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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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思い出満載旅行第一日目(後半!)
●いやぁ、昨日

前半のファンタスティックな
大盛り上がりを書いたら、
とんでもないモノを
どんどん歌わせていた張本人(?)
から爆笑コメントがきましたー!

そうか、さっちゃんたちが
アースとか入れてたのか!
おーのちゃんもいたしなぁ。

でも、あの異様な盛り上がり方なら、AKB48くらい軽くこなせちゃいそうだよねー。恐るべし静岡F葉パワー!

実は大学に行った時、
コーラス部の先輩まりさんが入部された
合唱団に入りたくて、ノコノコ
見学に行ったのですよー。で、
まんまとそこに入り、未だにOB連で
一緒に歌うOB合唱団までやってるんですが、

初っぱなから「彼女の後輩なら
イケル口でしょー」と、ドバドバ
ビールを注がれ、

(せ、先輩、な、なにをしている?!)

と唖然としながら、グビグビ飲んでしまい、その上一緒に入部した
K林K子も、超イケル口だったもんだから、すっかり静岡F葉は飲んべえである、という伝説?つーか、悪評を醸してしまった過去があるのでした。

で、このまりさんが、天使のよーに
お美しい方で、その上とてもお優しい方なもんで、新入生男子が毎年あこがれまくる。

で、夏合宿の演芸会で、
いきなり彼女の至芸に直面する。
はい、毛布を巻き付けて、横綱土俵入りとか、ノリノリでおやり遊ばすんでございます。

演芸会終了後の新入生男子たちの
青い顔ったら、なかったです。

ものの見事に、
ロマンチックな夢が
粉々に打ち砕かれておりました。
あわれ。

で、気の毒なんで、
「あの方はねー、昔っから
ものすご役者なんだよー」と、
とどめを刺す、と。

もっとも彼女が高校時代にやられたのは、卒業生追い出し行事である
恒例の演芸大会での、とてつもなく美しい「なよ竹」でしたが、その
徹底した演技力は、ハンパなかったですから、それが大学時代に磨きをかけられ、横綱土俵入りに結実したらしい………です。(誉めてないって!)

ちなみにこの卒業生追い出し行事でのうちの学年の演しモノは、
「弁天小僧菊之助」でございました。いやぁ、あれもおもしろかったなー。

●昨日書いたブログの余韻がまだ尾を引いてるな、こりゃ………。

えー、話が進まないんですけど、
無理矢理夜のお楽しみの方に話を持っていこう。

そう、この日は大学合唱団の後輩のミーコちゃんときょー子ちゃんが
現役と一緒にOBステージを踏む、というので、杉並公会堂での演奏会に駆け付けたのでした。



が、カラオケで遊びまくっていたもんだから、開演には間に合わず、
1ステと2ステをミスってしまいましたー(ToT)

1ステは、武満徹の「うた」で、
自分でも大好きで、ゲンタにギター弾いてもらって、静岡でライブした
「死んだ男の残したものは」も入っているんで、聞きたかったんだけどなー。残念。

3ステの女声ステージは、これまた
学生時代にやった思い出満載の曲、三善晃の「3つの叙情」。

これにはちゃんと間に合ったので、
良かった、良かった!

三番目の「ふるさとの夜に寄す」(立原道造の詩)がすごく好き。

現役当時、相当思い入れがあったのか、あるいは相当しごかれたのか、どうも今でも暗譜でいけちゃいますね~ヽ(^0^)ノつい、聴きながら、心の中で一緒に歌ってしまいましたです。(昨日ごはん作っていたら、「ふるさと……」が頭の中でグルグルしてて、つい口ずさみながらお料理しちゃった)

4ステは、今ものすご旬の作曲家森山至貴さんの混声合唱とピアノのための「コーラス」(今回60回という記念すべき演奏会なので、記念委嘱初演!)。

森山さんの曲、おもしろくて、既に「どうぶつのうた?」と「さよならロレンス」は譜面だけ持っているんですが、この「コーラス」もとってもおもしろい仕上がり。第3曲目の「詩」という歌詞が、すごくいい。森山さんが舞台挨拶にお出になられましたが、お写真通り、若い! 溌剌とステージに駆け上がってこられ、とっても楽しい印象でした。

詩は、ジャック・ケルアックという人の英語の詩を、池澤夏樹さんと高橋雄一郎さんが訳しているそう。

高橋雄一郎さんの説明が入ってないんですけど、ひょっとして、蕨の高橋さんでは?!

十分ありそーなんですけど、高橋さん、違います? (*すっばらしいバスさんで、現在蕨市の方で合唱指導とかもやられてて、偶然うちの従妹のピアニストと共演したりなさっている。FBでもお友達になっていただいてます)

●さて、ついにお目当てのOBステージです!

元々現役生が、現在ものすごく大人数で、そして、ものすごくうまくて、充実してるんですが、さらにOBも加わって、なんと、総勢170名くらいの大合唱団!

この曲も、現役時代やったんですけど、初っぱなからソプラノは上のGから入る、というとんでもないツワモノの曲で、現役時代、かなり苦労した記憶が鮮明。

どうなっちゃうんだろう?!

と、実は少々びくびくしてたんですけど、そんな私の杞憂は、全く不要でございました。

とっても素晴らしい仕上がりでした!

特にバスが、現役だけのステージよりも、非常によく鳴っていて、ここぞ、というところで、安定して支えてくれているのが聞き応えがありました。音色も温かくて良かったです~ヽ(^0^)ノ

難所ばかりの曲なんで、ともすると女声は絶叫しがちな作りなんだけど、そんなことはてんでなく、こちらもバランスよく、安定した響きで楽しめました。

言葉もみんな、すっきり飛んできて、訴求力がありました。これは、現役の力かな。

この詩は「白い船」「白い墓」「紺碧の空」「真昼の海」「赤い花」、と、非常にビジュアルなカラフルな言葉が連なっていて、その色彩感を表現するのがすごく大変。今思うと、現役時代には、自分は全く歌えてませんでしたねー。表現が難しい、ホント難曲です。

現役だけのステージも、私たちが現役時代よりずっと安定しているのですが、やはり、声が若いので、もう1つ色が欲しい、と感じる時があります。これは去年も感じたのですが、今回の最終ステージは、若者と中高年の声が見事にブレンドされていて、良い深みが出ていたように思います。

少ない練習回数で大変だったと思いますが、OB連が若者に混ざって、これだけのステージに参加し、仕上げていかれたのはすごいです!

うーん、やっぱり出てみたかったかなぁ。



現在名誉指揮者となられている
私たちの時代に振って下さった柳川先生が、プログラムのコメントに、

「いまごろ本郷の銀杏並木はどうなっているだろう。これを書き始めて、ふとそんな思いがよぎった。それに野尻湖の宿舎入口のスックと立ったポプラは?
 小原先生の代理練習の帰りぎわ、二食前の広場で見た、夕暮れに浮かぶ安田講堂の黒い影。(後略)」

と書いておられましたが、
プログラムに掲載された60年の歩みをしたためたページに古い写真がありました。

野尻湖合宿の集合写真とか、
駒場構内での男声練習風景とか、
見つめているうちに、やっぱり
いろんな景色が見えてくる。

夕闇の中の安田講堂の
不気味だったこと。
真っ暗な中を進んでいくと、
遠くから歌声が聞こえ、ホッとしたこと。銀杏並木の中を歩いたこと。

あの日の夕日。
あの日の冷たい風。
あるいは
夏合宿のキャンプファイアーの火。
みんなで歌った愛唱歌の数々。

変わってしまったものも
たくさんあるんだけれど、
自分も随分変わってしまったのだろうけれども、

やっぱり変わらない
ものがある。

それは、みんなの笑顔であったり、
歌声であったり、
何て事はない、ごくありきたりの
風景だったりするんだけど、

それは、いつも心の奥底で
大切に灯し続けている
極上の記憶の時間。

今日も、極上の時間を
1つ、記憶の小箱に入れることが
出来ました。

今日出会えたみんなに、感謝。

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