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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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東京都合唱祭2014四方山話
●本年度も感動のうちに東京都合唱祭、終了!

今回のお題は、
信長貴富さん作曲の
「くちびるに歌をもて」。

ドイツ語と日本語の歌詞が
交互にくるという珍しい作り。

ドイツ語の歌詞、決して複雑ではないんだけど、より美しく、高い音程のところで発音するためには、どうしたらいいんだろう?

と悩んだ。

で、うちのアンサンブルに
所属するドイツ語ネイティブのマティーナにおすがりし、
単語を1つ1つ区切って
発音してもらい、参考音源を
こっそり作成。発音のヒントももらいました。

すっごく参考になりました。
マティーナ、ありがとね!

でも、最後まで
dich bang(=your trouble)を
どういうニュアンスで
歌うべきなのか、
迷ってしまった。

bangの[a]は、結構明るいサウンドなんだけど、意味としては、ただ明るいだけじゃ、
深みがないもんネー。

そこのところが、どうも
最後までうまく発音に
落とし込めなかったです。
難しい!

●ステージでどれだけ鳴ったか、よくわかんない!

ステージ直前に、リハーサル室で1回通してから、本番に臨む、という流れなんですが、このリハーサル室が、やたらにガンガン鳴る場所で、ひたすらウルサい!

で、今までの実績で判断すると、本番ステージでもガンガン鳴ってるんだと思うんですが、

このホール、「返し」がもう1つで、実際にどれくらい鳴ってるのかわからない。

普通ホールで演奏すると、ステージ上から響いた声が、客席の奥の方(客席入口辺りネ)に跳ね返って、ステージ上の人間に聞こえるわけなんですが、

なんか、聞こえにくい。
てんでお客さんに聞こえてないんじゃないの、これ? 
と、にわかに不安になる。
いつもはよく聞こえる隣のメンバーの声も、どこかに吸い取られたかのように、消えている。

あれ? リハーサル室ではあんなに
鳴ってたのに?
ひょっとして、ホントはてんで鳴ってない???

で、

この状況を後に指揮者さまが

あちこちから、「ハテナ?」
が頭の上に出てるのが
見えた!

と描写されていましたが、

「あれ? おかしい!」
が、モヤモヤとマンガの
吹き出しよろしく
出ていたらしい………σ(^_^;

ステージ上でのリハーサルが
ないものだから、実際の
聞こえ具合を確認出来ずに
即・本番、というのが
クセモノなんですねー。

去年もここでやってるんで、
同じ状況だったわけで、
多分去年も、モヤッと
「?」「?」「?」
を噴出させていたよーな
気がする!

あかん!

1年前の状況なんぞ、
誰も覚えておらん!

多分、毎年モヤッと
「?」

でやってきてるんだー。

今までの経験が
全く生かされていない!
学習していない!

ということが分かりますね~
(ToT)(ToT)(ToT)

皆さん、来年のステージ前には、是非思い出しておきましょう~(≧▽≦)

●ヒラヒラは時々名言(?)を吐く

毎年グループの紹介アナウンスを担当させられている
我らがウグイス嬢ヒラヒラが、プレッシャーで唸っていて、なぜか、

「頭ん中がポニーテールになっちゃうー」

と。

なんじゃそりゃー!(≧▽≦)

わけわかんないが、
何となく言わんとするところは分かるところが、ヒラヒラっぽい。

今年も可愛い声で頑張ってくれました。一カ所、「噛むかもしれない……」と怯えてたところで、惜しくもしっかり噛んでしまったらしいが、ま、ご愛嬌ということで!
 ↑
その「噛む」原稿を
作ったのは私でーす!
ごめんよ! だから、
テキトーに直してって、
言ったじゃん!

●プログラムに罠が………

配られた分厚いプログラムの中身を読んで面白がっていたら、

「いつ作ったのー?」

と、みんなにニヤニヤされた。わけわからん。(~。~;)?

で、裏表紙を見せられて、

(゚◇゚)ガーン!!!

なんか、自分の名前が
デカデカと、編曲者として
載っている!

さらに、同じ時間帯に本番のある女声コーラス団体が、
この曲集のをやる、と
書いてある。

いわく、新進作曲家の何々さん………。

(゚◇゚)ガーン(゚◇゚)ガーン

なんと、同姓同名の作曲家さんがいらっしゃるのである!
ひええー!

S田さんじゃあるまいし、
わたくしめには、
そんな才能は、全くございません!! 残念ながら!

みんなには内緒で、
こっそり作曲や編曲を
やってたりしたら、
カッコイいんだけどなー(ToT)

だいたい、記譜するのも
めんどい口だもんねぇ。

ムリ。

それにしても、
新進作曲家。
いい響きだなぁ………あこがれ。

●ガッキーの感想が濃い!

宴会で我らが理論派・ガッキーの発言にウケました。

冒頭の「この曲は、黒鍵フェチで………」で、
つい吹いてしまった。

そー言われてみれば、
この曲、調号にこれでもか、とばかり♯が付いている。

最初は4つなんで
まだ許せるが、途中で
6個になるもんだから、
スケールのほとんどが
黒鍵という、非常にイジワルな作り。
譜面の字面と実音が
違うんだもんね!
音採り音源や参考音源を
先に聴きまくって、
よし、この辺りだな、
と予測しておかないと、
譜面からだけでは、
実音にたどり着けない。

まるでショパンです(ToT)

ピアノでしばらく
ショパンばっかりハマって
弾いてると、音程感覚が
狂ってくるよーな気がしますが、あんな感じだなー。

はー、音源があって
ほんっと、良かった。

一旦音がすっきり
身体に染み込んでしまうと、
それほど「黒鍵フェチ」は
気にならないんですがねー。

※宴会は、例によってネタの宝庫だったので、まだまだ書き足りないんですけど(T井さんが練習に来られないと、キンドーさんが悲鳴を上げる件とか、ちかこ先輩が「私の声は小さい」と主張する件とかとか………)ま、キリがないので、この辺で。

●で、肝心の出来ですが

まだライブ録音を聴いてないんだけど、悪くない、と思います。

つーか、かなりガンバって、
指揮者さまについていけた
ような気がしてます。

細かいディナーミクを
みんなで丁寧にやれたし、

他団体の感想も、
みんなものすごく誉めてくれてまして、お世辞半分でも、
超・嬉しかったです!

宴会場で、恒例行事として、
Y本さんが全部読み上げて下さり、それをさらにブウ子ちゃんが、超高速で全部wordで
打って配布して下さり、感激!

しみじみプリントアウトしたものを読んで、和んだり、
うーん、そうか、次回はもちょっとガンバらねば、とか
考えたり。

嬉しかったのは、
冒頭のアカペラ部分を
かなり多くの人から誉められたこと。アカペラから伴奏アリ部分への移行も大変スムーズである、と講評の先生方にも好評でした。(ドイツ語の子音はあんまり飛ばなかったようで、その点が減点だが)

「大切なことを、大事に
歌おう」

と指揮者さまがおっしゃってましたが、うん、ほんと、みんなで大切に歌えたように思います。

講評の先生方は、概ね好感のもてる演奏である、という感触ですが、やはり専門的で厳しいチェックがっ!

つーか、去年も思ったんだけど、専門的過ぎないか?!
みたいな~(~。~;)?

で、今年はこう考えることにしました。

まだ伸びしろがある、
力のある団体と思し召されたからこそ、専門的指導が入っているのだ!………と。
 ↑
く、苦しいエクスキューズだが、(^_^;)うん、きっとそうでしょう! そう信じるしかない!

特にソプラノの高音域発声は、一番目立つし、一番難しいと、静岡のマエストロにも毎回厳しくご指導されるところなんだけど、、今回もやはり指摘されてしまったー(ToT)

確かに「イ」の母音は難しくて、一番喉が締まりやすい。

「肩が上がってしまうと、喉が締まりますよ~、「ハト胸のなで肩」をヒントにして下さい」

というお話があった。なるほど、それ、意識するといいかもしんない。

さらに曲の構成の仕方でも難しいご意見が来た。

「最後のハモリも第3音をよく聞いて」

というお話。

うう、これ、最近静岡のマエストロに時々言われます。

要するに、和音構成の話で、

例えばドミソの和音があるとすると、

ド=根音(rootとも言う)。
和音の基盤になる音。

ミ=3度。根音の3度上。
  第3音。

ソ=5度。根音の5度上。
  第5音。

この3つの音が、バランスよく鳴って、初めてドミソに聞こえるわけで、普通は根音が一番よく聞こえるようにする。

根音じゃなくて、例えば第3音のミが強く飛び出すと、
ミソド、に聞こえる可能性がある。これは、ドミソを基本形とすると、展開形。

もちろん、ミソドを聴かせたい、と作曲者が考えて作っている場合もあるので、ここではどの形で聴かせるのがいいのか、考えなくちゃいけない、とかいう難しい事を時々言われ、静岡バッハではみんなで唸ってたりする。

※改めてチェックしてみると、ソプラノは和音の第3音を歌っていることが結構多く、「飛び出し過ぎ」とよくマエストロにチェックされる。

今回の曲の最後のハモリは、

基本がミソ♯シ(固定ドで読んでます)。

下バスがミ(これが根音)
バリトンがシ(第5音)
テナーがミ(下バスのオクターブ上で、これも根音)

下アルトがソ♯(第3音)
上アルトがシ(第5音。バリトンのオクターブ上)
ソプラノがソ♯(第3音。下アルトのオクターブ上)

根音を出してる下バスとテナーの上に、
第3音と第5音はちゃんと乗ってないといけない。

さらに、第3音と第5音を出してるパートは、互いにユニゾンなんだから、ちゃんと
オクターブが合致してないといけない。

ああ、ややこしい!

よ、よーするに、
最後のハモリは、
特に特に、念入りに
他のパートを聴き、
バランスを検討して
出さないといけない………
って、教えなのですネー。

てへー!

五線上のソ♯をフォルテッシシモで(フォルテ×3である)
出すのに精一杯で、
他のパートを聴く余裕なんて、てんでありませんでしたー(^◇^;)

うーむ、痛いご指摘、
傷み入ります。

こういうとこが、一番ボロが出やすい、というか、
そもそも一番難しい。なかなか根音を確認して、それに合わせて出す、という、まあ、基本と言えば基本なんですけど、そこんところが、ヤッパリ、なかなか出来ないんだよなー。(下バスの人数が揃わないので、基底部の根音が聞こえにくい、というのも厳しいところなんだけど、基本、ソプラノは他のパートをちゃんと聴く余裕がないのが、第一の問題!)

ああ、どーしてこう、勉強することが多いんだか。_| ̄|○

●他団体、ものすごくたのしく聴いてしまった!

平均年齢82歳という女声コーラスの団体が出てらしたんですが、全部暗譜で、その上振付アリで、なんと、ポーランド語で「踊ろう楽しいポーレチケ」とか、ほんと、楽しそうな良い声で歌ってらして、うう、上には上がいる、と。

さらに、昔、同じ先生の指導を受けていた、東女コール・コンOG合唱団が、懐かしの「3声のミサ」を美しく歌っていて、また歌いたいなー、と。

N児OG合唱団が、可愛いスッチースタイルで、ディズニーメドレー(もちろん、話題の「レリゴー」入り!)を振付きで歌い踊り、満場喝采。私がスゴいなぁ、と思ったのは、ジュリー・アンドリュースの得意技「Supercalifragilisticexpialidocious」を、それは見事に歌い踊っていたこと! 流石、N児OG!

そうそう、今年は廣瀬量平イヤーなのか、『海鳥の詩』から「エトピリカ」「オロロン鳥」を聴くことが出来ました。
「エトピリカ」は、2団体がやっていて、どちらもステキに聴き応えアリ。

11月に静岡バッハでやる予定なんで、とても参考になりました。

が。

この曲、超高速で、
あっ! と思う間もなく、
言葉に翻弄されてしまう。

いつも練習の時、
「神はいる、神はいる」
というサビの部分に
うまく飛び込めなくて、
なんか、大事に歌えない。
上記2団体は、きっちり歌えてましたが、私はまだまだ。

くそー。また修行だぁ!

それにしても、この
「エトピリカ」って、
最後の和音展開が、
「ガッチャマン」と同じで、
どーもいつも、1人内心
ほくそ笑んでしまうんですけどね。トミさんに歌ってもらいたい………。

そんな事を考えながら
「エトピリカ」を歌っているのは、私だけなんでしょうかね?(^_^;)


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