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シェイクは奥が深い!
●動詞の方がこれまた深い!
先日shakeの名詞イディオムで盛り上がっていたんですが、動詞の方も辞書を見ると、結構知らないことが多くておもしろい。
「揺れる」「揺らす」を包括的に表すのがシェイクなんですが、たくさんの類義語がある。
quiverはどちらかというと、物にくっつく動詞で、エンジンが細かく振動しているイメージなんか、これ。
quiverに似たのにquakeがあり、これは揺れることでパニックに陥る、みたいなイメージの言葉なんだって。
ナルホド、それで地震は《earth + quake=earthquake》になってるんだな。うん、いきなり地面が揺れれば、大なり小なり、パニックだ。
寒くて震える時はshiver。
そんなに何種類もなくても
いいだろう! と外国語を覚える立場からは思うんだけど、まあ、
日本語だって、同じ「震える」「揺れる」でも、やっぱりケースバイケースでいろんな言い回しがあるから、あまり文句は言えないのかも。
ちなみに寒くて歯の根が合わない時は、chatterというのを使います。
みんな形は似てるんだけどなー。
ちょっとずつ違うのが、覚えるには厄介だよね。
●心が震える時。
さて、物や自然現象を主に担当する上記の言葉たちに対して、trembleは、人間の心情に関わる表現によく使われるような気がします。
お江こらさんことお江戸コラリアーズという超ステキな男声合唱団が歌っているのを去年昌平音楽祭で聴いたんですが、
「あなたはそこにいたか?」
という黒人霊歌があります。
バーバラ・ヘンドリックスの黒人霊歌集CDに入っていて、私も大好きでライブで歌ったりするんですが、この中に出てくるtrembleという単語の深さに、胸がいっぱいになるのです。
Were you there
when they crucified my Lord?
were you there when they crucified my Lord?
o, sometimes it causes
me to tremble, tremble, tremble...
Were you there when they
crucified my Lord?
「あなたはそこにいたか?
彼らが我が主を十字架にかけたその時。
あなたはそこにいたのか?
彼らが我が主を十字架にかけた時。
それを思うと、私の心はおののきを禁じ得ない。私の心は、それを思うだけで、張り裂けそうな気がする……。
あなたはそこにいたか?
彼らが我が主を十字架にかけたその時に。」
二番なんか、
Were you there
when they nailed Him
to the tree?
です。nailed「釘付けする」だよ! 目の前に「ベン・ハー」とか「パッション」とか、イメージが浮かんじゃう。
the treeは、キリストを十字架刑に処した「その木」。
単なる定冠詞のtheだけど、
これ、強意で使ってるのは明白。こんな小さな単語だけど、これを歌う時、つい胸が熱くなる。
涙、出ます。
お江こらさんのコーラスで聴いた時も、じーんときました。
●「くちびるに歌を」男声版
お江こらさんと言えば、
ただ今東京でソーニョがやってる「くちびるに歌を」の男声版を、お江こらさんが歌っているのがYouTubeにあるよ、
とT井さんが教えて下さいました。
アレンジは多少違う、というお話でしたが、お江こらさんのなら、それは聴かずばなるまい!
と先日ワクワク聴いたんですが、
東日本大震災で被災されたすべての方々に、というタイトルの動画になっていて、
豊かにして爽やかな歌声が、
心の奥底から静かな勇気を
ゆっくりと掘り起こしてくれるような。
決して声高にガンバレ!
と言っているのではない、
癒えない大きな傷を負った人の、隣にそっと並んで
一緒に背負ってくれそうな、
そんなとてつもなく
優しい響きでした。
人って、これほど
優しくなれるんだなぁ……。
静かな感動。
とても嬉しいものを
聴かせていただきました。
感謝。
私も誰かを支える優しさを
持てるようになりたい。
先日shakeの名詞イディオムで盛り上がっていたんですが、動詞の方も辞書を見ると、結構知らないことが多くておもしろい。
「揺れる」「揺らす」を包括的に表すのがシェイクなんですが、たくさんの類義語がある。
quiverはどちらかというと、物にくっつく動詞で、エンジンが細かく振動しているイメージなんか、これ。
quiverに似たのにquakeがあり、これは揺れることでパニックに陥る、みたいなイメージの言葉なんだって。
ナルホド、それで地震は《earth + quake=earthquake》になってるんだな。うん、いきなり地面が揺れれば、大なり小なり、パニックだ。
寒くて震える時はshiver。
そんなに何種類もなくても
いいだろう! と外国語を覚える立場からは思うんだけど、まあ、
日本語だって、同じ「震える」「揺れる」でも、やっぱりケースバイケースでいろんな言い回しがあるから、あまり文句は言えないのかも。
ちなみに寒くて歯の根が合わない時は、chatterというのを使います。
みんな形は似てるんだけどなー。
ちょっとずつ違うのが、覚えるには厄介だよね。
●心が震える時。
さて、物や自然現象を主に担当する上記の言葉たちに対して、trembleは、人間の心情に関わる表現によく使われるような気がします。
お江こらさんことお江戸コラリアーズという超ステキな男声合唱団が歌っているのを去年昌平音楽祭で聴いたんですが、
「あなたはそこにいたか?」
という黒人霊歌があります。
バーバラ・ヘンドリックスの黒人霊歌集CDに入っていて、私も大好きでライブで歌ったりするんですが、この中に出てくるtrembleという単語の深さに、胸がいっぱいになるのです。
Were you there
when they crucified my Lord?
were you there when they crucified my Lord?
o, sometimes it causes
me to tremble, tremble, tremble...
Were you there when they
crucified my Lord?
「あなたはそこにいたか?
彼らが我が主を十字架にかけたその時。
あなたはそこにいたのか?
彼らが我が主を十字架にかけた時。
それを思うと、私の心はおののきを禁じ得ない。私の心は、それを思うだけで、張り裂けそうな気がする……。
あなたはそこにいたか?
彼らが我が主を十字架にかけたその時に。」
二番なんか、
Were you there
when they nailed Him
to the tree?
です。nailed「釘付けする」だよ! 目の前に「ベン・ハー」とか「パッション」とか、イメージが浮かんじゃう。
the treeは、キリストを十字架刑に処した「その木」。
単なる定冠詞のtheだけど、
これ、強意で使ってるのは明白。こんな小さな単語だけど、これを歌う時、つい胸が熱くなる。
涙、出ます。
お江こらさんのコーラスで聴いた時も、じーんときました。
●「くちびるに歌を」男声版
お江こらさんと言えば、
ただ今東京でソーニョがやってる「くちびるに歌を」の男声版を、お江こらさんが歌っているのがYouTubeにあるよ、
とT井さんが教えて下さいました。
アレンジは多少違う、というお話でしたが、お江こらさんのなら、それは聴かずばなるまい!
と先日ワクワク聴いたんですが、
東日本大震災で被災されたすべての方々に、というタイトルの動画になっていて、
豊かにして爽やかな歌声が、
心の奥底から静かな勇気を
ゆっくりと掘り起こしてくれるような。
決して声高にガンバレ!
と言っているのではない、
癒えない大きな傷を負った人の、隣にそっと並んで
一緒に背負ってくれそうな、
そんなとてつもなく
優しい響きでした。
人って、これほど
優しくなれるんだなぁ……。
静かな感動。
とても嬉しいものを
聴かせていただきました。
感謝。
私も誰かを支える優しさを
持てるようになりたい。
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