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●恋愛小説をどう読むか?
みたいな話が長野で盛り上がったそうなんですが。
どーもうちの家系は、あんまり
恋愛小説に興味がないような気がするんですよね。
私なんぞ、ほっとんど読んだことが
ありません。あんまり自分でも書きたいと
思わないし・・・。
あれは自分でやるもんであって、
読むもんじゃない・・・よーな気が
ずっとしてたんですよ~。
(昔、ハーレクインロマンスの翻訳をやらないか、
という仕事が来そうになったんですがぁ、
即決で断ってしまいました。お金は良さそう
だったんだけど、中身に興味がてんで
湧きそうになかったんで、何冊もやるのは
苦しかろうと思いまして。)
ですから、読書傾向としては、
恋愛小説はハナからパス!
みたいな・・・。
ちょっと片寄ってるかなぁ・・・
と思ってたんですが、その原因のひとつは
ひょっとしたら
おばあちゃまにあるのではないか!
と、ハタと思い当たりましたぁ。
伊都子ちゃんからのメールで、
父方のおばあちゃんが読書家で、
それもミステリーが大好きだったというのを
思い出したんですが。
「そー言えば、やたらぎょーさん
ハヤカワミステリーが本棚に並んでいた!」
のでした。あの時代の女性としては、かなりの変人・・・か?!
その影響なのか、うちの両親も
推理小説ばっかり読んでたよーな。
父は「マフィアへの挑戦」とかいう洋物が
好きで、シリーズの最新作が出ると
急いで買ってましたし、
母は松本清張・森村誠一の大ファンで、
常に読んでました。
で、ご多聞に漏れず、私も乱歩に始まり、
ホームズ、ルパンと進み、もちろん
清張・森村も母のを借りて読みました。
が、おばあちゃまの本棚も、
確か荒らして、クイーンとかポワロとか
読んだような。
で、おばあちゃまは、そのうち
ミステリーを読み尽くしてしまったのか、
気がついたらハヤカワSF文庫にハマっていた。
で、「これがおもしろいから」と読まされたのが、
地底探検シリーズとかで当時流行った
H.G.バローズの「火星シリーズ」とか
「金星シリーズ」・・・。ま、SFというより、
今で言うファンタジー物っぽいシリーズです。
で、気がついたら、筒井康隆だ、
平井和正だ、星新一だ・・・ばっかり
読むよーになっていた。
とても恋愛小説が立ち入るスキがない・・・。
そー言えば、星新一ショートショート集の
ショートフィルムが、なんとエミー賞を受賞
しちゃいましたネ! やった!!
あのシリーズ、おもしろくって、
ついハマって観てました。
秋野は、このフィルムシリーズが星新一
初体験なんで、不思議な感触の物語に
非常にハマったよーです。
実写版も、まあまあですが、
アニメシリーズが、すんごいですよね。
各アニメーターの力の入れようが、
それはもう、「そうそう、こうでなくっちゃ~!」
って感じです。
そー言えば、星新一さんは、アメリカの
一コマ漫画のコレクターだったですネ~。
「進化した猿たち」というタイトルで、
収集したコレクションの作品を
紹介する楽しいエッセイ集(文庫で3巻)
がありました。
これも面白く昔読み、今でも手元に
ありますが、その当時(中学かな)
は、まさか自分が英語のマンガなんか
原語で読むよーになるなんて、
思いもしませんでした。
今お気に入りのマンガは、
"The Far Side"というシリーズ。
アニマル擬人化もので、ものすご
シュールなギャグがあって、楽しいデス。
最初に見つけた頃は、難しくて
内容がわかんなかったんですけど、
最近だいたい読めるように。
まだ、どーしてもわからん!
というネタもありますが、そのうち
ひょっこり分かるかもしれないってのが、
気の長い楽しみの一つだったりして。
●伊都子ちゃんはクリスティー仲間
お友達に勧められて、今クリスティー物を
読んでるんだって。
わぁい、わぁい、お仲間だ~。
さぁ、一緒に古式ゆかしい、格調高い
イギリス英語の単語調べで苦しもうでは
ありませんか~!
でも、ほんと、今ではほとんど見かけない
よーな単語の山なんですよ。ハリポタとか
ダ・ヴィンチ・コードとはまた違う世界です。
(あ、ダ・ヴィンチ・コードのダン・ブラウンの
本も一冊買ってしまってあったっけ。)
『英語の歴史』(講談社現代新書)という
本によりますと、16世紀ぐらいだったか、
フランスの王様がイギリスを支配した時代があって、
その時大量のフランス語が流入したんだそーです。
ほんと、フランス語起源の単語、多いんですねぇ。
その上ポワロなんか、ベルギー人なんで、
時々フランス語で叫ぶ、叫ぶ!
(叫ばんでいいったら~)
調べるの、大変だから、フランス語なし、
にしてくれればいいのになぁ・・・。
で、さっきの話に戻りますけど、
王族とか貴族がフランス人で、フランス語を
使うようになると、下々の者は、
フランス語を使えると上流階級、洗練されてる、
と思うわけで、元来フランス系ではない人たちの
間にも、フランス語が広がる。
で、そのうち本来の発音がイギリス風に
変わって来て、そのまま定着する・・・と。
carte blanche(白紙委任状・カルテブランシュ)
とか、
rapprochement(国家間の親善・ラプロウチマン)
なんて、ほとんどフランス語そのままで
今でも使っているよーですが、なんか
外交交渉とか政治用語みたいなのに、
フランス語系が多いような。その辺、歴史的
単語形成なのかもしれませんネ。
●Kindle DXなるものが発売されるそーです
19日に日本向けのが発売なんだって~。
で、498ドルだって! 私のKindleちゃんより
大分高い~! 弥三さんが見つけて伊都子ちゃんに
教えてくれたんだって。
で、早速どんなものか見てみましたが、
画面がかなり大きいので、ビジネス文書なんかも
ほとんど1ページ単位で読める。その上
PDF readerが内蔵されている。う~む、
それはいいな。私のでは、PDFは読めない
んで、ポワロに出て来る図面なんか、
すっ飛ばされてしまう。
本体の大きさは、多分B5ぐらいですね。
私のは、だいたいA5くらい。
持ち歩くには、A5くらいが便利ですが、
伊都子ちゃんは、だいたいおうちで
読まれるようなので、B5くらいでも
いいのかも。
実はついさっき玲子ちゃんからお電話いただき、
おしゃべりしてたんですが、やっぱり
老眼の話になって~(ああ、いとこ会に
忍び寄る老眼鏡の嵐!?)。
学生時代に読んでいたような文庫を
たまに引っ張り出してみると、
「こんな小さな活字を読んでたの!?
信じられない!」って感じ。
最近、文庫の活字も、実は昔より
かなり大きい傾向です。やはり
読者人口の大半が、若者ではなく、
中高年層ですから、皆さん老眼鏡の
お世話になる世代。そーなると、
昔の小さい活字(たぶん8ポイントぐらいかな)
はツラいの、当たり前~。
ちなみに、1月12日に相方の
新刊が学研M文庫から出ますが、
ここは他の文庫に比べて、かなり
大きな活字なんで、読みやすいかも。
相方も、昔は「やたらに大きな字は
情緒がない」とかなんとか、ほざいて
ましたが、今じゃあ、大きな活字の方が
読みやすいので助かる、とか言ってます。
伊都子ちゃんや恭介ちゃんのように、
長年メガネなしで来られた方は、
今さらメガネかけるの、ほんと、
うっとおしいことでしょう。
でも、父によると、老眼も年々進行するんで、
次第にメガネが要らない位置に焦点距離が
合ってきたりもする・・・んだそーですよ。
もっとも、その頃になると、今度は
白内障の心配をしなくちゃいけないらしいですが。
●今日は病院はお休みです
秋野の三者面談があったんで、今日は
お休みであります。ああ、受験生になるヤツの
お世話もそろそろしないと、大学に入れない~!
父の方は、お風呂の疲れは少しずつ
収まってきたみたいなんですけど、
今度は便秘になっちゃって、そっちも
痛いらしくて、周期的に唸ってます。
なんか、モルヒネを使うと便秘になり
やすいんですって。モルヒネを使わないと
他の痛みが出てきちゃうんだけど、
便秘だなんだ、という問題もあるようで、
あちらを立てれば、こちらが立たず、と
いう感じ。
「なかなか、うまく死ねないもんだ・・・」
とか言いながらフウフウしています。
「おんなじことを、祥朗おじちゃまも言ってたってよ」
と教えてあげたら、
「そうか。やっぱりな・・・」
と言ってました。兄上と同じ感慨を持った、というの、
妙ですが、ちょっと嬉しそうでした。
やっぱり、つながっているという思いが
助けになるのか、少し落ち着いたみたいです。
つらい時は、どうも布団が重く感じられるようで、
「病院の布団は重い。うちの布団の方が軽い」
とか文句を言ってます。
で、大して違わないだろうなぁ、とは
思ったんですけど、使い慣れたものの方が
気分的にも落ち着くだろうってことで、
昨日はうちの布団を持って行きました。
計ってみたら、やっぱり大して違わなかった
ですけどネ。まあ、どちらも羽毛なんですが、
羽毛の配置具合なんかも、慣れてるものの
方がいいかもしれないってんで、病院のと
入れ替えときました。
日々、身体はしんどいんだと思いますけど、
少しでも「こっちの方が楽かも」ってのが
あったら、試してみればいいですよね。
なかなか、本人の理想通りにはいかない
んだと思いますけどね~。
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