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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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半音階進行も、やればなんとかなる!
●人間は、同時に2つのタスクをこなすのが苦手!

ちょっと前に、

人は同時に2つのことをやろうとすると、一方に集中させるためなのか、もう一方をやろうとする回路が阻害される、みたいな研究結果が発表されてました。

うん、出来ないゾ。
自信もって言えるゾ。

けど、場合によっては、
2つ同時でも、ナントカなることもあるように思う。

例えばピアノを弾く時には、
右手と左手は違うことをやってるんだし、

drummerなんか、右手と左手どころか、右足も左足も違うことをやっちゃってたりする。

だから、カンペキに不可能なわけではない。

けど、訓練なしには、
同時に2つをこなすのは難しい。

思うに、2つあるタスクのうち一方を徹底的に訓練して、それこそ目をつぶってても出来る………みたいになっていれば、

意識は自然ともう片方のタスクに集中するから、同時にこなせるようになる気がする。

弾き語りをやる人なんか、
ピアノの鍵盤はほとんど
見ていない。いわばほとんど
無意識状態で、機械のように
正確に指が動いていくから、
歌うことに集中出来るんじゃないかな。

アンジェラ・アキのパフォーマンスを見てると、そう思う。

ちなみに私は、弾き語りが下手です。指が気になっちゃって、歌に集中できません。

必死に練習して出来るようにしたのは、
Lasciar chio piangaと、
Ombra mai fuだけ。 
この2曲なら、ピアノが複雑じゃないんで、ナントか脳がついていってくれるらしい。
 ↑
ピアノをもっと勉強しろ!
ってことか………( ̄。 ̄;)

●なんでこういう話をしているか?

と言いますと、18日にアンサンブルの練習をしていて、

林光の「うた」が、
ことのほかうまく出来たんです~(≧▽≦)

前回、半音階進行のところを、歌詞とかとっ払って、vocalizeで徹底的にスケール練習をみんなでやりまくったのですヨ。

この曲の半音階進行、
スッゴくかっこよくって、
さり気なくナポリ6度なんか
ちりばめられてて、うまく
ハマると、そりゃあもう、
カッコイい。

だけど、全員がキッチリ
このスケールをこなせないと、もたもた感が強く、
曲全体のノリがガタ落ちになってしまう。

みんな、最初はこの
半音階が苦手で、尻込みしまくっていたんですが、
尻込みしてても、スケールはなくならないんで、

この際徹底的に、そこだけ
やろう!
ってことで、だいぶ時間を割いてやりました。

●まわりくどいが、一歩一歩確実に!

音程がキッチリ入っていない状態で、歌詞をつけようとすると、音程でヘドモド、
さらに歌詞が回らなくて
目を白黒……になっちゃうことが多いように思います。

日本語の曲だと、最初っから
せっせと歌詞を付けようとする人がほとんどですが、そんなに急いでどこへ行く~(^◇^;)

日本語なんだから、あせらなくても、後でゆっくり付ければいいのになぁ、と思うんですよ、ワタクシ。

リズムやら音程やらが難しい曲の場合、オタマジャクシを追っかけるのに必死な時点で、歌詞も目で追うって、それは絶対ムリがある。

2つのタスクを無理矢理
同時にやろうとして、
脳に拒絶されてる状態、
なんじゃなかろーか?

私は、難しくて出来ないところは、まずゆっくりリズム読み(音程を入れずに、リズムだけに集中)をやります。「タタタ」とか言いながらやって、最初は、歌詞は無視。

リズムが身体に入ってきたら、次第にテンポを上げて、カンペキにリズムを染み込ませます。この、身体に覚えさせる、というのをやらないと、リズムが甘くなる。
 ↓
ひどくリズムが取りにくい場合は、リズム読みをしながら、リズムに合わせて手拍子を打つ。これがケッコー、最初は手が動かない。大変なんだけど、手拍子がカンペキになると、後は身体が自然とリズムを刻んでくれるので、すごく楽。

で、リズムがオッケーになったら、今度は音程の取りにくいところを確認し、スケール練習などをからめて、「ここだ!」という音の落としどころを探し出す。

リズムと音程がナントカなったところで、やっと、どっこらせ、と歌詞付けに入る。

とまあ、回りくどいみたいなんですけど、こういうやり方をします。

結局は、このように手順を踏んでやった方が、正確に出来るし、一度身体に染み込むと、もう間違わない。

多分、個々のタスクを分割して、1段階ずつ達成した方が、何でも身に付きやすいんじゃないかなぁ。

これって、子供に物を教える時と一緒ですよね。

いっぺんに、あれもこれも、と教えても、てんで身体に染み込まないんで、教える時には、一回で一個、にするのが良いんだそーです。これ、Aちゃんに教わりました。

文章でも、あれもこれも、あんなことも、こんなことも、伝えたい、と盛り込むと、どれもこれもインパクトがイマイチになり、読み手に伝わらない、と言われます。

1つの話で伝えたいことは、1つだけに絞るのが最上なんだって。

てなわけで、アンサンブルの練習の時は、私の我流の方法を、無理矢理みんなにやってもらっちゃいます。

結構キツいかも。

ごめんね!

でも、前回、これでもか、とスケール練習をした成果が、今回の練習でバッチリ出てたんですよ!

全員揃って、林光の
イジワル~な(?)
半音階進行を、楽々~と
こなしているではありませんか!

やった!
こうでなくっちゃあ!

だいたい、このアンサンブルメンバーの面々は、ともかくカンが良くて、反応が速い。

アーティキュレーションの最小単位である単語1つ1つのこなし方に気を付けて、助詞とかが飛び出さないように処理しよう、

と言った途端に、
単語1つ1つの扱い方が
ガラリ、と変わる。

そりゃあもう、
見事でした。

半音階だ、リズムだ、
ってのを、ちゃんとクリアーしているからこそ、言葉の1つ1つのニュアンスをしっかり考える余裕が出てくるんだなぁ。

曲が進むにつれて、どんどんクオリティが上がっていくのが気持ちよい。みんなの気持ちも、燃え上がってましたよね。

振っていて、至極至極、幸せでした♡

何とも言えない一体感。

みんなのおかげです。
ありがとう!

一曲終わったら、私もみんなも、汗だくでした。いやぁ、本番みたいだったねぇ。

翌日まで、みんなの歌声が頭の中でグルグル、気持ち良ぉく回ってました。

うー、早く本番、
かけたいー!

●本日のオマケ

百円ショップで見つけた
キレイな糸で、
三角ショールを編みました♡





12日間くらいかかったかな。

10玉プラスアルファくらいで編んだので、実費1,000円ちょい。

うん、それだけの値段で
12日間も楽しませてくれて、仕上がれば、また着て楽しめるんだから、編み物というのは、良い娯楽です。

一本の糸で、ずぅっと続けて編んでいくものなので、いわば長大な一筆書きのようなもの。

編んでいると、自分がせっせとハニカム構造の巣を作っているハチになったよーな気がして、そこが楽しい。
 ↑
ヘン?

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