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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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いざ起ての誤解(再録)
●ひとつ前の記事がちと長すぎた

自分の携帯で読み直してみたら、
最後のオチまで読めませんでした・・・。

ので、一応、「いざ起て」部分のみ、
再録しておきまぁす。


●「いざ起て」の誤解

さくらちゃんがネットで調べた結果、
「いざ起て」は、元々は賛美歌だっつーんですよ。

だから、このいくさびとってのは、
神のいくさびとなんですって。

えええ~!
そんなアホな!

で、私もすぐにネットで調べてみたら、
やっぱり愛唱歌なんで、どんな由来なんだろ?
と思って調べて、「えええ~!」となった
人が多いらしく、いろいろ出て来ました。

まず、作曲者名は、「グラナハム」と
日本では言い習わされていますが、
正しくは、James McGranahan(ジェームズ・マクグラナハン)さん。そして、作詞者は
Daniel Webster Whittle(ダニエル・ウェブスター・
ウィットルさん)であるそーです。

さらに英語のサイトを読んでみたところ、
この二人は組んでアメリカ中を伝道して
歩いていた伝道師さんたち。

ウィットルさんは、南北戦争で負傷して
右腕を失い、その後天啓を受けて伝道師となり、
major(大佐)だったので、以後ウィットル大佐と
呼ばれて有名になった方。

マクグラナハンさんは、将来を嘱望された
テノール歌手で、オペラの道に進むつもり
だったのですが、ウィットルさんと組んで
伝道していたやはり男声歌手のBlissブリス
さんという親友に勧められ、伝道か、オペラかで
悩んでいた。

ところが、親友ブリスさんは夫人とともに
事故で急逝。マクグラナハンさんは、これは
召命ではないか・・・と感じ、ブリスさんの後を
継いで、ウィットル大佐と全国を伝道して
歩く道を選んだのだとか。

ウィットルさんが詩を書き、マクグラナハンさんが
曲をつけた賛美歌は200篇にも及ぶそうですが、
マクグラナハンの名前で書いたものと、
El Nathan(エル・ナタン)の筆名で書いたものが
あるそうです。

で、家にある英語の賛美歌集2冊を
探しまくったんですが、
「いざたて」は入ってませんでした。
一曲だけ
O Christ, in Thee My Soul Hath Found
という威勢のいい、ちょっと行進曲っぽいのを
見つけました。なるほど、テノールが歌ったら
かっこよさげです。

ちなみにネット上で見つけた
「いざたて」の本来の歌詞はこんなの・・・という
情報によると(英語が書いてないのが困る。
調べが続かない)

起て キリストを信ずる救いの子らよ
目を覚ませ 勇壮なる民よ
シオンの地の敵前に立ち塞がれ
起て キリストを信ずる救いの子らよ
目を覚ませ 勇壮なる民よ
シオンの地の敵前に立ち塞がれ
聖歌を力強く響かせよ
大海の雷鳴の如く
我らの業を贖罪せし
キリストの血を以て
我らは勝利者となる

・・・だそうです。
多分日本に輸入された時に、
いろいろ誤解があったんでしょうね~。

とは言え、このステキな歌の
魅力が半減することは全くないような
ステキなバックグラウンドストーリーでした。
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