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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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フタを開けてみたら、実は特等席だった。
●校正地獄やってたら、鬼(?)から電話が。

練習地獄に入り込んで、
毎日せっせと練習していなきゃいけない時期だというのに、実はただ今、校正真っ盛り!

出てくる人数だとか、日数だとか、マチガイがないか、
ヒイヒイ言いながら数えて、
自分に分かりやすいように
図に書いたりしていたら、
 
火曜日の昼間、
イキナリ電話が鳴って、
ビクーン!

な、なんじゃろう?
とスマホを見たら
Iヶ谷さん。

ああ、東京前泊の情報確認かな? とやや気を取り直して電話に出る。

今回、前日練習が急に入ったので、Aちゃん・Iヶ谷さんと一緒にホテルを取り、
とりあえず練習が終わったら
連れてけばいいのねー状態に
なっている。
 ↑
さっきアベちゃんと電話してて、Aちゃんを連れ歩かねばならない、と言ったら、
「三つ子の魂、百までだねー。相変わらずだねー」と言われた。うん、高校時代から、全く関係性が変わっていません。

閑話休題。

●で、何の電話か?

電話口から、何やら、
(ごめんね、ごめんね)波動を振りまきながら、Iヶ谷さんがおっしゃるには、静岡バッハの練習なんだけど、ピアニストのゆきちゃんが、風邪引いて来られなくなっちゃった………と。

で、申し訳ないんだけど、
伴奏お願いします………。

ひょ、ひょえーーッ!

正式な伴奏者が入ったんで、全くノホホンとしてて、
ずーーーーーっと、
ピアノのフタすら
開けてませんてば!

Help me out, man!!

と思いっきり心の中で
絶叫しちゃいましたよ!

ああ、どーして
香野さんがテレポートして
来てくんないだー!

誰か、今すぐ私に
電送装置をっ!

………と、雄叫びしたいのは
山々だったが、
叫んでも、今日の今日なんで、お助けを呼ぶのはムリ。
泣いても叫んでも、この窮状は
解消されないのでアル。

で、仕方なく、
思いっきり暗~い声で、

「はい……分かりました」と。
_| ̄|○

●付け焼き刃をする時間的余裕がないっ!

冒頭ご紹介した通り、
校正地獄真っ最中なもんだから、寸暇を惜しんで原稿を
読んでいる日でした。

ピアノに走って
付け焼き刃しようか?
と思ったんだが、
その心の余裕がないっ!

ええいままよ、
やけのやんぱちで、
何もやらずに行ってしまえー、と。

何せマエストロのレッスンでは、先週はこの曲までやったから、次はコレとコレだよね、順番から言えば……
というのが通用しない。

付け焼き刃をしようにも、
どこをやらされるか、
全く予想が付かなかったりする。

先週は、ロ短調ミサの後半、
Crucifixusまでやったんで、
順番からいくと、次の
Et resurrexitに入りそーなもんなんだが、そこへ最終的に入ったとしても、発声を整えるために、イキナリ別の曲から入ったりする。油断が出来ない。つーか、山が張れない。

第一クレドが唐突に始まる事もあるし(今回、これでした)、意表をついて、Sanctusが来たり、Dona nobis pacemが始まったりするのが常である。

ふっ。( ̄。 ̄;)

山を張る方が
アホみたいでアル。

●いざ練習会場に入ったら

緊張してるのか、
手が温まらない。
いつまで経っても冷たいよぉ!

指が回らなくて、
お怒りを買ったら
どうしよう!

で、ますます真っ青。

マエストロがお休み中の時に、キーボードを弾いたのとは、全く訳が違って、
ほんと、緊張でした。

で、もう、
どーやったって、
ちゃんと弾ける訳はないんで、ともかくマエストロの息についていく、集中して、
マエストロが今、何をしようとしているか、何に特化した練習をさせようとしているか、つまり、マエストロの脳が考えていることについていく、だけに集中しよう、と決めました。

で、ガイドトーンとして、今、どの音を鳴らして欲しいのか、を考えることと、

通奏低音中心に押さえ、後はソプラノのメロディーラインに繋げる。

申し訳ないけど、内声部の
音は押さえ切れないので、
最初から手を出さない。

という、ごめんね、
アルトさん、テノールさん、
自分で何とかして~(ToT)
状態に。

●あれ? あれれ?

で、何とか練習が
始まったんですけど、
練習が進むにつれて、

あれ?

なんか、ものすごーく
弾きやすいゾ!

になっていったんですよ。

本職の伴奏者の方は、
どちらかと言うと、
あまり音に色を付けない
ようにして合唱練習の
伴奏に当たられるような
感じもするんですが、

こちらは全くジョーダン
ピアニストなんで、
そーいうのはかえって
難しい。

で、すぐ隣で
マエストロが
見本で歌いまくり、
指揮されるんで、
なんか大いに気持ちを鼓舞されてしまい、歌っている時と同じように、エネルギーかけてディナーミクを拡大して
通奏低音を弾いてしまった。下降音形でディナーミク拡大してくと、ものすご、燃える!

そうすると、先生と
目の前に居並んだバスの
皆さんが、倍音ビンビンで
響かせて下さるもんだから、
余計に気持ちが盛り上がり、

バスのラインが途切れたところは、ソプラノに飛んで、
また上向音形で拡大してみると、これがまた気持ちよく、
音が開放されて伸び上がる。

あ~、こないだ北條さんが
おっしゃってた「響きを育てていってあげるには、もっと開放しないとー」っていうの、こういう感じだよねー♡

で、ますます嬉しくなる。

調子にのってやってて、
「違う」と怒られたら
どーしよう……と、最初のうちこそ、ちょっと内心ビクビクしてたんですけど、

弾いているうちに、
マエストロのパッションが
びんびんに流れ込んでくる感じ。やっぱりバロックは、パッションでしょ!
ムッシュのパッションを
受け止めて、みんなで
拡大していきたいよね!

とまあ、ともかく
気持ちが盛り上がりまくり。

良くしたもので、
気持ちが盛り上がると、
なんか、指もちゃんと回る
んですよね♡
ためらったり、苦手意識が出ると、途端に動かなくなる。
ナルホドー、声と指って、実は似てるんだな。

結局この日の練習は、早回しで第1クレド、第2クレド、
Et in carnatus est(抜粋)、Crucifixus, Et resurrexit, さらにConfiteor前半までやりました。なんか、盛り上がったよねぇ(≧▽≦)

にしても、キーボード席は
特等席だった。何せ、
一番の近距離でマエストロの
デモンストレーションを思いっきり観察できる!
普段座っている位置よりも、
響きが直撃してくる。

はあああ。
どーしてこう、どの音も
百発百中でちゃんと
最高に響くんだろう。

フォーム、崩れないもんねー( ̄。 ̄;)

どーしても苦手な高さや
苦手な母音にくると、
長年の悪いクセで、
唇のポジションが狂ったり、
舌が急に不要な動きをするものである。

ここんとこ
毎日鏡の前で観察しながら
練習をちょこっとし、自分の弱点を確認しつつあるんだけど、なかなか全てを同じよーにコントロールする域には達しない。

けどなんか、この日は練習が終わってからも、気持ちが
思いっきりハイになってたもんだから、ハイな音がポンポン楽に出た!

そ、そーか。

気の持ちようって言葉があるが、やっぱり歌う時は
ハイになってないと
ハイなところは出ないものなんだな、うん。

やっぱ、パッションだよ、パッション。

明日は1日ハイな気分で
最終自主トレしよおっとー♡

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無題
お疲れ様でした。
ところで江戸の演奏会のリポートマダー?
  • from 野良犬 :
  • 2015/02/09 (00:04) :
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  • Res
無題
と、煽ってみる。
  • from 野良犬 :
  • 2015/02/09 (00:05) :
  • Edit :
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無題
昨日途中まで書いたんだけど、疲れてへばったー
  • from うり坊 :
  • 2015/02/09 (13:10) :
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