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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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音源、来たー!
●千代田区合唱祭ライブ録音

………が、YouTubeに
アップされまして、
幹事ぶう子ちゃんのお許しを得て、URLを貼っておきまーす。

会場の最後列から録音してもよい、という規定になったそうで、iPhone音源です。

あまりに遠くて、
顔とかはてんで
わかりません。ほっ。
 ↑
写真とか、かなり苦手な
タイプでアル。

You Tube
http://www.youtube.com/watch?v=6tBPdU1SuxQ

で、こわごわ聴きましたー。

●意外とみんな、力持ちなんじゃないか?

まあ、上を見ればキリがないんだと思いますし、

上手い人から見たら、
あちこち粗いなぁ、と
いう感じなのかもしれませんが、

この演奏までに、

フル出席しても、
9月と10月で、
4回しか、練習時間取れてないんだよねー。それにしちゃ、鳴りがいいよーな気がするんですけど、どうでしょう?

私の他にも、本番前日練習1回のみ、とか、本番のみ、とか、9月に1回出られたけど、後は直前まで来られなかったとか、前日いきなり熱が出て絶不調になった方とか、

毎回のことですが、
本番にこぎつけるまで、
舞台裏はドタバタ。

N山センセがとてつもない力持ちなもんだから、力ワザで、まとめ上げて下さるのが大きな要因ですが、

ドタバタの中で、ナンとか
形にしていく個々のメンバーも、音楽的力持ちなのかもしれない。

●とは言え、聴くといろいろ気になって、アタマを抱える、と。

(1)ユニゾンの出だしが惜しかった_| ̄|○

曲の冒頭は、ユニゾンで
「その人が歌う時」と、
堂々と始まる作りになってるんですが、

これが本番録音では、
「そ」の響きがどこかに
逃げちゃいましたねー。
ううう、惜しい。

だいたいト音記号の五線下のCは、女声には低くて、ものすご鳴らしにくい。ソプラノはもとより、アルトも歌いにくい位置だと思います。男声はどーなのかわかんないけど、女声は「鳴りにくい」という苦手意識があるもんだから、余計にポジションが整わない。
んなもんだから、みんな四苦八苦して、何とか出そうとして、それぞれやってて、実はフォームがバラバラ。

フレーズの歌い出しは、
どうしてもフォームが
不安定になりやすい。

だと言うのに、この低さだし、曲の初っ端で緊張するし、で、結局「S」の破裂音をいろんな形でそれぞれが出しただけで、次の音に逃げてしまったんで、「SO」の母音の「O」がちゃんと鳴らなかったんですねー。失敗、失敗。

※昨日静岡バッハの練習で、
「早春賦」の出だしの「春は」で、また徹底的にしごかれてたんだけど、「はる」の2つが母音の鳴りが不安定なために、響きが揃わない、母音を拡大するような感じで、という指示が。

要するに、

ha-A ru-U

みたいな感じで、母音の2度押しっつーか、拡大するように響かせることで、全員の響きを揃える………(歌わない人にはわかりにくいか。ま、いっかー。)とりあえず今、静岡バッハでは、他のどんな曲よりも、「早春賦」が難しい、とみんなでアタマを抱えているのであった………と。

歌い出しの1音の合わせ方ひとつで、曲全体の印象が変わってしまうこともままあるので、その辺の研究が足りなかったなぁ、と反省中。

(2)他のパートは知らんが、ソプラノは高音域を出すのがコワくなくなっている!……ような気がする。

この間も書いたけど、
4年目に突入してみると、
長年歌から離れていた人も、
声を出すことに違和感がなくなってきたのか、
随分鳴る、鳴る!

特にソプラノは、
高音域を出すのに一苦労して、みんな「つらく、苦しい受難の時」みたいな顔だったのが、

「受難? え? 何だっけ、それ?」

みたいな顔になりつつあるよーな。

で、だんだん音程のぶら下がり度が軽減されてきているような。
 ↑
もっともクライマックスの
A♭は、やっぱり出しにくくて、みんなで思いっきりぶら下がっちゃってしまいましたがー!(N山センセイ、ゴメンナサイ!)

細かく見ていけば、
個々の発声には、
それぞれ弱点があり、
まだまだこれから、なのかもしれませんが、発足当初は、
E♭やFくらいで喉に
引っかかっちゃってたんだから、今は随分とスンナリ高音域に入れるようになった感じです。良かった良かった。

(3)後半がちょっと問題………か?

録音を聴いた感じでは、
指揮者さまの指示通り、
バスが美しく鳴らしてくれていて、わぁ、キレイ~(≧▽≦)

で嬉しかったのですが、

曲の後半になると、
少し荒っぽさが出てきたような気がします。ディナーミクも、ちょいと惜しい部分がありましたね。

去年くらいの感じでは、
後半になると、体力的に
保てない感じ………だったように思うのですが、

今回は、体力は十分なんだが、気力が上滑りしてる?
みたいな気が。

後半~クライマックスになると、歌詞の訴求力がどんどん高まるもんだから、
歌っている私たち当人が、
歌詞の力に飲み込まれてしまってるのかも。

要するに、冷静さに欠ける?

学生時代に三善晃の「嫁ぐ娘に」をやった時なんか、
自分が歌詞や音形に感動しちゃって、つい涙しながら歌う状態になっちゃったものですが、アレですかね?

感動は大切なんだけど、
感動した気持ちを一度咀嚼して、その感動をどういう音で表現するか考えないと、
聴いてる人にはうまく伝えられない。

文章を書いてる時も、
どういう形で表現すれば、読む人の心に一番ストレートに
染み込むか?
というのを考えて悩んだりしますけど、
それと同じかなー。

歌というのは、自分という楽器を使って、いかに伝えるか、が勝負なわけで、
(それで毎日四苦八苦してるんだが)
感動してます、泣いてます、をそのまま前面に押し出しても、感動的な音が鳴るわけではない、が難しいんだよね。

長年やってても、なかなか進歩しなくて、ただ今ヒイヒイしごかれてる私がアレコレ書くのも何ですが、ああしたら、こうしたら、というのをみんなで探しながら、また次回、より素晴らしいステージを、と追い求めていくのが、合唱の大きな魅力の1つではないか、と思います。

●オマケ………今しごかれてること。

まあそのー、いくつもしごかれネタはあるんですけど、

今しつこくマエストロにいびられ(?)ているのは、
平均律と純正律の使い分け。

どーもピアノから入った人間で、声楽レッスンもやってたもんだから、平均律で音を採るのが私には自然で、ちょいと「上ずる」タイプです。

ソロならそれでいいんだけど、合唱で純正律に合わせている中では、平均律の音が入ると、そこだけ悪目立ちする。

これを直せ! 直さにゃあかん!

と、ここんとこしごかれている。

アルトの音域とか、それより下のとこは、特にどーという事もなく、純正律に合わせられるんですが、

探っていったところ、
H→C→C♯辺りがアヤシい。

この3音でうっかりしていると、その上のDやらEやらFやらは、カンペキに平均律に入っていくらしい。

で、「吹奏楽用に、純正律を数値で出してくれるキーボードみたいなのがあるよー、
ハーモニーディレクターというのがー。これがあると、一発でわかるよ」
と、普段吹奏楽の指導をしている磐田のN本さんが教えてくれ、

「おお! それがあれば!」

と調べてみたら、

安い機種でも、12~13万するー!(ToT)(ToT)(ToT)

買えまっしぇん。

で、苦肉の策で、最近使い出したのが、Androidアプリで見つけたコレ。



平均律と純正律とピタゴラス律の音を、それぞれ鳴らすコトが出来るという、お手軽だけどお便利な代物。

ワァイ!

で、聞き比べてみると………

実のところ、ほ~んとに
ビミョーな差なもんで、

聴いても、わっかりましぇ~ん(ToT)(ToT)(ToT)

なのです。

多少平均律の方が明るめ、純正律の方が暗め………かなぁ………そんな気が、しないでもない………かなぁ。

なもんで、もう平均律は聴かないようにして、純正律だけ鳴らして、その音に合わせる練習中。

しばらく首をひねりながらやってたら、普段歌う時のポジションをちょいと変えると、純正律に入りやすいよーな気がしてきたんで、
ここんとこ、それでやっている。

もうね、平均律だ、純正律だ、ってのをやってると、だんだん自分の耳やら、自分の音程感覚やら、信じられなくなってきちゃうんですよー。

当初バロックを始めた時は、
A=415hzがどーしても採れなくて、しばらくは超カンタンな3度音程でも迷っていたんだけど、そのうち415hzに身体が慣れてくると、今度は逆にA=440hzが採れなくなったりする。

あああ………。

どーして人間の身体は
こう柔軟性がないのか。
 ↑
自分だけか?!

誰か、どんな音程でも、
全部カンペキに採らせてくれる究極のピッチトランスポーザー人体内蔵タイプを開発してくれないかなー。それがあれば、純正律も平均律もコワくなくなるんだけどなー。
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