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ハバネラ勉強中
●昔習った第二外国語など
勉強もしなけりゃ、思い出しもしないもんだから、いざ、取っ組み合ってみると、笑えるほど何も覚えていない。
なんか、見覚えはあるけど、これ、何だっけ? の山である。
英語の単語のほぼ半分は、フランス語由来(フランス語を経由したラテン語由来も多い)なもんで、よくよく辞書を読むと、見たことある言葉だらけだったりはするのだが、当然発音は違う。
だいたい、あれほどヒイヒイ覚えた動詞の活用、ほとんど忘れておる。必要があれば、これほどは忘れないんだろーけど。
活用表とにらめっこして、そ、そうか、この動詞、こんなんだった…と復習中。ハバネラに出てくる単語は、基本単語がほとんどなんだけどなー。
言葉というのは、ヤッパリ使わないとダメだぁ。
●明日はハバネラ特訓日なもんで
2日ほどかけて、ともかく全部の単語を調べ、人にある程度解説できるよーにした。
去年芸大オペラでやられたというので、「カルメンやるなら」とS 木先輩が自作の詳細な発音解説及び参考音源リストを、忘年会で飲んだくれてる時に下さった。ありがたや。
で、このカンペキカンペノート? をまず読破し、次いで今回フランス語初挑戦トリオに配布しておいたのだが…。
ある程度フランス語に馴染みがある人なら、ほっておいても良さそうなんだけど、どー考えても、ラテン系じゃない人々なんで、発音も意味も覚束ないんじゃ、暗譜はてんでムリであろう、という予想の下、なるべく細かく、分かりやすく説明して、文章構造をある程度納得してもらおう、と画策。
なんとか全訳できました。
明日は、その成果を遺憾なく発揮し、皆さんをヒイヒイ言わせてやろう。
●作曲家のワザってのは
ヤッパリすごい。
ハバネラの譜読みをしていたところ、どーいうわけか、必ず合唱団が引っかかる音がある。
何度やっても引っかかっていて、みんな首をひねっていたりする。
日本語歌詞だと、
「恋は野の鳥 気まぐれ気ままよ」の「れ」。
フランス語だと、
L'amour est un oiseau rebelle
Que nul ne peut apprivoiser
の「peut」で、F#。
なんだけど、
な~ぜ~か、必ず
F ナチュラルに行ってしまってる。
どーしてなんじゃー??
頭を抱えつつ、ソロ部分から続けて何度か読んでいるうちに、
はた!
と気づきました。
ソロ部分の調号と合唱部分の調号が違う!
ほぼ同じ音、同じ音形なのに!
え~? どーいうことー?
で、もう一度見直し。
ソロ部分は♭が一個、
合唱部分は#が二個。あれー?
F-durとD-dur?
なのか?
さらに考えてみた。
で、こうかな?
というのに辿り着きました。
ソロ部分→D-moll
合唱部分→D-dur
これが基本構造みたい。
合唱部分の出だしはD-moll で動いていて、くだんの「peut」のところでD-durになにげにチェンジしているのだ!
うわーっ、そうだったのか!
前奏は、ちょいと結末の悲劇を予感させるようなブキミ風な動きで、
カルメンのソロは、ニュアンスに富んだ、このキャラクターそのもの、という音作り。
それに同調する女たちの合唱は、悲劇の色合いが薄くなり、途中からあっけらかんとした風情になる。
すごい!
ちょいとしたさじ加減で、何げなさそうに書かれているけど、
物凄いテクニック。
今までてんで気づかなかった。
大感激。
(というか、気づかないのは、迂闊な私だけかもしれないが)
で、最初に戻って、
なぜ合唱団が間違えるか?
を検証すると、
あまりにも有名な曲で、
それをまた名人上手のソリストが歌うメロディーが耳についてるもんだから、
実はソロと合唱は
ビミョーに違うことをやっている、というのに気づいていないから。
くだんの場所、ソロはFナチュラルなのです。
本番、カルメンを歌う北條センセが、いかに美しく、いかに色っぽくとも、それに惑わされることなく、合唱団は敢然とF#を歌わねばならない!
みんな、北條センセに聞き惚れちゃダメだぞぉ!
勉強もしなけりゃ、思い出しもしないもんだから、いざ、取っ組み合ってみると、笑えるほど何も覚えていない。
なんか、見覚えはあるけど、これ、何だっけ? の山である。
英語の単語のほぼ半分は、フランス語由来(フランス語を経由したラテン語由来も多い)なもんで、よくよく辞書を読むと、見たことある言葉だらけだったりはするのだが、当然発音は違う。
だいたい、あれほどヒイヒイ覚えた動詞の活用、ほとんど忘れておる。必要があれば、これほどは忘れないんだろーけど。
活用表とにらめっこして、そ、そうか、この動詞、こんなんだった…と復習中。ハバネラに出てくる単語は、基本単語がほとんどなんだけどなー。
言葉というのは、ヤッパリ使わないとダメだぁ。
●明日はハバネラ特訓日なもんで
2日ほどかけて、ともかく全部の単語を調べ、人にある程度解説できるよーにした。
去年芸大オペラでやられたというので、「カルメンやるなら」とS 木先輩が自作の詳細な発音解説及び参考音源リストを、忘年会で飲んだくれてる時に下さった。ありがたや。
で、このカンペキカンペノート? をまず読破し、次いで今回フランス語初挑戦トリオに配布しておいたのだが…。
ある程度フランス語に馴染みがある人なら、ほっておいても良さそうなんだけど、どー考えても、ラテン系じゃない人々なんで、発音も意味も覚束ないんじゃ、暗譜はてんでムリであろう、という予想の下、なるべく細かく、分かりやすく説明して、文章構造をある程度納得してもらおう、と画策。
なんとか全訳できました。
明日は、その成果を遺憾なく発揮し、皆さんをヒイヒイ言わせてやろう。
●作曲家のワザってのは
ヤッパリすごい。
ハバネラの譜読みをしていたところ、どーいうわけか、必ず合唱団が引っかかる音がある。
何度やっても引っかかっていて、みんな首をひねっていたりする。
日本語歌詞だと、
「恋は野の鳥 気まぐれ気ままよ」の「れ」。
フランス語だと、
L'amour est un oiseau rebelle
Que nul ne peut apprivoiser
の「peut」で、F#。
なんだけど、
な~ぜ~か、必ず
F ナチュラルに行ってしまってる。
どーしてなんじゃー??
頭を抱えつつ、ソロ部分から続けて何度か読んでいるうちに、
はた!
と気づきました。
ソロ部分の調号と合唱部分の調号が違う!
ほぼ同じ音、同じ音形なのに!
え~? どーいうことー?
で、もう一度見直し。
ソロ部分は♭が一個、
合唱部分は#が二個。あれー?
F-durとD-dur?
なのか?
さらに考えてみた。
で、こうかな?
というのに辿り着きました。
ソロ部分→D-moll
合唱部分→D-dur
これが基本構造みたい。
合唱部分の出だしはD-moll で動いていて、くだんの「peut」のところでD-durになにげにチェンジしているのだ!
うわーっ、そうだったのか!
前奏は、ちょいと結末の悲劇を予感させるようなブキミ風な動きで、
カルメンのソロは、ニュアンスに富んだ、このキャラクターそのもの、という音作り。
それに同調する女たちの合唱は、悲劇の色合いが薄くなり、途中からあっけらかんとした風情になる。
すごい!
ちょいとしたさじ加減で、何げなさそうに書かれているけど、
物凄いテクニック。
今までてんで気づかなかった。
大感激。
(というか、気づかないのは、迂闊な私だけかもしれないが)
で、最初に戻って、
なぜ合唱団が間違えるか?
を検証すると、
あまりにも有名な曲で、
それをまた名人上手のソリストが歌うメロディーが耳についてるもんだから、
実はソロと合唱は
ビミョーに違うことをやっている、というのに気づいていないから。
くだんの場所、ソロはFナチュラルなのです。
本番、カルメンを歌う北條センセが、いかに美しく、いかに色っぽくとも、それに惑わされることなく、合唱団は敢然とF#を歌わねばならない!
みんな、北條センセに聞き惚れちゃダメだぞぉ!
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