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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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三保はワンダーである
a41d5edf.JPG●雑用がたまりにたまって

日中は一日中動き回っているので、
夜はへたる。というわけで、昨夜は
珍しく夕食後にテレビの前に座り込み。
編み物をしながら、「Mr.Brain」
(キムタク主演の和製CSI物。キムタクは脳科学者で変人という役どころ。ちょっとおちゃらけ的作りだけど、昨日のはおもしろかった。)、「風に舞い上がるビニールシート」を続けて見て、そのまま「WOW」にまでハマり込んでしまった。西本願寺の御影堂修復というのをやってたんですが、耐震構造及び防火構造の話がむちゃくちゃおもしろかったデス。信長の焼き討ちとか、いろいろあった時代の建築ですから、そりゃあ、創意工夫がすごい。あれだけの大建築を3年で仕上げているというのも驚異。クレーンも何もない時代に、どんだけ人海戦術でやったのか。やっぱり宗教施設だけに、信仰で集結した力なのかもしんない。

●調べたい事があって

新しいネタのために、ちょいと調べたい事があって、今日は昼過ぎから娘と二人で三保の東海大学海洋科学博物館と自然史博物館のはしご。

いや~、驚いた。

昔行った時よりも、かなり充実している~!
東京や大阪の有名な博物館に比べれば、
か~なり地味な施設だと思うんですけど、
海洋の方は(要するに水族館プラスアルファ)
飼育生物がぐんぐん増えていて、

アマゾンのテッポウウオ(+小さいけど
マングローブの木)がいる水槽があったり、
クラゲがぐ~るぐる回っているドーナツ型の
水槽があったり、リーフィーシードラゴンはいるし、
大水槽ではエイやサメやマンボウが夢中で
泳ぎ回っている。マイワシの群れもぐるぐる
回ってたし、ウツボがあっちにもこっちにも
いるし、ウミヘビいるし、クマノミなんか、
これでもか、っていうぐらいたくさん繁殖している。

二人で思わずハマりにハマりました。

お目当ては、駿河湾で獲れた雌雄の
リュウグウノツカイの標本と、
赤ん坊リュウグウノツカイの標本だった
んですけど、他にもおもしろいものが
たくさんあって、メチャクチャ堪能しました。

んで、ショップで少し遊び、(チョウチンアンコウの
ストラップだとか、ウツボのぬいぐるみだとか、
クラゲのTシャツだとか、マニアにウケそうな
ものが多い)大急ぎで今度は自然史博物館へ。

こちらはトリケラトプスやステゴサウルスなどの
有名どころの全身骨格や、プロトケラトプス(トリケラ
トプスの小型バージョンって感じ)の営巣モデル
とか、化石系がいろいろ。骨格展示が少し
凝っていて、ケナガマンモスなんか、圧倒的な
迫力でした。

海洋博物館の大水槽では、目の前にサメやエイが
真正面から迫ってきたりして、コワイよ、おもしろいけど
コワイよ、で娘の袖を引っ張って歩いていた
んですが、恐竜関係は私の方が詳しいので、
余裕で解説して歩き回ってきました。

娘の方は、どちらの博物館もおもしろかった
らしく、「いかん、恐竜にもハマりそうだ~」
とか言ってます。

ので、早速I東君から借りてる「恐竜の飼い方」を
読ませようと思っております。爆笑することでしょう。

●爆笑(?)と言えば

三保への往復で住金合唱団リサイタルの
お楽しみステージ部分を収録したCDを
車の中で聞かせていたのですが。

1曲目に入っている「隣のトトロ」と男声の
「あの鐘を鳴らすのはあなた」がミョーに
お気に召したようです。トトロの方は、
合唱もすごくステキなんですが、ピアノに
感動したようです。確かに、ほんと、すごい
ピアニストの方で、何度聞いても「いいなぁ、
こんなピアノで歌わせてもらえるなんて、
ずるいなぁ・・・」と思っていたんですが、
娘も同感だそうで、「ピアノが歌ってるよ~」
と感じ入っていました。ピアノが
歌っているという感じ、わかるようになったんだ
なぁ・・・と私は秘かに感動してたりして。

で、「あの鐘の・・・」の方は、テノールとバスが
がっぷり四つで、最後のロングトーンで
まるで張り合うように双方良い音出してるんで
すが、最後の最後はバスが押し切って、
圧勝しています。まあ最後の一音に入る前に
テナーはGまで上がってからFを引っ張るので、
Fを最後まで継続するのが難しいのかもしれ
ませんが、バスの方のDは、最後に行くにつれ
パワー炸裂。何度も聞いているうちに、つい
ウケちゃいました。で、「バス圧勝」というネタで
話したら聞きたがりまして・・・で、気に入って
何度も聞いていた。

誰かがカヴァーしているのを聞いたことが
あるのかもしれませんが、女声合唱の
「恋のフーガ」にもミョーにウケてましたね。

まぁだ本格的な合唱曲は難しいかな?
と思って、他は聞かせてないんですが、
だんだんクラシック系もおもしろく聞ける
ようになってきたようです。しめしめ。

●で、夜はまたテレビを見る・・・と

夕食後、あまりテレビをずっと見ている
という事はないのですが、今日は
「どうぶつ奇想天外」がおもしろくて、
堪能。その後引き続き「日曜美術館」を
見ていたら、ウィリアム・ヴォーリスという
建築家の話になって、これがすっご良かった
です。宣教師として来日した人でしたが、
建築家となって、日本国内に1000件もの
家や学校建築(ミッション系)を残したそうで、
個人の住宅や学校(神戸女学院)を見せて
くれましたが、温かみがある素晴らしい場所
ばかり。こういう家に是非住みたいです!

家というのは、世代を超えて人が生きるために
一番大切な器なんだ、というので、本当に
丁寧に、丁寧に、人のために作られている
・・・という雰囲気が伝わってきました。
住む人が快適で、健康的であるよう、
お気に入りの場所を、ずっと心の
よりどころと出来るよう、そういう事を
最も大切にした建築家だったようです。
神戸女学院も、素晴らしかったです。
一度見学に行きたいぐらいです。

この方は、建築のお仕事をしながら、
宣教も続けられたようで、近江ミッション
というプロテスタント系の総合施設のような
ものを運営していたようですね。

・・・で、メンソレータムの近江兄弟社というのも、
実はこの一連のミッションのものだったというのを
初めて知りました。「兄弟社」ってヘン、とか
思ってましたが、「ブラザー」だったんですね~。

それで思い出しましたが、プロテスタント系の
日本宣教史の資料に時折「近江バンド」というのが
出て来てたんですが、これ、近江ミッションの
事なんだと思います。バンドというのは、「~団」
みたいな意味もありますが、古い言い回しでは
「きずな」という意味合いもあるようです。
アメリカ的でプロテスタント的な、勤勉で隣人愛を
第一とする、という友愛団みたいなものを作って
いたんでしょうね。

テレビから得た知識だけで、ちゃんと調べていない
ので、詳しいことがまだ分かっていませんが、その
うちちゃんと調べてみましょう。どうも日本キリスト教
史はあまり詳しくないんだよな~。

090530_1754~01.JPG●本日の画像

・・・は二枚アップしてみました。
携帯でも両方見られるのかな~。
1)自然史博物館のトリケラ
2)クマ入れ・・・ではありません。
車内CD入れにしたカエルバッグですが、
上にクマを二匹乗っけてあげました。
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