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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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まぁた泣いちゃったんだよなぁ・・・
●月曜日は本番(?)二本。

まず午前中は、四ッ谷の修道院へまりさんと。

前もってお電話でお願いしておいたので、
修道院の聖堂(私たちは「お御堂」と言い習わして
ますが)で、シスター追悼のささやかな催しを
致しましたデス。

基本的に、誰かに聴いてもらうためにやった
わけではない、まあ、祈りのために催したもの
なんですけど、そこはそれ、修道院でも気に
かけてくださり、修道院の院長様+シスター一名が
聴いて下さった。

緊張。

院長様とは今回初めてお会いしたので、
シスターとの関係とか、ちょっとお話して
たんですが、どうも泣き虫でダメですねぇ。
もうそれだけで、涙が止まんなくなっちゃって。

どうやら、自分で思っていた以上に、
シスターへの思い入れが強いようです。
シスコン・・・か?

てなわけで、途中で込み上げてくると、
歌、ボロボロ状態・・・で。
まりさんには御迷惑をおかけしました。

詩編の朗読だけは、昨夜も今朝も、
ともかく練習しました。しっかり英語が
しゃべれないと、英語を教えて下さった
シスターに申し訳が立たないですから。
何とか頑張れたような気がします。

グレゴリオ聖歌は、やっぱりもうちょっと
練習した方がいいですね~。
今度はちゃんとリハーサルをばっちり
やりましょお!

●カードをいただきました

式次第終了後、院長様から
シスターのお生まれから帰天された日までの
簡単な略歴を印刷したカードを頂きました。

それによりますと、お生まれは1931年の3月2日で、
私の生まれた日の3日前。そうかぁ、それで
性格的にもピッタリきたんだなぁ。

修道院に入られたのは、1959年9月7日で、
私の生まれるちょうど5ヶ月くらい前。

それだけ長い間、修道院で過ごされたんだよなぁ・・・。

帰天されたのは、4月12日。ご命日という
言い方はカトリックではしないので、
この日はお祝い日(天国に帰られためでたい日
ということで)になるんだろうな。

カードに詩編139からの抜粋の言葉が
印刷されていまして、今、聖書を開いて
探して読んでみました。
素晴らしい詩編でした。

「・・・あなたは、わたしの内臓を造り、
母の体内にわたしを組み立ててくださった。
わたしはあなたに感謝をささげる。
わたしは恐ろしい力によって
驚くべきものに造り上げられている。
御業がどんなに驚くべきものか
わたしの魂はよく知っている。・・・」

長いものなので、抜粋ですが、
これが古代に書かれた詩だなんて、
思えない感じがします。

●形見分けをしていただきました。
100608_2106_01.jpg
院長様に御無理を申し上げてしまいました。

これまでにも、シスターから英語の本を
お借りしたり、頂いたりで、楽しませて
いただいていたんです。3月にお目にかかった
時も、偶然ですが2人揃ってクリスティーに
はまってて、「やっぱりおもしろいわよね~」「ですよね~」なんて話に花が咲いていた・・・と院長様にも
お話したんですよ。

で、出来たら少しご本を頂きたい、と申し上げて
しまいました。そしたら、すぐに探して来て下さり、
貴重なものをたっくさん下さったのです!

注釈がそれはそれは丁寧な文語訳の新約、
英語版の新約、それから英語のお祈りの本、
日本語の詩編の本。合計4冊も、シスターの
愛蔵本を頂いてしまいました。シスターが
使ってらしたしおりが挟まっていたり、小さな
押し花があったり、お名前が裏表紙に書いて
あったり。感激。

その上に、「多分、これはどなたかに差し上げよう
と思って、取り分けていらしたものでしょう」との事で、
素敵な写真集を二冊。信者でいらっしゃる写真家の
方が撮影し、そこに聖書の言葉を添えられたシリーズです。
100608_2111_01.jpgこんな感じの自然の風景写真シリーズのが
一冊。「天の光」というタイトルのもの。

この写真には、「城門よ、頭を上げよ
とこしえの門よ、身を起こせ。栄光に
輝く王が来られる。」という言葉が添えられて
います。ヘンデルの「メサイア」でも
歌われているLift up your heads, O ye gates!
というところ。詩編の24で、写真を撮影した場所は
摩周湖だそうです。

100608_2111_02.jpgもう一冊は、お花や小鳥、蝶々など。
タイトルは「地の彩り」。

「主はわたしを青草の原に休ませ
憩いの水のほとりに伴い
魂を生き返らせてくださる。」
(詩編23)
中富良野のラベンダー畑。

不信心モノで、しょーもない私ですが、
何か、生きる糧のようなもの、は
こうやって頂いているように思います。

人は必ず死ぬ身ですから、
いつかは誰もがいなくなってしまうし、
私もいなくなってしまうのですが、
それでも、こういう温かなものに囲まれて
いけるところまでは、精一杯頑張っていかなければ
・・・なんて思う今日この頃なのであります。
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