[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
頭で数えるべきか、尻で数えるべきか、それが問題だ。
●暑さでバテてまーす♪
自分もちょっと忙しくて熱中症気味だったんだけど、東京住まいの娘が
かなりグロッキー……みたいなもんだから、急遽帰省させ、女王様のよーに上げ膳据え膳してお仕えしている昨今です。
それにしても、いつまで続くんでしょうねぇ。予報では20日頃までこの状態が続く、とのことで、まだまだ先があるんかいっ!
と思うと、さらにヤッキリ(静岡方言である。「萎える」に近いかな?)なのでアル。
あ、それにしても、今日の
地震速報、びっくりしましたねぇ!
そこら中のスマホが
ビービー唸り出し、
奈良でマグニチュード7.8とか言っている!
ど、ど、どうしようっ!
今、目の前の校正原稿の事で
頭が一杯で、何も出来ないぃっ!
青くなっちゃいましたよ。
幸い誤報で事なきを得ましたけど、
ほんとに来ちゃったら、何にも
出来ないなぁ、をまたも実感。
でもなぁ、ちょっと前まで、
こんな予知は全く出来なかったわけですから、科学というのはほんと、
スゴいもんです。尊敬します。
●で、例によって
校正地獄にハマっているわけですがー。
自分の原稿でもないのにねぇ………とは思うんですけど、本人が見て、私が見て、校閲部が見て、でもまだ、
ああっ!
なんでこんな事に誰も
気がつかない!
みたいなことが結構あるんですよね。
で、見る人によって、
見る角度が違うもんだから、
1人が見て気がつかないことを
別の人が気がついて、
何とか直しが進んで行く。
けど、上下巻なんで、やたら
量があり、
遅々として進まず……なんだわ、これが。
土曜日はオケ合わせがあるんですが、どーもこりゃ、出掛けるのは難しいなぁ、ということで、先程「すみませんごめんなさい」メールを出したとこ。
ああ、繰り返される悲劇。
●で、何が頭と尻の話かってぇと
動物の数え方の話でございます。
作品の中で、重要なキャラとして動物が出てくるんですが、
これを「一頭」とするべきなのか、
「一匹」とするべきなのか、で先日悩み、いろいろ調べていたのです。
感覚的には、大きな動物は「頭」、ちょっと小さめな動物は「匹」だよね?
と思っていたんですが、調べてみると、日本では古来動物を数える単位は「匹」が主流だったらしいんです。
源氏物語や今昔物語を見ると、
牛も馬も「匹」で数えられている!
でもでも、学術書では、
たいてい「頭」だよ?!
で、さらに調べてみると、
なんと、「頭」で数える方式は
明治時代からだ、という説にぶち当たりました。なんか、夏目漱石辺りからだそーで、英語で動物を数える時にhead「頭」で数える方式が導入されたとか。
なるほど、それで現代の学術書では、動物をカウントするのに頭を数えて、一頭、二頭……とする方式が定着したんだな、とナットク。
じゃ、「匹」って何なのよー?
と漢和辞典で調べてみると、
この字は元々、2つで1つのもの、
a pair ofを指す形象文字でした。
動物のお尻を後ろから見ると、
右のお尻と左のお尻のカーブが
合わさって、1つのお尻になってる形なんですねー。
で、動物を数える時、古代中国や古代日本では、後ろから見て、お尻の数を数えて、一匹、二匹……と。
ちなみに、最初は「2つで1つ」の意味だった「匹」は、後には「これで1つ」=(単に)「1つ」を指すようになり、おかげで「匹夫の勇」なんて言葉が出来たんですとー。
へええー。
というわけで、古代日本人は
お尻で数え、現代日本人は頭で数えている、という結論に至りましたデス。
どうも、物の見方って、昔も今も変わらないような気がしてましたが、こうやって拾っていくと、意外と細かなところに思想の変遷が感じられるのかもしれません。
ちなみに、今回の本に登場する動物は、時代小説でもありますから、古代の息吹きを伝える「匹」を採用し、尻から数えることに落ち着いたのでありました。
ま、どーでもいいネタなんですけどね。わたくし的には、ヒッジョーにウケました。まる。
自分もちょっと忙しくて熱中症気味だったんだけど、東京住まいの娘が
かなりグロッキー……みたいなもんだから、急遽帰省させ、女王様のよーに上げ膳据え膳してお仕えしている昨今です。
それにしても、いつまで続くんでしょうねぇ。予報では20日頃までこの状態が続く、とのことで、まだまだ先があるんかいっ!
と思うと、さらにヤッキリ(静岡方言である。「萎える」に近いかな?)なのでアル。
あ、それにしても、今日の
地震速報、びっくりしましたねぇ!
そこら中のスマホが
ビービー唸り出し、
奈良でマグニチュード7.8とか言っている!
ど、ど、どうしようっ!
今、目の前の校正原稿の事で
頭が一杯で、何も出来ないぃっ!
青くなっちゃいましたよ。
幸い誤報で事なきを得ましたけど、
ほんとに来ちゃったら、何にも
出来ないなぁ、をまたも実感。
でもなぁ、ちょっと前まで、
こんな予知は全く出来なかったわけですから、科学というのはほんと、
スゴいもんです。尊敬します。
●で、例によって
校正地獄にハマっているわけですがー。
自分の原稿でもないのにねぇ………とは思うんですけど、本人が見て、私が見て、校閲部が見て、でもまだ、
ああっ!
なんでこんな事に誰も
気がつかない!
みたいなことが結構あるんですよね。
で、見る人によって、
見る角度が違うもんだから、
1人が見て気がつかないことを
別の人が気がついて、
何とか直しが進んで行く。
けど、上下巻なんで、やたら
量があり、
遅々として進まず……なんだわ、これが。
土曜日はオケ合わせがあるんですが、どーもこりゃ、出掛けるのは難しいなぁ、ということで、先程「すみませんごめんなさい」メールを出したとこ。
ああ、繰り返される悲劇。
●で、何が頭と尻の話かってぇと
動物の数え方の話でございます。
作品の中で、重要なキャラとして動物が出てくるんですが、
これを「一頭」とするべきなのか、
「一匹」とするべきなのか、で先日悩み、いろいろ調べていたのです。
感覚的には、大きな動物は「頭」、ちょっと小さめな動物は「匹」だよね?
と思っていたんですが、調べてみると、日本では古来動物を数える単位は「匹」が主流だったらしいんです。
源氏物語や今昔物語を見ると、
牛も馬も「匹」で数えられている!
でもでも、学術書では、
たいてい「頭」だよ?!
で、さらに調べてみると、
なんと、「頭」で数える方式は
明治時代からだ、という説にぶち当たりました。なんか、夏目漱石辺りからだそーで、英語で動物を数える時にhead「頭」で数える方式が導入されたとか。
なるほど、それで現代の学術書では、動物をカウントするのに頭を数えて、一頭、二頭……とする方式が定着したんだな、とナットク。
じゃ、「匹」って何なのよー?
と漢和辞典で調べてみると、
この字は元々、2つで1つのもの、
a pair ofを指す形象文字でした。
動物のお尻を後ろから見ると、
右のお尻と左のお尻のカーブが
合わさって、1つのお尻になってる形なんですねー。
で、動物を数える時、古代中国や古代日本では、後ろから見て、お尻の数を数えて、一匹、二匹……と。
ちなみに、最初は「2つで1つ」の意味だった「匹」は、後には「これで1つ」=(単に)「1つ」を指すようになり、おかげで「匹夫の勇」なんて言葉が出来たんですとー。
へええー。
というわけで、古代日本人は
お尻で数え、現代日本人は頭で数えている、という結論に至りましたデス。
どうも、物の見方って、昔も今も変わらないような気がしてましたが、こうやって拾っていくと、意外と細かなところに思想の変遷が感じられるのかもしれません。
ちなみに、今回の本に登場する動物は、時代小説でもありますから、古代の息吹きを伝える「匹」を採用し、尻から数えることに落ち着いたのでありました。
ま、どーでもいいネタなんですけどね。わたくし的には、ヒッジョーにウケました。まる。
PR
この記事へのコメント
無題
では、バケツも一匹二匹と数えますかね?
無題
あはは、バケツはどうしましょうね(^◇^;)ほんと、日本語は数え方がいろいろ難しいですねぇ。新明解の四版や五版辺りでは、火炎瓶の数え方まで出ているそうですが、気になり始めると、あれもこれも、気になります。
無題
あはは、バケツはどうしましょうね(^◇^;)ほんと、日本語は数え方がいろいろ難しいですねぇ。新明解の四版や五版辺りでは、火炎瓶の数え方まで出ているそうですが、気になり始めると、あれもこれも、気になります。
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[12/10 Meamo]
[09/15 スーパーコピーブランド激安通販専門店]
[09/04 p9nu9tw180]
[09/02 t5mn6rt387]
[09/01 b6ck4kz060]
最新記事
(12/07)
(08/06)
(07/28)
(07/09)
(07/09)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
P R