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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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●振り返ってみたら、

病気関係に関して、
2017/11/05以来書いていませんでした。

うちの相方は、
抗がん剤治療コース全6回の
最後の治療を終え、
確認のための全身MRIを撮り、
画像評価を昨日2018/02/7に終えました。

MRI画像、
ビックリするくらい
きれいなものでした。
抗がん剤って、スゴいもの
なんだ……と、改めて認識しました。

悪性リンパ腫なので、
最初の頃の画像では、
全身に張り巡らされている
リンパのあちこちに、
不穏な影があったのですが、
見事に影が消失しています。

画像を見た瞬間、
ほ~~~っと
身体中の力が抜けました。

それほど緊張してない
つもりだったんですが、
大分肩に力が入って
いたんでしょうね。

お見舞い下さった方々、
励まして下さった方々、

おかげさまで
何とか乗り切れました。

5年生存率は50-50の確率と
言われているので、
今後も油断は出来ませんが、
まだまだ書きたいものを
たくさん抱えているので、
しばらくの猶予が与えられた
ことに感謝しつつ、
頑張っていきたい、とのことです。

●5年生存率フィフティ・フィフティの話

50%の人は、何てことなく
治ってしまうけれど、
残りの50%の人は、再発する
というお話です。治療開始前
にもそういうお話がありましたが、
うまくこの病気から逃げ果せる
確率は全体の1/2ということ。

生活習慣などを見直して、
しっかり逃げ果せるように
したいものです。

2人のうち1人はガンになる、
と言われている時代です。

これ、降水確率なら50%の
イメージですよね。

降水確率50%で傘を
持たずに出掛ける人は
少ないでしょう?
 ↑
と、先日ゆうちょの人から
聞きました。ガン保険の説明会
で、そういうお話を聞いたとか。
ナルホド、確かに降水確率で
言われると、ナットクする。

最初から50%のリスクがある
ことが分かっているのだから、
ちゃんとこれからは「傘」と
いうべきもの---万一のための
備えとして、日々の生活を見直して、リスクマネジメントを
怠りなくする---を
用意していかないとネ。

●治療中、驚いたこと

ガンに限らないかもしれませんが、近年爆発的な勢いで進化している先進医療は、ホント、有り難いもので、おかげさまで相方も
命を拾ったのだと思いますが。

ともかく、いろいろ
お金が飛んでいきます。

うちの場合は、65歳以上は
放射線治療を受けちゃダメ、
という年代のため、
放射線なし。
リンパ腫なので、ターゲットは
全身に広がっており、
最近話題の陽子線治療の
ようなピンポイント攻撃も不可。

で、化学療法のみで、全部で
6回の点滴治療でした。

抗がん剤と言えば副作用、
副作用と言えば抗がん剤、

というイメージ通りに、
さまざまな副作用が
襲いかかり、まあ、いろいろ
大変だったのですが、

薬剤によって、
白血球が激減したり、
血糖値が上がったり、
というのもあり、
これらを調整するために、
また別の薬を使うわけで。

ビックリしたのは、
これらの薬が、みな、とんでもなくお高いこと。

点滴治療の数日後、
白血球を増やす注射を
打たれるのが通例だったのですが、

ちょいとチクっとするだけの、
何てことない注射1本が、
十割負担だと、
¥100,000を超えるのです!

3割負担で、¥32,000くらい!

請求書見て、ガクゼン
としちゃいました。

1打ち、¥100,000×6回で、
それだけで¥600,000!!
(゚o゚;
家族で大騒ぎ。

ナルホド、ガン治療は
お金がかかる!

うちの場合は、父も
前立腺ガンだったので、
家族には以前から厚く
ガン保険をかけており、

それに加えて国民健康保険から
「限度額適用認定証」*という
のを出してもらったので、
何とかセーフでした!!

※限度額適用認定証は、
どなたでも申請可能です。
所得に応じて、1ヶ月にかかる
医療費の上限が決められており、
それを超える分は、国が払って
くれる、というありがたい代物。
ただし、高額所得者になれば
なるほど、上限が上がって
しまうのが難かな。

●治療中、嬉しかったこと

お見舞いいただいたり、
これなら食べられるのでは?
と差し入れをしていただいたのが、

励みにもなり、喜びとも
なったのですが、

同じ病気で、
隣同士のお部屋で
闘病していた同世代の方と
仲良くなったこと、は
特記しておきたいですね。

今回の治療は、前半3回は
入院中、後半3回は通院で、
という体制でしたが、
このお隣の方も同じスケジュールをこなしておられたので、
通院時も、待合室で
ああだこうだ、といろいろ
おしゃべり。

共に闘っている人がいる、
というのが心強く思えました。

あちらもご主人が患者さん、
奥様が介護という体制でしたので、4人でいつもおしゃべり
でした。他愛ないものかも
しれませんが、その他愛ない
日常性が嬉しかったですね。

また、主治医の先生と
すごくお話が合い、毎回の
診察で、「今日はこの話を
しよう」と、先生の顔を
見るのを楽しみにしていたようです。

薬草に興味がおありという
ことで、「家康が印籠に
入れていたという秘伝の
薬は何だったのか?」なんて
話で盛り上がっていました。

話したい人、その人の顔を
見たいと思う人が主治医に
なってくれたというのも、
実は得難い僥倖だったのでは
ないか、と思います。

何だかんだ言って、
そういうちょっとした
会話や、笑顔や、
小さな心遣いが、
病に打ち勝とうとする人間に、
毎日少しずつ笑顔の贈り物を
してくれるのでしょう。

降水確率50%とおんなじようなもので、ガンになったからって、
隠す必要はないですよね。

そもそも、ガン細胞というのは、
毎日出来ているんだそうです。

要は細胞のエラーです。
これだけ膨大な量の細胞で
出来ている身体なので、
エラーは起こって当たり前かも。

起こったエラーを修復したり、
エラー細胞を撃退しきれなく
なると、病気に進展しちゃう
わけで、誰でもなって
実は当たり前らしいです。

当たり前に笑って、
当たり前におしゃべりして、
そんな中でこれからも
自分たちに出来ることを
探していきたいと思います。



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またしばらくご無沙汰しました。大晦日です。波乱の1年でしたが、無事に新年を迎えられることに感謝しつつ、小さなエッセイを書きました。2017年度の「1日1句」日英俳句の本に監修者の1人として載せていただく予定です。

●書き続けること

 今年も一年、英語俳句とともに駆け抜けることができ、嬉しい達成感とともに年末を迎えました。

  ONE DAY ONE HAIKUの英訳アシスタントも、気がつけば、もう三年です。その間、日本語の俳句の持つ豊かな行間を、いかにして英語の中で表現することができるか、全ての句がチャレンジだったように思います。

 無論、ネイティブスピーカーではないので、どうしても的確な語にたどり着けないもどかしさを感じることもままあり、Sさんという強力なバックアップがあることを心頼みに、何とか毎月続けてまいりました。

 知の冒険、というと、大げさかもしれませんが、私にとっての英語俳句は、まさにそれであり、自分の限られた能力で何ができるのか、限界を超えていくことができるのか、苦しくもあり、また極上の楽しみでもあります。来る年もまた、楽しい冒険にお招きしていただくのをわくわくしながら待っています。

 それにつけても、毎日毎日、珠玉の芸術作品を作り続け、かつ日々を心ゆくまで楽しんでおられるYさんには、脱帽するばかりです。

 実はこっそり、毎日俳句に挑戦してみたことがあります。呻吟し、時にはうっかり忘れそうになり、それでも一月ほどは続けてみたのですが、これは我が任にあらず、とついに投げ出してしまいました。やはり、人はそれぞれその才で生きるのではないか、とYさんの春秋に触れるにつけ、思われます。継続こそ力なり、とよく言われますが、まさにその通りです。これがなかなか難しい。

 私が続けていることと言えば、日記ぐらいです。結婚した当初から続けているもので、かれこれ二十七年くらいになります。当初は、お食事日記で、毎日食べたものをメモする程度でした。娘が生まれてからは育児日記、離乳食日記になり、次第にメモだけでは飽き足らなくなり、昨今流行りのエッセイ漫画ではないですが、漫画を添えたおもしろ日記に発展しました。(*エッセイ漫画は、昨今大変な流行を見せている漫画の一ジャンルで、テーマはガン闘病、妊娠、自閉症など、さまざまです。)

 今では、家族が病気になれば、毎日の体調や食事の様子を書き、おもしろいエピソードがあれば、それを漫画にし、仕事の進み具合を書いたり、もらいものがあれば、それも欄外にメモしたり、と、ともかく何でもアリの日記帳になりました。

  最初のうちは、結婚前からお食事メモを付けていた主人が主に書いていたのですが、そのうち面倒になってきたらしく、私にお任せ状態になり、今では、「あの仕事のゲラはいつ頃来たんだっけ?」とか、「去年歯が痛くなったのは、いつだったっけ?」とか、何でも日記をチェックして、いつ頃の出来事なのか確認するようになりました。家族の情報源として頼りにされるようになると、どんな細かいことでも書いておかないと、急場に間に合いません。
 
 本来日記というものは、個人的なもので、家族で共有するようなものではないのですが、我が家の場合は、これが「掲示板」になっているようですね。日記の内容は、ごくごくありふれたもので、日記を日常的に書かれる方でも、あまりにささいな事であえて書かない程度のものかもしれません。書かなければ、多分、おぼろげな記憶の中で、「ああ、そう言えば、前にそんなことがあったなぁ。いつの話だったっけ?」とうやむやのうちに忘れてしまうようなことばかりですが、漫画ではその人の表情や、台詞がありますから、目にすればおもしろいもので、その当時に交わした会話の端々まで、鮮明によみがえってきます。今では我が家の日記帳シリーズは、すっかり家族の「愛読書」のような存在になり、時折古いノートを引っ張り出しては、家族で楽しんでいます。

 Yさんの素晴らしい作品群に比べれば、何ともお恥ずかしいような日記帳ですが、多分、継続しているだけで、家族にとっては大切な記憶の積み重ねになっていくのではないか、と思います。

 どんな小さなものでも、書くこと、書き続けることができるのは、人間に許された大きな特権です。日記をめくるたびに、ほんのささいな事柄を積み重ね続けて、家族というものが次第に形になっていくような気がします。新しい年を綴る日記は、果たしてどのようなものになっていくのでしょうか。これもまた、私のチャレンジの一つなのかもしれません。

·Writing May Empowered by the Spirits of Continuation
                                      
I am glad to welcome the year-end with happy sense of achievement with English haiku associated. 

Already three years has passed with the job of assisting the edition.  Through these years, every haiku I encountered was the challenge for me to brush up my English skills, reading between the lines of the original Japanese haiku, making it happen to create the suitable expressions with English.

Unfortunately, I am not a native speaker of English, those efforts are sometimes made me feel tormented and felt small while I was editing.  With great support of Ms. S, I could convince me that I can proceed every month.

Editing English haiku is, not exaggerated I hope, undaunted challenge of wisdom for me indeed.  Wondering whether I could complete this task with my limited abilities, or how I could overcome that limitation through my effort.  English haiku is, let''''s say, a burden for my ability, though a burden with such bliss I cannot experience from any other things.  I hope I will be invited to join this adventure of knowledge next year too.

That reminds me of the great effort of Mr. Y''''s life with creative minds.  I admire his lively everyday life, I admire his tireless effort of creating artistic haikus every day. 
Actually, I once challenged to write haiku every day.  Moaning with labor, sometimes forgot to think about making, I could continue this effort without knowing anybody and I totally gave up in the end.  Men will live with their own special talent. Mr. Y with haiku spirit, I, with probably another spirit.  There is an old saying "Continuation is the might".  I believe in this.  Though it is really difficult to continue something, even though the subject of continuation was the best thing you want to continue.

The only thing I am making effort to continue is keeping a diary.  This custom has been kept from the beginning of my married life until now, for about 27 years.  First it started as a memo for every day''''s meal, after my daughter was born, the subject changed to her growth including baby food memos.  While raising the child, the mere memos turned into a diary with one-framed “manga” expressing the daily events, the "manga essay" for my family.  (*In Japan, one of the popular trends of manga is the type expressing the daily life with a touch of essay these days, and call them "essay manga".  Subjects are varied from cancer survival, pregnancy, autism, and much more.)

When a family member is poor in health, the diary turned into caring memos including every meal how much he/she could eat with their medical conditions.  When something funny or happy events occurred, the manga will show its worth with drawing a funny scene.  Or I could memo the progress of our writing works, keep the memo of the gifts which someone gave us.  Well, my diary includes everything.

For the first few years, the diary kept mainly by my husband since he kept his meal memos before our marriage.
However,  he was tired of writing diaries, and when I started the manga diary, he was happy to read them and check what it said such as "When the last galley proof came?" or "When was the last dentist check with tooth pain last year?" and so on.  For his information also, I have to keep my manga diary and make sure all the family member can check and learn what they need.

A diary may very private by nature in the common sense, and usually not shared by family members.  So our diary is totally peculiar but special for us like a family bulletin board. The contents are really nothing but daily life.  Probably most of the diary keepers do not dare write those simple things.  Those things are easily forgotten if you don''''t write and sometimes you will recall the event vaguely and wonder what and when that was.  But with manga expressing the person''''s look with the actual speech of that moment, you can remember the scene pretty clearly.  Our diary series are now our family''''s best-read book in the shelf and we sometimes read old diaries in turn and smile together.
It''''s really a small and not artistic writings compared to the brilliant arts of Mr. Y, though, I believe it will be the most precious memorial accumulation of our history.

Actually, It''''s our great privileges to write, continue to write something.  While I''''m reading the diary, I recognize, through those records of trivial piles of every day’s event the family itself has been created year after year and I wonder how the next year''''s diary will be.  The diary is also a great challenge of my life.
●今年も嬉しいご依頼をいただきました。

2017年11月11日(土)午後。

アンサンブル・プティポ静岡組
メンバー有志による、

アリス草薙
慰問コンサートを
行いました♪

昨年はちょっと都合により
開催出来なかったのですが、

ほとんどのメンバーが
複数回参加している
恒例のイベントです。

これまでは
通所者の方々(デイケアを
受けておられる方たち)に
聴いていただくコンサート
でしたが、

今回は初めて入所者の
方々に聴いていただく
催しでして、

あまり長すぎても疲れて
しまわれるでしょうし、
耳に馴染みのある曲は
どの年代向けを多めにしたら
いいか、とか、
ああか、こうか、と悩んで
選曲しまして、

えーと、

やってみたら、

しまった!
もう2、3曲は
用意した方が良かった!

という結論に!

少し食い足りない感じ
だったかも。
すみません、次回は
もうちよっと工夫してみます!

普段音楽療法士の方が
いろいろおやりになって
いるので、音楽を聴く
確かな「耳」を持って
いらっしゃる方がたくさん
おられる、とはコンサート後に
おたまさんから聴いたところ
なんですが、

確かに、楽しんで
よく聴いて下さいました。

特に「これは好き!」という
曲があると、瞳をキラキラ
させてリズムにのられたり、
手拍子をなさったり。

アリスでやる時は、

お客様1人1人に
順に目を向けて
楽しんで下さっているかを
確かめるよう心掛けていますが、

楽しい、嬉しい、の
お気持ちがダイレクトに
伝わってくるので、

こちらもホントに楽しく、
ついニコニコで手拍子したり、
軽く踊ってみたりします。

で、うっかり合唱団の方に
キューを出すのを
忘れそうになったりする、と。
(^。^;)

後でみんなに、
「今回は背中で指揮していた」と
言われ、そ、そうかぁ、と。

ほとんどお客様の方を向いて
ばかりで、合唱団を見る余裕が
なかったなぁ。

阿修羅像みたいに同時に
あっちもこっちも見られれば
いいのにぃ!

次回はまた、立ち位置含めて、
いろいろ研究してみようと
思います。

演奏終了後は、
これまた恒例の
菩提樹のハーブティーに、

しっとりした風味の
マクロバイオティックな
美味しいドーナッツを
いただき、

皆で次回はこうしたら、
ああしたら、と
小一時間ほどおしゃべりして、
ちゃっかり打ち上げの
アフタヌーンティーを
楽しんでしまいました。

小春日和の穏やかな1日。
笑顔と歌声に満ちていました。

●今回の曲目一覧

高原列車は行く
夕焼け小焼け
紅葉
遠くへ行きたい
蘇州夜曲
ペチカ
冬の星座
「メリー・ウィドウ・ワルツ」
諸人こぞりて
あらのの果てに
東京ブギウギ
【アンコール用】
上を向いて歩こう

フルコーラスではお聴きに
なる方が疲れるかな? と
思い、ほとんど二番まで。
で、正味30分位で収まって
しまいました。歌う方も、
聴く方も、ちょっと物足りなかったような。45分位のプログラムにすると
良いかもね。
また、選曲も少し古め
だったかもしれません。
ペギー葉山とか、美空ひばりとか、
その辺の世代も入れれば良かった~。

次回はそのへんをみんなで
検討して、また盛り上がる
プログラムを作りたいですね。

ということで、
メンバーの皆さん、
次回もよろしくぅっ!
●1回目に続き2回目クリアー。

お騒がせしております
相方の治療ですが、

つい先日2コース目を
終了し、まあまあ血液検査の
結果も良くなってきたので、

台風明けの10月30日(月)、
一旦退院し、
ただ今自宅生活を満喫して
いるところでございます。

次回入院は、11月7日(火)で、
入院すると、3コース目の
治療開始、と相成ります。

※全部で6コースをクリアー
しないといけないので、
まだまだある……んですが、
見方を変えれば、もう1/3
終わってるワケですから、
よし、もう一頑張り、と
ガッツポーズして頑張って
もらおう、と思うワケで
あります。

●①と②でビミョーに副作用が違う。

相方に聞いてみたところ、

1回目治療の際の副作用は、
まず胃痛と吐き気の波状攻撃。

臭覚過敏のため、
普段気にならない
病院パジャマの消毒薬のニオイとかで、すぐに吐き気を催して
いたそうなので、ましてや
食べ物をや。
 ↑
 かなりつわりに似ているなー。

白血球とか激減する時期が
あるために、大事をとって
ともかく何でも
殺菌、殺菌!
なもので、そこら中消毒薬の
ニオイが充満している
特別室にいた、というのも
臭覚過敏にはツラい!

まず、ナマモノは禁止デス。
家でも、この規定に
則ってやっていますが、

●刺身とか、まずダメ。
●どころか、生野菜もダメ。
 当然サラダ系のメニューは
 加熱調理出来る野菜に
 限られる。
●どころか、大根おろしでも
 加熱処理が必要!

病院食では、どうも
すりおろしたモノを
一度蒸したりする………みたいな
調理になってるようで、
なんか、蒸されたりチンされたりしている大根おろしをイメージ
するだけで、萎えそう………。

●可哀想だったのは、
食欲が出てきて、
「新米に生卵かけて、
ガツガツ食いたいっ!」と
野望を抱いたというのに、

「あ、それ、卵がナマモノ
だから、駄目だぁ。却下ですー」

と言わざるを得なかった時。

気の毒。

卵かけご飯、美味しいもんねぇ。

仕方がないので、治療コンプリート後に再挑戦してもらうしかない。

さらに、果物もほぼダメ。
病院食では、缶詰の
モノが毎食ついている感じ。

ナマモノの果物で
食べてよし!

とされるのは、
ミカンとバナナのみ。
剥いてすぐ食べる、
という食べ方が出来る
からだそーです。

気持ち悪くて食べられない上に、
美味しそうで、「食べたい!」
と思えるよーなブツに
なかなか出会えない。

「あれが食べたい!」に
なっても、ナマモノルールに
引っかかって食べられない。

家族と一緒に、好きなモノを
ワイワイ言いながら食べてる
家庭の食事とは大分違う。

臭覚過敏で味覚ボロボロで、
何を食べたら美味しく
食べられるのか分からない。
少し刺激が強いと、
すぐ胃が差し込んでしまう
時もあり、家でも、おっかない
ので、炒め物とか、今回は
ほとんどしていません。

治療のため、とは
分かっていても、
だんだんイライラがつのって
しまったようでした。

さらに微熱、便秘、手足の
しびれ等、細々といろいろ
出ましたね。

退院で自宅に戻った
日に観察したところでは、

臭覚過敏と味覚ボロボロは、
1日毎に収まってきている
感もありましたが、

1回目コースではそれほど
出なかった口内炎が
口の中のアチコチに出来ている。
真っ赤に腫れ上がって、
そりゃあもう、痛々しい。

固形物を食べる
のがつらかったみたいデス。

●とは言え、何やら1日毎に
症状は変わっていくよーです。

帰宅した初日は、
舌の脇に腫れ上がった
口内炎があり、
食べたり、話したり
するのが大分大変そうでした。

固形物を飲み込む
のが大変だ、と言うので、
好物の大根やかぶを
よく煮込んで、トロトロの
ところを食べさせたり。

味付けは、ともかく鰹だしと
醤油ベースの、いわゆる
お袋の味っぽい味付け。

そーいう味が
大好きな人なんで、
今回、それ一本やり。

新規な味付けは、今の
時点では受け付けられない
だろう、という予想の下、

今日はこの程度は食べられるかな?

明日は少し濃いめのモノも
一品足してみるかな?

とか、スーパーで頭を
ひねりながら、推理したり
分析したり。

けどまあ、ありきたりな
メニューに落ち着いたり
してますがねσ(^_^;
 ↑
 ヒジョーにありがち。

で。

帰宅後4日目くらいから、
口内炎の症状が次第に
収まってきたもんだから、

今まで食べられなかった分を
取り返すべく(?)、
冷蔵庫やお菓子入れを
コソコソ物色しているらしいデス。
 ↑
 密告者(娘)によると、
 私が久しぶりの磐田練習で
 出掛けている間に(まさに
 鬼の居ぬ間!)、あれも
 コレも、と手を出していた
 そうな。おなか痛くなるぞぉ!

本人談によると、
まだ味覚がカンペキに
戻ったわけではない……らしい
んですが、

食欲の方は、
かなりの上りっ調子!
減った体重も、
すぐにリバウンドするのか!?
 ↑
血糖値、ヤバいんじゃないのか?!
(゚o゚;(゚o゚;(゚o゚;
と、こちらはビクビクして
るんですがぁ、やっぱり
美味しい顔をしてると、
なごむんだよなぁ。

なんか、自宅暮らしで
食欲も復活し、
精神的にもいい感じ~♪
………なんですが、

再入院した瞬間に、
血糖値が上がっていて
先生に怒られそうな
気が、ヒシヒシと、する………。

先生、すみません(-_-;)

とりあえず今は、旺盛な食欲が、精神的充足感を
かなり支えているらしい。
で、美味しく食べられると、
夜も気持ち良く寝られるらしい。
で、そうなると、何やら
楽しげに資料を読んだり
し始めるワケで。

やはり人間は、
糸井重里さんのコピーじゃないが、
「食う寝る遊ぶ」………で充足感を
得るものなのかも
しれないなー。

とりあえず、今週の
QOLはよろしいんじゃ
ないでしょうか。




●先日はたくさんのお見舞いを
ありがとうございました。

FB上、あるいは個々に
メッセージその他でお言葉をいただき、

うんとこせ、励まされました!

本当にありがとうございます。

特に驚いたのは、 
実は励ましてくださった
ご当人の方が、ずっとずっと
大変な状況なのでは?! 
という場合が多かった事。
それでもなおかつ、激励して
くださっていること。

こりゃあ、泣き言なんか、
言ってる場合じゃないよなー……と、家族一堂感じ入っている
次第であります。

ご自身が苦しみを経験された
からこそ、あるいは今、この
瞬間に苦しみを体験されつつ
あるからこそ、他の者へ
より深い、より強いエールを
送ってくださっているんじゃ
ないかなぁ………と、思います。

1人孤独に耐え、歯を
食いしばって何事もこらえて
生きていこう、と雄々しく
立ち向かっていらっしゃる方も
たくさんおられるか、と思います。

けれど、疲れた時や、
つらい時は、
「たすけてください」と
言っていいんじゃないか?
と、私は思います。

何をしてもらう、という
のでもないかもしれませんが、
ちょこっとグチを聞いて
もらうだけで、肩の重荷が
半減しますよ~。

とりあえず、うちの家族は
大して精神力も強くないので、
泣き言も、ドシドシ言って
たすけてもらっちゃおうかな~………っと。(^_^)ノ

スイマセン、グチられる皆様、
ごめんなさい~!
時々聞いてやってくれると、
踏ん張れますんで、
そこんとこ、よろしく!

●第1回目の抗がん剤治療を
受け、その後、どういう
副作用がどの程度出るもの
なのか? という実際のところは?


……が、これ、実のところは、

個々に全く違う症状が
出てしまうので、とりあえず、
お医者さんサイドも、

「やってみないと、
てんで分からん!」

なんですよ、ぶっちゃけ。

1人1人のカラダって、
ここまで違うのかなぁ、と
改めて思いますが、
超データ不足の
状態で、ままよ、発進……と
始まってしまうんですよー。
(行き先をよく分かっていない
宇宙戦艦ヤマト………のイメージ!)

冊子には、かなり詳しく
ああいう症状、こういう症状が
この時期に出やすく、その場合には
こういうところを注意して
…………と書いてくれてあるのですが、(ある程度、傾向と対策は
ある!)

なかなか教科書通りに
ならないのが人間のカラダって
ヤツらしい。

ウチでも、体質がこうだから、
こういう症状が出るんじゃないか? と、予想を立ててみた
んですが、ほっとんど当たらない。

三半規管が弱いので吐き気が
一番強く出るか? と兄と
2人で心配してましたが、
吐き気もあるけど、それより
臭いと味に過敏になって
全く食べられなくなりました。
いつもはほとんどニオイを
気にする事はないんですけどね。

普段はかなりの頭痛持ちなので、
副作用で強く出たら
イヤだね、と思っていたら、
意外と頭痛は来なかったり!

こちらの予想を裏切る症状が
結構、来る、来る。

ピークの数日間は、ともかく
消耗度が激しく、かなり
精神的にもつらかったようです。

配膳係の方から相方が
聞いたところでは、

何にも食べられず、飲めず、
になってしまう患者さんは
多いそうで、

コーラだけ飲んでた人とか、
柿の種だけ食べてしのいで
いた人とか、いらしたそうです。

食べられないピークの時は、
食事のバランスがどうとか、
言っていられないので、
何でも食べられるモノを
食べてOKなんですが、
コーラだけとか、うーむ(/_;)

●てなわけで、とりあえず
治療進行中。

………で、ただ今、一時帰宅中。
で、体毛が
どんどん抜けているところ。

お坊さんの剃髪のように、
一気にキレイに剃り上げ……に
なるワケではなく、毎日少しずつ
抜けてきます。シャワーを浴び
ると、ごっそり抜けたりする
ので、

精神的に
ガックリくるし、
まばらに抜けるのが、
まるで皮膚病を
患っているよーな雰囲気。

帽子とかバンダナとか、
前もって用意すると
いいですよ、と言われて
ましたが、要は脱毛していく
過程が、見た目よろしくない、
という事らしいデス。
 ↑
当人、脱毛が始まって、
初めてナルホド納得に
なったそーで、急に
ニット帽とか欲しがっています。



↑ローソンで見つけた
黒いニット帽が、何気に
いい感じ。

毎日ちょろちょろ抜けるので、
枕カバーの上にも1枚手拭いを
敷きたい感じなもので、
うちにあった手拭いシリーズを
ちょろちょろアレンジ。









ほぼ、遊んでいます。

昨夜は、残り毛糸で
1つニット帽を作ってみました。
どーもスナフキンとか、
(色も形も違うんだけど)
ハリポタの組み分け帽子の
よーな雰囲気になった。
かぶせてみたら、てっぺんが
ちょっとネコさん帽だった。
カワイイからいいかー。
(と言いつつ、相方にかぶせて
みたり、自分でかぶったりして 遊んでいる。ありがち。)



●歌の方、サボり倒していたので、そろそろ焦っている。

今週末は、千代田区コーラスフェスティバル前日練習+本番。

相方はちょうど病院で
2回目の治療の時期。
白血球の数などが落ちやすい
頃です。入院している
方が体調管理しやすいので、
病院に預けて、私は東京行きデス。

が、今回てんで練習に
出られてないので、
13日(金)頃からあわててます。
 ↑
この日は、
11/11に決定したアリス草薙の
慰問コンサート向け第1回練習日。
調子良く全曲練習出来たので、
休み時間にH部さんに頼み込んで
千代田区用の2曲を練習。
「リフレイン」はO井さんも
前にやった、と一緒に歌ってくれ
たので、にゃるほど、こういう
盛り上がり方の曲なのね~(^^)vと
ナットク、ナットク。
 ↑
例によって2曲とも初見で
弾いてもらっちゃったんだけど、
どちらもステキ❤と
お気に召されていた~(^^)v
 ↑
実は「寂庵の祈り」を慰問で
やりたいなぁ、と思っていた
んだけど、テノールのIさんや
アルトのKちゃん、ソプラノの
Rかちゃんが出られない、との
お話だったので、ちゃんとした合唱曲は、今回は難しいかな、と
ガマンしたのでありました。
 ↑
で、とりあえず今、アタマの
中で「リフレイン」をエンドレス
「リフレイン」中。いい曲だよね~。

実は、磐田バッハの東京本番も、
2ヶ月切りまして。そろそろ
磐田詣でをちゃんとしないと、
アルトが歌えない………(T_T)

朝日ホールで、メサイア全曲で、
さらに磐田メンバーだけで、
その上初めてのアルト………な
もんで、気合い、入れてかないと!
 ↑
ソプラノでは何度もやってる
んですが、アルトはまだまだ。
8月の演奏会では、コトバが怪しいところが多数。でもまあ、
アルトでやれるというのも、
そうそうないパターンなので、
ガンバってみようかなぁ、と。
何せ磐田バッハが誇る名手
UさんやHさんを間近く聴ける
同一パート。この機会は、
逃したくない、と。

というワケで、
普通の事を普通にこなし、
普通に食べられる事の有り難さに
日々感謝しつつ、
普通に毎日練習して、
またガンバってみようかな~、と。(^_^)ノ





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