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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

難しい曲の攻略法・ワタシのメソッド
●24日の練習でどえりゃあ事態になったらしい………

可愛い可愛い後輩がFacebookで泣きを
入れてくれた。

やはり、三善センセイの『五つの童画』は
生半可な事では太刀打ち出来ないなぁ、と
実感。ソーニョの可愛い後輩のお助けになれば、
と思い、ワタシなりの攻略法を書いてみますネ。
参考になりますように~!

まあ、ほとんど磐田のムッシュの受け売りですが、
ワタシには、もんのすごく力になる練習メソッドです。

実際にこれこれ、とやってみせれば、
もっと分かりやすいとは思いますが、
とりあえず字で!

●合理的に自分を分析し直そう!

誰でも必ず「歌いグセ」ってあると思います。

例えば、歌い出しのポジションが定まらず、
最初の1音が不安定なまま、次の音に入ってしまうとか。

上向音階では、3音目が不安定になり、
そのため、4音目・5音目の
「ここぞ聞かせ処」の高さが不安定になるとか。

まずは、自分の「悪いクセ」を確認し、
それを修正して、今度は「良いクセ」を
身体に叩き込む。これ、大事。(-。-;)
 ↑
と言っても、これが一朝一夕に出来ないんで、
毎度しごかれてはいるんですがー、
変える努力を少しでも続けた方が
絶対お得! ビミョーながら、
継続していれば、必ず良い方向に向かいます。

●「流し」でやらない!

難しい曲の場合、つい苦手意識が先に立っちゃうけど、
全体を通じて歯が立たない………のではないんですよネ。

だから、出来ない場所だけ探しだして、
そこをゴシゴシ「つまみ洗い」するのが
効率的です。

参考音源や音取り音源を繰り返し聴くのも
曲のイメージアップには欠かせないかも
しれませんが、作りが複雑で、カンタンには
攻略出来ない音程があるものは、
それだけでは練習が進みません。

全体を流して何度やっても、
意外と出来ないところは出来ないままで
終わってしまう。ほら、よく子供のピアノ
発表会で、そういうお子さん見かけるでしょ?

多分、何度もアタマから終わりまで
弾いて練習してるんだと思います。
で、難しいところに、何度も何度も
引っかかって、エッチラオッチラ乗り越えて、
出来るところは急にスピードアップするという、
アレですよ。

まずは、自分の出来ないところはどこか探し出して
目印を付け(これは、結構みんなやってるよね)たら、
じゃ、どうしたらその障害物を乗り越えて
キレイにゴール出来るか、メソッドを考案しましょう。

●最初っからカンペキを狙わない!

出来ない事を整理したら、しっかり分析。

音程が一番の問題点なら、
まずやるべき事は、「歌詞をはずす」こと。
さらに、「リズム」や「テンポ」も全て忘れましょう。

うーんとゆっくり、
出来ないところの音の幅を計り直しましょう。

全ての音楽は、
必ずスケール内の音で出来ています。

ということは、
どれだけ間が離れていようが、
A音からB音に移るためには、
間をうめているスケールの音があるのです。
そこの穴埋めをして、正しい音を探し出す。

例えばC→A→ C♯(三善p.51アルト「海を」)だったら
C→(H)→A→(H)→(C)→C♯
と考えて、( )内の音も歌ってみる。
そうすると、C→A→C♯の道筋が見えてくる。

短2度なんて言うと、とりあえず半音お隣ですが、
半音階スケールをオクターブ内で上向下向練習を
すると、実はスルっと動きやすくなります。

取りにくい音幅があったら、
ともかくその辺りの全音と半音のスケール練習に
戻りましょう。

意外とコレ、やらない人の方が多いみたい
なんですが、ワタシは音幅が不安なところは、
必ずコッソリ、スケールで取り直しています。
 ↑
※そー言えば、Berkleeにいた頃、学校に行くと
日がな1日、サックスの人とかスケール練習に
明け暮れてました。正確に出来てないと、
いくらカッコイいフレーズを思い付いても
カッコ良く吹けないからなんだろうなー。
やはり、継続は力なり、なのだ。

●何はともあれ、発声が命なんだ、ヤッパリ。

苦手な音形、苦手な高さでは、
発声のポジションや出し方に
必ず悪いクセがあるものなのだ!
………と、最近悟りました。

自分も友達も、確認してみると、
女声、特にソプラノは、
H-C♯-D辺りで狂いがある。

「ソプラノなら、カンタンに出るだろう?」

と思われている音域が、実は
一番ポジションが狂っているんだから、始末が悪い!
で、最近厳重警戒中。

たいていC♯-Dの幅が狭い。

なもんで、その上のEより上に入った時に
ぶら下がり現象が起こる。
  ↑
※実は、たいていの場合、E~Gは同じ
ポジションで安定して出せるのだが、
その手前のところで、ドツボに嵌まって
いるモノなのでアル。

で、出しにくい高さを克服するテクニックとして、
磐田のムッシュに教わったのが、

舌の先を前歯の付け根に一度軽く当て、
そっと戻す………のテクニック。

ちょうど[N]を言う感じネ。

コレやると、あ~ら不思議、
どんなに高くても、声帯が締まらない!

ものすご軽々と動けます。

で、ワタシは、
「うっ! ちょっとこの音入る時、
うまくいかない!!」
という音に入る時は、必ずこの[N]仕様を採用しています。
 ↑
このメソッド、まるみちゃんも地元の合唱指導の
センセイに勧められたそうですが、ホント、
こんな事で出来るの~?!って感じデス。オススメ。
  ↑
ただし、他の事に気を取られると、
[N]を忘れて入ってしまって、「しまった!(ToT)」に
なっちゃうので、「ココは絶対やらないとアカン」の
ところには、譜面に[N]マークの書き込み必須。
毎回やる、というのは最初はなかなか舌が動かないので、
視覚の助けを借りて、だんだんクセにしていくとお得デス。

さらに、声楽レッスンで必ず言われる
「卵一個(最近のニワトリの卵はデカいので、
うずらの卵でも可)舌の上に載せる感じで~」も、
意識すると口腔内の容積を保ちやすくなるので、忘れずに。

流行りのキャラクター「ぐでたま」をスプーンの
上に載せて、ゆったりと上下させるイメージが
可愛い………と最近気づき、こっそりイメージ中。



●「母音だけ」をともかく徹底してヤル!

日本語の曲の落とし穴は、「日本語」の歌詞デス。

基本のvocalizeからやろうネ、
と言っても、歌詞をカンタンに読めちゃうもんだから、
すぐ日本語歌詞で歌っちゃう人が多いデス。

が。

そもそも日本語は、西洋音楽を歌うに不向きな
発声で話す言語なんで、はなっから日本語で
やっちゃうと、発声を整えるヒマがない。

ムッシュいわく、

「音楽は言葉を言うための
ものじゃない。言葉(の持つモノ)を音で
表現するものなので、まずは、1音ずつ
が出来ていなければ、歌詞がどうこう言っても
始まらない」

つまり、歌詞の言わんとしている事を、
音楽は1音1音の表情と響きで表現しようとするものなんで、
歌詞をしゃべろう、しゃべろう、と意識するより、
1音を響かせて、言葉の持つイメージを表現する事に
心を砕く事が肝要である、というありがたい教えであります。
これ、最初にお聞きした時は、ものすごメウロコでした。

というわけで、1音をきれいにしていく、
を第一目標に。そうすれば、言葉は
後から付いてくる………ハズだ!

磐田の本番の合い言葉。

「どうしよう~、まだ歌詞付いてないとこあるヨー」
「大丈夫! 子音は、言葉は、誰かが言ってくれるヨ、多分」
「うん、とりあえず母音だけつなげていこうー」
「ヨッシャー」ヽ(^0^)ノ

………ってコレ、プロの演奏家もケッコーいる
集団なんですが、よく言い合ってオンステします。

これくらいのリラックス度にしておいた方が、
結果的には母音の響きがきちんと同じところで
響き、誰かがどこかで子音も鳴らしてくれてるので、
ちゃーんと収まるべきところに収まった響きに
なるみたいなんですよネ。

もちろん実際には、皆さん、ちゃんと歌詞も
歌ってるんだけど、しゃかりきに「しゃべらなきゃ!」と
思わず、苦手な言葉や音は、互いにサポート
しあって、互いに聴き合って楽しんでいる。
それで、ちゃんとした響きになるんじゃないかな~、と思います。

●ワタシの母音練習

とりあえず、これだけは毎日お風呂に入る前に
するのが、最近の日課デス。正味5分かな?

(音) A  A   A     A     A
(母音)イ エ ア オ ウ

同じ音で、母音だけ変えていく、という基礎トレーニングで、この間もblogにちょっと書いたんですが、
「これだけは毎日やりなさいネ」と
先生に言われている。

やる時は、まずは唇をうーんと突き出して、
力を込める。その突き出したポジションを
なるべく動かさないで済むように母音を変えていく。


 ↑
アヒルのお口のイメージでやる、と。

息はなるべく副鼻腔辺りでクルクル回っている
イメージで、唇は前へ突き出しつつ、常に上へ
上へと「引き上げる」感じ。

この引き上げ感、
スッゴく大事みたいで、ソリストさんから
ヒントをもらいました(≧▽≦)

毎日5分しかやりませんが、ものすごく顔の筋肉を使うので、
リフレッシュに最適! 顔の凝り、とれる~ヽ(^0^)ノ

この練習を続けていると、どの母音でやっても、
頭音でキープ出来るようになるので、
ポジションがものすごく安定します。
(やってみると分かりますが、たいていは
イやエのポジションが平べったくなったり、
アが意外と副鼻腔に響いてなかったりする。)

音の高さは、A音くらいが楽なので、
基本はここから。A音で出来てきたら、
上へ、A→H→C♯→D→E
下へ、A→G→F♯→E→D
と動かしてみる。

A音でやったのと同じように出来るように
毎日練習中。最初は、音の高さを上げると、
ポジションが狂ってしまう母音もあるので、
そういう難しいところを見つけたらつまみ洗い。
ジャブジャブ。

※幸いにして、三善センセイの今回の譜面には、
全ての歌詞のローマ字が付されています。
ってことは、母音練習に最適~ヽ(^0^)ノ

●リズムがきびしいところは、まずリズムだけ!

リズムが細かく動き、さらに
ヘン拍子っぽいところは、
三善さんの場合、音程も非常にきびしい!

音程は先程のスケール練習や母音練習で
乗り越えるとして、リズムはリズムだけで
取りだして練習しないと、ムリ!

音も正確に、言葉も話せて、
リズミックに………をいっぺんでクリアーする
なんて、ハードル高すぎデス!

で、リズムがツラいところは、
まずはリズム読みをちゃんとしましょう。

この際、音程やら言葉やらは、
そのうち何とかなるだろう………程度の
お気軽さで対処する大らかさ(なのか?)が必要。

口でちゃんとカウントしてみましょう。
その際、必ず休符は「ウン」を言う。

これやらないと、意外とあいまいなリズム感覚が
身に付いてしまいます!
 ↑
いわゆる1つの悪いクセ! ちゃんと「ウン」をつける! これ、大事!

さらに、ワタシのアンサンブルでは、
自分の歌うパートは、手拍子でちゃんと
リズムが打てるように手拍子練習も
繰り返してやります。

こうやってやると、意外と数回やっただけで、
難しいリズムのところも、身体がちゃんと
覚えてくれます。(5、6回やれば、たいていOK!)

身体がリズムを覚えてくれる、という事は、
声を出そうとした時に、身体が自然と
リズムに合わせて次の音の準備に入って
くれる、ということです。

面倒かもしれないけど、
早く声を出したいかもしれないけど、
リズム手拍子練習はやる価値があると思います。

やってると、だんだんこの曲の持つ
基本的なノリを、身体が納得してくれるしね。

●単語の区分けをすると便利♪

言葉数の多い曲では、
譜面をパッと見ても、咄嗟には
何の言葉をどう歌っているのか、
ワケがわからなくなっちゃうもので、
そうなると、発声もリズムもあったもんじゃありません。

ワタシ流メソッドでは、
ともかく譜面にいろいろ印や書き込みを
して、咄嗟に分かりやすくしています。

ひらがなだけでは、言葉のイメージが
湧きにくいものとか、
字が小さめで読みにくい、と感じたら、
カラーペン(フリクション)などで、
デカデカと書き込み。



さらに、単語の区切り線をカラーペンで入れたりします。

例えばp.62の

「とんがりあたまのわになって
あきかぜとこどもわになって」(各パートでビミョーに歌詞が違う)の部分など、

音数多くて、意識がふっ飛んでしまう!
そんな時、あわてて見直しても、
何の単語か、ワケ分からなくなります(ワタシだけか?!)

で、

「とんがり/あたま/の/わに/なって/
あきかぜと/こども/わに/なって」



のように印を入れるようにしています。

これやらないと、
「言葉」として認識出来ず、
「文字の羅列」として認識してしまうので~(ToT)

●最後に、これも面倒だけど………。

ワケわからんくらい難しい音程のところは、
出来れば1音ずつ、全ての声部の音を
鍵盤で探し当てて、いっぺんに鳴らしてみる。

ワタシは、音の「色合い」をフィーリングで
つかむ、と言ってるんですが、

難しい音楽理論は分からなくても、
和音で鳴らしてみると、
それぞれの和音がちょっとずつ
違う顔をしているのが分かってくるような気がするんです。

細かいニュアンスに富んだ和音を
1つずつ、1つずつ展開していくことで、
全体の構成感を表していくのが三善センセイの
特徴のような気がします。

歌う方が「こんな音程歌えねぇ~(ToT)」と音をあげる
箇所も、作曲者にとっては、どうしてもハズせない
大事な1音ずつの積み重ねになっている。
各パートに振り分けられたモノだけ見ていると、
「ワケわかんない(怒)」になっちゃうけど、
和音で見ていくと、必ず何か動きがあって、
「あれ? ワタシの歌ってるこのワケわかんない音も、
ひょっとしたら意味のあるものなのかも?」
と思えてきたりする。

根音がどーたらとか、サブドミナントがどーたら、
的な理論は知らなくても、

あれ?

この複雑な和音と、さらにヘンテコな和音が、
なんか知らないけど、その次の和音で
ちゃんと収まっている!

みたいな感じが見えてくる。

ひょっとすると、このシンドイ音程も、
みんなの出す音の中で、ちゃんとした役割を
担っているのかもしれない。

自分がしっかり出せば、みんなが次の音に
動きやすいのかな?

とか、気持ち的にナットク出来てくる。

この「ナットク」がないと、

「なんでこんなシンドイ思いしなきゃいけないんだ!(怒)」になっちゃって、

気持ちが音楽に向かなくなるような気がする。

合唱は、互いに支え合うから合唱なんであって、
互いに聴き合って、支え合って乗り越えていきたいなぁ。

まぁ、ともかく難曲であることは、
言うまでもないので、何とかポジティブに
体当たりしていくっきゃない。

7月の本番目指して、
みんなで頑張ろうッ!!


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