があり、超ウケている。
思わず原作を読んでみようか、とか
思ったりしちゃってる。
やっぱりそーいうモノが好きなんだな、うん。
↓
※で、イキオイがついて、『ジキル博士とハイド氏』やら
小泉八雲集(日本語訳版+英語原典入りの便利な
セットで超格安なのをKindleで見つけた)とか
南方熊楠集とかに手を出している。
●で、新しいパソコンを買ってきた。
お盆休み明けの事だが、
いきなり相方のパソコンがぶっ壊れてしまった。
まあ、その前にも、USBデバイスがクラッシュして、
大騒ぎになった。業者に持ち込んでみたが、
回復不可能だった。途中までのデータは別に
保存してあったので、カンペキに原稿真っ白
にはならなかったのが不幸中の幸いだったが。
で。パソコンもおしゃか。
ラップトップのキーボードが壊れていて、
既に外付けキーボードになったりしてたのだが、
何しろOSがVistaである。
10年選手で寿命がきたようである。
で、本人は機械に弱いので、
「ともかく、先を書かないと間に合わない。
とりあえずいいのを
みつくろって、すぐ買って来て」と注文を受け、
娘と2人で物色してWin10機をゲット。
最初っからATOKが入っている上に
タッチパッド対応で使いやすい。
娘をこき使ってセットアップも完了し、
めでたく相方に引き渡した。
自分のパソコンも、ACアダプターが断線
しかかっててアブナいもんだから、
怖々使っているのだが、先日懇意の
パソコンショップで調べてもらい、
メーカー純正品でアダプターをゲット出来る
事が判明。よ、良かったー。
本体は調子いいのに、アダプターが壊れたばっかりに
中のデータを取り出せない、という話を
聞いた事があるので、内心とってもあせっていたのだった。
これだけ便利に使っている電脳なんだから、
一度買ったら永遠に、
少なくとも自分が死ぬ頃までは
保って欲しいんだが、
機械の寿命は、人間より大分短いのが困る。
バックアップも、最近はクラウド主体になったけど、
クラウドを運営している会社そのものが
あやうくなる事もなきにしもあらず、で、
一カ所だけじゃコワい。
こうなると、全部手書きの方が逆に
管理しやすいよーな気もするんだけど、
保管場所だって無限大じゃないしね~。
パソコンもスマホも便利で
好きなんだけどなー。
トラブルあると、ストレスたまりますよね。
昔の真空管テレビなら、叩けば直る、
だっのにねー。
●てな事をやっているうちに8月も終わる
自分の原稿400枚も、とりあえず
えっちらおっちら校正して、
直し入力して、統一表も作ったが、
また読み直すと、直したくなりがちなんで、
当分見ない事にしようっと( ´艸`)
で、そろそろソーニョのキノマキさんの
譜読みを始めなければ。
名曲の誉れ高い『方舟』から「水底吹笛」を
やる機会が巡ってくるとは、ついぞ思っていません
でしたが、やるとなったら、一生懸命アタック
しないとねー。
合唱の世界では、
わあわあ大騒ぎして、ヒイヒイ練習して、
何とか仕上げてステージにかけたお気に入りの曲を、
じゃ、次のステージでもやりましょう、にはならない。
僥倖に恵まれるとか、
プロであちこちで同じ曲を歌う依頼を受けるとか、
そーいうパターンなら、ないでもないが、
たいていは、それこそ一期一会でその曲に
付き合い、その後生涯歌う機会がなかったりする。
もちろん、どの曲でも、基本になるテクニックやらは
共通しているけど、なかなか
同じ曲にまた巡り会える事はない。
同じメンバーで、同じ曲なんて、
そうそうあるもんじゃない。
そう思うと、やっぱり心を込めて
一心にやるしかないな、と思う。
ひと夏が終わり、次の秋を迎え、冬を迎え。
と、それが永遠に続いていくような気がしているけど、
人間には永遠なんて、ハナからない。
生き物だからしょーがない。
というわけで、
一瞬一瞬を思いっ切り楽しむしかないわけで、
一曲一曲に気合い入魂していこうかな、と思う
今日この頃なのであった。
●今日気に入ったお言葉
Keep your face to the sunshine
and you cannot see the shadow.
Helen Keller
懸案の原稿を仕上げ、直しをしつつ、
貯めに貯めていた英語俳句校正
4・5・6・7月分を、
エイヤッ!
と進め、
8月第3週は無事(?)終了。
いやぁ、英語俳句に立ち向かうたびに、
ものすご勉強になります。
今まで考えもしなかった
前置詞問題に引っかかって
いろいろ調べてみたり、悩んだり。
↑
日本語に訳しちゃうと、ほぼおんなじ
よーなニュアンスになってしまう
「in」と「at」の使い分けでこのところ
悩んでました。英語のてにをは、か?
辞書の解説によると、general ideaは
「at」が「ピンポイントの場所指定」であるのに対して、
「in」は「より広い範囲を漠然と示す」場合が
多いんだそうな。
「東京の●●店」
↓
「at ●●shop in Tokyo」みたいな感じ。
けど、英語にアリガチな例外もケッコーあるので、
一般ルールだけでは対処しきれない。
結局は数多くの用例を知っておくしかない………(-。-;)
ま、これも修業かなー。
●修業と言えば
この英語俳句ワークの中では、
日本独自の習慣や、さまざまな表現形式を、
英語俳句の限られた字数内に収めるのに
毎回苦労するのだが。
※日本の俳句形式に近い、
5 words+7 words+5wordsの3行詩にする関係上、
文法的にはほぼ現在形と過去形ぐらいしか
使えない。が、3人称単数のSは外せないので、
時々ワナにはまる。日本語にはそんな七面倒臭い
モノはないんで、うっかり日本語脳で考えてると、
ツボにドブンである。
とりあえず
ピッタリはまる単語を思い出した時は、
ものすごーく嬉しい。
が、時には、これは説明文を挿入しないと、
海外の人には何の事やらだろう、というものが
どーしてもあり、この説明文をひねり出すのに
頭を使う。
毎日の出来事を1日1句の形で
発句されるシリーズなので、
政治状況やら、その日のお天気やら、
畑の野菜たちの成長やら、
ご家族の様子やら、
それこそ縦横無尽。
さらに軽みの句(要するに、ちょっとニコっとしてしまう
ユーモラスな表現を交えたモノ)の、その
軽みを英語でも表現したくて、
これか、あれか、と悩む。
で、ブルガリアで翻訳家をやっている
ブルガリア友に、これは、これこれの
ニュアンスの句で、こういう表現にして
みたんだけど、どうだろう? みたいな
メールをせっせと英作文して送る、と。
我ながら、毎回ものすごい勉強をしているなぁ、
と感慨深い。
高校時代までは、決して英語が得意だった
わけでもなく、どこをどー間違って
アメリカに行ってしまったのかよく分からないのだが、
バークリーで自分のジャズボーカル能力に
早々に見切りをつけ、それでもまだ、
やっと馴染んできたアメリカにいたくて、
どーせなら、もうちょっとちゃんと英語を
勉強しよう、と思って秘書科の専門学校に
入ったのが、今となっては、随分自分の力に
なってるなぁ、と思う。
秘書科なんで、タイピング必須。
タイプライターに触った事もなかったから、
最初は大変だったけど、
「考える速度で打てなければ仕事にはならない」と
しごかれているうちに、ブラインドタッチを
習得した。
さらに、英文法のおさらい(ネイティブ向けなので、
ネイティブが間違いやすいところを重点に
文法のおさらいが出来た。貴重)が終わると、
今度は毎日ビジネスレターを1通書く、という
課題が半年続いた。
職場のボスがレコーダーに録音した
手紙を、聴いてタイプする、という
トレーニングもあって、これまた大変だったけど、
勉強になった。
↑
※忘れもしない、最初の課題は、
振り子時計の会社の営業レター。
なんでそんな、マニアックな会社?!
当時「振り子」pendulumという単語を
知らなかったんで、何度聴いても
聞き取れず、泣きそうになった。
………てな事を、あれこれ思い出しつつ、
英語俳句に立ち向かうワケ。
なんだかんだ言って、これだけ長年やってると、
やっぱり英語に愛着が増す。
最近は苦手なイギリス英語に慣れるために、
BBC Learning English.comが出してる
6 minutes Englishというアプリを聴いては、
ほうほう、ナルホドしている。
同じ[s]サウンドなのに、表記は[c]になったり、
[s]になったりする。アレ、一応規則があるんだそうな。
これこれになったら、こっちだよ………みたいな
事を教えてくれて、結構メウロコ。
文法系ヒント集や、そんなイディオム聞いた事ないよ、
っていうのも出てくるんで、毎日
へーへーして喜んでいる。
最初は聞き取りにくかったイギリス英語だが、
毎日聞いてるうちに、何とか慣れてくるもので、
かなり聞けるようになってきた。
↑
で、そーすると、逆にアメリカのCNNニュースが
聞き取りづらくなる、と。(ありがちでアル)
ここんとこのお楽しみは、
ドラマ仕立ての「フランケンシュタイン」を
聞く事。ラジオドラマみたいな感じで、
ほぼ、フランケンシュタインを造っちゃった
フランケンシュタイン博士の独白体なんだけど、
かなりの熱演で、ウケている。
今週はついに、フランケンシュタインの怪物も
声の出演があり、超ウケている。
思わず原作を読んでみようか、とか
思ったりしちゃってる。
やっぱりそーいうモノが好きなんだな、うん。
↓
※で、イキオイがついて、『ジキル博士とハイド氏』やら
小泉八雲集(日本語訳版+英語原典入りの便利な
セットで超格安なのをKindleで見つけた)とか
南方熊楠集とかに手を出している。
●で、新しいパソコンを買ってきた。
お盆休み明けの事だが、
いきなり相方のパソコンがぶっ壊れてしまった。
まあ、その前にも、USBデバイスがクラッシュして、
大騒ぎになった。業者に持ち込んでみたが、
回復不可能だった。途中までのデータは別に
保存してあったので、カンペキに原稿真っ白
にはならなかったのが不幸中の幸いだったが。
で。パソコンもおしゃか。
ラップトップのキーボードが壊れていて、
既に外付けキーボードになったりしてたのだが、
何しろOSがVistaである。
10年選手で寿命がきたようである。
で、本人は機械に弱いので、
「ともかく、先を書かないと間に合わない。
とりあえずいいのを
みつくろって、すぐ買って来て」と注文を受け、
娘と2人で物色してWin10機をゲット。
最初っからATOKが入っている上に
タッチパッド対応で使いやすい。
娘をこき使ってセットアップも完了し、
めでたく相方に引き渡した。
自分のパソコンも、ACアダプターが断線
しかかっててアブナいもんだから、
怖々使っているのだが、先日懇意の
パソコンショップで調べてもらい、
メーカー純正品でアダプターをゲット出来る
事が判明。よ、良かったー。
本体は調子いいのに、アダプターが壊れたばっかりに
中のデータを取り出せない、という話を
聞いた事があるので、内心とってもあせっていたのだった。
これだけ便利に使っている電脳なんだから、
一度買ったら永遠に、
少なくとも自分が死ぬ頃までは
保って欲しいんだが、
機械の寿命は、人間より大分短いのが困る。
バックアップも、最近はクラウド主体になったけど、
クラウドを運営している会社そのものが
あやうくなる事もなきにしもあらず、で、
一カ所だけじゃコワい。
こうなると、全部手書きの方が逆に
管理しやすいよーな気もするんだけど、
保管場所だって無限大じゃないしね~。
パソコンもスマホも便利で
好きなんだけどなー。
トラブルあると、ストレスたまりますよね。
昔の真空管テレビなら、叩けば直る、
だっのにねー。
●てな事をやっているうちに8月も終わる
自分の原稿400枚も、とりあえず
えっちらおっちら校正して、
直し入力して、統一表も作ったが、
また読み直すと、直したくなりがちなんで、
当分見ない事にしようっと( ´艸`)
で、そろそろソーニョのキノマキさんの
譜読みを始めなければ。
名曲の誉れ高い『方舟』から「水底吹笛」を
やる機会が巡ってくるとは、ついぞ思っていません
でしたが、やるとなったら、一生懸命アタック
しないとねー。
合唱の世界では、
わあわあ大騒ぎして、ヒイヒイ練習して、
何とか仕上げてステージにかけたお気に入りの曲を、
じゃ、次のステージでもやりましょう、にはならない。
僥倖に恵まれるとか、
プロであちこちで同じ曲を歌う依頼を受けるとか、
そーいうパターンなら、ないでもないが、
たいていは、それこそ一期一会でその曲に
付き合い、その後生涯歌う機会がなかったりする。
もちろん、どの曲でも、基本になるテクニックやらは
共通しているけど、なかなか
同じ曲にまた巡り会える事はない。
同じメンバーで、同じ曲なんて、
そうそうあるもんじゃない。
そう思うと、やっぱり心を込めて
一心にやるしかないな、と思う。
ひと夏が終わり、次の秋を迎え、冬を迎え。
と、それが永遠に続いていくような気がしているけど、
人間には永遠なんて、ハナからない。
生き物だからしょーがない。
というわけで、
一瞬一瞬を思いっ切り楽しむしかないわけで、
一曲一曲に気合い入魂していこうかな、と思う
今日この頃なのであった。
●今日気に入ったお言葉
Keep your face to the sunshine
and you cannot see the shadow.
Helen Keller
●1日バッハ漬けの日。
風雲急を告げるよーな
あいにくの雨模様の安倍奥・油山(ゆやま)温泉郷に
鎮座まします静岡バッハハウス。
8月27日(土)は、「静岡バッハ音楽祭」と
銘打った、午後1時からほぼ5時までの
長丁場フェスティバルがありました。
↑安倍川はこんな。豪雨ではないけど、
お山がけむってる。
油山は、まさに山懐に抱かれた地。
一応静岡市葵区………ってことは、市内中心部の
駿府城城址公園と同じ区………なんだけどね。
てんで雰囲気、違います。
ちなみにバスでは
最寄りのバス停まで約1時間、さらに山道を延々と
20分ばかり歩かなければならない。
確か、静岡市って、全国で3番目くらいに
面積広いんだよねー(-。-;)
ちなみに大井川鉄道のSLに乗って
辿り着く静岡市葵区井川は、この油山より
もっともっと奥です………。
どんだけ広いんだ、静岡市!( ̄。 ̄;)
●普段もバッハ漬けのワタクシですが………
今回のフェスティバルは、
合唱は比較的少なめで、
楽器演奏ステージがしこたま。
それもプロ演奏家やセミプロ演奏家の
古楽器アンサンブルがいろいろ目白押し。
会の運営は、静岡市内のプロテスタント教会の
関係者の方々がやっておられるようで、
草深教会の長老をやっておられる
磐田バッハメンバーのIヶ谷さんのお誘いで
参加しました。(なんか、女声が足りてなかった
らしい………)
合唱曲は、
マタイ受難曲のコラール17番と、
ロ短調ミサの終曲"Dona Nobis Pacem"。
どちらの曲も、磐田でやった曲なんで、
比較的お気軽に引き受けたのですが、
いやその、自分が歌うのよりも、
山盛りでバッハの器楽曲を贅沢三昧で
聴けて、もっのすごく楽しい1日でした!
●要するにバッハ好きの演奏者が、好きな曲を思いっきり
やる! という催し
………であったために、
アレもコレも、
わぁ、ソレも聴ける!
ってんで、本番を楽しみにしてまして、
御自身もオルガンを弾かれる
Facebook友達のTさんを
「楽しいですよ~」と、
遠路はるばるお呼び立てしちゃいまして。
↑
お誘いしてから、こんな山の中まで
お呼びしちゃって、かえってご苦労を
おかけしたか? と青くなりましたが、
ご家族でドライブがてらにお訪ね下さり、
楽しく聴いて下さったとの事。よ、よかった~(^。^;)
ご来場、ホントにありがとうございました!
………にしても、長丁場であった。
前半は、古楽器の演奏が主になっており、
伴奏楽器が古楽器なもんだから、
マタイのコラールは415Hzの古楽ピッチ。
で、後半はモダン楽器中心で、
最後のトリになったロ短調ミサ終曲は
モダンピッチの440Hz。
…………になる事を直前に知り、ひょえー。
今はもう慣れちゃったので、
どっちのピッチでも、与えられた音から
歌えるんですが、最初にバロックを習い始めた頃は、
どーしても440Hzの平均律でないと
音が取れなくて、3ヶ月くらい落ち込んだのを
思い出すんだなぁ………。
最近は、逆に415Hzで純正律を狙った方が
ずっとハモりやすくなりましたね。
慣れってスゴいなー。
●初っ端に懐かしい曲を聴いて、ものすごくウキウキ♪
2番目にチェンバロを弾かれた
桐朋の学生さんが、イタリアン・コンチェルトを
やられましてね。
これ聴いて、1人で有頂天。
1楽章だけだったと思いますが、
中1か中2の発表会でやった曲でして、
聴きながら、つい指が動いちゃう~ヽ(^0^)ノ
発表会が終わってから、
うちでこっそり2楽章・3楽章も
練習して悦に入ったのを思い出します。
先生には、続けてフランス組曲もやると
良い、と言われましたが、当時は
バッハ、難しい~、もうカンベン~(ToT)で、
譜面は買ったけど、ろくに練習しなかった。
↑
が、この日、古楽アンサンブルが
フランス組曲もちょっとやられたのをお聴きし、
「うう、やっぱりいいじゃん!」
になってしまった。
練習しようかなぁ………。
教会カンタータも、12番・106番・182番・156番を
連続ワザで聴かせていただき、
どれもこれも、ステキ~しゅてき~(*^▽^*)
で、内心小躍り状態。
あー、これ、混声合唱にアレンジしてもらって
歌いたいよぉ! やりたいよぉ!
と、テノールで参加されていたプンちゃんに
思わず訴えてみる…………と。
誰か、アレンジしてくんないかなー。
で、前半演奏の白眉は、
前半トリをつとめられたトリオの「ばろっこ」さん。
「バロック」のイタリア語読みを
グループ名にされたそうで、普段は個々に
プロ活動をされているお3人。
フラウト・ドルチェと、
フラウト・トラヴェルソと、
チェンバロでトリオソナタ。
息の合った素晴らしい演奏で、
ドルチェとトラヴェルソの掛け合いに、
思わず♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡。
Tさんと、思わず「習ってみたいですよね~(≧▽≦)」と
盛り上がってしまいました。
いやぁ、やっぱり古楽器っていいわぁ。
この柔らかぁい響きが出せたら至福だよなぁ。
●後半も負けじと盛りだくさん!
後半冒頭を飾ったのは、
プロ奏者演奏によるオルガン。
幻想曲ト長調(BWV 572)というもので、
なんか、バッハが20才の時の作品とか。
(えーと、確かそう演奏者の方がおっしゃってた
ような。ひょっとすると、他の曲の解説と
ごっちゃになってるかもしれませんが、ご容赦を)
2階にオルガンがあり、私はちょうど
真下の座席に座っていたんですが、
あまりに近いので、フットペダルを
踏む音が全部聞こえてくる。
最初は「何だろうな? このバタンというのは?」と
首をひねっていたんだけど、途中で、
フットペダルだぁ、と気がついた。
ほぉー。
と妙に感心して、今度はバタンを
一生懸命聴いてみたら、
音が鳴り出すかなり前にバタンが来る。
そ、そうか!
on timeで鳴らすためには、
かなり早いタイミングで
フットペダルを踏まないといけないんだ!
へへぇー。
これは、難しいゾ!
それぞれの楽器の構造によって、
それぞれの演奏者さんには
それぞれのご苦労があるんだろうなぁ。
うーむ。
パイプオルガンも触ってみたいゾ。
オルガン演奏に続いてステージに
立たれたクラシックギターの方も、
もぉのすごく上手くて、感動的。
リュートのための小プレリュード
というのをおやりになりましたが、
プロ奏者というわけではなく、
我流で長年やってきて、去年から
先生につきました………なんて謙遜
されてましたが、とんでもなかったです。
………にしても、静岡はバッハ好きの
演奏家の数がハンパないなー。
最後はおなじみのコレギウム・ムジクム静岡さん。
ブランデンブルク協奏曲5番が
やっぱりいい~(≧▽≦)
ソプラノ独唱で、しっとりとマタイの
39番"Erbarme dich, mein Gott"も良かったぁ。
ソプラノとヴァイオリンの掛け合いが
胸きゅんサウンドで、ああ、やっぱり名曲………♡
と、思いっきり聴く方で楽しんじゃったので、
マタイのソロの後、ノコノコと自分が
オンステするのがどうも、やり残していた
宿題をやらねば夏休みが終わらないよーな
気がちょっとしちゃいましたが、
ソプラノは、ソリストさんも一緒に
歌われるという事なんで、気を楽~にして
楽しみました。
●お花と手作りお菓子のお接待つき
今回の催しは、先にも書きました通り、
教会関係の方々が手弁当でいろいろと
やって下さったもののようで、
いつも静岡教会のお花を担当されてる
Fさんが、それは見事な真紅のバラを
ステージ脇に飾って下さり、
終演後は、演奏者1人1人に
お裾分けを1本ずつ下さいました。
その上、休み時間には、
お手製のクルミ入りコーヒーゼリーの
お振る舞いがあり、演奏者もお客様も、
楽しくおしゃべりしながら、
コーヒーゼリーに舌鼓を打ちました。
当日は1日雨模様で、幸い豪雨には
ならなかったのですが、弦楽器の方々は
調整に苦労されたのかなぁ、と思い、
帰りがけにコレムジのSさんに伺いました。
何でもモダン楽器よりも、
ガットを使う古楽器の方が
より湿気の影響を受けるので、
古楽器の方々の方がよりご苦労が多いんだとか。
チェンバロもすぐに音が狂っちゃうもんねー( ̄。 ̄;)
合奏から合唱に移ってしまって久しいので、
楽器の方々のご苦労、もう1つ分かっていないの
ですが、その日その日で楽器のご機嫌が変わる
のかもしれませんね。
…………ああ、電子チェンバロ、欲しい。
↑
長野の従姉のところで弾きまくって以来、憧れ。
というわけで、ともかく1日楽しいバッハ漬けでした。
なごりのバラは、水揚げがうまくいったみたいで、
今日もとりあえず元気です。
そうそう、
お隣で歌って下さったNさんが、
とても朗らかな、そしていいお声の方で、
楽しくおしゃべりし、Facebook友にも
なっていただきました。
また静岡バッハその他の演奏会にも
お誘いしまぁす! よろしくお願いしまぁす!
風雲急を告げるよーな
あいにくの雨模様の安倍奥・油山(ゆやま)温泉郷に
鎮座まします静岡バッハハウス。
8月27日(土)は、「静岡バッハ音楽祭」と
銘打った、午後1時からほぼ5時までの
長丁場フェスティバルがありました。
↑安倍川はこんな。豪雨ではないけど、
お山がけむってる。
油山は、まさに山懐に抱かれた地。
一応静岡市葵区………ってことは、市内中心部の
駿府城城址公園と同じ区………なんだけどね。
てんで雰囲気、違います。
ちなみにバスでは
最寄りのバス停まで約1時間、さらに山道を延々と
20分ばかり歩かなければならない。
確か、静岡市って、全国で3番目くらいに
面積広いんだよねー(-。-;)
ちなみに大井川鉄道のSLに乗って
辿り着く静岡市葵区井川は、この油山より
もっともっと奥です………。
どんだけ広いんだ、静岡市!( ̄。 ̄;)
●普段もバッハ漬けのワタクシですが………
今回のフェスティバルは、
合唱は比較的少なめで、
楽器演奏ステージがしこたま。
それもプロ演奏家やセミプロ演奏家の
古楽器アンサンブルがいろいろ目白押し。
会の運営は、静岡市内のプロテスタント教会の
関係者の方々がやっておられるようで、
草深教会の長老をやっておられる
磐田バッハメンバーのIヶ谷さんのお誘いで
参加しました。(なんか、女声が足りてなかった
らしい………)
合唱曲は、
マタイ受難曲のコラール17番と、
ロ短調ミサの終曲"Dona Nobis Pacem"。
どちらの曲も、磐田でやった曲なんで、
比較的お気軽に引き受けたのですが、
いやその、自分が歌うのよりも、
山盛りでバッハの器楽曲を贅沢三昧で
聴けて、もっのすごく楽しい1日でした!
●要するにバッハ好きの演奏者が、好きな曲を思いっきり
やる! という催し
………であったために、
アレもコレも、
わぁ、ソレも聴ける!
ってんで、本番を楽しみにしてまして、
御自身もオルガンを弾かれる
Facebook友達のTさんを
「楽しいですよ~」と、
遠路はるばるお呼び立てしちゃいまして。
↑
お誘いしてから、こんな山の中まで
お呼びしちゃって、かえってご苦労を
おかけしたか? と青くなりましたが、
ご家族でドライブがてらにお訪ね下さり、
楽しく聴いて下さったとの事。よ、よかった~(^。^;)
ご来場、ホントにありがとうございました!
………にしても、長丁場であった。
前半は、古楽器の演奏が主になっており、
伴奏楽器が古楽器なもんだから、
マタイのコラールは415Hzの古楽ピッチ。
で、後半はモダン楽器中心で、
最後のトリになったロ短調ミサ終曲は
モダンピッチの440Hz。
…………になる事を直前に知り、ひょえー。
今はもう慣れちゃったので、
どっちのピッチでも、与えられた音から
歌えるんですが、最初にバロックを習い始めた頃は、
どーしても440Hzの平均律でないと
音が取れなくて、3ヶ月くらい落ち込んだのを
思い出すんだなぁ………。
最近は、逆に415Hzで純正律を狙った方が
ずっとハモりやすくなりましたね。
慣れってスゴいなー。
●初っ端に懐かしい曲を聴いて、ものすごくウキウキ♪
2番目にチェンバロを弾かれた
桐朋の学生さんが、イタリアン・コンチェルトを
やられましてね。
これ聴いて、1人で有頂天。
1楽章だけだったと思いますが、
中1か中2の発表会でやった曲でして、
聴きながら、つい指が動いちゃう~ヽ(^0^)ノ
発表会が終わってから、
うちでこっそり2楽章・3楽章も
練習して悦に入ったのを思い出します。
先生には、続けてフランス組曲もやると
良い、と言われましたが、当時は
バッハ、難しい~、もうカンベン~(ToT)で、
譜面は買ったけど、ろくに練習しなかった。
↑
が、この日、古楽アンサンブルが
フランス組曲もちょっとやられたのをお聴きし、
「うう、やっぱりいいじゃん!」
になってしまった。
練習しようかなぁ………。
教会カンタータも、12番・106番・182番・156番を
連続ワザで聴かせていただき、
どれもこれも、ステキ~しゅてき~(*^▽^*)
で、内心小躍り状態。
あー、これ、混声合唱にアレンジしてもらって
歌いたいよぉ! やりたいよぉ!
と、テノールで参加されていたプンちゃんに
思わず訴えてみる…………と。
誰か、アレンジしてくんないかなー。
で、前半演奏の白眉は、
前半トリをつとめられたトリオの「ばろっこ」さん。
「バロック」のイタリア語読みを
グループ名にされたそうで、普段は個々に
プロ活動をされているお3人。
フラウト・ドルチェと、
フラウト・トラヴェルソと、
チェンバロでトリオソナタ。
息の合った素晴らしい演奏で、
ドルチェとトラヴェルソの掛け合いに、
思わず♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡。
Tさんと、思わず「習ってみたいですよね~(≧▽≦)」と
盛り上がってしまいました。
いやぁ、やっぱり古楽器っていいわぁ。
この柔らかぁい響きが出せたら至福だよなぁ。
●後半も負けじと盛りだくさん!
後半冒頭を飾ったのは、
プロ奏者演奏によるオルガン。
幻想曲ト長調(BWV 572)というもので、
なんか、バッハが20才の時の作品とか。
(えーと、確かそう演奏者の方がおっしゃってた
ような。ひょっとすると、他の曲の解説と
ごっちゃになってるかもしれませんが、ご容赦を)
2階にオルガンがあり、私はちょうど
真下の座席に座っていたんですが、
あまりに近いので、フットペダルを
踏む音が全部聞こえてくる。
最初は「何だろうな? このバタンというのは?」と
首をひねっていたんだけど、途中で、
フットペダルだぁ、と気がついた。
ほぉー。
と妙に感心して、今度はバタンを
一生懸命聴いてみたら、
音が鳴り出すかなり前にバタンが来る。
そ、そうか!
on timeで鳴らすためには、
かなり早いタイミングで
フットペダルを踏まないといけないんだ!
へへぇー。
これは、難しいゾ!
それぞれの楽器の構造によって、
それぞれの演奏者さんには
それぞれのご苦労があるんだろうなぁ。
うーむ。
パイプオルガンも触ってみたいゾ。
オルガン演奏に続いてステージに
立たれたクラシックギターの方も、
もぉのすごく上手くて、感動的。
リュートのための小プレリュード
というのをおやりになりましたが、
プロ奏者というわけではなく、
我流で長年やってきて、去年から
先生につきました………なんて謙遜
されてましたが、とんでもなかったです。
………にしても、静岡はバッハ好きの
演奏家の数がハンパないなー。
最後はおなじみのコレギウム・ムジクム静岡さん。
ブランデンブルク協奏曲5番が
やっぱりいい~(≧▽≦)
ソプラノ独唱で、しっとりとマタイの
39番"Erbarme dich, mein Gott"も良かったぁ。
ソプラノとヴァイオリンの掛け合いが
胸きゅんサウンドで、ああ、やっぱり名曲………♡
と、思いっきり聴く方で楽しんじゃったので、
マタイのソロの後、ノコノコと自分が
オンステするのがどうも、やり残していた
宿題をやらねば夏休みが終わらないよーな
気がちょっとしちゃいましたが、
ソプラノは、ソリストさんも一緒に
歌われるという事なんで、気を楽~にして
楽しみました。
●お花と手作りお菓子のお接待つき
今回の催しは、先にも書きました通り、
教会関係の方々が手弁当でいろいろと
やって下さったもののようで、
いつも静岡教会のお花を担当されてる
Fさんが、それは見事な真紅のバラを
ステージ脇に飾って下さり、
終演後は、演奏者1人1人に
お裾分けを1本ずつ下さいました。
その上、休み時間には、
お手製のクルミ入りコーヒーゼリーの
お振る舞いがあり、演奏者もお客様も、
楽しくおしゃべりしながら、
コーヒーゼリーに舌鼓を打ちました。
当日は1日雨模様で、幸い豪雨には
ならなかったのですが、弦楽器の方々は
調整に苦労されたのかなぁ、と思い、
帰りがけにコレムジのSさんに伺いました。
何でもモダン楽器よりも、
ガットを使う古楽器の方が
より湿気の影響を受けるので、
古楽器の方々の方がよりご苦労が多いんだとか。
チェンバロもすぐに音が狂っちゃうもんねー( ̄。 ̄;)
合奏から合唱に移ってしまって久しいので、
楽器の方々のご苦労、もう1つ分かっていないの
ですが、その日その日で楽器のご機嫌が変わる
のかもしれませんね。
…………ああ、電子チェンバロ、欲しい。
↑
長野の従姉のところで弾きまくって以来、憧れ。
というわけで、ともかく1日楽しいバッハ漬けでした。
なごりのバラは、水揚げがうまくいったみたいで、
今日もとりあえず元気です。
そうそう、
お隣で歌って下さったNさんが、
とても朗らかな、そしていいお声の方で、
楽しくおしゃべりし、Facebook友にも
なっていただきました。
また静岡バッハその他の演奏会にも
お誘いしまぁす! よろしくお願いしまぁす!
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