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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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修行に励みつつ、年末忘年会を目指す
●修行、マイブームになってるかも。

師走を迎え、平常運転で仕事中……ま、例年の事ですが。

今年は早々とネット通販で年賀状印刷も出来、
とは言え、例によって宛名を手書きしないと
気が済まないので、保留中なんだが、ブツは
手元にあるので、その点安心。

来年の干支はお猿さんで、娘の年回り……なんで、
気合いを入れて自分でイラストを起こそうかなぁ、 と思ったんだけど、なんか、もう一つ可愛いのを
思いつかないので、既成テンプレートをアレンジ
するにとどまった。ま、いいか。
結構可愛い雰囲気なんで、気に入ってます。

それよりも、年末だと言うのに、
音楽と英語の修行に毎日忙しかったりする。
このままソーニョの忘年会前まで、
ジタバタやってるんだろうなー。

●磐田ではメサイア修行中

既に何度も本番ステージを踏んだ
曲ではあるんだけど、
やっぱり何度やっても、この曲集は楽しいし、
やっぱりヤル事がたくさんある。

宗教曲ではラテン語典礼文や
ドイツ語を歌う機会が圧倒的に多く、
英語は少ないわけだけど、メサイアは英語。
クラシック曲の英語は基本的に
イギリス英語なので、イギリスっぽく発音
するのを練習中。

11月の結婚式以来、今年はイギリス英語づいて
いるのだが、さらに歌っぽく母音を
使うために、あいまい母音(アとエの中間くらいの
ヤツで、発音記号では[e]のひっくり返ったヤツ。
辞書で確認していくと、実はこの母音、英語では
山ほど使われている事が分かる)をどの程度あいまい
なところでやるか、悩む。

第2部冒頭に来るBehold the Lamb of God(見よ、神の子羊を)に出て来るthat taketh away(世から取り去られた)の[away]の語頭の[a]がこのあいまい母音。

26番のAll we like sheep have gone astray(私たち人は、フラフラと勝手にさまよってっちゃう羊のようなものだ、というところ)の[astray]の冒頭の[a]もコレ。

どちらも、いわゆるアエイオウの母音で鳴らすのとは
ちょっと違うのが英語スピーキングだけど、歌では、
はっきり「ア」ではないにしろ、あんまりあいまいだと、
響きが前に飛ばない。

ま、大して目立つところでもないし、
そもそも英語には日本語にない母音もあったり
するんで、そうそう厳密には発音出来ないのだが、
歌として考えた時、きれいに鳴らせると
カッコイいよねぇ………というので、ただ今検討中。

[away]は、41番のLet us break our bonds asunderでも、
メリスマ導入部にあって、メリスマは[away]の[e]でタカタカ、タカタカ動く。これも難しい~(ToT)日本語っぽい「エ」になりやすくて、コワい。

かと思うと、ハレルヤコーラスのAを鳴らした後の減6下がりのC♯が浮きやすいから注意、とか、キッチリ、マエストロに聴かれてしまって、あわわ、注意、注意! と
慌てたり~。

てな感じで、昨日は、1部の終わりからハレルヤまで、
都合11曲も一気通貫された。またお腹空いた~(ToT)

●で、英語つながりで俳句校正中。

1日1句、3日で3句、3句進んで2句下がらない!

さらにその毎日俳句の日本語を
英語俳句にも翻訳しちゃおう、つーか、
英語俳句でもちゃんとした体裁に整えた
三行詩にしよう~!(≧▽≦)!

の試みも、ついに最後の月に突入。

先程、11月分の直しをして、
ブルガリア友のSさんにも分かりやすいように、
説明文をせっせと英作文したところです。

この試み、以前から1日1句で年365個の
俳句を作ってまとめてしまおう!
という驚異的な試みをなさっているYさんの
新しい試みで、なんと、ご自分の喜寿の祝代わりに、
自分で日英俳句365を作ってしまおう!
という超人的句集撰集。

日本語でだって毎日つくるなんて、
並みの人には出来ないワケで、
ワタシには絶対ムリ。

それを英語にするってんだから、
ホント、この大先達には頭が上がりません。

現在Yさんが作った英語俳句を、
SさんとワタシとYさんの三すくみ、じゃなくて、
鼎(かなえ)談合スタイルで、
ああでもない、こーでもない、と
やってるわけで、日本語の句や解説を読めない
Sさんに向けて、この句は、こういう雰囲気の情景で
あるとか、Yさんの食べたホッケというのは、
これこれこーいう魚である、とか、
あるいはYさんの菜園で採れたチンゲンサイとは、
これこれこーいうモノであるとか、
せっせと解説を施しているワケで。

いやもう、これでもか、と
英作文の嵐で修行中なのです。

1日1句の基本構造は、日々の暮らしの中で
出会った事を句にする、というものですから、
読んでいくと、そうか、この日は湯豆腐を
ハフハフ食されたんだなぁ、とか、
畑の野菜がよく実ったんだなぁ、とか、
この日はコンサートに行かれたのね、とか、
郷里岡山の叔父様の具合が悪くて心配なんだな、とか、
Yさんの毎日に寄り添っていくような感じがあって、
これが何とも楽しく、またいろいろ考えさせられたりする。

日本語で味わった句の行間を読んで、
そこに的確な英語を当てはめて、
英語ネイティブの人が読んでも、
オリジナル俳句の世界を体感してもらいたい、
という壮大な実験なんですが、

やっているうちに、
日本語の特徴的な部分も見えてきて、
そこがまた興味深い。

●日本語は、感情移入がハゲシイ!

ロボット工学の世界など技術系の世界でも
言われてきたことですが、日本人は
人間以外の機械やら動植物やらに感情移入して、
人間と同じように扱う傾向が強いデス。

ワタシも、自分のタブレットを
「タブちゃん」と呼んだりすることで、
なおいっそう親しみが湧き、大事にしよう、
と考えたりします。

日本ではロボット開発でも、
丹誠込めて作るそのロボットたちに
愛称をつけたり、親しく話し掛けたりして、
人間に近いモノとして愛情を寄せます。

古来八百万の神々が森羅万象に宿る、と
感じてきた多神教的土壌があるからかもしれませんし、
仏教的教えでも、人も動物も、輪廻の中で
生きる互いに身近な存在と考えるせいかもしれません。

この、人も機械も、動物も、植物も、
み~んな家族~(≧▽≦)的な考え方は、
欧米人にはちょっとハテナ?
のようで、キリスト教のように、
人とそれ以外の存在を厳然と分ける思想には
馴染まないらしいデス。

厳密に言うと、キリスト教ではいくら愛しい
ペットでも、人間と同じように死んだら天国に
行く………とは考えないんで、伝統的にはペットの
ためのミサを上げるって事はないようです。
けど、自分の家族同様のペットに対する思い入れは
欧米人だろうが日本人だろうが変わりはないんで、
「いいんだ、うちのコは人間と同じ扱いで!」と
割り切ったりしてるのかもしれません。
(教会モノのジョークで、人間でないペットに
ミサはあげられませんよ、と懇々と諭していた
神父サンが、もしあげてくれたら、大金を寄付するのに
なぁ、と言われて手のひらを返す、というネタが!)

で、英語を見ていると、人間に使える単語と、
人間以外のモノに使える単語に、厳然と境界線が
あったりするように最近思えてきました。

日本語では、例えば「大根足」と言ったりします。
白くてぷっくりした女性の足を、
福々しく太い大根に見立てているわけですが、
こういう表現を、そのまま英語に置き換え、
「大根のような足」と言っても、英語だと
なんか、違和感があるんですヨ。

無論、「大根」そのものが、海外ではあまり一般的で
ない場合も多いんですけど(ボストンでは、
ダイヤコーンか何かと呼ばれて、スーパーの
店頭にありましたけどネ)、一般的野菜だった
としても、そういう「見立て」に野菜が
使われる事はほとんどないように思えます。

あるいはもっと身近な例で探してみましょう。
ペットのワンちゃんやネコちゃんの
「おてて」、と言えば、つまり前脚を「見立て」で
言っていると、すぐ分かりますが、これが英語では
通用しない。犬猫の前脚は前脚であって、人間の「手」
とは別モノなんです。

とは言え、それじゃあ欧米人が全く感情移入する
事がないか、と言えば、そういうワケではありません。
自分の車に愛称をつけてたり、ペットに子供と同じ
ように話し掛けたりもします。

ただ、英語俳句のような、たった三行の
小さな詩の中で、瞬時に言わんとする
事を分かってもらうためには、日本的な
「見立て」をそのまま移入しても、
なんか、ヘン………な雰囲気になっちゃうのは
否めないようです。

日本語俳句の形式を踏襲するので、
基本的に5-7-5で、
単語数は極端に切り詰めなければなりませんから、
見た瞬間に、「ガッテン!」にならないと、
興ざめしちゃうんですよねぇ。

なもんだから、1単語で日本語の行間を
推し量れるようなモノを探し当てるために、
日々、ウーン、ウーンと唸るワケなのであります。

「これだっ!」

って言うのを見つけた瞬間が、そりゃあもう、快感デス。

それが見つかるまでは、
「修行だ。精神力だ。絞り出せ~!」
と自らをムチウチまくるわけで。

時折、
「あ~、どうしてこんな難しいモノに
関わっちゃったんだろう~(ToT)」

と頭抱えてのた打ってますが、
1句出来ると、「やった、やったのヤッターマン~♪」と
調子に乗る生来のお調子者なんで、
ま、続けられる、と。

あ~、
いつかこの修行の甲斐あって、
英作文の名手になれれば、
いいのになぁ……………_| ̄|○


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