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ツェルニーさんはおもしろい。
●浜松楽器博物館で
ついうっかり、懐かしさに負けて「赤のバイエル」「黄色いバイエル」の表紙付のクリアファイルを買ってきてしまった。
アップ。
雰囲気、出てるー。
さすがにうちには
本体は残留してないので、
中身はどんな曲だったか?
までは、よく覚えてないんだけど、ともかくこのシリーズからレッスンに入ったんだよねー。
最初は片手ずつ、
たどたどしくやってた
んだろうが、まあ、
今もちょっと難しいモノは、
片手からたどたどやるので、
やってることは基本的に
変わっていないような気がする。出来なかったら、基本に戻って、ともかくゆっくりゆっくり、よく譜面を読んでやる。何度も繰り返しているうちに、だんだん指が馴染んでくる。
何でも、そうやって、
迷ったら基本に帰って、
ともかく繰り返し練習する。
何度もやるうちに、
少しずつだが、前へ進める。
いつの間にか、
そうやってコツコツ
やるのが好きな性格になっている。
うーむ、三つ子の魂百まで、か?
●バイエルさんの後に来るツェルニーさん
子供の頃は、バイエルだとかツェルニーだとかが、人の名前だ………とは思っていませんでした。
その後ベートーベンだとか、
モーツァルトだとか、
バッハのインベンションとかやる頃になってやっと、
ははぁ、このワケのわからん
カタカナは、どーやら人の名前らしい……と分かってくる。
まだブルグミューラーくらいまでは、人名として認識してなくて、なんか、カタカナの言葉………程度に思っていた。
意外とレッスンでは、
先生はそんな解説はしなかった。まあ、先生にとっては
常識中の常識なんで、
このオマヌケな子供は
そのへんがてんで分かってないんだ!
と気が付かなかったのかもしれない。
昨夜Facebookに上記バイエル赤本・黄色本クリアファイルをアップして、いろいろおしゃべりしていたら、
それぞれに、どの辺で挫折しただとか、こっちはやったけど、あっちは苦手だったとか、みたいな話が盛り上がり、
バイエルさんからツェルニーさんの話題になった。
うちで発掘してみたら、
ボロボロになった
ツェルニー30番が出てきたもんで、またウケていた。
ツェルニー40番という30番の次にやる曲集も、やった覚えはあるんだが、見つからなかった。とりあえず今日はボロボロを引っ張り出して、
ちょっと弾いてみた。幸い、1番の最初の頁以外は、何とか残っていた。
ソーニョの頭脳・gackyさんがピアノレッスン中で、ちょうど今「ツェルニー30番」の中の30番目を練習中である、という話が出て、早速弾いてみた。
おぼろな記憶を辿ると、
20番台後半でかなり苦戦したよーな気がするんだが、
30番そのものは、意外と早く上がったような。
どんなんだったかなー?
と見てみたら、
この曲集に出てくるテクニックの総集編、みたいな
感じのもので、終わり方が何となくスッキリしない曲。
そうだ、そうだ。
昔やった時も、
「あれー? この曲、ここで終わりぃ? なんか、尻切れトンボ……」
と思ったのだった!
で、前の方の曲をペラペラめくって見ていったら、
大好きだった曲を2つ発見!
26番と27番です。
26番は、ちょいと悲劇的な色調を帯びたメロディーだけど、リズムの運びが面白く、弾くと、燃える!
というタイプ。
よく見たらclimaxのところに、ちゃっかり
con fouco(コンフォーコ=火のように)という指示が書いてあった!
先生が鉛筆で
「fire」
と書き入れて下さっていた。へええ。
この当時、英語のファイアーがすぐ分かったかどーか、
てんで当てにならんが、
先生は一生懸命こんな感じで弾くのだ、と教えてくれてたんですねー。
27番は、一変して
優雅な雰囲気の柔らかい色合いの曲。左手を飛ばして、右手が弾いてる場所より高音のところを、ポンポンとはじいてメロディーを作るタイプ。
速度の指示は、結構早いよーなことが書かれているんだけど、私は限りなくLentoっぽくゆったり弾くのが好き♡
ゆったり弾いた方が
メロディーのディナーミクにのめっていけて、楽しい。
他の曲もチョロチョロ見てみましたが、改めて大人になってから見てみると、この曲集、ものすごくベートーベンっぽいよね!
やたらに1拍目にアクセント記号が付いてるし、ハッ!
と気付くと、sf(スフォルツァンド=急にその場所をドドーンとフォルテで鳴らす!)とか、 ff(フォルテッシモ=フォルテよりもさらにズドーンとでかく!)がやたらに書いてある。
うーん、ベートーベンっぽい。
昔はてんで気付かなかったけど、ひょっとして、
ツェルニーさんって、
ベートーベンのお弟子さんとかなのかなー?
で、ズタボロの頁を繰ってみたら、幸いなことに、
解説頁がしっかり残ってたんで、読みました。
わははー(^◇^;)
ヤッパリ、ベートーベンの弟子でした!
そーか。それで、
この曲集の後にやった
ベートーベンに違和感なかったのかー。
曲作り、超似てるよネ!!
この年になって、
やっとそんな音楽史基礎知識を得て、へーへーほーほーしてるんだから、こりゃ、ホントに歩みがノロい!
先生、ごめんなさい!
ヤッパリ不肖の弟子でしたー!
_| ̄|○
で、不肖の弟子は、
今朝方、校正地獄を脱したんで、今日は正々堂々と(?)
ツェルニーさんを楽しみました。
昨日は、休み時間にこっそり
ショパンのバラードにのめり、ハッ!
と気が付いたら1時間
遊んでしまっていた。
↑
だいたい曲が長いんで、途中で引っかかり、引っかかり弾くと、1回通すのに15分はかかるのであった。
↑
バラードの1番。3頁目に出てくるテーマが何故かやたら好きで、時々頭の中をグルグルするので、そーいう日は矢も立てもたまらず、そこだけでも弾こう、とピアノに走ってしまう。私にはかなり難しい箇所がたくさんあるんで、一時期狂ったよーに練習していた曲でアル。
ショパンで、他によく弾くのはワルツ集の3番と10番。どちらも哀調を帯びたメロディーが好き。3番は、ナンとか男爵夫人だかに献呈したものだそーだが、10番は、19歳くらいの作品だって。
どちらもショパンのワルツとしては、それほど有名でない曲なんですけど、なんか、好きなんだよなー。あ、そー言えば上記バラードも、私の好きな1番は、あんまり有名じゃなかった。マイナーなのが好きなオタク根性が選んでいるのか?
↑
よく弾くヤツら。ジャズピアノの譜面は、昔ABBAが歌ってたNightingale sang in Berkeley Squareが難しいけど、好き♡
で、今日はツェルニーさんで結構おなかいっぱい………の気分になり、ショパンには手を出さず、代わりにアンジェラ・アキの「手紙」に手を出してしまった。
歌のラインに寄り添うようなピアノのラインがいいよねー。最後の間奏部分の
ダダダダダってとこが
カッコいいし。
↑
で、喜んで、何度も
ダダダダダっをやる、と。
子供の頃は、結構
夢中で練習してたんだけど、
音楽史のこととか、
音楽の手法とか、
抜け抜けだったような気がする。
つーか、気がするどころの
騒ぎじゃないよーな気がする!
大人になってから、また
古い教本に帰って、
「そうか! こーいうことだったのか!」
と改めて楽しむの、
なかなかデス。
家のどこかに
ブルグミューラーも
埋まってないかな~(*^▽^*)
↑
うちの古ピアノ。
母の趣味で、赤っぽい。
ついうっかり、懐かしさに負けて「赤のバイエル」「黄色いバイエル」の表紙付のクリアファイルを買ってきてしまった。
アップ。
雰囲気、出てるー。
さすがにうちには
本体は残留してないので、
中身はどんな曲だったか?
までは、よく覚えてないんだけど、ともかくこのシリーズからレッスンに入ったんだよねー。
最初は片手ずつ、
たどたどしくやってた
んだろうが、まあ、
今もちょっと難しいモノは、
片手からたどたどやるので、
やってることは基本的に
変わっていないような気がする。出来なかったら、基本に戻って、ともかくゆっくりゆっくり、よく譜面を読んでやる。何度も繰り返しているうちに、だんだん指が馴染んでくる。
何でも、そうやって、
迷ったら基本に帰って、
ともかく繰り返し練習する。
何度もやるうちに、
少しずつだが、前へ進める。
いつの間にか、
そうやってコツコツ
やるのが好きな性格になっている。
うーむ、三つ子の魂百まで、か?
●バイエルさんの後に来るツェルニーさん
子供の頃は、バイエルだとかツェルニーだとかが、人の名前だ………とは思っていませんでした。
その後ベートーベンだとか、
モーツァルトだとか、
バッハのインベンションとかやる頃になってやっと、
ははぁ、このワケのわからん
カタカナは、どーやら人の名前らしい……と分かってくる。
まだブルグミューラーくらいまでは、人名として認識してなくて、なんか、カタカナの言葉………程度に思っていた。
意外とレッスンでは、
先生はそんな解説はしなかった。まあ、先生にとっては
常識中の常識なんで、
このオマヌケな子供は
そのへんがてんで分かってないんだ!
と気が付かなかったのかもしれない。
昨夜Facebookに上記バイエル赤本・黄色本クリアファイルをアップして、いろいろおしゃべりしていたら、
それぞれに、どの辺で挫折しただとか、こっちはやったけど、あっちは苦手だったとか、みたいな話が盛り上がり、
バイエルさんからツェルニーさんの話題になった。
うちで発掘してみたら、
ボロボロになった
ツェルニー30番が出てきたもんで、またウケていた。
ツェルニー40番という30番の次にやる曲集も、やった覚えはあるんだが、見つからなかった。とりあえず今日はボロボロを引っ張り出して、
ちょっと弾いてみた。幸い、1番の最初の頁以外は、何とか残っていた。
ソーニョの頭脳・gackyさんがピアノレッスン中で、ちょうど今「ツェルニー30番」の中の30番目を練習中である、という話が出て、早速弾いてみた。
おぼろな記憶を辿ると、
20番台後半でかなり苦戦したよーな気がするんだが、
30番そのものは、意外と早く上がったような。
どんなんだったかなー?
と見てみたら、
この曲集に出てくるテクニックの総集編、みたいな
感じのもので、終わり方が何となくスッキリしない曲。
そうだ、そうだ。
昔やった時も、
「あれー? この曲、ここで終わりぃ? なんか、尻切れトンボ……」
と思ったのだった!
で、前の方の曲をペラペラめくって見ていったら、
大好きだった曲を2つ発見!
26番と27番です。
26番は、ちょいと悲劇的な色調を帯びたメロディーだけど、リズムの運びが面白く、弾くと、燃える!
というタイプ。
よく見たらclimaxのところに、ちゃっかり
con fouco(コンフォーコ=火のように)という指示が書いてあった!
先生が鉛筆で
「fire」
と書き入れて下さっていた。へええ。
この当時、英語のファイアーがすぐ分かったかどーか、
てんで当てにならんが、
先生は一生懸命こんな感じで弾くのだ、と教えてくれてたんですねー。
27番は、一変して
優雅な雰囲気の柔らかい色合いの曲。左手を飛ばして、右手が弾いてる場所より高音のところを、ポンポンとはじいてメロディーを作るタイプ。
速度の指示は、結構早いよーなことが書かれているんだけど、私は限りなくLentoっぽくゆったり弾くのが好き♡
ゆったり弾いた方が
メロディーのディナーミクにのめっていけて、楽しい。
他の曲もチョロチョロ見てみましたが、改めて大人になってから見てみると、この曲集、ものすごくベートーベンっぽいよね!
やたらに1拍目にアクセント記号が付いてるし、ハッ!
と気付くと、sf(スフォルツァンド=急にその場所をドドーンとフォルテで鳴らす!)とか、 ff(フォルテッシモ=フォルテよりもさらにズドーンとでかく!)がやたらに書いてある。
うーん、ベートーベンっぽい。
昔はてんで気付かなかったけど、ひょっとして、
ツェルニーさんって、
ベートーベンのお弟子さんとかなのかなー?
で、ズタボロの頁を繰ってみたら、幸いなことに、
解説頁がしっかり残ってたんで、読みました。
わははー(^◇^;)
ヤッパリ、ベートーベンの弟子でした!
そーか。それで、
この曲集の後にやった
ベートーベンに違和感なかったのかー。
曲作り、超似てるよネ!!
この年になって、
やっとそんな音楽史基礎知識を得て、へーへーほーほーしてるんだから、こりゃ、ホントに歩みがノロい!
先生、ごめんなさい!
ヤッパリ不肖の弟子でしたー!
_| ̄|○
で、不肖の弟子は、
今朝方、校正地獄を脱したんで、今日は正々堂々と(?)
ツェルニーさんを楽しみました。
昨日は、休み時間にこっそり
ショパンのバラードにのめり、ハッ!
と気が付いたら1時間
遊んでしまっていた。
↑
だいたい曲が長いんで、途中で引っかかり、引っかかり弾くと、1回通すのに15分はかかるのであった。
↑
バラードの1番。3頁目に出てくるテーマが何故かやたら好きで、時々頭の中をグルグルするので、そーいう日は矢も立てもたまらず、そこだけでも弾こう、とピアノに走ってしまう。私にはかなり難しい箇所がたくさんあるんで、一時期狂ったよーに練習していた曲でアル。
ショパンで、他によく弾くのはワルツ集の3番と10番。どちらも哀調を帯びたメロディーが好き。3番は、ナンとか男爵夫人だかに献呈したものだそーだが、10番は、19歳くらいの作品だって。
どちらもショパンのワルツとしては、それほど有名でない曲なんですけど、なんか、好きなんだよなー。あ、そー言えば上記バラードも、私の好きな1番は、あんまり有名じゃなかった。マイナーなのが好きなオタク根性が選んでいるのか?
↑
よく弾くヤツら。ジャズピアノの譜面は、昔ABBAが歌ってたNightingale sang in Berkeley Squareが難しいけど、好き♡
で、今日はツェルニーさんで結構おなかいっぱい………の気分になり、ショパンには手を出さず、代わりにアンジェラ・アキの「手紙」に手を出してしまった。
歌のラインに寄り添うようなピアノのラインがいいよねー。最後の間奏部分の
ダダダダダってとこが
カッコいいし。
↑
で、喜んで、何度も
ダダダダダっをやる、と。
子供の頃は、結構
夢中で練習してたんだけど、
音楽史のこととか、
音楽の手法とか、
抜け抜けだったような気がする。
つーか、気がするどころの
騒ぎじゃないよーな気がする!
大人になってから、また
古い教本に帰って、
「そうか! こーいうことだったのか!」
と改めて楽しむの、
なかなかデス。
家のどこかに
ブルグミューラーも
埋まってないかな~(*^▽^*)
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うちの古ピアノ。
母の趣味で、赤っぽい。
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