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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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縁は異なもの、味なもの………
●この表題ですがぁ、

広辞苑を引くと、男女の仲について
言う言い回しらしい。

しまった。ホントは使えないや。

ま、いっか。blogだし。←イイ加減。

●Facebookで広がる交遊範囲

基本的に顔見知り、以前からの友人を
中心にFacebookをやっているので、
面識のない方とは、あまり積極的には
繋がらない………でやってるんですが、

それでも300人、超えました。

自分のリア友が、元々多いんですが、
友達の友達、
そのまた友達とも
次第に繋がりが増え、

今まで知らなかった世界が
ちょっと開けたりするのが、
おもしろい。

バッハの東京メンバーの方に
友達申請してみたら、実は高校まで
静岡にいらした方で、父と同じ高校だったりして、
そして、先日の静岡滞在中は、 
キッチリ、静岡おでんを楽しまれていた!

なんてのが判明して、
いやが上にも親しみが増しちゃったりする。

静岡に来たら、おでん、鰻、安倍川餅辺りは
デフォルトでしょう!

●新たに海外にもお友達が増えた~(≧▽≦)

で、今日はもう一人、
お友達が出来ました。

ブルガリアの方で、とても英語が堪能。
翻訳のお仕事をなさっており、
さらに英語俳句に造詣が深い!

実は、毎日俳句を作る「1日1句」シリーズを
昨年からおやりになっているY田さんの
お手伝いで、私も英語俳句と取っ組み合いをしていて、

Y田さんが作られた
日本語の俳句+英語俳句を拝見して、
このニュアンスなら、こちらの単語の方が
近いんじゃないか、あの表現の方がハマって
いるのではないか、と横からチャチャを入れる
お役目を拝命しているので~す♪

普段、日本語の俳句は鑑賞が主で、
自分で作るのは、すっかり怠けている上に、
英語俳句は、全く初めてなんで、
おっかなびっくりやっています。

で、ここに強力な助っ人として登場されたのが、
Y田さんが以前からお親しいブルガリアのSさん。

で、Y田さんが作られたものを、
まず私が見てアレコレsuggestionして、
さらに、この句はこういう感じの事を
言いたいんですけどぉ………という解説文を
時に付して、Sさんに見てもらう。

で、Sさんにコレコレです、とお手紙を書く。

当然ブルガリア語は無理なんで、
英語で書く。

ふふふ、英作文の嵐ですがな~(ToT)(ToT)(ToT)

いやその、これも修行か、と思い、
せっせと作文しております。
 ↑
そー言えば、先頃大病したH崎さんの様子を
知らせろ、とカナダの友達からもメールで
催促が来る。んで、今の体調は、これこれ
こんな感じみたいヨ~……みたいな経過報告
メールを出さねばならない。病人本人が出して
くれればいいのだが、まだ本調子じゃないのか、
「まだメールしてな~い♪」みたいな……(-_-;)

お互い、相手側からなかなかメールが
来ない、困ったヤツだ、と、
私にグチらないで欲しいものなのだが。
男同士というのは、いー加減なモノである。

てなわけで、なんか、ここんとこ、
いろんな種類の英作文をたくさんやっとります。

おもしろいし、勉強になるんで
いーんだけど、
頭が疲れてて、英語脳に切り替わらないと、
「えーと、アレは、えと、何て言うんだっけ?」
になってしまう。

仕方がないんで、和英を引いて、
似たような単語をいくつか当たって、
「あ、そうだ、そうだ。これが言いたかったのヨ~」
と、頭の中の引き出しの奥をほじくり返す、と。

来月は、通訳ボランティアも頼まれているので、
とりあえず使えない状態では困るんで、
英作文練習、有り難いんですけどもね………(^-^;)

それにしても、そもそもY田さんとの
お付き合いは、Facebookで友達の友達、
として知り合った息子さんから始まったのだから、
本当に不思議なご縁です。

お母様がプロの画家さんでいらっしゃるというので、
個展に伺って、ご夫妻とすっかり意気投合。
なんと、お住まいがまた、埼玉の叔父の
ご町内で、あそこの桜並木がどうたら、みたいな話に
花が咲き、その上、
奥様は長く合唱をやってらっしゃると言うので、
磐田バッハのマタイ演奏会、ブラームス演奏会にも
おいでいただきました。

最近はご主人様主宰の句会の会友にもして
いただいており、ますますご縁が深まっています。

●ブルガリア友のオススメ本を読んでいる。



既に日本語訳が上の写真のように
出ているSFシリーズ3部作の第1作に挑戦中。

Felix J. Palma(フェリックス J. パルマ)さんという
スペインの作家で、上記ブルガリア友Sさんが、
これのブルガリア語訳に関わっていらっしゃる
ようで、ご紹介を受け、早速英訳本を
Kindleでゲット。

ここ10年くらい、勉強を兼ねて
洋物はなるべく英語で、
そしてKindleで、という態勢で
読んでいます。

昔はペーパーバックを漁って
買ってたんですが、今はKindleばかり。
読みながら手軽に辞書を引ける機能が
付いているので、ものすごく楽。

普段はプログレッシブ英和でちょこちょこっと
引いてしまいますが、
「これ、どんな語源なんだろう?」
と疑問が湧くと、Kindle上で辞書を
Oxford English Dictionary(いわゆるOEDというヤツ。
紙の本だと、もんのすごい分量があるそうで、
ともかく載っていないモノは、ほぼ、ない)に
切り替えて、語源を漁る。

で、「なんじゃこりゃー! ヘンな語源!」とか
大うけし、おもしろがってメモを取る、と。
 ↑
もっとも、記憶力が劣化してるので、これだけでは
覚えられない。何度も「なんじゃこりゃー!」して、
やっと記憶の隅に引っかかる程度なんで、
何をか言わんや、なんですがー(-_-;)

で、くだんのフェリックスさんの本ですが、
19世紀末のロンドンを舞台にした物語で、
恋人を切り裂きジャックに殺された若者が、
時を遡って恋人を救うために、時間旅行をしようと、
なんと、H.G.ウェルズに助けを求める………というのが
大まかなあらすじ。

んが、ともかく微に入り細に入り、の書きっぷりで、
青年が恋人に出会い、幸せを謳歌するのも束の間、
無残な死体となった恋人を発見してしまい、
大ショックを受ける………ってとこまで、

青年の生い立ちから書き起こし、延々と頁が進む。

失意の青年が自殺を図ろうとするところを
危うく助け出したいとこの青年が、
時間を遡って恋人を救ってはどうだろう、
実は今、時間旅行社というのがあって………と
話を持ち掛け、2人で会社に行ってみる。

そこでは結局、過去へ遡ることは出来ない、
という結論なんだけど、そもそも時間旅行社は
どうやって時間旅行という商品開発をしたのか、
というバイストーリーがあり、これが結構読ませるのだが、ともかく息が長い。さすが、『指輪物語』を生んだヨーロッパ………って感じデス。せっかちで、物語の
あらすじを追うことに慣れた日本の読者では、
本筋がなかなか進まないので、読み疲れてしまう
可能性もあるんですが、

なんでこれだけディテールに凝るのか?
というと、物事には必ず原因と結果があって、
いわゆる因果律の中で人は生きているのだ、
という点がフェリックスさんの一番関心のある
ところだから、なんじゃないかな。

只今、いよいよウェルズ先生が登場した
ところなんだけど、『タイムマシン』で
一世を風靡し、一躍時代の寵児になったウェルズさん
だったが、『ドクター・モローの島』が不道徳である、
とさんざん叩かれて、腐っている。
なるほど、ヴィクトリア時代のイギリスでは、
そうかもしんない。

で、作者の筆は、ウェルズさんの生い立ちから、
『タイムマシン』を執筆するところまでを、
丁寧に追いかける。

不発に終わった処女作を出した後、
ひょんな事からJoseph Merrickと巡り会う。
メリックというのは、かの有名な「エレファント・マン」のこと。

調べてみると、ちょうどこの時期メリックは
ロンドンの病院に一室を与えられ、
ひっそりと暮らしていたそうである。

このメリックとの出会いが、
作家として立つ夢を捨てようとしていた
ウェルズさんに不思議な力を与え、
ついに『タイムマシン』が書き上がる。

…………というところまで、読んだところですー。

メリックさんとのひとときを
読んでいる時、思わずジーンとして
涙が出てきちゃったよ。
二十歳くらいの頃、映画『エレファント・マン』を
見た時のことを思い出してしまった。

考えたら、この時代のロンドンって、
現在の機械文明の揺籃期である上に、
史上有名な人々がてんこ盛り。
コナン・ドイルは心霊術に凝ってるし、
切り裂きジャックは横行するし、
さらにエレファント・マンまで
この時代だったか………と、豁然と目が開かれた思い。
そう言えば昔ハマったキム・ニューマンのヴァンパイア
シリーズも、この時代が舞台だったなー。

まだまだこの先、盛りだくさんだと思うので、
頑張って楽しもうと思います~。

いやしかし、『タイムマシン』なんて、
小学生の頃に読んじゃったので、
ディテール、全く覚えてなかったのだが、
ナルホド、この時代の社会状況をも
皮肉った作りだったのねー。

フェリックスさんを読み終わったら、
ウェルズさんも、ちゃんと読み直してみるかなー。
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