忍者ブログ

合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

プティポ、今年も発進~(≧▽≦)
●昨日は今年の初練習でした。

例年2月くらいから練習開始、になるのですが、今年は磐田バッハのブラームス本番2連チャンだ、娘の卒業式だ、仕事だ、なんだ、で、発進遅れ。

「ヤマト、発進します!」

の体制に入るのが遅くて、遅くて、ヒーーーーッ!

ままよ、今年の混声曲は

「やったことない人なんて、いるの?」(by S田さん)

と言われるくらい超有名な
團伊玖麿の『筑後川』。

これなら、やったことのある人が多くて、楽勝~(≧▽≦)

………でも、自分が初体験。
ヤバいよ!
頑張らないと!

とか思ってましたら、
実は意外と「初めて!」
という申請があちこちから!

名古屋のM井パパさんからも
「初めて」申請がっ!

キャーッ!

皆さん、大急ぎで
譜読み、よろしくぅっ!
 ↑
5月2日には、指揮者さまが
御来臨遊ばされてしまうのでアルからして、少しは譜面を読み込んでないと、せっかくの指揮者練習が恐ろしいコトになってしまう!

昨日は、

I みなかみ
II ダムにて
V 河口

をやってみました。

「みなかみ」の出だしが5/4拍子になっているのが、最初はちょっと、身体が飲み込めない感がありましたが、とりあえず無理やり先へ進む、と。

「いまうまれたばかりの」辺りで、半音階進行の練習をやり、「ダムにて」へ突入。

「ダムにて」の「非情のダムに……」のAndanteに入るまでの「いそいそと♪ いそいそと♪瀬をはしり いそいそと♪」が、やたら調子が良く、歌いやすい!

静岡バッハ組は、こーゆー細かい動きをキビキビ動かす、というのは毎週しごかれているので、すぐにみんなで楽しくなり、

「これは、発声練習に最適かもっ!」

と、大喜びで、何度も「いそいそと♪」やりました~(≧▽≦)みんな、3拍子に慣れてきたんだー。(バッハは結構3拍子が多い。今週火曜日も、Gloriaのノリノリ3拍子をやったばかりなのだった)

で、Andanteからの「非情のダムにせき止められる」……で、

文字通り、せき止められる、と。
 ↑
ありがちσ(^_^;

この曲、ちょっと歌詞が
直截に過ぎるっていうか、
なんつーか、が、
この後続く。

「愛の川よ」は、
まだ許すが、

「不屈の決意をした青年です」とか、

「あなたを信じます
あなたの愛を」

ってのが、どうも……(ToT)

ま、いいか。
「不屈」は男声オンリーだし、
「あなたを」はメゾソプラノソロだ。 
 ↑O井さんかMりさんに頼む気、満々。

誰かが、何とかしてくれるだろー。
 ↑
投げやりヽ(^0^)ノ

とりあえず昨日は、
この曲と終曲の両方に出てくるクライマックス盛り上がりの
「筑後平野の百万の~♪」のソプラノ特訓をしときました~(≧▽≦)

高い音を探り探り出そうとするクセが少しでも出ちゃうと、パート全体の音程が
ググッと下がっちゃうので、

B♭→G
の間の5度を埋めるスケール練習を徹底的にやり、
正しいGへ飛ぶための、
土台作りをしました。

5度をいきなり飛ぼうと
すると、どうしても
「この辺かしら? 苦手~難しい~!」
と思いがちで、

そう思った瞬間に、
唸り上がったり、
這い上がったりして、
結果的にはキッチリした
高さのポジションまで
行けず、ちょいと下………辺りに
落ち着いてしまいがちデス。

どうも身体には、「苦手」というポジションがあるみたい。意識がそう感じた瞬間に、身体が「苦手音程」ポジションに自動的にシフトしてしまう。
 ↑
マエストロには、「考えないで、頭の点骨頂にポンと当てる! 考えたらダメ!」と最近言われてる。
 ↑
観察してみると、「この高さ、苦手だっ!」と思った瞬間に、唇のフォームは崩れるわ、舌根は固くなるわ、の人、多数!(私もそーいう感じだったので、去年の11月くらいからフォームを調整中。やれば、だんだん変わる!) 
 ↑
要は「苦手」というポジションのクセを矯正し、新しく「これ、得意! ほらほら、軽く出る!」という身体のクセを付けていくといいみたいなんだネー。

懸案の5度飛びのところは、
5度の間にある
スケール上の音を1音ずつ
確かめて上がってみると、

ムリヤリで飛んだ5度上想定音は、明らかに低いっ!

と身体で納得できます。

というわけで、みんなで
揃って、せっせと
スケール練習し、
それから5度に挑戦。

うむうむ。
パート全体がかなり
いい具合に揃ってきて、
キレイになってきました!

やったネ!
ヽ(^0^)ノヽ(^0^)ノヽ(^0^)ノ

何せ、この2回にわたって
登場するフィナーレ音形で
ソプラノが「ひなった」ら
全てぶち壊しですもんネー。

※「ひなる」静岡方言。
いわゆるソプラノの絶叫系の声がキチャナイ時によく使われる。高校のコーラス部では、Mりさんの上の学年の部長さんの口癖であった。

………にしても、
終曲の「フィナーレを~♪」の「フィ」は、
どー聞いても「ひ」であった。

元々「F」は、発音が難しい上に、響きにくい。むしろ母音の「i」をキッチリ鳴らした方が、それっぽい音が出るようでしたね。

さあ、次回に向けて、自習だ、自習!

●ハワイアンのよーな気持ち

………になっちゃうんだよね、
インドネシアの歌って。

と、前々から思ってたんですが、

昨日練習会場に行く道すがら、車で参考音源をかけていたら、

もんのすごい癒やし効果がっ!

折から沿道には
満開の桜・桜・桜!

あ~(≧▽≦)



こーいう風景に似合う
曲集だぁ、と思ってましたが、


 ↑
※私と娘の母校の女子大がFBにアップしてた
写真をもらって流用してまーす。
すみませーん。

満開の桜の、春爛漫、
ゆったり、ポカポカ、のんびり………のムードにもピッタリ!

出掛けにバタバタしてて、
ちょいとイライラ系の気分になりかかっていたのが、
聴いてるうちに、
ストーン、と落ち着きましたね。思わずニコニコしながら、道を譲ってしまった。

インドネシア、恐るべし!
この癒やし効果は、ハンパない。

●みんな怖がってましたが

フリガナ振って、単語の意味書いて、対訳書いて、
さらに参考音源をコピーして、

というのをやる時間が
仕事のおかげで
ギリギリまで取れず、
結局練習前日にやっと準備完了、になったもんですから、

申し訳ないんだけど、
メンバーさんたちは
練習会場でいきなり
譜面を渡されて、初見で
どんどん進める、という
体制。

言葉も未体験ゾーンなので、最初はvocalize。
 ↑
ピアノ譜だけは、先にH部さんに渡していたが、こんなにギリギリで譜面を渡したの、
久々かも。みんな、ゴメンね!

穏やかでゆったりしたテンポの曲集なので、それでもほとんど一発で、たいていの音は取れたみたい。

良かった、良かった。

I東クンが、

「S田さんの曲が、こんなに穏やかで取りやすいハズがない。きっと、これが出来るなら、と第2、第3の攻撃が来るに違いないっ!」

みたいな不吉な(?)予言をしておった。もしもし、キミキミ、恐ろしいコトを考えないよーに!
 ↓
確かに、そんな気がしないでもないが、まあ、いいじゃないですか、次が来ても。ドーンと構えてりゃっ!
 ↓
かなりkira kiraになってる。
あ? 元々か?

●言葉の方ですが

インドネシア語では、[R]はかなり強い巻き舌を使うので、[R]が出てきたら、適宜巻いて下さい、とか、

言葉の語頭や語尾に
[ku]が付いたら、「私の」の意味がある、なんていうカンタン解説を付けながら進めていきましたが、

3曲ともに登場する
重要単語[Tanah Airku](タナ・アイrク)と、それに続いて出てくる[Tumpah Darahku](トゥンパッ・ダラhク)だけは、今気に入っているので、詳しく解説。

前者は単語2つをまとめて「私の故郷」、後者は
「私の祖国」の意味で使われます。

で、単語1つずつの意味をみると、

前者は
「大地」+「私の水」、

後者は
「ほとばしる」+「私の血」

になっています。

前者の「大地」と「水」は、なるほど美しい南洋の島々から成るインドネシアの風景、風土を表す表現なんだなー、とすぐ納得できるんですが、

後者は「私のほとばしる血」=「私の祖国」って?!

イキナリ血なまぐさいではないですか!(^。^;)

と、最初はびっくり。

で、インドネシアの歴史的背景から、こーゆー表現が出てるのかなぁ、とちょっと本を読みましたところ、

インドネシアは随分長い間、植民地状態だった、というのにぶち当たりました。

そ、そー言えば………。
日本史の授業でやったよーな。すんまへん、意外とアジアの歴史に弱いデス。

何でも徳川家康が亡くなってすぐ、の頃にオランダが東インド会社を立ち上げ、香料その他の資源豊富なインドネシアに侵攻し、植民地化。

江戸時代全般、さらに明治・大正時代も植民地キープ。

昭和に入って、オランダの勢力が弱まったところで、今度は、インドネシアには石油があるゾ! というので、日本軍が入る、と。

結局インドネシアは、日本の敗戦を聞き、急いで独立宣言をしますが、以後もなかなか政情不安定な時代が続きました。

要するに、自分たちの血と汗で、長い時間をかけて取り戻した大切な土地、という事なんですね。

その辺りが「私の血をほとばしらせて回復した国土」=「私の祖国」という表現になったのかもしれません。

自分の住む国が、3百年以上にわたって、他国人に支配される状況なんて、私たち日本人には、ちょっと想像もつきませんね。

それだけ国や国土に対する深い思いがあって作られた曲なんだ、というのは覚えておくべきか、と思います。

●オマケ

昨年はパス!

にしていたMりお姉さんとのデュエット、今年はやりたいなぁ、と思い、2曲選曲しました。

「グリーンスリーブス」と
「千の風になって」です。

いつものソプラノデュエット用の譜面から選んだのですが、

2曲とも、なかなか

「おおっ!」

のアレンジで、
ものすごぉく楽しみデス!

さ、今年も練習、練習~(≧▽≦)





PR
この記事へのコメント
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
Copyright ©  -- うり坊はうす --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by petit sozai emi / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]