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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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コーロ・ソーノ定期演奏会に行ったヨ
●新装オープンした杉並公会堂




き、きれいになったなぁ!!

いやぁ、記憶の中にある古い建物とはえらい違いなんで、ひたすらビックリして、思わず写真を撮ってきてしまいました。

後で調べたところによりますと、新しい公会堂は2006年6月にオープンしたそうで、大ホール小ホールを合わせると、収容人数は1300人で、今回のステージである大ホールは1190席なんだそうな。(なんか、ちょっとハンパな数字ですなー)

荻窪駅北口から吉祥寺方面に向かって徒歩七分。いいロケーションではあります。

大ホールには、スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタインのフルコンがあるそうで、さらに希望すればヤマハのフルコンも使えるとか。


シューボックスタイプのホールで、見た目、清水マリナートによく似ていますねー。

●古い方の公会堂は

1957年に建てられたそうで、当時1000席以上のホールは、東京ではここと日比谷公会堂のみで、「東洋一の文化の殿堂」と呼ばれたんだそうです。

テレビ番組の公開録画も多く、かの「8時だよ! 全員集合」なんか、やったそうな。

加藤剛版の『砂の器』もここだったんじゃなかったかなぁ。

私自身は、小学校五年と六年の時に、全日本リード合奏大会の本戦がここだったので、懐かしいです。が、当時すでに古ぼけた感じのホールでしたが……(^。^;)

知らないうちに、現代的なすごいホールに衣替えしてたんですねー。日本フィルのフランチャイズホールなんだって。

●伝統のクラブソングが!


プログラムをいただいたら、59回目だって! す、すごいもんだ。

偶然OB会幹事の山本さん、さらにOB会会長の高嶋先輩とご一緒することになり、開演前は、来年ここのホールで行われる予定のOBOG合同ステージの話になりました。現役生の定期演奏会の1ステージに、OBOGが参加してやる、という催しで、五年に一回くらいのペースかな?

広々としたステージで、これなら200人くらい載っても平気だ、なんて言ってたんだけど、現役生が並んだら、なんと、120人くらいいて、ど、どこからこんなに集まったんだ! これじゃあOBOGがのるスペース、ないじゃん! みたいなぁ。(女声80、男声40くらい。女声は伝統的に東女生のクラブで、現役も全員東女でした。おっかしいなぁ、そんなに大きな学校じゃないのに、どこから80人も湧いてくるんだ?!)

ともあれ、自分がかつて所属していたクラブが隆盛である、というのは、頼もしいものですね。

私たちの現役時代に振って下さった先生は、もうこちらからは引退しちゃって久しいんで、昔とはクラブの雰囲気も違うのかもなー……とも思いましたが、プログラムの中に楽しそうな写真がたくさん載っていたので、うん、いい雰囲気でやってるんだ、と嬉しくなりました。

さらに、プログラムの最初のページに、

我らが先生が作詞作曲なされた、懐かしのクラブソングが!

で、初っ端にクラブソングを歌ってくれました。

ふふ、この曲、結構難しくて、苦労しました。そして、現役生もやっぱりちょっと苦労してました。

明るい、いい曲なんですがねー。ソプラノの音形、難しいんだよな(ノД`)

●ステージのお題は

1ステ
谷川俊太郎/詩
信長貴富/曲
混声合唱組曲「朝のリレー」

2ステ
Bob Chilcott
A Little Jazz Mass
(女声)

3ステ
堀口大學/詩
木下牧子/曲
無伴奏男声合唱曲集「恋のない日」より

4ステ
立原道造/詩
尾形敏幸/曲
混声合唱組曲「風に寄せて」

で、全部暗譜。ヤッパリ若者の記憶力はすごいわ。

女声と男声、それぞれに専属のボイストレーナーがいるためか、とってもきれいな発声で、各パートのバランスもなかなかです。パート毎の音も揃ってるしね。

1ステは、若々しさが溢れていて、とても良い雰囲気。言葉がよく立ってました。

2ステの女声、ジャズのリズムのキレがなかなか。KyrieとGloriaが良かったなー。Benedictusとかは、もうちょっとニュアンスのある声が欲しかった。残念。

3ステ、男声はテナーが高いところを軽々とした良い発声で、聞きやすい。バスがここぞ、というところでもっと鳴るといいですね。あんまり下バスさんがいないのかな?

このステージで、久方ぶりに堀口大學の詩に接しましたが、う~ん、こんなに良かったっけ?(と言えるほど、元々読んでいないんだな、うん。堀口先生、スミマセン)

朗読ライブで読みたいなぁ。あ、そうだ、1ステの「美しい夏の朝に」というのが良かった。これも読みたい!

※一昨年のクリスマスライブで好評だったので、今年はたくさんやりたい、とチームで言ってたのに、脚本担当の私めが仕事にかまけてて、てんで準備できませんでした。ノアちゃん、明石くん、ゴメン! 来年は、なんとか!

4ステの曲が、なかなか後半難しくて、ソプラノはA以上が山ほど出てくる。どうしても必死になって出すもんだから、だんだんノドがしまっちゃうのか、硬い感じの声になってしまったところがあって、とても残念。アルトは最後まで、いい音でどっしり支えてくれてましたねー。
惜しむらくは、この曲が一番苦労してたのか、言葉が飛んでこなかったこと。

現役生も、そのうち順に卒業してOBOGになっていくわけだけど、卒業してからも、ずっと続けていける人がどれぐらいいるんだろうか……とふと思いました。

継続する、というのは、何事も難しいことですけど、今日歌った歌を、また私たちのように二十年、三十年経ってまた歌ってみて、ヤッパリ合唱って、仲間って、素晴らしいな、と思ってもらえたらな。

それにしても、現役生の男声、ほとんど中学生か高校生のように見え、マンガ『少年ノート』の男の子たちのように見えました。まあ、自分の子供くらいの年代なんで、どーしても娘と同じように、子供子供してて可愛いなぁ、なんて思っちゃうんですけどね。(失礼である)

そうかー。現役時代の男声って、こんなにやたら細いんだなぁ……と思いを新たにいたしました。女の子は、丸みがあるので、スマートな子でも、やたらに細いって感じじゃないんですけどねぇ。

自分が現役時代は、あんまりそういう感慨はなかったですが、ナルホド、若者とは細っこいモノであるのだな………と、ミョーな事に感心して帰ってきたのでした。まる。
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