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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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練習だ~ヽ(^0^)ノの後は親子デートだ~ヽ(^0^)ノ
●しごかれたー(^O^)v

5月10日は、例によって東京でソーニョ練習。

2日の静岡アンサンブル練習の後の飲み会+女子喫茶会でしゃべり過ぎたのか、ちょっと喉が荒れ、泡を食って大人しくしていた甲斐があり、何とかAisの高さを回復し、事なきを得ました~(^_^;)
はーやれやれ。

これは本番まで、丁寧に
声帯を扱わねば!

にしても、この高さを
出すためには、相当腹筋と背筋と、さらにお尻の筋肉を使わないと、私にはムリみたいなんで、終わるとヘトヘトです。なかなか筋肉量が増えないのだー(ToT)

さらに、普段ソプラノでは鳴らさない下のEを利かす聞かせ処が何度も出てくるので、これまた丁寧に筋肉で支えないといけない。

天上の音と言われる笙の音のような美しい和音の上に乗っかって、天女さながらにヒラヒラと、花びらが散るように、繊細に、かつ優美に舞っていかねばならない曲なんだけど、

それを1音ずつ実現するには、
やっぱり筋肉なんだわー。

秋に予定されている「雨ニモ負ケズ」や、夏に予定されている「心に花を咲かせよう」の練習もありましたが、それぞれ難所が違うので、それぞれに苦労しちゃったけど、それぞれにおもしろい曲でありました、うん。

今回は、小学校の音楽室使用の練習会場で、すぐお隣に超絶美しいアルト隊が控えておられ、いやもう、三度音程のハモリの楽しい事! うふふ~(^O^)v

「雨ニモ負ケズ」は、昔、静岡で振っていただいた大好きな曲で、下振りのために全パートの音を採ってあるし、かなり暗譜できてるかな? と思ってたんですが、トンでもなかった。やっぱり転調の難所で引っかかって、よくよく考えないと、正確な所に落とし込めなかった。いかん。キッチリやっておこう!

いつも東京練習に行く前は、自分の調子がどうなのか不安になったりするので、静岡か磐田の練習に出て、マエストロに悪い所を指摘してもらって、で、なんか安心して東上するんですが、今回は連休でマエストロ練習に出ないで東京に来ちゃった。ちょっとビクビク。一応毎日基礎練習は欠かさないようにしてるんですけど、やっぱりビクビク。(結構、気が弱い)

今回は、東京に行って帰ってきてから、静岡練習があったんですが、私が「あっ! 今の音、取り外した!」と思うと、すかさず止められて、
「今の音はよくなかったですね」と、必ずご指導が入る。うう、地獄耳(ToT)でも、ちゃんと聴いて下さるので、妙な安心感があるんですよねー。

昨年11月から一生懸命やってるフォーム改良が、最近少しずつ身体に沁みてきた感じ。フォームが安定してくると、マエストロのおっしゃる事も、N山さんが求めてらっしゃる音も、以前より格段に作りやすくなってきつつあるのが分かります。

まー、まだまだカンペキには程遠いんだけど、次第に、
「あ! こっちかぁっ!」と、闇路の中に
出口の灯りが見えてきたような。

ふふふ。楽しいヽ(^0^)ノ

●NHK特集に久しぶりにハマった~(^O^)v

練習終わって、ヘトヘト宿泊ホテルへ行き、ボケーッとテレビを見ていたら、NHK特集が始まってしまった。いかん。これを見てたら、仕事にならん!

と、心を鬼にして、テレビを消そうとしたんだけど、「進化の四億年」みたいなヤツで、そもそも脊椎動物は、どうやって「目」を獲得したか? というのだった。

こ、これは見るしかない!
うん、きっと、どこかで仕事にも役に立つ!(本当か?)

という事で、たっぷり見てしまいました~(^O^)v

以前、各器官ごとの進化に焦点を当てた進化論の本を夢中になって読んだ事があるんですが、やっぱり目の進化はおもしろい。

最初は、光を感じる細胞獲得→光の明暗を知る細胞に進化→次第に物の形を判別したり、色を判別したり出来るようになる……

というのが脊椎動物の目の進化の道筋だった、というのは本で読んでいたんだけど、その、そもそもの光を感じる細胞をどこから獲得したのか? いつ獲得したのか?

というのに焦点を当てた番組だったので、ナルホド、そーいう事だったのねー(≧▽≦)で、テレビの前で、うんうん、と頷きまくる、と。

獲得したのは、カンブリア期の頃らしい。

やっぱり生命の爆発的進化の源、カンブリア期はスゴいなぁ。

番組の中では、カンブリア期を席巻したさまざまな生き物の姿が、リアルな3Dでたくさん出てきて、まるで自分が、その海の中を潜水しているような気がしちゃう。

カンブリア期の海の王者は、巨大な節足動物で、いわゆる1つの、シャコのお化けか?! みたいなコ。これが、意外にユーモラスなんである。

あ~、ああいうおもしろい生き物、好きだなぁ………、と番組終了後も、映像を思い返してニマニマしていたら、

なんと!

古代生物を育成しようゲーム! 「コダモン」というアプリがありました! NHKが関わって作っている教育的(?)アプリなんだそーです。

「ポケモン」じゃあるまいし~(^◇^;)







ちょっとダウンロードして見ましたが、進化を起こさせるためには、他の系統樹(植物とか)から新たにDNAをゲットしたり、海底火山の噴火やバクテリアの繁殖を抑えたりして、環境を整えるなどして、進化を加速させるファクターを増やし、新しい生物を出現させる………みたいになってます。生物の色合いがも一つですが、ま、お子様向けということで。

ただいま「ハルキゲニア(hallucination幻覚から来た学名だって)」という生物をせっせと育ててみてるんですけど、既に七十万くらい個体数があるくせに、一向に進化しないー(ToT)早く次が見たいのになぁ。



●で、親子デートなのだーo(^-^)o

一泊して翌日は、娘とデート。

本人、連休中は国会図書館が閉まってたんで、(月)は図書館に行きたい………とかナントかのたまってたんですけど、

「母の日(+1だが)なんだから、母と遊べー」

と、誘い出し、
代々木駅前のファーストキッチンでごはんして、おしゃべりして、原宿駅前へゴー。

今回のデートコースは、
明治神宮。し、渋い。

そして、見るのは「源氏物語の雅」展。ふ、渋いゼ(^_^)b

さらに、東大寺で買った色違いの勾玉ネックレスを偶然2人ともしていた。これ以上神宮に似合う人々がいるだろうか?(いや、いない……つーか、ハマりすぎ……)



●「烏帽子」と「唐衣」

そもそも源氏が好きで国文科に進学したヒトで、国文科必修の「源氏講読」は、さすがの成績を収め、えらいえらい、頭ナデナデ……の娘と、

学生時代はそこまで源氏を読み込んでいなかったハズなんだけど、かつてライターの仕事で源氏まみれになった私なもんで、

これは見に行くべきではないか、という事でゴー。

案の定、1日たっぷり
楽しめました。

展示室に入るところで、
ビデオが上映されてまして、
これをうっかり見始めてしまった………ら、延々45分間続いた!

なんでも、2010年にオーチャードホールで、高円宮妃殿下ご臨席で開かれた催し物映像で、桐壺巻に描かれた光源氏の元服式(初冠ういこうぶり、と言う)を舞台の上で復元してみせたものだとか。

出てくる武官や大臣が、みんな女の子の男装なんで、なんか変な気がしちゃいましたが、どうもどこかの専門学校か大学の学生さんたちがやったもよう。かぁなり詳しく、ゆったりと王朝絵巻してくれたので、楽しく拝見しましたが、実際の舞台はもっと長かったんだろうねぇ。ずっと雅楽が流れてるし、これは寝るね!

けど、妃殿下ご臨席なんで、
近くの座席の人々は、
ゼッタイに寝てはならないっ! 
と緊張したかもねー。
 ↑
ちなみに、高円宮妃殿下は、とっても気さくな方で、
誰か寝オチしちゃっても、
笑って許してくれそうですがね(個人的にファンである)。

で、展示室に入ると、

烏帽子がいきなりあった。
源氏が元服した時にかぶった磯高の烏帽子とかいうものである。なぜ烏帽子というのか? なぜ最初に「カラス」が付いている?

で、早速2人で調べてみる、と。

*********(ブリタニカ調べ)
烏帽子
えぼし

日本の伝統的な男性用かぶりものの一種。烏色 (くろいろ) のかぶりものの意味で,中国唐代 (7世紀) の烏沙 (うしゃ) 帽に由来。天武 12 (683) 年にかぶりものに関する官制がしかれ,その際に圭冠ができたが,これが変化して烏帽子となり,平安時代以降,身分に関係なく日常的に着用された。
***
だそうです。


黒でカラス色の帽子だから、
「烏帽子」。単純なネーミングでありました。烏沙帽というのが、わかんないんだけどね。(またそのうち調べてみよう)

ちなみに、烏帽子のパーツに「磯」とか「海」があり、
「磯」が高めなのが「磯高」なんだって。



つい先日、「真綿とは、要するに絹である! を初めて認識した」事件(?)を起こしたばかりの私ですが、この日は、王朝貴族のお召し物(復元)の数々や、使われている糸などの展示を見て、

「やっぱり貴族は絹なのねー」

などと、妙な感慨に耽ってきました。

で、「唐衣(からころも)」の展示があり、
唐突に、在原業平が伊勢物語で詠んだ、

からころも
着つつなれにし
妻しあれば
はるばる来ぬる
たびをしぞ思ふ

が浮かんできました。
高校の古文の時間に聞いた覚えはあるんだけど、なんで、出てくるかなー?
よっぽど、叩き込まれてたんだなー。

展示されていた唐衣は、
普通のお召し物に比べると、
うんと短く、他の衣の上にちょっと羽織る、みたいなもの。
見た瞬間に、
「あ! チョッキだ! 可愛い!」
とか思ってしまった。

ちなみに、上の業平の歌で
使われている「唐衣」は、
「チョッキ」というよりは、
一般的な「着物」を指す言葉で、「着る」に掛かるかけことば。

さらに、この歌は、
旅先で「カキツバタ」を見て、その花の名を織り込んだ技巧的な歌なんだそーです。(by 古歌鑑賞辞典)

さ、スクロールして、
も一度、歌をご覧下さい。
頭の音を拾っていくと、
ちゃんと「かきつはた」になっております~(^O^)v

●オマケはスズメさん♡

王朝の雅を堪能した後は、
一休み、一休み。


 ↑
※なぜかクリームソーダが大好きな娘。私は炭酸がダメなんで飲まないんだけど、母もやたらにクリームソーダが好きだった。隔世遺伝の1つなのか?

ドーナッツと飲み物を
楽しんでいたら、

お店の中にスズメが
ちょんちょん入ってきた。
おこぼれに預かってるんだなー。

ドーナッツ、食べるかなぁ?

足元近くまでやって来たけど、他のテーブルのおこぼれで満足してしまったのか、
写真を撮る間もなく、
外へちょんちょん行ってしまった。残念。

にしても、最近めっきり
姿を見かけなくなったスズメさん。
神宮の森では
楽しくやっているようであるな。良きかな、良きかな。

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