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ちえ蔵VSクール・プリエール
●なんとか行けて、ほんと、良かった!
水曜日に行くつもりで、前からルンルンしていた
Mの島さん企画の英国歌曲演奏会、結局熱中症で
行けず、モンモンとしてた(で、行ったヤツらから、
「良かった~良かった~」というメールがバンバン。
くそぉ・・・)ので、ともかく体調整え、無理せず、
なんとか東京にたどり着く!という計画で発進。
●まずは赤坂だぁ!
今回、赤坂のライブハウス「セプテンバーイレブンス」(1111)
に初めての登場、ということで、赤坂だよ、すごいところだよ、
うわぁ・・・てな感じで行きました。広いお店ではないんですけど、
凝った作りで、ライブスケジュール表を覗いたら、なかなかの
ビッグネームが多い、ほんと、うわぁ、なお店。
これは、エントランスのところ。
専属の彫金作家の方がいらっしゃるのかなぁ、
階段の手すりとか、柱とか、オシャレなんですよぉ。
天井を見上げると、ほおずきで作った
オブジェ~。ちょっとこの写真だと
色が落ちちゃってますが、ホンモノは
もっとオレンジがきれい。
で、お料理が美味しいお店だというので、
早速オードブル盛り合わせをお願いしました。
パテがおいちかった~♪
人気の逸品らしく、後から来た
M田夫妻が頼もうとしたら、もう
売り切れになっちゃってました。ごめんネ、一人で満喫
してしまったヨ。
最初は(お酒飲むと、まだマズイかな・・・)と用心して、
紅茶なんか啜ってたんですが、ワインが美味しいお店
だというので、Nおさんに便乗して、白と赤を少々。
赤ワインがものすごぉく香りが良くて、爽やかに美味でした!
●おっと、肝心の演奏の話を書かねば!
実は今回のライブは、前もってどういった曲をやるか、とか、
いろいろお話をうかがっていましたのでした。
ミュージカルナンバー、たくさん!
・・・と言うことは、英語ばっかり!
先日セサミストリートを静岡組女声で四苦八苦して
練習してたんですけど、なかなかスキっと出来ない。
みんなで分析していて、結局英語って、
学生時代に「和訳しなさい」というのを仕込まれて
いるので、つい、歌詞を発音する瞬間に、
ふっと頭の中で和訳してしまい、そのせいで、
英語を発音するのがコンマ何秒遅れているようだ、
というのに行き当たりました。
そーなんです。英語って、長年やっていただけに、
そーいう妙なクセがついちゃってる言葉なんです。
これがドイツ語だ、イタリア語だ、ラテン語だって
言ったら、ちょっと考えないと和訳が出てこない
もんだから、逆に歌う瞬間に和訳したりするよゆーはない。
あと、英語に特徴的な子音の発音を
ベルカントとどう調整するか?
というのも難しい。
で、今回はディズニーの「アナスタシア」や「美女と野獣」、
「ハロー・ドーリー」と、かなり言葉数が多いナンバーばかり。
で、その上にまたShall We Dance?やって、I Could Have
Danced All Nightもありぃの。で、ご本人も前夜までぎりぎり
練習してたみたい。珍しく緊張しまくっていたよーで、
前日夜私その他にメールの山が。で、みんなで
「そーとー緊張してるよ。大丈夫なのか?」とドキドキ。
でもでも、ものすごく頑張りました!
歌い上げ、感動の嵐を作り上げました!
初めてのお客さんもかなり多かったみたいですが、
非常に喜ばれておったです。
英語の歌の他にも、イタリア歌曲の「私を泣かせて
ください」とか、ピアノのえまちゃんとチェロのなみちゃんの
「リベル・タンゴ」とか、なみちゃんの無伴奏チェロ(バッハ)とか、
非常に盛りだくさんのプログラムで、
ようがんばった。すごい! えらい! でした。
最後の最後に、アンコール曲として、本人の
テーマソングの一つ「Remember the Kiss」を熱唱。
ふと隣を見たら、M田夫妻が、ぼろぼろ泣いておった。
ほんま、エエ人たちや。
途中、お客さんをアゴでこき使う、ちえ蔵らしい(!?)
場面も2度ほどありました。
「今日は他の演奏会があるから行けないって言って
おいたのに~、どうしてもとか言うからチケット無駄にしてきた~」と
言っていたA石さんが、イキナリご指名で、デュエット歌わされた!
とは言え、さすがA石さん、見事な歌声を披露し、
お客さんの喝采を浴びていました。今度サントリーホールの
小ホールデビューが決まったそーです。頑張るなぁ。
・・・しかし、A石さんのご指名がかかった瞬間、
「ヤバイ!」と私も内心真っ青になっていたのでした。
ましゃか、こんなグレード高いライブハウスで、
私なんかをイキナリ使いはしないだろう・・・とは思ったんですが、
ちえ蔵と普段デュエットで相当いろいろ歌っているA石さんは、
一緒にすぐやれる曲があるから、まあ、いいとして(いいのか!?)、
私はやれる曲ないもんネ、ほっ・・・。
と胸を撫で下ろしていたのですが、終演後、
笑い話でそーいう話をしていたら、
「いえ、お願いしようかと思ってました。でも、
熱中症になられたってことだったんで、遠慮したんです~」
という、おっそろしいコメントが返ってきた!
よ、よかった。
熱中症の話、みっともないけどブログに書いといて、
ほんと、よかった。
だいたい、今週まともに声出ししてないっつーの。
ちなみにもうお一方、イキナリ舞台に引っ張り上げられて、
ちえ蔵とShall We Dance?で踊らされた男性も。
ま、まあ、何でもアリの人だ、と諦めておられたのか、
楽しげに踊っていらっしゃいました。
とりあえず、ひじょーに盛り上がりました。
まずは大成功、の一夜でした。
かなりのチャレンジに挑戦し、本人のプレッシャーは
相当なものだったと思いますが、菩提樹院コンサートより
さらにパワーアップし、本当に素晴らしい、伸びやかな
声が会場に響き渡りました。
たくさんのチャレンジが、たくさんのメッセージとなって
お客さんの心に響いた、ステキな夜でした。
●クール・プリエールがまた良かった!
今回、会場でお目にかかれたソーノ人は、
MかちゃんとCHOクンだけだったのが残念でした。
せっかくの、懐かしのヒットソング(?)、
バッハのMOTETT IIIだったのにぃ。
CHOくんのお話では、彼の学年はこれを
歌えなかったそうで、入部した時には、
既に愛唱歌と化していたんだそーです。
で、今回の演奏会は初っぱながグレゴリオ聖歌。
こ~れ~が、ものすごく美しかった!
つかみは、ものスゴクおっけー!でしたね。
響きがほんと、美しかった。思わず帰宅してから
カトリック聖歌集を漁ってしまいましたよ。
女声組で一つやってみたいなぁ。
前半のステージは、ジョスカン・デ・プレや
プーランクや、リストや、の無伴奏曲で、難しい宗教曲が
たくさん。中でもプーランクのSalve Reginaが、素晴らしかった。
プーランクらしい、大変難しい音程のところが、さりげに
大量に出てくるんだけど、きれい~に処理されていて、
さすが。サン・サーンスの2つの合唱曲はフランス語で、
ちょっと難易度の高さを感じましたが、前半最後の
リストのPater Noster(「主の祈り」オラトリオ「キリスト」より)も
ステキな曲でした。リストの合唱曲って初めて聞いたので、
なかなか印象深かった。
●で、お待ちかねの「モテット3番」!
「今年はこれやるんだよ~」というお話を
K田氏から以前うかがった時、思わず、
「あ、ずるい~。これ、暗譜してあるでしょ~」
と言ってしまいましたが、私も暗譜してます。
やっぱり学生時代にやった曲って、
三つ子の魂百まで、で、ずっと覚えてるものですよね。
ですからまあ、自分のパートは特に、
どこのどーいうところが歌いにくい難所か、
把握している。てんで、思わずソプラノを心の中で
大声援。つい純正律じゃなく、平均律の音に入っちゃって、
取り外しやすいとこが多いんだも~ん。
とはいえ、さすが、宗教音楽のプロ、
修道生活10年経験者の黒岩英臣先生は、
やっぱりこういう曲が本領発揮なんだなぁ。
つい最初にご登場になった時、
(あ、今日はちゃんとバンダナはずしてきてる、よしよし)とか
みょーなところでホッとしたりしてたんですけどね。*
*6月に静岡で振られたマーラーの「復活」の時は、
本番の時もバンダナしっぱなしで、最後に挨拶される時に
急いで外されていた・・・。
ま、それはおいといて。
元々各パートのバランスが非常に良い合唱団ですが、
このモテット3番は、これぞポリフォニーって感じの
サウンド作りがものすごく良かったです。
フーガのところも、とってもキレが良くって、
宗教曲だっていうのに、こんなに楽しくていいんだろうか?
というぐらい楽しめてしまった。
第6曲目のIhr aber seid nicht fleischlich
(あなたがたは肉のものではない)の出だし、
テノールの先行するところ、K田氏がひっじょーに
楽しそうに美声を響かせていたのが印象的でした。
あ~、いいなぁ。
実は、静岡バッハでも練習はやったんですけどね。
いつの間にか、ヨハネをやることになっちゃって、
マエストロはモテットをステージに掛けることを
すっかり忘れておしまいになったキライが・・・。
(ま、まあ、うちらのところでは、ありがちなんですけどもさ)
いつかまたやりたいなぁ。
ちなみに、話は脱線しますが、
最近発声練習用に、と渡された譜面は、
ブルックナーのLocus Isteであります。きゃ~い♪
ソーノでは愛唱歌に入っていたので、昔から大好き。
が、譜面を渡したことをマエストロは時折お忘れになり、
発声練習はいきなりヨハネの1番通しだったりする。
(ま、それもうちらのお約束っつーか・・・)
●特筆すべきは!
うっかり書き忘れそうになりましたが、
今回のモテット3番にはオルガンとチェロのお供が!
それも、むっちゃくちゃ素晴らしい名手が!
チェロは田崎瑞博さん、オルガンは能登伊津子さん。
特に田崎さんが素晴らしかった。アンサンブル「音楽三昧」と
アンサンブルBWV2001をやっていらっしゃる方。
こ~んなステキな通奏低音でやれるなんて、
いいよな~~~~~~!って感じでした。
で、その上にもんのすごいオマケが!
アンコールで「ラシーヌ賛歌」だったんですけど、
普通ピアノが一人でやるとこを、チェロとオルガンがぁ!
もうもう、チェロを永遠に聞いていたいって感じでしたね、
前奏部分。も、もちろん、合唱も見事にステキだったんだけど、
こういう演奏形態のラシーヌ、初めてで、感動でした。
う~ん、これがホントのラシーヌの音なんだなぁ、と
つくづく思いました。
他のお客さんもそう思った方が多かったのか、
また、合唱とのバランスも絶妙で、
本当に美しかったせいか、万雷の拍手。
ついでに、ブラボーもかかってました。
アンコールなのに・・・。
●というわけで、東京1泊鑑賞ツアー終了。
は~、堪能しました。
東名バスでご帰還し、今日は早速
仕事漬けです、はい。
あ、そうそう、クール・プリエールに行く前に、
久々にラーメン屋さん行きました。
「ラーメン花月嵐」です。
トッピングに煮玉子つけて、
冷やしつけ麺、堪能しました。
やっぱ、ラーメンは豚骨っしょ。
水曜日に行くつもりで、前からルンルンしていた
Mの島さん企画の英国歌曲演奏会、結局熱中症で
行けず、モンモンとしてた(で、行ったヤツらから、
「良かった~良かった~」というメールがバンバン。
くそぉ・・・)ので、ともかく体調整え、無理せず、
なんとか東京にたどり着く!という計画で発進。
●まずは赤坂だぁ!
今回、赤坂のライブハウス「セプテンバーイレブンス」(1111)
に初めての登場、ということで、赤坂だよ、すごいところだよ、
うわぁ・・・てな感じで行きました。広いお店ではないんですけど、
凝った作りで、ライブスケジュール表を覗いたら、なかなかの
ビッグネームが多い、ほんと、うわぁ、なお店。
これは、エントランスのところ。
専属の彫金作家の方がいらっしゃるのかなぁ、
階段の手すりとか、柱とか、オシャレなんですよぉ。
天井を見上げると、ほおずきで作った
オブジェ~。ちょっとこの写真だと
色が落ちちゃってますが、ホンモノは
もっとオレンジがきれい。
で、お料理が美味しいお店だというので、
早速オードブル盛り合わせをお願いしました。
パテがおいちかった~♪
人気の逸品らしく、後から来た
M田夫妻が頼もうとしたら、もう
売り切れになっちゃってました。ごめんネ、一人で満喫
してしまったヨ。
最初は(お酒飲むと、まだマズイかな・・・)と用心して、
紅茶なんか啜ってたんですが、ワインが美味しいお店
だというので、Nおさんに便乗して、白と赤を少々。
赤ワインがものすごぉく香りが良くて、爽やかに美味でした!
●おっと、肝心の演奏の話を書かねば!
実は今回のライブは、前もってどういった曲をやるか、とか、
いろいろお話をうかがっていましたのでした。
ミュージカルナンバー、たくさん!
・・・と言うことは、英語ばっかり!
先日セサミストリートを静岡組女声で四苦八苦して
練習してたんですけど、なかなかスキっと出来ない。
みんなで分析していて、結局英語って、
学生時代に「和訳しなさい」というのを仕込まれて
いるので、つい、歌詞を発音する瞬間に、
ふっと頭の中で和訳してしまい、そのせいで、
英語を発音するのがコンマ何秒遅れているようだ、
というのに行き当たりました。
そーなんです。英語って、長年やっていただけに、
そーいう妙なクセがついちゃってる言葉なんです。
これがドイツ語だ、イタリア語だ、ラテン語だって
言ったら、ちょっと考えないと和訳が出てこない
もんだから、逆に歌う瞬間に和訳したりするよゆーはない。
あと、英語に特徴的な子音の発音を
ベルカントとどう調整するか?
というのも難しい。
で、今回はディズニーの「アナスタシア」や「美女と野獣」、
「ハロー・ドーリー」と、かなり言葉数が多いナンバーばかり。
で、その上にまたShall We Dance?やって、I Could Have
Danced All Nightもありぃの。で、ご本人も前夜までぎりぎり
練習してたみたい。珍しく緊張しまくっていたよーで、
前日夜私その他にメールの山が。で、みんなで
「そーとー緊張してるよ。大丈夫なのか?」とドキドキ。
でもでも、ものすごく頑張りました!
歌い上げ、感動の嵐を作り上げました!
初めてのお客さんもかなり多かったみたいですが、
非常に喜ばれておったです。
英語の歌の他にも、イタリア歌曲の「私を泣かせて
ください」とか、ピアノのえまちゃんとチェロのなみちゃんの
「リベル・タンゴ」とか、なみちゃんの無伴奏チェロ(バッハ)とか、
非常に盛りだくさんのプログラムで、
ようがんばった。すごい! えらい! でした。
最後の最後に、アンコール曲として、本人の
テーマソングの一つ「Remember the Kiss」を熱唱。
ふと隣を見たら、M田夫妻が、ぼろぼろ泣いておった。
ほんま、エエ人たちや。
途中、お客さんをアゴでこき使う、ちえ蔵らしい(!?)
場面も2度ほどありました。
「今日は他の演奏会があるから行けないって言って
おいたのに~、どうしてもとか言うからチケット無駄にしてきた~」と
言っていたA石さんが、イキナリご指名で、デュエット歌わされた!
とは言え、さすがA石さん、見事な歌声を披露し、
お客さんの喝采を浴びていました。今度サントリーホールの
小ホールデビューが決まったそーです。頑張るなぁ。
・・・しかし、A石さんのご指名がかかった瞬間、
「ヤバイ!」と私も内心真っ青になっていたのでした。
ましゃか、こんなグレード高いライブハウスで、
私なんかをイキナリ使いはしないだろう・・・とは思ったんですが、
ちえ蔵と普段デュエットで相当いろいろ歌っているA石さんは、
一緒にすぐやれる曲があるから、まあ、いいとして(いいのか!?)、
私はやれる曲ないもんネ、ほっ・・・。
と胸を撫で下ろしていたのですが、終演後、
笑い話でそーいう話をしていたら、
「いえ、お願いしようかと思ってました。でも、
熱中症になられたってことだったんで、遠慮したんです~」
という、おっそろしいコメントが返ってきた!
よ、よかった。
熱中症の話、みっともないけどブログに書いといて、
ほんと、よかった。
だいたい、今週まともに声出ししてないっつーの。
ちなみにもうお一方、イキナリ舞台に引っ張り上げられて、
ちえ蔵とShall We Dance?で踊らされた男性も。
ま、まあ、何でもアリの人だ、と諦めておられたのか、
楽しげに踊っていらっしゃいました。
とりあえず、ひじょーに盛り上がりました。
まずは大成功、の一夜でした。
かなりのチャレンジに挑戦し、本人のプレッシャーは
相当なものだったと思いますが、菩提樹院コンサートより
さらにパワーアップし、本当に素晴らしい、伸びやかな
声が会場に響き渡りました。
たくさんのチャレンジが、たくさんのメッセージとなって
お客さんの心に響いた、ステキな夜でした。
●クール・プリエールがまた良かった!
今回、会場でお目にかかれたソーノ人は、
MかちゃんとCHOクンだけだったのが残念でした。
せっかくの、懐かしのヒットソング(?)、
バッハのMOTETT IIIだったのにぃ。
CHOくんのお話では、彼の学年はこれを
歌えなかったそうで、入部した時には、
既に愛唱歌と化していたんだそーです。
で、今回の演奏会は初っぱながグレゴリオ聖歌。
こ~れ~が、ものすごく美しかった!
つかみは、ものスゴクおっけー!でしたね。
響きがほんと、美しかった。思わず帰宅してから
カトリック聖歌集を漁ってしまいましたよ。
女声組で一つやってみたいなぁ。
前半のステージは、ジョスカン・デ・プレや
プーランクや、リストや、の無伴奏曲で、難しい宗教曲が
たくさん。中でもプーランクのSalve Reginaが、素晴らしかった。
プーランクらしい、大変難しい音程のところが、さりげに
大量に出てくるんだけど、きれい~に処理されていて、
さすが。サン・サーンスの2つの合唱曲はフランス語で、
ちょっと難易度の高さを感じましたが、前半最後の
リストのPater Noster(「主の祈り」オラトリオ「キリスト」より)も
ステキな曲でした。リストの合唱曲って初めて聞いたので、
なかなか印象深かった。
●で、お待ちかねの「モテット3番」!
「今年はこれやるんだよ~」というお話を
K田氏から以前うかがった時、思わず、
「あ、ずるい~。これ、暗譜してあるでしょ~」
と言ってしまいましたが、私も暗譜してます。
やっぱり学生時代にやった曲って、
三つ子の魂百まで、で、ずっと覚えてるものですよね。
ですからまあ、自分のパートは特に、
どこのどーいうところが歌いにくい難所か、
把握している。てんで、思わずソプラノを心の中で
大声援。つい純正律じゃなく、平均律の音に入っちゃって、
取り外しやすいとこが多いんだも~ん。
とはいえ、さすが、宗教音楽のプロ、
修道生活10年経験者の黒岩英臣先生は、
やっぱりこういう曲が本領発揮なんだなぁ。
つい最初にご登場になった時、
(あ、今日はちゃんとバンダナはずしてきてる、よしよし)とか
みょーなところでホッとしたりしてたんですけどね。*
*6月に静岡で振られたマーラーの「復活」の時は、
本番の時もバンダナしっぱなしで、最後に挨拶される時に
急いで外されていた・・・。
ま、それはおいといて。
元々各パートのバランスが非常に良い合唱団ですが、
このモテット3番は、これぞポリフォニーって感じの
サウンド作りがものすごく良かったです。
フーガのところも、とってもキレが良くって、
宗教曲だっていうのに、こんなに楽しくていいんだろうか?
というぐらい楽しめてしまった。
第6曲目のIhr aber seid nicht fleischlich
(あなたがたは肉のものではない)の出だし、
テノールの先行するところ、K田氏がひっじょーに
楽しそうに美声を響かせていたのが印象的でした。
あ~、いいなぁ。
実は、静岡バッハでも練習はやったんですけどね。
いつの間にか、ヨハネをやることになっちゃって、
マエストロはモテットをステージに掛けることを
すっかり忘れておしまいになったキライが・・・。
(ま、まあ、うちらのところでは、ありがちなんですけどもさ)
いつかまたやりたいなぁ。
ちなみに、話は脱線しますが、
最近発声練習用に、と渡された譜面は、
ブルックナーのLocus Isteであります。きゃ~い♪
ソーノでは愛唱歌に入っていたので、昔から大好き。
が、譜面を渡したことをマエストロは時折お忘れになり、
発声練習はいきなりヨハネの1番通しだったりする。
(ま、それもうちらのお約束っつーか・・・)
●特筆すべきは!
うっかり書き忘れそうになりましたが、
今回のモテット3番にはオルガンとチェロのお供が!
それも、むっちゃくちゃ素晴らしい名手が!
チェロは田崎瑞博さん、オルガンは能登伊津子さん。
特に田崎さんが素晴らしかった。アンサンブル「音楽三昧」と
アンサンブルBWV2001をやっていらっしゃる方。
こ~んなステキな通奏低音でやれるなんて、
いいよな~~~~~~!って感じでした。
で、その上にもんのすごいオマケが!
アンコールで「ラシーヌ賛歌」だったんですけど、
普通ピアノが一人でやるとこを、チェロとオルガンがぁ!
もうもう、チェロを永遠に聞いていたいって感じでしたね、
前奏部分。も、もちろん、合唱も見事にステキだったんだけど、
こういう演奏形態のラシーヌ、初めてで、感動でした。
う~ん、これがホントのラシーヌの音なんだなぁ、と
つくづく思いました。
他のお客さんもそう思った方が多かったのか、
また、合唱とのバランスも絶妙で、
本当に美しかったせいか、万雷の拍手。
ついでに、ブラボーもかかってました。
アンコールなのに・・・。
●というわけで、東京1泊鑑賞ツアー終了。
は~、堪能しました。
東名バスでご帰還し、今日は早速
仕事漬けです、はい。
あ、そうそう、クール・プリエールに行く前に、
久々にラーメン屋さん行きました。
「ラーメン花月嵐」です。
トッピングに煮玉子つけて、
冷やしつけ麺、堪能しました。
やっぱ、ラーメンは豚骨っしょ。
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くださりませ。ちなみに私の体調は
もう大分グッドです。今日は思いっきり仕事しましたヨ~(風の音がバックグランド・・・)