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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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手紙がさらわれた話
●5月2日付けの静岡新聞朝刊記事の話です。

津波に呑み込まれ、泥まみれになっていた
手紙が、津波の日から一ヶ月程経ったある日、
宛名の仙台在住の人に届いたのだそうです。

手紙を書いた人と、手紙を受け取った人は、
実は実際には面識はない。

事の起こりは、仙台在住で、戦争資料を
集めている女性が、静岡の知人のつてを
頼って、静岡の文筆家に戦時中の体験を
綴ってもらった事に始まる。これが、件の手紙。

3月8日頃に投函された手紙は、
3月11日の津波で、他の郵便物とともに押し流され、
一ヶ月も経ってから、泥の中から拾い上げられ、
幸い宛名が判読できた、というので目出度く
配達された。

新聞に載ったコラムを書いた方は、
両親が生前親しくさせていただいた方、
手紙を受け取った仙台在住の方は、
なんと、静岡の空襲記録を綴った
「空から戦争が降ってきた」(静岡新聞社)という
日英対訳本を作られたN妻さん。

どっちもよく知っている人~!
特に、N妻さんは、亡くなった父が
晩年大変親しくしていて、共に
平和資料収集に当たったりしていた方。
長く静岡にお住まいだったけれど
(実はご主人様が地震学の先生で、
静大のえらい先生だった! 最近知った!)
ご主人の退官に伴って、故郷仙台に
引っ越された。

上記本の出版の時には、
英語のことでいろいろ御質問をいただき、
仲良くなっちゃって、で、調子に乗って、
タイトルの英訳とか、しちゃったのでした。

しかしまあ、人間だけでなく、
手紙もまた、今回の大地震は
生々流転のドラマの中に放り込まれて
しまっていたのですね・・・。

この記事を読むまで、そういうの、
気がつかなかった。

それぞれの人の、それぞれの日々の
営みが、大自然の猛威の前にもみくちゃにされ、
それでもなお、それぞれが新しい日々を
取り戻そうとしている。

そんな小さな一コマ一コマが、
誰にでもあるのかもしれない。

コラムを書かれたI崎さんは、N妻さんからの
お電話で、仙台空港で流された手紙が
泥の中から発見されたのを知り、まざまざと
津波の光景を思い出され、その夜は
自分の手紙の入った満杯の郵便袋が、水没した
空港一階部のあちこちにぶつかり行き惑う
姿を夢に見てしまったそうです。


とりあえず、後でN妻さんにメールしちゃおっと。

●今日はヴィン・ラディン殺害の話で大騒ぎですね

今、小腹が空いたので、何かないか・・・と
食堂に行ったら、ちょうどニュースをやってました。
既にスマホのネットニュースでチェックしてた
んで、知ってたんですが、オバマさんが
出て来て、

Justice has been done.

とか言ってました。

実際には最近のテロ活動での
ヴィンラディン氏の影響力はかつての
ようなものではない、という話も聞きましたし、
今後は報復テロも警戒しなくてはいけない
ですが、ともあれ、一つの歴史のページが
刻まれた日であったような。

いや~、この連休は大ニュースが
続いています。

日本では、全く報道されていませんが、
ちょうどローマでも大ニュースがありました。
先の法皇ヨハネ・パウロ2世の列福式という
のが行われたのです。

ヨハネ・パウロ2世は、亡くなった瞬間から
すぐにも聖人の位に上げるべきだ、という
声が高く、その前段階として、今回福者と
なったのですが。

通常、福者に選ばれるには、最低でも
死後5年を経過していること、少なくとも
1つ、その人による奇跡が認定されなければ
ならないんですが、今回最短で決まりました。
なんか、奇跡もあったそーです。

実は今カトリックの世界では、あちこちで
神父による幼児虐待が明るみに出て、
ものスゴ、スキャンダルに揺れているのです。
このスキャンダル、ヨハネ・パウロ2世
在世時の2002年頃から表面化したのですが、
当時既に高齢で、かなりヨボヨボしてきちゃった
法皇様は、この問題についてはほとんど
タッチしなかった。その辺、ちょっと批判も
あるんだけれど、その他の功績はやはり
聖人にふさわしい、というので、今回の
列福になりました。

こういう話は、日本じゃ関係ありませ~ん、
てな感じで、報道機関は無視してます。
法皇の話が出てくるのは、コンクラーベの
時だけだもんなぁ・・・。

そうそう、先程Facebookで
ロンドンのR子さんが紹介してくれた
ネット上の無料図書館「青空文庫」所蔵の
おもしろい随筆を読みました。

伊丹万作の「戦争責任者の問題」っての。
ヴィンラディンの事と相まって、ふうむ、と
考え込んでしまいましたネ。

「青空文庫」は、著作権の切れた作品を、
ボランティアの人がデータとして起こし、
それを無料で閲覧できるようにしてある
サイトで、時々拾い読みしますが、
先日読んだ和辻哲郎の随筆「土下座」が
大変印象的でした。

うん、かなりそそられるモノがありましたよ。

このままでは、もちろん自分のものには
使えないんだけど、この随筆が与えて
くれた、なんかこう、感触というの、
どこかで何かに生かせるんじゃないか、と
思って、大事に覚えているのでした。

いろいろなモノに接すると、
それが、いつか、何かのアイデアに
役に立ったりするので、気になった
ものはなるべく忘れないように、と
メモを取ったり、覚えておいたりするんですけど、
それがいつ役に立つのか、はわからないんだよなぁ。

トンデモなく、関係ない時に、
急にどんぴしゃ! でハマる事があったりする。
人間の脳というのは、筋道立てて物事を
覚えて、それを応用した方が効率的な
ような気もするんだが、そうじゃない場合も
結構あったりする。ま、気になって覚えて
おいたものが、いつか大きく花開くことを
願って、今日もまた1つ、メモを取ってみたりする
わけでありました。

●とか言いながら、今日の午後はピアノに
うつつを抜かしていた

みどりおねーさんとデュエットしちゃおっかな~♪
とか思って、ちょっと曲を物色していたんですよネ。

去年は、この時期には既に練習真っ盛りで
やっていたんですが、今年はおねーさんの
体調がどうか、という様子を見ていたんで、
今頃始動です。

前回は、ヘタクソなピアニスト(私である。
聞いちゃった人たち、思い出さないよーに!
黒歴史である!)が四苦八苦したんで
あるが、今回は二人で歌ってしまっても
いいかな?・・・みたいな。

で、2時間ぐらい、いろんな曲を見て、
時間を計って、うん、これがいいかな?
みたいなのを発見しました。

今回は、なるべくおねーさんに
メロディーラインをやってもらって、
私はひたすらバッキングをやりたいのだよ、うん。

で、これならやってみたいかな~?
みたいな曲を2曲、選んでみました。
明日の練習の時におねーさんを
つかまえて、相談しなくては。
そして、とりあえずピアニストを捕まえねば!!
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