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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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伊豆の国市で江川坦庵合唱コンクール敢行!
●こんな状況下で・・・?

東日本大震災の、国家非常事態中・・・
なんですが、本日伊豆の国市主催の
合唱コンクールがありました。

いつ電車が止まるか、大きな余震が来るか、
はたまた停電があるか、どうなのか、
という状況で、どうするんだ?
やっぱり中止になるんじゃないのか?
と言っていたんですが、決行、ということに。
(明日だったら、東京電力の停電輪番圏内なんで、
開催スペースそのものが機能しなかったかも)

被災地の方々のことを思えば、
そんな状況ではないんじゃないか?
という意見もあったのですが、
ひびきは参加ということで団長からGOサインが
出、当初の予定通り参加となりました。

うちも仙台や茨城の方に親戚があり、
なかなか連絡もつきにくいような状況なんですが、
とりあえずこの2軒は無事を確認しましたんで、
ひとまず、ほっ・・・。
なんですけど、1軒、仙台の知人と連絡が
つかないのが、不安。
なんですけど、家にじっとしていても、
何も出来るわけでもなく・・・。
まあ、今回、トラ参加なんで、受けた仕事は
しないと。

会場でO井さんにお会いしました。
ご実家が仙台なのだそうです。
それは、言葉に出来ないほどのご心痛
だと思います。ほんとは、いてもたっても
いられないんだと思います。
W田さんは、赤十字病院の方なので、
どうやら被災地派遣・・・のようです。
何も出来ないけど、
心を痛めている人、その人たちを
助けようとしている人たちに、エールを!

停電の輪番制が採られる
ことになり、少なくとも4月末までは
どなたも、いろいろ忍耐が必要になります。
私たちの方は中部電力なので輪番には
入りませんが、なるたけ節電するよう
努力しましょう。

●ともあれ、伊豆の国市に行きました。

以前やった国民文化祭の合唱祭が
大盛況で、元々音楽がお好きな市長さんなのか、
是非、その節松下耕先生が作曲した
江川坦庵(えがわたんなん・江川太郎左右衛門のこと。韮山に
日本初の反射炉を作ったり、お台場作ったり
した幕末の偉人です)を顕彰する曲を
課題曲とし、コンクールを根付かせたい、と
かなり熱い意気込みで、今回のコンクールを
立ち上げられました。

静岡県の合唱連盟も全面協力し、
松下耕先生もアンサンブル・プレイヤードを
引き連れていらっしゃいました。

今回のひびきは、
マーラー「さすらう若人の歌」第2曲を
自由曲とし、ひたすら四苦八苦して練習
してきました。ナントカ少しだけ、雰囲気が
出てきたかなぁ・・・という風情。

本日は、浅野先生の先導で、まず黙祷を捧げてから
1時間程度練習。

で、昼食後、即、本番。

江川坦庵の曲の方は、
以前かなりしごかれて仕上げたものなんで、
まあ、なんとかなるか~・・・って感じだった
んですが、フタを開けてみましたら、この
課題曲でトチリが~!!

何しろ、コンクールと名の付くものに
出るの、今回がほんっとの初体験。
直前の練習までは、意外と皆さん
余裕で、落ち着いたものだったんですが、
その場になったら、急に緊張したのか、
ちょんぼの嵐がっ! かもちゃんは途中で
足がツったそーですし~(泣)(どーりで、
途中から急に声が聞こえなくなったわけだ!)

私は、昨夜遅くなって、
「はっ、そーか、出られないヤツがいるってことは、
今まで横着して歌っていなかった部分を
代わりに歌わねばならぬのか!」と
ハタと気がついて真っ青になり、
にわか練習をば!

幸い、そこの部分はちゃんと出来たんですが、
似た音型のところで、うっかりミスをやらかしそー
になって、あわあわしてしまった。

・・・てな感じで、こりゃあ入賞はおぼつかんなぁ・・・
(入賞すると、温泉宿泊券だとか、伊豆の国市
特産のおいしいいちごをもらえたりする)
いちご、食べたかったねぇ・・・
ま、しゃーないか。初めてだしぃ・・・とあきらめムード。
こんな出来たてほやほやのコンクールでも
これだけ舞い上がっちゃうんだから、
毎年全国合唱コンクールで乾坤一擲の
大勝負をするチームって、偉大すぎるヨ、うん。
改めて、尊敬するヨ。

というわけで、なんか、みんな
あきらめがついて、サバサバして、
その後は着替えて他の合唱団の演奏を
楽しみ、アンサンブル・プレイヤードを
楽しみました。

曲目は
メンデルスゾーン「2つの宗教男声合唱曲 op.115より」
松下耕「悔悛と歓喜 四旬節から復活祭への
四つのモテット」より「Miserere mei」
松下耕「男声合唱のためのコンポジション 日本の民謡 第4集」より「艪漕歌」「稗搗節」「弥三郎節」
松下耕「男声合唱曲集 そのひとがうたうとき」より「信じる」
今回の課題曲「瑠璃色の空の下で」
メキシコ民謡「La Cucaracha」(Robert Sund編曲)

と盛りだくさんで聴き応えがありました。
メンデルスゾーンが一番静謐な感じで、歌い込んで
あるな~・・・と溜息。
Miserere meiは、ちょっと北欧の作曲家が作り
そうなステキで不思議な雰囲気。
日本の民謡は、「弥三郎節」がジャズアレンジに
なっていて、おもしろかった。
最後の「ラ・クカラーチャ」は、踊りというか
パフォーマンスありありで、すごく楽しめました。
皆さん、芸達者なんですネ~。楽しそうでした。
ちなみに「ラ・クカラーチャ」って、「ゴキブリ」の
ことなんですって。メキシコのゴキブリ・・・か~なり
大きいんだろーな。暑いとこのゴキブリって
大きいもんネ・・・。

●青天の霹靂!

審査結果発表で、
トンデモな事が!

第三位に入ったのデス!
えええ~!
団名を言われた自分たちが
一番びっくりしていた・・・!

結局1位と2位は東京と群馬の団。
特に群馬の団は、こちらに来るのは
だいぶ悩んだそうで、涙ぐんでる団員さんも。
東京の団は20代の若者ばかりで、こちらも
抱き合って喜んでいました。

まあ、うちは県内団体の代表・・・みたいな
感じかな?

で、1位から3位までの団の全員がステージ
に上がり、最後に松下先生の指揮で
全体合唱がありました。これがなかなか
感動でありました。久しぶりの松下先生の
指揮で力いっぱいやれたってのもあったけど、
なんと、最後列にアンサンブル・プレイヤードの
お兄さんたちが!

ちょうど私は団の最後列にいましたんで、
後ろからい~い響きがバンバン聞こえて、
いやぁ、至福。

実はアンサンブルプレイヤードのメンバーは、
1人を除いて音楽畑の仕事をしている人は皆無
なんだそーです。学生さんも4人くらい。
お1人は東京外語大、あと3人くらいが
東大だそうです。(やっぱり・・・のような!
どーも偏差値だけじゃなく、歌う能力も
高い学校なんじゃ? 伝統的に!)

というわけで、ひびきは
伊豆長岡温泉宿泊券5万円相当及び
いちご「紅ほっぺ」5ケースをゲットしたので
ありました! めでたし、めでたし・・・みたいな。

ちなみに来年のコンクールスケジュール、
もう出てました。今度は3月11日だそうです。

コンクールが定着したら、最終的には
お台場でやりたい!
と市長さんが叫んでいました・・・。

コンクールの詳細な紹介をブログに
載せてくれ、また会場にも足を運んでくれた
プンちゃん先生、どうもありがとう!
みんなでステージから手を振ってしまった~。
帰りの電車でも、久しぶりにおしゃべり
出来て楽しかったヨ。今度は「復活」の
練習で会おうネ! ネ!!
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