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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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モルモンって、英語でイケルじゃん!!
●ゆうべブログをアップしてから・・・

ハタ、と気がつきました。(いつも気がつくのが遅い!)

モルモン教って、アメリカの宗教だから、
教典って、英語じゃん!

ってことは、Kindleで探せばあるんじゃないの~?

すぐには気づかないところが、頭が
硬くなっている証拠・・・・か?!

●やっぱりKindleにありました!

モルモン教では、聖書の次に重要な
書としてThe Book of Mormonというのがある、
ってぇ話なんで、早速これで検索。

ありました、ありました。

で、2ドル99セント~!

ホームズ様と奇しくも同じ値段!

ふふ、やったネ!

ってことで、早速ダウンロード。
この頃、結構洋書は買い漁ってる感がある
んですけど、なるべく古典モノを買ってるんで、
値段が非常に安い。ほとんどBook-off感覚。
あ~、有難い。

●で、早速読み始め、訳し始めていまぁす♪

目次を見ますと、
ネフィ第一書
ネフィ第二書
ヤコブ書
エノス書
ヤローム書
オムニ書
モルモンの言葉
モシア書
アルマ書
ヘラマン書
ネフィ第三書
ネフィ第四書
モルモン書
エテル書
モロニ書

と、都合15の書物が入っているらしーです。

か~なりの分量があるんで、これを全部読破
するかどーかは、はなはだアヤシイですが、

今第一冊目の
ネフィ第一書の第5章まで読んで、かる~く
訳してノートに書いたところです。

お話の最初は、ヤコブ(アブラハムーイサクー
ヤコブ)の息子ヨセフの子孫にあたるLehiさんと
その息子Nephiネフィさんの物語。

ヨセフってのは、兄弟に憎まれて、エジプトに
売られちゃう人ネ。で、後にエジプトで出世して
宰相にまでなり、飢饉に苦しむイスラエルの家族を
みんなエジプトに引き取る。んだけど、
ヨセフの死後、どんどんユダヤ人が増えてエジプト
人に憎まれるよーになり、奴隷扱いされ、で、
結局モーセが出て、出エジプトとなる・・・って
話に続く、かなり重要な役どころのヒト。ちなみに
イエスの父のヨセフとは別人です。


時代はいつ頃か?ってぇと、第二次バビロン
捕囚の頃。エルサレムに住んでいたLehiさん
一家なんだけど、突然Lehiさんが神様の言葉を
民衆に伝える預言者になっちゃって、で、一家は
神の言葉に従ってエルサレムを捨てて荒れ野へ。
新しい約束の地を与えられる、という神の言葉
を信じて荒れ野を旅する・・・らしいデス。

今読んだところでは、神様のお告げで、
イスラエル民族の系図とか歴史とかを
刻んだ金属製の板みたいなの(十戒の板
みたいなイメージかなぁ。でも、あれは
金属じゃなかったよーな)をエルサレムに
住むLabanさんからもらって来い、という
話になり、息子のNephiさんが兄弟たちと
出掛けて行く。

ところが、Labanさんは板を渡そうとせず、
追い返そうとしたり、挙げ句の果てに
Nephiさんたちが持って来た財宝を取り上げて
追っ手を放って皆殺しにしようとする。

一度はほうほうの体で逃げ帰ったんだけど、
天使がやって来て、「大丈夫だから、
も一回行ってこい。神様がうまくやってくれる
から」と説得され、
Nephiさんは一人でノコノコLabanさんとこへ。

夜陰にまぎれて町に入ると、どーいうわけか、
酒に酔っぱらったLabanさんが目の前に現れて、
そのままバッタリ地面に倒れてしまう。ふと見ると、
よく切れそうな立派な剣を差しているんで、
思わず剣を拔き放った。・・・んだけど、
人殺しなんて、ようせんわ、とNephiさん、ビビる。

そこへ聖霊がやって来て、「ヤレ、やっちまえ!」
とそそのかす(ほんまに聖霊か!?)んで、
Nephiさん、Labanさんの髪を握って、
剣で首を刎ねてしまう~!!

・・・なんか、いきなりスゴイ展開なんですけどネ。
(^o^;)

で、その後どーしたかってぇと、
Labanさんの服を剥ぎ取って、それを着て、
剣を腰に差し、すっかりLabanさんのフリをする。
Labanさんの家に行って、声色を使って(!)
Labanさんの召使いを騙し、まんまと宝物蔵を
開けさせて、お目当てのブツを手に入れる。

  ・・・Nephiさん、すっかりワル・・・。

で、そのまま召使いを連れて、待機している
兄弟のところへ一目散。Labanさんの格好を
しているもんだから、「うわぁ、俺らを殺しに
来たぁ」と逃げまどう兄弟に、「ちゃう、ちゃう、
僕やがな」とNephiさんが言って(すいません、
関西弁にちょっと染まってます)、そーすると、
今度は召使いの方がびっくりして逃げようとする。

・・・が、身体も大きく屈強のNephiさん、すかさず
召使いをはがいじめにして、「言うことを聞いて、
こっちと一緒に来い」と説得。結局召し使いは
(どうやら奴隷のような立場だったらしく)Nephiさんに
ついていけば、自由の身になれるってことで、
一緒に宝物を背負って町を抜け、お父さんの
待つ荒れ野に戻って行った・・・。

・・・みたいな。ううむ、どーなっちゃうんでしょーね、
この物語。

●ブリタニカ調べによると

モルモン書The Book of Mormonというのは、
アメリカ大陸の古代住民に、神から与えられた
預言の書・・・なんだそーです。

ま、要するに、いかにこの教えが、
イスラエルの血統にのっとった正統な
ものであるか、みたいな感じでまとめられて
いるんじゃないかな~・・・と予想しているところ。

第一書を読んでいる感触では、
かなり旧約聖書っぽい書きっぷりですネ~。

旧約聖書の大きな特徴のひとつは、
ひっじょーに系図を重視していることと、
さまざまな預言が、後に現実になって
成就した、という点を強調しているところ。

たとえば、先程出て来たヨセフの父ヤコブですが、
男の子が12人いまして、この12人が
イスラエル12氏族の元になっている、と
されています。

で、ヤコブが亡くなる時に、それぞれの
子供たち(とその子孫たち)が、民族の中で
どーいう立場になるか・・・みたいなことを
預言しているのです。

息子の一人ユダ(イスカリオテのユダとは無関係)
の血統は、いわゆる「王者の血統」とされており、
ヤコブは「王しゃく(おうしゃく:王の位を表す杖みたい
なのです)はユダを去らず」とか
「ユダは獅子の子」とか言っています。

で、この血統に連なるのが、ダビデとかソロモン
なんだそーで、またそこからず~っと後に、
「王の中の王」たるイエス・キリストが生まれる
ってぇ寸法。

ちなみにレヴィさんという兄弟もいまして、
時々宗教曲の中に「レヴィの裔(すえ)」the sons of
Leviという形で登場しますんですが、これ、
祭司の系統ってことです。この血統で有名なのが
出エジプトで民族を率いたモーセとその兄アロン
であります。

先程のNephiさんはヤコブの下から2番目の息子
ヨセフの血統ってことで、この血統が神に導かれて新たなエルサレム
(モルモン教ではソルトレークシティーこそが
新たなるエルサレム<New Zion>と考えられて
います)へ導かれていったのである・・・・っていう
感じになっていくのかなぁ。

実にまだ第一書の途中なもんで、
よーわかってませんが、とりあえず
旧約的伝統にのっとって、お話を
進めていく書物らしい・・・ってことだけは
何とか分かったような~。


今んとこ、大して難しい表現が
ないもんで、サクサク読めそーな気が。
ま、おもしろいんで、ちょっと読み進めてみよぉっと。
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