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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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混声の譜面が来てしまった!

●パナ・ムジカに注文しておいたのが

今日帰宅したら、どさぁっ、と到着してました~。
う、うわぁ~。これが来ると、いよいよって
感じ、します・・・。

ともかく、歌詞が美しい響きで、
大・お気に入りなんですが、初めの方だけ
抜粋してみますね。

「東の雲ははやくも蜜のいろに燃え
丘はかれ草もまだらの雪も
あえかにうかびはじめまして

おぼろにつめたいあなたのよるは
もうこの山地のどの谷からも去らうとします
ひとばんわたくしがふりかへりふりかへり来れば
巻き雲のなかや(あるひは)けぶる青ぞらを
しづかにわたってゐらせられ
また四更ともおぼしいころは
ややにみだれた中ぞらの
二つの雲の炭素棒のあひだに
古びた黄金の弧光のやうに
ふしぎな御座をしめされました
(後略)」

・・・とまあ、こういう雰囲気の、
月への讃歌です。宮沢賢治は、
月を讃仰して、「月天子」と呼んでいたそうで、
一連の月の詩があるんだそうです。

「春と修羅」に収録されているものなんだそう
ですが、なんとも言えぬ、美しいイメージを
喚起する言葉が、なだらかに打ち重なって
いて、ああ、こういう詩人に私もなりたかった・・・
と溜息が出てしまいます。

だいたい「あえかに」とか「ややに」とか、
使えませんよ、今の殺伐とした時代の文章では!

でも、こういう言葉をこそ、使いたいものであります!

ちなみに「四更」というのは、昔の時刻の
数え方の一つで、今の時間で言うと、
午前一時から三時頃。いわゆる丑三つ時
に当たるそうです。

使われている音階は、古風な五音音階で、
ドレミファの中の第四音(ファ)と第七音(シ)が
ないヤツ・・・なんですが、それの破調とも
言うべき音形が散見し、そこにジャズテイストっぽい
音が和音を構成するという、う~む、洒落た
テイスト。作曲家というのは、本当に見事な
ことをする人種であります。是非見習って、
文章にそういうエッセンスを生かしたい。
(見果てぬ夢・・・か?)

e0227d95.jpg●ジャズ理論書を引っ張り出してみた

・・・んですが、やっぱりよくわかって
ないんで、見ても頭、痛い・・・。

写真は、渡辺貞夫著の「ジャズ・スタディJazz Study」
という本なんですが、要するにナベサダがBerkleeで
習ってきたものを一冊にまとめてくれたモノ。ほっとんど
Berkleeで使われていた教科書そのもの・・・という形式。1970年初版で、私がもっているのは1996年版。


まだ発売されてるのかな~? と思って
Amazon.co.jpで探してみましたら、ちゃんと
ありました! が、値段は私のが3605円なのに、
今のは3990円だった。うわ、値上がりしてる。

この本は、出版当時、初めて日本にジャズ理論を
紹介したものとして絶賛されたそうで、今でも
ベーシックな教本として命脈を保っているような。

だが、しかし、私はこの本の前半部分くらいまで
しか、授業に出ていない~。むじゅかしい理論の
方は、とてもじゃないけどついていけなかったので
学校でもパスしちゃったのでした~。

それでも最低限これだけは、という必須科目で、
ヒイヒイやりました・・・が、アレンジの宿題なんか
てんで歯が立たないので、オッサン(立派?な
あだ名である。現在大阪の方の某大学で教えている)
に頼み込んでほとんどやってもらい、代わりに
聴音の試験の手助けをするっつー契約で、
なんとかしのいでいたのでした~。(ジャズ版のだめ
の世界だな~)

 

だいたいBerkleeに辿り着いた時、
4つの音でほとんど構成されるジャズコードの
なんたるか? を全く理解してませんでしたからねぇ。
未だに、よく分かっていないんで、譜面を見て、
え~と、これがルート(基音)だから、その上に
来るのがこれでぇ・・・とか言ってアナリーゼ(違うか)
しないと、コードプログレッションがてんで見えないっつーの。春乃さんの世界とは、大分違う・・・。

でも、最近クラシックの合唱の作曲家も、
ばんばんジャズっぽい音を使ったり
モードっぽい作りだったりするんで、
少し見直してみようか、と本を取り出してみたわけです。

が、やっぱり歯は立たないみたいです。
編曲なんか出来る方なら、こーいうのを見ても、
即座に「ああ、なるほど」となるんだろうなぁ・・・。

●いつ子ちゃんがKindle DXを注文

されたそうです、ついに!
お仲間、お仲間~。

私は昨日、つい調子に乗って、
「Heidegger and a Hippo Walk
Through Those Pearly Gates」
つーのに、手を出してしまいました・・・。

「ハイデッガーとカバが天国の門を抜けたら」

みたいなタイトルなんですがね。

以前ブログで紹介しましたが、ジョークブックを
漁っていて、間違って
「プラトンとカモノハシ(英語ではプラティパスと
言い、プラトンと掛詞になっている)がバーで
一杯やってたら」という本を買ってしまったんですが、

その作者の第2弾。ジョークっぽい表現もある
んですけど、要は哲学概念をおもしろおかしく
解説する・・・というたぐいの本。宣伝によると、
上記「ハイデッガーとカバ(略称Hippoと言うので、
これもHeideggerのHと掛けている)・・・」は、
ベストセラーとなった「プラトンとカモノハシ」に
続く第2弾である・・・だそーで。(ああいう妙な
モノがヒットするんだぁ。アメリカ人って結構
妙なインテリネタみたいの、好きなんだ~)

実はまだ「プラトンとカモノハシ」もちゃんと
読んでないんですけど。

でも、「ハイデッガーとカバ」の方は、
私が大学の卒論で書いた神学者のパウル・ティリッヒ
も出て来るって書いてあったんですよ~!

で、つい・・・。

ティリッヒという神学者は、日本ではてんで
有名じゃないんですけど、アメリカでは
結構なビッグネームらしいんです。
元々はドイツ人で、ナチスに追われて
アメリカに亡命して、長くユニオン神学校で
教えていたっつー人です。いや~なつかしい。

今読み返しても、理解できるかどーかは
はなはだ心許ないですがね。折を見て
コソコソ読んでみようか、と思っています。

(いかん、ついKindleの中にいくつも
ストックできるもんだから、いろいろ買って
しまっている。既に読んだものまで先日も
買ってしまったが、好きなのは何度も読んだり
するんで、ま、よしとしましょう。ちなみに先日
買った既読の本とは、映画「ブレードランナー」の
原作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」です。)

●歌と本の話をしている時は、たいがい元気です!

今日は、歌と本の話でいっぱいになってしまった
のですが、要は私がそういう話をしている日は、
元気よくやっている、とお考えください。

ブログの更新がなかったもんだから、
心配メールが来ちゃいましたがぁ、
はい、大丈夫でありますから。
プンちゃん、熱あるのにメールありがとね。
弥三さん、今度は拡大いとこ会ってことで、
一緒にいとこメールしますね~。

今日、看護婦さんと話してたんですが、
意識がないような状態でも、意外と
耳はよく聞こえていたりするので、
声をかけてあげるというのは、良い事なんですよ、
とのお話。そうか~。名詩選を朗読するとか、
唱歌を歌うってのなんか、楽しい夢が見られそうな
気が。ちょっと用意してみようかな・・・なんて
今日は帰りながら考えてみました。
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こんにちは
すみません.林です。伊藤先生のTELか
住所判りますか?
私のメールまでお知らせいただければ幸いです。
すみませんがよろしくです。
  • from NONAME :
  • 2010/01/24 (08:22) :
  • Edit :
  • Res
はい
わかりました~。お送りしますね。
  • from 亮子 :
  • 2010/01/24 (18:21) :
  • Edit :
  • Res
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