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うつくしきまほろば演奏会
●伊豆の国市長岡に到着!
ひびきの皆さんは、ほとんどバス
利用だったのですが、私は電車。
とことことJRと伊豆修善寺鉄道を
乗り継いで、9時頃到着。歩いて
会場のアクシスかつらぎへ向かいました。
駅前から歩いて2分ぐらいで狩野川着。
「かのがわ」と読みますが、鮎釣りの名所。
橋から下を覗くと、既に釣り糸を垂れるヒトが
5,6名は最低でもいた。そー言えば、釣り道具
らしいのを抱えたヒトが、電車にもたくさん・・・。
秋の一日、良い景色を堪能しつつの釣り。
いいかもしんない。
このように、ススキの群生が、
それはもう、美しくて、思わず
シャッターを切りましたデス。
今回歌う江川坦庵のバラード
【瑠璃色の空の下で】に、
「伊豆の国 瑠璃色に透く空の下
美しきまほろば田方平野に
流れきらめく狩野川に」
という一節があるんですけど、
まさに、そういう感じでした~。
こいつぁ、朝からきげんがいいぞぉ~ってな感じ。
ちなみにこの曲は、直木賞作家の
古川薫さん作詞。
韮山の反射炉とか、ペリーの黒船艦隊とか、
テクノクラートとか、むじゅかしい言葉が
たくさん入っておりました。
曲の作りは、「大河ドラマで使ってほしい」
みたいな感じでぇ~、作曲者の松下先生も、
「誰か大河で江川坦庵(太郎左衛門)を
やってくれないかな~」とおっしゃってましたが。
さらに松下先生いわく、
江川坦庵は、偉人すぎちゃうというか、
生涯が全部きっちり分かっていて、
創作の余地がないのと、
あまりドラマチックではない人生・・・
だったみたいで、事績は多いんだけど、
どうもドラマにはなりにくい方のよう・・・とのこと。
大河で一年間もたせるお話作りには
不向きみたいで、せいぜい2時間枠ドラマ
かな・・・みたいな事を言われちゃったんだそーで。
う~む、曲はまさに大河ドラマの
冒頭で聞きたいゾ、という曲なのに、
その点残念無念でありました。
●とりあえず、二日間まるまる本番!
今回の催しは、静岡国民文化祭の
最終イベントで、有終の美を飾るべく、
全国各地からさまざまな合唱団を
呼んでやる大騒ぎ演奏会。
私たちは、県の西部・中部・東部の
合唱団を主軸にした結合体で、
総勢実に233名。伊豆の国市を中心とした
東部の他は、中部はひびき中心、
西部はヴォア・ヴェールさんが大挙して
やって来てくれたんで、これが心強い。
ちなみにヴォア・ヴェールの団長さんから
名刺を頂きましたが、カワイで出してる
譜面作成ソフトとか、合唱練習用ソフトとか、
実は団長さんが開発者なのでありました!
そ~か~、合唱やってる人が開発者なのか~。
道理で~。
で、それ以外に全国から来た団体が
14! 右を向いても左を見ても、
合唱団だらけ~!
静岡市からもterraさんなど来てらした
んですけどね、結局客席で聞いている
余裕がなくて、「あ、来てたんだ!」とか
言って、いっちゃんやみどりさん、ぼくちゃん、
宏さん、はーみーさん、くみちゃん等々、おしゃべり+
飲みに入ったのは、打上げ会場に入ってから。
で、みどりおねー様と組んで、
みどりおねー様ソロステージをやろう、
ピアノはへなちょこで良ければ私が
担当すれば、ロハでいける・・・みたいな
話や、
アンサンブルに若い衆を入れよう
ってんで、いっちゃんと画策して
terraの若い衆をつかまえたりしてきました。
(そうそう、書き忘れてましたが、
ひびきのりかちゃんもアンサンブル参加
決まりました。得意技は、ぬいぐるみに
魂を入れることだそーで、限りなく
麻ちゃんといとー君と気が合うヒトです。
なんのこっちゃ)
あ、そうだ、なぜか静岡男声の飯田さんが
またカメラマンしていた。この方は、
ひびきHPのお助けマンさんで、
私が原稿だけ書いて送ると、
あとはきれい~にアップしてくださるという
お優しい方です。最近、マラソンの話題が
出ないが、やっぱり走りまくっているんだろーな。
・・・てな状態で、昼間の演奏会も忙しかったのですが、
(この日は江川坦庵の曲だけだったので、
気持ちにまだ余裕があった)夜の
レセプションが、やたら
忙しい状態に。
会場は、伊豆ようらんセンターというところで、
お庭がこんな風にライトアップされてましたぁ。
223名+14団体が
一同に会してますんで、たぶん
500名くらいいたんじゃないかと
思います。で、最初に歓迎の
出し物として、長岡の温泉芸者
さんたちの踊りをいろいろ拝見。
「ノーエ節」なんてあったんですが、伊豆の
方々は、さすがです。「ノーエ節」の歌詞など、
私どもは一番きりしか知りませんが、皆様は
当然のお顔で、五番まで暗譜で歌いきって
おられました。お、恐れ入りました。
で、乾杯の音頭の前に、既に
飢えて、喉も渇いていたもんだから、
隅っこのテーブルにいたってのも
あって、ちゃっかりドンドン飲み始め
てしまった!
テーブルに出ていたのが、このビール。
御殿場高原ビールで作っているピルスで、
「伊豆の国ビール」。
こ~れ~が、美味しい~!!
ビールが不得意で、小ジョッキでも
飲むのに苦労する私が(ええと、単に
炭酸に弱いのですが)、美味しくて、
コップで3杯ぐらい一気飲みしてしまい
ました! また飲みたいです。
●う~れ~し~いサプライズが!
今回の演奏会は、最後に
「富士の山」と「ふるさと」を
全体合唱でやる、というお話だったん
ですが、直前になって「大地讃頌」もやる、
って話が回ってきました。
ふつー、中高生がやる曲で、
合唱人なら暗譜していて当たり前、
なんですが、私の場合、中高は
ミュージカルばっかりやってたもんでぇ、
大学に入って、愛唱歌集で見ただけ・・・
で、正確に覚えてない。
あわてて譜読みし直し、とりあえず準備
してたんですが、どなたが振られるのか、
情報がまったく入らない。
練習もないし、どーなってんだろう?
と、みんなでヒソヒソ言ってたんですが。
そ、それが、驚くじゃありませんか!
なんと、全日本合唱連盟の
浅井敬壹先生が振ってくださるって、
当日渡された資料に書いてある!
きゃい~ん!
でも、待てど暮らせど、
浅井先生のリハがない~!
どこにいるかもわからない~!
ほんとに、来て振ってくださるのか、
不安~!
・・・とわなわなしてましたら、
私たちのステージ終了後、
全体合唱をやる段になって、
スキップするよーにステージに
出てらっしゃった。
うわぁ、本物の浅井先生だぁ。
小さい人なんだ~・・・とか
思っていたら、
リハも何もなしなのに、
ニコニコしながら、すっごい
力で223人をまとめ上げて下さった。
なんか、「大地讃頌」一曲で、
一気に汗が出てしまった。
・・・で、レセプションでも、
も一回「大地讃頌」を振って
下さいました。
なんでも、三日ぐらい前にFAXが
来て、伊豆長岡に来て振るよーに
言われたんですよ~、とニコニコ
おっしゃってましたがぁ、お忙しい中、
遠くまで御苦労様でした。
至福体験させていただきましたデス。
●夜は長い・・・
レセプションも終わり、さ、温泉だ、温泉だ、
と思っていたんですがぁ、
ついうっかり、麻ちゃんに
フェイスマッサージだの、あんまだの
して遊んでしまって遅くなり、
さらに男衆に館内電話で飲み会に
呼び出され、夜中まで飲んでしまった。
次回演奏会の事も含めて、
浅野先生を囲んでおしゃべりを・・・と
言うので、行ってみたら、周りは
温泉入っていいご機嫌の
浴衣のおじさまばっかりだった・・・。
団長が隠し持っていた焼酎を
頂いてしまい、なんか、松井先生の
合宿のよーな雰囲気。
何せ今、うちの団には、松井先生のとこに
いらした森さんが静岡に引っ越されて
入団されてるんで、どーもそーいう雰囲気。
(ちなみに森さんは、8日はテナーソロを
務められました。ステキでしたよ)
で、お開きになって、部屋に戻ったら、
もう十二時で、温泉は十二時で閉められる
というので、がっかり・・・・。
その後、まゆりんの青春の悩み相談室に
なってしまい、寝たの、二時・・・。
酔っ払ってるし~、このところ校正で
寝てないし~、どーなっちゃうんだぁ。
●朝湯で気合いを入れる!
せっかく長岡まで来たんだから、
温泉は入らにゃソン!
幸い集合時間と朝食時間の間が
一時間空いていたので、まず食べてから、
ゆっくり温泉、とう計画を立てた。
で、この宿泊施設なんですがぁ、
老人保養施設だそーで、その名も寿荘・・・ええとぉ、
ほとんど、松井先生のとこで行った
神奈川の合宿所みたい。
お部屋も広々してきれいだし、
食事がとってもナイスでした。
なにせ、朝から、イカ刺しは出るわ、
脂ののったブリの照り焼きは出るわ、
しらすは出るわ、板わさは出るわ、
地鶏のサラダは出るわ、で、
サラダの中にさりげなくカニ足は入ってるわ、
で、そりゃもう、豪勢。
さすがにカニは「かまぼこでしょう」と
みんなで言ってたんだけど、ほんまもん。
それも、すっご美味しかったです。
よくよく考えてみたら、これって、
みんな伊豆で獲れるもの。
地産地消!!
そう言えば、こんなお煎餅も
いただきましたね。
これ、えびせんみたいな感じのもので、
「たこわさびせん」。
わさび、かなり利いてます~!
この保養施設は、一泊7000~8000円ぐらい。
合宿するのに、いいかもしんない~。
そうそう、肝心のお風呂ですが、
とぉってもきれいで、天井が檜。良い香りが
しましたデス。で、ちょこっとジャグジーも付いて
まして、早速使いまくり。ちなみに、ジャグジー
というのは、日本語になってしまった言い回し
ですが、正しくは、「ジャクージー」jacuzziで、
「クー」のところにアクセントがあります。元々は
商標だそーです。さ、repeat after me!
ジャクージーで気合いを入れ、
さらにお風呂の外に設置されていた
あんま機で、さらなる気合いを!
・・・入れられるわけもなく、だら~・・・と
なっちゃったんですけど、少し疲れが
とれたよーな気が。
●ついに「水脈速み」(みおはやみ)初演!
直前まで、結構何度も練習が入り、
大変でしたが、最後の練習では、
松下先生自ら発声練習までやって下さり、
楽しかったぁ。
練習を通じて、先生の率直さ、
音楽に対する厳しさ、
お茶目さ、
たっぷり堪能させていただき、
楽しかったです~。
この演奏会直前に、カワイ出版から
正規の譜面も出版されましたんですが、
なんか、初版で出るの、実に200とか300部の
世界だそうで。(えと、出版サイドの人が、
そういう事を言っちゃ困ります、とあせっていたが)
えええ~っ!
昨今は出版業界も渋くて、
普通の本も発行部数をかなり
抑えられているもんですがぁ、
ハードカバーで初版4~5000部、
文庫で1万5000部くらいは出るもんです。
そうかぁ、楽譜の世界って、一桁違う
んですねぇ。これじゃあ、ひとつかふたつの
合唱団がやって、人気のない曲は
すぐに絶版になったりしちゃいますよね・・・。
心血注いで書いた曲が、そんな哀しいことに
なっちゃう場合も、あるんですね。
はばかりながら、同じ作り手サイドの末席を
汚す私としては、いい作品はどんどん
広めてもらわなくちゃ、とちと義憤に燃え
ました。
ところで、
偶然隣同士で歌うことになった
若くてきっれ~なお嬢さんが、
実は伊豆新世紀創造祭記念合唱団の
代表者格の方で、指揮者の代理もする
方というので、いろいろお話をうかがった
のですが、そちらは信長さんの曲を
委嘱作品初演でやられるそうで、
信長さんといろいろお話されたり、
会われたり・・・というので、
丸秘?エピソードもさまざまお聞き
できました。信長さんは、とっても
穏やか~な方だそうですよ。
12月20日に三島でコンサートだ
そうです。先程、ひびきHPでも
演奏会情報として宣伝しようと
思って原稿を送ったところですが、
ご興味のある方は、どうぞ上記
合唱団のHPで
詳細情報を。
いかん、いかん。
あまりに盛りだくさんの二日間なので、
書くことが支離滅裂である。
ともあれ、「水脈速み」の初演をやりました。
大、成功、だと思います。
聞きに来てくれたいとー君が、
「やりたい、やりたい、やりたい~!」
と叫んで帰って行きました。
そして、長岡駅で偶然松下先生に
会ったので、ちゃっかりサインを
おねだりしたんだそーです。
ちぇ~、いいな~。
私は結局機会を逸して、
もらいませんでした・・・。
今思うと、惜しいことしたよーな。
ひびきの皆さんは、ほとんどバス
利用だったのですが、私は電車。
とことことJRと伊豆修善寺鉄道を
乗り継いで、9時頃到着。歩いて
会場のアクシスかつらぎへ向かいました。
駅前から歩いて2分ぐらいで狩野川着。
「かのがわ」と読みますが、鮎釣りの名所。
橋から下を覗くと、既に釣り糸を垂れるヒトが
5,6名は最低でもいた。そー言えば、釣り道具
らしいのを抱えたヒトが、電車にもたくさん・・・。
秋の一日、良い景色を堪能しつつの釣り。
いいかもしんない。
このように、ススキの群生が、
それはもう、美しくて、思わず
シャッターを切りましたデス。
今回歌う江川坦庵のバラード
【瑠璃色の空の下で】に、
「伊豆の国 瑠璃色に透く空の下
美しきまほろば田方平野に
流れきらめく狩野川に」
という一節があるんですけど、
まさに、そういう感じでした~。
こいつぁ、朝からきげんがいいぞぉ~ってな感じ。
ちなみにこの曲は、直木賞作家の
古川薫さん作詞。
韮山の反射炉とか、ペリーの黒船艦隊とか、
テクノクラートとか、むじゅかしい言葉が
たくさん入っておりました。
曲の作りは、「大河ドラマで使ってほしい」
みたいな感じでぇ~、作曲者の松下先生も、
「誰か大河で江川坦庵(太郎左衛門)を
やってくれないかな~」とおっしゃってましたが。
さらに松下先生いわく、
江川坦庵は、偉人すぎちゃうというか、
生涯が全部きっちり分かっていて、
創作の余地がないのと、
あまりドラマチックではない人生・・・
だったみたいで、事績は多いんだけど、
どうもドラマにはなりにくい方のよう・・・とのこと。
大河で一年間もたせるお話作りには
不向きみたいで、せいぜい2時間枠ドラマ
かな・・・みたいな事を言われちゃったんだそーで。
う~む、曲はまさに大河ドラマの
冒頭で聞きたいゾ、という曲なのに、
その点残念無念でありました。
●とりあえず、二日間まるまる本番!
今回の催しは、静岡国民文化祭の
最終イベントで、有終の美を飾るべく、
全国各地からさまざまな合唱団を
呼んでやる大騒ぎ演奏会。
私たちは、県の西部・中部・東部の
合唱団を主軸にした結合体で、
総勢実に233名。伊豆の国市を中心とした
東部の他は、中部はひびき中心、
西部はヴォア・ヴェールさんが大挙して
やって来てくれたんで、これが心強い。
ちなみにヴォア・ヴェールの団長さんから
名刺を頂きましたが、カワイで出してる
譜面作成ソフトとか、合唱練習用ソフトとか、
実は団長さんが開発者なのでありました!
そ~か~、合唱やってる人が開発者なのか~。
道理で~。
で、それ以外に全国から来た団体が
14! 右を向いても左を見ても、
合唱団だらけ~!
静岡市からもterraさんなど来てらした
んですけどね、結局客席で聞いている
余裕がなくて、「あ、来てたんだ!」とか
言って、いっちゃんやみどりさん、ぼくちゃん、
宏さん、はーみーさん、くみちゃん等々、おしゃべり+
飲みに入ったのは、打上げ会場に入ってから。
で、みどりおねー様と組んで、
みどりおねー様ソロステージをやろう、
ピアノはへなちょこで良ければ私が
担当すれば、ロハでいける・・・みたいな
話や、
アンサンブルに若い衆を入れよう
ってんで、いっちゃんと画策して
terraの若い衆をつかまえたりしてきました。
(そうそう、書き忘れてましたが、
ひびきのりかちゃんもアンサンブル参加
決まりました。得意技は、ぬいぐるみに
魂を入れることだそーで、限りなく
麻ちゃんといとー君と気が合うヒトです。
なんのこっちゃ)
あ、そうだ、なぜか静岡男声の飯田さんが
またカメラマンしていた。この方は、
ひびきHPのお助けマンさんで、
私が原稿だけ書いて送ると、
あとはきれい~にアップしてくださるという
お優しい方です。最近、マラソンの話題が
出ないが、やっぱり走りまくっているんだろーな。
・・・てな状態で、昼間の演奏会も忙しかったのですが、
(この日は江川坦庵の曲だけだったので、
気持ちにまだ余裕があった)夜の
レセプションが、やたら
忙しい状態に。
会場は、伊豆ようらんセンターというところで、
お庭がこんな風にライトアップされてましたぁ。
223名+14団体が
一同に会してますんで、たぶん
500名くらいいたんじゃないかと
思います。で、最初に歓迎の
出し物として、長岡の温泉芸者
さんたちの踊りをいろいろ拝見。
「ノーエ節」なんてあったんですが、伊豆の
方々は、さすがです。「ノーエ節」の歌詞など、
私どもは一番きりしか知りませんが、皆様は
当然のお顔で、五番まで暗譜で歌いきって
おられました。お、恐れ入りました。
で、乾杯の音頭の前に、既に
飢えて、喉も渇いていたもんだから、
隅っこのテーブルにいたってのも
あって、ちゃっかりドンドン飲み始め
てしまった!
テーブルに出ていたのが、このビール。
御殿場高原ビールで作っているピルスで、
「伊豆の国ビール」。
こ~れ~が、美味しい~!!
ビールが不得意で、小ジョッキでも
飲むのに苦労する私が(ええと、単に
炭酸に弱いのですが)、美味しくて、
コップで3杯ぐらい一気飲みしてしまい
ました! また飲みたいです。
●う~れ~し~いサプライズが!
今回の演奏会は、最後に
「富士の山」と「ふるさと」を
全体合唱でやる、というお話だったん
ですが、直前になって「大地讃頌」もやる、
って話が回ってきました。
ふつー、中高生がやる曲で、
合唱人なら暗譜していて当たり前、
なんですが、私の場合、中高は
ミュージカルばっかりやってたもんでぇ、
大学に入って、愛唱歌集で見ただけ・・・
で、正確に覚えてない。
あわてて譜読みし直し、とりあえず準備
してたんですが、どなたが振られるのか、
情報がまったく入らない。
練習もないし、どーなってんだろう?
と、みんなでヒソヒソ言ってたんですが。
そ、それが、驚くじゃありませんか!
なんと、全日本合唱連盟の
浅井敬壹先生が振ってくださるって、
当日渡された資料に書いてある!
きゃい~ん!
でも、待てど暮らせど、
浅井先生のリハがない~!
どこにいるかもわからない~!
ほんとに、来て振ってくださるのか、
不安~!
・・・とわなわなしてましたら、
私たちのステージ終了後、
全体合唱をやる段になって、
スキップするよーにステージに
出てらっしゃった。
うわぁ、本物の浅井先生だぁ。
小さい人なんだ~・・・とか
思っていたら、
リハも何もなしなのに、
ニコニコしながら、すっごい
力で223人をまとめ上げて下さった。
なんか、「大地讃頌」一曲で、
一気に汗が出てしまった。
・・・で、レセプションでも、
も一回「大地讃頌」を振って
下さいました。
なんでも、三日ぐらい前にFAXが
来て、伊豆長岡に来て振るよーに
言われたんですよ~、とニコニコ
おっしゃってましたがぁ、お忙しい中、
遠くまで御苦労様でした。
至福体験させていただきましたデス。
●夜は長い・・・
レセプションも終わり、さ、温泉だ、温泉だ、
と思っていたんですがぁ、
ついうっかり、麻ちゃんに
フェイスマッサージだの、あんまだの
して遊んでしまって遅くなり、
さらに男衆に館内電話で飲み会に
呼び出され、夜中まで飲んでしまった。
次回演奏会の事も含めて、
浅野先生を囲んでおしゃべりを・・・と
言うので、行ってみたら、周りは
温泉入っていいご機嫌の
浴衣のおじさまばっかりだった・・・。
団長が隠し持っていた焼酎を
頂いてしまい、なんか、松井先生の
合宿のよーな雰囲気。
何せ今、うちの団には、松井先生のとこに
いらした森さんが静岡に引っ越されて
入団されてるんで、どーもそーいう雰囲気。
(ちなみに森さんは、8日はテナーソロを
務められました。ステキでしたよ)
で、お開きになって、部屋に戻ったら、
もう十二時で、温泉は十二時で閉められる
というので、がっかり・・・・。
その後、まゆりんの青春の悩み相談室に
なってしまい、寝たの、二時・・・。
酔っ払ってるし~、このところ校正で
寝てないし~、どーなっちゃうんだぁ。
●朝湯で気合いを入れる!
せっかく長岡まで来たんだから、
温泉は入らにゃソン!
幸い集合時間と朝食時間の間が
一時間空いていたので、まず食べてから、
ゆっくり温泉、とう計画を立てた。
で、この宿泊施設なんですがぁ、
老人保養施設だそーで、その名も寿荘・・・ええとぉ、
ほとんど、松井先生のとこで行った
神奈川の合宿所みたい。
お部屋も広々してきれいだし、
食事がとってもナイスでした。
なにせ、朝から、イカ刺しは出るわ、
脂ののったブリの照り焼きは出るわ、
しらすは出るわ、板わさは出るわ、
地鶏のサラダは出るわ、で、
サラダの中にさりげなくカニ足は入ってるわ、
で、そりゃもう、豪勢。
さすがにカニは「かまぼこでしょう」と
みんなで言ってたんだけど、ほんまもん。
それも、すっご美味しかったです。
よくよく考えてみたら、これって、
みんな伊豆で獲れるもの。
地産地消!!
そう言えば、こんなお煎餅も
いただきましたね。
これ、えびせんみたいな感じのもので、
「たこわさびせん」。
わさび、かなり利いてます~!
この保養施設は、一泊7000~8000円ぐらい。
合宿するのに、いいかもしんない~。
そうそう、肝心のお風呂ですが、
とぉってもきれいで、天井が檜。良い香りが
しましたデス。で、ちょこっとジャグジーも付いて
まして、早速使いまくり。ちなみに、ジャグジー
というのは、日本語になってしまった言い回し
ですが、正しくは、「ジャクージー」jacuzziで、
「クー」のところにアクセントがあります。元々は
商標だそーです。さ、repeat after me!
ジャクージーで気合いを入れ、
さらにお風呂の外に設置されていた
あんま機で、さらなる気合いを!
・・・入れられるわけもなく、だら~・・・と
なっちゃったんですけど、少し疲れが
とれたよーな気が。
●ついに「水脈速み」(みおはやみ)初演!
直前まで、結構何度も練習が入り、
大変でしたが、最後の練習では、
松下先生自ら発声練習までやって下さり、
楽しかったぁ。
練習を通じて、先生の率直さ、
音楽に対する厳しさ、
お茶目さ、
たっぷり堪能させていただき、
楽しかったです~。
この演奏会直前に、カワイ出版から
正規の譜面も出版されましたんですが、
なんか、初版で出るの、実に200とか300部の
世界だそうで。(えと、出版サイドの人が、
そういう事を言っちゃ困ります、とあせっていたが)
えええ~っ!
昨今は出版業界も渋くて、
普通の本も発行部数をかなり
抑えられているもんですがぁ、
ハードカバーで初版4~5000部、
文庫で1万5000部くらいは出るもんです。
そうかぁ、楽譜の世界って、一桁違う
んですねぇ。これじゃあ、ひとつかふたつの
合唱団がやって、人気のない曲は
すぐに絶版になったりしちゃいますよね・・・。
心血注いで書いた曲が、そんな哀しいことに
なっちゃう場合も、あるんですね。
はばかりながら、同じ作り手サイドの末席を
汚す私としては、いい作品はどんどん
広めてもらわなくちゃ、とちと義憤に燃え
ました。
ところで、
偶然隣同士で歌うことになった
若くてきっれ~なお嬢さんが、
実は伊豆新世紀創造祭記念合唱団の
代表者格の方で、指揮者の代理もする
方というので、いろいろお話をうかがった
のですが、そちらは信長さんの曲を
委嘱作品初演でやられるそうで、
信長さんといろいろお話されたり、
会われたり・・・というので、
丸秘?エピソードもさまざまお聞き
できました。信長さんは、とっても
穏やか~な方だそうですよ。
12月20日に三島でコンサートだ
そうです。先程、ひびきHPでも
演奏会情報として宣伝しようと
思って原稿を送ったところですが、
ご興味のある方は、どうぞ上記
合唱団のHPで
詳細情報を。
いかん、いかん。
あまりに盛りだくさんの二日間なので、
書くことが支離滅裂である。
ともあれ、「水脈速み」の初演をやりました。
大、成功、だと思います。
聞きに来てくれたいとー君が、
「やりたい、やりたい、やりたい~!」
と叫んで帰って行きました。
そして、長岡駅で偶然松下先生に
会ったので、ちゃっかりサインを
おねだりしたんだそーです。
ちぇ~、いいな~。
私は結局機会を逸して、
もらいませんでした・・・。
今思うと、惜しいことしたよーな。
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