[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
オペラ合唱曲の譜読みした。死んだ。
●山ほどあるでないの!
最初の計画では、アイーダ他4曲・・・くらいかな~?
って話だったんですけどネ。
増えてますネ、何気に・・・。
譜面を整理してみたら、
・アイーダ
・トゥーランドット「誰も寝てはならぬ」
・カルメン「ハバネラ」
・カルメン「闘牛士の歌」
・椿姫「乾杯の歌」
これだけで5曲あるっつーのに、
なぜか「フニクリフニクラ」まで入ってる~!
選曲は、テノールの神田さん。いかにもお好きそうな
演目っつーか、まあ、オペラハイライトと言えば
たいていは入る演目ばかしではありますが、それに
しても、多いゾ。ハバネラで大ファンの北條さんの
ソロが聴けるので、みんなでキャアキャア言ってた
んだけど、聴くだけならお気楽なんだが~。
オペラの合唱曲は、概してユニゾン部分が多く、
合唱曲としては、それほど凝ったつくりになって
いない場合が多いので、音採りそのものはつらく
ないのですが、ふつーはオペラに出演する
ソリストたちが群衆のシーンで皆で歌うっていう
形ですから、ばんばんHigh Toneが出てきちゃう。
「闘牛士の歌」のクライマックスシーン、
何気にHigh C・・・ありました。
誰が出すんじゃ、誰が!
難解なリズムで苦労するのが「乾杯の歌」の合唱。
幸いにして、昔ひびきでさんざんやったので、
これはナンとかなる。(ナンとかなる・・・はず)
ただし、しばらくやってないので、また口まわしの
練習をしないと、口が回りきらなかったりする。
くそぉ、やっぱり練習あるのみ、なのか~。
そろそろメイン曲の
「戴冠ミサ」と佐藤眞の「旅」を見ないと
いけないんですが、今日はオペラ譜見ただけで
疲れてしまった。譜読みで疲れているバヤイじゃないのだが!
●Locus isteの意味を初めて知りました~
クラブの愛唱歌として長年親しんできた曲で
あるにもかかわらず、今まで横着をして
和訳とか、調べたことがありませんでした。
今回クリスマス礼拝で歌うので、
訳文を探そうってことになり、
ネットで探してみました。
で、この曲は1869年に作曲されたもので、
聖堂献堂式のための昇階唱(Graduale)だとか。
昇階唱ってのは、ミサの前半、
キリエやグローリアの後、
使徒の書簡を朗読(パウロの手紙とかですね)した後に、
アレルヤ唱と一緒に歌われる場合が多いようです。
で、その後に福音書朗読があって、クレドになる。
とまあ、通常ミサの時に登場する曲の一種です。
で、このブルックナーの曲はどういう意味か、というと
Locus iste a Deo factus est
この場所は神によって造られた
est inaestimabile sacramentum irreprehensibilis est.
それは何とはかり知れぬ秘蹟であることか。そこには
何一つ欠けたところがない
という訳になるんだそうです。
へーへーほーほーしちゃいました。
そーいう歌詞だとは考えもしませんでした~!
(何も考えずにてきとーに歌ってきたこと、丸出し!)
手持ちのLatin-English Dictionary(Collins Latin
Dictionary Plus Grammer)によりますと、
Locus=place, site, locality regionなど
iste=that of yours
あ~ホントだ~。この聖堂はあなた(=神)のものって
意味なんだネ。
facioとかfactumが、to makeだってのは知ってたんだけど、
しょっぱなのlocus isteがなんじゃらほい? だった。
(辞書を持ってるんだから、自分でも調べる努力をしろ!)
よくよく見てみると、
inaestimabileは、in(=not)+estimate+ableっぽいし、
irreprehensibilisはirre(=not, irregular-regularと同じネ)+
prehensible(comprehendのprehend+ableっぽい)
で、ナンとか英語類推でアタリがつく単語であった。
な~んだ。
やっぱり何事も、勉強しなくちゃ、ダメだった。
ラテン語、なかなか勉強できないんだけど、
英語の語源として遡っていくと、むちゃくちゃおもしろい
んで、ヒマがあるとOxfordで調べて悦に入っています。
以前は面倒なんでそこまで調べませんでしたが、
いまやkindle内蔵Oxfordのおかげで、かなり詳しい
語源まですぐ調べられる。ああ、ありがたや。
で、調べれば調べるほど、やっぱり欧米のモトはローマだわ、
と感嘆するのである。
これをこそO Magnum Mysteriumと言わずばなるまい。
それにしても、このMagnumって単語、
ラテン語だと「マーニュム」で格調高いっぽいんだけど、
単に「デカイ」の意味にもなる言葉で、英語読みすると
「マグナム」。この単語を見るたびに、映画『ダーティー・
ハリー』でクリント・イーストウッドが、
「Go ahead, make my day.」と脅しながら
マグナムを構えてる図・・・が頭に浮かんでしまうのは、
私だけなんだろーか。
ちなみに、手許の英和辞典を引いたら、
ちゃっかりlocus、入ってました。
「場所、位置」「(数学)軌跡」「(活動・力の)中心(地)、根源」、
「(遺伝学)染色体上の遺伝子の位置」という意味だって。
locustという単語は知ってたんだけど、その手前のところに
ちゃっかりラテン語のlocusがあるとは気づかなんだ!
さらにちなみに、locustは「イナゴ・バッタ」のこと。
聖書の中では、旧約聖書のモーゼのお話のところで
大活躍します。神がエジプト人を罰するために
「イナゴの大群」(a plague of locust)を送り、
エジプトの民を飢えさせた、というエピソードに
登場することで有名でぇす。
語学を勉強するのが趣味のこーらさんが
ラテン語をやってくれれば、苦労して自分で
調べなくてもいいのになぁ・・・やらないかなぁ。
と狙っているんですけど、どーもやりそーもありません。
ま、現在公用語で使っている国はないんで、
これ覚えても、海外旅行で迷子になった時
使えないからなぁ・・・・。
最初の計画では、アイーダ他4曲・・・くらいかな~?
って話だったんですけどネ。
増えてますネ、何気に・・・。
譜面を整理してみたら、
・アイーダ
・トゥーランドット「誰も寝てはならぬ」
・カルメン「ハバネラ」
・カルメン「闘牛士の歌」
・椿姫「乾杯の歌」
これだけで5曲あるっつーのに、
なぜか「フニクリフニクラ」まで入ってる~!
選曲は、テノールの神田さん。いかにもお好きそうな
演目っつーか、まあ、オペラハイライトと言えば
たいていは入る演目ばかしではありますが、それに
しても、多いゾ。ハバネラで大ファンの北條さんの
ソロが聴けるので、みんなでキャアキャア言ってた
んだけど、聴くだけならお気楽なんだが~。
オペラの合唱曲は、概してユニゾン部分が多く、
合唱曲としては、それほど凝ったつくりになって
いない場合が多いので、音採りそのものはつらく
ないのですが、ふつーはオペラに出演する
ソリストたちが群衆のシーンで皆で歌うっていう
形ですから、ばんばんHigh Toneが出てきちゃう。
「闘牛士の歌」のクライマックスシーン、
何気にHigh C・・・ありました。
誰が出すんじゃ、誰が!
難解なリズムで苦労するのが「乾杯の歌」の合唱。
幸いにして、昔ひびきでさんざんやったので、
これはナンとかなる。(ナンとかなる・・・はず)
ただし、しばらくやってないので、また口まわしの
練習をしないと、口が回りきらなかったりする。
くそぉ、やっぱり練習あるのみ、なのか~。
そろそろメイン曲の
「戴冠ミサ」と佐藤眞の「旅」を見ないと
いけないんですが、今日はオペラ譜見ただけで
疲れてしまった。譜読みで疲れているバヤイじゃないのだが!
●Locus isteの意味を初めて知りました~
クラブの愛唱歌として長年親しんできた曲で
あるにもかかわらず、今まで横着をして
和訳とか、調べたことがありませんでした。
今回クリスマス礼拝で歌うので、
訳文を探そうってことになり、
ネットで探してみました。
で、この曲は1869年に作曲されたもので、
聖堂献堂式のための昇階唱(Graduale)だとか。
昇階唱ってのは、ミサの前半、
キリエやグローリアの後、
使徒の書簡を朗読(パウロの手紙とかですね)した後に、
アレルヤ唱と一緒に歌われる場合が多いようです。
で、その後に福音書朗読があって、クレドになる。
とまあ、通常ミサの時に登場する曲の一種です。
で、このブルックナーの曲はどういう意味か、というと
Locus iste a Deo factus est
この場所は神によって造られた
est inaestimabile sacramentum irreprehensibilis est.
それは何とはかり知れぬ秘蹟であることか。そこには
何一つ欠けたところがない
という訳になるんだそうです。
へーへーほーほーしちゃいました。
そーいう歌詞だとは考えもしませんでした~!
(何も考えずにてきとーに歌ってきたこと、丸出し!)
手持ちのLatin-English Dictionary(Collins Latin
Dictionary Plus Grammer)によりますと、
Locus=place, site, locality regionなど
iste=that of yours
あ~ホントだ~。この聖堂はあなた(=神)のものって
意味なんだネ。
facioとかfactumが、to makeだってのは知ってたんだけど、
しょっぱなのlocus isteがなんじゃらほい? だった。
(辞書を持ってるんだから、自分でも調べる努力をしろ!)
よくよく見てみると、
inaestimabileは、in(=not)+estimate+ableっぽいし、
irreprehensibilisはirre(=not, irregular-regularと同じネ)+
prehensible(comprehendのprehend+ableっぽい)
で、ナンとか英語類推でアタリがつく単語であった。
な~んだ。
やっぱり何事も、勉強しなくちゃ、ダメだった。
ラテン語、なかなか勉強できないんだけど、
英語の語源として遡っていくと、むちゃくちゃおもしろい
んで、ヒマがあるとOxfordで調べて悦に入っています。
以前は面倒なんでそこまで調べませんでしたが、
いまやkindle内蔵Oxfordのおかげで、かなり詳しい
語源まですぐ調べられる。ああ、ありがたや。
で、調べれば調べるほど、やっぱり欧米のモトはローマだわ、
と感嘆するのである。
これをこそO Magnum Mysteriumと言わずばなるまい。
それにしても、このMagnumって単語、
ラテン語だと「マーニュム」で格調高いっぽいんだけど、
単に「デカイ」の意味にもなる言葉で、英語読みすると
「マグナム」。この単語を見るたびに、映画『ダーティー・
ハリー』でクリント・イーストウッドが、
「Go ahead, make my day.」と脅しながら
マグナムを構えてる図・・・が頭に浮かんでしまうのは、
私だけなんだろーか。
ちなみに、手許の英和辞典を引いたら、
ちゃっかりlocus、入ってました。
「場所、位置」「(数学)軌跡」「(活動・力の)中心(地)、根源」、
「(遺伝学)染色体上の遺伝子の位置」という意味だって。
locustという単語は知ってたんだけど、その手前のところに
ちゃっかりラテン語のlocusがあるとは気づかなんだ!
さらにちなみに、locustは「イナゴ・バッタ」のこと。
聖書の中では、旧約聖書のモーゼのお話のところで
大活躍します。神がエジプト人を罰するために
「イナゴの大群」(a plague of locust)を送り、
エジプトの民を飢えさせた、というエピソードに
登場することで有名でぇす。
語学を勉強するのが趣味のこーらさんが
ラテン語をやってくれれば、苦労して自分で
調べなくてもいいのになぁ・・・やらないかなぁ。
と狙っているんですけど、どーもやりそーもありません。
ま、現在公用語で使っている国はないんで、
これ覚えても、海外旅行で迷子になった時
使えないからなぁ・・・・。
PR
この記事へのトラックバック
トラックバックURL
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[12/10 Meamo]
[09/15 スーパーコピーブランド激安通販専門店]
[09/04 p9nu9tw180]
[09/02 t5mn6rt387]
[09/01 b6ck4kz060]
最新記事
(12/07)
(08/06)
(07/28)
(07/09)
(07/09)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
P R
大和んちゅですよね?
やはり!
ローマネタ、うけると嬉しいです。
「Wheelock's Latin
The Classical Introductory Latin ourse, Based on Ancient Authors」
という、アメリカのラテン語クラスで使うらしい
ラテン語の文法書兼問題集なるものを買ってしまったのですが、
歯が立つかどうかわかんない。が、まえがきのところに
ラテン語の歴史や、他の原語との関連性など、わかりやすく
書かれているんで、時々のぞいてへーへーほーほーしています。
日本語の参考書より、こっちの方がわかりやすいような気が
するんだなぁ(たぶん、錯覚でしょう)。