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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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うっかり日付があいてたな
●歌のことや作品のことや

少しずつ進めておりまして、
ちょこちょこ病室で書いたりなんか
しています。昨日は病室にお泊まりした
ので、父の様子を見ながら、作業してました。

●お恥ずかしい限りですが

病気だなんだ、というのを
読まされる方は、イヤになっちゃうだろうなぁ、
と思うと、書くのも気が引けるんですが。

人んちの親の病状をブログで
事細かに読むのも、うっとうしいですよね。
このところいとこ会メールにだけ書いたりしてました。
(つーか、病室では携帯しかないので、
パソコンでしか更新できないこのブログに
手が出なかった)

まあ、適当に読み飛ばしてください。

●長期療養の場合も視野に入れて

・・・という話も、病院から出ていたのですが、
これも、現代の病院事情からすると、
仕方のない話です。

今入っている病院は、緩和ケアチームが
しっかりしている上に、総合病院で、
もともと一番懇意にしているところ・・・
ということでチョイスして入院したのですが、

救急医療もやっている、長期滞在型ではない
タイプの病院です。

どこもそうですが、常にベッド数は不足して
いますので、数ヶ月~数年に及ぶ長期療養向き
とは言えないので、療養が長くなりそうな場合は、
長期療養可能な施設への転院も考えておかな
ければなりません。

その場合(今回初めて知ったのですが)
医療保険を利用するタイプと介護保険を
利用するタイプの2種類があるそうで、
まず、どっちにするか選ぶ。介護保険の場合は、
認定して介護度を決めなければいけない、という
厄介な手続きがあり

(その認定も、一時認定方法
が変更になって、やたら軽度に診断されちゃって
施設を移らなくちゃならない、という問題が続出
してました。最近、これは見直されていますが、
気がついていない人もいるので、再認定を問い合わせ
る必要がある場合もあるとか・・・た、大変すぎ)

とまあ、そーいった事をいろいろ教えてもらい、
いざとなったら、どこか探してベッド待ちかも、と
考えていたんですけどね。

19日の夕方くらいから、痛みが出てきて
しまいました。
しばらく安定期だったのが、ちょっと
落ちてきたようです。今までより強い麻薬注射
(機械で時間管理して点滴のように入る)に
切り替わっており、意識はだんだんもやもやに
なり始めました。ただ、痛さや苦しさは
ないようなので、本人の希望通り、と
いったところです。

というわけで、転院とかは、現在
考えなくてよくなってしまいました。

たまに夢うつつながら、話したりしますが、
幸いにして、怖い夢は見ていないようで、
楽しい雰囲気の中にいるみたい。

新しくついた俳句のお師匠さんを清水に
お招きしたんで、そのお迎えに行かなくちゃ
ならなくて、一緒に行く人に電話で連絡を
するんだ、とか言ってたり。たぶん、頭の
中で、慣れ親しんだ清水の町の情景が
出てきたりするんだと思いますが、
「じゃあ、電話しておくね~」と言って、
手を握ってやると、「うん、うん」とか
言ってニコニコして、安心してまた寝て
しまう・・・みたいな感じ。

病人の状況というのは、
仕事のスケジュールとは異なり、
××日までに、これこれになり、
△△日までに、これこれになる予定・・・
にはならないわけで。

似たような病状の人がいたとしても、
ひとりひとりで、また違うわけで、
お医者さんも、予想してこうだ、と
断定できるわけではない。
だからこそ、一喜一憂もするわけですけど、
落ち着いてるな~・・・とか油断してると、
ひょっと悪くなったりする。

そんなわけで、少しでも状況を把握して
いたいものだから、尿量の変化をチェックしたり、
血圧なんか測りに来ると、しつこく数値を
聞いたりします。状況がわかっている方が、
自分の心の準備も出来るし、
今、何をしてあげればいいか、考える余裕が
出来るように思います。

なるべく本人の理想に近い形を
実現させてあげたいなぁ・・・というのが
私の希望です。

ヘンな言い方かもしれないけど、
あっという間に逝ってしまった母の時に
比べると、
父とは、二人で共有できる時間が
たくさん与えられている・・・という気が
すごくするんですよね。

それが、嬉しい。

親孝行しなくちゃっていう義務感は
あんまり感じないんですけど、
なんとなく、これしたら、喜ぶかな?
みたいな事を、毎日ちょこっとするだけなんだけど、
まあ、それで単純に喜んでくれるので、
こっちも単純に喜んじゃう。
そういう積み重ねだけの毎日なんですけど、
気持ち的には、とても充実しているように
思います。

病室に入る瞬間とかは、やぁっぱりちょっと、
気合いが要りますけどネ。

でもまあ、せっかく与えられている時間なら、
目一杯親子で楽しんでしまわなければ。

人間というのは、常に時間と駆けっこをして
いる生き物なんじゃないかな、と思うことがあります。

娘が小さい頃に、ハタ、と気づいたんですけどね。

この泣きじゃくる赤ん坊の、
手が掛かってどうしようもないこの子は、明日もまた
泣くかもしれないし、また明日も世話で
ヘタヘタになるかもしれないんだけど。

でも、この瞬間のこの子の存在って、
明日同じことをしてても、今この瞬間とは
違うんだよなぁ。

一瞬、一瞬が、この子の中では、
全部過去になっていくんだよなぁ。
それを見ている私の一瞬、一瞬も、
全部過去になっていくんだよなぁ。

さっきの笑顔が、すごくかわいかったから、
もう一回巻き戻して見たい!

と思っても、もうそこにはない。

次に笑った時は、厳密に言えば、
さっきの笑顔と同一じゃないんだものな。

・・・そ~んな事を考えてたら、
子供と過ごす一瞬、一瞬が、
二度とないだけに、とても大事になって、
目一杯楽しまなくちゃ、なんて思うようになりました。

今現在は、父と過ごす一瞬、一瞬が
やっぱりすごく貴重に思えて
二人で楽しまなくては、と思っています。
というか、思うようにしている・・・のかな?

ともかく、そんな感じでやってます。

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