メサイアは楽し♪

●富士ベートーヴェンコーラス演奏会

古楽アンサンブルで、メサイア全曲
演奏会というのが富士ロゼでありました～。

団長の鈴木さんからご招待券を
いただいたので、松ちゃんと二人で
えっちらおっちらJRでお出掛け。
通常は、麻ちゃん含めて三人組で
行くんですがぁ、ちょうど麻ちゃんは
別の演奏会に行くことになってまして、
今回は別行動。

いいお天気で、富士山もくっきり
裾の方まで見えました。
やっぱり、富士まで行くと、
富士山は目の前って感じだな。

●ソリスト陣がすごいっ！

本日の演奏会は、前評判通り、
そりゃあ、もの凄いソリスト揃い。

ソプラノ　藤崎美苗（バッハコレギウムジャパン）
カウンターテナー　青木洋也（同上）
テノール　畑　儀文（武庫川女子大音楽部教授）
バリトン　篠部信宏（関西二期会準会員ほか）

特に、ソプラノの藤崎美苗さんを聞きたくて
うかがったのですが、いやぁ、技の競演、
美の饗宴！　うきうきわくわくです！

しょっぱなのテノールソロ「Comfort ye」、
これほど柔らかに美しい演奏、
なかなか聞けません。どうしても
一発目、ということで力みが出たり
しがちな曲ですが、もうもう、バックに
ふわふわの虹の花が咲きそう～。

「Comfort ye」じゃなくて、
「Comfort me!」（私を癒して～！）という
感じ。この声で何か言われたら、
何でも言うことを聞いちゃいそうだぁ。

カウンターテナーの青木さんは、
「そうか～、カストラートって、こんな
感じなんだぁ～！」って感じです。

女性の声を、男性の筋肉で
前に押し出しているっつー感じなんですよね。
技、炸裂で、これでもか・・・みたいな。
パワフルでした～。

バリトンの篠部さんは、円熟・端正、と
いった雰囲気。立ち姿からそんな感じです。
うまいです。気持ちよ～い声♪

ただ、メサイアの場合、ホントは
バスソロなんですよね・・・けど、
音域は、下バスからハイバリまで
使わなくちゃいけなくて、上も伸びやか、
下はとことん下バスの倍音が欲しい、
という特殊な役どころ。
イギリスには、メサイア専門の、
いわゆる「メサイア歌い」の
バスさんがいらっしゃいますが、
日本では、なかなか無理。
篠部さんは、上から下まで、そりゃあ
美しかったですが、どしても下バスの
倍音は無理。むずかしいもんです。

で、ソプラノの藤崎さん！
むきゃ～～～o(*^O^*)o！！
しゅてきすぎ～！
輝き渡る～！

そして、常に余裕しゃくしゃく！
とてつもないメリスマがあるんですが、
たいていのソプラノさんは、途中で
息継ぎしないと保たないんだけど、
藤崎さんは、余裕で歌い切る～！
むちゃくちゃ息のセーブの仕方が絶妙～！
（ほとんどラブ状態）

「Rejoice」を歌いに出てらっしゃった時
なんか、ノリノリで、半分踊りながら
出てらっしゃった。
そうだよね～、この喜びの歌を
歌う時には、そーでなくちゃ！

いやはや、むちゃくちゃ堪能させて
いただきましたデス。

あ、もちろん合唱団も頑張ってました！
ここの合唱団は、発足当時から
演奏会を聞かせていただいたり、
たまに歌いに行ったりしてましたので、
昔の音を覚えているんですが、
大分若い人が入ってきたのか、
いいバランス、いい発声に
どんどんなっていく。

いやぁ～、どんだけ福嶋先生、
しごいてるんだか。
想像できるだけに、コワイな～。

次の演奏会は、たぶん１年半後。
ヨハネ受難曲をやるんですって。
わ～、歌いに行っちゃおうかな～。

・・・と言ったら、鈴木さんも福嶋先生も
「いいよ～来れば～」って。
むっちゃ、軽いノリっすね・・・。

●帰宅したら、んぎゃあっ！　のモノが

届いておったとです。

先日のお茶の水ライブの写真入りCD・・・。

うう、仕方ないので、恐る恐る
開きました。

ノアちゃんも、たけちゃんも、
かぁっこ良く写ってます！
ええぞ、ええぞ～ってな感じ。

自分の写真？

ふっ。

そんなモノ。

闇に埋めてやる～！

うっかりしてて、サングラスかけっぱなしで
やったもんだから、
我ながら、むっちゃコワイ！

けどまあ、サングラスかけてたから、
緊張しなかったよーな気も、すごくするんだなぁ。

秋野に見せたら、
「ふっ」
とか言って顔をそむけ、
「私は、このヒトとは関係ありません。
他人です」
とか言い残して、去って行った・・・・。
気持ちはわかるが、失礼なヤツじゃ。

だいたい、「ふっ」とか言った時点で、
私と一緒だっつーの。